SFCでは初のSaGaシリーズ。復活する兆しのある古の邪神「サルーイン」をどうにかするため、運命に導かれた主人公達が共に闘う。
特徴的なのは「フリーシナリオ」。その名の通り、各地に出現するイベントを自分の好きな手順でこなしゲームを進める事が可能。また、中には選択肢や行動によって展開に影響を受けるイベントもあり、その結果によって印象が大きく変わってしまう事があるのが面白い点。その他、非LV制、マップ上を徘徊して襲って来る敵、戦闘回数を基準に出現、消滅するイベントなど、独特のシステム満載。
一方ではバグも満載だったりもしますが、普通にプレイしている分には極悪なものは無かったと思うので、シンプルにしてなかなか手強いこの世界をどうぞお楽しみ下さい。
「Romancing Sa・Ga」プレイ開始。実の所、サガシリーズはサガフロの1&2以外はプレイした事が無く、SFCで発売されたサガシリーズ第一作目という事で何とも楽しみ。
タイトルにもある様に、まず手始めにアルベルト(18歳 貴族の息子)を主人公にしてプレイする事に決定。各主人公のシナリオ展開を大まかに見た限りでは、アルベルトが一番プレイし易そうに見えたのだが……吉かしら、凶かしら。
とりあえず、N●T出版の攻略本の紹介文には「生まれてから一度も城の外へ出た事が無い」と書いてあるワケだが、それは坊ちゃん育ち以前の問題だと思うのだが、どうか。
何はともあれ、そんな坊ちゃんアルベルトの利き腕は右、父:戦士、母:魔戦士という設定で作成。でも、父親:シーフというのも良かったかもしれん。元シーフの現貴族。胡散臭い香りがプンプン……ってそんな事して序盤苦しむのは自分なワケですが。
それはともかくとして、この両親の設定のせいかディアナが何だかとってもパワーキャラになってしまっているという事を付け加えておく。
プレイしていて気になるのは、仮名と漢字の比率。例えばこんな風に漢字の方がデカい。
が、このゲームが発売された時期を考えてみると、多分、どうにか漢字を使おうとしての苦肉の策だったんだろうなぁ。全然違ってたりして。
西の洞窟
さて、アルベルトが主人公の場合、序盤の行動は制限されているという事だが、初心者の私にとっては逆にそれが都合が良かったりする。下手にフラフラ歩き回って城に戻れなくなると困るから。
先ずは敵を避けたりする術を練習しつつ、ディアナ姉と共に西の洞窟へ。気付いたのだが、R1ボタンを押しながら移動すると、向いた方向は固定のまま移動出来るんですなぁ。これだと敵に背中取られる心配もそこそこ減るのが大変よろしい。ただ、その場で方向転換が出来ないのがちと不便か。
西の洞窟の探索を終えた後、フィールドの敵から逃げ回りながら帰城。一家団欒をブチ破る様にして「ナイトハルト皇太子殿下」という方がズカズカズカと登場。さっきまでアルベルトのお父ちゃんが座っていた玉座に座り、挨拶もすっ飛ばしてこんな発言を。
「いきなりで ぶしつけなのだが ディアナを わが妻に 迎えたい」
本当にいきなり過ぎです、皇太子殿下。しかも、言うだけ言ったらとっとと帰って行くしな。
その後、城が襲われたり崖からダイブしたり名も知らぬ女性に助けられたり敵国の兵に捕まったりして短時間で波瀾万丈のアルベルト、気付けば牢屋の中。「こんな所に つかまってる場合じゃ…」とハッと我に返り、有り得ない運の良さで抜け道を見付けた後、皇太子殿下に助けを求めて船に乗り、一点の曇りも無く、船 沈 没。
波瀾万丈もここまでくれば立派。
目が覚めれば海岸に打ち上げられた難破船の中。周囲は死体だらけ。しかも、新たな仲間を求めているのかアンデット系の敵シンボルがウヨウヨしているので慌ててフィールドに出て……みれば、外は外で敵がウヨウヨ。
一体何処にどう行けば良いのだ。敵にたかられて考えてる暇も無い……と思いきや、見るからに敵シンボルでは無い人発見。あ、この女の人知ってる! シフって人だよ確か!
うわ〜ん、やっと仲間が出来た〜っ! ……とばかりにシフに泣き付いて、村に連れて行って貰ったのでした(実際は自力で行かなきゃならんのですが)。
ガトの村
シフと合流後、どうにか「ガト」の村へ到着。実際は船が漂着した所からちょっと東に行けば着く村なので「どうにか」という程でも無いのだろうが、間違って「南の洞窟」の方まで行っちゃって、しかもご丁寧に「この穴の中に村があるのかしらん?」などと洞窟内部に入ってしまった私は大馬鹿。ちょっと考えりゃあ解るだろ。
村で宿屋で回復したりアイテムを揃えたりした後、村長ガトの所へご挨拶。……このガトの村って、村長の名前を付けてるって事か。スナックなんかがママの名前を付ける様なモンか。「スナック ようこ」とか(違います)。
それはともかくガトに挨拶すると、アルベルトを坊や呼ばわりしてシフがパーティから離脱(ただ単にバイバイしただけなんだけど)。う、嘘ッ? なので一晩明けてから「シフさん僕を見捨てないで下さい。僕、自慢じゃ無いけど一人じゃこの辺のモンスターに太刀打ちできないんですから!」と力強く泣き付きに行くと「南の洞窟に悪魔退治に行くから着いて来い」との事。へぃ、どこでもお供しますぜ姐サン。
南の洞窟
死線を幾度も彷徨いつつ、南の洞窟を徘徊。他のサガシリーズ同様ライフ制かと思っていたらそうでは無いらしく、好きなだけ死ぬ事が出来る。ロマサガはセーブしてなんぼ、死んでなんぼじゃ!(絶対違います)
戯れ言はさておき、悪魔を無事倒した後は「いきなりプロポーズ事件」のナイトハルト皇太子殿下の元へと出発。
今度こそ無事に辿り着けるといいねぇ。今度はシフ姐さんが正式に仲間に入ってくれたので一安心。
こうしてイベントをこなしつつもキャラはある程度勝手に育ってくれているワケだが、シフがガンガン成長してくれるのは良いが、その一方で「愛」しか上がってくれないアルベルトには困ったもの。愛ばっかり周囲に振りまいてるんじゃありませんよ、この子は。
……まぁ、何も上がらないよりはマシか。
オイゲンシュタット
騎士団領は「オイゲンシュタット」に到着。領主のハインリヒとその小姓……じゃ無かった従者のラファエル(見習い騎士)にご挨拶。
この時に気付いたのだけれども、メッセージの字面が大きくなるのは漢字の時だけでは無い模様。ローザリア王国や、イスマス城主といった地名、肩書きなんかもデカかった。
モンスターの湧いてる洞窟
その後、モーレツに感動しているテオドールとラファエルと共に悪魔討伐に出たのは良いが、テオドールはまぁまあとしてラファエル弱すぎ。終いは回復させるのすら面倒になってHP1のまま引きずり回してたのだが、そうなると逆に全然攻撃喰らわないでやんの。
……に、しても、モンスターが湧いてる洞窟の名前が「モンスター」というのも大雑把過ぎるという話だ。解りやすさを狙ったのか命名を放棄したのかは解りませぬが。
さて次回は、クリスタルシティを目指して一路ブルエーレへ。
ブルエーレ
ブルエーレに到着。初めて船旅が成功したアルベルトの喜びはいかばかりか。
そろそろ二人旅もキツいので仲間でも見付けるかぁ、とパブに入ってみたところ、グレイとクローディアが居たので即座に確保。
それにしても、各キャラクター達を仲間にするか否かの選択肢が、変。
おそらく男主人公共通のものなのだろうが「かっこいい男! ぜひなかまにせねば」って、あのなぁ。更にクローディアに至っては「おおー びじんじゃん ぜひなかまにせねば」。
そんな事考えてたとバレたら、クローディアに逃げられますよ?
