女神異聞録 ペルソナ [ アトラス/'96 ]

最早説明の必要も無い様な気もするRPG。今までの女神転生とは異なり、人間と悪魔の関わりではなく人間の内面に重きを置くストーリー展開になっていて、女神転生の大きな特徴だった「悪魔(仲魔)召喚」ではなく、よりキャラクターに密接し、ストーリーにも深く関わる「ペルソナ」というシステムを創り出しました。
主人公達プレイヤーキャラは普通(じゃない気もするが)の高校2年生で、全員キャラ立ちし過ぎ。物語は攻略本でいうところの『セベク篇』と『雪の女王篇』の二通りあります。

個人的にこのゲームの旨みはペルソナ育成にあると思います。クリアだけを目的にしてあっさり育てるも良し、潜在復活やら魔法継承をバキバキ取り入れて己の思う最強のペルソナをカスタマイズしても良し。はたまた全種のペルソナを最高まで育て上げても良いのです。
あと、ゲーム内で『歩け歩け運動』をかなり推奨している模様。歩かされます。


雪の女王編 | セベク編
■第1回

「女神異聞録 ペルソナ」スタート。数年前にプレイした際は「セベク編」しかプレイしなかったので、今回は「雪の女王編」から始めてみる。

ゲーム開始〜御影総合病院

まずは、序盤の両編共通イベントをこなす。出来れば仲間に出来る全キャラを使っておきたいので、城戸玲司を仲間に出来る状態にしておく事に。この状態のセーブデータを別に保存しておけば、雪の女王編終了後にセベク編に取りかかる時、また最初からプレイし直さなくて済む……筈だったのだが。

手順を思い切り間違えて、計画失敗。
う、うう、自動販売機の影に隠れている山岡氏見たさに、とっとと病院に行ってしまったのがマズかった……。

アラヤ神社

後悔しても仕方が無いのでゲーム続行。麻希の母親に会いにアラヤ神社へ。南条とマークが外れて両手に花のパーティに。

さて、ここからが本番。今回、一番最初からタナトスの塔に突撃し、アンブロシアの最大数入手を狙ってみたいと思うのだ。
その為には学校に戻る前に主人公をガンガン成長させたり金を稼いでおいたり……と色々やる事は山積み。が、ひとまずセーブをしたいのでアガスティアの元へ向か……おう、としたら、エリーに止められる主人公。
麻希の母親を学校に連れて行くのが先、という事で、学校から遠ざかろうとしたら強制的に止められてしまったのだ。

……計画その2もあえなく失敗した模様なので、大人しく学校に戻り、いそいそと仮面の封印を解き、学校を氷結化させたのであった。

■第2回

いよいよパーティメンバーを選択。色々と思考錯誤した末、ゆきの、アヤセ、エリー、そしてブラウンでいく事に。
計画が頓挫した為もうアンブロシアの数などどうでも良いので、セオリー通り「ヒュプノスの塔」から攻略。進入LVが8程度なので、効率良くLVを上げていかなければマズい。

※以降、「ネメシスの塔」までプレイログが行方不明になりました。・゚・(ノД`)・゚・。

■第3回

何故だろう、気付けば「ヒュプノスの塔」どころか「ネメシスの塔」までさっくりと攻略済。
現在は「タナトスの塔」攻略に向けて悪魔の山(には見えないんだけど)で修行中。
とりあえず、全員LV30はないと辛い様な気がする。最高LVは主人公のLV31、最低はアヤセのLV28。

ペルソナは、何を降ろすかによってキャラの成長具合も露骨に変わってくるのが面白い。
実際、ちょっと前までは主人公は一番成長が遅れていて、一方のアヤセは順調に育っていた。
が、主人公のペルソナを「霊鳥ヴィゾフニル」に変えた途端、すくすくと成長を開始し、あっという間にぶっちぎりの成長株に。

やはり全体魔法を所持、且つ行動が速いペルソナは大変便利。が、上手く攻撃時のバランスを考えてやらないと、育たないキャラはとことんまで育たないのが辛い所。

■第4回

タナトスの塔

「タナトスの塔」に侵入。ED分岐を考えてセーブデータを2つ作っておく。タルタロス内及び二択の宝箱内の鏡の破片を完全に無視するルートと、鏡の破片を全て回収するルート。

タナトスの塔を攻略後、まずはアナザーEDの方を先に見ようとしたものの、LV不足でボロ負け。毎ターン「アイスブレス」でブラウンが死んでいたので、途中でリセット。
気を取り直して真EDを先に見る事にするべく、タルタロスに飛び込むのであった……。

■第5回

とりあえず真EDを見るために、タルタロスにて鏡の破片の回収開始……と言いたいところだが、実は既に真EDを見てしまった。
タルタロスに入ってからというものLV上げとペルソナ育成ばかりで特筆する事も無いなぁ、などと思っていたらば、いつの間にやらアシュラ女王の部屋の前に立っている主人公達が居たのである。あれ(゚д゚)?

