Tales of Eternia [ ナムコ/'00 ]
第1回〜第13回 | 第14回〜第25回(最終回)
第14回 雷晶霊の遺跡〜艦隊戦 第15回 バリル城 第16回 セイファート神殿〜アイフリードの洞窟〜遠征の橋
第17回 セイファート庭園〜王都インフェリア〜セイファート観測所 第18回 最果ての村ラシュアン〜バリル城〜(闇の洞窟〜)レグルスの丘 第19回 沈没船〜闇の洞窟〜バリル城〜セフィアート観測所〜シゼル城〜世界各地
第20回 シゼル城〜きらめきの塔 第21回 ファロース教会地下〜シゼル城 第22回 シャンバール(料理対決)〜シゼル城(時の間)
第23回 ネレイドの迷宮〜王都インフェリア(闘技場) 第24回 ネレイドの迷宮 第25回(最終回) 王都インフェリア(闘技場)〜エンディング
■第14回:雷晶霊の遺跡〜艦隊戦(イベントミニゲーム)

キールが「晶霊砲」(バリルの所にぶっ放す大砲)の開発を手伝うという事になったので、代わりとしてフォッグが仲間入り。そいでもって、「晶霊砲」に必要となる雷晶霊がいるという「雷晶霊の遺跡」へと向かう。

「雷晶霊の遺跡」内部には幾つか仕掛けがあるものの、行き詰まる様な所ではないのでサクサクと進める。寧ろ面倒なのは戦闘時にビリビリ感電させられてしまう事で、操作キャラだけでもしっかりと感電対策をやっておかないと何かと面倒。
……何か今、急に「電気グルーヴ」の『電気ビリビリ』を思い出しちゃったよ。

さて、遺跡の奥に居たのは「雷晶霊ヴォルト」。おおっ、ヴォルト「TOP」の頃から好きなんだよー。またワケわかんない言葉(フォント/笑)で喋ってくれるのかしら……と思いきや、何かちゃんと人語(というかメルニクス語なんだけど)喋ってるーっ。しかも声が理知的だ(笑)。

そんなヴォルトの暴走を止めた後、ヴォルトの頼みでスロットマシーンをヴォルトの言う通りの文字の所で止めなければならないのだが、動体視力が弱い……っちゅーのは大袈裟として、トロいが故に目押しが苦手な私にとって、このミニゲーム(?)は難関以外の何物でも無し。無事に正解を揃えられるまで5分近くもかかっちゃったよぅ。

余計な苦労までさせられたものの、ヴォルトを無事クレーメルケイジに捕獲し、一行はティンシアへと帰還。そこでフォッグとキールが交代し、バリル城突入前夜のイベント突入。
ここで、リッドとメルディが両親との思い出について語り合うシーンがあるワケですが……この時点に来ても、リッドやファラの過去の事が断片的にしか語られてないのがちょっと不満。

メルディの過去については多分物語の根幹と絡んでいるだろうから未だ見えて来なくても問題無いが、ラシュアン育ち組の過去については、もう少し開示してくれても良いんじゃないかとも思う。それとも、リッド達の過去とメルディ達の過去とがリンクしてるのかな?
どうも、全体的に目的が漠然としている気がするのだった。

開戦前夜のイベントを終えティンシアから出撃、バリル城近海域接近すると、ミニゲーム式のイベントバトル(艦隊戦)が発生。こういうタイプのンミニゲームは苦手なのだが、援護射撃を利用すれば楽勝。余程無茶苦茶な事でもしない限りは勝てるだろう。
艦隊戦を制し、バリル城前広場に前線基地が出来たら、後はバリル城に突撃するのみ。……にしても、いくらなんでも敵の懐の中に基地造ったりするかぁ? 普通。

■第15回:バリル城にて大暴れ(?)

バリル城に乗り込んだ後は、城の最深部に居ると思われるバリルの下へと急ぐワケなのだが、ここで出てくる愉快な仲間達の中では「クレイゴーレム」が素敵。こやつの見た目は「地晶霊の廃坑」に出現した「ジェントルマン」の色違いで、使う技がとてつもなく嫌。
「ジェントルマン」が使っていた『こんにちは』が無くなった代わりに、『ひとさらい』(画面外に連れ去りHP1+ステータス異常にして戻って来る)という名前からして恐ろしい技を仕掛けてくるのだ。

これがリッドあたりがやられたなら「うげ、やられた! 回復!」程度なのだが、メルディがやられると「イヤー! うちの子がぁー! 誰かぁ!」と叫びたくなるのはどういった母性愛か。

その他の敵も「鬱陶しいんじゃお前等!」と苛立ちを募らせる様な人(?)材ばかりですが、面倒臭いからといってボタン連打で力押ししていると、うっかり全滅します。……いや、私はしました。はい。

そんなこんなでバリルの所へ到着し、既に死んでミイラになっていたバリルになり代わり登場した謎の女性シゼルと戦闘。が、何かこの人滅茶苦茶強いんで「ああ、多分イベントバトルなんだな」とうっすらと気付く。
そしてシゼルに追い詰められ、闇の極光術とやらでトドメを刺されそうになった時に現れた救世主に……素でビックリ。

