FINAL FANTASY [ SQUARE/'02 ]

PSで発売された「FINAL FANTASY」('87/FC)のリメイク版。WSC版('00年発売)をベースに、追加要素を加えたもの。4つのクリスタルの力が消失した事により崩壊の危機を迎えた世界を、光の戦士(4人組)が救う、というお話です。

グラフィック、サウンド共に美しくなり、オマケ要素としてアイテム・モンスター図鑑、原画(天野喜孝氏)のギャラリー等が追加。一方、シナリオやシステム、ダンジョンの基本的な構造などはほぼFC版のままです。
また、FC版に忠実な「オリジナルモード」と成長システムなどが緩くなっている「イージーモード」が用意されているので、気軽にプレイしたい方は「イージー」の方をおススメ。魔法回数の上限が高いだけでも相当難易度が違ってきます。


第1回〜第10回 | 第11回〜第15回
第1回 ゲーム開始 第2回 カオスの神殿〜マトーヤの洞窟 第3回 港町プラボカ〜エルフの城
第4回 ドワーフの洞窟、西の城 第5回 沼の洞窟〜西の城〜各地で略奪行為 第6回 ワーフの洞窟〜賢者の洞窟
第7回 アースの洞窟〜クレセントレイクの町〜氷の洞窟 第8回 リュカーン砂漠〜グルグ火山 第9回 ガイアの町〜オンラクの町〜キャラバン
第10回 ガイアの町〜オンラクの町〜試練の城
■第1回:プレイ開始

「FINAL FANTASY」プレイ日記開始です。
FC版は子供の頃に遊んだ経験がありますが、その時点で、2&3を既プレイだった事もあり、いまいち印象が薄かったりします。
が、ラスボスに負けた事だけは強烈鮮明に覚えてるので、今回のプレイはそのリベンジ……なんてつもりは更々ないけど、そういう事にしておこう。

のっけから気になったのは、タイトル画面からのデモムービー。
美形の兄ちゃんがドラゴン相手に闘っとりますが、この方は光の戦士様なんでしょうか。何で一人で闘ってるんでしょうか。しかもドラゴンの炎に焼かれても無傷とは、初っ端からこんなに強くても良いのでしょうか。
……ムービーに適当にケチを付けるのに飽きたら、いざ本編へ。

□ ■ □

ゲーム開始後、まずはキャラメイキング。
パーティーメンバーは4人なのですが、この作品では他のFF(3を除く)の様に、プレイヤーキャラに性格や個性がないので、4人の名前&ジョブ(職業)を決めるところから始めます。
この辺が本来の『RPG』に則したものになっていて、結構好き。

名前はさておき、慎重にやる必要があるのは、ジョブ選択。
どのジョブの組み合わせが最良か……というのはプレイヤーのプレイスタイル毎に微妙に違ってくるので、断言するのは難しいんですが……とりあえずは、戦士と白魔術士は入れておいた方が良いかな。

黒魔術士はその存在を疑問視する意見も有るけど、私は心の保険の為に仲間に入れます。
で、残り一人はモンクに決定。シーフとどちらにするか迷ったんだけどね。

コーネリア城

スタート直後に放り出されたのは「コーネリア」」城。
王女様が元ナイトの「ガーランド」に攫われたので助けに行け、と、いきなり依頼されました。
主人公達の素性等を紹介するイベントは皆無なので、プレイヤー自身「ワタシハダレ?」状態なんですが、クリスタルを携えている主人公4人は、世界の危機の際に現れるという『光の戦士』なのだそうです。いきなり伝説の勇者認定かよ。

でもまぁ、正体不明の旅人としてあらぬ嫌疑を掛けられるスタートよりは遙かにマシなので、お望み通り王女を助けに行きましょう。
ただし、LV上げてからね。死ぬから。

まずは城周辺でチマチマLV上げ。オリジナルモードでプレイしているので、LVアップまで長いわお金は貯まらないわで大変。
いきなり『イージーにしておけば……』と挫折しそうになりましたが、FC版をプレイした当時は小学生だったワケで、小学生に出来てオバチャンに出来ないワケはありませんっ、と、意地になって続行しました。

ところで、ガーランドが凶行に走った理由……城の人間いわく「あんな事さえなければ」って、一体何があったんだろう。誰も教えてくれないから気になるよ……。続きは次回。

■第2回:カオスの神殿〜マトーヤの洞窟

突然ですが、宿屋に泊まらないとセーブできないのは、実に不便ですね。
特に序盤はお金を貯めるのも楽じゃないので、要領良くいかないと「戦闘でボロボロ→セーブしたい→お金足りないから宿屋に泊まれない→お金貯める為に戦闘→全滅」というパターンになりかねません。つらい。
……もしかして、どこかにタダで泊まれる施設が存在してたりする(´・ω・`)?

