真・女神転生2 [ アトラス/'02 ]

'94年にSFCで発売された同タイトル作品のPS移植版。
前作「真・女神転生」から数十年後の20XX年、かつて「東京」と呼ばれていた場所が舞台。一応前作の続編という事になっているものの、前作のEDによってはストーリーの繋がりに何処となく無理がある気もする。また、前作をプレイしていなくても殆ど支障は無い。

この作品をプレイする際気を付けなければならないのは、バグ満載の初期版の存在。中古屋で普通にバグ版が売ってある事もあるので、中古を購入する際は要注意。


LAW | CHAOS | NEUTRAL
◆ LAWルート
※諸事情により、LAWルートは大雑把なプレイ記録になってます。
■第1回

「真・女神転生2」プレイ開始。バグ満載で有名だった初回プレス版(俗に言う「ドミ版」)ではなく修正版の方だ。
焦って買わなくて良かったと心底思う。流石に、メモリーカード破壊される恐れがあるとなると……。

□ ■ □

まず第1回目はロウルートを進む事に決定したので、それに基づき小さな事から始める事に。
まずは名付け親(?)になるのを拒否。その後は岡本ジムと大手ジムのVBやフィールド上で暫くLVを上げ(LV14ぐらい)、「ノッカー」と「ハイピクシー」をディア要員として仲魔にし、漸くコロシアムへ。
流石に仲魔2体も連れて行ったのはやり過ぎだったのか、レッドベアー戦は3ターンで終了してしまった。

その時やっと気付いたのだが、コロシアムでの戦いって殺し合いだったんですか!? スポーツの様に爽やかなものをイメージしてたのに、レッドベアー、こっちが罪悪感を覚える様な台詞を吐いて逝ってしまったんですが(汗)。

さて、大手ジムを乗っ取ったらしい岡本ジムに場面は移り、ヒロコ登場。
彼女の頼みはロウ属性を意識して二つ返事で快諾し、お次はいざマダムの館へ……行く前に、もう少しLV上げたりMAGを集めたりしておこうかな。

それにしてもこのゲーム、前作(真・女神転生)のPS版に比べると読み込みが長い気がする。修正版とは言えまだまだバグが残っているらしいだけに、データのロードとセーブに緊張感が漲ってしまうよ……。

■第2回

……すみません。不慮の事故で本来きちんと書いてUPしていた第2回の内容を消去してしまいました……(汗)。

ダイジェストでいきますと、マダムと会ってケルベロスを借りて花田と会ってケルベロス返してザインが迎えに来てヒロコと別れて(以下略)、邪龍バジリスク(にわとり)を倒した所までです。次、大教会に行ってキングフロスト倒します。
……こうやって書くとあっさり一回分が終わるのな……。

■第3回

大教会にてキングフロスト戦……に入る前に、ちょっと気になったのが大教会内部の3Dマップ。
靄が掛かっているせいで処理落ちしているのか、何やら進むのが遅い気がする。
……が、無理をさせてフリーズしては大変と、慎重に進んでしまう私って何て小心者。

キングフロスト戦自体はそう難しいものでも無かったが、彼の足下に転がっているっちゅーか融解しているっちゅーか、とにかくジャックフロストが些か不気味。ジャックフロスト(ヒーホー君)の顔って一見可愛いが、よく見ると怖いんだよなぁ。

さて、キングフロストを撃破しホーリータウンの氷結は解けたものの、街の機能は未だ復活ならず。
……という事で一旦センターに報告に戻ると、今度はファクトリーで異変。救世主とは名ばかりで、単なるパシリと化している今日この頃。

ファクトリーに到着直後、すぐさまデミナンディ(食用牛)の暴動(?)を鎮め、お次はベテルギウス戦……に行く前に、LVを上げ且つ仲魔を作り変えなければキツいだろう。実際2Dフィールドが辛くなってきた。

今回の目標は「霊鳥フェニックス」。前に作っておいた「霊鳥スパルナ」は「女神アメノウズメ」を作るのに使ってしまったので、今回は手近な悪魔を材料に作る方法を考えてみた。

まず「魔獣ケットシー」と「妖精ジャックランタン」から「聖獣ユニコーン」を作る。そしてその一方、「ジャックランタン」と「ジャックフロスト」から「精霊アクアンズ」を作り、これとその辺を飛んでいた(笑)「妖鳥ベンヌ」と合体させて「妖鳥オキュペテー」を作る。
更にこの「オキュペテー」と先に作った「ユニコーン」を合体させると、「霊鳥フェニックス」が出来るのだった。

……実際はね、もっと簡単に作る組み合わせがありそうな気がするんですがね、どういうワケか一番最初に思い付いた合体法で作ろうとする妙なクセがあるんですよ、私。
……本当に何でだろう……(汗)。

何はともあれ出来たてホヤホヤの「霊鳥フェニックス」を連れて挑んだベテルギウス戦。
アニメーションでカクカク動く下顎が非常に気持ち悪かったものの、無事撃破出来た。
戦闘の中身については、やはり「霊鳥フェニックス」が大当たりだった。ベテルギウスが使う「ショータイム」(戦闘時では「かけ声をかけた」などと表示されてるみたいだが)は突撃系の技の様なので、「フェニックス」にはまったく無効。これだけでもだいぶ助かってしまいます。

さぁベテルギウスも倒したし、近くにあるらしい宝石サファイアを取って帰ろうか、と宝石箱を開けたのだが……入って無かった。……もしかして、バグ?(汗)

■第4回

ファクトリーを復興させ、センターに戻ってみると、コントロールルームにザイン君の姿。「ご苦労さん」だって♪ 相変わらず格好良いですが、惜しむらくはその頭の長さ。
それさえ無ければ有無を言わさず貴方に忠誠を誓ったでしょうに! 嗚呼、最強のテンプルナイトよ!