えッ!? レイス!? 何で此処に居るのッ? どうやってここまで来たのッ?
……などと尋ねたい事は山程あれども、イベントはグイグイ進む。あれよあれよの内に一行を庇ったレイスは、最終的にはファラの腕の中で息を引き取ってしまった。

この一連のイベントについては、些かレイスの扱いが乱暴じゃないかなぁと思ってしまった。
霊峰ファロースで戦った後、リッド達の逃亡という形で別れたまでは良かったのだが、それから全く音沙汰が無かっただけに「?」が拭えない。「『セイファートキー』に導かれて」云々言われたって、何か納得いかんのですが。

このイベント……レイスの死を契機に、今まで内心戸惑っていたリッドの中にやる気が芽生える……という展開は良いのだが、突然出てきて突然死んじゃった感がどうにも強い。裏で彼なりに行動していたのなら、もう少しその事が感じられる要素が欲しかったかも。

色々疑問は残れども、レイスの意思を継いだリッドに極光術を会得させるため「セイファート神殿」へ向かう一行なのでありました。

■第16回:セイファート神殿〜アイフリードの洞窟〜遠征の橋

ガレノスの爺様をティンシアまで送り届けた後は、『セイファートの試練』とやらをリッドにお受験させるため(?)、一路セイファート神殿へ。
最初の試練では、ゲーム序盤に訪れた「望郷の洞窟」での出来事を追体験する事に。あの時リッドとキールが倒したエッグベアーとして。

そう言えば、「望郷の洞窟」でのイベントは大して重要なものにも思えなかったのだ、まさかこんな所に繋がっているとは思わなんだ。
エッグベアとしてイベントを進めていると、最終的にキールとリッドと戦わなければならないのだが、この時の二人の名前が名字になっているのは、敢えてその二人をキールとリッドと断定しないためなのか……それともただ単にプレイヤーが名前を変えていた場合の予防策なのか(笑)。

第1の試練を無事に追え、第2の試練試験会場はどこじゃ、とセイファートキーを使ってみたらば、次の目的地は何とインフェリア。
どうやってインフェリアに戻れば……と思ったのも束の間、チャットの曾爺さん、大海賊アイフリードが残した遺産に手掛かりがあるかもしれない、という事で、アイフリードの洞窟へ。

この件で好きなのは、チャットが飛び付いてくるクィッキーをひたすらポコポコ蹴り飛ばしているシーンと、チャットが5年掛けても解けなかった暗号をキールがあっさり解いた後の、リッドの一言。「あいつ勉強だけは異様に出来るんだ」って……異様って。
そして、落ち込むチャットに対し「知識量の差だ」などとサラっと言い放ったキールを見て思ったのだが、この人、最近他人の知識の無さを馬鹿にしなくなりましたね。ただ単に、チャットがまだ12歳だから?

アイフリードの暗号を手掛かりに到着した「アイフリードの洞窟」では、散々追跡時限爆弾に追い掛けられつつもどうにかゴール。基本は「何も無し」か「追跡時限爆弾」のどちらかに止まり、後半はことごとくモンスターに引っ掛っていた私は、運が良いのか悪いのか……。

結局、アイフリードの洞窟で手に入れたのはアイテム等ではなく、戦艦バンエルティア号のオプション、潜水艇。これを搭載する事によって海上から自由にセレスティア海底へと潜る事が出来るのです。
でも、潜水艦操作って見難いからキライ(泣)。

海底を迷いながら行ったり来たりしている内、いつの間にやらインフェリアへと渡れるという「遠征の橋」が起動。そこからバビューン(擬音)とオルバース界面にある「中継基地」に飛び上がり、そこを経て戻って来ましたインフェリア。

さて、この時に偶然発見してしまった事が一つ。インフェリア到着直後、どこぞに上陸をする前に船のハッチから外に出てみると(何かの部屋と間違えて入ってしまった)、何とセレスティアのペイルティに入ってしまった。通常なら海上を航行中は外に出られない筈が、あら不思議。どこでもドア状態。

多分ちょっとしたバグの一つなんだろうなぁと思うのだが……ただ一つ言える事は、これをやってしまうと、再び遠征の橋と中継基地を通ってインフェリアに戻らにゃあいかんという事。面倒臭いよぅ。
ちなみに、やり直しての確認はしてないので、何度も起こるかどうかは解らない。というかわざわざ確かめる程のものでも無いのが哀しい……。

さて、インフェリアに到着した所で、次回は第2の試練の場、「セイファート庭園」へ……って、あ! 今気付いたんだけど!
エッグベアって熊なのに卵生なんだ(何を今更)!

