若き「ガイア」の戦士となった少年は、その第1歩を踏み出した直後から、世界の異変に巻き込まれてゆく事となる。
シリーズ初の携帯機用タイトル。2(GB)、3(SFC)と続くシリーズの第1作目です。
ダンジョン及びフィールドが2Dであったり、「悪魔」が「魔獣」に変わるなど、これまでの「女神転生」シリーズとは異なる部分がありながらも、合体など、従来の要素も残されています。低年齢層を意識して作られている感じです。
GBにて、いわゆる「デビチル」以外の女神転生系ゲームが発売されているという事を知ったのは、PSで「真・女神転生3」の発売が発表された頃でした。
偶然にその存在を知った私は、これまた偶然入ったお店で中古のGBC版(箱&取説ナシ)を発見、購入するに至ったのですが、一体何をどう勘違いしたのか、私の脳内での本作は長らくシミュレーションRPGでした。おそらく同時期に購入した「魔神転生」や「RONDE」とごっちゃになってしまったのだと思います。
それが大きな誤解だとは気付く術もないまま、スーパーゲームボーイの電源を投入したのですが……あれ、RPGだコレ。
予想外に絵が綺麗である事に少なからず驚愕しつつ、ゲームスタート。
主人公名はデフォルトの「エル」君。仲間はキシュ&ウラノスで。
「この物語は大いなる悲劇の始まり」って、のっけからそんな不吉な事を言わんで下さいよ(´Д⊂
始まりはとある町。その日「ガイアの訓練」を修了したエルは、神殿にて「新たなるガイアの戦士」の誕生だと祝福され、卒業祝に「タイトソード」を入手。ついでに、左右にあった宝箱から「かわのふく」&300マッカもゲットしました。通貨単位はお馴染み「マッカ」なのね。
ところで、さっきから耳にしている「ガイア」って何なんだろう?
モイラの町
「一日も早く『ガイアマスター』になれるよう頑張れ」という激励の言葉を背に神殿を出たら、早速自由行動開始。町を探索し、世界観を確認しつつ情報収集。「ガイア」の意味も解るかもしれないし。
町の人々の話をまとめると、以下の通り。
・エルの先生の名は「ゾディア」
・先生の教え方が良かったからエルも強くなった。
・ゾディアは強いが「ルシフェル」や「ミカエル」に比べたらまだまだ。
・「ルシフェル」&「ミカエル」は2年前から行方不明。
突如として超有名天使2名の名前が。現在行方不明という点からして、後々にシナリオに絡む気配がプンプンなんですけども。
さて、引き続き情報収集と称し、町にある建物へと片っ端から侵入。「訓練所」を発見しました。
その中にいた某「999」の車掌さんのごとく顔が真っ黒な人物から「『パロの岩山』で子供達を訓練してやってくれ」と頼まれ……って、え? この車掌さんが先生のゾディア?
パロの岩山とは、「ガイア」の力を強化してくれる事で有名な山。そこに行って後輩にあたるガキんちょ共に稽古を付けてやってくれ、というのがゾディアの頼みなのですが……だから「ガイア」って何なんだ! 説明書無しでプレイしてる私が悪いのか! などと、一人カリカリしていたら。
その怒りが神に伝わったのか、町が激しい地震に襲われてしまいました。
す、すまない、私が説明書を持たないばかりに……と妄想の国で何かに謝っていたところ、「魔獣が人を襲っている」との報せが。直後、ゾディアは子供達を保護するため「パロの岩山」へ向かってしまい、エルは「レムリア」の神官に対応策を相談しに行くことに。
レムリアとやらに行きたいものの、肝心のその場所が謎。そこでオロオロしまくりな町の人々に話を聞いてみると、レムリアは西の山を越え、そこから南下した場所にあるとのこと。
ちなみに砂漠の町「アロー」は魔獣に襲われたそうな。こ、この町もヤバいんじゃね?
でも、この町の神殿の人ったら「こんな時にルシフェルとミカエルがいてくれたら」などと思い切り後ろ向き。大丈夫なのか。
さて、いよいよ本格的に冒険開始、の前にひとまずセーブ。セーブは任意の場所で行う事が出来るのでなかなか便利です。
実は「もしかしてSRPGじゃあ無いんじゃ……」とこの時点で薄々気付き始めたワケですが、素知らぬ振りをして続ける事に(ΘωΘ)
いきなりレムリアに行くのは危ない気がするので、しばらくはモイラの町周辺でLV上げ。「ツチグモ」が仲魔になりました。本作の最弱モンスターだそうですが、一人ぼっちよりはマシじゃ。
LV上げついでにお金も貯まったので「どうのたて」「ヒートソード」を購入。でも仲魔はツチグモだけ(´・ω・`)
そこそこ強くなったのでレムリアへ出発。途中、町を発見したものの「魔獣のガイアがアローの町を覆っている」というメッセージが出て中には入れず。
そう言えばモイラで魔獣に襲撃されている、とか何とか聞きましたが……「ガイア」が覆ってる?「ガイア」ってオーラみたいなモノなの?
ひとまずアローは置いておき、引き続きレムリアを目指し……たいのは山々ですが、一体ここは何処ですかーーッ。
何か変なオアシスに到着しちゃったんですけどーーッ!
…………迷子です。はい。
結局、LV上げした意味が無いぐらいに敵が強いエリアに迷い込んでしまった挙げ句、面白いように全滅。
半泣きになりながらフィールドを彷徨った末、「アロー」の町のすぐ西にあるのを発見したところで、今日はここまで(´Д⊂
うっかり迷い子になっていたエル君、ようやくレムリアに到着です。
遠回りしちゃったお陰でLVもイイ感じに上がったわ。ふははは!(←つよがり)
……あさっての方向に行く、というのを体現してしまったわけですが。
レムリア
「レムリア」に入ると「ガイアマスター」である「ベリアル」「バアル」「メフィスト」が神殿で相談している真っ最中。何で全員悪魔の名前なのかは気にしない気にしない。
一方、「キシュ」という少年(青年?)が魔獣にボコられたらしい事も判明。彼は後に仲間になるのですが、「馬鹿なキシュ……いくら強いからって魔獣と1人で戦うなんて」とか言われてる始末。本当にその通りだ。
さて、そんなキシュ君を救うにはアローにいる有名な医者に診て貰うしかなさそうなのですが、アローは現在魔獣のガイアに覆われ、中に入る事すら出来ません。そのため、先ずはアローを解放するのが先決。
なるほど、こう繋がったのか。
「アローを救う方法はレテの水しかないわ! レテの水にはガイアを封じ込める力があるの!」
ナイスタイミングで情報を得たので、早速今からレテの水とやらを取りに……って、あれ?
どっかで聞いた様な名前に、ゴソゴソと道具袋を探ってみると、何故か既に持っている「レテのみず」。
……ああそうか、前回迷子になってた時に行き着いたオアシスで入手したアレか。
よっしゃ、これでアローを解放しに行けるぜ! ……と思ったものの、本題をすっかり忘れてた。
この町に来たのは、魔獣の事を神殿に相談するのが目的でしたっけ。
道すがら防具屋で「アイアンアーマー」を購入したら、本来の目的である神殿へ。
神殿の中には、ゾディア同様、車掌さんチックな人物が3人もいました。おそらく彼等が「ベリアル」「バアル」「メフィスト」でしょう。誰が誰かはわからないけど。
3人はそれぞれ、
「パロの岩山には近付くなよ小僧! 今まで何人も命を落としているからな」
「オリハルコンを渡すしかない! 魔獣の数を君は見たか!?」
「しかし困った……。オリハルコンを渡せと魔獣は言っている」
……と、好き勝手に喋っていて、あんまり相談している様には見えません。しかも約1名はなんか高圧的だし。
とりあえずこの3人は無視し、神殿の奥の間へ。そこには魔獣が欲しがっているという「オリハルコン」と、その側に立つ神官の姿がありました。
神官が言う事にゃ、オリハルコンとは生命の力であり、エル達が住むこの星はオリハルコンの力により生かされているそうな。
したがって、そんな大事なものを魔獣に渡してたまるか! ……という事なのですが、パロにてモイラの子供達が魔獣に捕まっているらしく(身代金がオリハルコン?)、まさに踏んだり蹴ったりなのです。
ここは何とか打開策を見付けたいところですが、頼りの神官達は「困った」ばっかりでお話になりません。
そこで、とりあえず瀕死に陥っているキシュをどうにかしようと、アローへ行ってみることに。
「レムリア」〜「レテの泉」間をウロウロしてお金を貯めたら「スケアクロウ」「てつのたて」を購入し装備を強化。
その後アローへと向かい、「レテのみず」を使ったところ、自動的に町の中へ。
アロー
入って直ぐの所に、待ち構える様にして立っている魔獣の姿が。
「貴様か私のガイアを破ったのは」
と、おかんむりの魔獣「ジャバ」との戦闘です。よく考えたら初めてのボス戦じゃん。
VS ジャバ
LV上げすぎてたせいで敵の攻撃が殆ど効いて無かった、というのは内緒の話。
ジャバを撃破したら、アローの町はあっさりと復活。町の人からお礼言われちゃうなー……と思いきや、その辺に居た人の第一声は「君も預かり所でお金や荷物を預けておいた方がいいよ」だった。
今の今まで魔獣に占拠されてたんだから、他に言うべき事があるだろう('A`)!
