ディスト
最後の生き残りであるという飛竜と会話するには、竜騎士のペンダントが必要みたい。
ならば早速探し出してレッツコミニュケーション! ……の前に、一応、飛竜とやらを拝んでおこうかな?
FC版の飛竜は、よく覚えてます。主人公達と同じ大きさで、えらくちんまりとして可愛いかったんですが……流石にPS版はデカくなってました。
でもって言葉は通じなかった。以上。
ディストの洞窟
ペンダントがあるらしい洞窟は、城の北に位置しているそうです。
なぜ洞窟にペンダントがあるのかは不明。ペンダントに加工する前の原石とかならともかく……などとブツブツ言いつつ洞窟を探索したところ、早くもB2Fで発見してしまいました。
な〜るほど、竜騎士の遺体の側に落ちてるのを拾って来いって事だったん……ですか? お母さん。ディストは何だか怖いところです。
本来の持ち主である竜騎士に呪われやしないかとヒヤヒヤしつつ、ペンダントを拝借して城に戻り飛竜と謁見。
すると、本当に飛竜の言葉が解るようになりました。不思議な仕組みだ。
飛竜の言う事にゃ、自分の命はもう長くはないので、最後に残った飛竜の卵(「ひりゅうのたまご」)を北の洞窟の奥にある泉に沈めてきて欲しい、とのこと。
そうしないと卵は干からびて、孵化しないまま死んでしまうそうな。
また、一人の竜騎士が究極の魔法を求めディストを旅立ったらしい、なんて話も聞いたものの、今は卵が先決。速攻で洞窟に再アタックをかますのでした。
一言で言うと、ディストの洞窟はすんごくヤな作り。最下層はB5Fで、目的地である泉もそこにあるんですが、泉を目指すルートと、宝箱を回収出来るルートが別々なので、全宝箱を回収しようと思ったら、実に面倒臭いのです('A`)
つい最近までヌルいダンジョンばっかりのゲームをプレイしていた身にはきっついリハビリ。
難しい仕掛けがあるダンジョンよりも、やったら長くてエンカウント率高めのダンジョンの方がキツいです。精神的にも肉体的にも。
荒い息にまみれながらも到着したB5F。ようやく泉らしきものが見えて来て、足も軽やか……って、泉の前に何かいるーっ!? ……という事で、「キマイラ」と戦闘です。
帝国側が仕掛けていたのか、もともとこの泉に棲み着いていたのかは解りませんが。飛竜の卵食べるタイプのヤツなのかな。
キマイラ撃破後、泉に「ひりゅうのたまご」を沈め任務完了。
早く孵化しておくれと念をこめつつ、地上に戻るのでした。
さて、ディストの城に戻り飛竜に卵の事を報告……と思っていたら、飛竜は既に死んでいました。
母子が手厚く弔ったのか、その亡骸は見当たらず。あの巨体をどうやって動かしたんだろ。
飛竜は死んでしまいましたが、まだ希望が潰えたワケではありません。
竜騎士も一人生き延びている事が判明したし、最後の飛竜の卵だってあるのです。
だから、この事を一刻も早くヒルダやゴードンに報告しなければと、一行はアルテアへの帰路につくのでした。
アルテア
ディストから戻った一行を迎えたのは、『ヒルダがおかしくなった』という噂でした。
「ネズミ食べてた」とか、想像の斜め上をいってます。
民衆同様、すっかり困惑しているゴードンに頼まれ、一行が彼女の自室まで様子を見に行ってみると……ヒルダはフリオニールと二人きりになりたいと言いだしました。
王女の要求通り他のメンバーが退室した後は、有名なお色気イベント(?)に突入。
視界はピンクに染まり、妖し気な曲がチャ〜〜〜〜ラララララ〜〜ララ〜〜♪ などと鳴り始める。
この曲、サントラでは『王女の誘惑』(そのまんま)というタイトルになってます。白鳥の湖じゃないのこれ
さて、ベッドに腰掛けた王女から「こっちに来て……」みたいな事を言われれば、健全な青年であるフリオニールさんもクラクラっとなる。「…ゴクッ…」とか喉を鳴らしてフラフラと近付くフリオ。期待してんじゃねぇよ(ΘωΘ)
……が、この先の展開はお約束通り。案の定ヒルダ王女は偽物で、その実体は「ラミアクィーン」。
本性を現し、今にもフリオニールに襲い掛からんとしたその刹那、間一髪でマリア達が部屋へと飛び込んで来てくれて戦闘開始。
「ラミアクィーン」に勝利すると、騒ぎを聞きつけたゴードンが部屋に飛び込んできました。そして更には伝令兵が。
報告によると、近々パラメキア帝国の「闘技場」で闘技会が開かれるらしいのですが、その商品がヒルダ王女だというのです。な、なんですとーっ!?
それを聞くなり、ゴードンが自分もヒルダを助けに行くと言い出しました。最近彼はヤケにやる気。
でもアンタ反乱軍はどうすんの、と思っていたら、代わりにレイラ姐がアジトに残ると言い出しました。
えーっ!? 折角、姐さんの弓熟練度バキバキ上げて、恐るべき攻撃力になってたのに!
4人目が安定しれくれないのって結構やり難いよ……。
それでもゴードンを連れて行かない事には始まりません。
アルテアを出発し、パラメキアの闘技場を目指すことに。
何でも、闘技会には皇帝が来ているらしいので、盛り上がりに紛れて皇帝をぶっ潰すチャンスだ!