……ザインの頭の長さはさておき、ギメルに会いにアルカディアへ。
ギメルって言うとアレだ。真メガテン2の公式攻略本(エンターブレイン発行)の表紙を飾る……っちゅーか、表紙の真ん中辺りにちんまり立っている人だ。
サラサラの黒髪長髪、頭には月桂冠、手には竪琴、そして何よりヘソ下まで大きく開いた謎の白い服……へ、変な人ッ。

そんなギメルはおウチまで妙。お家の中にある扉を開けて部屋に入ってみると、そこには何故かギリシャ神殿を思わせる様な場所。そして来客相手に段上から語りかける神々しいギメル。謎だ。

「アルカディアは大丈夫さベイビ〜」という趣旨の事を言われたので、とりあえずそれをザインに報告しようと早足でセンターに戻る。
するとどうした事か、センター内部まで敵が出現。危うく「幽鬼マンイーター」に殺されそうになる……って言うか強いぞマンイーター! 毎回命がけの戦闘だ!

それにしても、「マンイーター」の何が嫌かって、キャラ絵がボディコン(古)ねーちゃんだし、戦闘時のアニメが踊っている様にしか見えない(多分踊っているんだろうけど)のがこれまた頭に来る。ジオ系も神経系も効き難いってどういう事!?
……もしかして、EXPERTモードでやってるからだろうか。

何とか「マンイーター」の猛攻を切り抜け、司教の所に戻ると、次は偽救世主騒ぎ。漸くホーリータウンが復興したらしいので、偽物の足跡を辿るつもりでホーリータウンに行ってみる。

だが結局、そこに偽物の姿は無かった訳だが、代わりに出ましたルイ・サイファー。フツーにBARで飲んでます、この人。
今回はロウルートだから首洗って待ってろや。

偽救世主「ダレス」については、主人公の騙って悪さをしている訳ではなく、一応人助けをしている様子。なので別に良いじゃん……とも思うのだが、センターとしてはそうはいかないらしく、結局彼が待ち受けるヴァアルハラのコロシアムに向かう事に。

そして遂に偽救世主ダレスとの対決の時が……来る前に、コロシアム1階で「幽鬼マンイーター」に全滅させられかける。やっぱり強いよぅ、この悪魔。

と、言うわけで再び仲魔強化。暫く使っていられる様な仲魔が欲しいので、」「龍王ナーガ」と「天使アークエンジェル」を作る事にした。二体ともラクカジャ持ち。

まずは手持ちの「妖精ダークエルフ」と、またそこらで捕まえて来た「妖鳥ベンヌ」を合体させ「堕天使ベテルギウス」を作る。
その一方で「ジャックフロスト」&「ジャックランタン」から「精霊アクアンズ」を作り、これを再び捕まえた「ジャックランタン」と合体させ、一度「妖精ダークエルフ」を作る。
この「ダークエルフ」と先に作っておいた「ベテルギウス」を合体させると、「天使アークエンジェル」の出来上がり。

もう一つの目的「龍王ナーガ」の場合は、「魔獣ケットシー」を精霊合体で「ネコマタ」まで上げて、その後別に作っておいた「ダークエルフ」と合体させ「聖獣バステト」を作る。
そいでもってヴァルハラ辺りで「地霊スダマ」を捕まえ精霊合体で「ドヴェルガー」にして、その「ドヴェルガー」と「バステト」を合体させると「龍王ナーガ」の出来上がりっ!
……絶対、もっと簡単に作る方法がある筈なんだ……。絶対……。

それにしても、6体までしかストック出来ない状態のCOMPで、よくもここまで面倒臭い合体をこなしたもんだよ、あたしゃ。

ちなみに、この段階で効率よく「精霊アクアンズ」を作りたいならば、ファクトリーの2Dフィールド(ベテルギウス戦後)が良いかと。「ジャックフロスト」&「ジャックランタン」が出没するので。

■第5回

やっとこさ出来たナーガとアークエンジェルを連れ、ヴァルハラのコロシアムへ。一人血気盛んなダレスと対面後、仲魔(間)皆でタコ殴り。
倒れても倒れても立ちあがってくるダレスなのだが……君、アームターミナル持ってるんなら仲魔を召喚すれば良いのに……って、そうか、悪魔召喚プログラムをスティーヴンから貰ってないと駄目なんだっけか。

ところでそのスティーヴンとダレス戦後に会ったものの、どうも今作の彼は性格というか物言いがキツくなっている気がする。開口一番「生き残っていたか」って、どうよ。
さて、COMPのストック数を増やして貰った後ヴァルハラのスラムで目加田に会い、ヒロコを救出する為ヴァルハラから地下を通ってファクトリーの下層部へ……到着する前に、またしてもダレス登場。リベンジまでの期間が短いにも関わらずしっかりLVアップしているという羨ましい状況。
それでもやはり主人公達の敵ではなく、捨て台詞を吐いてあっという間に逃走。……この分だと、また挑んでくるな……。

ダレスの事はさておき、ヴァルハラ地下から地下世界2Dに出てみると何やら小さいお社が。近付くと「入りますか?」とのメッセージ。もしボス級悪魔との戦闘になったらマズいなぁと頭では解っていても、身体が勝手に「はい」を押してしまった。

社の中に居たのは幸いにして「国津神コトシロヌシ」で、石になっていたのを回復してやったところ「元に戻ったばかりで動けない」などと社を追い出された。???。
まぁ後で何かあるのでしょう。