その他、アローで入手した情報は以下の通り。
・2年前の神々の会議で「ミカエル」は追放され「ルシフェル」が姿を消した。
・何故「ミカエル」は「ガイアを捨てろ」と言ったのか?
何か複雑な事情がありそうな2人の事はさておき、十字マークの付いた建物を発見したので急いでその中へ。グズグズしてたらキシュが死んじゃうかもしんない。
幸いにも中の医者は無事だったようで、魔獣を倒したお礼にと薬をくれました。
えっ、直接診察しなくっても大丈夫なの? ……と不安を抱きつつアローに戻りキシュへ薬を与えたところ、瞬く間に完治。しかも、今の今までウンウン言って寝込んでたクセに、魔獣を倒すなら俺も連れて行け、ですって。
キシュに怪我を負わせたのは「ウイプリ」という魔獣らしいのですが、君のお母さん、「そんな馬鹿な事は止めなさい」って言ってるんですけど……いいの?
結局、母親の気持ちなど微塵も汲んでやらないまま、キシュが仲間入りです。
続きはまた次回に。
レムリア
アローの件はどうにか片付いたので、パロの件はどうなりましたー? と神殿に行ってみたら、思考停止しかけていた神官様が突如「パロの岩山の魔獣を倒してくれ!」と言い出しました。
……ちょっと待て。前回すっかり忘れてたけど、「パロの岩山」と言えばうちのゾディア師匠が向かってる筈じゃ無かったっけか?
パロの岩山
上手く行けば師匠に任せてと協力して魔獣を倒せるかもしれない、と、レムリアから少し西に行った所にあるパロの岩山へと急行。
が、そこでエルが見たものは、魔獣にボコられているゾディアの姿でした。
……ちょ、ちょっと師匠、その展開は想定外!
傷付き倒れた師匠は「子供達を助ける事が出来なかった……」と失意のどん底。
一方、そんな彼を「レムリアの宿まで運んでやる」と申し出てくれた人がいたので、ここは素直にお願いし、エル達は師匠をボコった魔獣をボコり返……したいのは山々ですが、仲間になったばかりのキシュがどうも不安要素なので、しばらく周囲でLV上げ。
その後、レムリア&アローにて「キンタルのけん」「スカイアーマ」「ウルフシルド」を購入。
エルに装備させたところで、改めて岩山にGO。
VS ウイプリ
パロの岩山で戦うのは魔獣「ウイプリ」。師匠の仇であると同時、キシュを半殺しにした犯人でもあるので、二人分の報復が一度に出来て好都合。
それにしても、強者二人(キシュは違うか)を倒したのだからどんな凄腕なのかと思いきや……エルもキシュもノーダメージで勝利。……しまった、また、やりすぎた!
レムリア
「ウイプリ」撃破後、師匠が気になるのでレムリアへと即帰還。
師匠が運ばれている筈の宿屋へと行ってみると、何故かそこに師匠の姿はありませんでした。
ま、まさか師匠を宿まで運ぶと言っていたあの人物は、師匠拉致組織(なにそれ)の一員だったのか!? ……って、え? 違う? ちゃんと師匠の残した伝言があるの?
「私は更なるガイアを求めて旅に出る。もう2度とあのような惨めな気持ちにはなりたくない」
非常にわっかりやすい伝言を残し、師匠は旅立っていました。もちろん魔獣に負けた事が一番の原因なんでしょうが、エルに追い越される事にも耐えられなかったのでは、と推測。
……大丈夫、また会えるさ。高確率で。こういうパターンは。
あまりにも呆気ない師匠との別離にしょんぼりしつつ、報告のために神殿へ。一応「ガイアマスター」にも言っておくかと声を掛けたところ、魔獣を倒した事に対し「ふん! 偶然だろ」とか「奴も大した事が無かったというわけだ」とか、皆してひどーい!
へっぽこ「ガイアマスター」共に憤慨しつつ、奥の神官の元へ。ちゃっかり、次なる使命が用意されていました。
魔獣とは何処から来たのか、そして何故オリハルコンを欲しがっているのかを突き止めてくれ、というのです。
つい先日修行を終えたばかりのタマゴ戦士にそんな大命、とは思うのですが、何だか断れない雰囲気。
挙げ句、「ラムー」や「アトランティス」にも魔獣が出現しているらしいので、とっとと行って来いとばかりに「西のほこら」を通るための「つうこうしょう」を貰ってしまいました。
そう言えば魔獣は空から降ってきた、とか言ってた子供がいたなぁ。世界的にそんな感じなのかなぁ、などと思いつつ再び「ガイアマスター」の所へ戻ると……。
「無駄じゃ無駄じゃ、お前のガイアじゃ魔獣にやられるのが目に見える」
「ガイアマスターにもなれない小僧が。魔獣調査だと! ハハハハハー!」
「ほう! 世界中には魔獣がウヨウヨいるぞ! さあ生きて帰れるかな?」
などと、好き放題に言いおってからに! 特に2番目! 何だその変な笑い方は!
自発的に魔獣調べるって言ったワケじゃないのに、何でここまで虐められなきゃならないんだよぅ(´Д⊂
小姑のようなガイアマスターにいびられ、半泣き状態の主人公。
経験値稼ぎの後、改めて出発の準備を整えるべく宿屋に泊まったところ……ゆ、夢の中になんか出たー!
エルの夢の中に突如現れたのは、女神、もしくは天使様。
彼女曰く、
「ガイアは追い求めてはいけません」
……だって。「力は力によってほろんでいくもの」だそうな。
理屈は解ったようで解ってませんが、肝に銘じておきます。
次回は「西のほこら」から新たな土地へ向かいます。
「西のほこら」で通行証を見せびらかし、新たな土地へ。
ハラッパ
ほこらを出た付近にある「ハラッパ」の町へ。「ウラノス」という少女が誘拐されてしまったようです。
このウラノス、キシュ同様エルの仲間となる人物で、南の海を越えた所にある町「ラムー」の神官の娘だそうな。「動物に好かれるとってもいい子」なんですって。
ちなみに、この町でとある建物に入ろうとしたら、動物に群がられてしまいました。な、何なんだ君達はッ。
メルッハ
ウラノス誘拐は気になりますが、現状では情報が少なすぎます。なので、まずはハラッパの南にある「メルッハ」の町へ。すると、魔獣が現れるようになったせいで「ムー」(大陸?)への通路である「ヒプノス神殿」に行けない、とボヤいている人がいました。
また、近頃「ゾード」と名乗る者達が魔獣を倒しまくっているらしいのですが、そのボスは「凄いガイア」を持っているんだとか。
いやいや、凄いガイア、って何が凄いんだ。
情報収集が済んだら、町の南西にあるヒプノス神殿に向かうつもりだったものの、予想外にフィールドの敵が強く、無理に進むのはちょっと早計っぽい。なのでメルッハを拠点に暫しLV上げ&仲魔集めです。
仲魔の「キマイラ」「ティアマット」「バンシー」を引き連れオート戦闘でビシバシ戦いLVを上げ、稼いだマッカで「キンタルのたて」&「ジオアーマ」を購入。
改めてヒプノス神殿へと向かいます。
ジャラワン
ヒプノス神殿経由で海を渡ると、ムー大陸に到着。まずは側にある「ジャラワン」の町へと入ると、なかなか有益な情報を得る事が出来ました。
・「ルシフェル」達は生命を造り出そうとしていた。
・「ラムー」の神殿で何かあったらしい。
・外にいる「ハータ」はテレパシーで心を読んだために追放された。
少しずつ開示されていくルシフェル達の情報はさておき、ここで新たなキーパーソン登場?
「ハータ」という人物について、外にいるというからには、その辺に居るのだろうと探し回ったところ、いましたいました。
彼は、長く生きる事が出来ない魔獣達を救うために旅をしているそうです。……まぁ、こっちは魔獣倒すのに必死だってのに、なんて奇特な方でしょう。
ハータの話を聞いたら、南東にある「ラムー」の町へ。
途中、仲魔の強化&面倒な戦闘を回避するため「ゴズキ」「メズキ」「グリフォン」「コカトリス」を仲魔してみたら、なかなか快適な旅に。
ラムー
町に到着し神殿に向かったところ、一騒動が起きていました。「オリハルコン」が魔獣に奪われてしまい、それを取り戻すため神官の「ラファエル」が「マガンの塔」に向かったものの、未だ帰ってこないというのです。
そう言えば、マガンの塔に魔獣が集まっているらしいという情報を聞きましたが……こりゃ、急いだ方が良さそう。
そんなワケで、ラファエルを捜すべくマガンの塔へ向かったものの、塔内部の敵に太刀打ち出来ず慌てて逃亡('A`)
そうだよなー。フィールドの戦闘でさえ辛いのに、ダンジョン内の敵をどうこう出来る筈は無いよなぁ……。
その後はひたすら金稼ぎ&LV上げの作業。
この時点で考えられる最強装備を揃えた時点で、今回は終了。
マガンの塔
フィールドで苦戦しない程度にLVを上げたら、マガンの塔へリベンジ。流石に前に来たよりは格段と楽です。
苦戦する事もなく塔の最上階へと到達。が、最上階へと続く階段を昇った直後、素でビビった。目の前にどーんと魔獣が居るんですもの。
ここで魔獣「ミノタウロス」との戦闘。階段上がってる途中で襲って来ないなんて、意外とお行儀が良いな(ΘωΘ)
VS ミノタウロス
特に苦労する事もなく撃破出来たのは良いんですが、「オリハルコンをみんなが待っている……」という最期の言葉に、なんか罪悪感……。
魔獣が略奪者である事は間違い無いんだけど、これはこれで何か切ないよなぁ。
ミノタウロスを倒し奥へと進むと、神官が二人捕まってました。このうちのどちらかがラファエルなのでしょう。曰く、オリハルコンを奪還しに来たものの、ミノタウロスに閉じ込められちゃってた、とのこと。
「ぜひラムーに寄ってくれたまえ!」と喜びつつ帰って行った神官達の後を追い、エル達もラムーへと帰還したのでありました。
ラムー
さて、ラファエルは無事にラムーに戻ったかしら、と神殿を覗いてみると、ちゃんと戻ってました。
お礼に、動物と話せるようになるという「ソルの指輪」も頂きましたよ。
ついでに娘のウラノスの事まで頼まれたのですが……なるほど、この指輪の用途が見えてきたぞっと。
ちなみに、ラファエルの側には「ソルレオン」という魔獣(たぶん)がいます。「『ガイアマスター』の様に力を追い求めてはならんぞ!」だって。
どうも、今回のテーマはこの「ガイア」の取り扱いについてみたいですね。女神転生シリーズでいう「ガイア」っていうと、カオス属性のアレと同じなのかな?
