"Tales"シリーズの第1作目。'95年にSFCソフトとして発売された同タイトル作品のPSリメイク版で、'00年には「The Best」(廉価版)で発売。更に'03年にはGBA版も出ている。
シナリオ的には真っ直ぐ一本道で、割と短めなのでプレイし易く、難易度もSFC版に比べれば低め。ですが、アイテム収集、モンスター図鑑、隠しダンジョンなどやり込み要素は多いです。
ちなみにSFC版に近いのはPS版よりもGBA版の方らしいので、SFC版の召喚術やモンスターに愛着のある人はGBA版が良いのかも。
Tales of Phantasiaプレイ開始。
実はSFC版を数年前にプレイしたのだが、その時はラスボス直前で持ち主に返すハメになったので今回はリベンジとも言える。
さて、オープニングでその「普通の少年」っぷりを遺憾なく発揮しているクレス君、親友のチェスター君(デコ広い)と森へ狩りに出掛け……る前に、町の前でLV上げ。鳥やら獣やらを倒し食材もゲットだぜ。
食材と言えば、肉類が手に入るのはまぁ良いとしても、野生のモンスターを倒してブレッド(要するにパン)が手に入るのが不思議。が、ゲームとは所詮不思議だらけなので、肉をパンに挟んで喰う。そしてまた敵を狩ってパンに挟んで喰う。
この一連の行動こそが、このゲームで言うところの「料理」なワケだが、これが案外面白い。
今日も今日とて森にも行かず、草原で取り憑かれた様にハンバーガーを作り続けるクレス17歳。早くシナリオ先に進めんかい。
さて、結局はどこまで進めたのかというと、ハンバーガーを造っている間に村が襲撃され、ハンバーガーを造る傍らミントを仲間にし、ハンバーガーを造りながらモリスンさんの家でチェスターと再会するまで。
道中ロールキャベツも覚えたのだが、材料だけでどうやってロールキャベツを造っているのかが更に不思議。
で、何が言いたいのかと言うと、プレイ開始時に着眼点を誤ると、それは最後まで付いて回るぞ、という事だったのだった。
地下墓地を抜けるとそこは百年前だった。
愛するオデコ君(チェスターの事らしい)の壊れた弓を形見とし、導かれるままにヘンテコ召喚師クラース29歳と面会。CVは井上和彦氏(別に深い意味は無し)。
クラースを仲間にする辺りのイベントを見ていて思ったのだが、序盤にして既に話の流れがぎこちないというか、多少強引な気がする。また、行動の一つ一つに対する動機付けが些か弱い感じも……って、そんな事考えてちゃあゲームは楽しくないですね。
魔法に対する情熱なら誰にも負けないらしいヒモ男を仲間に加え、いざ「ローンヴァレイの谷」……の前に、「ハーメルの町」と「ベネツィア市」へとお買い物。料理と特技の熟練度を上げている内に金が溜まってしまい、暫く装備を新調する必要ナッシング。
……またそうやってゲームをヌルくするんだから。
ちなみに、最近皆が凝っている料理は「ちゃわんむし」。
奇しくも私の今日の夕食も茶碗蒸し。
前回書くべき事だったのだが、過去に飛ばされた後(細かいタイミングは忘れた)のフェイスチャットで苦しむチェスター(の幻影?)がクレスの周囲をぐるぐる回り、クレスも一緒に呻き始める……というものがあるが、あの時のクレスはフィールドで立ったまま寝ていたのだろうか。それとも、黙々と旅していたら無意識に思い浮かんで来てしまったのだろうか。
……どちらにしても、かなり笑えたという事をここに記しておく。
このゲームは、序盤からカップルが固定しているのが解りやすくて良い。『相手を選べます!』というのは、実はあまり好きくないので。
ただ、今作の場合は私がクレスもミントも好きだから良かったが、これがどちらか片方でも嫌いだったら、序盤から辛いプレイを強いられる事になったかもしれない。その事を考えるとと相手を選べるっていうシステムは、ある意味嫌いなキャラがヒロインになってしまうのを避ける為の救済措置と言えなくもない……って言うか、ゲームキャラの好き嫌いを熱心に訴える歳じゃあない。もはや。
話は随分逸れたが、今回はローヴァレイを抜けてハーメルが壊滅してしまうまで。あんまり進んでません。
何か急に戦闘がシビアになったなぁ、とか思っていたら、戦闘難易度をハードに上げていたまま戻し忘れていた事に気付いた。お陰様でローンヴァレイでは瘴気に当てられ弱っている所を血気盛んなリザードマンに襲撃され、見事に全滅しましたさ。畜生。
いやぁ、「ベルセルク」の称号が欲しいもんだから。何の役にも立たないと解っていても。
満を持して(?)「デミテルの館」に突入。書斎を漁っていたらハズレの紙が出て来て、よく意味が解らなかったので攻略本を読んだところ、SFC版の時の隠し場所だった、という事らしいが……そんな細かい所忘れたわい。
それどころか、デミテルの存在すら覚えていなかったのでかなり問題外。
そうこうしつつも屋敷をウロついていると、何やらグルグル回る透明な塊発見。すぐ側には開閉可能なカーテンがあり、もうあからさまに「光の通り道を造って先に進んでください」と仕掛け自らが言っている。
が、肝心の光が見当たらないので更に屋敷内を徘徊し、光を遮っていたでっかい木を倒して再び仕掛けの部屋に戻って来てみると……どうも、先程好き勝手に弄っていたのが正解だったのか、部屋に戻った瞬間に仕掛けが作動してしまった。なんか得した。
その後はレイスを狩ってルーンボトルを確保しつつデミトル戦。速やかに撃破。
その後、遂にアーチェが仲間に! 待ってました! かないみか(笑/好きらしい)!