カオス神殿

LV.4程度になったら、回復アイテムを買い込み、北の「カオス神殿」を目指します。そこに王女とガーランドがいるみたい。

「カオスの神殿」内部は四隅に小部屋があり、その中に宝箱があります。が、幾つかの小部屋は、現時点では封印されているので、開ける事ができません。
それ以前に、やたらと敵と遭遇するので、宝箱は後回しにし、まずはガーランドが立て籠もっている部屋の中へ突撃した方が良さげ。入って真っ直ぐ行けばすぐだしね。

「王女の命と引きかえにコーネリアが俺のものだー」などと、訳の解らんことを口走るガーランド。
問答無用でサクッと倒し、無事に王女を救出したら、コーネリア城へ帰還する展開に。

コーネリア城

王女救出のご褒美は、北の大陸への架橋。で、「クリスタルの輝きを取り戻して来い」……って、えー! それって結局ご褒美じゃないじゃんヽ(`Д´)ノ!

釈然としないまま、一行は北の橋へ。ついさっき、大急ぎで工事している様を見せられましたが、流石にまだ出来てないだろう……と思っていたら、あら不思議。
完成してるじゃありませんか。

しかし、突貫工事が災いし、戦士達は橋と共に海へと転落……なワケはなく。
「そして… たんきゅうのたびははじまった」で始まる有名なOPが流れ始めました(PS版ではテキストに漢字が使われてます)。

今でこそ、プロローグをプレイした後にOPへ、というパターンも珍しくはなくなりましたが、FC版が出た当時は、テーマ曲と共に始まるOPに、ゾクゾクっとなった人も多い事でしょう。

ひとしきり昔を思い出したら、現実復帰。コーネリアの町で得た情報を元に「マトーヤ」なる魔女が住むという、「マトーヤの洞窟」へ向かいます。

ところで、モンクって、序盤は使い難いんですね……(+ω+)
イメージ的に『モンク=肉弾戦』なんですが、それは後々の話。LVの低い間は魔術師ジョブ並に打たれ弱かったりもするので、生命の危機に晒される事も少なくないのが辛いところ。

マトーヤの洞窟

虚弱体質気味モンクを引き連れての旅の末、マトーヤの洞窟に到着。
ウジャウジャ居る量産型のホーキ共を掻き分け、マトーヤと話してみると、彼女の義眼(たぶん)である「すいしょうのめ」を何者かに盗まれ、まったく見えなくなってしまったようです。
故・横山やすし氏の「メガネ、メガネ」というアレみたいなモンか。ちがいます。

そんなワケでマトーヤが困っているのは解りましたが、現時点では光の戦士達にも為す術無し。
気の毒ですが、放置プレイということで、先を急ぐのでありました。続きは次回。

■第3回:港町プラボカ〜エルフの城

港町プラボカ

マトーヤの洞窟から、来た道を少々戻り、内海沿いに東へと進路を取ると、「港町プラボカ」が見えてきました。
港町と言えば船がつきものですが、以前、コーネリアの街にいる爺さんが「船を手に入れるには海賊から貰うというのはどうだろう」と言っていたのを思い出します。
馬鹿馬鹿しい。海賊がそう簡単に居る訳が……あったわ(゚д゚)

辿り着いた港町プラボカは、海賊が絶賛襲撃中だったのです。
ナ、ナイスタイミング!

港町を襲っていたのは「海賊ビッケ」。子供向けの本やアニメに出てきそうなネーミングです。
おぅおぅ海賊さんよぅ、善良な町民の人達をいたぶっちゃなんねぇぜぃ、と話し掛けたところ、子分を嗾けられてしまいました。「へい! こてんぱんでさ!」って、最終的にはそう言った方が負けるってのがセオリーだぞ。子分共。

子分(「かいぞく」)を無事退けると、ビッケはあっさり降参。「船をやるから許してくれ」などと言い出しました。
……どういう事だ。前述のコーネリアの爺さんが言った通りに話が進んでいる。予言者か、奴は。

それはさておき、有り難く船を頂戴し、平和になった港町で聞き込み開始。
海の向こうにいるエルフの王子とやらが、「しんぴのカギ」を持っているみたい。が、その王子は何故か寝っぱなしなのだという。
……要約すると、王子を起こして「しんぴのカギ」を貰わないと先には進めない、って事ね。