折角「ソルの指輪」をもらったので、動物さんとお話するための旅に出ることに。
ラファエルの部屋から出たら、神殿にいぢわる小姑三人組がやって来てました。
一応話だけは聞いてやったが……やっぱりムカつく。
「心配するな! オリハルコンは我々が守る!」
「おやこんな所にいたのかい? さっさと魔獣の事を調べてきな!」
「フォフォフォフォ、ゾードと魔獣、何やら怪しいと思わんか?」
こんな調子の三人組に、ラムーの動物さんが一言。
「ガイアマスター達はなんか怪しい!」
私もそう思う。
ハラッパ
楽しい動物探しの旅。まずは動物天国だったハラッパの町へ。
そこかしこに居る獣共に話を聞いてみると、やはりウラノスの誘拐についての情報を持ってました。
・ウラノスを連れて行ったのはゾードの連中
・どこかの洞窟に連れて行かれたものの、突然消えてしまい、岩の前に「くろのカギ」が落ちていた→「くろのカギ」入手
・ウラノスが連れて行かれたのは北の洞窟。
・ウラノスは可愛くって優しくって親切。
なんか、一部関係無いのが混じってますが。
ともかく「くろのカギ」を入手出来ました。次回はその洞窟に向かってみます。
「ウラノス」が拉致されたという北の洞窟へ。その名も「ゾードのす」。
「巣」って……ゾードって、一体。
ゾードの巣
予想はしてましたが、中の敵は結構な強敵。前回、必死に「マガンの塔」近辺でLV上げをしたのが無効になるんじゃなかろうか、と思える程。
不自然な岩の前で「くろのカギ」を使うと、奥へ続く道が出現。途中「ゾードP1」や「ゾードH」との強制戦闘をこなしつつ先へと進むと、ここの親玉である「バスター」との戦闘に。
VS バスター
「我等はゾード。更なる力を目指すもの」という台詞で始まった「バスター」との戦闘。
勝利すると「噂通りの強さ……」と言われちゃうワケですが……えええ、エル達ったらいつの間にウワサの人になってるんだ!?
「バスター」撃破後は、無事ウラノスを救出。父娘とも捕まるのがお好きなようで。
そんな彼女はゾードに対し、
「伝説の力『フォース』を欲しがっていたの……。可哀想な人達……」
と同情を寄せていたものの、主人公達には容赦無し。
「魔獣を殺すなんて一体どういう神経?」と言い放つと、とっとと一人で帰ってしまいやがった。
……こ、このアマのどこが優しいんじゃ!
ハラッパ
助けられた事に対する礼の言い道一つ知らない神官の娘に腹を立てつつ、エル達は「ハラッパ」へと帰還。
労ってくれる動物達の方がよっぽど可愛くて優しいよ……。
だが、あんな彼女でも仲間にせねばならないので、渋々彼女の元を訪れてみると。
「あら、この前はどーも!」
どこのオバちゃんだ、アンタは。
別に機嫌を損ねたワケでは無かったのか、それとも底抜けに切り替えが早いのか。ウラノスは平然としてます。更に、魔獣の調査をしているというエル達に興味を持ち、「魔獣は本当は悪い動物ではない」という自説を確かめるため同行すると言い出しました。
こんな感じでウラノスが仲間に。おたくの娘どうにかして下さい、とラファエルの所に連れて行ってみたら、「困った娘だ」としか言わないでやんの。それで終わらせるなよ!
さて、この後はどこで何をすればいいのか解らないので、とりあえずウラノスを育てつつ大陸を徘徊。
すると、マガンの塔の更に東に、「ティルムン」の町がありました。
ティルムン
町中に水路が走るこの地で収集した情報は、なかなか興味深いものばかり。
・普段ならイルカに乗って南へ行ける。
・神官の息子が駆け落ちした。ハレンチ。
・少年が「賢者の岩山」の話をした途端、ゾディアという人物は北西へと走って行ってしまった。
・ゾディアは「ゾード」のボスらしい。
注目すべきは下2つ。師匠が「ゾード」のボスですって!?
……なるほど、ゾードの連中がエルの噂を聞いていた理由がなんとなーく解った。なんか師匠バカっぽいもんな、ゾディア。
さて、なかなか面白い足跡を残してくれている師匠ですが、ここにはもう一つ彼関連の話が。
武器屋を訪れたところ、「ゾディアから剣の注文受けてたんだけど全然取りに来ないから、アンタが預かってくれない?」と、「アルスのけん」を押し付けられてしまったのです。
このイベントで困るのは、剣を寄越されたという事よりも、以降、武器屋で買い物が出来なくなるという事。
シナリオを進めていくと購買可能になるらしいのですが、それまで不便と言えば不便。
ちなみに、ゾディアが向かったのは「賢者の岩山」だそうな。
師匠の事はいったん置いておき、もう一つ気になるのが駆け落ちした神官の息子の話。
神殿へと行ってみると、神官の息子「トリトン」は勝手に「ボアズのつえ」を持ち出してしまった模様。
……ん? 大事な杖を奪った上で駆け落ち?
何だかよくわからない状況に「?」を飛ばしつつ町の探索を続けると、トリトンの恋人らしき女性に遭遇。
ちょ、アンタ、トリトンと一緒に駆け落ちしたんじゃ……って、え? トリトンは「ゾード」に追われているから小島に隠れてる?
トリトンとやらが何故そんな目に遭っているかは解りませんが、師匠がゾードの親玉だというのなら、彼に話を聞くのがてっとり早いかも。そこで、情報に基づき「賢者の岩山」へ行く事になりました。
賢者の岩山
師匠ーっ、漸く追い付いたぞ! ……と思いきや、師匠の姿はそこにはなく、代わりに賢者がウジャウジャ。
こんなに居たら有り難みが無くなるのに。
ひとまずその辺にいた賢者をとっ捕まえてみると、彼はこう言いました。
「骨を3つ持っているかね? もし魔獣の骨があれば、私がゾンビキャラにしてあげるよ」
……!? ゾ、ゾンビキャラ!?
ゾンビはともかくキャラはねぇだろ、と内心ツッコミつつ他の賢者も捕獲。
するとウラノスの顔見知りだという賢者が、「修行していくとよい」と言った直後、ウラノスは「リカーム」の魔法を覚えてしまいました。
何でも、ゾディアも「リカーム」の修行を行ったんですって。
ウラノスは一瞬で覚えたのに……って、この事は決して師匠に言っちゃあいけないよ。またショック受けて「もう死ぬ」とか言い出しかねん。
そんなナイーヴな師匠ですが、ここでも忘れ物をしていたみたい。
「もんしょう」なるものを預かってしまいました。「紋章」?
結局師匠とは再会出来なかった一行。腹いせにトリトンの事をチクろうと、彼の母親の元へ。
すると、トリトンが隠れている島に渡るためのイルカを用意してくれました。町の右側にある通路を北に行くのね、アイアイサー。
でも、探しに行くのはまた次回……って言うか、何でエル達がトリトンの所に行かなきゃらならないんだっけ?