■第17回:セイファート庭園〜王都インフェリア〜セイファート観測所

早いものでプレイ日記ももう17回。20回以内で終わるのが(プレイ日記は)私的に理想なのだが、ちょっと無理っぽい。多分25回ぐらいまでには終わる……と思う。少なくとも本編分は。
……って事で今暫くお付き合いくらはい。

さて、インフェリアに戻って来た所で、向かうは「セフィアート庭園」。ここで試される二回目の試練は、よりにもよってキールの幼少時代の出来事を追体験。
いや、別にキールが嫌じゃあ無いんですけど。

そういや最近(?)のキールって、色気付いたかと思ったらリッドに「がんばれよ」とか素直に言っちゃったり、メルディをさりげなく気遣ったり……恋は男をも変えるのか! ……ってのは冗談としても、このゲームの中で一番精神的成長を見せているのはキールだと思う。本に書いてある事だけを知識とし、井の中で大海を語っていた蛙が、見事に変身を遂げたって感じ。う〜ん、やっぱり恋の力は(以下略)。

その一方、リッドとファラはと言えば、果てしなく天然。爽やか過ぎて爽やか過ぎて、どっちかって言うとこの二人のが心配だよ(何が)。

前述の様に、第2の試練の内容はキールの幼少時代の出来事の追体験って事になっておりますが、実際はキールの視点を通して過去に何があったのか、その断片的なものを知る事が出来る模様。
今までのシナリオ展開からしてリッド、ファラ、キールの過去に共通する『何か』が起こっていた事は何となく臭わせてあるのだが、その全貌がなかなか出て来なくて、いまいちストーリーがぼんやりしていたのだが、これで少しは解消された……かな? それでもまだまだ解り難いけども。

ともかく、三人がレグルスの丘に行った後、ファラの父親に何かが起こって、そのせいでラシュアンの村が壊滅状態に陥った……って事は解った。うん。

無事に第2の試練を切り抜けた後は、続いて第3の試練へ向か……おうとしたところが、何処で嗅ぎ付けたか、インフェリア王国軍の艦隊に囲まれ連行。バカ王にレイス殺しの濡れ衣を着せられまたしても死刑囚に。ホント、ここまで馬鹿だと見事だよ。

インフェリア人達はセレスティア人に比べたら精神的に未成熟に設定してあるのかな、と思っていたのだが、多分違う。ただ単に王族や上流階級の連中が馬鹿なだけなんだわ、こりゃ。

アレンデ姫の助けで無罪放免になった後は、オルバース界面にあるらしい第3の試練会場、「セイファート観測所」へ。ここでは幼少期のメルディと、その母親シゼルが体験した出来事を追体験。……ち、小さい頃のメルディ可愛い! いかん(何が)!

それはともかく、自宅から逃げ出す前のあの抱擁が、バリル(父親)が彼女を溺愛しているだろう事が容易に想像出来る。そして戦闘終了後のシゼルの勝ち台詞、「メルディ、無事か!?」というのを一緒になって呟いている私は素でアブナイ人。
ルイシカが廃墟になっていたのは、この時の出来事が原因だったんだね……。……って言うか、マトモなヒアデス!(←あのなぁ)

さて、第3の試練を終え、リッドが全ての極光術をマスターしたという事で遂にシゼル城へと突撃。
が、シゼル城を覆っている障壁によってどっか〜んとバンエルティア号ごと吹っ飛ばされたところでDISC2終了。次回からはDISC3の内容をお届けします(そりゃそうだ)。

■第18回:最果ての村ラシュアン〜バリル城〜(闇の洞窟〜)レグルスの丘

DISC3に突入した直後は、過去のラシュアン村にてリッドの記憶を遡る。このイベントで、語られていない過去の出来事がまた少しだけ補完された感じだ。だが、それでもやはり核心部分をボカしてある気もする。ただ単に私が見落としているだけか、感じ取れていないだけかもしれないが。

さて、過去から目覚めてみれば、そこはティンシアにあるシルエシカのアジト。
インフェリアの馬鹿国王軍(どうやって来たんだか)がバリル城に設置している晶霊砲を占拠し、アイラを人質に捕ってしまったという事で、至急折檻しに向かう。迷惑かけんなよなー、もう。

が、結局晶霊砲の所で戦う事になるのはヒアデス。まぁ、すっかり姿形が変わっちゃって。でもキレっぷりは相変わらずで。
これがなかなか強く(例に漏れずLV上げサボってた模様)持久戦となったものの、ギリギリの所で勝利。ヒアデスの死に際にメルディが呟く「ヒアデスおじちゃん……」っちゅー台詞が切ないなぁ。本当に昔は優しかったんでしょうなぁ。

ヒアデスを倒し、ロエン達と和解した後に向かったのは、ラシュアン村のすぐ側にある「レグルスの丘」。村の側にあるのにずっと入れなかった場所だ。
何を隠そう、私はゲーム序盤、レグルス道場とここを間違えて『何で入れないんだ!?』と五分ばかり困惑した経験がある。そういう馬鹿な話は隠しとけ。

そんなこんなで「レグルスの丘」に入り、ファラが自分が抱えていた過去の傷を見つめ直すイベントを見た後は、取り敢えずアイテムだけを回収して出……ちゅーか、逃げた。敵が無茶苦茶強いでやんの。特に洞窟地帯。