彼女が仲間になった途端、一気に数が増えたフェイスチャット。何をどう勘違いしていたのか、クリア後のサウンドテストには実際ゲームプレイ中に聞いたチャット会話しか残らないと思い込んでいたのだが、全部聞く事が出来るらしい事を知り動揺を隠せない私。……今まで必死こいて集めてたのに……なんか損した。
かないみかの声でメロメロになっている私は絶対にどうかしている。
それはさておきアルヴァニスタ到着。面倒なのは先に終わらせておきたいので、ナンシーとエルウィンのイベントを進めたのは良いが、その内容に久々にチキン肌になった。な、なんなんだ! このクサい台詞の応酬は(笑)!
キャラクターの心情を細かく描いてしまうと雰囲気が重くなりがちだが、大雑把に進めすぎるのも問題だなぁ、と思いました。まる。
お次に、何やらライスを仕入れて来ると高値で売れるらしいので、ベネツィア市に戻ってライスを15個仕入れて来……たのは良いが、よく考えたら大して特にはなっていない事が発覚。
なぜなら、いくらライス15個が1500ガルドで売れても、仕入れの際の船代(往復)が1300ガルド近くかかっているので、実際の利益は……考えたくも無い。
……あらかじめ、ライス15個持ってりゃ良かった。
その後、失意の私に追い打ちをかけるようにして、アルヴァニスタでのレースに負けた(しかもコースアウト)ので、プレステの電源叩ききってそのまま寝てやりましたよ。フン。
……君、何歳?
アルヴァニスタの王子を夜間襲撃。途中、番兵に見付からない様に進む事がなかなか出来ず四苦八苦。
一人目は楽勝だったのだが、二人目のタイミングが良く解らなかった。気が短いのが災いし、画面から完全に姿を消すまで待つ事が出来ず、横で見ていた妹から「まだ早いって!」と本気で叱られながらのプレイだった。
そんなこんなで王子を救った後は、精霊さんのお宅拝見の旅へ。
なになに、ノームが居る洞窟へ行くにはベルアダム行きの船に乗るのか、という事で船に乗ってノームの洞窟に行き、無事に契約を結んだのは良かったが……港に戻った所、船が居なくなっているではないか! 置いて行かれた!