さて、これから四人旅の始まりだ。皆でクリスタルシティを目指そう! とフィールドに出て地図を広げたところ、そこに出現したのは「バファル帝国」の地図。一方、クリスタルシティがあるのは「ローザリア王国」。
……あれ? ブルエーレってローザリアの都市じゃ無かったのか!? これだから18歳まで一歩も城の外に出た事の無いボンボンは(責任転嫁の一例)!
アルベルトがとんだ方向音痴を露呈してしまったが、まぁ仲間を得られたんだから無駄足では無かった。気を取り直してローザリアの港町オービルに向けて出発〜! ……しようとしたら、港付近に騎士団領の騎士様の姿発見。声を掛けてみたところ、どうやらアルベルトを探していた模様。
一体何事? ……なぬ!? ラファエルが投獄されたぁ? 主君ハインリヒ公の髭でも切り落としたか!? あれほど止めろと言っておいたのに! ……などと妄想の海を泳ぎつつ、予定を変更して再び「ミルザブール」に逆戻り。
ミルザブール
話を聞くと、テオドールの愛娘コンスタンツがラファエルとの逢瀬の最中にモンスターに誘拐され、ラファエルはその現場に居た事から嫌疑がかけられ、逆上したテオドールから牢にぶち込まれてしまったらしい。しかもテオドールときたら、モンスターとの取引に応じるわけにはいかないからコンスタンツは見捨てると言いやがる。
ここでアルベルトがやる事はただ一つ。「そうですか、それは大変ですね。じゃあ、そういう事で」と一路クリスタルシティを目指し……ません。このままラファエルとコンスタンツを見捨てるとシフからジャイアントスイングをかまされそうなので、コンスタンツを救助する事に。
オイゲンシュタット〜バイゼルハイム
そうと決まれば、とりあえずラファエルの主君でもある「ハインリヒ公」に相談してみましょう、という事で「オイゲンシュタット」へ。すると髭曰く「バイゼルハイム」の「フラーマ」の所に行ってみろ、と。よし、「バイゼルハイム」だか「アーデルハイド」だか「セキスイハウス」だか知らないが、行ってみよう。
ミサワホームに到着し、殺風景で無駄にデカい城を昇っていくと、天辺に「フラーマ」が。「コンスタンツ何処っスか?」と率直に聞いてみたところ、些か見当違いの答えが。何でも、アルベルトは人々の信頼を得て、復活しようとしている邪神サルーインを打ち倒す運命にある、との事。
で、それを素直に受け入れるかどうかの選択肢が出るのだが、肯定が「そうか それが じぶんの うんめいだったのか!」、そして否定が「人のみらいを かってにきめるなよ」。
人の反応として正しいのは後者の様な気がするのだが、ゲーム的に好ましいのは前者らしい。だが、アルベルトは序盤の不運の連続に何かの理由を求めていたらしく、非常に納得した模様(という事にしておく)。もう、素直なんだから……ちゅーか、人はこうして宗教にハマッ(以下略)。
フラーマによると、コンスタンツはどこぞの洞窟に捕まっている模様。そこでマップ画面に出てみると、確かに新たな洞窟らしき場所が表示されているのだが……その名も「コンスタンツ」。「スナック ようこ」の悪夢再び(前回参照)。
こういうのはとっとと片付けるに限る、と、突撃しつつグレイとクローディアを鍛える事に。予想外にもクローディアが強かったのは驚きだが、その反面、いまいちグレイが使えない。何かコイツも愛とか魅力ばっかり上がりやがる。
そんなこんなでもどうにかコンスタンツを救出し、帰還。80年振りの名誉騎士という微妙な接待用称号を頂戴した所で、今度こそクリスタルシティを目指し、北へ北へと進むのでありました……。
クリスタルシティに向けて出発する前に、闘いの疲れを癒すため宿屋にて宿泊。
翌朝目覚めて「じゃあ行ってみっかぁ」とベッドから出た瞬間、クローディアが電波受信。故郷のバァ様が呼んでるから帰らなきゃならない、とな?
おいおい、今やクローディアはその異様なまでの弓の熟練度からして当パーティで1、2を争うパワーヒッターですよ? そのか細い腕でグレイの倍近くのダメージを与えますよ(本当)? そんな可愛い子チャンを逃してなるもんですか、と、一緒に付いていく事に決定。またナイトハルト皇太子殿下が遠くなる……。
迷いの森
バファル帝国は、迷いの森へ。病床に着く「オウル」を見舞うと、何やらクローディアに対しその出生の秘密を語った模様。オウルが語った結論だけ言うと、どうやらクローディアはこのバファル帝国の皇女らしいのだが、この詳細は彼女が主人公の時でないと語られないんですって。
いかん、皇女様に弓を持たせてモンスターを射殺させてる場合じゃ無いじゃん! と、オウルに「この事は内密に」と持ちかけようとすると、「しゃべりすぎたわ……」と漏らした直後、突如としてオウル消滅。……ええと、これは亡くなった、って事かしら??