ちょっと寄り道してしまったが、今度こそ地下世界、旧水道橋へ。
そう言えばここに到達してから気付いたのだが、とてつもなく悔しい事が一つ。
前回あれだけ苦労して作った「天使アークエンジェル」が、この地下世界(旧水道橋)ではフツーに出現するのよ、フツーに。
が、作ってしまったものをアレコレ言っても仕方無し。ウチのアークエンジェルちゃんはその辺の野生(?)のアークエンジェルとは違うザマスのよ! などと自分に弁解しつつ旧水道橋探索。
取り敢えずはあしゅら男爵……じゃ無かった、「妖魔ヤヌス」を倒し、「妖精ナジャ」を探すべく更に探索。

結構な奥に居る「ナジャ」を目指してひたすら進み、マップ西端の真っ直ぐな通路へと差し掛かったその時。
とてつもなく恐ろしい悪魔の気配がする、という突然のメッセージと共に、「はい・いいえ」の選択肢。……こ、これって魔人の出現メッセージじゃんかよぉ!
とてもじゃないが今の段階で勝てる訳が無いと即座に逃げさせて貰った。

確率1/256なのに、なんでこんな時に限って遭遇してしまうんだろう。畜生、こんなチャンス滅多に無いのになぁ。
取り敢えず出現場所は旧水道橋のマップ西端の直線通路を、南向きで通過するって事で。細かい場所は忘れちゃった。

その後、「ナジャ」を首尾良く仲魔にし、ザインを退けヒロコと合流。ナジャがヒロコと合体する時は「一人『邪教の館』!?」とくだらん事を考えたりしてしまったが。ありがとう、ナジャ。

ヒロコのLVを上げつつヴァルハラの目加田の元まで急ぐと、センター-ヴァルハラ間連結通路にまたしてもザイン登場。
ヴァルハラが某魔王に飲み込まれた事を知らされ『セーブ出来ねぇじゃねぇか!』と慌ててセンターに向かうと、踵を返した所で「ケルベロス」登場。自発的に仲魔になってくれたのは嬉しかったが、COMPに自分から入るだなんて事はプライドが許さなかったのか、召喚していた他の仲魔を無理矢理COMPに戻し、空いたその場所にちゃっかり入りやがりましたとさ。
……どうりでやけにMAGの減りが激しいと思ったよ……。

■第6回

ヴァルハラにも行けずセンターにも入れないとなると、とりあえずホーリータウンに行くしかない、という事で戻って来ましたホーリータウン。
街頭ビジョンに写って電波ジャックしているザインが(絵的に)怖い。そんな貴方は愛せないわ……。
かと思えば、ホーリータウン内のBARでは未だルイルイが飲んでいる。他に何もする事が無いのか貴様。

そしてその側で飲んでいた男によると、花田は「踊る人形」と「眠る人形」を置き間違えていた為失敗した模様。やっぱり違ったか!「踊る人形」!
……でも「眠る人形」ってのも何か違う気がしないでも無いが。

電波ジャックに飽きたらず街頭演説しているザインを尻目に、一行は大教会へ。そこから地下世界に行けるという。
何をしに行くのかは自分にも解らないが、攻略本に行けって書いてあるから行ってしまう私は受け身のプレイヤー。

エレベーター付近で予想通り待ち受けるダレスを適当に蹴散らしいざ地下世界へ。
そうそう、この頃漸く知ったんですけど、ダンジョン内の宝石箱って中の宝石を入手するのには条件があるそうですな。バグじゃなくて良かった(ちゃんと攻略本読めよ)。

それはさておき、旧シンジュクに到着したところまたしてもダレス。「今度こそお前の邪魔をしてやる!!」なんて言ってますが、君、何か最初と目的が変わって来てませんか……? しかも主人公に向かって惚れ薬を投げるだなんて、そんな特定のお姉さん方が喜びそうなネタを提供しちゃ駄目よ(偏った考え方。減点89)……って、何だ、アヌーンに惚れさせるつもりだったのか。
ともかく、主人公を庇って惚れ薬を被ってしまったヒロコが一時戦線離脱。女性に庇われてばかりな主人公ってどうよ。

節操の無い邪思想も引いた頃、妖精王オベロンの元へ。
常に両手を上に掲げている変なポーズがザインの頭部以上に気になる所です。

そういやダレスとそれを追い掛けて行ったヒロコはどうしているのやら、と旧ヒガシシンジュクに行く前にB2Fを覗いて見ると、明らかに迷惑そうなのに、主人公が来たと気付いた途端勝ち誇る(?)ダレス。君の行く末が僕は心配だ。

そんなこんなで旧ヒガシシンジュクでパックを追い詰めるも、LAW属性を保つ為に金を払って薬を入手。再び旧シンジュクに舞い戻ってオベロン(相変わらず両手は掲げたまま)にヒロコを元に戻してもらい、ヒロコとダレスの愛の小部屋(笑)に向かったところ、アヌーンが投げた惚れ薬でダレスが遂にダメな人に。

そうかアヌーン、そんなにダレスが好きだったのか……って、アンタ大人しそうな顔してなんて強引な。好きな相手にゃ惚れ薬を投げるってか?
でもまぁ、これでダレスに迷惑掛けられないで済むので礼を言う。

そう言えば、GBA版では何故アヌーンがダレス(なんぞ)を好きになっちゃったかが解るそうなのだが、機会があったら是非見てみたい。本気で見てみたい。何であんな(以下略)。

■第7回

「天津神アメノトリフネ」が大層便利だ、という事なので早速そこいらで拾った「妖魔テング」と手持ちの「女神アメノウズメ」で作ってみた。
本当だ、トラエストとトラポートは大層便利だ。コイツは一家に一匹いると便利(アンタ神様に向かって)。