トリトンの母親に用意してもらったイルカさんに乗り、ホシが潜伏しているという小島へ上陸。
小島にあった洞窟へと入ると、なんかBGMが気持ち悪い……。
おいトリトン、そこに居るのは解ってるんだ! お前の恋人が白状したぞ! お袋さんを泣かせていいと思ってるのか! と拡声器片手に近付くと(妄想です)、トリトンは予想外の事を言い返してきました。
「お前はゾードだろう! ボアズの杖を狙っているのは知っているんだ!」
なるほどなるほど、トリトンが杖を持ち出したのは、ゾードから守るためだったのか……。
安心したまえ、我々は君の敵ではない。かと言って味方がどうかも解らないがねフハハ、とかテキトーな事を口走っていたら、トリトンのツレだったらしい魔獣「オルトロス」に襲撃されてしまった。アウチ。
オルトロスと言えばなかなか手強いイメージですが、今回はあっさり撃退。
が、健気ななオルちゃんは息も絶え絶えに「逃げるんだ……」とトリトンを促し、絶命しちゃいました。
……ところが、トリトンときたら。
「えっ! あなたはお母さんに頼まれて……そんな……そんな……オルトロスは勘違いして」
…………最初に勘違いしたのはお前だろうがよ。
「お願いです! ルーン(味方を復活させるアイテム)をお持ちでしたら私に譲って下さい!」
一人で大騒ぎしている感のあるトリトンは、エル達が所持していたルーンを有無を言わさず奪い取ると、サクサクとオルトロスに使用し、蘇生させてしまいました。
これ、もしルーン持って無かった場合はどうなるんだろう? 生き返らないまま進んじゃうのかな?
オルトロスが復活したのを見届けて安心したのか、自分には荷が重過ぎるという理由から、ボアズのつえをエル達に押し付けるトリトン。
ちょ、ちょっと、これってアンタの家(神官の家系)に伝わる大事なモンでしょうに!「親父にもそう言っておきます」って、そんなんで納得しねぇだろ、普通は!
が、相変わらず人の話を聞かないトリトンは、言いたい事だけを言い散らかすと一足先に洞窟を出て行ってしまいました。
……って、おいコラ! オルトロス置いて行くな!
ゴーイングマイウェイなお友達を持つと苦労しますね、と一人残されたオルちゃんを励ましてやったところ、トリトンに嫌気が差したのか、オルトロスはエル達の仲魔になる事を選んでしまいましたとさ。
ティルムン
すっかり疲れ果ててティルムンに戻ると、神殿にて、神官っちゅーかトリトンの親父殿からイルカの使用許可がおりました。
でもってバカ息子の方はと言えば、恋人とイチャイチャ。お前、オルトロスの事もう忘れてるだろ。
トリトンはもう関わり合いになりたくないので放置しておくとして、何故か買い物が出来なくなっていた武器屋も通常営業に戻り、これで表面上は一件落着。とっとと出て行ってやる、こんな町。
ちなみに、トリトンから押し付けられたボアズのつえですが、何故かアイテム欄では「ボアズ」と名前が省略されてました。本当になんで?
全員の装備をこの時点では最高のものに揃えてやったら、いざイルカに乗って……ど、何処に連れて行かれるんですか?
ゾードの城
イルカにしがみつきつつ我が身を案じていると、何だか生活感の感じられない謎の施設に到着。
でっかい建物の入口には番人らしき人物が立っていたものの、話し掛けると「どうぞ!」と元気良く通してくれました。はて?
(補足:師匠が賢者の岩山で忘れて行った「もんしょう」を持っているかららしい)
はー、やったらデカい建物だなぁ? とお上りさんよろしく入って行くと、そこにはぽつんと立つ師匠の姿が。
あっ、先生、ティルムンの武器屋さんから剣を……と、挨拶もそこそこに声を掛けつつ近付くと、師匠は一方的にエルを褒めちぎった(やっぱり師匠バカ)のち、ラムーの神官であるラファエル……要するにウラノスの父親が殺害された事を報せてくれました。
……えええええーーーΣ(゚Д゚;!?
突然の展開に一同がビビっていると、「詳しい話を聞きたければ私は奥で待っている」と言い残し去って行く師匠。
と、とりあえず剣を受け取って貰えませんかね!?
ウラノスの親父の事は気になるが、今は師匠を追うのが先決だろうと建物の奥へ。
ここは「ゾードの城」というらしいのですが、出現する敵の強さがちぐはぐだわ、宝箱が多すぎるわと、今までの中で一番苦労したダンジョンかも。
現に、荷物を持ちきれなくなって一旦町へと戻ってしまった……。
この時点で、「キリンのほね」が3つ揃ったので、試しに賢者の岩山へ。
奥から二人目の賢者に話し掛けてみると、「ゾンビにしてやろう!」という台詞と共に、魔獣「キリン」が仲魔になりました。
その後、再び「ゾードの城」へ。最奥へと向かうと師匠の姿がありました。
そしてその隣には見知らぬ人物の姿も。「君がエルか! 噂は聞いている」……って、また噂になってるの?
ここでようやく、師匠の口から真実が明かされました。ゾディアは魔獣を倒すためにゾードを造ったというのです。
パロの岩山でボコられてから、異常に行動が早いですね!
更には、「ガイアこそ全て! 信用出来るのはガイアの力のみ! エル、先ずはここにいるモルガンと闘ってもらおう」……と、側に居た人物「モルガン」を嗾けて来る始末。
ダメだ、完全にいっぱいいっぱいになってる。
撃破すると、「お……お見事!!」と口走って散っていくモルガン。
ちょっと、師匠の秘蔵っ子が死んだらダメじゃん。それとも実は体の良い厄介払いとか?
師匠の真意がさっぱ見えずオロオロしていると、モルガンそっちのけで、
「ガイアマスターがラファエルを殺したのだ!」
と、言い放つ師匠。
更に「魔獣の謎はガイアマスターが握っている」と告げたると、エルに「『アトランティス』に行け」と指示してきました。
「ガイアマスター」達は「神々の会議」に集まる筈だ、と。
何が何だかよく解りませんが、師匠が行けって言うんならアトランティスでもパトランプでも行って参りますから、とりあえず剣を受け取って……って、あああ! また行っちゃったよあの人!
二度ある事は三度ある。またしても師匠を捕まえ損ねたエル達は、ひとまずゾードの城から退散する事に。
この後はとりあえずラムーに戻って神殿の様子を見てみるか、などと考えつつ城を出ると、いつの間に、西に橋がかかってました。師匠はこの橋でまた何処へか旅立っちゃったのだろうか。
今回はすっかり長くなってしまったので、ひとまずここまで。
ゾードの城の西にかかった橋を渡り、謎の大陸へ。
しばらく西進していると宿屋を発見しました。
何でこんな不自然な所に……と思いつつ泊まると、夢に女神様がまた登場。エルに向けて語り始めました。
「調和の力『フォース』を求めなさい、エル。ガイアが強い者は調和の心を忘れてはいけません! ガイアとフォースが1つになった時、初めて真の力となるのです」
「フォース」と言えば、以前ウラノスがゾード達について「フォースを欲しがっている」と言ってました。
と、いう事は師匠も真の力を手にするためにフォースを? ……と思ってはみたものの、前回再会した彼は完全なガイア信者になっていた様子。
つまり女神は「お前はゾディアみたいになるなよ」と言っているのかな? だとしたら師匠が可哀想だ……。
寂しい気分のまま宿屋を発ち、更に西へ。
すると今度は「まじゅうのほこら」へと辿り着きました。
魔獣のほこら
その名の示す通り、中には魔獣しかいません。魔獣が生き延びようとするならオリハルコンが必要なのだと力説されたり、「マグネタイト」とアイテムを交換してくれるらしい魔獣が居たり。
生憎マグネタイトは持っていないので、先を急ぐかなぁ。
魔獣の巣
「まじゅうのほこら」を出て次に発見したのは「まじゅうのす」。しかし名前とは裏腹に、BGMは思いっきり町のものだったので拍子抜け。
ここも「まじゅうのほこら」同様、基本的には魔獣しかいないのですが、唯一の人間として「ハータ」が居ました。
覚えているでしょうか、ジャラワンの町に居た、魔獣を救うために旅をしているという男性です。
ここで得た情報は以下の通り。
・ラムーのオリハルコンが失くなった。犯人は「ガイア」で魔獣達を造った者。
・東の洞窟から良いにおいがする。
前者はともかく、後者が異様に気になる。
西に進んでいたのを引き返し、東の方を探索。
すると、森の中に不自然な平野を発見しました。
絶対に何かあるなと中に入ると……洞窟の中にケルベロスが!
「君を見ると、ラムーのソルレオンの言葉が信じられそうだ」との台詞の後、ケルベロスが仲魔に。ケルちゃん好きとしては嬉しい限りですが……一体エルの事をどう説明したんだろう、ソルレオン。
……ってか、ソルちゃんはラファエルと共に居たはずですが、無事なの!?
いやはや、思わぬ仲魔と巡り会ったとホクホクしつつ洞窟を出たものの、「まじゅうのす」で聞いた「良いにおい」の謎が解けてません。
もしかしてケルちゃんとは別に何かあるのかと、探索を続けていたら、ケルちゃんの洞窟からそう離れていない辺りで別の隠し洞窟を発見しました。
妖精の洞窟
名前の通り、戦いを嫌う妖精達が隠れ住んでいる洞窟です。宝箱から「マグネタイト」ゲット。
今度「まじゅうのほこら」に持って行ってアイテムに交換して貰おうっと。
さて、この後も先を急ごうとは思ったものの、流石にラファエルが気になるので、ここで一旦ラムーに戻ってみる事に。この感じだと、死んでるのは間違いないっぽいですが……。
LV上げを兼ね、地道に徒歩で戻っていると、途中、先に見付けたものとは異なる「まじゅうのほこら」を発見しました。
早速、先刻入手した「マグネタイト」と、「トートのひとみ」を交換。「ラクカジャ」(防御力UP)の効果があるそうです。
ラムー
そんなこんなでラムーへ帰還。普段通りの町中に首を傾げつつ神殿に急行すると……あれ? ラファエル、普通に立ってるぞ?