さて、そんな闘技場へのルートは3つ。
1つ目は船で最寄りの海岸から上陸し、徒歩で闘技城を目指すルート。
2つ目はフィン城から北西に進み、大戦艦の燃料補給ドックから更に北上し、南から砂漠入りするルート。
そして3つ目は、ポフトからシドの飛空艇でカシュオーン城まで向かい、そこからチョコボで闘技場まで南下するルート。
どのルートが一番楽かと言えば、言うまでもなく3番目……と思いきや、そうでもない。
3番目は行きは良くても帰りは徒歩になるので、以外とキツいです。
なので、往復時の戦闘によるリスクを均等にしたいのなら、1番目のルートが妥当かと。
ただ、砂漠地帯は強敵が潜むので、闘技城内での戦闘に備え、往路だけでもエンカウント無し……という手もある。この辺はパーティの成長具合によるでしょう。
ちなみに2番目は、戦闘をこなしつつ結構な距離を歩かなければならないので、おススメ出来ません。
闘技場
闘技場に到着し、中へと進むと、皇帝専用の観覧席(たぶん)にパラメキア皇帝の姿があった。
が、その他には誰の姿も無いので、フラフラ近付いて行くと、突然出現した檻に道を阻まれてびっくり。というか、バトルフィールドに閉じこめられたらしい。
うぉ! 罠だったか! ……と焦ってみたものの、なんだか様子がおかしい。
どうやら皇帝は、フリオ一行を闘技会の参加者だと思っているみたいです。
よし、それなら参加者になりきって、参加賞のヒルダ王女貰って帰るぞ! ……と、間違った意気込みを見せつつ戦闘開始。
闘技場では、まず最初にボス戦を行うことになります。
ここでのボスは「ベヒーモス」。FFシリーズに出現するモンスターの中で1、2を争うマイフェイバリットちゃん。相手に不満一切無し!
「ベヒーモス」を撃破すると、皇帝がたいそうお喜びあそばして、「天晴れであった苦しゅうない近ぅ寄れ」という展開に。そこで皇帝を倒すチャンスだとばかりに近付くと、今度は本当に罠でした。
どこぞに潜んでいたらしいダークナイトや帝国兵共に囲まれ、一行は哀れ捕らわれの身になってしまうのであった。……気付いてたんだってさ、皇帝。
闘技場地下牢
さて、地下牢の中でどうしたものかとオロオロしていると、以外な人物登場。
世界一の大泥棒、ポール様です。セミテの滝の洞窟で助けてあげた恩返し、とのことで、いやはやありがとう。
それにしてもポール、貴方って天野喜孝画伯の原画とキャラCGがこのゲーム1かけ離れているのは何故? 色数に限りのあるFC版ならともかく、PS版に至っても尚黒装束なのは何故なの?
疑問に答えてくれはしないポールを見送った後、一行は、捕らわれのヒルダ王女を発見。
いや待てよ。これも本物じゃあ無いんじゃないか?
こうなったらネズミを食わせてみよう……などと訝しんでいると、ゴードンの姿を見た王女は驚愕しつつ、こんなお言葉を。
「ゴ、ゴードン、あなたが?」
ああ、そうか。ヒルダはゴードンが行方不明になった後、全然会って無いから、イジケ体質の時の彼しか知らないのか。
だから、すっかり逞しくなった彼が登場してビビってるのか。
よし、どうやら本物の様だな!
ヒルダ救出後、彼女を連れて先に逃げるという事で、ゴードンは戦線離脱。残念ながら今後パーティに加わる事はもうない。
でもゴードン、先に逃げるって、君一人でヒルダ連れて逃げる気? 闘技場から出ても外は砂漠だよ? 敵強いよ?
それでもヒルダと共に行ってしまったゴードンの背中を見送りつつ、首を傾げつつ、一行も闘技場を後にするのでありました。
アルテア
砂漠を北上し、チョコボに乗ってパルムまで走り、ようやくアルテアに到着した一行を待っていたものは……もぬけの殻となった反乱軍アジトでした。
何で誰も居ないんですかーッ、と町の出入り口に立っていた反乱軍兵士を問い詰めると、反乱軍はフィン城を奪還すべく進軍し、現在はガテアの村の西にキャンプを設営している、とのこと。
つ、ついさっきまで闘技場で捕まってたと思ったら……ヒルダの行動力って一体。
フィン
兵士の言葉に従いキャンプ地に行くと、ヒルダとゴードンが居ました。
周囲には2通りの台詞しか喋らない反乱軍兵士がワラワラと湧いてます。
で、フリオ達の今度のお仕事は、「反乱軍が帝国軍を攪乱している間にフィン城に忍び込み、司令官を倒す事」だそうです。
本当に人使い荒いんだから。王族ってのは。
フィン城
と、いうワケでフィン城に忍び込む事になるのだが、実際は全然忍ばなくても大丈夫。
真正面から堂々と入り真っ直ぐ進んで行けば、司令官が居る王の間へあっさりと到着出来ちゃいます。
ちなみに、フィン城へと入ると、先に潜入していたレイラ姐さんが待っているので、速やかに4人パーティを結成しときましょう。
また、城内にはいくつか宝箱が有りはしますが、それらはフィン城奪還後に回収可能なので、まずは司令官を倒した方がいいかと。
例に漏れず、モンスター同梱のものもあることですし。
フィンに巣食っていた帝国軍の司令官は「ゴートス」。
だだっ広い王の間の玉座に、一人ちょこんと座っております。
いくら反乱軍の攪乱作戦に引っ掛かっているとはいえ、補佐官の一人や二人は側に置いておきませんか? 普通。
「ゴートス」を倒すと、画面は一転。フィンは町、城共に奪還されたことになり、町中や城内から敵の姿が無くなります。