数少ない心許せる人間を失ったクローディアの哀しみを癒すべく、新しいお友達をパーティに加えるため南エスタミルへ。ストリートチルドレン(多分)に腹いっぱい喰わせつつ、強盗を蹴散らしつつ、パブに入ってみると、アイシャ、ホーク、ジャミル、バーバラの4人が一同に。が、パーティに加えられるのはあと2人。
うーんと、じゃあ取り敢えず、ホークとアイシャを仲間にしてみるかな。
成長させてしまえば誰を仲間にしても能力的な差が無くなるというのは、逆にパーティ編成で悩ませられますなぁ。一方で、完全に自分の好みで選べるっていう点は良いと思うんだけど。
仲間が一気に6人に膨れあがり、船賃がやたらと高くつく様になってしまったが気にしなーい。
クリスタルシティ
今度こそ、今度こそ遂にクリスタルシティにやって来ましたアルベルト。ナイトハルト皇太子殿下(いい加減書き飽きた)と久方振りの謁見。当然ながら殿下もびっくり。
殿下の話によると、やはりアルベルトのご両親は亡くなった模様。が、豪の姉ディアナは行方不明……生きてるな、多分。
とりあえず無事な姿を殿下に見せ、殿下もアルベルトの生存を喜んでくれたのも束の間……この鬼畜生殿下は、早速アルベルトを使いっ走りにするらしい。水のデスティニーストーンである「アクアマリン」を持って来てくれんかの、と言うのだ。そんなモン自分で取りに行けテメェ強いんだろうが……と顔にだけ出しながら、アルベルトは快諾したのでありました。
アクアマリンを殿下に取ってきてやった後は、他のイベントを消化するべく各地を徘徊。
まずは北エスタミルにて、誘拐されてしまったアフマドの娘を捜すお仕事。どうやら水竜への生け贄にする為、誘拐されてしまったらしい。
マラル湖にある洞窟でその誘拐の首謀者であるハルーンを倒し、娘を連れて帰ろうとしたら湖から水竜出現。「その娘はもうワシに捧げられた供え物だぞ」とご立腹の様子。我が儘なんだから、もう。
「そこをなんとかお大尽」、とアルベルトが嫌な媚びを売ってみたところ、それ相応のモノを代わりに捧げるのなら考えてやってもいい、との事。で、どんなモノが良いのかと尋ねたところ、「知り合いに『あまぐもの腕輪』を貸したままになってるからそれを取り戻して来い」と。
……ええと、それって元々はアナタのものである訳だから、それを取り返して来たところで生け贄の代わりにはならないんじゃ……って、まぁいいか。少々オツムが弱い竜で良かった……。
水竜のお遣いを果たす為に地竜アディリスの元へ……行こうと思ったが、折角クジャラートまで来てる事だし、フロンティア方面のイベントをこなす事に。
フロンティアと言えば確かヴァンパイア討伐があるよな、という事で、まずは南エスタミルの地下に潜って正しい心を持ちつつ墓荒らし。その結果、襲い来るアンデッドを蹴散らしつつも聖杯を入手したのは良いが、いつものクセでAボタンを連打してしまい、折角出てきていたメッセージを飛ばしてしまった。
最後の「いきなさい!」だけ読めました。解りました、行って来ます。で、何処に?
メルビル
フロンティアでモンスターを討伐し且つヴァンパイアを狩り、気が付けばアラアラ小金持ち。この際だから船賃も派手に使って未だ行って無い場所に出掛けてみよう! ……とはるばるやって来ましたバファル帝国の首都、メルビル。
バファル帝国の首都って事は、皇帝閣下が居るよな。で、クローディアはその皇女。……アルベルト、これを逃さない手は無いぞ!
とまぁ、下品な野望を抱きつつ宮殿に出向き「お前ン所の皇女連れて来たから金寄越せ」とやろうとしたら(注:そんなイベントは、ない)、バファル皇帝フェル6世が奇病にかかり床に伏していて、それの治療方法を発見した者には莫大な恩賞が出るとか。
おっ、しめしめ、ここで奇病とやらを治療してやって更にクローディアを連れて行けばワタシオカネモチヨー……という更なる欲望を膨らませました。勿論、アルベルトが。
奇病の原因を探るにはまず自力で調べるのが基本。メルビル自慢の図書館で調べたところ、何やら「ムーンストーン」とやらが怪しいらしい。よし、そのムーンストーンが眠るというアロン島へ行ってみよう。
アロン島 ゲッコ族の洞窟〜メルビル
アロン島に着いたら、町の人々の話を元にジャングル内の「ゲッコ族」の洞窟へ。ここで、ジャングルの奥に眠るピラミッドについて記した古文書が手に入る。……ちゅーか、ゲッコ族から10000金で買わなければならないのだが。
古文書を入手したのは良いが読み方が解りません、という事で再びメルビルへ。
それにしてもアロン島←→メルビル間の船賃、一人200金だなんてあんまりだ。6人居るから1200金も払わなきゃならんではないかい。
メルビルの図書館で一人本に向かってブツブツ呟きつつ古文書解読。なになに、ムーンストーンがあるピラミッドに入るには「アムトのシンボル」と「エリスのシンボル」が必要とな。
アトム神殿
「アムトのシンボル」があるのはクジャラート国は北エスタミルの「アムト神殿」。
神官様にくっださいな〜と頼みに行ったらば、何故かコーフン気味で、「ピラミッドこそが『二つの月の神殿』です!」といった感じの事を叫びだしつつ、ちゃんと「アムトのシンボル」はくれました。くれるモンさえくれりゃあ、多少の言動のトビ加減は大目に見ます。
迷いの森
次に必要な「エリスのシンボル」を持っているのは迷いの森の大木。この大木に宿ってるのは森の神シリルなのだが、何でもシリルとエリスは仲良しさんで、時々エリスが遊びに来るんだったてさ。……要するに、ツテを利用するという事か。
大木の元に到着するや否や「アロン島の神殿に はいるために エリスのシンボルが ひつようなんです なんとかしてください!」と大木に詰め寄るアルベルト。およそ人にものを頼む態度とは思えない。というか、木に話しかけてる時点で、端から見れば甚だ変なヒト。
そんなこんなで「では夜まで待て!!」という木の指示に従い木の根本でボ〜っと突っ立ていると、何の前触れも無く「エリスのシンボル」を手に入れた。
多分シリルがエリスに交渉してくれたのだろうが、いくら人前に姿を見せたがらないからって、そんな無言で放り投げる様にしてくれなくたって。
シンボル2つを入手後、アルベルトの実家であるイスマス城(廃墟)経由でローザリア→バファル国内に入りメルビルへ。少しでも船賃を浮かせる為の涙ぐましい努力だ。皆泣け! そして喚け!(←意味不明)
メルビル到着後は、再び高い船賃を払ってアロン島に上陸。ジャングルに潜り本格的にピラミッド……即ち「二つの月の神殿」探索に突入するのでありました。
アロン島 二つの月の神殿
「ムーンストーン」を求めて「二つの月の神殿」探索。
ダンジョン内部は適度に狭く敵も多いのだが、余程狭い場所でも無い限り、コツさえ掴めばそうそう戦闘だらけになるという事も無い。恐れる事無くズカズカ進んで行けば、意外と敵を振り切る事が可能。
一番マズいのは敵を避けたいが余り、オロオロして躊躇いがちに方向キーを入れちゃう事だろうか。これをやると余計敵にぶつかってしまう気がする。
勿論、目の前から敵が突っ込んで来ていて、周囲に避けるスペースがあるのなら避けるのが利口ではあるが。
もし敵に周囲を囲まれる様にして戦闘に入ってしまった場合は、戦闘終了後、マップ画面へと切り替わる前から進みたい(というか、その戦闘で倒した敵の居た)方向の方向キーを入れておけば、あっさりと敵の包囲から抜け出せる事もある。
敵がウジャウジャ居ても平常心で落ち着いて操作すれば、意外と戦闘を回避出来ると思うのだが、どうか。
メルビル
ムーンストーンを無事取った後はメルビルに戻り、皇帝の奇病を治して差し上げつつ、皇女クローディアの後見人として帝国内でブイブイ言わせてやる、と企んでいたアルベルトだったが(ナイトハルトはどうした)、報償の選択肢で「何もいらない」と謙虚さをアッピールすべきだったのか、そもそもクローディアが主人公でなければ駄目だったのか、あっさりと皇帝との謁見は終了。外に放り出されました。
お、俺の野望が! ……とアルベルトが申しております。
皇帝から大金巻き上げる事に失敗した悔しさをバネに、イベントの鬼と化したアルベルト。
まずは、水竜からの頼まれ事を果たそうとベイル高原のグレートピットへ殴り込み、地竜アディリスに「水竜から借りてるモン返さんかいコラ」と詰め寄ったところ「そういえば そういうものも あったかなー」と七五調チックな返答。しかも、返す代わりに自分のお遣いを受けろという始末。なに? タイニィフェザーから「はやてのくつ」を借りてくれば良いんだな? ……って言うか、まだ誰かから借り物する気かこのアホ竜。
魔の島
竜のお遣いはとっとと終わらせておくに限るのだが、連続でお遣いイベントをこなすのも精神衛生上良く無いので、間に別のイベントを美味しくサンドウィッチ(?)。オービルの町に行って港でボヤいている爺さんを拉致し、魔の島へ。
島に上陸する際には、自分がどの辺に船を停めておいたか覚えていた方が良い。でないと、塔を脱出後に敵に追い回されながら停泊場所を探し回らなければならなくなるからだ(経験者)。
魔の島は、ご多分に漏れず、これまた阿呆の様に敵が出てくる場所なのだが、建物内部は意外と敵を回避し易い。ただ、5階に居る椅子に座った連中の2陣目(悪魔系モンスター)を何故か避ける事が出来ず、ことごとく戦闘突入になってしまった。右側の宝箱に目が眩んだせいでタイミングがズレてしまったのだろうか。
最上階のネクロマンサーはきちんととり逃し、島を脱出してイベント終ー了ーっ。
……い、いけない!? アタシってば何だか最近やっつけ仕事っぽくイベントこなしてる!?