こんな異境の地に取り残された主人公達の運命やいかに、などと哀しくなりながらその辺を徘徊していると、何と村を発見! さてはここがベルアダムの村だな! と、喜び勇んで入ったところが。
……ここ、過去に飛ばされた後、一番最初に来た村じゃんか。
カタカナの地名を覚えられないノータリンぶりが、ゲームプレイ時にも炸裂してしまった模様。
気を取り直してウンディーネとイフリートも難なくゲットしたところで(特にイフリート弱すぎ)、今回は終了。
まったく余談ではあるが、ノームの洞窟に出てくる、合い言葉を言わなければならない扉は可愛いと思う。
モーリア坑道攻略。仕掛けだらけのダンジョンほど鬱陶しいものは無いが、ここもその例に漏れず鬱陶しい。戦闘の合間に作らせるミントの料理をせめてもの慰めとす。
そして到達した地下8階、燭台を調べたところ壁から矢(らしきもの)が飛んできて、こんなんでゲームオーバーかよ! と焦っていたら、演出だと解り安堵。……が、冷静に考えてみると、矢に両方向から直撃されたら普通死ぬ。間違い無く。
そんなこんなでマクスウェル戦に入ったが、チョロチョロ動き回るジジィにクレス以外はあっと言う間に撃沈。かろうじてクレス一人で勝ちはしたが、納得いかんのでやり直した。
面倒臭がってきちんとアーチェやクラースにコマンドで魔法を唱えさせなかったのが敗因だという事は解っているが、アクション要素とコマンド入力が中途半端に融合しているこの戦闘システムは正直苦手。
これで処理落ちしまくった日にゃあイライラも絶頂(気短すぎ&心狭すぎ)。
二回目のマクスウェル戦では、怒りの矛先を向けられたマクスウェルが身動き一つ取れないまま一方的にボコられ戦闘終了。
その後はエドワードを探しに砂漠の島へ向かい、バジリスクの話を聞く前に砂漠東部の半島でバジリスク狩り。
この「〜狩り」という作業は、実は結構好きだったりする。一時間ぐらいなら我慢出来る作業だ。……但し、それ以上になると保証外だが。
それはともかく、気のせいか、ダークボトルを使ったらバジリスクが出てくる率が上がった気がする。お陰様で「バジリスクのうろこ」も意外に呆気なく五枚収拾完了し、お次は指輪を直してもらう為にユミルの森へ。
おいでませ水郷「ユミルの森」へ……という事で、アルヴァニスタに戻ってルーングロム氏(大事な話になると城門脇で話したがる人)に許可証を強請る。今出せ直ぐ出せとっとと出せ。が、お役所仕事云々で一日待たされる事に。
いくら宿屋で一泊するだけとはいえ、ゲームのイベントにこんな待ち時間が必要なのだろうかと常々思う。
間に何のイベントも挟まず普通に貰えるから尚更だ。
その後、異様にだだっ広いトレントの森を抜け、帰り際にアーチェと母親のイベントが起こったのは良いが……村を出る間際になって母親の事に漸く気付くアーチェ。も、もうちょっと早く気付いておやりよ……と言うか、アーチェは結局一体何が目的でエルフの村に忍び込んだのだろうか。てっきり母親会いたさにと思っていたのに。
さて、指輪を修理したお次は「12星座の塔」へ。ここもまた同じ様な仕掛けが続いて非常に面倒。難しくは無いのだがとにかく面倒。面倒は困難に勝る。
そんな中、登り詰めた最上階で待っていたのは、ネオンに腰掛けて微笑む夜の蝶……じゃなくて、ルナ。
自分の名前が綴られたネオンに座っている精霊なんざ初めて見た。しかもイベントを見る限りでは性格は穏やかで清楚っぽい。光=ネオンという発想という事なのか。
でもまぁ、戦当時にロケット弾の姿で出てくるノームよりかはマシか(笑)。
次回はいよいよミッドガルズへ。
紆余曲折を経てミッドガルズに到着するも、アーチェの抱いた疑問により「パッと」アーチェ宅に戻る事に。この辺りのイベント展開はシナリオにぎこちなさを生み出している気がしないでもない。取って付けた、といった感が強し。
その後はヴァルハラ平原でバッチリ報償50000ガルドを頂戴し、ペガサス空中戦へ。
その前に挿入されたダオス軍飛行部隊襲来のアニメーションは好き。竜型のモンスターは基本的に好きなのだ。
さて、その襲来を受けてのクレス&アーチェの空中五連戦。実は以前にSFC版をプレイした際、ここでハマりかけて焦った記憶がこれまた鮮明にあるので、今回は必要以上に緊張してしまった。
そのハマりを引き起こす要因の一つに、空中戦突入直前のセーブがある。このセーブはイベント進行中にするかどうかを問われるのだが、この時うっかりデータを上書きしてしまうと、LV不足等でどうしても空中戦を突破出来ない場合、泣きを見る事になる。全滅して空中戦直前のセーブデータをロードしても、ロードした瞬間から再び空中戦に突入してしまうので、LV上げやアイテムの補充が不可能なのだ。
目安としては、ヴァルハラ平原で大して苦労もせずにイシュラントを倒せたのなら空中戦も困難では無いだろう。が、人生何があるか解らないので、空中戦直前でセーブする場合はデータを別に作っておく事をおススメする。
それにしても、SFC版の時はここでハマってしまい一時はどうなるかと思ったものだ。何せ、今回のプレイ前にTOPと聞いて思い出した事はと言えば、ダオスのCVが塩沢兼人という事と、この空中戦大バマリ未遂事件だったのだ(笑)。
さて、空中戦も無事切り抜け、白樺の森で「とうちゅうかそう」を拾ったら、いよいよダオちゃん城へ。広いわ仕掛けはあるわで面倒な事この上無いのだが、その中でも一番頭に血が昇るのがアーチェと一緒に行うスイッチ押し。お前らは「せーの」とか何とか声を掛けあって一緒に一つずつ押せば良かろうに! ……などと虚しくも怒ってしまうワケだ。これが。
