ポケットモンスター スカーレット プレイ日記 第18回

投稿者: | 2023年7月9日

■ 第18回 おうちにかえろう


皆様こんにちは、クロガネです。前方に見えるのが「ゼロラボ」でございます。
今回はこちらにお邪魔して、オーリム博士にお話を伺いたいと思います。
……戦闘? まさかそんなまさか。こちとら一介の学生さんですよ?

【注意】
今回は一部、核心部分のネタバレが含まれます!
見たくない方はご注意ください!

ゼロラボ


遂に到達しました「ゼロラボ」。結晶体にとりこまれてピッカピカです。
博士によれば、エリアゼロ内の結晶体が持つ不思議エネルギーにより、生物は能力変化するし、機械は機能上昇しちゃうしと、それはもう凄いことになるらしいよ!

ちなみに「テラスタルオーブ」も、エリアゼロの結晶体で出来てるそう。
一部の人間しか知らない……って、大丈夫? クロガネくん消されたりしない?

さて、いよいよラボの入口を開ける時がきました。
が、扉を開けると中の危険なポケモン達が外に飛び出しちゃうので、準備を済ませてからゲートを開けるようにとアドバイスが。はいはい、イベントバトルね。

更には、コライドンをボールから出す展開に。
コライドンは本来強いポケモンであり、この地はコライドンにとって故郷だからと、皆から圧をかけられちゃった。


そんな一行の様子を、高台から見下ろしている謎の影。
その正体は、もう一体のコライドンでした。既にバトルフォーム。仕上がってるねぇ。


一行の前に立ちはだかる謎ライドン。
うちのコライドンちゃんの家族かと思いきや、激しく威嚇され完全に怯えちゃってます。
冠羽(なのかな)が垂れちゃって、可哀想なんだけど可愛い……!

うちのコライドンは相手をする価値も無い、とでも思ったのでしょうか。謎ライドン改め強ライドンはラボ内へと姿を消しました。
そして今度は博士の警告通り、ラボから出てきた古代のポケモン達との連戦が待っています。


古代のポケモン達に取り囲まれた一行。三人と協力しての三連戦になります。
戦闘が終わっても数は減っておらず、この場は三人に任せ、クロガネくんは先行することに。

ペパーからの叱咤激励により腹を括った(らしい)コライドンを連れ、一足先にラボへと突入するクロガネ。
え? 珍しく大人しくしてるって? ……ここ、奇行に走らせる余裕がなくって。

ゼロラボ内部

奥の研究室らしき空間で待っていたのは、オーリム博士でした。ようやく御本人の登場です。
強ライドンも姿を見せたものの、博士がマスターボールに戻しちゃった。


博士によれば、コライドンは強ライドンとの縄張り争いに負け、エリアゼロから逃げ出していたようです。
なるほど、そりゃあボールから出たくないわなぁ。おっかないもん。

なんともあっさりとコライドンの事情(?)が判明しましたが、今度は博士の番。
彼女は、とんでもない秘密を抱えていました。

皆が薄々感じていたように、彼女は本物ではなく、博士自身の知能と記憶をもとに作ったAIが搭載された「ロボット」だったのです。そして本物の博士は、第4観測ユニットの事故で「いなくなってしまった」とのこと。確かに、第4ユニットは破壊された形跡がありましたっけ。
しかもコライドンを庇ってのことらしいのですが、一体どういう意味なのか。もし縄張り争いに巻き込まれての事だったなら、「いなくなった」のは割と最近のことなのでは。
このことをペパーが知ったら、どうなるんでしょう。考えようによっては、本当の意味で彼から母親を奪った事になりかねません。

話は戻り、次に明かされたのは、AI博士がクロガネ達を呼んだ理由。
一言でいうと「タイムマシンを止めたい」そうです。詳細は、タイムマシンのもとへと向かいつつ、ということに。
……早くみんな来てくれないかなぁ。


ここでエレベーターへ向かう前に、研究所内を家捜し。結果、待望のものを発見しました。
研究所内のホワイトボードに貼ってあった写真なんですが……おそらくはこれが、灯台の研究所の写真立てに入ってたのでは?
(上画像は見づらいですが)幼い頃のペパーらしき少年と、オラチフの写真。
これがここにあることを確認出来ただけで、十分です。

エレベーター

地下へと降りるエレベーター内にて、博士への質問コーナー。
いきなり情報量が多いので、ざっくりまとめておきます。

  • AI博士がラボから出られないのは、結晶体により機能を保っているから。
  • AIの思考や行動はすべて、オリジナルの知識や記憶をベースにコンピューターが計算している。
  • タイムマシンはオリジナルとAIが二人で開発した。
  • オリジナルは古代のポケモンに関心を寄せていてため、タイムマシンは今も自動的に古代からポケモンを呼び出し続けている。
  • AIは、パルデアの生態系を守るためにもタイムマシンを止めたい。
  • エリアゼロに張られたバリアは古代のポケモンが大穴から出ることを防いでいるが、(「土震のヌシ」のように)バリアを突破する個体も出現した。