さて、船を貰ったのは良いのですが、現時点で移動出来るのは内海のみ。しかも、港でしか乗降出来ないので些か不便です。
それでも海に出ない事には始まらないので、コーネリアから南下した場所にある港まで航行し、今度は陸路で南下して行くと、すぐに「エルフの城」へと到着しました。

エルフの城

プラボカで聞いた話の通り、城内では、エルフの王子がグースカ眠ってます。
何でも「アストス」というダークエルフの王がいきなりやって来て、王子に眠りの呪いを掛けてしまったのだそうな。

いや、別に寝てても良いから世界平和の為に「しんぴのカギ」頂戴、といきたいのですが、そうはいかないのがRPG。アストスを倒して王子の呪いを解かねば……と思いきや、「マトーヤなら王子の眠りを覚ます薬を調合出来る」という趣旨の情報が。

つまり、マトーヤの「すいしょうのめ」を見付けてやらない事には、「しんぴのカギ」は入手出来ないって事ですか。そうですか。

と、いうワケで次回は更なる手掛かりを求め、怪しいと評判らしい「西の城」へ向かいますです。

■第4回:ドワーフの洞窟、西の城

今回はあからさまに怪しいという廃墟、「西の城」へと向かいたい……のは山々ですが、LVを上げたり装備を整えたりせねば生きて帰れない気がする。
ので、エルフの城近辺でLV上げ&金稼ぎ開始です。

さて、以前「序盤は辛い」と言っていたモンク君ですが、LV10あたりになり、ようやく頼もしくなってきました。素手での攻撃力が武器攻撃を上回ってくると、使いやすいです。

この時点でLV10というのは、上げ過ぎなのかもしれませんが、及び腰プレイを信条とする私には丁度良い(ΘωΘ)
更に付け加えるなら、装備や魔法はこの時点で入手できる最高のものを与えておくのは当然として、ポーションや毒消し、寝袋を大量に購入しておけば、しばらくは怖いものなしです。

特に寝袋は、フィールドでセーブ可能となるので、回復というよりはセーブツールのつもりで幾つか持っておくと便利。セーブのついでにちょっと回復する、みたいな。
確か私はこの時点で寝袋50個近く持ち歩いてた気がする。かさばる。

ドワーフの洞窟

LV上げの作業中、いつも同じ場所ばかりウロウロしていても飽きるので、ちょっと「ドワーフの洞窟」へ行ってみる事にしました。
正直、この洞窟はシナリオを進めて行く上ではまだ行かなくても良いのですが、シナリオが進む前に色々話を聞いておくのも面白いかな、と。

洞窟内で暮らすドワーフさん達が言う事にゃあ、マトーヤの「すいしょうのめ」を盗んだのはアストスだそうな。
おそらく、マトーヤに薬を作られてしまうと元も子もないため、先読みして「すいしょうのめ」を盗んだんでしょう。そのお陰でお遣いイベントの流れが解りましたよバカヤロー。

ちなみに、この洞窟にいる「スミス」というドワーフさんは「アダマンタイト」という鉱石があれば、すンばらシイ剣をこさえてくれるそうな。覚えとこ。
更には、洞窟の南端で運河を掘っているドワーフさんが「ニトロのかやく」があれば(ダイナマイトのこと?)運河が完成出来ると言っとりました。
……つまり、何処かで見付けないとこの内海から出られない、って事ッすね。

西の城

ドワーフの洞窟で情報を仕入れたら、お次は「西の城」へ。
ここへ行くには、エルフの城から結構な距離を歩かなければならないので大変。
敵もそこそこ強いので、ステータス異常を回復する手段は必須。

ゼイゼイハアハア言いながら辿り着いた古城は、噂通り見事な廃墟。
が、中には何故かポツンと一人、王様が居ました。

その王様の言う事にゃ、この城はアストスに荒らされてしまったらしいのですが、南の「沼の洞窟」にある「クラウン」があれば、復興出来るんですって。

どうしてそんなんで復興出来るのか、理屈はさっぱりですが、要するに取って来いって事でしょう。
まぁ、ついでにアストスの居場所の手掛かりにもなるかもしれないので、いいですけどね。

王様の頼みを受けた一行は、南の洞窟へ……まだ行けない。
実は、この古城に到達するまでに、かなりボロボロにされたので、今から命掛けでエルフの城に帰らねばならないのです。……寝袋大量に持って来てて良かった、と心底思ったところで続きは次回。