ここではちょっとLV上げもままならないので、取り敢えずはインフェリア及びセレスティアの各地を回ってアイテム回収。「アイフリードの墓」に潜ってみたり、何とは無しに「闇の洞窟」に潜って闇晶霊シャドウと戦うも、回復が追いつかず大負けを繰り返す事3回。戦い方がマズいだけだ! と思っていたがやっぱりLV足りないのかしら、そうかしら。結局シャドウを倒せないまま退却したさ、ふん。

各地を回っている最中にそれなりにLVが上がったのが幸いし、幾分楽になったレグルスの丘を改めて攻略、光晶霊レムを撃破。
あの、フワフワ浮いている球体が何とも邪魔臭かったのだが、シャドウに勝てなかった怒りをぶつけまくったら割と楽に勝ってしまった。しかし攻略本のデータ見る限りではレムのがシャドウより強い様な。……やっぱり、戦い方がマズかったか。反省。

「レグルスの丘」を経てのメルディ関係のイベントが終了した後は、「せいうんせき」をお土産に(?)、皆が待つセレスティアへ戻るのでありました。

■第19回:沈没船〜闇の洞窟(リベンジ)〜バリル城〜セフィアート観測所〜シゼル城〜世界各地

さて、セレスティアへと至急持ち帰らなければならない「せいうんせき」持ったまま、暫くはオマケ要素を遊び倒してみる。

まずは「沈没船」へと潜り、VSセイレーン。LVもある程度上がっていたせいか苦労する事は無かったのだが……セイレーンの本体って、彼女が座っている岩? 顔があるんですけど。お陰様で異様に攻撃が当て易かった気がするのだが、当たり判定が岩の方にあったかはよく覚えていない。とりあえず攻撃した時に目がバッテン(×)になるのが激しく好みだとだけ告げておこう(何故高圧的に)。

セイレーンを無事に成仏させたら、次は闇晶霊へのリベンジ。レムを得た今、貴様なんぞに負けるか! ……と挑みかかり、確かに負けはしなかったのだが……最終的に生き残ったのは操作していたリッド1人だった。ここに至っても上手く戦えなかったのは何故だろう。あんまりだったのでやり直そうかとも思ったが、もう面倒になったので、中止。

さて、ここらでいい加減本筋に復帰。セレスティアのバリル城へと戻り、リヴァイス鉱とやらを技術者連中に渡した後は、ガレノスの爺様の頼み通りにセイファート観測所へ。
いよいよラストダンジョン(ダンジョンじゃあ無いけど)突入前という事で、これまでの冒険を振り返ってのイベントが各自始まる。

このイベントでは、恋に、そして世界を救う戦いにと全力で頑張っているキールに声援を送りたくなる。愛に生きるのもまた良し。
リッドとファラは……もう、見ていていじらしいよ(笑)。絵に描いた様な友達以上恋人未満ってヤツ。

シゼル城に侵入可能になった後は、取り敢えず「やみのたま」等のアイテムを回収するだけ回収し、即座に撤退。LV的に雑魚戦ですら少々キツいし、個人的趣味として、隠し要素を全て堪能してパーティを十分に強化してからラストボスをなぶり殺しにしたいのだ(後ろ向きに力説)。

パーティ強化への第一歩として、まずはバンエルティア号に飛行艇を搭載させてみる。この飛行艇がまた微妙な操作がやり難い代物で、発進と停止にクセがあるので少々苛々するのだが、無いよりは遙かにマシなので我慢の子。
そんな飛行艇を使って「晶霊温泉」や「ねこにんの里」を回った後、飛行艇は全然関係無いのだが王都インフェリアの劇場で「ウルタス・ブイ」を一気に見る。金なら持っとるんや(?)。

ちなみに、攻略本(エンターブレイン刊)の方にはレアアイテム「ウルタスだいほん」の入手条件として『「漆黒の翼」を見かけている事』云々書いてあったが「漆黒の翼」は関係なしに、第8幕まで見た後普通に舞台の上で入手出来たので、参考までに。

「ウルタスだいほん」を入手したところで「歓喜の町ジイニ」のオークションに参加してみる。本当は手持ちのレアアイテムを売り捌こうと思ったのだが「ブッシュベビー」が23万で売れた時点で満足し、念願の「ハヌマンシャフト」を買って帰った。ビバ! ハヌマンシャフト!(←欲しかったらしい。ハヌマーン好きだから)

さて、強い武器を手に入れたからには使ってみなきゃあ気が済まない。再びシゼル城に乗り込み、攻略しつつLV上げ……はまた次回に。

■第20回:シゼル城〜きらめきの塔

さて、シゼル城攻略。何はともあれ真っ先に向かったのは……時晶霊ゼクンドゥスのお住まい(時の間)。
知らなかったんだよ……戦わなくても協力してくれるって事を……。

さて、気を取り直してシゼル城攻略であるワケだが……正直、ラストダンジョンにあるまじき難易度の低さに驚愕。こんな簡単な造りで良いんですか? ラストダンジョンでプレイ放棄される事を防ぐための対策ですか?