ファッションからも解るように、オーリム博士は古代大好きっ子。
古代のポケモンが現代のそれと仲良く暮らすのを夢見ていて、生態系が壊れることすら自然の形だと考えていた様子ですが……人為的に本来持ち込まれるわけがないものを持ち込んでるんだから、そんなワケあるか。

この博士の行動すらも歴史の自然な流れって主張はノーセンキュー。
博士のコピーであるはずのAIですら、その惨劇を合理的とは考えていない様ですしね。
この計画を阻止するためには、オリジナルの博士が用意した最強のAIを倒す必要がある、とのこと。
「博士の夢を破壊してくれ」……って、ちょっと!
一介の少年にとんでもないこと頼んでくれるじゃない!?

いくらクロガネくんでも、素直に「はい」って言うと思う?
あ、言っちゃうのねクロガネくん。そういや君はそういう性格だったわ。

ゼロラボ 最下層部


到着した先は目映いばかりの部屋。ドーム状の天井が、すべて結晶体で覆われています。
そして前方には、タイムマシンらしき台がありました。


前進したら戦闘入りそうなので、ここで手持ち確認。
ギャラドス、ラウドボーン、セグレイブ、デカヌチャン、ビビヨン、パーモットね。

タイムマシンを止めるためには、博士の「スカーレットブック」が必要、とのこと。
ペパーから託されたスカーレットブックを台座に置くよう指示されたのはいいのですが、そうすることでタイムマシンの「防衛システム」が起動し、AI博士の意志を乗っ取ってクロガネ君を排除しにかかるそうです。
しかも防衛システムはパルデアの歴代チャンピオンのデータを元に作られたそうで……つまり、強いってことだねヽ(゚∀。)ノ

しかし、こうなったらもう後には退けません。
「タイムマシンごと爆破すればいいじゃん」と言い出したクロガネ君を宥めつつ、スカーレットブックを台座にセットしたところ、タイムマシンは一旦停止した後、プログラムにより再起動。
更に、床から迫り上がって巨大な全貌を顕すと、クロガネに襲いかかってきました。律儀にも、ポケモンバトルで。

VS オーリムAI

チヲハウハネ/ハバタクカミ/アラブルタケ/スナノケガワ/サケブシッポ/トドロクツキ(手持ち)ギャラドス/ラウドボーン/セグレイブ/デカヌチャン/ビビヨン/パーモット


AIの手持ちはすべて古代のポケモン。すべて元になる現代の姿がいそうですが、名前を聞いただけでは想像が付かない……。
対チヲハウハネ:ギャラドスの「たきのぼり」で撃破。
対ハバタクカミ:ラボ前での戦闘で相性が良かったデカヌチャンで。
対アラブルタケ:引き続きデカヌチャン。
対スナノケガワ:岩か地面タイプ、と推測してギャラドス出したら、レアコイルもどき!「ほうでん」喰らって撃沈。次にパーモットを出すも「インファイト」で落としきれず「だいちのちから」で再び撃沈。ならばセグレイブ……ちょ、「ラスターカノン」まで打ってきちゃうの!? でもギリギリで撃破!
対サケブシッポ:お馴染みプリンもどき。ビビヨンで眠らせ、その間にデカヌチャンと交代し撃破。
対トドロクツキ:デカヌチャンで様子見。6体目なのでテラスタルしてくるはず、と踏んでこちらもテラスタル。見た目がドラゴンっぽいので「じゃれつく」も、削りきれず。「じしん」で大ダメージ喰らったものの、ギリギリで耐えました。

戦闘終了後、タイムマシンが停止したためか、周囲の結晶体は真っ黒に。
仲間3人も到着し、ペパーはようやく母親との対面を果たしましたが……流石に本人ではないと気付いている様子です。

そんな中、AIはクロガネに感謝の言葉を伝えました。
身体には少なからずダメージを受けた様子で、喋り方も不自然なものになっています。
そして、たとえAIであっても、その人格と記憶のベースはオーリム博士その人。
成長したペパーの姿を目の当たりにした彼女が、我が子へと言葉を投げかけていた、その時。


周囲が赤く輝き、セキュリティ異常の警告が。
うっわ、これでもかと言うぐらいに赤い!

タイムマシンに異常が発生したため、それを排除するための「楽園防衛プログラム」が起動した模様。
またまたぁ。そんな大仰な名前を付けて脅かそうとしてぇ……って、え、なんでAI博士まで動揺してるの……?

なんと、彼女もこの防衛システムのことまでは知らなかった模様。
オリジナルの博士はそれほどまでして、タイムマシンを止めたくなかったのです。


このテキストを見た瞬間、「なるほど!」と叫んじゃった。

序盤、ペパーがくれたコライドン専用のモンスターボールは、当然クロガネのものではなく、コライドンの本来の所有者であるオーリム博士のもの。
と、いうことは、どこかでその「瞬間」が来るはず!