さっそく城にいるヒルダとゴードンに会いに行くと、労いの言葉もそこそこに、新たな指令が降りてしまいました('A`)
今度のお仕事は、ミンウ探し。アルテマの封印を解きに「ミシディア」に行ったきり消息不明になっているミンウを探して来い、だって。
バラバラにしか語ってくれないヒルダとゴードンの話をまとめると、
・アルテマの本が封印されているのは「ミシディアの塔」という場所。
・アルテマの封印を解くためのアイテム「仮面」は何故かフィン城の地下に隠してある。
・フィン城地下へと続く扉を開くには「エクメトテロエス」という呪文が必要。呪文自体は「おぼえる」で覚えてくれるのでメモる必要は無い。
・地下への扉の場所をヒルダは知らないが、大泥棒のポールなら知っているかもしれない。
……何ともツッコミ所満載っスよ、この辺り。
強大な魔法を封印する為に、封印に封印を重ねるというのは解ります。解りますが、またしても自分の家の仕組みを知らない王族が登場するとは思わなんだ。
封印を守るために嫡子にすら扉の場所を伝えていなかった、といった所なのでしょうが、では何故その国家機密どころではない扉の場所をポールが知っているのか……などと、後から後から疑問が湧くものの、そんな疑問は自己内妄想で消化して、扉の場所を聞きにポールの家まで行くのでありました。
フィン城地下
大泥棒ポールが言う事にゃあ、フィン城地下への扉は玉座がある大広間の、右上隅の壁だそうです。
灯台もと暗しとはこういう事か、ヒルダ王女よ。
準備を整え大広間に向かい、教えられた位置を調べ「たずねる」で呪文を唱えると、本当に扉が出現。扉の向こうは、城の地下へと降りる隠し通路になってました。
この隠し通路の途中(1F)には抜け道があり、宝物庫らしき部屋へと入る事が出来るのですが、そこには何故か反乱軍の兵士がいて、「宝箱で装備を調えていけ」といった事を言ってくれます。
それ自体は大変有り難いんですが……君はどうやってここまで来たのかね、と、ものすごーくツッコミたい。今呪文唱えて降りて来たばっかりだったのに。
兵士の不思議はさておき、隠し通路からフィン城地下へ突入。
城の地下とは言っても大事なものを隠してあるせいか、モンスターが徘徊してます。
何となく嫌な敵は「ブレイン」や「チェンジャー」。触手の生えた脳味噌としか言い様の無いその形状からして嫌なのですが、たま〜に「チェンジ」(対象とHP、MPを交換)が効いてしまう時があるので。
そんなモンスター共を蹴散らしながら、最下層のB5Fに到達。
嫌がらせの様にドアが並んでますが「白い仮面」のある部屋へと繋がっている扉は1つ。頑張って探して「白い仮面」を無事に入手したらば、先にあるワープポイント(便利)で脱出します。
地下から戻ったら、早速ヒルダに「白い仮面ゲットだぜ!」とご報告。
すると間髪入れず「じゃあとっととミシディア行ってミンウを探して来いや」との事。アイアイサー。
次の目的地「ミシディアの町」は、フィンから南にあります。
フィンを出たらアルテア方面に向かう橋は渡らず、そのまま陸地に沿って南下し、内陸にある岩(山?)沿いに、小さな町が見えて来たら、それがミシディアです。
と、言うのは簡単なんですが、辿り着くまでの戦闘が辛い。
ミシディア辺りに出てくる敵はステータス異常など、クセのある攻撃を仕掛けてくる連中が多いのです。なので、速度の事も考慮し、途中までは船で南下するのも有りだと思います。
余談ですが、FC版では、序盤でもミシディアの町へ行く事が可能でした。
小刻みなセーブと移動を繰り返すことで、パーティが弱小でもミシディアに辿り着けていたんです。
そこで、今プレイの序盤も、この技でミシディアに行ってみようとしたのですが……ある一定の場所で必ずエンカウントしてしまい、結局先に進めず終いでした。
私が恐ろしく不運だったのか、それともそういう仕様にしてあったかは解りませんが、ちょっと残念。
かと言って、ミシディアに行って何するんだと問われると……特に何もない(ΘωΘ)
お金をがっちり貯めて(相当時間かかるけど)行けば、序盤にして強力な武器や魔法を手に入れる事も出来そうですが、そこまでのメリットがあるかどうかは正直微妙。
なので、どちらかというと、到着する事自体が目的とも言えましょう。
ミシディアの町
無事ミシディアに到着したら、町に溢れる魔術師らしき人々から情報収集。
すると、ミンウは既にアルテマが封印されている「ミシディアの塔」に向かったとのこと。
それを聞き、すぐさまフリオ達も塔に向かおうとしたものの、ミシディアの塔に入るには「クリスタルロッド」なるものが必要みたい。
あれ? でもミンウがもう行ってるんでしょ? それでも取りに行かなきゃならないの?
町の図書館にある古文書で調べてみたところ、「クリスタルロッド」を入手するには「白い仮面」と「黒い仮面」が必要、との事。
「白い仮面」はフィン城の地下で入手しましたが、「黒い仮面」とやらは南方の海に浮かぶ小島にあるそうな。
「白い仮面」は町の地下にある女神像にかぶせ、「黒い仮面」はドッペルケンガーに被せて……ドッペルケンガー?
そんなのと対峙しなきゃいけないの('A`)?