■第5回:沼の洞窟〜西の城〜各地で略奪行為

西の城の王様に頼まれた「クラウン」を探しに「沼の洞窟」へ。洞窟っちゅーか、地面に空いた穴ポコっちゅーか。

沼の洞窟

B3Fまである洞窟内部はそこそこ広く、宝箱も割とあるものの、空箱が多いので殺意を覚えます( ゚皿゚)
敵に苦戦しつつも辿り着いた宝箱が空だった時の虚脱感といったら。

そんなこんなでB3F、ある小部屋にて、あからさまに怪しい宝箱を発見。
多分これだろうと近寄ってみたら、あら大変。非常にいやらしい「ピスコデーモン」と強制戦闘になりました。

このモンスターの何がいやらしいかって、ステータス異常攻撃仕掛けてくる点が好かん。
ただでさえLVギリギリとに、そがん攻撃してきてから、やぐらし! ……以上、方言にてお送りしました。

「ピスコデーモン」を無事倒し宝箱から「クラウン」を入手したら、とっとと脱出。
早速「クラウン」を渡しに西の城で待つ王様の元へ……行く前に、一旦エルフの城に帰っとこ。悪い事は言わんから。
もうアンタも解ってるんだろ? アレがアレだって事は。

エルフの城で準備を整えたら、「そう言えば沼の洞窟にはアストスの手掛かりは無かったな、何故かなぁ、不思議だなぁ」、などと考えつつ、西の古城を目指すがよい。
そして正体を現した王様を見て「なにー! 貴様がアストスだったのかー!」なんてビックリしてみせるがよい。古城に一人居る時点でもう正体バレバレとか言っちゃ駄目だ!

西の城

クラウンさえ手に入れば自分が支配者になれる、などと電波じみた事を言い襲ってくるアストスを返り討ちにしたら、奴がマトーヤから盗んでいた「すいしょうのめ」を入手しました。

やった、やっとこれでお遣いイベントが終わるぞー! とばかりにマトーヤの洞窟へ向かい、「すいしょうのめ」を渡したところ、予想通り「めざめのくすり」をゲット。
更にそれをエルフの王子に使うと、今度は王子から「しんぴのカギ」をもらえました。

はっはっはっ、見よ、この流れ作業!
これぞお遣いイベントの醍醐味!

それにしても、薬で目覚めてすぐ、主人公達に鍵をくれるエルフの王子って、なかなか変わってますよね。明らかに事情を理解しているあたり、ウソ寝でもしてたんじゃないかコイツ。

さて、エルフ王子のウソ寝疑惑を持ち上げたところで、お次は「しんぴのカギ」を使い、各地の宝を荒らす旅に出掛けます。まずはこのエルフの城から血祭りだ!
その後、レベリングや金稼ぎを兼ね、「西の城」および「沼の洞窟」にある「しんぴのカギ」仕様の宝箱をオープン。更に、懐かしきコーネリア城へも行っちゃうぞ。

コーネリア城

ここの宝物庫では、なぜか武器防具に混じり、「ニトロのかやく」が置いてありました。こういう人々の暮らしに役立ちそうなものは、しまっておかない様に。
まぁ、モンスター共に奪われたら大変って言えば大変だけども。

「ニトロのかやく」を入手し、ついでに北にある「カオスの神殿」の宝箱を鍵で開けたら、ひととおり略奪完了。いよいよシナリオを進める時が来ました。
次回はドワーフの洞窟を爆破します。……あれ? 違うっけ?

■第6回:ドワーフの洞窟〜メルモンドの町〜アースの洞窟〜賢者の洞窟

ドワーフの洞窟

洞窟に到着したら、最奥でトテンカテンやっているドワーフのネリク爺さんに「ニトロのかやく」をプレゼント。すると、あれよあれよのうち、運河が開通してしまいました。
……それにしても、人力(ドワーフ力?)で運河を造ろうとしていた爺さん、凄いと思う。

運河が開通し、内海から外海へ、ヒャッホ〜イ! と勢い良く飛び出……してはいけません。
運河から少し西に行くと、すぐ町が見えて来るのです。上陸っと。

メルモンドの町

外海に出て最初に辿り着いたのは「メルモンドの町」。土の色が不健康です。これが本当の『土気色』……とかどうでもいいこと言ってたら、大地が腐り始めているのが原因、という話が。
それには「バンパイア」が絡んでいるらしく、いかんともし難い状況なんですって。