タラール村
今回の「ロマサガ紀行」は、アイシャさんの故郷である「タラール村」へやって来ました。ここタラール村は、ガレサステップの南方に位置し、赤い髪と緑の瞳という独特の風貌を持つ遊牧民族の人々によって作られた村……の筈なんですが、誰もいませんね?? どういう事なんでしょう、アイシャさん? あ、アイシャさんも何かパニクってタラール語(?)を話始めてワケわかんなくなってますが……。
と、いう事で、消えたタラールの民を捜す為にガレサステップの北にある砂漠へ。流砂に身を任せて砂まみれになりつつ、到着したのは砂漠の地下洞。
洞窟をひたすら下に進むと地底人の町に到着。が、誰も口をきいてくれず、リーダーらしき人物に話し掛けたら「上から来たな 帰れ!」と理不尽な罵りを受けた。
畜生、帰るさ、帰れば良いんだろ! ……とキレてしまっては何の為にここまで来たのか解らないので、リーダーは一切無視して更に洞窟を奥へと進む事に。そして、地下洞窟の奥で一行が目にした光景とは!? CMの後、「絶体絶命! モグラ人間からの逃走!」
どうでも良い妄想はともかく、地底湖がある町で無事タラールの民を発見。が、やっぱり誰も口をきいてくれないので話が解りそうな人を捜してみると、なんとアイシャの祖父らしき人を発見。取材、取材(うるさい)!
アイシャに気付いた長老は、アイシャに一緒にここで暮らす様に薦めはするものの、何故地下に潜ってしまったかは語ろうとはしない。どうもアイシャが主人公で無いと真相が分からない様だ。こういう所がこのゲームの旨みであり、同時に面倒臭いところでもあるんだろうけど。
皆と一緒に旅を続ける事を選んだアイシャを連れ、町内(というのも何か違う様な…)にある「ニーサ神殿」へ。
祭壇に近付いてみると、何とデスティニーストーン(オパール)が無造作に(たぶん)置いてあるではないか。
本当はすぐにパチって逃げたいのだが、神の御前でそれもなかろうととりあえず祈ってみると、何処からともなくニーサの声が。良かった、やっぱり見られてたか。
ニーサ曰く、アルベルト達は「世界に生きるすべてのもののチャンピオンとして」サルーインを阻止しなければならないとの事。チャンピオン。アリスか(古ッ)。
が、それより笑ったのは、そのサルーインの阻止について「あなたができなければ できるひとをさがしなさい」という台詞。なんか、「ちいさいおともだちは おとなのひとにやってもらいましょう」と同じ臭いがするよ。
ニーサからトパーズを頂戴した後は、早々に地上に戻りたい。本当はタラール族の町からも地上への一方通行出口があるのだが、地底の町に行って貰いたいものがあるのだ。
先程一行に「帰れ!」と暴言を吐いたオッサンの所に行き、これみよがしにオパールを見せつけると「お前の目的は何だ」、と態度が微妙に変わった上に、選択肢。正直「サルーイン、コロス!」と言ってみたかったが、それをやっちゃうと「大地の剣」を貰えなくなるので我慢。「ははは、サルーインを阻止してみようと思うのですよ」と紳士ぶって言っとけ、アルベルト。
殺すのではなく阻止する、を選んだ瞬間、地底人の親玉の態度が一変。やたら腰が低くなり、大地の剣をくれた。フン、馬鹿な奴め(鬼)。
無事に地底イベントを終えた後は、四天王共のお遣いイベント再開。タイニィフェザーの所へと向かう。
何だよ、この巨大鳥(竜?)もあの地竜と同じノリなのか! 何? フレイムタイラントの所に行って「火神防御輪」を借りて来い、だぁ!?
……やはり、お遣いイベントは精神衛生に大変悪いと思います。……気が短くて悪かったな。
四天王共のボケっぷりに立腹しながらも、疲れ果てたので、丁度通り掛かっていた「南エスタミル」の宿屋で就寝。
鼻提灯を膨らませて爆睡していると、俄に人の気配がして一気に覚醒してしまった。誰だ俺の眠りを妨害する奴は! ……って、何だ、暗殺者さんかぁ。今宵もお仕事ご苦労様です……って、暗殺されている場合では無い。売られた喧嘩はきっちり買って、こんなヤツは返り討ち。
襲ってきた暗殺者はダウド。確か主人公キャラの一人、ジャミルの相方だったと思うが、生憎ジャミルをパーティに入れていないので、アルベルト達にとっては謎の人のまま終わってしまった。
ダウドの襲撃及びパブでの依頼受諾に伴い、Map上に「アサシンギルド」が登場。売られた喧嘩は買うまでよ、と怒り狂って突撃。ギルドを壊滅さす。
すると、条件を満たしたという事なのかフロンティア地方に「ジュエルビースト」出現。でも知ってんだぜ。『ビースト』っていうと野獣みたいだけど、実際はカエルみたいな奴なんだ、確か。ケロケロケロケロ。
ブルエーレ〜メルビル〜エロール神殿
「ジュエルビースト」は後回しにして(多分今は勝てないから)、フレイムタイラントの所へお遣いに向かう。
フレイムタイラントが住む火山は「リガウ島」にあり、メルビルから唯一船が出ている。ので、まずは経由地であるブルエーレへ向かったところ、何やら見慣れた騎士様が港をウロウロ。……嫌な予感が……。
おそるおそる話しかけたところ予感は的中。……何ぃ? テオドールがご乱心〜? またラファエルでも牢にブチ込んだか?