ついでと言っては何だが、何となく適当に拾っていた「妖鳥ケライノー」と「妖精バンシー」、「妖精ジャックランタン」を何となく3身合体してみたら、タルカジャ継承の「大天使ラミエル」が出来た。たまには『何となく』合体も良いかもしれぬ。

さて、旧ロッポンギにてヒルコから将門公の身体を集めてくるよう頼まれたので、アラホイサッサーと回収の旅に出撃。
まず、以前にワケの解らないまま石化を解いてやっていたコトシロヌシの所に向かい、次にスクナヒコナ(ちっちゃい)、オオヤマツミ(岩石)の順で解放、そしてサルタヒコと一戦交え、オオナムチ(ヘビ)を助けるべくオオナムチのほこらである旧シブヤへ。

旧シブヤ内部は移動床が大変面倒臭いのではあるが、攻略本を良く見れば解る様に、実は一本道で進む事が出来る。
だが、攻略本で正解のルートを探すのが面倒臭いという方の為に、ちょっとした道順解説をば。……とは言っても、自分が次回プレイの時にやり易い様にメモってるだけなのだが。

まず、入口から入ったらそのまま真っ直ぐ東方向へ移動。移動床に乗って一個目の宝箱がある小部屋へ飛び込み一旦そこで停止する。尚、この小部屋に入る方向がどの方角からであれ、部屋に入った瞬間に北向きへと方向転換させられるので注意。他の宝箱の小部屋も同様。

一つ目の宝箱を取った後、北向きで出て移動床で二つ目の宝箱の小部屋へ。
但しこの宝箱はトラップなので開けないこと。

二つ目の宝箱の部屋からも北向きに出て、三つ目の小部屋へ。ここの小部屋からも北向きに出て、お次は四つ目の小部屋に到着。
四つ目の宝箱を取ったら今度は東向きに小部屋から脱出。そのまま五つ目の小部屋へ。

五つ目の小部屋から南向きに出ると、フロア東端の何も無い普通の床の上へと放り出されるので、そのまま余計な動きをせず北の階段へと向かえば1FはOK。

2Fは、スタート地点から南へ向かって一つ目の宝箱の部屋へ。そこから南向きに出れば二つ目の宝箱の部屋に到着するので、更にそこから北向きに出て、移動床が終わった所で西を向くと、3Fへの扉が見えている筈。寄り道せずに真っ直ぐ進みましょう。

さて、いよいよ最後の3F。スタート地点から東へ一歩進み北を向くと、真正面に扉が見えるので(二つ並んだ扉の左側)、そこへ向けて直進。
途中移動床に乗っかるが、そのまま真っ直ぐドアへ連れて行ってくれるので問題無い。

ドアから突撃した先は小部屋になっているのだが、そこは回転床になっているので進行方向に注意。
回転床での方向転換が終わったらばボス戦準備をし、北向きに部屋を出れば、そのままバフォメット戦になる。
「さもなくば よみの国でヨモツシコヒメとデートさせてやるぞ!」といまいち迫力に欠ける脅し文句を言われるものの、タルカジャがけでタコ殴りにすれば呆気なく勝てる(と思う)ので、戦闘が終わってオオナムチを救出したら、シュートから落ちるなり移動床で流刑プレイ(わけわからん)を楽しむなり、お好きな方法でほこらを出ましょう。
ちなみにボス戦後は悪魔が出現しなくなるのでMAGが心細い方は仲魔を収納しておくが吉。

さて、一番最後に残していたというか順番的にそうなっていたというか、とにかく残りはホーリータウン大教会にある将門公の首。
余談ですが、小心者の私は「将門公」とか「首」とか書いてる今現在、結構ビビってるワケですが。攻略本の付録で思い切り将門公の首塚の写真掲載してるんですけど、大丈夫なんですかエンターブレイン。

話は戻って一路ホーリータウン。ザインが未だ演説してます。同じ所で同じ演説をいつまで繰り返すおつもりですか君は。

P>ザインはもう暫く放っておく事にして、向かった先は大教会。そう言えば前に教会を復興させようと金を寄付しまくっていたが、暫く時間も置いたしもう復興している筈でしょう……と立ち寄ってみれば「募金が集まらない」とボヤいている奴が一人。
アンタ、「これで再建出来ます、暫くお待ち下さい」みたいな事仰ってたじゃないですか! ……もしや、きちんと再建したのを見届けてからシナリオを進めなければならなかったのであろうか……うぬ。

その後はストーカーから将門公の首を買い(何て恐れ多い……)、邪教の館のオヤヂに合体して貰った所で終了ー。
よし、戻るかロッポンギ!

■第8回

ロッポンギのヒルコが御霊を入れた事で、将門公も晴れて完全復活。いやぁめでたしめでたし……って、で、これからどうすれば? え? 今度はアマテラス様の封印を解く為に封印の岩戸に行くって?