ともかくも、次の目的地は「黒い仮面」があるという南の小島に決定したのでありました。
余談ですが、ミシディアの図書館では面白いテキストが読めます。
大戦艦爆破に使った「たいようのほのお」の由来や、竜騎士の島ディストの事、カシュオーンの「めがみのベル」の事など、興味深いものが多々あるのでおススメです。
「めがみのベル」を雪原に隠したのはスコットだとばかり思ってたんですが……違ったのね。彼はカシュオーンを封印しただけだったか。
よく考えたらそうよね。王族は自分の声で開けられるんだから、鍵なんて要らないもんな(ΘωΘ)
南の島
「黒い仮面」を入手すべく、一行は「南の島」へ。
場所はミシディアの南東海上なのですが、船を停泊させている場所によっては、辿り着くまでがすこぶる面倒臭い。本当に。
さて、「南の島」とは言ったものの、厳密に言えば、南の島にある熱帯雨林に埋もれた様な洞窟。要はダンジョン探索です。
この洞窟内をくまなく探していると、仮面を被った人々が暮らす集落に到着。
「やった、仮面の場所に着いた」と早合点したものの、ここはただ単に、この洞窟で暮らしている人々の集落なだけであり、目的の仮面はありません。
それどころか、「仮面は一族の宝だから持って行くな」と釘を刺されてしまう始末(´・ω・`)
でも、そういう事言われると、持って行きたくなるのが人の性……ちゅーか、先に進めないんだってば。
また、この集落にの商人からは武器が買えますが、ミシディアを経てここに来たパーティにとっては、今いちパッとしない品揃えになっております。残念。
仮面の人々の非協力的態度(という程でもないが)にもめげず、洞窟の最深部へ。ようやく「黒い仮面」らしき宝箱を発見しました。
何故解るかというと、宝箱の前でモンスターが通せんぼしてるから……。
仮面を守るモンスター「ビックホーン」を倒し、無事に「黒い仮面」をゲット。
一族の宝って言うんなら、こんな所に置かず自分達の集落に置いておけば良いと思わんかね。
今回の場合、ビックホーンに守らせるより、そっちの方が余程安全な気がする。集落に生えてる茂みの中に隠しちゃえば解んないって、たぶん(ΘωΘ)
さて、黒と白の仮面が揃ったら、ひとまずミシディアへ帰還。
図書館の古文書に記してあった通り、まずは町の地下にある女神像に「白い仮面」を被せる。
そして黒い仮面をドッペルケンガーに……って、だからドッペルケンガーって何処にいるの?
ミシディアの洞窟
ひとまず「クリスタルロッド」が眠るという「ミシディアの洞窟」へ。
洞窟は内陸部にあるので、陸路にしろ海路にしろ、そこまで辿り着くのが一苦労なのですが、洞窟内は更に大変でした(+ω+)
ボム系(自爆持ち)やスライム系(物理攻撃に無茶苦茶強い)、ステータス異常を起こす攻撃を仕掛けてくる連中がワラワラと。
特にスライムは色違いが組み合わさって出てくるので、攻略にはエーテル必須。ただ、1匹ぐらいなら、延々と攻撃してればそのうち攻撃がヒットし、倒せるので(倒せない時は全然倒せないけど……)、適度にMP節約するのも良いかも。
さて、話を「ミシディアの洞窟」到着直後に戻しましょう。
洞窟に入り、次のフロアを探しつつ進んでいると、ドアの側に人影が。
目を凝らしてよくよく見れば……何とフリオニールがもう一人。
どうやら、古文書にあった「ドッペルケンガー」のようです。
近付いてみると、「白い仮面」の効果でドッペルケンガーは動けない様子。
ならば次にやる事は明白。古文書に通りに「黒い仮面」を被せると、ドッペルちゃんは消滅。晴れて、次のフロアに進める様になりましたとさ。
黒い仮面を被せた後「仮面はドッペルちゃんと消えてなくなった」といった内容のテキストが表示されるのですが、アイテムを確認してみると、見事に消えてません。それどころか、女神像に被せている筈の「白い仮面」すらまだあります。
こんな風にして、このゲームはシナリオアイテムがアイテム欄を圧迫する事があるので、日頃のこまめなアイテム整理が意外と重要。この辺は再現しなくても良かったのになぁ。
さて、ドッペルちゃんを消した後は、本格的に洞窟探索。B5Fにて「クリスタルロッド」を回収したら(ボス戦無し)、ここにはもう用はありません。
ロッド片手にとっとと脱出するのでありました。
ミシディアの洞窟で「クリスタルロッド」を入手したら、ミンウの待つ「ミシディアの塔」へ。
塔はミシディアの町の北の海上にあり、下部が欠けた環状の島が、周囲を囲んでます。視力検査時に、「下」って答える形のヤツね。
視力と言えば、私は視力が無茶苦茶弱いせいで、いつも検査表の真下に行ってやらされたものです。そんな事はどうでもいいって何度言えば。
ともかく、海路でミシディアの塔へ行くためには、当然、その島の切れ目を通ることになります。航海は順調、鼻歌混じりに通り抜けようとしたところ……突然、海上に大渦が出現。
あれよあれよのうち、一行は海の藻屑となってしまいましたとさ。FINAL FANTASY 2、完。
リバイアサン
ところがどっこい生きていた。目覚めた一行がいた場所は、何だかグチャグチョな場所。
「ここはどこだ」とか言わせてる割に、画面上にダンジョン名が「リバイアサン」としっかり出てます。先にバラすな。
そんなことより、レイラが行方不明に! 無事でいてくれ!
……などと一通りの小芝居を終えたら、いざ胃液まみれの体内散歩開始であります。
いやでもレイラ好きなので無事でいて欲しいのはホント。
胃液で適度に消化されつつ進んでいると、なんと人間の居住区を発見しました。
そこの住人が仰るには、ここはリバイアサンの腹の中だそうな。
居住区を通り抜けようとすると、鎧を着込んだ人が通せんぼ。実は彼こそが、ディスト最後の竜騎士リチャードでした。てめぇ何こんな所で遊んでんだよ! と胸倉を掴みたいが、鎧って硬いから掴めないや。
仕方がないので、ここはひとまず一緒にアルテマ取りに行きましょうって事で合意。
レイラもそのためにいなくなった事であるし(ΘωΘ)これも一つの予定調和。
結局、リバイアサンはミシディアの塔を守る怪物で、クリスタルロッドを持っていると、飲み込んじゃう化け物だそうです。おのれ古の魔術師共め、一体幾重の防護策を仕掛ければ気が済むのか。
これじゃ『おつかいイベント』と言われても仕方無いじゃないか! ……などと意味不明に怒鳴ってたら、ある女性がこう言いました。
「あのお爺さんがロッドを持っていたせいで飲み込まれてしまったの」と。
……え? クリスタルロッドってフリオ達が持っている1本だけじゃないの(゚д゚)?