あらあら、そりゃあ大変ですね。じゃあ我々は先を急ぎますんで皆さんも頑張って……というワケにはいかない。光の戦士だから。

我々にどないせぇっちゅうんじゃ、と情報収集したところ、

バンパイアはメルモンドの西南にある「アースの洞窟」に居るらしい

と、いう事と、

サーダ爺さんという人物なら大地が腐っている理由を知っているかもしれない

と、いう話を聞けました。

はて、大地を腐らせてるのがバンパイアならば、サーダ爺さんとやらにいちいち理由を聞かなくても……などと思いつつ、とりあえずはその爺さんに会ってみる事に。
爺さんが住んでいるらしい洞窟へと出発した……のは良かったのですが。

一体どういう事なのか、道中の洞窟にて巨人に通せんぼされちゃった。このままでは爺さんの所に行けないじゃん。
なんでも、この巨人は宝石が好物で、宝石をくれてやらない事には退けてくれないそうな。
……また、おつかいイベントのにおいがする(´・ω・`)

アースの洞窟

ひとまず爺は放っておき「アースの洞窟」へ。この洞窟は『悪魔の尻尾』と呼ばれる三角形の半島にあり、地下三階まで存在します。
ぶっちゃけ、クリスタル絡みの洞窟なので、それなりに敵も強く、LVを上げるに最良の時期だったのでいざ鍛錬。
B1F西側にあるヒルギガース地帯(一歩進むごとにヒルギガース出現。PS版にも残しててくれて嬉しい)に乗り込み、ひたすら戦闘、ギル略奪。

そんなことを繰り返していた結果、寝袋、毒消し、そしてポーションの総数が99になりました。
明らかにやりすぎです。

B3Fの奥に到達したら、バンパイアと戦闘。
容赦なくファイア系で焼いたり、ディア系で浄化したりを繰り返し、無事勝利。
「スタールビー」を奪取し、さらに奥へ進むと、奇妙な石板を発見しました。

やったら禍々しい気配を放っているそれは、押しても駄目、引いても駄目。叩き壊す事も不可。
ああそうか、ここでさっき取った「スタールビー」を使……っても無駄なので、ここは一旦、地上に引き上げましょうぜ親分。とりあえずバンパイア倒したし、土の腐敗も止まっているだろうし。

メルモンドの町に戻ってみたら、あらビックリ。土の腐敗止まってねぇでやんの。
バンパイア倒したのになんで……あ、そうか。ここで物知り爺さんの所に行ってみよう。スタールビー取ったからフラグも立ってるし。

「巨人の峠」で巨人にスタールビーをくれてやると、案の定、道を開けてくれました。
その後、峠の下方にある宝を漁ったら、いざ爺さんの住む「賢者の洞窟」へ。

賢者の洞窟

洞窟に住むサーダ爺さんの言うことにゃ、所詮バンパイアはかませ犬で、黒幕は「アースの洞窟」の奥底に居るそうな。そして、洞窟の最深部へ進むためのアイテム「つちのつえ」をくれました。
……こういう大事なものは、持ってるんだったらとっとと出しとかんかい!

そういう訳で、次回は「アースの洞窟」に再挑戦、の巻。

■第7回:アースの洞窟〜クレセントレイクの町〜氷の洞窟

アースの洞窟

世界の健康はまず土の健康から。と、いうわけで、バンパイアを滅殺しに「アースの洞窟」へ。
前回行き止まりだったB3Fの石板のところに行き、チチンプイプイと呪文を唱えつつ、杖で石板を殴打すると(妄想)、下り階段が出現しました。
そこから、宝箱を回収しつつB5Fの最奥へと辿り着くと、いかにもな怪しい部屋を発見。

不審な部屋の中に居たのは、土のカオスこと「リッチ」。その姿の通りアンデッドなので、バンパイア戦と同様ファイア系で削ると吉。
ちなみに、リッチの使用魔法はスリプラ、ヘイスト、ブリザラ。
LV.17だったので楽勝でしたが、楽勝過ぎて緊迫感が無かったので、LV上げ過ぎもほどほどに。

無事にリッチを倒し土のクリスタルに輝きが戻ったら、いざ地上へ。
土の腐敗が止まっているのを見届けたら、いよいよ次の土地へ出発……したいけど、次は何処に行けばいいのでしょう?
とりあえず北の大陸か、西の大陸かのどちらかでしょうが、実際問題として北の大陸には船を停める場所がないので、結局は港のある西の大陸を目指します。