……という事で岩戸内をズカズカ進み、天津神達の封印を解きまくる。天津神と言えば現在仲魔にしているアメノトリフネ(鳥)も天津神なのだが、お前さんは封印されてなかったのね。

アマテラスも無事に解放出来て、いやぁ良かった良かったこれで一件落着……してません。この後何処で何をすれば良いんですか。
こんな時こそアカシックレコード(攻略本とも言う)を紐解く時。

エンターブレイン発行のアカシックレコードによれば、お次はファクトリーで労働者の解放を手助けする、って事でファクトリーの強制収容所入口でザインと待ち合わせ。
何で『一緒に行く』という行動を取らないのだ貴様等。

それはともかく、ザインの血気盛んさを嘲笑う様に誰も収容所から出ようとしないので疑わしく思っていると、今度はファクトリー北部にある監視塔が怪しいと言い出すザイン。
最初から疑わしいと思ってんなら調査しとく様にね……というか、監視塔が見えるって事は賢いって事か、ザイン。でも知力10程度で良いんならなぁ。
かくいう主人公様は宝石×9と『知恵の香』のお陰でギリギリ知力10。

13階からなる監視塔をえっちらおっちら昇って行くと、最上階の通路の途中で、先に行っていた(らしい)ザインが床に這い蹲って遊んでいた。
なぬ? 監視塔の主が悪魔で、そいつに倒された? ……だから一緒に行けば以下省略。

ザインの仇ー! とばかりに監視塔の主、魔王ベルフェゴールを撃破。弱く感じたのはLV上げ過ぎてたせいなのか(確かLV37ぐらい?)、それとも最凶装備と言われる『ドルフィンヘルム』(神経・破魔・呪殺・魔力・緊縛・突撃を反射)、『ドクロの稽古着』(物理攻撃全て反射)、『復讐の小手』(火炎・氷結・呪殺反射、電撃・衝撃・魔力・緊縛半減)をしている所為なのか。
この最凶三点セットの何が凄いって、殆どの攻撃を無効・半減しちゃう事はさる事ながら、お手頃価格で普通に店で買えてしまうという点。

この三つをちゃんと装備しておかなければかえってキケンという事も有るが(例:『復讐の小手』は破魔や神経に弱い)、逆に三つ揃えておけば主人公ほぼ無敵だというこの事実。防御力の低さはこの場合問題にもならない。
この位凄いならテレフォンショッピングで大袈裟にやっても許せる。心底そう思う。

テレフォンショッピングはさておき、便座(にしか見えないもの)の上に座っていたベルフェゴールを倒した後、急にいなくなってしまったザインを不審に思いつつも洗脳音波を出しているセイレーンが居る部屋へ。
主人公達が姿を見せても唄うのを止めないのはまぁ仕方が無い(?)として、主人公やヒロコが声を掛けようともしないのが不思議で堪らん。

唄を止めさせるには魔界に行って恋人を連れて来なければならない、などというとんでもなく頓狂な展開に呆然とするも、仕方が無いのでホーリータウンの大教会に行き『眠る人形』とやらを譲って貰っていざ魔界へ。

さて、魔界に来たは良いが、セイレーンの恋人ってこの広い魔界の何処に居るんスか? とビクつきんがら付近を捜索。
南方方向に不自然な地形を見付け、誰か居る様んだったので多分アレだなと思ってたら本当にそうだった。解り難い所にいるなよスナフキンペテルセン。

ペテルセン曰く、二人の馴れ初めは『はじめは唄で虜になったが次第に本当にセイレーンを愛するようになった』との事。……何かどっかで聞いた話だな……そうか、ダレスとアヌーンと同じパターンだな、それ。

何はともあれペテルセンを連れてファクトリーに舞い戻り、監視塔最上階のセイレーンとご対面。そして洗脳が解けた収容所の人々を解放して一段落ついたかと思えば、何とザインにセンターから出頭命令。
ベルフェゴールに負けて以降姿を見掛けませんが、ちゃんと生きてるんでしょうか、ザインは。

余談だが、魔界は音楽が大変良いと思います。好みだ。

■第9回

ところがどっこい生きてたザイン、ホーリータウンの民の為、出頭を決意した模様。
き、君一人を行かせてなるものか、僕等も行くよ、なァヒロコ! ……ギメルに鉄拳制裁した後でね。

という事でセンターに行く前に裏アルカディアに忍び込み、ギメルの元へ。「見たね、見てしまったね……」というギメルはマジで怖い。やっぱりあのヘソ出しロン毛月桂冠はCGだったのか(CGってアンタ)! どうせ仮想現実ならもっとましなキャラにしろよ!

無事、ギメルを倒した後はこんぴゅうたーに「ア・レ・フ」と入力し、今度からは俺様が統治者だー! ……なんて事はやはり無い訳で(名前入力はあるけど)。ザインの手助けにさっさとセンターへ行く事に。

センターに行くと、どうやら職員室…じゃなかった、元老院から呼び出しを喰らった模様。教えて貰ったパスコードを使いつつ元老院の部屋を目指す。
途中、変な青いローブの爺さんが出現し、元老院は間違っている云々と何故か主人公に訴えて来るも、適当にかわしつつ奥へ。

更に進むと、今度は顔付きの喋る壁が出現し色々質問してきたので回答。その結果、私は「神に近い」そうです! やったー! ……って、ただ単にLAWルート目指してるだけですから。

そんなこんなで元老院室(?)の前に到着すると、何とザインが石になっているではありませんか! だから先走るなとあれほど!
ベルフェゴールの時同様、ザインの仇ー! ……と中に飛び込み、元老院こと四大天使と戦闘(闘うのは三体だけど)。まず最初はラファエルとウリエルを倒し、次に単体で出てくるミカエルを倒す。……弱いっ。以上!

仲魔は「天使アークエンジェル」や「龍王ナーガ」がまだいたりして、お世辞にも強力なパーティでは無かったのだが、前にも書いた防具と、どこぞの悪魔が落としていた「ファーガスの剣」(追加効果:CLOSE)を主人公に装備させていた事もあり、魔法をほぼ完全に封じる事が出来た事が大きかった様だ。

天使三体倒したは良いが、確か四大天使だった筈。残る一体は何処だ何処ですか! ……と鼻息を荒くしていた所、さっき会った青いローブを身に纏った爺さん登場。何とこのお人が大天使ガブリエルだった。いやいやコイツは失礼を(卑屈)。

HPとMPを全回復した後、「未だ敵は残ってるからね、気を付けてね」という趣旨の事言い残しガブ様があっさり消えた後、デカい顔面が登場。偽YHVH! ぐにゅぐにゅするな、酔うから!