そんなこんなでダオス戦に入ったのだが、前回頃から切り替えたマニュアル操作にまだ十分慣れていなかったのか、クレスを上手く動かせなかった挙げ句、隙を突かれて呪文詠唱されまくりであえなく全滅。が、二回目はコツが解ってきたのでどうにか撃破出来た。
これで中盤辺りには来たかな、とも思うが、隠しダンジョン等の事を考えるとまだまだ先は長い。
次回は、現代に戻る方法について皆で考えてみたいと思います(笑)。
白樺ァ〜♪……な森で「冬虫夏草」を再び収拾……もとい、ユニコーンとのイベントを済ませる。ミントとアーチェを待っている間のクラースの発言が、まるで中学生男子の様で見ているこっちが恥ずかしかった。イイ大人が十七歳にそんな事聞くな。
また、ここはアーチェが自らの申告せんでも良い様な事を申告するという、ファンタジーRPGにしては珍しいイベントがあるワケですが(笑)。
ユニコーンホーンを無事取ってユクドラシルを復活させた後は、遂に海底都市トールへ。
ここはダンジョンの規模こそは非常に小さいものの、仕掛けがとんでもなく面倒臭い。運が悪いとここで長時間のロスが出る。
私の場合、幸か不幸かメインルームに到達する確率が異様に高く、「ゴッドブレス」の呪文書がまったく出てこなくて困った。
小一時間粘ったところでどうにか呪文書を入手出来たが、今度はメインルームが出てこなくなり少々焦ったものの、幸い十回もいかない内に到達出来て一安心。まぁ、モンスターのデータを全部収集出来たので良しとしましょう。
余談だが、ここに出てくるマーマンのエラは見事に真っ赤なので、奴の鮮度は高い。
話が前後してしまうが、入口のセキュリティシステムに対する皆の反応が笑えた。車を見たら「鉄のイノシシがっ!」とか言いそうな勢いが良い。
さて、トールから時間転移して二度目のダオス戦。今度は相当楽だった。ダオスを画面右端に呼び出して(押しやってとも言う)クレスでひたすらボコり、クラースとアーチェはひたすら詠唱。ミントは適当に回復。それが上手くハマって、ダオスに何の攻撃を出させる事も無く撃破完了、感無量。
さて、結局は倒せていなかったらしいダオスを追ってお次は一気に未来の世界へ。チェスターも漸く仲間になりました。
で、ここでちょっくらモンスター図鑑や称号のチェックを、と思い攻略本で調べたところ……少なくとも、「グルメマスター」にはなれない事が確定……。過去モリスンさん家で「おさしみ」を教えて貰っていない事が判明したのだ。さ、刺身ぐらい私が教えてやるから作れっ! ミントっ! ……別に良いんですよ。称号貰っても何か特典がある訳でも無し。気が向いたら二周目やって補完出来るんだし。だから良いんだもん。畜生っ。キーッ。
次はヴォルトの洞窟に行って電気系ポケモン……じゃなくて、精霊をゲットだぜ(空元気)!
ヴォルトと無事契約完了。こ奴は基本的にまん丸で可愛いと思うのだが(個人の好みなので反論無用/笑)、発動時に目玉ひん剥くのは気持ち悪い。人語を喋らない点などは大変評価出来る。何の評価だ。
そんなヴォルトの元へと向かう途中、やっと出てきた待ってましたよ、すずちゃん!
PS版では仲間に出来ると聞いた時から楽しみでしょうが無かった(SFC版では仲間にはならない)。
彼女を護る為の戦闘では見事大負けした訳だが(モンスターデータ取ろうと悠長にスペクタクルズを2連発したのがマズかったらしい)、何はともあれ早く仲間にしたいので、とっととシナリオを進める事にした。
ヴォルトのお陰でレアバードが使える様になり、シナリオはいよいよ大詰めに向かい始めた模様。
アルヴァニスタに向かう前に世界各地を巡り、交易品の売買で儲けつつ強力な装備へと整えつつ、忍者の里に向かってすずを仲間にする為のイベントをこなす。勝つ為の準備をするのが面倒だったので、銅蔵とおきよ戦ではスペクタクルズを使った後、速やかに負けてみた。まともにやっても負けた様な気もするが(笑)。
無事すずを仲間に迎えた後は各地を巡ってアイテムやら呪文書、料理、奥義書を収集。こういった作業の間はシナリオが完全に止まってしまう訳だが、それが好きだったりする。が、あまりやり過ぎるとラストダンジョンが凄まじくヌルくなってしまうので度を過ぎるのは良くない……事は解っているのだが、楽をするに越した事は無いのでやっちゃうのね。パーティー強化。
次回は、氷と炎であちちつめたい(意味不明)。
氷の洞窟攻略開始。「ほのおのおまもり」が4つしかなかったので戦闘参加キャラ優先で付けていたら、気が付けば2人事切れていた(笑/ちなみにその2人とはクラースとチェスター)。が、ぼったくり亡霊から10万ガルドも出して買うのは嫌なので我慢して貰う事に。
しかしよく考えてみると、このゲームは戦闘から外しているキャラにも経験値が入るシステムであるため、流石に死なせっ放しでは勿体無い事に気付いた。チリも積もれば何とやらだ。
なので、次に向かう炎の塔ではきちんと「こおりのおまもり」を全員に装備させてやろうと、ぼったくり亡霊からおまもりを二つも購入。20万ガルドの出費。……まぁ、この話のオチとしては、この後向かった炎の塔で敵が「おまもり」を六個ほど落としてくれやがった、という事実に行き着く訳ですが。返せーっ! アタシの20万っ!