「賢者の洞窟」がある半島の南端から西進し、その先にあった港へと上陸。
そこから西へ西へと進路を取ると、やがて森と川に囲まれた町が見えて参りまぁす。

クレセントレイク

森と泉(湖ですよ)に囲まれて静かに眠っているのはブルーシャ……じゃない、「クレセントレイク」の町。町自体は小さいものの、東部にやたらとだだっ広い広場があり、そこでは謎の老人達が輪になって佇んでいます。
年寄りの社交場か? と思いきや、予言者様方ですって。輪になって電波受信中なのか。

12人もいる予言者様達は、口々にカオスやらクリスタルの事を語って下さいます。が、今取り組む必要があるのは、「グルグ火山」にて予定より早く目覚めてしまったという「火のカオス」を倒すことですって。

そんな訳で、「カヌー」をプレゼントされた光の戦士達。
グルグ火山には、河を溯って行かなきゃならないんですって。

老人共の期待に応えるべく、火山へちょっくら行って来るか……というのが普通の進路ですが、ここでは手順を変えてみます。グルグ火山はひとまず放置し、先に「氷の洞窟」「ふゆうせき」を取りに行っちゃうのだ。

アイテムを可能な限り買い込み、魔法や装備を調えたらいざ出発。
一旦船で海へ出て、少しばかり北へ行ったところにある港から再上陸し、あとはしばしカヌーの旅。
襲って来る敵の強さを感じつつ、時折「ねぶくろ」等でセーブしながらやって来ました氷の洞窟。ここからが本番、気合いの入れ時だ。

氷の洞窟

宝箱を全部漁ってしまうつもりで挑んだ洞窟。グルグ火山をすっ飛ばして来た事もあり、予想通りにキツい戦闘となりました。
が、先のリッチ戦の時に上げ過ぎていたLVが預金になり、ギリギリの、それこそ半死半生状態ながらも、どうにか「ふゆうせき」を入手成功。
そして、アイテム切れの恐怖に怯えつつ、意地と根性で洞窟を脱出したのでした。

いやぁ、これで全滅してたら一週間ぐらいプレイしたくなくなるかもってぐらい、ギリギリでしたよハッハッハッ( ゚∀゚)

さて、なぜ手順を変えてまでして「ふゆうせき」を取りに行ったのかと言うと、空の乗り物が一刻も早く欲しかったから。以上。
……って事で、次回は、張り切って飛空船を掘り起こしに行って参りますです。

■第8回:リュカーン砂漠〜グルグ火山

リュカーン砂漠

今回はまず、クレセントレイクの町の南にある「リュカーン砂漠」へ。
砂漠と言っても、大した広さはない場所なのですが、そこには「飛空船」が埋まっているらしいのです。

砂漠に到着したら、おもむろにスコップを取り出し一心不乱に掘れ! ……とはならず。そもそも、そんなんだったら「ふゆうせき」は要らないよね('∀`)
砂漠で「ふゆうせき」を使うと、砂の中からボボボボボボと飛空船出現。誰が何の目的でこんな所に埋めたのかというと、開発スタッフがフラグとして大雑把に言えば「古代文明の遺物」って事みたい。要するに詳細は謎。

飛空船を取った後は、改めて火のカオスの待つ「グルグ火山」へ……行きません。
しばし各地を飛び回り、空の旅を堪能する事にしましょう(*´ω`*)

まず向かったのは、マップ北東の大陸(鷹が右斜め上方向飛んでいる様に見える形)にある「ガイアの町」。通称「鷹の目」。

ガイアの町

さて、初めての町で楽しくお買い物……と思いきや、物価は高いわ未だ覚えられない魔法ばっかりだわで、マトモに買える物は皆無でした。

とりあえず情報収集だけしてみると、、これから行かなければならないであろう様々な場所の情報が手に入りました。「蜃気楼の塔」「鷹の翼」、「ルフェイン語」。おまけにこの町には妖精が住んでいて……え? 妖精が、住んでる?

妖精が住んでるなんて、そうそうある事じゃないので、喜び勇んで見に行こうとすると……途中で出会った男がこう言いました。
「妖精捕まえてキャラバンに売っちゃった(゚∀゚)」(要約)、と。このバカーっ!