そういやリチャードもアルテマを取りに向かってたって事は持ってたって事だよね?
先に塔に行ってるらしいミンウも以下同文?
……魔術師共、一体お前等は何がやりたかったんだ!
この際ロッドの本数はどうでも良いとしても、いつまでもリバイアサンの体内にはいたくありません。胃液はもう飽きた。
……と、いうことで、脱出用の船を守っているモンスターを成敗する運びとなったのはいいのですが、仲間になりたてのリチャードが弱いこと弱いこと。
アンタ竜騎士のクセに槍の熟練度低いってのはどういう事なの、ええ!?
更には「エレキフィッシュ」に遭遇した際「あ、魚型モンスターだ → 魚といえば雷系 →サンダー使っちゃえ! → 回復されター!」って、名前に『エレキ』って入ってるから雷系耐性あるに決まってるだろ馬鹿! ……これは私の落ち度か。そうか。
脱出用の船があるフロアは、その背景からしてリバイアサンの口の中。
並びの良い歯の奥にでっかい船があるのですが、どう見ても口に入り切れてないのが素敵です。
船の乗り込み口の前には噂のモンスター「ランドウォーム」がいるので、気合いを入れて戦闘。
リバイアサン内はセーブ不可であるため、ここで死んだらまた飲み込まれる所からやり直しになってしまいます。
どうにかモンスターを倒し、化け物の体内から無事に脱出成功した後は、今度こそミンウの待つミシディアの塔へ! ……行く前に、新規参入したリチャード君を鍛えるため、泣く泣くフィンに戻るのでありました。
HP低くて、とてもじゃないが塔では戦えないから……。
ディスト
リチャードが仲間になった後は、彼を鍛えるついでにディストにちょっと里帰り。
城に居た親子と再会したところ、母親の名はエリナ、そして彼女の亡くなった夫の名前はフィリップである事が判明しました。そしてリチャードとフィリップは友人だった模様。
実はこの時、母親より先に息子に話しかけたのですが、その時のリチャードの発言に噴いた。
「皇帝を倒したら 君のお父さんになっていいかな?」
子供にいきなり何言ってんだ! と思いつつも、プロポーズでもするつもりなのかと、横の母親に話しかけてみると、こちらとは大した話もなし。
なんだ、別に深い意味があって言ったんじゃないのか。
……まさか、将を射んと欲すれば云々で、子供から先に落とすつもりではなかろうな、そりゃあ効果的だ、と邪推もしたくなるお年頃。
さて、リチャードがある程度育ったならば、改めてミシディアの塔へ。きっとミンウが体育座りで待ってるはずです。
この時、リバイアサンに飲み込まれた地点を再度通る事になるのですが、今度は平気で素通り可能でした。リバイアサンは別に倒した訳じゃあないのに、何故だろう。
一回喰ったヤツは二度と食べないという彼(彼女?)のポリシーとか?
ミシディアの塔
塔の前に到着すると、クリスタルロッドが煌々と輝き、塔の封印が解けました。
これでようやく塔を攻略出来る様になるのですが、、この塔がまたキッツいのです。
途中途中を護っている3体のギガース達は、対策をきちんとやっておけば問題無いんですが、敵がそこそこ強く、エンカウント率が妙に高いという事で、ギガース3体を倒した後、一旦塔から撤退しました。
なんせ10Fまであるので、上のフロアで全滅したら目も当てられない。
2度目の挑戦時、5F以降、発狂したのかと言いたくなる程に高くなったエンカウント率に呻きつつ、ミンウが待っていると思われる最上階を目指します。
仕様なのか、私が不運極まりないだけなのか。
ようやく9Fに到着し、「くろのローブ」が入っている宝箱を開けたところ……不穏な音楽。
ホ、「ホワイトドラゴン」( Д ) ゚ ゚!?
こっちは良いカンジに疲弊してるのに!?
ここで全滅したら当分プレイしてやらないからな! などと、己以外にはまったく影響を与えない脅し文句を吐きつつ、涙目で戦闘開始したのは良いのですが……思ったより強くなかったので拍子抜け。
いやいや、全滅するよりはマシです。
最上階の10Fに到着すると、予想通りミンウが待ってました。
久し振り! カヌー大事に使ってるよ! なんて挨拶はさておき、基本的な疑問。
彼はどうやってここまで来たのでありましょうか。
やはりミンウもロッドを取ってリバイアサンに飲まれたのか……否、そもそもロッドを取ったという事は、白黒の仮面を入手したという事で、フィン城の地下に……とまぁこれ以上は以下略。
ともかく、一行と再会したミンウさん。「おまえたちを待っていた!」と嬉しいお言葉。
主人公達にアルテマを取らせるために待っていてくれたらしく、アルテマが封印されている部屋の扉を開けるため、全魔力を使い果たし、フリオ達が見守る中「ガクッ!」という効果音(文字だけど)と共にお亡くなりになってしまったのだった……。
折角再会出来たと思ったのにヽ(`Д´)ノ!