各晶霊に対応したエレメンタラーを撃破して、よっしゃこれから最深部攻略! ……と意気込んでたら、2マップ移動しただけでシゼルの間……。先に攻略本のMAP見てて良かったよ。危うくラストボスとの戦闘に突っ込む所だった。

私という人間は大体のゲームにおいてラストダンジョンで必ず攻略情報のお世話になるのだが、今回はそれが必要無かったので「フフフ私も腕を上げたな」とか意味不明に喜んでおったものを……何だよ、造りが簡単だっただけなのかよぅ。
まぁ、それでも火晶霊の仕掛けはかなり手間取ったというのが本音。移動スイッチのタイミングは難しかった……。

ちなみに、氷晶霊の所のちょっとしたコツとしては、穴が空く位置(2つ)を確認したら、対応する穴に向け、キャラが通れる程度の間隔を空けて一直線に並べておくと(氷塊をね)、ヒョイヒョイと落とし易かったです。かなり。

と、いうワケで残りはラストバトルのみになってしまったので、ひとまずシゼル城を離脱。
お次は、インフェリアにそびえ立っている「きらめきの塔」という、何か「と●めき●モリア●」を彷彿とさせる(何でだよ)塔へとアタックしてみる事に。

「きらめきの塔」を登っての印象は、何だか少々「東京フレ●ドパーク」風味。特に2Fにある音の順番を覚えておかなきゃならないヤツ。
リズムに合わせなくても良いだけまだマシですが。

塔のてっぺんではリッド1人でワルキューレと戦闘をしなければならないのだが、闘いながら泣きそうになった。至近距離でボコるのは危険なので逃げ回りながら遠距離攻撃(魔神剣あたり)を仕掛ける作戦で立ち向かったのだが、いつまで経っても死なないんだもん。ちなみにこっちのLVは65。多分、上手い人がやったら楽勝LVなのだろうと思う。それはもう。
ところで、ワルキューレのCVやってる方は誰なのだろう。ちょっと声が甲高くて耳障りでした。スマヌ。

そんなこんなで苦労はしたものの、ワルキューレを無事撃破。S・Dの封印を解いて頂きました。
……ワルキューレ、S・D、ドルアーガ……。
そうか、解った。このエターニア世界の本当の神は、セイファートでもネレイドでもない。……ナムコなんだよ(真顔)。

真の唯一神の存在を理解したところで、次回はファロース教会の地下に潜ってみます。

■第21回:ファロース教会地下〜シゼル城

さて、本編シナリオには影響を与えないオマケダンジョン攻略も、残すは「ファロース教会地下」の元晶霊マクスウェルのみ。
シャドウで辛い目に遭ったので(笑)マクスウェルも相当キツいんだろうなと思ったら、意外にも楽だった。最初こそは地面を移動している魔法陣に翻弄されて「?」を多発していたのだが『トラクタービーム』はジャンプするかダッシュで回避すれば良い事に気付いたら後は楽勝。

マクスウェルの協力も勝ち取り、いよいよ行く所が無くなったのでシゼル城へと舞い戻る。
一応ゼクンドゥスにも挑んだのだがまるっきり歯が立たなかったので、ゼクンドゥス戦は無かった事にしてシゼル戦へ。戦闘前のイベントでの、メルディの悲痛な訴えが切ないよぅ。

先に結論から言うと、シゼルも(ネレイド)も、そう難しい相手ではございませんでした。

前回書いた様にシゼル城は非常に簡単な造りをしているので、その代わりにある程度強いラスボスを期待していたのだが……ちょっと残念。勿論LV的に楽だったというのもあるのだろうが(LV66〜7ぐらい)。
だが、そんな事を言いつつも1回は全滅した(笑)。敗因は極光波の発動ミス。もっと簡単に言うと、ボタンを押し間違えてしまったのだ。
本当なら『○ □ ×』を同時押しするところを『○ □ △』と押してしまい、「うわー、何でメニューウィンドウが開くんじゃー」と叫んでいる間におっそろしいダメージを喰らって終ー了ー。

で、気を取り直して2回目に挑み、今度はきちんと発動に成功。闇の極光術さえ押さえる事が出来れば後は楽なもので、HPに注意してさえいれば真のラスボスとなる『(ネレイド)』も怖くはない。

ところで、その(ネレイド)戦も終盤に差し掛かった頃、何やら仰々しい術の文言らしきものが画面上部に表示された。
その様子がどうにも不穏なものだったので咄嗟に極光波の発動ボタンを押して待機したところ、その術を打ち破る様にしてリッドが巨大化(?)したかと思うと、そのまま戦闘が終了してしまったのだが……あれは戦闘終了前の演出だったのか、それとも本当に最後の難関だったのかが悩む所だ。
もしあの時極光波の発動ボタンを押していなかったら……やっぱり大ダメージ喰らって全滅していたのだろうか。

[以下EDのネタバレに付き、部分的に反転]
さて、シゼルを、否、ネレイドを退けた後はEDイベントに突入。リッドやファラ達はプレイヤーの手を放れ、最後の最後に控えた難関に立ち向かう。