首を傾げつつももう一人の神官に話し掛けたところ、
「何者かによってラファエルが殺されオリハルコンが奪われた」
と、いう答が。つまりここに居るラファエルは……って、亡骸は片付けろよ!
あと、ウラノスも娘なら何かリアクション見せろ!
魔獣の巣
あんまりなラファエルの扱いに憤慨しつつ、再び歩いて「まじゅうのす」へ。まだ滞在しているハータへ声を掛けると、「魔獣達にマグネタイトを食べさせなければならないんだ」と切な気に語りだし、エルにマグネタイトを要求してきました。
幸い「まじゅうのほこら」で交換するつもりで幾つか引き出していたので、募金のつもりで承諾。するとハーダは1つだけ貰い受けました。
その後、同じ会話を繰り返し3つか4つほど渡した頃、漸く満足したのか「優しい君の心に私からプレゼントさせて欲しい」と言い出したハーダ。
え? 何? くれるんなら何でも貰うよ、とドキドキワクワクしていたら、突如変な光を浴びせられました。
うわ、ちょっと何してくれてんだよお兄ちゃん! と問い詰めようとしたのですが……え? 植物と話が出来るようになった?
あまりにも突飛なプレゼントに、半信半疑のままその辺の木に話し掛けてみると……話せねぇじゃねぇかこの野郎!
……どうやら、その辺に生えている普通の樹ではなく、明らかに特殊っぽい大きな木でないとダメみたい。
そこで、マップ北西に立っている大きな木に話し掛けると、本当に喋り出しちゃった。
「フォースの女神が貴方にコレを渡しなさいって!」
どうやら女性だったらしいこの樹木ちゃんがくれたのは「ランカ」の魔法。キシュが覚えることに。。
ちなみに、ここには大きな木が2本あるのですが、もう1本はだんまりを決め込み喋ってくれない模様。後から喋るようになるのかな?
さて、動物&植物と話せるようになり、ム●ゴロウさんも超越したエル。
次なる町に向かうため、北西にある「ヒプノスの神殿」を経由し、アトランティスを目指す事になりました。
アトランティスの名はゾディアも口にしていたし、実は先刻ハーダも「アトランティスに急げ!」と言ってました。
しかもハーダはラムーから「オリハルコン」を奪った犯人達を知っている様子です。
そう言えば、師匠は犯人をガイアマスター達だと断じてましたが、それが本当ならば、ハーダはガイアマスター達を知っている、という事になりそうね。
アトランティスに行くには神殿を出て北東に行けばいい、というアドバイスを受けたところで、今回はここまで。
アトランティスを目指し、ヒプノスの神殿を出て北東へ。でも到着したのは「クロトナ」の町。
何だよ、違う所じゃねぇかと苛立ちつつも町に入り、いつもの様に情報収集から。
クロトナ
・箱船は空をピューっと飛んで行く。
・ヒラムは「アトランティス」にいる。忙しいので「箱船はちょっと……」らしい。by奥さんらしき人
・「ルシフェル」と「バアル」達(小姑三人組の事か?)はゾード同様ガイアに狂っている。
・クロトナから北西に行くと怪しい町がある。ガイアの強い人間が出入りしているが(一般人は)門番が中に入れてくれない。
大体こんな感じ。空をピューって行くらしいその箱船とやらが、このゲームにおける「そらののりもの」か。
あと、ガイアの強い人間が出入りしている町……という事はゾード&師匠関連?
また、この町には父親が箱船を造っているのだと誇らしげに語る少年が。その父親というのが前述の「ヒラム」の事かな……など、色々疑問が湧きます。
ちなみに、動物と話せる状態でマップ左上にいる鳥に話し掛けると、変なものを飲み込んだので君にあげる、と「ルーン」をくれました。ありがとう、鳥の唾液塗れだけど。
アトランティス
クロトナで一休みしたら改めてアトランティスへ。非常に大きな町なのですが、人の気配が無くゴーストタウンみたい。まさか滅亡済かと焦っていたら、みんな、でっかい建物の中に居ました。大きな建物の中に町が丸ごと入ってるのねー。
この町には箱船を造る事が出来るという「ヒラム」の家があるのですが、忙しいから誰にも会いたくない、と扉を開けてもくれません。
こりゃ絶対何かあるな、とは思うのですが、今の時点では為す術がないようなので、ひとまず別の場所を探ってみる事に。
その結果、この町では家庭ゴミを地下水路経由で海に流す仕組みになっている事が判明。そして、その地下水路の入口から変な声が聞こえてくる、との証言が。
ほんと、RPGに地下水路は付きものだよなぁ。なんでだろ。
町を一通り探索したら、残るは神殿のみ。そもそもこの町に来た目的は、会議への殴り込みなのですが、神殿に出向いたらイベント突入しちゃいそうなので、先にLV上げをしとこう。
町人の話によれば、ゾードは箱船を造っているらしく、その何隻かが西の空に飛んで行ったとのこと。
経験値稼ぎのついでに西の方にも行ってみるかな?
ダロ
西の方をウロついていたところ、町を発見。これが例の怪しい町でしょうか。「ダロ」という名のようです。
町の入口には、聞いた通り門番らしき人物が立っていて、「もんしょう」が無い者は入れないと仰います。
「もんしょう」って、前に師匠が落としてたヤツ? それで良いんなら預かり所に預けてるもんねー、と一旦取りに戻って再度門番に話し掛けると、ゾードの城同様、呆気なく入る事が出来てしまいました。
まんまと「ダロ」に潜入したエル達。
流石ゾードのアジトだけあり、重要な情報がバカスカ入手可能です。
・「オリハルコン」を奪ったのはゾードではない。そんな暇があったら魔獣を倒す。
・入ってはいけない部屋がある。
・「ゾード本部」に行くには「ストーンサークル」を抜ける。
・「ゾード本部」に入るためには通行証である「バード」が必要。これはガイアが強くないと貰えない。
なんと、「ゾード城」が本部ってワケじゃ無かったのか。
それにしても師匠、城やら本部やらこの町やら、何処でそんな資金調達したんスか?
一通り探索しましたが、イベント的にはこれといった進展は無し。宝箱も2つ程度しかありませんでしたが、建物の外周にて「りゅうのほね2」を発見。
これで「りゅうのほね」が3つ揃ったので、ひたすら歩いて「賢者の岩山」へと向かい「ドラゴン」のゾンビを仲魔に。やった!
その後アトランティスへと戻り、ここを拠点に「ストーンサークル」辺りでせっせとLV上げ。
ここはダロの町より更に北にあり、アトランティスからは結構離れているのですが、出現する敵がなかなか強いため、LVを上げるには最適だったりします。
アトランティス
LVが上がり戦闘が楽になり始めた頃合いを見計らい、いざ神殿へ乱入。
神殿内では会議らしき事をやっている様な、いない様な。議論も白熱している様な、いない様な。
・倒すべき相手はゾードだ。
・どんな事をしても「ラムー」の「オリハルコン」を取り戻さなければならない。
・何故ゾードは「オリハルコン」を盗んだのか?
な、何さー! 皆してゾードが悪いと言ってるじゃないのさー!
それと、小姑三人組! あんた等がラファエルを殺したんだってウチの師匠が言ってたけど、そこんとこどうなのさ!
「我々がラムーの神官を殺しただと? ラムーのオリハルコンを奪ったって?? ゾディアに騙されているのだよ!」
くっそぉ、そりゃあ確かにあんた等がやったっていう証拠は無いけどさぁ! と、反論出来なかった自分に歯ぎしりしながら神殿を出ると、突如、地下水路から魔獣が出て来たという報せが。
やっぱりなぁ、何かあると思ったんだよなぁ、と面倒臭がりつつ地下水路に向かい、先ずは「ボーンズ」3体を撃破。更に「ティフォン」&「ボーンズ」と戦闘になりました。
地下水路からうっかり出て来た魔獣を倒したのはいいのですが、やっぱり地下水路内に行かないとダメ? ……ダメなのか。解ったよ、行きますよ。次回にね。
地下水路
渋々、地下水路に潜入。内部は意外と広く、複数あるの出口の先には宝箱があったり巨木があったり。
巨木からは、キシュが魔法「ランカム」を授けて頂きました。
そんな調子で出口を片っ端から探っていると、何やら話し声が。
なんかどっかで聞いた声だけど……って、あれ、もしかしたら小姑三人組のうちの一人じゃないか?
「オリハルコンをテラに持って行ったのか? 本当だな、それならいいんだ。貴様達を造ったのは私とベリアル、バアル、そしてルシフェルという事を忘れるなよ!」
正直小姑三人組のどれが誰かは解らないのですが、名前が挙がっていないところからすると、コイツは「メフィスト」でしょう。
やっぱり裏で動いてたのはコイツ等だったか、と憤慨しつつ先へと進むと……あれ? 何故かヒラムの家の中に出ちゃったぞ。
どういう事だと頭を捻りつつヒラムに話し掛けると、衝撃の事実が。
実はこの男、ヒラムの偽物だというのです。
更に本物の彼は「ダロ」にて投獄されている模様。……ちょ、ちょっと、色々と危険が危ない! 同時進行で!