行ってやりたいのはやまやまだが、フレイムタイラントの所に行かねばならないのでテオドールにはもう少し心乱れて(意味が違います)おいて貰う事にする。
メルビルに到着し、いざ港へ……向かおうとしたのだが、町の様子が変。
…………!? モンスターが左方向から溢れ出てますよ!?
左方向から溢れ出ているのならば、反射的に右に逃げてしまうのが人間の性、ロマンシングサガ(……もう何を言いたいのか、自分でも……)。
大急ぎで港方面に逃げてみると、港に船が一艘着いている。きっとリガウ行きだぁ! と、勢い良く乗り込んだら……何故か海賊船でした。WHY?
この時点で漸く攻略本を紐解いてみたらば(もっと早く読め)、どうもメルビルはモンスターに襲撃されているらしい。見たまんまですが。
という事で、まずは海賊の親玉を倒し、その後はモンスターの吹き出し口(?)となっているメルビル西部のエロール神殿へ殴り込み。隠し部屋の奥に入り込んでいたボス2匹を発見、即座に殴り飛ばす事でモンスターの出現を抑える……筈だったのに、モ、モンスター消えてませんよ?
え? 何? 宮殿内で皇帝陛下を助けないと出現は止まらないっ? 面倒くせぇ、見捨てて逃げるかっ?
でも、そこでアルベルトは考えました。
皇帝助ける→クローディアの事を話す→色々とご褒美が貰える→バファルの領地としてイスマス城復活。
……でも、そんな事した日にゃあナイトハルトが単独で突っ込んで来そうだな。光の速さで。
そういう訳で、皇帝陛下は下心無しに救い出す事に決定。以前忍び込もうとして果たせなかった皇帝の部屋へと進む。が、この辺から敵が最強クラスになってきていて、全滅を繰り返す事数回。あの全体攻撃使ってくる連中をどうにかして下さい。回復が追い付きません。……などと、己の鍛錬不足を標高1000mの場所にある棚に上げておくのだった。
皇帝を襲っていたスフィンクス(胸元が気になる←?)を倒したところで、漸くメルビルに平和が。後から解った事なのだが、実はこのメルビル襲撃は、以前に皇帝の病気を治した後、そう長く間をおかずに発生していた事が判明。……あれ以来、殆ど寄りつかなかったからなぁ、メルビル……。
それでは、次回は改めてフレイムタイラントの所へ。
メルビル〜リガウ島 ジェルトン
フレイムタイラントの素敵なお住まい、「トマエ火山」に向かう為、メルビルから一路リガウ島へ。島で唯一の町「ジェルトン」に到着ー。
……ここも、モンスターに襲撃されてる真っ最中じゃぁないですか、ダンナ(泣)!
襲撃されている割には普通に営業している宿屋へ一時撤退し、準備を整えたら再度出発。宿屋を出てから町の出入り口へ向かうまでが大変なんだ、これが。
トマエ火山
「トマエ火山」はとっても不思議なダンジョン。入る度に地形が変わるとか、そういうのでは無いが。
この火山は基本的に地下一階から五階までと、五層で構成されているのだが、何故か入ってすぐのフロアである地下一階に五階への直通階段があったりするのだ。
おそらく、ゲームの進め方によってはこのダンジョンを数回訪れる事となるので、その手間を考慮しての事なのだろう。が、流石に何の障害もなく……とはいかない。一応近道を守っている固定敵が居る。……すんごい弱いけど。
五階に降り、見た目スライムの敵シンボル共を避けながらフレイムタイラントの元に到着。炎を纏った竜の骨、みたいな。
「タイニィフェザーのお遣いで来ました。『火神防御輪』貸してくだたい」、と両手を差し出して催促すると、火竜から恐るべき発言が。
「俺は凍気を発する武器や魔法が苦手だ。それでそういう武器やアイテムを自分で集めて自分の安全を確保しているのだ」
なるほど、灯台もと暗し、木の葉を隠すなら森の中、ってワケですね(ちがう)!
…………し、四天王なんだからもっと、どーんと構えてて下さいよ……。
結局、フレイムタイラントが言いたかったのは『アイスソード』なる剣を探して持って来い、という事。それを入手すれば枕を高くして眠れるのでしょう。どうやって枕敷くのだ。
ともかく『アイスソード』を持っているらしいガラハドという剣士が「アルツール」の町にいるので(攻略本情報/笑)、一旦リガウ島を出なければならない。
……また、モンスターの徘徊する町に行かなきゃならんのかい。
ちなみに、フレイムタイラントから依頼を受けると、地下五階と近道ルートに居る敵シンボルが襲って来なくなる。ボスの言い付けに従ってるんだってさ。
一方、フレイムタイラントを倒す選択肢を選ぶと、それらのモンスターが高速で襲って来る様になるそうです。やはり、非道の行いをするとそれなりの報いがあるという事か。
アルツール
ガラハドからアイスソードを頂戴するには二つに一つ。
1:仲間にする
2:殺して奪う
……う〜ん、解りやすーい。
正直、仲間は十分間に合っているので2を選んでも良いのだが、初回プレイから外道になりたくは無いし、そもそも殺してしまうと後の展開が変わってくる。ので、今回は仲間にする事に決定。それに伴い、一時的にホークをパーティから外す事にする。
トマエ火山
ガラハドを連れてフレイムタイラントの元に戻ると、骨竜大喜び。お遣いの品である『火神防御輪』を漸く入手。で、ついでにジェルトンの町にモンスターけしかけたのはテメェかコラ、とクレームを付けると……
『それは誤解だぞ。此処に住むモンスターには二種類あるのだ。俺の部下と、そうでないのとだ』
ワッカリヤスイデスネー。
つまり、ジェルトンを襲っているのは部下じゃない方の連中という訳らしいのだが、どうにかしてやる、との事。その言葉の通り、帰りに立ち寄ったジェルトンには平和が戻っておりました。でも、自分の部下じゃないモンスター共をよく制圧出来ましたねぇ。
「火神防御輪」を借りた後は、お遣いイベントの折り返し。まず、タイニィフェザーの所へ戻る。ご希望の品を渡すと今更な情報を教えてくれました。
何でも、タラール族の地下への移動を目撃したらしい。『砂漠を北へ北へと進んで椰子の木の間から流砂に呑まれて消えてしまった……。不思議な眺めだったなー』
と、余り四天王としての威厳を感じさせないコメントをどうも。「眺めだったなー」などと言われてもなー。
その後はアディリス、水竜の所へ向かい、水竜から人質を返して貰った所で一連のイベント終了。な、長かった……。
次回は、ご乱心させたまま放置プレイ中のテオドールの一件を片付けます。
ミルザブール
絶好調でご乱心中のテオドールをどうにかするために、騎士団領へ。ミルザブールの奴の居城に行ってみるも、騎士軍団に通せんぼされて入れず。
仕方が無いのでハインリヒに話を聞きに行くと、ラファエルの所に嫁に行っているコンスタンツがおりました。
コンスタンツの話によると、ラファエルと結婚した辺りからテオドールの様子がおかしくなり始めたらしい。何かおかしいのは昔からだった気もす(以下略)。
で、テオドールの居城……即ちコンスタンツの実家に裏口から忍び込める様にと、コンスタンツが裏口の鍵をくれた。ラファエルとこっそり会う為に使っていたものだというのは良いのだが、いちいち「ラファエルに会うために?」なんて野暮な事を聞くな、アルベルト。ちゅーか、主人公共。
貰った鍵を使ってテオドールの城に侵入。中はアンデッド系悪魔系の敵だらけーっ。
敵を避けつつ今まで入る事の出来なかったテオドールの部屋に侵入し、本棚を漁ってみると、謎の地図発見。
それから推測するに、今バイゼルハイムを攻めているテオドールは偽物で、本物はこの地図の場所に捕らわれている模様。