そのEDイベントでのクライマックスシーンの一つでもある、セイファートリングの核に向かい、メルディがキールに支えられながら闇の極光術を放とうとする場面では、後ろからスーッと忍び寄るシゼル母ちゃんを見た瞬間、「志村、うしろーっ!」と笑いながら叫んでしまった己がただひたすら哀しかった。

だが、本当に哀しかったのは、力を注ぎ込まれた核の輝きが膨れ上がる寸前、メルディが叫んだ「おカーサン!」という言葉。実際台詞は表示されなかったが、メルディ風に言うとこんな感じなんだろう。
あの一言で、メルディが一人で抱え込んできたものや、シゼルが精神の奥で嘆き続けていたものが、全て昇華されたんじゃないかと思う。あの台詞はこのゲームの中で一番重い言葉だと感じた。

そして、次はリッドとファラについて。
最後の最後、メルディに自分の感情を全て見せたキールとは異なり、リッドは最後までリッドらしく、ファラもファラらしかった。だが、それが逆に良い。あの二人のこれからについては、それこそ神のみぞ知るってモンでしょう。無理に作中で全てを描ききってなくても全然OKなのだ。

さて、詳しい感想はもうちょっと後回し。
次回からはクリア後のお楽しみ、「ネレイドの迷宮」へ挑みますです。

■第22回:シャンバール(料理対決)〜シゼル城(時の間)

さて、ひとまず本編をクリアしたという事で、お次は「ネレイドの迷宮」に挑戦。
最初、このオマケダンジョンは2周目のオルバース界面(終盤も終盤)まで進めないと探索出来ないと聞いていたので、またいつの日にか頑張りましょう〜と思っていたのだが、同じメモカ内にクリアデータがあればOKであるらしい事を攻略本で知り、急遽挑戦してみる運びとなった。ラスボス戦直前のセーブデータを上書きせずに残しておけば良いワケです。

そういうワケで早速オルバース界面を徘徊してみたところ、ありましたありました、黒い球体。早速チャレンジする……前に、今までやり残してきた事を終わらせておく事に決定。

まず挑んだのは「シャンバール」での料理対決。別に良いアイテムを貰える訳でも無く、パーティ強化には繋がらないのだが、折角ファラには全料理をマスターさせているだから参加させてみたい親心(?)。それに、この対決のお陰であのデカいクジラのオブジェがオーブンであるという事を知ったのだから収穫は大だった。ホントに。
それにしても師範、料理人はアンタの弟子ですよ、弟子。

その一方……ちょっと前々から不思議だったのだが、この料理対決といい、PS版「TOP」の闘技場といい、何でリリスをちょくちょく登場させているのだろう。別に嫌いというわけでは無いから構いはしないのだが(闘技場で最強というのはいまいちいただけなかったが)、純粋に気になる。そんなに人気があったの?

さて、料理対決を終えたお次は、以前に大敗を喫した時晶霊「ゼクンドゥス」へリベンジ。勿論そのまま突っ込んでもまた負けるのは目に見えているので、パーティを強化しつつ、晶霊達のLVも最高までグイグイ引き上げてから挑戦。
今回はLVを上げて来た分、以前に比べると格段に渡り合える様になってはいるものの(当然か)、それでもやはり死人が出易い戦闘になった。

実の所、ゼクンドゥス戦には公的裏技(笑/ゼクンドゥスのHPが1/2以下の時に晶霊術『インディグネイション』を唱えると一気にトドメを刺せる)があるのである程度渡り合えるのならその裏技に持ち込めば良いのだが、折角だから最後まで自力で倒してみよう! ……と最初こそは思ってたんですがネ。アイテム等がキツくなってきたので、素直にメルディに唱えさせましたヨ。腑抜けと呼びたいなら呼ぶがいいさ。

そう言えば、この裏技を使用する時は専用のエフェクトがあって、術者(私の場合はメルディ)が文言を詠唱するボイスまでもが挿入されているのだが、丁度そのシーンを見ていた妹が「ああ、これ、『TOP』でモリスンさんがダオス倒す時に唱えてた呪文じゃん」と呟き、お姉ちゃんビックリしたよ。よく覚えてるなぁ、そんなの。

で、このゼクンドゥスって結局は『TOP』のダオスと関係あるのだろうか。見た目も何か似ているし「デリスエンブレム」持ってるし、技の名前も名前変えただけのものがあるし(笑)。前述の『インディグネイション』で倒せるというのもそうだが、それより何より、CVが故・塩沢兼人氏だというのがそう思わせるのかもしれない。塩沢さん好きだったんだけどな……。

声優さんと言えば、メルディのCVを担当している南央美さんが他にどんな作品に出るのかが気になって(声が可愛いので)調べてみたらば……某「すごいよマサルさん」(笑)の……「めそ」。「めそ」をやっていらっしゃいました。声優さんって凄いね(真顔)。いや、勿論他にも某「ナデシコ」のルリや某「おじゃる丸」のニコ坊とかも(以下略)。
……そういうワケで次回こそ「ネレイドの迷宮」に向かいます。

■第23回:ネレイドの迷宮〜王都インフェリア(闘技場)