「(ヒラムは)我々が攫っていきました」と白状した男から牢の鍵を受け取り、先ずは超特急で神殿へ。
ガイアマスター共をどーにかしろ! と訴えようとしたら、逆に「何処に行ってらしたのですか! 皆ダロの攻撃に向かいましたよ!」「君も早くゾード退治に行きなさい!」と叱られてしまいました……って、ダロに攻撃ィ!? 小姑共に唆されやがったか!
バカをお言いでないよ、と先刻聞いた話を告げるも、「何をバカなことを」とこっちがバカ扱い。
てめぇ、後で吠え面かくなよと捨て台詞を吐きつつダロへ急行すると、時既に遅し。ダロは壊滅状態になってました……。
ダロ
「あとはゾード本部を叩くのみ!」と息巻く神官連中を尻目に、牢を開けヒラムを解放。
突然の惨劇に、ヒラムもゾードに同情せざるを得ない様子。
更に、虫の息であるゾードに話掛けると、本部への通行証「バード」を貰いました。解ったよ、本部に手出しはさせないからね。
神官達の話を聞く限り、彼等はストーンサークルの先にゾード本部がある事を知ってはいる様ですが、行き方までは解らないみたい。
ヒラムが箱船を造ってくれる事にもなったし、ここは一旦アトランティスへと戻ってみよう。
また、アトランティスへ向かう途中クロトナに寄り、ヒラムの奥様に旦那の無事を報告すると、「ラピス」なるものをくれました。なんとこれ、箱船の動力となるらしい。へぇー、仕組みはよくわからんけども、どうもありがと。
その後アトランティスに戻りヒラムの元へ行くと、約束通りに箱船の制作に着手してくれました。
ただ、完成までは時間がかかるとのこと。そりゃそうだね。
とりあえず宿屋で休んだり、パンク寸前になっている預かり屋のアイテムを整理したら、LV上げも兼ねてゾード本部へ。たぶん師匠もここに居る筈だから急いで報告しないと……と、思ったのですが。
ゾード本部
エル達が見たものは、ダロ同様に壊滅したゾード本部でした。しかも周囲には魔獣の姿も。
……生き残りのゾードが言うに、ガイアマスターが魔獣を連れて乗り込んで来た模様。
更に、どうやって入って来たのか神官もいます。ゾードと魔獣の繋がりが証明されたと勝ち誇る彼に舌打ちしつつ、師匠の姿を探し奥を目指したのですが、宝箱が沢山あるもんだから所持品がすぐに満杯になってしまい、またしても一旦帰還するハメに。めんどいよぅ。
所持品整理のついでに「アモンのほね」から「アモン」(ゾンビ)を呼び覚まし、新たな仲魔に。
その後、改めて本部を探索すると、神官達はガイアマスター達が行方不明である事や、依然オリハルコンの行方が解らない事に狼狽しきっている模様。
バーカバーカ、お前等騙されてたんだよ、と内心嘲笑いつつ奥を目指すと、不必要までに長い一本道の先に、師、ゾディアの姿がありました。
良かった、生きてた……。
先生、いい加減預かってる剣を受け取って下さいよ、と声を掛けるより先、「もうゾードは終わりだ……」と呟く師匠。
いやいや先生、そんな弱気にならないで元気出しましょうよ。先ずはこの剣を受け取「しかし、私はいずれガイアマスターを倒す! そして魔獣のボス、ルシフェルを倒す!」
全然弱気になっていなかった先生は話を聞いてくれず、相変わらず剣も受け取ってくれません。……それどころか。
「さあエル! モイラでの修行の続きだ!!」
せ、先生! 脈絡不明です!
哀しい事ですが、ここでゾディアとの戦闘に突入。先生、ターバンを巻いている人間の方だったんですね……。
今まではこんな感じ にしか見えてませんでした……。
なんかポケモンあたりに居そうなキャラクターですね。……いや、絵心無いのは解ってますよ?
VS ゾディア
先生の見た目はさておき、ゾディア戦。流石エルの師匠であると同時にゾードをまとめあげた男、その実力は半端ではなく……あれ? 倒しちゃったよ?
毎度の事ながらLVを十二分に上げていたため、あっさりとゾディア撃破。
師匠は最期の最期までエルの成長を喜ぶと、ガイアマスターの撃破を愛弟子に託し、その生涯を閉じたのでした。
……せ、せんせぇ、別にエルと闘う必要性は無かったんじゃないですか? 共闘ってダメなんですか? あと、剣受け取らなかったのはどうしてですか?
尊敬する人物に自ら引導を渡してしまった事に泣き崩れていると、諸悪の根源であるガイアマスター共が登場。
連中は、自分達の所行であるオリハルコン奪取及びラファエル殺しの汚名をゾディアに被せるつもりらしい事が判明。挙げ句、唯一真相を知る事となったエル達を抹殺するため、「メフィスト」が襲いかかってきました。ちなみに残り二人は逃亡。
VS メフィスト
くぬやろ、小姑の好きになんてさせるもんか! と、いうことでメフィスト戦。
ゾディア戦に続いての連戦となりますが、案の定、大した苦労もなく撃破してしまいました。
正直、ゾディアより弱いと思う。
アトランティス
あっさりガイアマスターの一人を打ち破ったものの、心は晴れません。
こうなりゃ神官共にでも八つ当たりしてやろうとアトランティスへと戻ると、ここのオリハルコンも奪われたらしく、ようやくエルの言う事を信じ始めました。
これでラムー、レムリア、そしてアトランティスのオリハルコンが奪われ……って、えええ? いつのまにレムリアのも取られたの!?
結局3つ全てのオリハルコンを取られてしまった事が発覚し、色々と絶対絶命。
オロオロするばかりの神官共には付き合っていられず神殿を出ると、とりあえずヒラムの家に行ってみました。えっ、箱船が出来たですって?
「町の外へ出てみるといい。精魂込めた力作じゃ! 大事に乗っとくれ! 儂も歳じゃからもう2度と造れんと思う」
そんなヒラムのお言葉に……正直びっくり。あなた、そんなにお歳を召してらしたんですか? 小さなお子さん2人のパパだから、てっきり若いと思ってた。
見た目じゃさっぱり解らん……って言うか、急に語尾が「〜じゃ」にならなかった?
ヒラムの年齢はさておき、言われた通りに町から出ると、本当に箱船が。
ようやく入手した「そらののりもの」に乗り、真っ先に向かったのは「まじゅうのす」北方にあるお宿でした。
アトランティスの宿屋は高いから経費削減せねばならんのです('A`)
とりあえず今回はここまでにして、次は世界を飛び回って色々調べるかな……などと思いつつベッドに潜り込んだところ、久々に女神登場。相変わらず色味が不思議。
「エル、立ち上がりなさい! 貴方の周りにどれだけの友がいたか……どれだけの魔獣が心開いたか……エル、フォースを求めなさい。ミカエルが導いてくれる筈です」
おお、「フォース」について力説する女神様よ。確かに魔獣は沢山懐いてくれましたが、友達はあんまり居ないんですけど。あと、ルシフェルが導くって、一体何処に行けば導いていただけるんです?
言いたい事だけ言ったらとっとと消えてしまう女神に舌打ちしつつ、続きは次回に。
手に入れた「箱船」で悠々と空の旅。世界をふよふよ飛び回っていると、やたら「ほこら」らしきもののある大陸を発見。
ここ、未踏の大陸だよね?
賢者のほこら
手近な所に入ってみると、そこは「賢者のほこら」。いきなり瀕死の賢者がいてびっくり。
ルーンを欲しがっているので与えたところ、一瞬にして完全復活を遂げてくれました。いやぁ良かった良かった。
賢者をこんな目に遭わせたのは、なんとメフィスト。ゾード本部で倒したとばかり思っていた奴は、どうやら魔獣となっている模様です。
更に賢者は、
「奴等を倒すのはフォースしかないのかもしれない。ガイアとフォースが合わさる時、真の力が生まれると聞く。エル、もう1度植物達と話をしてみなさい!」
と、女神にも負けず劣らずの気迫で力説。
ええと、仰る事はよく解りましたが、話の前半と後半の繋がりがいまいち……いえ、何でもないです。
メフィストが生きていた事に少なからずショックを受けつつ、他の「ほこら」探索。
ペテルの洞窟
中には賢者らしき人物が4人も。話し掛けると「ドラゴンゾンビ」に魂を吹き込み、「ドラゴン」(生きてる)にしてくれたではありませんか。
更に、他の賢者2名が「アモン」と「キリン」も生体にしてくれて、一気に生命のエナジー溢れるパーティになりました。
いやぁ……今まで言い難かったから黙ってたんだけど、何か腐敗臭溢れてたんだよね。これまでは。
また、残る1人の賢者はウラノスに魔法「サマリカーム」を伝授。
殺すよりも生かす力を伸ばしなさい、だってさ。
ペテルの洞窟を出た後、近くにまた「賢者のほこら」を発見。
中の賢者曰く、フォースの秘密は魔獣か動物あたりが知ってるんじゃね? ということでした。更には「水のまもり」をゲット。
これで「ほこら」は一通り探ったと思うんですが、賢者の言う事をまとめると、とりあえずは各地を回って植物や動物達と話せ、って事かしらん。
そういう面倒事は早く終わらせるに限るとばかりに箱船に乗りテキトーに進むと、「まじゅうのす」上空に差し掛かりました。そういや、ここには喋る木が居たよね。
魔獣の巣
ここには巨木が2本ありますが、前回来た時はうち1本しか喋ってくれませんでした。
ならば今回はどうだ、と前回無言だった方に話し掛けたところ、予感的中。ミカエルの伝言とやらを語り始めました。
伝言の内容をまとめると、こんな感じ。
・ハータの正体は「ミカエル」。
・「フォース」を求めるのならば、「ラムー」の神木から「ひかりのつゆ」を受け取れ。
しまった、まとめる程じゃなかった。
ともかくも、なんとあの奇特な青年こそが「ミカエル」だったとは。
彼は魔獣を救うためにマグネタイトを与え続けていた様ですが、今は一体何処に居るのやら? そして周囲をよく見たら、魔獣が1体もいないのが気になる……。
ちなみに、もう1本の巨木はガイアの力というものは使用する人間により変わってくる、という事を教えてくれました。
人の心一つで破壊にも創造にもなるらしい。なるほど。
ラムー
ミカエルの伝言を聞いたら、その言い付け通りにラムーへ。町の奥にある巨木に話し掛けると、エル達に「ひかりのつゆ」をくれました。ミカエルが話通してくれてたのかしら。
また、この星の中央にある大きな湖の上で「ひかりのつゆ」を使え、とのこと。
そうすれば「ノヴァ」への道が開かれるというのですが……ノヴァ?