戦闘自体は「破魔の雷光」がちとキツく、やや攻撃が当たり難い面もあったものの(おそらくLV差の問題)どうにか撃破。ミレニアムに平和が戻った! ……とりあえずは。

さて、ちゃっかり元に戻り当面センターの指揮を執る事になったザインの頼みで、ホーリータウンの高エネルギー反応地点を視察。到着した途端、デカいイカ焼きが地面から突き出してきた!

ザイン、ザインー! イカ焼きがー! ……と半泣きでセンターのザインに報告したところ、イカ焼き(モロクの尻尾)は魔界から生えて来てるらしいが、魔界への行き方が解らない、との事。

え? 魔界って前に行った事あるけど……って、あれじゃ駄目なの? ピラーを使って正式な入口から入らないと駄目?
……という訳で、前もって集めていたピラーを駆使し、おいでませ魔界。

予想外に親切な魔界の民の助言を受けつつ、魔界の玄関口イェソドの街へ。取り敢えずセーブをと思い「TERMINAL」と書かれた部屋に入ってみると、石柱が置いてあるだけだった。
ううむこれではセーブが出来ない、と悩んでいたらばスティーヴン登場。……おいオッサン、四大天使戦後にVBで会った時は「暫く会えない」とか言ってたクセに、舌の根の乾かない内に出てくるなっ。……まぁ、ターミナルを使える様にしてくれたんで許します。

次回からはジリジリジワジワ魔界攻略なのだ。

■第10回

魔界を突き進む為にイェツラー回廊へ。まずはホドを目指す。
それにしても魔界の地名は言い難い&覚え難い(出所は「生命の樹」だそうです)。

日頃の行いが良いせいか(笑)「魔王ヘカーテ」の部屋の前で丁度新月になったので、有無を言わさず突撃。相変わらず仲魔の作り替えをしていなかったので1ターン目にかまされたムドオンで二体撃沈してしまったが、主人公達に効きはしないので(もしかしたらヒロコには効くかも)サマリカームも使わないまま戦闘続行し、瞬く間に撃破完了。

その後はホドに向かい「邪龍ティアマット」を倒し、続けてネツァクに向かったところ、これまた日頃の行いが良いせいかクローリーの部屋の近くで丁度満月サバトの時間。
テキパキと「妖魔マスターテリオン」を片付ける。
……何で、ゲームの中ではやたら運が良いんだろう……。

その後更にティフェレトへ直行。おお、久々にティフェレトの地を踏みましたわ。
ディスコに居る「スリラー君」ってキャラは良いですな。人間界のスリラー君はつい最近逮捕されましたが、彼が好きなのは子供の心じゃなくって子(以下略)。

それはさておきBARに行くとルイルイ発見。そんな所に居て良いのか、今からアンタ絡みのイベントだぞ……と思いつつ、ベリアー回廊前からルイルイの根城、ケテル城へとゴモリーちゃん(好きなの)から拉致られる。

ケテル城でルイルイ……いや、ルイ=サイファーこと魔王ルシファーと会見。本性を今更見せてくれました。
更にその後いちいち魔界の入口まで連れ戻され、その直後に現れたのは「大天使ガブリエル」、そいでもってエデンでザイン君と会見。
……何だ、この異様な慌ただしさは。

ザインとの会見後、再びティフレトへ。選択の余地無くLAWルートが確定し、セトは復活してどっか飛んで行っちゃうわ、ゴモリーちゃんには叱られるわでもう大変。
この辺りは一気にシナリオが進んでいく上に行ったり来たりが面倒なので、トラエストやトラポート所持の仲魔を造っておくとひたすら便利だろう。パートナーが覚えていれば不要だけど。

何はともあれ今度こそベリアー回廊に入っちゃうもんね、と再度向かうと、またしても誰かが待ち伏せ。ルイルイが金髪から赤毛にイメチェンしたのかと思いきや、「魔王アスタロト」が化けていたのか(わざとらしい)! しかもうっかりしていて仲魔誰も出してないし(今はボス戦の直前でしか仲魔を召喚しない様にしている。MAGもったいないから)!

それでもアスタロトをあっさり倒した後、気を取り直してベリアー回廊へ……と思いきや、今度は、以前ヴァルハラエリアを飲み込んでしまった「魔王アバドン」体内へ吸い込まれるハメに。もう、踏んだり蹴ったりね!

アバドン内部は何やら視界がボヤけていて、ホーリータウンの大教会(キングフロスト戦前)の時同様、進行速度が低下していて歩き難い。
だが、もしかしたらヴァルハラの皆さんを助ける事が出来るかもよ、と淡い希望を抱きつつ体内を進むと、マダム発見!
うわーん、折角会えたのに助けられないなんてーっ……って言うか、お前も何か一言言わんかいケルベロス! ……おのれ元老院! この俺がぶっ潰す! ……あ、もう潰したんだった……。

■第11回

アバドン体内冒険記は続く。
マダムとの辛い別れを堪え、更に奥へと進むとヴァルハラスラムに到着! そして目加田博士と再会。
長くかかっちゃったけどヒロコ連れて来ましたよ!