よし、それじゃあいっちょ助けに行きますか! と勇み足で城から撤退しようとすると、階段の先に見るからに巨大な生き物出現。ミノタウロスですって。牛か。
「地図を見られたからには生かしちゃおけねぇ」というのが牛の主張らしいが、見られてマズイもんを本棚なんかに隠すな! ガキがエロ本隠す時でも、もっと頭使うぞ! ……そういう問題では、ない。
ミノタウロスを退けた後に外に出てみると、Map上にテオドールが捕まっているというダンジョン出現。その名も「テオドール」。
……もういい。解って貰おうとした私が馬鹿だった。
終盤近いせいか、敵もイイ感じに強力に。名前を覚えていないがのだが、流星剣使ってくる赤い骨野郎に全滅させられる事数回。やはり、HP1のまま歩き回ってるのがマズかったか(そりゃそうだ)。
最下層でテオドールを無事救出。見張りにドラゴンが居たのだが、それってお姫様を助ける時のシチュエーションでは無かろうか。私の脳がドラクエに影響受けすぎ?
お姫様ならぬ貴族のオッサンを助けて、近道で地上へ。パーティもいい感じにボロボロなので、一旦宿屋で休息を……と思っていたら、自動的にバイゼルハイムへ連れて行かれてしまった。おい、ちょっと待てオッサン!
攻略本によると、ここでテオドールを放って町を出てしまうと、彼を見捨てたと見なされシナリオ失敗になるらしい。
困るんだよねぇ、そういうの……と言ってる場合でもないので、城の前に居る偽テオドールへと挑む。こういう面倒なのはとっとと終わらせるに限りますからね。
で、結果から先にお知らせすると、惨 敗 。
本当に勝てないの。何度やっても駄目。素早さとHPが圧倒的に足りないのでしょう、初っ端から放たれる科学忍法(うそ)『火の鳥』であっと言う間に全滅。終ー了ー。たまにクローディアが生き残る事があるが(この時点ではパーティ1のHP)、結局は2ターン目でも先手を取られるので同じ事。
と、いう事で、今回のアタックは諦めました。とは言ってもテオドールを見捨てるのではなく、ダンジョンの「テオドール」突入前のセーブデータに戻るだけ。
こういう状況が有り得るので、セーブデータは予備に作っておかなきゃならない。とは言っても、3つもあれば十分なんだけど。
そういう訳で、テオドール攻略はやり直し。一旦騎士団領の事は忘れ(笑)、全員を鍛え直す為に他のイベントをこなしてみようと思う。
前回の惨敗を受けて、取り敢えずテオドールはの事は無かった事にしたい。
いやぁ、テオドールを助ける前に、まだまだやる事が沢山あるなぁ……という事で、手始めにフロンティアに出現した化け物共を征伐に向かったのは良いのだが、初期イベントである誘拐事件にまったく手を付けていない為、「洞窟」がマップ上に無い。故に、どうも解決不可能っぽい。
……すみません、壊滅して下さい、フロンティア地方、そしてタルミッタの街よ(ここまで侵攻されている模様)。
そしてすっかり忘れていたのだが、ガラハドとホークを再びメンバーチェンジ。お帰りホーク。
ガラハドはまた別の主人公の時にきちんと仲間にしようと思う。だって今回は結構ホークを育て込んでいたので何だか勿体無かったのだ。
凍結湖の城
いつものメンツが揃った所で、バハラント南部の「凍結湖の城」へ。ここには「邪」のデスティニーストーンである「オブシダンソード」が眠っている。石なのに剣とはこれいかに。
入口には赤魔導師が待っていたものの、フルメンバーであるせいかい一言も口を開かない。ただ立っているだけで無反応。
このゲーム、意外とこういった無反応のキャラが多い気がする。特にメルビルの宮殿内の人達。
……そりゃあ、見知らぬ人にいきなり話し掛けられたら誰だって警戒するだろうが、もうちょっと人と人とのコミニュケーションを大事にしようよ!(←大事にしていない人間の弁)
縦に長い所為で敵が嫌な感じに詰まっている最下層に潜り、無事にオブシダンソード入手。脱出用出口からトンズラここうとした所、通せんぼをする様にして、さっきの無言赤魔導師が立っていた。
その正体は、サルーインの部下集団(笑)である「ミニオン」の一人。彼(彼女?)の要求は「オブシダンソードを寄越せ」と大変解りやすいもの。で、ここで渡すか渡さないか選択肢が出て、当然渡してしまう事も出来る。
が、渡してしまうとラストボスが大変嫌な仕様(?)になってしまうらしいので、ここは渡さず闘う事に。敵は「フルフル」。吹雪を使ってくる非常に嫌なヤツです。
氷の城が終わった所で、大方のイベントが片付いてしまった。未だ「最終試練」と「ジュエルビースト」が残っているのだが、後から加入したホークのHPが心許ない。……という事で、近場のダンジョン等に潜伏してモンスター狩り。
暫くか弱いモンスター共を追いかけ回したりえげつない敵のパーティに出会い嬲り殺しにされたり、と、自キャラを思う存分鍛え上げるのであった。
全員のHPが700を越えた頃、テオドールに再アタック。全然楽勝で最下層に到達し、ドラゴンをとっとと片付け、囚われのオッサンも救出。
出口から脱出して前回同様バイゼルハイムへ直行。
今度は無事、イフリートを片付ける事が出来ました! Yahoo-!! (どこ人だ)。
イベントが終わった直後、舞台はテオドールの居城へ。
コンスタンツが嫁に行ったんでパパ寂しい、とボヤくテオドールだったが、更には「ウチには後継ぎいないから、君が後継がない?」とまで。
しかしうちのアルベルトは首を横に振ったのです。「バファル皇帝の座以外、興味がありません」と。……まだ諦めて無かったのか、というか、ローザリア国王じゃあ無いのな(注:ここら辺は私の妄想で、別にアルベルトはそんな事言いません。当たり前ですが)。
でも、ラファエルだって別にハインリヒ公の息子という訳じゃあ無いのだから「婿養子」って手もあったんじゃ無かろうか。どうなのかしら。
テオドールとの会話の後、バイゼルハイムの主フラーマから「サルーインと闘う覚悟はあんのかコラ」という問い。Yes sir! と返答するとデスティニーストーンの一つ「火のルビー」をくれました。
テオドールとフラーマに別れを告げ、部屋を出ようとしたその時、いきなりテオドールがこんな事を言うのです。
「フラーマよ、アルベルト達はここに帰って来れるだろうか。それともミルザのように…」
……すみません、身を案じてくれるのは有り難いんですが……人が未だ部屋の中に居るのにそんな事言うなよぅ(泣)。
次回は、行けたら「最終試練」か「ジュエルビースト」へ。
アルベルト坊ちゃんとの冒険も既に12回目。時間にして30時間を突破してしまった。
攻略本のお世話になっているとはいえ、まぁ初回プレイだしこんなもんだな、と自分で納得。
最終試練
本日の冒険は「最終試練」。先ずは、もぬけの殻になってしまっているアイシャさんの故郷(タラール村跡)の西方、「太陽の祭壇」へと向かい、そこから謎のダンジョンへと出発進行。
このダンジョンの各所には強敵クラスのモンスターが固定で配置されているのだが、HP700越えちゃってるせいか、その殆どをほぼ無傷で撃破出来た。
そんな中、唯一手こずったのが「アルムアムト」。あンの憎らしい黒猫。たぶん猫。術効かないわ攻撃当たらないわで「ムキーッ!」と本気で叫びそうになった程だ(それはアンタが変)。
が、何気なく放ったガーラルスピアの「一文字突き」(即死効果有りの技)で、フギャーッとばかりにあっさりと撃沈。……これはギャグマンガか?