ミンウとの別れが済んだ後は、彼が魔力を注ぎ込んだドアを潜り、アルテマが封印されている広間へ。
アルテマはこの広間のど真ん中に置いてあるのですが、あるのはアルテマだけではなく、その周囲に、ステータスを上げてくれる玉(?)も置いてあるので、アルテマを入手して塔を出る前に、是非これらにも触れおきましょう。
大昔にFC版をプレイした際、その事実を知らず、触り損ない、悔しい思いをした人間が言ってるんだから間違いない。
……むしろ、このPS版ではアルテマより周囲の玉の方が重要かも。
ミンウが死んだー、と半泣き(本泣きじゃないのか)しながらフィンへと帰還してみると、何故か海上やフィールドの敵が格段に強くなってました。
更に、途中で休息しようとしても、アルテアやガテアにも入れなくなっている始末。
ミシディアに行ってる間に一体何が、と慌ててフィン城に戻ったフリオ達が見たものは、フィンの北東に浮かぶでっかい竜巻でした……。
さて、上記で説明(にはなってないような)した通り、ミシディアの塔をクリアすると、フィールドの敵が様変わりします。
ミシディア付近はそのままだですが、(たぶん)それ以外のフィールドの敵が強くなっているので、塔を出たら確実にセーブしておきたいところ。
全員瀕死の状態だと、全滅する確率が跳ね上がるし。
フィンの町
町に入ると、あれだけいた人も疎ら。嫌な予感がしてその辺にいた子供に話しかけたら「みんなしんじゃったー」と鬱になりそうな返答が。
そう言えば、以前大戦艦がポフトを襲った時も「みんなしんでしまったー!」という台詞があったが、FF2、人が死ぬ死ぬ。ゲーム開始直後に比べるとこの時点で人口の半分は死んじゃってると思う。
その後、町や城で情報収集をしたところ、フィンを襲ったのは外で見た巨大な竜巻のようです。
ポフト、アルテア、ガテアは既に竜巻により壊滅してしまい、フィンも次に襲われたら終わり、という事と、竜巻は皇帝が魔力によって作り出したもので、自らもその中に居るらしい、という事。
展開上、フリオ達が竜巻に突入するだろう事は目に見えていますが、如何せん突撃する手段がありません。そこで、ヒルダ&ゴードンに愚痴ってみると、飛竜に乗って空から行けばいいんじゃ? といった話の流れになり、フィン城3Fにある鏡の間へ直行しました。
そこの鏡に竜騎士のペンダントを掲げると、なんと、飛竜の卵の様子を見る事が出来るのです。
何でそんな鏡がフィン城にあるかは謎。
鏡の間に赴き、鏡よ鏡よ鏡さん飛竜の卵をはよ映さんかいコラァ、と呪文を唱えてみれば、あらびっくり。今まさに、卵が孵ろうとしているではありませんか。
鏡越しにフリオ達が見守る中、卵から孵った飛竜は泉から飛び立つと、あっという間に鏡の間へ到着。
早すぎだ。というか洞窟どうやって抜けて来たの?
竜巻内部
まだ子供ではあるものの、飛竜である事に変わりはなし。
その背に乗り、竜巻へと突撃すると、FC版ではなかった竜巻への突撃シーン(ムービーではなし)が挿入されてました。
竜巻の中は機械の城の様なものが浮いていて、こうなっていたのかぁ、と十数年越しに色々と納得。
が、見た目の重厚さに対し、その内部は至って簡素。7フロア構成ではあるものの、1つのフロアが狭いので、あっという間に皇帝の元へととうちゃーく。
皇帝戦の前に、「しんえいたい」との戦闘が2回あるものの、大した事はありません。ついでに皇帝自体も大した事はありませんでした。
竜巻内での戦闘を難無くこなせているのなら、皇帝戦も大丈夫かと。
さて、ミンウが命をかけてまでして封印を解いた「アルテマ」ですが……正直、あんまり役に立たないです(+ω+)
初めこそはLV16まで上げてやるもんねー、と意気込んでいたんですが、様々な攻略サイトさん等で勉強した結果、『仕様上』、ある程度やり込んでおかないと、ちっとも使えない事が判明。
なのでFF2における「アルテマ」とは、取るまでは対帝国の最終手段とも言われるすんごい魔法だが、取った時点でただの魔法書になってしまう、と考えた方が吉。
現に、それだけの凄い魔法ならば貴重品扱いになるはずですが、実際は普通の魔法書扱い。
しかもアルテマを取ったら最後、それ以降は誰もアルテマの話をしなくなります。あれだけアルテマアルテマ騒いでたくせにー!
……いや、もしかすると、皆アルテマの使えなさにその存在を黙殺してるだけなのかもしれないね。
それはさておき、皇帝を倒したぞー! 万歳! ……と喜びに満ち溢れるフィン王国ですが……これで終わるワケはないんだな、これが。
フィン城
死闘の末、皇帝を打ち倒したフリオニール一行。
これで世界に平和が訪れた、って事で、みんな、お城でズンチャッチャと踊ったりして万歳ムード……と思いきや、瀕死の兵士が姿を現し、「パラメキアの新皇帝としてダークナイトのレオンハルトが即位してしまった」と、ショッキングな事を報告するではありませんか。
薄々気付いていたというか、見え見えだったのですが、やはりダークナイトはレオンハルトでした。
が、兄ちゃんは皇帝に操られてるだけだから! とマリアが青年の主張。
結局、身内の不始末(ひどい)を片付けるため、フリオ一行は再度パラメキアの地を踏む事に。
ところで、書くのを忘れてましたが、リバイアサンに飲み込まれた際に行方不明になっていたレイラ姐は、生きてます。
リバイアサンから脱出した段階でフィン城に戻ると、王の間のヒルダ王女の側に控えているのです。
どうやって城まで戻ったんスか!? とか言いたい事は山ほどあれど、生きてて良かった。
さて、難攻不落のパラメキア城に侵入する方法を聞くため、大泥棒のポール(フィン在住)の家に行ってみると、何故か満身創痍のシドがいました。
どうやらシドはポフトの町で竜巻にやられ、重傷を負ったようです。
飛空艇は奇跡的に無傷なので、自分の怪我が治るまでは飛空艇を使ってもいい、というシドですが……この言葉を遺した直後、シドはそのまま絶命。
突然のシドの死は哀しいものの、飛空艇入手はすんごい嬉しいんです。ごめん。
さて、ポールがかつて行った方法は「凧に乗って屋上から侵入」だそうですが、上空の警備が手薄なんて、難攻不落じゃないじゃん、それ。
それは置いておくとしても、上空から侵入するのなら竜巻同様飛竜で、と考えちゃいますが、ここはそれ、今しがたシドから譲り受けた飛空艇を使った方が角が立たないでしょう。
円滑な人間関係を育むため、一行は飛空艇に乗り、パラメキア城を目指すのでした。
パラメキア城
空から侵入したため、パラメキア城は7Fからのスタートになります。
が、すぐに1Fに落とされるので、そこから改めて、8Fに居るバカ兄貴を目指すことに。
さすが敵の本拠地だけあって、城内を歩き回る事になるのですが、宝箱に同梱されている「こうていののろい」なるモンスターには嫌な思い出が。
昔、FC版をプレイした際こやつに全滅させられたのです。FC版はPS版に比べ、戦闘もシビアだったからなぁ。
8Fに到着したら、いよいよダークナイトことレオンハルトとご対面。
「力こそがすべて!」とありがちな思想に素で陥っているっぽいのが素敵ポイント。洗脳などよりも徹底してて良いですな。
ここではレオンハルトの主張っぷりも良いのですが、もっと笑えるのが皇帝の復活。
「レオンハルト、ひさしぶりだな。わたしは地獄で究極のパワーを身につけてよみがえったぞ!」
と、ツッコミどころ満載の台詞と共に復活した皇帝は、周囲に火の玉みたいなのを出したりして、演出がどことなーくDQライクなのは気のせい?