それにしても、ヒロコと主人公の関係はある程度知っておりましたが、改めて聞かされるとなかなかショッキング。この辺はGBA版で詳しく描かれているそうなので機会があったら是非やってみたいところ。

話は大きく逸れますが、この作品には『鑑定屋』なるものが存在していて、行ってみたらいきなり廃業しているので「SFC版の名残? でも何で?」と思っていたら、ドミ版(回収対象になった超バグ版)では立派に営業していたそうですな。
ペルソナ等アトラス発売のゲーム(主にメガテン系)のセーブデータがあると、色々ステータスを上げたりして貰えた模様。いいなぁ、それ。

話は戻って、気になるのは目加田博士の最後の台詞(以下念のため反転)。
『作品』とか『プロトタイプ・1』とか、結局は主人公の事を造りものとしてしか見ていなかったという事なのか。言ってみりゃあ自分の孫とも言えるのにさぁ。ザインを始めとする後の4体も可哀想だ(彼等は完全に人造人間らしいが)。

さて、結局は目加田氏にも別れを告げるハメとなり、アバドン脱出を試みる。
公式攻略本(エンターブレイン発行)を参考に進んでいたのだが、アバドン体内のマップで誤り発見。
アバドン本体が居るマップは一方通行の小部屋がマス目の様に連続していて、攻略本では本体の居る小部屋へは西側と南側から入れる様に書いてあるのだが、実際は南側からしか入れないので注意。見事に引っ掛かりましたよ、私。ええ。

それにしてもミカエル達ってロクな事してねぇなぁ、とアバドンの死に際の台詞を見て思ってしまった春の日の午後。
そんなこんなで次回は今度こそベリアー回廊へ。

■第12回

無事にアバドンから脱出した後、漸くベリアー回廊へ。まずはゲブラーを目指す。
12神将を一気に片付けて後、そのまま魔神アタバク戦。
アタバクは『大元帥明王』の事だそうな。

アタバク戦後、ゲブラーの街で一休みし、ちょっくらアティルト回廊を経てビナーまで足を運んで転送リストに地名を覚えさせた後、ザインに会う為センターへ。
かなり楽しみにしていたイベントに漸く到達だー。

ザインの話を聞いていると、どっか飛んで行っちゃったなぁ、と思っていたセトがわっさわっさと降りて来て、ザインと合体。「大天使サタン」の出来上がりー!
おお、もう頭長く無いよザイン! 何かグラサン掛けて(?)ターミネーター2のシュワちゃんみたいだよ(笑)!

さて、無事にサタンも仲魔になったところでお次は後回しにしてしまっていたケセド仏殿へ。1をプレイしている場合にはとても懐かしい面々と会う事が出来る。
特にゴトウ、『変な2人のせいで失敗した』って、失礼な。オザワとオザワ子分は適当に受け流し、レッドベアーにはひたすら謝り、そして最後の部屋は誰かしら、まさかギメルで嫌味グチグチ言われるのかしら……と思いつつも覗いてみれば……べ、ベスーーっ! 今まで忘れてた訳じゃ無いけど忘れてて御免ーっ!

最後まで健気だったベスからステータスを上げて貰った後は、「魔神ヴィローシャナ」(大日如来)戦。ちょっと苦戦するかも、と思いきや、相変わらずCLOSEが効くのでまたしても楽勝。
ボスにステータス異常が効き過ぎるのはちょっとどうかと思うんだが……。

そんなこんなで(こればっか)やって来ましたコクマの塔へ。ターミナルはあれど、転送装置が無いのが実に憎々しい。
こから続くであろう長いダンジョン(実際はそうでも無いんだけど)の中継地点の様なものだからか。

さて、コクマの塔を支配するのは「魔王マーラ」。こやつは絵的に実にアレだと常々思うのだが、深くは突っ込まないが吉だろう。
戦闘前、マーラの誘いに乗ると麻痺状態で戦闘開始になるという事でキッパリ誘いを拒否するも、魔力で強引に頷かせる……って、そんなんアリかー!

それでも先はまだまだ続く。次回は遂にケテル城へ!

■第13回

いざ決戦の地、ケテル城へ。
まずは「魔王ベルゼブブ」を倒そうと6F北側の部屋へ向かう。ちょっとした疑問なのだが、何故ベルゼブブはルシファーと同じ城で生活(?)しているのだろうか。ダンジョンの1つや2つを統治させて貰っていても良いと思うのだが。
しかも隠し部屋に居るというのならまだ解るが、寄り道こそ必要なものの、かなり解り易い所に居るのが何とも不思議。

さて、そうこう言いつつ蠅の王を倒した後は、いよいよルシファーとご対面……の前に、突然「ルキフグス」が登場。
脈絡なく、『マッカ』(このゲームの通貨)を造幣しているのは私です、なんて自己紹介をされ、これはこれはご丁寧にと挨拶を返していると、突如として「これは強い! ルシファー様にお知らせせねば!」などと叫び出してどこかへ行ってしまいました。電波でも受信していたのでしょうか。

首を傾げながらもルシファーの部屋に入ると、サタンに喧嘩を売りまくった後に、戦闘モードへ突入。巨大化したのは良いんですが、身体に巻いている白いモノがトイレットペーパーにしか見えないんですけど……。

それはさておき、ルシファーはHP自体はそんなに高くも無いので、比較的楽に倒せた。
仲魔は「大天使サタン」、「天津神アマテラス」、「女神パールヴァティ」、「魔獣ケルベロス」。

最後のケルちゃんはLV低めなのでキツい事も多々あるのだが、ラクカジャ要員として使っている。
「え? ケルベロス、ラクカジャ持ってたっけ?」という方は鋭い。マダム絡みのケルベロスは合体材料に使わせて頂いて、新たにラクカジャ継承の子を造ってしまったのだった。
本当はわざわざケルベロスに継承させなくても良かったのだろうが、最近、継承する為の秘密な合体計画を練るのが面倒になってきて(殴)。いいんだもん、ケルちゃん好きだし。