気を取り直して次に向かったのは炎の塔。事前の装備・能力強化が効いたのか、殆ど苦労無し。敢えて言うなら、床がダメージ床だって気付かないでチョロチョロしてしまい、気付けば全員のHP表示が「赤」になっていたという事ぐらいか(十分大問題です)?
さて、二本の剣も無事入手した事であるし、次回はトレントの森、オリジンの元へ。
……それにしても、20万ガルド……。
森の中に潜ってオリジンに「エターナルソード」を造って貰う。そしていざ、ダオス城へ! 何やら突っ走ってる内に最終ダンジョンまで来てしまった模様(無自覚)!
常闇の街の西の洞窟に突入し、エターナルソードの力でダオス城を出現させ、最奥に居るであろうダオスを目指す! 目指しちゃう! ……事はせず、ダオス城に降り立った次の瞬間踵を返してワールドマップに帰還。そう易々とラストダンジョンを攻略開始してたまるかッ(何かこだわりがあるらしい)。
それでは何をするのかと言うと、ダオス城に入らないと発生しない隠しイベント及び隠しダンジョンを制覇するに決まっているのだ。
まずは海賊アイフリードの宝を探し世界中を駆け回り、続いてトレントの森の奥にも入って神聖な丸太とやらを取って来た(イメージ的にはクラースの口の中にオレンジグミやらフルーツ系の食料を詰め込んでいる姿を想像してみると良いかも(笑) )。
トレントの森に入ったついでに、未だ終わらせていなかった、すずちゃんの試練イベントにも挑戦。LVがまだまだ低かったので、五人の忍の内の最後の二人の時は「フレアボトル」で攻撃力を上げつつ、ひたすら「曼珠沙華」連発で画面端でボコって倒した。それでもたまに攻撃が当たってしまったり、TPが減ってしまったりでアイテムを使う必要があったので、その時はアワーグラスでどうにかやっていたのだが、そのお陰で、試練終了後にはアワーグラスがあと一つになってしまった。
だが私は悠長にも「どっかの街で買って補充しよう」などと気楽に考えていたのだが……ふと気付いた。
……アワーグラスって、非売品じゃん!
この後、闘技場でのVSリリスだとか、もしかしたらモーリア坑道やらダオス戦でも使うかもしれないのに! と一人焦って攻略本を調べてみたら、一種類だけアワーグラスを落とす敵発見。ダオス城に出現とはまさにグッドタイミング。……狩るしかない。狩るしか……。
が、その前にグングニルを取る為にオーディンと決戦。弱い。しかも、エターナルソードを持っている今となってはグングニルいまいち使えねぇ!