とにもかくにも言われた通りに湖を探すと、本当に湖のある小島を発見(信じてなかったのか)。
湖の上部に行くと、自動的に「ひかりのつゆ」を使用し「ノヴァ」とやらに連れて行かれたんですが……LV上げしたかったので、直ぐに戻ったのでした('∀`)
現段階で一番敵が強いのは「ペテルの洞窟」や「ほこら」がある大陸。そのため、大陸中をテクテクと徘徊しつつ、入り損ねたほこらが無いかチェックしつつウロついていたら、何処に入って何処に入ってないかさっぱり解らなくなっていた……。
そこで、再度賢者達に話しかけつつ巡っていると。
「怖じ気づいて逃げたのかと思ったよ!」と、意味不明な台詞と共に、賢者が襲って来たのだ…………って、アンタ、メフィストなの!?
何が起こったかさっぱり解らないまま戦闘に突入。が、メフィストは相変わらず弱く、あっさり撃破。
その後、改めて何が起こったのかを調べてみたところ、どうやら、ほこらに一度入ったもののメフィストに話し掛けないまま出てしまった所為で、前述のような台詞になったみたい。
……しまった、そのまま話し掛けてたらもっと違った話が聞けたんだろうに。
何か勿体無い事しちゃったなぁ、と軽く凹みつつ続きは次回。
本編に入る前に。実は前回から「スーパーゲームボーイ」ではなくGBAでプレイしているのですが、GBAの方が格段に見易くて驚きました。
「スーパー(略)」の場合に比べると画面が明る過ぎる事がなく、色が綺麗に出ている気がします。
ううむ、暫くしたらまたTVでプレイする予定だったけど、このままGBAでいこうかなぁ。
さて本題。メフィストを倒したので、今度はちゃんと「ノヴァ・ラムー」に行ってみる事に。
ノヴァ・ラムー
美しい楽園チックなこの場所には魔獣が沢山いて、ハーダ……いや、ミカエルの姿がありました。「まじゅうのす」の魔獣達も連れて来たんでしょう。
ご招待ありがとうございやす、と挨拶しに行ったら、エルにこそ「フォース」は相応しいと「スターダスト」の魔法を授けてくれました。
……ん? この魔法がフォースなのかしら?
更に、嬉しい再会が。ラファエルが殺された時に行方不明になっていた魔獣「ソルレオン」が、無事な姿でここにいたのです。
ガイアマスターに襲撃され瀕死だったのを、ミカエルに救ってもらったそうな。
更に更に、丁度ケルベロス&オルトロスを連れていたのですが、ここでこの2体が合体し、ソルレオンに変化してしまいました。
もちろん仲魔だ! ……って、白状します。ここでケルちゃんとオルちゃんが仲魔にいると、合体してソルちゃんになるって知ってました。だからあらかじめケル&オルを連れて来てたんです。懺悔。
正直に謝って許しを得たところで(誰から)続き。
「ノヴァ・ラムー」ではソルレオンが仲魔になるほか、巨木からキシュに魔法「ランカイン」を、そして魔獣からエルに魔法「ザンマ」を教えて貰えます。
歓喜の声を上げながら色々貰っていると、フォースの女神が待ってるから早く行って来い、とツッコミが。へぇ、あの女神様ここに居るのかぁ、と少々感激したものの、そう易々と謁見してたまるかってなモンなのです。
実はこのゲーム、EDが2種類ある模様。その分岐条件が(ネタバレにつき以下反転)「女神と話すor話さない」というもの。
ごくごく簡単な条件ですが、折角なのでEDは2種類共見ておきたいところ。そこで、一旦地上に戻りセーブデータを2つ作っておく事にしました。これで大丈夫。
とりあえず1回目は「女神と話さない」方向で。
そうしなければ「フォース」が貰えないらしいのですが、女神転生シリーズであることを考えると、BADとかGOODとか、そういう分類ではない……はず。……あ、でもペルソナはBADがあるよね。
……ともかく、今回いはそれで行くのッ。
※ 只今、ED分岐による違いを調査中。暫くお待ち下さい。
攻略情報を調べた結果、BAD or GOODではない事が解り、一安心(ΘωΘ)
さらにラストダンジョン直前でも分岐させる事が十分可能だという事が解り、セーブデータはまだ2つに分けなくても大丈夫みたい。(訂正:これは誤り。違うパターンを完全に見たいのならば、ラストダンジョンより少々前の段階でセーブデータを分ける必要がある。理由は次回に)
そうと決まればEDに向けての準備。ノヴァ・ラムーから地上へ戻ったら、箱船でアトランティスの北辺りにある岩山上空を飛ぶと、岩山に囲まれた砂漠に、洞窟らしき入口が2つ、そして地上絵のようなものが見えてきました。
ぽつんと存在していた2つの洞窟は「まじゅうのほこら」。
それぞれで恒例のアイテム交換が可能。また、ここに居た魔獣達の言う事をまとめると……。
・ガイアマスターがオリハルコンを奪ったのは、魔獣達を生き永らえさせるため。
・「テラ」に行ってガイアマスター達を倒して欲しい。
・地上絵が地上と「テラ」を結んでいる通路。
何故、魔獣達が創造主であるガイアマスターの消滅を望むのかは解りませんが、地上のためには「オリハルコン」を取り返す必要があります。
そのためにも、地上絵から未知の場所である「テラ」へと向かう決意をするエル達でしたが……まだ地上でLV上げさせて下さい。正直、そろそろキツいです。
地上絵はひとまず置いといて、せっせせっせとLV上げ。
「ディーバ」3体&「ゴモラ」3体のパーティを2回ほど倒しただけでLVUPって、一体どんなインフレが……。
結局この後はひたすら戦闘を繰り返しただけだったので、続きはまた次回。
LVも上がり準備が整ったら、いよいよテラへ向かいます。
また、2種類のエンディングを完全に見たいのならば、この時点でセーブデータを2つ作っておくこと。
地上絵
箱船に乗った状態で地上絵に重なると、準備が整ったかどうか問われ、GOサインを出したら地上絵から星の海へ!
うおお、箱船って宇宙にも耐えられる仕様なの!? と突っ込むべきではないあたりを弄りつつ、航行を続けていると、突然の衝撃が。
すわ、宇宙海賊か!? などと錯乱気味になる中。
「エル、残念ながらオリハルコンを渡す事は出来ん!」と、ベリアルが襲ってきたのです! 魔獣達がテラで待ってるんだって!
VS ベリアル
いよいよ小姑その2である(その3はメフィスト)ベリアルとの決戦。
HPが高めですが、みっちりLVを上げていたお陰で、そこまで辛い戦いにはならずに済みました。
このゲームに限らず、LV上げ過ぎっていうのはゲームの面白さを削ぐ一因になっちゃうのだけれど、ヘタレだからどうしても安全さを求めてしまうのよ_(;ω; 」∠)_
テラ
ベリアルに勝利したら、いよいよテラへ到着。雰囲気的に「乾いた大地」って感じです。
魔獣が生まれた星だけあり、ここにも「まじゅうのほこら」があったのだですが、魔獣を倒しまくっている人間であるにも関わらず、気前よく回復の泉を使わせてくれました。
ただ、最初は「あなた方も入るかね?」と少々上から目線だったのが、「はい」と答えた瞬間、「それではお入り下さい」と妙に謙った言い方になったのが気になった('∀`)
回復の泉にて傷を癒した後は、テラを探索。
いかにもラストダンジョンっぽい施設は見なかった事にし、あっちウロウロこっちウロウロしていたら、あからさまに怪しい並びをした岩山を発見。
「もしかしたら、こっちのががラスダンだったりして」と思いつつ近付いたら、やはり何かがあったらしく画面が切り替わってしまった。や、ヤバイっ!?