その後、復活した皇帝を前にし、絶対絶命かと思われた一行でしたが、竜騎士リチャードが飛竜に乗せて(レオンハルト込みで)逃してくれたお陰で、無事に脱出成功。
ただし、単身皇帝に挑んだ最後の竜騎士は、平和な世界を見る事も無いまま同胞達の元へと旅立ってしまったのでありました。うう……。
ところで、結局レオンハルトはどういう経緯で帝国軍に入り、しかもダークナイトという帝国NO.2の地位を手に入れたのかが気になるのですが、その辺については作中では一切説明が無いので、適当に自己妄想で補完しておきましょう。
リチャードの尊い犠牲のお陰で、間一髪パラメキア城から脱出したフリオ一行withレオンハルト。
飛竜の背に乗りパラメキア上空を旋回していた彼等が見たものは、崩壊したパラメキア城跡に突如出現した、禍々しい姿の巨城でした。
フィン城
ひとまずフィン城に帰還し、ヒルダに報告しようとすると、一緒に連れて来たダークナイトの姿に眉を顰める王女様。
かくかくしかじかとフリオが事情を説明している間、そっぽを向くレオンハルト。お 前 は 不 良 中 学 生 か。
結局マリアの意気込みに負け、共に戦う事となったお兄様ですが、こちらとしては少々不満。
あれだけ殺る気マンマンだった人が、皇帝が復活したぐらいで(一大事ではあるが)凹むもんでしょうか。
これが、皇帝に操られていたのであれば解りもしますが、そうでなければ「俺は一人で皇帝を殺る! 放っといてくれ!」ぐらいの気概は欲しいところ。
そうでなければ貴様は所詮張り子の虎よ! ……とか言ってみたかったんだ。
さて、入れ替わりの激しかった4人目がここに来てようやく落ち着いてくれました。
終盤で仲間になるだけあり、レオンハルトはそこそこに武器の熟練度が高い。
しかも各種武器をある程度こなしているのだが、私の場合は右手に「ディフェンダー」を持たせたので(レオンハルトは左利き)、折角だから(?)左手もソードにしてみました。
ソードと言えば、ディストに行って母子から「エクスカリバー」を貰うのも忘れずに。
でも、別の町に移住するのはいいけど、どうやってこの絶海の孤島から出る気なのかしら。
次の目的地は、新たに出現した地獄の城「パンデモニウム」。ここは「幻の城」とも呼ばれ、通常手段では入れないそうな。
だったらどうやって入れば良いんだ、と八つ当たりでレオンハルトに詰め寄っていたら(妄想)、地獄の城に通じる「ジェイド」と呼ばれる湖がある事が判明。早速向かってみましょう。
ジェイドの場所は、ミシディアの町から北よりの東。海を遮っている邪魔くさい半島の先の方にあります。飛空艇で向かえば呆気なく到着してしまうのが、少し寂しい。
ラストダンジョンに繋がる洞窟だけあり、ジェイド内部に出現する敵は強敵だらけです。
アビスウォームの攻撃力は高いし、育てが足りなかったのか装備のせいか、モルボルグレートに殴られる度に状態異常を起こすレオンハルトが鬱陶しいったら(育てろよ)。
それでも、宝箱を全て回収しつつ最深部へ辿り着けたら、パンデモニウム城へ向けて一気にワープだ。
パンデモニウム城
パンデモニウム城のBGMは美しくも勇ましい。これも頭の中に残るメロディだなぁ、などと暫く堪能したら……テレポで早々に脱出。
いや、実は回復アイテム準備してきてないし、FC版の時は確かパンデモニウムに入るとテレポが使えなくなった気がしたので、確認のために。
とりあえずPS版は使える様ですが、もし使えなかった時の事を考えると、馬鹿な事したなー、と反省しきり。
そんなワケで、パンデモニウム攻略はまた次回。
今度はきちんと準備を整え、パンデモニウム城に突入です。
パンデモニウム城
テレポが使えると解ったら、パンデモニウム城、怖れるに足らず(゚∀゚)
城内を縦横無尽に歩き回り、宝箱を開けまくり、例の如く宝箱に同梱されているボス級モンスターを倒しまくって「源氏」シリーズを入手しまくりです。
更に、隠し部屋にある「マサムネ」まできっちりGetしたら、予定通りテレポで脱出し、気分はもう略奪者。
その後、今度はモンスター図鑑を完成させるためにパンデモニウム行脚……といきたいのですが、その前に、パンデモニウム以外に出現するモンスターで未遭遇のものをチェックしてみます。
ふむふむ、「ギガントード」と「ランドレイ」の2匹だけか。前者は南の島の洞窟の奥地あたりで、後者は竜巻発生前のパラメキア砂漠地帯西側。
……竜 巻 発 生 前 ?