最終試練内では無事に「ウコムの矛」「エリスの弓」「レフトハンドソード」入手。それぞれをグレイ、クローディア、アルベルトが装備。パーティに左利きいないのが少々残念だが、それはまた違う主人公でプレイした時にでも。
それにしても、最近どうにもこうにも弓系の熟練度がなかなか上がらなくて参る。これ、ただ単に攻撃回数こなしただけでは駄目なのかしら。
無事に最終試練を抜けた後は、ウエストエンドへ。お次は「ジュエルビースト」討伐をやっちゃうのだ。
ミニオン達が作り出した邪悪なモンスターがいる洞窟に相応しく「ジュエルビースト」は嫌な造りをしている。まず、入口入ってすぐの大広間(?)へと繋がっている通路の幅が狭い。次々と敵が寄って来て戦闘の順番待ちをしてやがるので、一旦進む方向を決めたならば、その方向だけにズカズカと突き進んだ方が以外と戦闘を回避出来る様だ。
そしてお次が地下三階。宝箱を全部回収しようとすれば面倒なルートを進む事になるが、宝なんてどうでも良いです、という場合はとってもショートカット出来る極端なフロアなのが素敵。
さて、遂にジュエルビーストとの決戦。前にも書いたが、宝石を身体に埋め込まれたデケぇ蛙だ。
「サクっと叩き潰しておしまい!」と戦闘開始したのは良かったが……どちらかというと、叩きつぶされた様な気がする。毎ターン「ダブルヒット」で、1ターン目にホークが、2ターン目にはアルベルト、3ターン目にはシフが撃沈。仕方が無いのでクレイの一文字突きや弓兵部隊の「二本射ち」でチクチクやって、どうにか撃破。一発で沈められちゃうとどうしようも無いからなぁ、こればっかりは(汗)。鍛えが足りなかったか……。
……さて、遂に「最終試練」と「ジュエルビースト」をクリアしてしまった訳ですが、後に残るはただ一つ、サルーインを叩き潰す……じゃなかった、阻止するという事のみ! まぁ事実上叩き潰すわけですが。あの地底人の長もこんな所までは見ているまいて。
が、今のパーティの能力ではどうも不安が付きまとうので、暫くじっくりと強化させていこうと思う。
術法なんて殆ど使った事ないので、凄い事になってるもんなー。
テメェ等鍛え上げるのに時間掛かり過ぎてんだよ!
……などと逆ギレからこんにちわ。ヘボプレイヤーです。
現在、ラストダンジョンに挑むのに、HPは十分過ぎる程足りているのだが、武器の熟練度がなかなか上がらないので苦労している真っ最中。何で終盤こんなに上がり難いんだろう? 強い武器程上がり難い様になるという仕様なのかしら、それともバグなのかしら。……ま、いいけど。思い出した様に上がってくれてるから……(哀)。
そんなこんなで前途多難。今気付いたが、何故かホークだけが順調に熟練度が上がっている様だ。
やっぱり、一回パーティから外してたのが良かったのかなぁ??