とりあえず、LVは44〜49、主人公に霊鳥ヤタガラス、ブラウンに鬼神タケミカヅチ、エリーは大天使アズラエル、アヤセは女神テンセンニャンニャン、ゆきのに幻魔ヘルモーズの状態でクリア。
主人公とゆきの以外のペルソナは攻略本に書いてある通り(考えるのが面倒だったんだもん)。

戦略……というには何ともお粗末なものだが、アズラエルでタルカジャをかけまくり、テンセンニャンニャンで回復しまくり、タケミカヅチの「狼牙天誅斬」で斬りまくっていたところ、そう苦労せずとも楽に倒せた。

一方、敵のマハジオダインで主人公が即死しまくったりもするので、ヤタガラスは止めておいた方が良いかも。「急降下」の攻撃力がなかなかなので重宝すると言えばするのだが。
ちなみにゆき姉には「九十九螺旋撃」を撃たせるのを基本に、状況に応じてアイテムを使って貰ったりしておりました。

正直、ラスボスよりも、そこまで辿り着くのが大変だった。氷の城最上階でグリーミーズの群れに襲われた時は全滅を覚悟したものだ。そういう意味では、LV上げはきっちりやっておいた方が吉。危険因子は少ない方が良い。

この「雪の女王編」は「セベク編」とはまったく無関係だろうとばかり思っていたのだが、そうでは無かった事に驚き。
何やら取って付けた様にして出てきた麻希と若神取に少々の違和感を抱きつつも、結局「雪の女王編」は「セベク編」に入る前の寄り道であった事を知る。

そしてふと思ったのだが「雪の女王編」後に「セベク編」を始めた場合はゆきのも仲間に出来る……とか、特典があったら良かったのになあ。だって「雪の〜」のEDで皆で旅立ってるじゃないか〜。

そう言えば、あのEDはやはりメンバーの組み合わせ毎に用意してあるんだろうな。主人公、ブラウン、ゆきの、アヤセ、そしてエリー。お、マークが迎えに来てくれたぞ、皆なんのかんので仲良しさん……って、あれ? 誰か一人足りな…………。

圭ぼっちゃま、何処に!?

■第6回

真EDをひとまず終えたので、別に作っておいたアナザーED用データでプレイ再開。
前にやった時は雪の女王に惨敗したので今度はしっかり強化……するつもりが、いい加減ペルソナのLVを上げるのに疲れたので、とても中途半端な状態で挑む展開となってしまった('A`)

LVこそはLV40〜42と十分なのだが、降ろしているペルソナが何ともショボい。とりあえず教科書(攻略本)通りに霊鳥ヤタガラス、鬼神オーマ、幻魔ウルヴァシー、大天使アズラエルを準備。

これらの内、後者2つは元々作って育てていたものなので問題は無かったのだが、前者2つが厄介。
ヤタガラスは地震系を覚えてしまえば問題無いのだが、PLVを41まで上げた頃にはLV上げ作業で疲れ果て、ペルソナ育てる気力も無し。
そして更に厄介なのがオーマで、こやつに至っては技がショボい事この上無く、見事に割れた腹筋だけがやたら目を引く。
こやつが起用されたのはきっとブフ系を吸収するからだな、と思いきや、熟練度を最後まで上げれば「しようのあか」を使えるらしい。……が、やはり「育て」の作業がかなり面倒。

……と、いう事でゲーマーとしての己と協議の結果、ヤタガラスがマハマグナスを覚えた辺りで突撃する事となった。オーマはもうどうでもいい(笑)。

まず下準備としてはマジカルガードを買い込んでおく(20枚ぐらい)。出来ればチューインソウルや回復アイテムも。
降魔させる組み合わせは、主人公にヤタガラス、エリーにアズラエル、アヤセにウルヴァシー、そしてゆきのに霊鳥ウィゾフニル(大好き)。問題のオーマはブラウンにくれてやった。

戦法は相変わらず無理矢理。素早さの一番早いゆきのはひたすらマジカルガードを使い、エリーはタルカジャ。アヤセはアイテムによる回復が基本で隙を見て「九十九針」。ブラウンはその時の気分でヒートウェイブだったり銃だったり槍で突いたりお好みで(完全に放置状態)。本当はヒートウェイブに集中したいのだが、たまに外しやがるのだ、こいつが。

そして残る主人公は「くちばし」。が、「くちばし」を馬鹿にする事なかれ。タルカジャ×4だと軽く400以上のダメージが出るのだ(「急降下」だったらもっと出るのでは、という正論は禁止)。

大体ダメージのメインは「くちばし」になるのだが、陰のメインは敵の攻撃だったりする。
マジカルガードがうまく間に合った後に敵さんが「アブソルートゼロ」等を使って下さると、見事に反射して、200前後のダメージを受けて下さるのだ。邪道なら邪道と蔑むがいいさ。

そんな調子で、大したピンチにもならずに倒してしまった訳だが、EDに関しては……完全完璧なBAD EDなので、苦労してまで見る程では無いかと(´;ω;`)出来れば、BAD EDを見てから真EDを見るのをおススメ。

実際にBAD EDを見た方も多いとは思うが、一応ネタばらしをしておくと、雪の女王は結局死なないわ、冴子先生は死ぬわ、世界中が凍らされちゃって生き残りは主人公達だけになっちゃうわ、と、かなり絶望に溢れたEDになる。かなり本気で皆が可哀想になってくるので、出来れば見たく無いEDではないかと。
当然、圭ぼっちゃまは出てこなかった。← それはもういい

さて、次は本命「セベク編」に突入する。

>> セベク編
当サイトは私的個人的なものであり、あらゆる企業・団体・個人等とは一切関係ありません。