が、エル達が入った場所は無人(?)のほこらでした。どうやら隠しのほこらだったみたい。
中にあったのは「アルファのけん」「アルファメイル」「オメガのけん」「オメガアーマー」の4つ。
アルファ系はキシュの、そしてオメガ系はウラノスの最強装備です。
何でこんな所にひとまとめで。ちなみにエルの最強装備は「ノヴァ・ラムー」にて回収済み。
ルシフェリウム
装備品を有り難く頂戴したら、改めて、いかにもな施設へ。その名は「ルシフェリウム」。ラストダンジョンです、と激しく主張してます。
外観は近未来チックなのですが……中は普通の洞窟かよ!
しかし、ラストダンジョンですから気は抜けません。強力な敵がエル達を襲う……って、あの、戦闘オートでやってても問題無いってどういう事ですか。
拍子抜けしつつ洞窟の奥を目指すと、エル達の前に立ちはだかった見覚えのある影。
……そう、小姑三人組の最期の一人、「バアル」です。
魔獣を、即ち新しい生命を創る事こそがガイアマスターに相応しい、と主張するバアルとの決戦になります。
VS バアル
実はもう戦闘時の彼の姿は覚えていないのですが、プレイメモを見たところ「何だその愉快なおとっつぁんみたいなナリは!」と書いてました。
……気になる! 自分で書いておきながら、すごく気になる!
挙げ句、強さなどについては一切書いてないんだもんなー。よっぽどインパクトある外見だったんだろうなー。
さて、どうにか退けたバアルでしたが、彼は今際の際にこう告げました。
「生命の創造……貴様には解るまい! 最初の魔獣が生まれた時の我々の喜びと興奮を」
……と。
ええと、初孫が生まれて喜んでいるお祖父ちゃんな気分?
バアルを撃破したら、更に奥へ……行く前に、一旦ダンジョンを脱出。
流石に消耗が激しかったのです。
ほこらで回復の泉に入り、ED分岐に備えてセーブデータを2つ作ったら(補足:実はこのタイミングではNG)、いざ最終決戦へ!
※ 以下、ED間近につき部分反転。
バアルが居た位置から更に進むと、洞窟の最深部にて、三叉の槍(たぶん)を手にした何者かが立っていました。
その周囲に「オリハルコン」が3つあるという事は……彼が「ルシフェル」なのでしょう。
3人のガイアマスターを退け、最期の「創造主」と対峙したエルに、彼はオリハルコンを渡す事は出来ない、と言い放ちました。オリハルコンがなければ魔獣は死んでしまう、と。
この後、「ガイアこそ宇宙の法」と、ガイアに魅入られてしまった様な事を口走るルシフェルとの決戦になります。
VS ルシフェル
ラストボスだけあって流石に強いでやんの。
あの、通常得点が5〜10点ぐらいなのに「ジャンピングチャンス! この問題の正解得点は通常の2万倍になります!」みたいな事をやらかす様なノリの痛恨の一撃はどうにかならんものか。なんだその解りにくい例えは。
が、苦戦しながらも諦める事なく踏ん張り、見事ルシフェルを退けたエル達。
「エル、魔獣を私の代わりに……」と言い残し息絶えるルシフェルの姿に哀れさを感じつつも、エルはオリハルコンを取り戻したのでした。
エルが手にした直後、オリハルコンは光りだし、エル達の体力を回復。ええええ、もしかしてまだ終わってないの!? と軽く狼狽していたら、エルはサクサクと「トランパ」(ダンジョン脱出)を唱えるとルシフェリウムを脱出。更に、そのまま各神殿へとオリハルコンを戻したため、神官共は大喜び。
そして最後のオリハルコンを戻した後、フォースの女神が姿を現した。あ……あの、もしかしてフォース貰いに来なかった事、怒ってます?
もしや今回は女神による粛正ENDではあるまいな、と怯えていると、どうやらそうでは無いみたい。
女神は厳かに告げました。
「ガイアとフォース、それはお互いが1つになって新しい世界を生み出してゆくのです。たとえ、それが世界にとってどれ程の悲劇であろうとも」
……え? 何か、抽象的過ぎて仰る意味が良く解らなかったった……って、ちょ、ちょっと女神様! このままスタッフロールに突入って、どういう事ですか!? これってやっぱりBAD EDって事なんですかーーーーッ!?
…………以上が、「ノヴァ・ラムー」にて女神様と話さなかった、即ち「フォース」を頂戴しなかった場合のEDでした。
気を取り直して、次はもう一つのEDに行ってみよーう!
もう1つのEND
2つセーブデータを作ったのは、バアル撃破後のルシフェリウム前。
1つめのEDの場合はこのままルシフェリウムに乗り込みましたが、今回は分岐条件を満たすため、一旦母星へと戻る事にします。
もう1つのEDを見るには、「ノヴァ・ラムー」にて女神からフォースを貰わなければなりません。そのため、前回時は無視していた女神の元へと馳せ参じ、ご挨拶申し上げたところ、女神様は大いに喜んでくれました。
ここで女神様が仰るには、ガイアとは力、フォースとは調和の事であり、この2つが1つになって初めて、宇宙が光り輝くらしい。…………やっぱり、抽象的っていうか、話の枠が一気に拡がり過ぎ、っていうか。
そんなこんなでフォースを入手したエルは、再び地上絵を通って「テラ」へ。
その後、1回目と同じくルシフェルの元まで向かうと、なんとルシフェルの台詞が変わってました。
「この星を、ガイアによって火山を起こし……大気を作り……そして魔獣を作った! 魔獣にはオリハルコンが必要なのだ! 魔獣を見捨てることは、私にはできん!」
……うん。確かに台詞は違うけど、後半、言ってる内容は殆ど同じだね!
少々拍子抜けしつつも、ルシフェルを撃破。撃破後の台詞もまるっきり同じで、更にはその後の展開も同じ。
が、流石に女神様の台詞には変化が出てるだろう、と思いきや…………これも同じなのか!? えっ? スタッフロールすらもッ!?
以上、2つのEDを続けてご紹介しました。個人的に何か納得いかなかったのでよく調べてみたら、どうもEDの違いというのは台詞が代わるだけの事みたい。しかも、台詞が代わるのは、ルシフェル、バアル、ベリアルの3人……ってしまったーーッ! やっぱりベリアル戦直前でセーブデータ2つ作ってなきゃダメだったんだーーーッ!!!!!!!
……とまぁ、こんな感じで最後の最後まで小姑に翻弄されたエルの冒険も、これにて終幕。
色々と腑に落ちない事も多かったのですが、これもきっちりEDを見ていれば解決したのかもしれないと思うと、ますますあの三人組が憎くなるってもんです(ΘωΘ)
また、ゲーム本編はここで終わりですが、引き続きプレイをすると、オマケ要素としてルシフェル、ミカエル、ベリアル、バアルを仲魔に出来るようになります。
更に、本編では合体出来なかった魔獣が合体可能になり、更に強力な魔獣が作成可能になる模様。
あくまでクリア後のオマケなのでラスボス戦はできないものの、ルシフェルやミカエルといった上級天使やら悪魔やら(今作では違いますが)を連れ回せるので楽しいかも。
ちなみに、ミカエルを仲間にする時「私も一緒に行って君と戦ってあげよう!」と力一杯言ってくれるのですが……遅ぇよ!
あと、「メフィスト」が仲間にならないのは何かのイジメ(´・ω・`)?
さて、最後までなんとも締まりのないプレイでしたが、「女神転生外伝ラストバイブル」はこれにてお終い。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました!
振り返れば、「ちょっと●●に行ってどうすればいいか聞いてきて!」というおつかいから始まったエルの旅。
それがいつの間に、若きガイアマスターとしての試練の旅になり、今、ここに終わりを迎えるのです。
「悪魔」や「天使」といった概念を無くし、ダンジョンとフィールドを2Dにした今作は、非常にとっつき易い印象でした。
3Dダンジョンを敬遠する人も少なくないと思うので、ゲームボーイの主な年齢層を考慮したのかな?
いわゆる「悪魔合体」の要素がについても、随分シンプルなものではありましたが、必要最低限の部分は押さえてあるのが好ましかったです。
種族によって交渉の行い方(質問の答え)が異なっていたり、仲間に交渉を任せても上手くいかない事が多かったり、という点をしっかり受け継いでいるのが楽しい。
ただ、中盤あたりからは合体をせずとも強い魔獣が仲間になってくれるので、若干必要性に欠けていたのが残念。その辺は個人のプレイスタイルもあるので、難しいところ。
個人的に一番「女神転生」っぽいなぁ、と思ったのはシナリオでした。
サクサク進んでいくので気付き難いんですが、何処となく仄暗い、悲劇的な色合いを持つ物語は、女神転生独特の薄暗さを持ってます。
もっとも、テンポ良く進むせいで哀しい出来事もあっさりと流されちゃう殺伐さもあるんだけど(ΘωΘ)
少し変わった雰囲気のある「女神転生外伝」ですが、全体的にシンプルなので気負い無くプレイ出来ます。
トータルのプレイ時間も短めなので、気楽に遊びたい方には特におススメ。
最後に超個人的な意見ですが……ソフトのラベルに描いてある仲間(男)がパタ●ロに見えるのは、私の気のせいかしら(゚∀゚)
それでは、「女神転生外伝 ラストバイブル」のプレイ日記はここでお終い。
これまでのお付き合い、ありがとうございましたー。
機会があれば、また別のゲームでお会いしましょう。