さて、ルシファーを倒した後、一旦ビナー辺りに戻ってセーブを……と思いきや、サタンが何やら俄に騒ぎ出した。
え? クズリュウが暴れ出した?? セーブはさせて貰えないの? って言うか、ホーリータウンの大教会に出現したモロクの尻尾はどうなってるの? ……などという質問もままならないまま、イベントは強制的に進み始め、気が付けば『方舟』と呼ばれる巨大ロケットかはたまた宇宙ステーション内、サタン様のお部屋の中(以下大ネタバレにつき部分反転)。

一体これからどうすればと唖然としている中サタン様が仰ったのは「全ての存在を一度イレース(消去)してから、新たな神の国を造っちゃうんだもんね」という趣旨の台詞。あ、ありがち過ぎるよその理屈は!! そんな、ザインが必死に守ろうとしていたものを、そんなあっさりと!

 しかし、反対虚しくあっと言う間に地球上の存在……人間は勿論、悪魔達も妖精達もミュータント達も、そして地上で暴れるクズリュウも、皆等しく消滅させられてしまった……。
 そして、呆然とする主人公達と、その存在理由である『裁き』を終えたサタンに、神からお呼びがかかったのです。まぁ来いや、と。

が、ルシファー倒してから全然セーブ出来ていないので、サタンの部屋を出て方舟1Fのターミナルへ向かう。
当然だが今までの世界はイレースされているので転送が使えない。しかもあるのはメシア教の教会のみで、店や邪教の館は一切無し。LAWルートの場合、全てが終わって神の元に辿り着いた今、何を悪魔合体や装備を調える必要があろうか、という事なのだろう。

だが、「一応ルシファー倒す前のデータとは別にセーブしておかなきゃなぁ」と思った矢先だった。……思いっきりデータを上書きしてしまったのは。

……さぁ、これで本当に後に戻れなくなったぞぉ(泣笑)。もう一つ昔データがあるにはあるが、『LV42 ファクトリー』って、一体何をどこまで進めている状態なのかも不明なので激しく問題外。
こうなったら、矢でも鉄砲でも来やがれってんだぁ(泣)。

■第14回

痛恨の一撃を受けながらも(セーブデータの事ね)、準備を調えて再び4Fのサタンの部屋へ。
そこから一度神の領域に入れば引き返せない。何が待ち受けているのか解らないので(本当は解ってますけどね、それはもう)気を引き締めて『高次元空間』へ。(以下ネタバレ大全開)

神が居る高次元空間はひたすら一本道。時折神の声を聞きながら、真っ直ぐ真っ直ぐに進む。と、遂にそのお姿を現した神、YHVH。前にミカエル達が造り出した紛い物では無い正真正銘の本物なのだ。

そんな神様から労いのお言葉を頂きつつ、これから一体どうなるんだろうと思いきや、大天使サタンがここにきて衝撃的発言。
……な、何ぃっ?「神も裁く」だぁ?

そういう訳でサタンの巻き添えを食って、訳の解らない内にラストボス、YHVHとの戦闘。
戦闘の面子はルシファー戦時とほぼ同じだが、ケルちゃんはラクカジャを最大まで詠唱させた後、天使ドミニオンと交代させた。
攻撃は主人公(乾雲丸装備)とサタンを軸にして、パールヴァティはタルカジャを唱え状況を見て回復、アマテラスとヒロコ、ドミニオンはメギド系魔法を詠唱。
本当はヒロコやアマテラス達にも物理攻撃をさせたかったのだが、速さが低かったらしいく殆ど当てられなかった。やっぱりスクカジャ持ちの仲魔を用意しておけば良かったか。

途中、ゴットボイス(パーティ中知力が最も低い仲間が即死)でアマテラスが撃沈したものの、だいぶ削っていた頃だったので、構わずタルカジャ×4のサタンと主人公でボコり続け、漸く撃破。そこまで強い感は受けなかったものの、HPが高いので長丁場になってしまった。

さて、神がいなくなってしまった今、一体どうすれば良いのだろう。ガブリエルは自らの存在が意味の無い者になった事を悟っている様だ。……ねぇサタン、これからどうすれば……と思っていた丁度その時。

 ……サタンが「私の役目は終わった。土に還ろう」とか急に言い出したかと思うと、サラサラ……って、サラサラ〜ってぇ(泣)

斯くして、残されたのは神によって選ばれていた一握りの人類、救世主を生んだ聖母、そして救世主だけになった。果たして『神』という導き手を失ったまま、残された人々は真の楽園を作り出していく事が出来るのだろうか……とか、そんなんはどうでも良いんです。サタンが……否、ザインが、ザインがぁああああ(うるさい)

この後EDに入るのだが、これがまたあっさりとしていて、私の虚脱状態に思う存分拍車をかけてくれた。元々メガテンのEDはあっさりしているのでもう慣れたと言えば慣れたのだが。
押し付けがましい教訓めいたものが無いという点は気に入っている。

だが、問題はスタッフーロールの後。「EXPERTモード」でプレイした場合、クリア後に敵とのエンカウント数などが表示されるという事は知っていたが、まさか、敵一体一体について表示されるとは思わなかった。
何しろ全悪魔分流れるので、大まかにみてもそれだけで15分以上はかかっていた気がする。だが、それを見ない事にはクリア後のセーブが出来ず2周目のデータが作れないので、我慢の子で見るしかないのが辛い。

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さて、そういう訳でプレイ「真・女神転生2」のプレイ日記は今回で終了。まだあと2ルート残ってはいるが、それはまた次の機会にでも。
お付き合い下さった方、ありがとうございました。

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