それにしても、このゲーム、アイテムの量が多い。シナリオの量とアンバランスな程に。SFC版に比べて難易度を格段に下げている(特にモーリア坑道)代わりにやり込み要素を増やした、といった感じなのだろうか。
さて次回は……そうだな、モーリア坑道行くか、ダオス城をダオス戦直前まで陥落させるかのどっちかにします(笑)。楽なのは後者の方かなぁ。
アタック・ザ・ダオス城。目的はただ一つ、ダオスを倒す事……ではなく、アワーグラスを所持しているというアークビショップを狩る事。ダオス城攻略はその次じゃ。
が、アークビショップはある程度奥に進まないと出現しないという事らしいので、とりあえずはそこまで進む事に。そのついでにアイテムを回収したり、デリスエンブレムを回収しつつ投獄された仲間を助けつつ、アークビショップ出現まで進める。
そして気付けば、ダオス戦目前のセーブポイント。
どこじゃぁアークビショップ! 出て来んかいっ! ……とばかりに半狂乱で探索していると、漸く遭遇。二体も居るではないかと、こぞとばかりに襲撃したのは良かったが、肝心のアワーグラスを落としやがらない。その後も数回戦闘したものの、頑なに落とさない。
まさか攻略本のデータミスかっ? ……などと思ったものの、やっと一個落としてくれたのでどうやら所持しているのは本当らしい、が、モンスター自体の出現率が低めなのに、更にアイテムを落とす確率も低いとなると、自分との闘いになってくる。が、こんな場所でストレスを溜める訳にはいかないので、先にモーリア坑道を攻略する事にした。アークビショップめ、束の間の幸せを味わっておけば良いさ。
さて、そんな訳でモーリア坑道に突入した訳だが……またSFC版と比べる事になってしまうのだが、PS版のモーリア坑道はSFC版に比べて圧倒的に難易度が低い。
SFC版の時は、坑道地下10階でホーリーボトルが割れると同時(この演出結構好き)、今回はどの階で全滅してしまうのだろうかと頭の片隅で思っていたものだ。
大きな要因として当然敵が弱くなっているという事がある。確かに、今回攻略した際も危機的局面にブチ当たったのは二度しかない(二度もあるのか)。一つはロボ&バンシーの遠距離攻撃コンビ、そしてもう一つはビックフットの棘だった。
前者の場合はロボが遠吠えしまくりバンシーが叫びまくりで近付けないわ仲間が寝ちゃうわで大変で、後者の場合はクレスが画面端でビックフットをボコっていたところ、「STAY」の指示を出し忘れていたばかりに仲間達がどんどん寄って来てクレスをグイグイ押してしまい、棘になったビックフットに刺されまくった(STAYの指示を出したらあっさり脱出出来た)。
本当にヤバかったのはこれ位で、基本的に次元斬を連発しつつ、アーチェやクラースにショートカットボタンで呪文を詠唱させ、本当にヤバい時はミントのタイムストップで時間を止める、というパターンで楽に勝ち抜けた。クラースの代わりにチェスターやすずを使っても大して問題は無いかも。
また、SFC版からの変更点として、個人的に大変残念な点も二つほど。召喚術「カメレオン」と最強モンスター「ランドアーチン」が今回は消えてしまっている点だ。「カメレオン」は実際に自分で使った事は無いが、術を行使している画面を見た事はある。確か上からカメレオンのでっかい顔がニュっと出てきて、舌で敵を攻撃するか飲み込むか、そんな感じだった筈だ。そしてもう一つの「ランドアーチン」は、見た目は棘の生えたナマコみたいな感じなのだが、触れただけで即死という恐ろしいモンスターでもある。
先日、このランドアーチンの出所が妙に気になってしまい、多分ドルアーガシリーズ辺りだろうなと目星を付けて探してみたら、ビンゴだった。「イシターの復活」(「ドルアーガの塔」の続編。「ナムコミュージアム4」に収録)に敵モンスターとして登場している。やはりこれも触れたら即死らしい。ナンマンダブナンマンダブ。
そうこうしている内にモーリア坑道最下層へ。いざワイヴァーンと勝負! ……するのはまた次回に。流石にダオス城とモーリス坑道立て続けはキツいや(笑)。
モーリア坑道最下層にてワイヴァーン戦。
すずの装備次第では絶対に負けない、という事なのでその通りにしてみる(「プリンセスケープ」二枚と「かんなづき」装備)と、確かに無傷だ。すげぇや。……ただ、一方で他の三人の装備を手抜きしていた為、気付いたら他の三人は死去しておりました。だって何かボコボコ撃って来るんだもん。
だが、これってつまり、すずの装備をちゃんとしておかなければ全滅していたという事なので一人猛省。私が悪かった。
すず一人で時間はかかったものの、どうにかワイヴァーンを撃破しドワーフの神殿で宝漁りをした後、一旦地上へと戻る。TOPでは基本的に自力でダンジョンから出なければならないので「家に帰って『ただいま』を言うまでが遠足です」状態。帰りだからと言って危険が無くなっている訳では無いのが辛いところ。
激しく闘い、時には逃亡し、漸く戻り付いた地上である訳だが、まだまだ困難は終わらず。次は「闇の洞窟」へ。先刻モーリア坑道最下層で入手した指輪を使い、闇の精霊シャドウと契約するのだ。
……いや、別にね、しないでもクリア出来るんですけどね、どうせならある程度はやり込んでからクリアしたいじゃない(何故か弱気)?