ガイアで一通り話を聞いた後は、北西の大陸にある「オンラクの町」へ向かいます。が、飛空船を停められる場所が町の近くにない上、周辺の敵にはまだまだ歯が立ちそうにも無かったので、いい加減クレセントレイクに戻り、「火のカオス」を片付ける事にしました。

グルグ火山

LV.21もあったので、正直楽勝でした。ただ、HPを削り取るマグマの存在は侮れないし、宝箱を全て回収しようとすると、結構歩き回ることになるので、戦闘が楽なぐらいが丁度良いのかも。

B5Fで一行を待ち構えているのは「火のカオス」こと「マリリス」
その姿は、下半身が蛇である女性で、6本の手に剣を携えている。そしてパツキン。
一行が土のカオスを倒した事により、予定より早く(確か百年ぐらい)目覚めるハメになってしまい、大変ご機嫌ナナメの模様。ごめんね。

ブリザラ系に弱いマリリスをサクっと倒し、火のクリスタルも無事復活。速やかに火山を脱出したら、稼いだ金を握り締め、一路ガイアの町に向かうのでありました。

余談ですが、グルグ火山の音楽はたいそう良いと思います。ダダダダダダー♪(唄ってるつもりか)

■第9回:ガイアの町〜オンラクの町〜キャラバン

金が貯まったところで「ガイアの町」に向かい、武器防具を購入。そして次は「オンラクの町」へ。
グルグ火山でLVが上がったので、今度はキッツイという事も無い……よね?

オンラク目指して飛空船を飛ばせていると、穴ポコが空いた島々を発見。
ついつい好奇心に負け、手近にあった穴に侵入してみたところ……そこにいたのはドラゴン達でした。

ドラゴンの洞窟

主人公達が入ってしまったのは「ドラゴンの洞窟」。洞窟というよりは巣穴といった方が正しいのかもしれませんが、まぁいいか。
や、ヤバイっ、ドラゴンこっち見てる! 死んだ振りッ! ……と慌てたものの、ここのドラゴン達は知能が高く非常に温厚。主人公達を襲うどころか追い払おうともせず、極めてフツーに会話してくれるわ、宝箱開け放題だわ。

そんなドラゴン達が言う事をまとめると、ドラゴンは己の勇気を示すため、「試練の城」で「勇気の証」を手に入れなければならないそうな。
で、その勇気の証というものは形を変えるものであり、変な形をしている事もあるそうな。

更に、ドラゴン達の王であるバハムートは、証さえ持って来れば、勇気あるものとして称号を授けてくれるとのこと。
なら自分らもいっちょ行って見るかと、一行は「オンラクの町」の事も忘れ、島々から北東に位置している「試練の城」を目指し……てる途中、エンカウントした「サンドウォーム」に「地震」を喰らい、サクっと全滅したのでありました(+ω+)

先の全滅はきっと「とっととオンラクに行って来い」という神の啓示でありましょう。
そう信じた私は、オンラクに向かう事に致しました。

オンラクの町

「オンラク」の町は北西の大陸の海沿いにあります。昔は神殿にある水の力(水のクリスタルの事?)で繁栄していたそうですが、200年前に神殿が沈んで以来、ただのさびれた一地方の町になってしまった模様。その証拠に、この町には武器屋がない……。

ちなみに、沈んだ海底神殿には財宝と石板が眠り、今では人魚の住処になっているそうな。

さて、この町の隅の端に向かうと、変な樽が海面に浮かび、その前に女性が立っています。
この女性いわく、「人魚を助ける為に潜水艦を造ったが、途中で酸素不足になるので実用にはほど遠い」(要約)、ですって。
人魚を助ける云々は置いておくとして……いきなり潜水艦を造ってしまうあたりが素晴らしい。マーベラス。

その後も情報収集を続けていると、ガイアの町の男から妖精を買い取ったキャラバンは、オンラクの西に広がる砂漠に居るらしい事が判明。
早速買いに行ってみると、「妖精のビン」と称して50000ギルもふっかけてきやがったので、剣を抜いて静かに威圧しつつ50000ギルを支払いましたとさ。高いよ(´Д⊂

さて、これで妖精を救う事が出来ました。いざ触れ合ってみようとビンの蓋を開けたら、妖精は一目散にどこぞへと飛び立ってしまったのでした。
……お、おのれーっ! 礼の一つぐらい言えないのかーッ! ……見返り目的のものは善行とは言えません。

そういう訳で、次回は逃げた妖精を追い、世界を放浪する旅に出ます。
ぶっちゃけ、妖精はガイアの町に戻ってます。

■第10回:ガイアの町〜オンラクの町〜試練の城

ガイアの町

礼も言わず逃亡した妖精を追い、再びガイアの町へ。妖精が居るという泉に直行すると、あっさり姿を現しました。
ずっと怖かったからついつい逃げてしまった、とか言ってますが……まぁ、仕方ないか。

落ち着きを取り戻した妖精さんは、助けてくれた御礼にと、一行に「くうきのみず」……要するに空気を発生させ続ける謎の水……をくれました。
やった、これでオンラクの潜水艦を使える様になるぞー! と万歳三唱。

