■ 番外編(最終回) 撮影下手、アルバムを眺める
※ プレイの振り返りなので、本当にネタバレしまくっています。ご注意。
TOEMプレイ日記、いよいよ最終回です。
番外編と最終回は別物ではないのかとお思いの方、私もそう思うので安心してください。
今回は軽めのプレイ感想のほか、日記本編では触れなかった隠し要素や、公開しなかったスクショを見返していきます。
ネタバレしても一向に構わない方は、よろしくお付き合いください。
まずはプレイ後の感想から。最後の締めにしようかと思いましたが、以降はネタバレまみれになるので先に書いておきます。
とても楽しかった。ひたすらに楽しかった。
登場するキャラクターがいちいち魅力的で、素でツッコミを入れていることもしばしばでした。
はじめこそは「可愛い」「優しい世界」という表現に惹かれて遊び始めた本作。
実際のところはそう優しいわけでもなく、辛辣な表現の皮肉、社畜、怠惰、虚栄……そういった類の、実生活では散々うんざりさせられている生々しいものが、普通に存在しているわけです。
それでもこの世界が優しいのは、「許容」が共存しているからなのかもしれません。
それは「無関心」と紙一重で、優しくないもの達が良くも悪くも「ほったらかし」にされているわけですが、それらが排他されない世界であるのならば、やはりこの世界は優しいのです。
人も動物も幽霊もよくわからない何かも、すべてが同じように生きている世界。
……自分でも何言ってるのか分からなくなってきたから、もうやめておこう。
モノクロで描かれた世界の中、トーエム、そしてとある場所の中にだけ「色」が存在する意味。
それを、もうちょっと考えてみようと思っています。
電波感想文はほどほどにして、次は隠し要素(?)について。
ここからはネタバレ防止のための画像加工からは解き放たれているので、ご注意ください。
キイルバーグにて
前回の最後にわざとらしく貼っていた2枚の画像。場所はキイルバーグの吹雪エリアです。
意味深な額縁が飾ってあったので、なんとなくイエティの写真を飾っていたわけですが、ちゃんと意味があることを後から知りました。イエティ関係なかった。
額縁に入れるのはトーエムの写真。雪に隠されていた右側のドアが出現します。
ヒントはクエストで集めていた4種の壁画の物語です。
ドアの中は、一見、なんの変哲もないリビング。
飾られた絵画とTVに映された映像は(画像では確認できないけど)、鮮やかな色彩を放っています。
そしてソファに座っているのは……。
ちなみに住人とは会話が可能。何を話してくれるかは、実際にプレイして君の目で確かめて欲(略)
これが一つ目の隠し(かどうかは解らないけど)要素でした。
もう一つは、バストーにあります。しかも二段構え。
バストーにて
日記本編では触れませんでしたが、バストーでの生き物コレクションに「タトキング」がいます。
本編から続く可愛不思議生物「タト」達の、総大将なのかもしれません。
隠された場所にいるタトキングを見付けるのは、なかなか骨が折れます。私もノーヒントでは無理でした。
スライドパズルを完成させることで撮影可能となるタトキング。
威厳有る姿に、壁画といえども圧倒されますね。……え? 集中線? 何のことやら。
そうそう、壁画といえば、こんな壁画もありました。
タトキング3点セット。下2つは入手しましたが、王冠はありません。
これ、てっきりタトキングの暗喩だとばかり思ってたんですが、それだけではありませんでした。
撮影したタトキングの写真を……
とある場所にある額縁に飾ると……
何かが出現して……
王冠が出て来ましたよ!?
……この時点で、こんなの解ってたまるか! というレベルなのですが、まだ終わらない。
壁画の3点セットを装備し、タトキングの壁画のもとへ行くと……
な、何事!?
!!!??????
と、いうわけで、生きたタトキングへのお目通りが許されます。
このタトキングを撮影すると、写真も更新されました。
普通、王冠取った時点で満足しちゃうよね……。
装備してここに戻るっていう発想には……いや、ネタでやろうとした可能性はあるな。
以上が、バストーでの隠しイベントでした。
最後に、本編オークヴィルのホテルで見ることが出来る隠し実績に関して。これも自力では気付けませんでした。
周りには「自力で見付けたよー」という方が結構いらっしゃったのですが、まぁ私には無理だよね!
……カメラぐるぐるさせるの、割とやりまくってたんだけどなぁ(´Д⊂
以上、隠し要素についてはここまでにしておきます。
最後に、撮影した写真をいくつかピックアップしてみたよ。
誰もが一番最初に撮影したであろう、おばあちゃん。鼻と口のあたりが柔らかそう。
今更なんですけど、主人公と彼女はどういった生物なんでしょうかね?
ホームランダにいる近所(?)のおじいちゃん。ヒゲと顔の輪郭が融合してる2頭身。
木靴ありがとう。脱いだら劇的に速く歩けたよ。


スタンハムの発電所の表彰マウント所員君。最初、左の写真を飾ってあげてましたが、クエストのために右に変えました。
申し訳ないから、社員さんも半分だけ。それにつけても絵に描いたようなキイルバーグ帰り。

この世界には不思議なものが沢山出て来ますが、その中で、何故か一番薄気味悪さを感じたもの。
元ネタとかモチーフを知りたいような、知りたくないような。


ログシティの生き物5体撮影クエストのため撮ったもの。左の心霊写真はNGでした。
右がOKをもらえたもの。これを撮るまでにかなり時間を費やした記憶……。

同じくログシティのグラフティアート。タベラレナイ。

キイルバーグの天文台(?)にて。やたらと気に入った一枚。

天体望遠鏡使用時、気になって撮影してみたんですが、結局、何もなかったなぁ。
キイルバーグではもう一人、塔に住む老人がめっちゃ好きなんですが、なぜか写真撮り忘れてた……。
あの「ワッパドゥ! ワッパディ!」だったか、謎の呪文と動きがクセになる。
そして、私が撮影したトーエムはこんな感じ。
一番うまく撮れた(と思ってる)やつです。美しいですね。
これを見た瞬間、なぜこのゲームがモノクロであるのかが、ほんの少しだけ解った気がします。
そして主人公。性別不詳だけど、めっちゃかわいい。グッズ出たら欲しい。
さて、今回も入れて全7回でお送りしましたトーエムのプレイ日記。
そろそろお別れのお時間でございます。
攻略的なネタバレは極力控えるスタイルで進めたので、物足り無く感じられたかもしれません。
でも、攻略を見ながら解くと面白さが半減どころか10分の1ぐらいになっちゃうタイプのゲームなので、自分で考えた方が楽しいと思うのです。
いつでもサクっとセーブ&中断出来るし、総プレイ時間もそこまで長くはないので、遊ぶゲームに迷ったら、ちょっと遊んでみてはいかがでしょうか?
では、私はそろそろバカンスに戻りますね。
また次のゲームでお会いしましょう!
にゃーん。
[2023.January]