この洞窟は規模こそこぢんまりとしているものの、出てくる敵が結構強い。隙を見せると呪文を詠唱されて大ダメージを喰らうので、ホーリーボトルを使ってエンカウント率を下げつつ、ヤバい敵にはミント(ミスティシンボル装備済)のタイムストップ。これに限る。もしくはチェスターの「屠龍」やすずの「五月雨」をショートカットにしておいて戦闘中ずっと連打しておくのも良い。TP喰うけども。
それにしても、チェスターの「屠龍」はなかなか優秀な技だと思う。クレスに「次元斬」を使わせているとどうしても隙が出来るので、その隙を埋めさせるのには最適。そして、すずの「児雷也」なのだが……あれ、イイ(笑)! 何かスベスベぽよよんな蛙が何とも言えない。つぶらな瞳が愛らしい。TP喰うのと発動にちょっと時間がかかるのがアレだが、観賞用に最適(笑)。
で、シャドウとの契約はあっさり終わり、最後の精霊「プルート」と契約するための「エメラルド」の指輪も入手して、闇の洞窟を脱出したのだった。
お次は再びモーリア坑道。プルートと契約してきます。キビシーっ。
帰って参りましたモーリア坑道。船の進水式でのシャンパン破壊(?)の如くホーリーボトルを派手に割り、再度最下層を目指す。
二度目という事もあり、今回は割と楽。ロボ&バンシーやビックフットなど、倒すのが面倒な敵からは逃げる事も覚えたので、危険な局面は皆無で最下層のセーブポイントに到達。
そして迎えたプルート戦なのだが、気付けばお供のケルベロス一体になっていて、いつの間にか倒していたというこの不思議。しかもスペクタクルズ使う前だったので悔しいやら哀しいやら。チェスターの「屠龍」とクラースの「アスカ」をショートカットにして連発していたのだが、どうもその辺が原因と見た。
そんな訳で、拍子抜けする程にあっさりと勝利したプルートだったのだが、他の精霊と同じく、戦闘前と戦闘後では態度がコロっと違うのが苦笑を誘う。そりゃあ、精霊様達にとっては負けた相手に敬意を払うのが当然なのかもしれないが。でも、オリジンは負けても相変わらず高飛車っちゅーか、偉そうだぞ(笑)。
さて、遂にモーリア坑道も制覇して、今度こそダオス城に……まだ行かない。ドタバタですっかり忘れていたのだが、ユークリッドの武術大会が残っているのだ。
勿論目的はリリスに勝利し、ウワサの剣「S・D」(「T.O.D」でお馴染みディムロスの事ね。今回は喋りませんが)を入手する事。
が、その為にはまず大会で優勝する事を八回繰り返す必要がある。ので、せっせと戦闘開始。
何しろ以前に書いた様にすずの試練でアワーグラスを使い果たしていたので、完全に自力でぶつかって行くしかない。一応あれから5つは入手出来たが、万が一の時の為に使いたくはないのだ(今が万が一という噂もあるが)。
やはり大会で問題になるのは、毎回最終戦で登場するガルフビースト。こいつに勝たない事にはそれまでの8連戦がまったくの無駄に終わる。ここは一つ、攻略本に素直に従う事にして、装備をリフレクトリング×2、特技を「時空蒼破斬」に変更していざ激突……してはみたものの、LV不足だったのかどうも上手く勝てない。運頼みの所があり、三回に一回は負けてしまう。
そこで、鍛え直す為にもう二度とは来ないだろうと思っていたモーリア坑道に逆戻り。
地下10階でデモンシールをクレスに貼り付けスパルタ教育をしてみたり、それに飽きたら手頃な敵を見付けてコンボ繋げる練習をしてみたりと、とにかく経験値稼ぎにいそしむ。コンボの最高はマンタ相手に77。折角上手く繋がっていたのに、ノーマルモードだった事もあって途中で倒してしまった。プルートの2回目の途中だったので、上手くいっていれば軽く100はいったのになぁ、と残念でならない。
個人的にはクラースのプルート、すずの「五月雨」、アーチェの「レイ」を軸とし、その隙間埋めにクレスの「襲爪雷斬」を撃つというパターンがコンボを続け易かった。
そんなこんなでコンボを楽しんでいる内にLVも上がった様なので、今度こそ本当にモーリア坑道に別れを告げたのであった……。
次回、リリスを倒せると良いなぁ(はよクリアせい)。
ガルフビースト8体目撃破! そして9回目の8連戦もこなし、遂に迎えたリリス戦。「じゃんぱい」も15個揃ってます。モーリア坑道でLV上げまくっている間に「アイヴォリー」をジャカスカ入手していたのだ。
攻撃を無効化する術が無い、というのなら小手先の装備変更は無用。アクセサリは愛用のフェアリィリングとテクニカルリング(普段はマニュアル操作なのだ)を、そして剣はエクスカリバー装備でGO!