どうにかこうにか『妥協出来る』状況までキャラが成長完了。飽くまで「妥協」で「納得」じゃない所がミソ。そう時間かけてられないので仕方無い……。
とは言いつつも、前回までボヤいていた武器熟練度、なんのかんの言ってある程度までは鍛え上げる事が出来た。ワー、パチパチ。
お陰様でエリスの弓もガーラルソード×3もレフトハンドソードも最後まで鍛え上げて匠の技(?)。
一方で、唯一駄目だったのが「ウコムの矛」。何がどう気に入らなかったのかは知らないが、LV4以降、ちっとも上がってくれなくなってしまったのだ。もしかしてグレイに持たせたのが悪かったのかなー(根拠不明)、とも思ったのだが、そりゃあいくらなんでもグレイが可哀想だね(笑)、ごめん。でもグレイに持たせてた「聖杯」も結局LV14という非常にイヤラシイLVで成長が止まりっ放しという所が……。き、奇跡の水……。
ちなみに、鍛錬はイスマス城跡で行っていた。いくらラストダンジョン入口とはいえ、まさか自分の実家で延々闘うハメになるとはアルベルトも思うまいて。
ラストダンジョン
さてさて、『十分』とは些か遠い状況ではあるが、意を決して「ラストダンジョン」へ。そう、例の如くダンジョン名が「ラストダンジョン」。せめて「サルーイン城」とかにしてくれよ……。そのラストダンジョン内は拍子抜けする程に単純な作りで、雑魚敵に関しても既に各種最強型と幾度も闘っているので、最早お馴染みの顔ばかりといった感じ。
そんな洞窟を下って行くと地下5階に到着。サルーインが居ると思われる奥の空間へと続く細い一本道を抜けた直後、赤いローブを身に纏った仲良し三人組登場。「サルーイン様好き好きっ子クラブ」こと「ミニオン」の連中だ。三人も居るのに何故か一体ずつ襲って来て、三人共倒したら「素晴らしい! サルーイン様への生け贄決定! ヒャッホー!」などと喜んで今度は三人一緒に襲いかかって来やがった。
この、単体×3→三人一組の計四回のバトルは連戦なので、戦闘内容によっては相当キツくなる時がある。回復が追い付かない場合も多々。やはり「聖杯」の「奇跡の水」辺りがあると楽だったのだろうな。
で、正直に言うと、一回目は三人一組戦で全滅してしまった。全体技を連発で二回喰らい六人中四人死んでしまったのだが、死んだアルベルトが敵の特殊技に引っ掛かってしまい、死んでるのに毎ターンゾンビの様に起き上がっては誰かを攻撃するといった非常に迷惑な事をやり始めたのだ。
お陰様で、回復が間に合わず残っていた二人も撃沈、そして全滅と相成りました。覚えてろ、馬鹿ボンめ。
アルベルトを締め上げた後、ミニオン三度笠に再度挑戦。今度は全力全開で挑み(前回手ェ抜いてたんですか)、撃破。
そうすると「おおー しんじられぬー」とこっちが信じられない様な台詞棒読み。
更に「こうなったら サルーイン様に吸収され 少しでも サルーイン様に エネルギーを あたえるのだー」と、スタコラサッサと奥の方へ。何だ、未だ元気じゃんかよ。
ミニオンを追い掛ける様に奥へと行くと、何かデッカイのが居た。これが邪神三兄弟の次男、サルーインか。はじめまして。
戦闘に入るか否かの選択肢に「オーケー やってやるぜ!」を選ぶと、戦闘突入。戦闘画面の状態で全員が暫く前進して行くと、巨大なサルーイン様登場。羊のツノみたいなの被ってるね(被る?)。
「やっときたか…… この日が……」で始まるサルーインの台詞を聞いてやると、人間の戦士ミルザに負け、今回の復活に至るまでの千年間は、サルーイン様にとっては羞恥プレイだったそうです(大曲解)。で、それも今日で終わらせる、との事。
が、アルベルトとしてもサルーインを倒して名を挙げて、あわよくばナイトハルトを排してローザリア王国の王に……と思っているので、ここで負ける訳にはいかないのだ(真顔)。
が、そんな邪心につけ込まれたのか、アルベルト、1ターン目で早々にサルーインに魅了され仲間を攻撃開始。アホーっ!
こうなってしまうと、サルーインに物理攻撃してもらって正気に返るのを待つしかないのだが、それを狙ったかの様にアルベルトには手出ししないサルーイン。そうこうするウチにアルベルトは次々と仲間を攻撃し始め、サルーインの攻撃+アルベルトの攻撃で、パーティメンバーは次々と撃沈。
リセットしましたさ、それはもう。
出鼻をくじかれたので「今日はもう、やめ!」とヒスを起こしそうになったものの、ゲームでそんな事した日にゃあ人としてどうかと思うので、気を取り直してやり直し。RPGだもん、負けてナンボよ(?)。
「サルーインソード」やら全体攻撃はバビュンバビュン来るものの、幸い誘惑攻撃は来ず。その隙に回復したり彗星剣部隊に「腕力法」使わせて攻撃力を上げまくったりと地固めをしておく。
そして、本格的に攻撃開始! ……と思った矢先……今度はアイシャが誘惑され、大事な回復役の一人だったクローディアが殺されちゃったよぅ(泣)。
……が、不幸中の幸いでアイシャは次ターンで「サルーインソード」を喰らって社会復帰を果たしてくれた。アルベルトとは大違いだ。でも、クローディアは帰って来ないんですから責任取って彼女の分まで働いて貰いますよっ。
後はもう無我夢中。アルベルト、グレイ、ホークはそれぞれ中列及び後列から彗星剣を連発し、シフとアイシャは前列で盾になりつつ時折回復(この二人が一番HP高いから)。
1ターンにつき大体8000ぐらいダメージを与えつつ暫く頑張っていると、突如、サルーインが変色したかと思うと、そのまま消滅。どうにか倒せたらしい。
ただ、ラスボス戦後だというのに能力値がアップしたらしく、キャラがクルクル回って喜んでいるのを見て一抹の不安を覚えた。
……まさか、今のはただの第一形態、とか?
一体どういう手で来るのだ、と警戒しつつ画面を睨み付けていると、サルーインが居た位置に吹き出しだけ登場。や、やっぱりただの前哨戦だったのだろうか……? ……なーんて思ってたら、ただの捨て台詞だったらしい。何でも、悔しいから主人公達も道連れにしてやるんだそうな。そうですか、頑張ってね……って? え? 道連れ?
事の重要さに気付いた頃には既に遅し。画面はとっとと切り替わり、ドカーンと吹っ飛ぶサルーインの根城……。
[以下ED部分につき一部反転]
EDでは、全体的に主人公達お亡くなりムード。アルベルト編の場合、パッと見、生存を信じていてくれているのはコンスタンツとディアナ(やっぱり生きてた)、あとフラーマ様ぐらいかなぁ。特にナイトハルト、てめぇ、ディアナが生きてりゃアルベルトはどうでも良いのかっ。この突然男めっ。
一方のコンスタンツ&ラファエル夫妻なんですが……コンスタンツって、何となーくアルベルトを好きだったんじゃないか」と思う事がある。だけど、危険な旅を続けなければならないアルベルトではなく、同じ騎士団領の騎士であるラファエルを選んじゃった、みたいな。いや、ただの憶測なんですが。
それはともかく、ところがどっこい、くたばってませんでした、アルベルト。
サルーイン城の跡地と思われる湖の上に浮かぶ小島に、ちゃーんと六人全員で立っておりました。
そして「じゃ、帰るべか」って感じで数人が振り返る所でスタッフロールに入るワケだが、サルーインを倒してからこの瞬間まで、一体どの位の時間が経過しているのだろうか。
ディアナやコンスタンツの雰囲気からすると『待っている』感があるので、最低でも一ヶ月は過ぎている感じを受けるのだが、実際、三日とかだったらどうしよう(笑)。
そういうワケで、アルベルト編は終了。暇を見て、他の主人公もプレイするつもり。
……でも、いくら初回プレイとはいえ45時間近くもかかってるのはちょっとアレなのかしら……。
ちょっと主観的に総括してみると、この作品の特徴である「フリーシナリオ」が長所でもあり、短所でもある、といった感じだった。
用意されたシナリオを自分の好きな順番で(ある程度は)こなしていけるというのは確かに面白かったのだが、それが逆に中途半端な感もあった。
そして、主人公が数人居るのは良いのだが、イベントの殆どが被っているというのが少々残念。序盤とラストは展開が異なっていても、中盤から終盤の一番じっくりやり込む部分が被るというのは、どうにもダルさを感じてしまう。
まぁ、時間を置いてからプレイするか、もしくは一回クリアしたらそこで満足して他の主人公には手を出さない様にすればいいのだけの話の様な気もするが(笑)。結局はプレイヤーの気持ちの持ちよう?
それでは、「Romancing Sa・Ga」のプレイ日記はひとまずここで終了。また機会があれば、他主人公のものも書き加えていく予定也。
ここまで読んで下さった方、大変大変ありがとうございました。また次のゲームでお会いしましょう。