さて、いい加減腹を括って「ネレイドの迷宮」へ。
1〜5階層まで気合いで突っ走るぜYahoo! ……という生き様が出来ない私が取った方法は『1つの階層突破する毎にアイテム取って退却』。
悪かったな、腰抜けで。

ここでは階層毎に操作キャラを変えなければならないので、リッド、ファラ、フォッグ……と操作キャラが増えていくのだが、そこで気付いた事がある。どうも、私はファラを上手く使えないらしい。
おっかしいな〜、『点穴縛態』を覚えさせるために暫くファラを操作していた時期があったんだけどなぁ。

だが、首を捻っていてもファラを扱える様にはならないので、やむなくシゼル城に籠もって練習するのであった。

LV上げを兼ねて暫くファラ操作の練習を行い、ジイニのオークションで「リバースドール」を15個購入した後、迷宮に挑戦……する前に。
ちょっとネレイドには待って貰う事にして、すっかり忘れていた王都インフェリアの「闘技場」へ。
以前に一度だけ挑戦し、しかもその時は「王都一」より先に「王国一」の方で優勝してしまったのだが、今回は残していた「王都一」と「世界一」に挑戦。

ネレイドと戦う程にLVを上げていた為か、正直苦戦はしなかった。しかも「世界一決定戦」の最終戦、レッドドラゴンに「龍虎滅牙斬」が決まった時はリッドを誉めてやったり自画自賛したりと阿呆の様に昂揚する始末。
そしてその後、お約束の様にクレスにボロ負け。

……あの……殆ど攻撃効いて無かった気がするんですけど。

激しく負けてしまった相手にはすぐにリベンジを仕掛けず、まずは何処かに籠もって修行するのが私のやり方。
「ネレイド相手に全員で挑む」のと「リッド一人でクレスに挑む」のと、どっちが難しいバトルなのかが解らないワケではあるが、取り敢えずは先に手を付けていたネレイドの迷宮へ、ネレイドを倒す気で突撃するのであった。

□ ■ □

第1階層

初手はメルディ。キールでも良いのだろうが、MP上限の点から彼女にしてみた。
雑魚戦は「ジェットブーツ」&「マジックミスト」でひたすら逃亡し、VSエレメンタラー(風)では「ミスティシンボル」と「ジェットブーツ」を装備。

まず、邪魔な雑魚をクィッキーでドついた後、極力詠唱時間が短いものを唱えていくワケだが、エレメンタラーは大抵、戦闘開始直後から晶霊術の詠唱を始めるので、雑魚を片付けた直後辺りに一撃喰らうのは覚悟しておいた方が良いかも。それが嫌なら雑魚は無視して画面端までダッシュで逃げ、すかさず晶霊術をかますという手もある。

とにかくも、私がやった事は、エレメンタラーをギリギリまで引きつけてチョップを出されるより早く晶霊術をヒットさせ、即座に画面反対側の端まで逃亡、そしてまたエレメンタラーがギリギリ近付くまで晶霊術を繰り返し詠唱、という作業。
晶霊術は「ダークフォース」辺りが足止めにもなるので使い易いのだが、与えるダメージが低めなのでそれなりに持久戦になる。
隙を見て上級晶霊術を使うのも良いが、敵が使う「サイクロン」で邪魔された挙げ句、「サイクロン」の連続詠唱に巻き込まれたら面倒なのであんまりおススメはしない。もし巻き込まれたら素早く装備品を風耐性のものに替えてあげましょう。

また、思い切ってエレメンタラーのいる方にダッシュしたら、結構「サイクロン」を回避出来てしまったので参考までに。ポイントは、あんまり無理してエレメンタラーを引きつけない事だろうか。
読みが外れると思い切りチョップを喰らって、蹴り→レーザーと嫌な3点セット攻撃(勝手に命名)の餌食になるので、もし喰らっちゃったらアイテムで回復し、それも間に合わない気配が濃厚なら「リバースドール」のお世話になるのも仕方が無いだろう。

ちなみに、第2、第3階層で出現するエレメンタラーにも言える事なのだが、もし「シャイニングフレア」を使われたら動かずその場でじっとしてやり過ごし(動かないならダメージは受けない)、逃げるなりチョップ防御の準備をするなり、更には晶霊術を詠唱するなりして、反撃のチャンスを窺うのが良い。

第2階層

さて、メルディ(もしくはキール)で切り抜けたら、第2、第3階層のエレメンタラーは楽だと思う。

今回は、第2階層はチャットで抜けた。雑魚戦はメルディ同様逃げ回り、VSエレメンタラー(火)では「ムーンクリスタル」&「フェアリィリング」で戦闘開始直後から「エターナルスロー」を開始。
「エターナルスロー」中でもジリジリと少しずつ移動出来るので、雑魚が消えたら右に移動しつつエレメンタラーの頭にハンマーがヒットしていく様を見物すると面白い。
LVにもよるが、多分15秒もかからないで倒せるのでは無かろうか。