竜巻発生前にしか出現しないモンスターに、クリア直前の今遭遇出来るはずも無く。
陸棲のエイ(「ランドレイ」だから)なんぞにコケにされたのが非常に腹立たしいので、こうなったら予定を変更してとっととクリアする事にしました。
くそっ、ギャラリー(天野喜孝氏の原画。アイテム図鑑とモンスター図鑑を100%にしたら完成する)100%なんて余裕だと思ってたのに!
そんなこんなで、3度目となるパンデモニウム突入。今回はもうテレポ不要です。皇帝を叩きのめすまでは地上に戻らんもんねー……と決心した時に限って、「リボン」を2つも入手したりして、一体どうなっておるのか。
それにしても「リボン」落とすのが「デスライダー」というのも実に嫌ですね。もしかして女性だったのかしらん。
デスライダーが消えた後、ふんわりと「リボン」が地面に落ちるワケですよ。そしてそれに気付いたレオンハルトが「リボン」を拾い上げて呟くのです。「このリボンは……まさか、アイツが…(オチが付かなくなったので以下割愛)
パンデモニウム城の最深部にて、遂に皇帝との最終戦。
私が待ち焦がれていたBGMに、もうメロメロです。やっぱこの曲はかっちょいい。
生前の面影が無い皇帝陛下はラスボスだけあって、なかなかの強さ。
が、ブリンクやバーサク、ヘイストなどでしっかり攻撃補助をしておくと、面白いぐらいに敵の攻撃が当たらなくなるので(魔法は別ね)、楽でした。
こういう時に手際良く事を運べる様にと、フリオニールやガイにも上記の魔法を覚えさせ、LV4程度まで上げていたのが役に立ったかな。
「ウボァー」と謎の断末魔と共にパラメキア皇帝が消滅した時点で、長かった闘いの日々も終了となります。
FFシリーズにおけるこの手の奇声はサイファー(FF8)のものがダントツだと思ってましたが、これもなかなかどうして。忘れない様にメモしておこうφ(・ω・)
[以下EDのネタバレに付き、部分的に反転]
さて、ここから先はED。場面はフィン城の大広間に移り、ヒルダやゴードン、レイラ、ネリー(故ヨーゼフの娘)そして何故かポールにまで褒め称えられる一行。
ちなみにこの時のレオンハルトは一人広間の脇に立ち、またもや不良中学生状態。そりゃ参加出来ない気持ちは解るけど。
この後、ヒルダやゴードンは世界の復興へと尽力し、レイラやネリーはヒルダ達に仕えるらしいのですが……ええと、レイラは良いとして、ネリー……、あなた、サラマンドに居た女の人はどうしたの?「ネリーは私が育てます」とか言ってくれてた人……。
……ま、細かい事はさておき。死んでいった仲間達がぼうっと浮かび上がったシーンには、結構ジーンと来ました。ホント人死にが多くて仲間がことごとく死ぬ様は、ともすれば鬱になりそうですけど。
特にパーティ4人目は死亡確率が>高いので、ガキんちょの頃は「最後レオンハルトって死ぬのかな」とビクビクしていた事を覚えてます。
一通りの会話を終えたら、何故かフリオニール達を置き去りにして大広間から立ち去ってしまうヒルダ達。いや、いくら復興を頑張るっつってもいきなり行動に移らんでも。
ぽつんと取り残されたフリオ達は暫く呆然としていたものの、すぐに我に返り、今後の自分たちの身の振り方を考えてみる事に。
マリアはまた昔の様に一緒に暮らせるのね、と喜ぶものの、色々知ってしまったお兄ちゃんはそうはいかない模様。「俺達は色々知りすぎた」とか「昔には戻れない」(これは言ったっけか?)とか何とかで、一人大広間を後にしてしまったのです。
……確かに、お兄ちゃんは大戦艦建造とか大戦艦での襲撃とかヒルダ誘拐とかにバリバリ関わっていたわけで、今更「復興を手伝います!」などと顔を輝かせては言えないワケで。だからこの選択も解らないでもない。厳しい言い方をすると、この人、立場がグレーだったし。FFシリーズで時折見受けられる「一時敵側だった味方キャラ」の元祖は間違い無くこの人でしょう。
一人先に旅立ったレオンハルトを複雑な想いで見送っていた一行は、今度は自分達が旅立つ番なのだと、明るく希望に満ち溢れた一歩を踏み出すのでありました。オシマイ。
さて、想い出を振り返りつつ、時折FC版と比較しちゃいつつプレイしてみましたPS版FF2。このプレイ日記もいよいよお終いとなります。
ここまでのお付き合い、ありがとうございました(∩´∀`)∩
最後に、プレイ後の雑感などを語っていきます。
システムの基本はほぼそのままで満足でしたが、熟練度等のバランスがだいぶ調整されていて、全体的な難易度はかなり下がっている印象です。
FC版ではしょっちゅうだった血反吐を吐く様な戦闘も無く、ちょっと手応えに欠けるかも。
一方、ダンジョンなどはほぼFC版と同じであるし、雰囲気をブチ壊す様なアレンジは皆無なので、個人的には良リメイクだと思ってます。
これは「FF2」というタイトルそのものについてとなりますが、第1作目からシステムを大幅に変更し、いきなりLVの概念を取り去り、武器や魔法に熟練度を取り入れたそのチャレンジ精神は凄いと思います。
一方、魔法が回数制からMP制になったり、チョコボやシドが登場したりと、後のシリーズに続いていく部分もあって、2独特のイレギュラーさというものは、原点から後へと繋いでいく通過地点であるが故なのかなぁ、と思ってしまいました。
……という事で、FF2のプレイ日記は今回でお終い。
予想以上に長々となってしまいましたが、また、次のプレイ日記でお会い致しましょう。
……それにしても、人死ぬゲームだったなあ(最後までか)。