自らの異変を察し、四人に逃げるよう促すAI。
しかし、すぐに防衛プログラムによって意志を上書きされてしまいました。


実際のプレイ時は気付いてなかったんですが、上画像の戦闘開始演出において、ちょっとした仕掛けがありました。
後から動画の一時停止を駆使して確認し、ゾクっとしつつも、泣きそうになった。

VS 楽園防衛プログラム
楽園の守護竜 コライドン


楽園防衛プログラムはコライドンを召喚。それに対峙したクロガネがボールを投げるも、ロックされて戦闘に繰り出せない状態。
それでもなお、ポケモンを交換しようとすると……そう。
コライドンが選択できるようになってるのです!

恐怖を克服し、バトルフォルムを取り戻したコライドン。
実質イベントバトルなので、仲間達の声援をヒントにわざの選択などを行えばOKです。

コライドンは己を乗り越え───

クロガネはAI博士との約束を果たしたのです。


そして最後の最後、AIが選んだ答は。


主を失い、完全に停止したタイムマシン。
その場に残された4人がやるべきことと言ったら……もちろん。

エンディング

この後はムービーを挟み、スタッフロールとなります。
最終章のタイトルがここで再度回収される形となっているので、感無量です。
まだ感想を語るのは早い気もしますが、ひとまず最終シナリオの雑感などを。
まとまりがない上、ネタバレ全開になってしまうので、ご注意下さい。

AI戦直前あたりから、涙腺がゆるゆるになってました。
正確にはゼロラボで、ホワイトボードに貼られたペパーの写真を見付けたあたりから。
本文でも触れましたが、灯台の研究所で中身のない写真立てを見付けた時から、ずっとそれが気になってました。幼い子どもを置いて行った博士の、「母」の部分を。

ペパー先輩が最後に投げた「母ちゃん」呼び。
本人ではないと理解していながらも、母と同じ姿をして、同じ記憶を持ち、同じ愛情を向けてくれる存在をそう呼ぶことが出来たのは、AI博士のペパーに対する愛情が、たとえオリジナルからコピーされたものでも、いや、むしろ寸分違わずにコピーされたものであったからこそ、本物だったからなのかも。

最終的にAIは博士とは違う価値観を持ち、異なる結論に行き着いてしまったのだけど、これ、AIが自我を持ったことに加え、オリジナルの博士が暴走してしまったっていう側面もありそう。
もちろん、それらは結晶体に影響を受けてのことだったかもしれないのですが。だって生物や機械すら変容させる物質に晒され続けて、人間の精神が正常を保てるとは到底思えないじゃない。
ただでさえ、地下に1人引き籠もって研究していたのだから。

最後に、AI博士の最後の行動、後のシリーズなどで便利に使われそうな気がします。
あの人、もの凄い特異な存在になったとしか思えない。下手すると神霊。

本編で語られたタイムマシンの設定に従うなら、ボディを失った可能性があるので、データだけの存在になって……あ、あぁ、頭が破裂しそう!

さて、他にも言いたいことは色々あれど、まだまだプレイは続いてしまうのです。

オレンジ アカデミー


部屋でまったりしていると、校長から呼び出しが。3人も一緒です。


えっ、コライドン戦闘で使えるようになるの!?


呼び出されたのは、4人の功績を称えるためでした。
ご褒美に「マスターボール」もらっちゃった。
……おいクロガネ、「レホール先生んとこ行ってくる!」じゃねぇよ。人には使えねぇぞ。


偉業を成し遂げた4人ではありますが、進入禁止の大穴での出来事なので、公に祝うわけにもいきません。
その代わりとして、校内でのポケモンバトル大会が開催されることになりました。
提案したのはもちろんネモちゃん。
ここでタイミングよく登場したオモダカさんからも、賛同が得られました。
そういやこの人、アカデミーの理事長だったわ。

アカデミーの教師陣は元ジムリーダーや元研究者だったりするらしいので、生徒だけでなく教員も交えてのバトル大会になりました。

ネモちゃんはオモダカさんにも出場して欲しいそうですが、トップは超多忙。
残念だなー、でも忙しいなら無理を言うわけにはいかないなー……え? クロガネ君がトップの代わりに各ジムの視察をしたら、その分時間に余裕が生まれ、出場出来るようになる……ですって?
ジムリーダー達と戦うことで彼等の力を見極める……って、ヘイトを稼ぎそうな仕事を押し付けるのやめて。


つまり、ジムリーダー達と再度戦ったあと、学内最強戦で先生達と戦うってわけですね。


ジム戦を始める前に、もう一回エリアゼロへ。
コライドンを乗り回せるので、改めてアイテム漁りと、古代ポケモンを捕獲します。

続きは次回。

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