……でも普通、御礼にこんなモン貰っても、使い所が限られ過ぎてて困るよね。
海女さんのように素潜りする機会が多い人には便利かもしれませんが、モンスターはびこる海域でそもそも漁なんてやってらんないと思うの。だから憶測で話を進めるな。

オンラクの町

「くうきのみず」を手に入れたら、オンラクの町へと帰還。潜水艦おねぇさんの所に持って行くと、おねぇさん曰く、

「『くうきのみず』を持った戦士…… ずっとあなたがたを待っていました」

……そんな、ピンポイントな人を待ってたんですか? それとも、予言かなんかあったんですか?
「いつの日か『くうきのみず』を持った戦士が現れて潜水艦を使える様にしてくれるであろう」とか?

おねぇさん、これが「くうきのみず」ですヨ、と渡そうとしたその時。
おねぇさんは神殿の人魚達を救ってくれと言い残すと、スーッと消えてしまいました。
スーッ……と。
……キャー! オバケー!

そんなこんなで海底神殿に行けるようになりました、が。
今回は先に、ドラゴン達の「試練の城」へと向かい、バハムートから勇気を認めて貰う事にします。
何故なら、『勇気を認めて貰える=上級職へクラスチェンジ』という仕組みになっているからです。

前回は城へ行く途中、サンドウォームに全滅させられましたが、無駄にオンラク近辺をウロつきまくってはいない(`・ω・´)
LVもそれなりに上がっていることもあり、今度は無事、試練の城へと到着しました。

試練の城

カステラはともかく、いざ、試練の城にて試練に挑戦。
試練と言っても、城の奥にあるという「勇気の証」を取って来ればいいだけのこと。
言わば肝試しみたいなモンなんです。

試練の城に限った話ではありませんが、最近ボチボチ出現しているので注意しておきたいのが「マインドフレア」。
このモンスター、イカorタコの様な頭を持った僧侶ライクな姿をしているのですが、迷惑な事に、一撃死となる通常攻撃を持っていやがるのです。
初めて遭遇したら驚きますよ? ドカンって殴られた瞬間にキャラが死ぬんだから。

「マインドフレア」の元ネタについては、以前別のゲームをやった時に調べた事があるのですが、とあるTRPGが出所みたいです。
が、「マインドフレア」同様、同TRPGのオリジナルモンスターである「ビホルダー」については、版権元からのツッコミが入ってしまい、他機種版(もしかするとFCのI&IIも)では使えなくなったという経緯があるそうですが……このたこあたまは大丈夫だったのかしら?

たこあたまはさておき。一方通行ワープをのルートをことごとく間違えつつ、ようやく3Fに到着。突き当たりの部屋には玉座らしきものがちょこんと置いてあり、その側にはこれみよがしに宝箱が。
おお、このわざとらしい配置こそまさにシナリオアイテム、と破願して近付いてみたら、ドラゴンゾンビ出現。が、所詮アンデッドなので燃やせばよろしい。

ドラゴンゾンビを退けたら早速宝箱オープン。ところが、中に入っていたのは「ねずみのしっぽ」。何だコリャ。
……いやいや待てよ。確か勇気の証は色々な物に姿を変えると聞いた事があります。と、いう事はやはりコレが証に違いないのです。

ドラゴン達が暮らす穴ポコ諸島(正確には「カルディア諸島」というみたい)に舞い戻った一行は、ドラゴン王バハムートの元へと超特急で向かい、その眼前に「ねずみのしっぽ」を突き付けました。
ほれ見ろやれ見ろとくと見ろ!

予想通り「ねずみのしっぽ」は勇気の証で、一行の勇気と力量を認めてくれたバハムートは、その場で全員のクラスチェンジをしてくれました(∩´∀`)∩

クラスチェンジと言っても、プレイヤーが特別選択したりする事柄はありません。
それぞれのジョブに対応する上級職へと、エスカレーター式でクラスチェンジするだけ。
我が一行の場合「戦士・モンク・白魔術士・黒魔術士」という組み合わせだったので、それぞれが「ナイト・スーパーモンク・白魔導士・黒魔導士」へとチェンジ完了。

……取り敢えずスーパーモンクとは何ぞや。

ちなみに、FC版の頃はクラスチェンジすると、キャラのグラフィックが二頭身から三頭身へと変化してました。例えるなら「ドラえもん→ケンシロウ(北斗の拳)」みたいな。それが無くなったのはちと残念。

さて次回は、いよいよ海底神殿へとダイヴします。ヒァウィゴー!

>> 第11回〜第15回
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