戦闘開始と共に素早く「じゃんぱい」を使い続け、リリスが間合いに入って来たら「獅子戦吼」をぶっ放す事の繰り返し。じゃんぱいは大体1300ダメージで、一回だけ8000(ぐらい)が出た気がする。が、15個使い切っても倒せなかったので、後は力押し。「獅子戦吼」とその他奥義(何使ったか忘れた)を暫く連打していると、前半の「じゃんぱい」攻めが効いたのか、数回の攻撃で撃破出来た。よっしゃ!
そして貰った「S・D」だったが……「エクスカリバー」より弱いよぅ。しかし残る一つの奥義「殺劇舞荒剣」はこれを装備したままLVアップしないと覚えないらしいので、結局三度モーリア坑道に潜るハメに。
とりあえず「S・D」を装備して高いLVにLVUPをすれば覚える、という事だったので装備したままLV80まで上げたのだが……覚えねぇでやんの。一体いくつになれば……と思い調べてみるとLV100にならないと覚えないらしい。そんなヒマあるかよぅ……。
「S・D」でのLV上げは綺麗さっぱり忘れる事にして、漸くダオス城に殴り込む事に。未だ未遭遇のモンスターが数体居る事は居るのだが、その内1体は過去にしか出現しない奴なので、もうどうでもいいや。思えば、私のこのゲームに対するやり込み熱が冷めてしまったのは、過去で「おさしみ」を覚え損なったあの時からかもしれない(笑)。
それはさておきダオス城。一度最奥まで言ってアワーグラスを収集していた事があるせいか、その間取りも敵の対処方も完璧に覚えてしまっていて、ものの数分で最後のセーブポイントに到達してしまう始末。それでもダオスを倒さなければならないので(そりゃそうだ)、扉を開け放ち、ダオス戦に突入。
装備に関しては、クレスには「フェアリィリング」と「テクニカルリング」、ミントには「イヤリング」と「ミスティシンボル」そしてクラースとアーチェには「フェアリィリング」と「ミスティシンボル」の組み合わせで装備。勿論クレスの剣は属性無しの「エクスカリバー」。結局普段通りの装備になってしまった。
まず、攻略では無いのだが、ダオス戦で気付いた事を一つ。
……LV80もあれば、ほぼ無傷で倒せる。
フェアリィリング装備だと戦闘中にTP回復する必要も無い(但しTPの上限次第)。実際、第1〜第3形態を通し、喰らったダメージは全員トータルで3000にも満たなかった気がする。
もしかすると邪道なのかもしれないが、私の場合はクラースに「オリジン」、アーチェに「メテオスフォーム」をショートカット登録しておいて、戦闘中ずっと機械的に押していた。その間にクレスは技を繰り出し、ミントは「シャープネス」と「バリアー」を唱えた後、状況を見て回復……を繰り返したのだ。
もう少し詳細に言うと(以下一部反転)第1形態は過去戦ったのと同じ様な形態のダオスで、前述の戦法によりノーダメージで撃破出来る。次の第2形態のダオスはやたらとデカい生物兵器みたいなものなのだが、コイツも例の戦法がちゃんと通じる。が、僅かな隙が出来た時にダオスに接近していると攻撃を受け詠唱の邪魔をされるので、少なくともアーチェとクラースは後方に下げておいた方が良い。クレスはアーチェやクラースの時間稼ぎに徹してひたすら技を、そしてミントはこまめにクレスのダメージを回復してやれば良し。
そして最後の第3形態のダオスは再び人型に戻る。白タイツに身を包み宙に浮いている(笑)このダオスには、当然クレスの技も「時空蒼破斬」などの様に上空にヒットするものが好ましい。後は他の2形態同様、アーチェとクラースでハメてしまえば、これもノーダメージで勝ててしまう。
この戦法だと、LVがも多少低くても勝てるのでは、と思える。ポイントはクレス以外に「ミスティシンボル」を装備させておく事と、アーチェとクラースの詠唱を途切れさせない事だろうか。
とりあえず勝てれば良い方にはおススメしたい。
さて、ダオスも倒し、ゲームもEDに入ってしまったのだが……やはり、最後の最後までダオスの真意が見えていなかっただけに、それが判明した後はどことなく虚しさがある。クレスとチェスターは、ゲーム序盤から持っていたダオスに対する怒りをそのまま最終戦にぶつけていたので尚更で、「もしかしたらプレイヤー側が間違っているのかもよ」といった感を受けざるを得なかった。正直EDクラースの言葉にも心底納得はいかなかったし(苦笑)。
その他に関しては些か消化不良も残るものの、とりあえずは大団円なEDでした。流石に勧善懲悪とはいかなかったけれども。
という訳で、Tales of phantasia のプレイ日記は今回で終了。
ここまでお付き合い下さった方、ありがとうございました!