第3階層

第3階層のフォッグも雑魚戦は逃亡。そしてVSエレメンタラー(地)の時は「ミスティシンボル」と地耐性装備で挑む。

フォッグがちょっと面倒なのは、操作が重い事。エレメンタラー戦の時はストロングホーン2体が共に出てくるのだが、この2体をとっとと片付けておかないと、突進で吹っ飛ばされる→ピヨる→エレメンタラーの晶霊術を喰らう→突進で吹っ飛ばされる……というループに陥りかねない(それでもそう簡単にフォッグは死なないが)。

なので、雑魚については戦闘開始直後に「アクアスパイラル」(使い勝手がそこそこ良い)を一発かまし、直後、通常攻撃で殴り倒すと割と楽。ただ、この戦法だとやっぱりエレメンタラーの晶霊術を喰らう確率が上がるのだが……。

また、前述の様にフォッグは動きが重く、特技にも独特の間があるので、ネレイドの迷宮に挑む前にある程度操作の練習をしておいた方が良いかもしれない。
そして今更言うのもナンだが、第3層はチャットでいく方が楽かも。書いてて気付きました。うへー(゜∀。)

さて、次は第4階層……といきたいところだが、長くなちゃったので今回はここまで。
次回は一気に第6階層まで行きますですよー。

■第24回:ネレイドの迷宮

第4階層

前回の続き。第4階層はファラで挑戦。戦法を一言で言うなら「獅子戦吼」連発。
かなり力押しなのでお世辞にも賢い戦い方とは言い難し('A`)

戦闘開始直後、まずはビッグフットに「獅子戦吼」をかます。「獅吼爆砕陣」へ繋げられれば尚更良い。
その後リビングアーマー(というか奴が持っている剣)の出方を見て、一旦引くかそのまま足下に飛び込むかを決める。足下に飛び込んだならそのまま「獅子戦吼」→「獅吼爆砕陣」をひたすら連発。上手くハマればそのまま勝てる事もあるが、途中でしくじって攻撃を受けてしまった場合は速攻で逃げて回復。
だが、リビングアーマーは意外と足が速いので、回復が出来ないまま追撃されそうな場合は最後の手段で「リバースドール」を装備するのも手。

VSリビングアーマーで気を付けなければならないのは本体よりも寧ろ剣の動きだと思うので、剣の射程外に逃げるor飛び込む事を心掛け、回復をこまめにすれば負ける事は無いかと。
但し、足下に飛び込んだならすかさず攻撃を仕掛けないと強烈な蹴りを喰らいます(笑)。

第5階層

さて、最後の第5階層はリッドで。ここはかなり楽。ヒアデスの技は地面近くをゴチャゴチャする様な技が多いので、初っ端から「鳳凰天駆」→「緋凰絶炎衝」を繰り返していれば大したダメージを受けずに勝つ事も可能。装備もお好みでどうぞ。

ところで、ヒアデス戦で残念だったのが戦闘前or戦闘後に会話のイベントも何も無かった事。もうちょっと彼の内面を見たかったので残念。
彼がこの迷宮に居たのは、闇に捕らわれてしまった人間の末路って事なんでしょうか。

第6階層

さて、遂に最終層の第6層へ。ここからは全員で戦えるので雑魚戦も安心。

最奥の玉座に居る(ネレイド)&ネレイドは、ぶっちゃけ「二人羽織で卑怯だぞ!」という位に強い。「リバースドール」が超必須だった。

それでも戦法は相変わらず力押し。操作キャラはリッドにして「風刃縛封」で浮かせた後、着地を見計らって「鳳凰天駆」→「緋凰絶炎衝」をひたすら繰り返す。
ファラは基本は攻撃で、状況に合わせて回復。メルディは戦闘開始後にまず「ディスティニー」を使い、その後はショートカットに「ナース」を設定しておきひたすら詠唱、たまに攻撃系晶霊術を使用。
キールはひたすら上級の晶霊術を詠唱(勿論ショートカットで)。

正直、戦闘中は何が起こっているのか非常に把握し難くなるので(笑/少なくとも私は)、私の場合はリッドに「デリスエンブレム」を装備させ、操作をセミオートにしてひたすら突っ込ませていた(強引)。勿論、攻撃後に元の位置に戻ろうとするのを制御しつつ。
そして視線をこまめにHP表示に注ぎ、赤く変わったら「リバースドール」をすかさず装備させていたのだが、ネレイドはHPが1/2になる辺りから一層エグい技を使い初めるので、もう後半はメルディとキールには「リバースドール」を装備させっ放しだった気がする。確か「ミスティシンボル」と一緒に。

そんなこんなで誰が何の技を使っているのかワケが解らない程にグチャゴチャの戦闘を繰り広げているうち「リバースドール」も残り3個となり、本格的に追い詰められてきたなぁ、と思った時。
いつもの調子で繰り出した「風刃縛封」が運良く「風塵封縛殺」へと繋がり、漸くネレイド撃破! 知らぬ間にHP2万まで削ってたんだなぁ……。

何はともあれ、倒した後「うぉっしゃー!」と叫んでコントローラー放り投げちゃったよ。嬉しくて。

ネレイドを倒した後は、奴めが座っていた玉座を調べて「Hガントレット」入手。『ドルアーガ』で言うところの「ハイパーガントレット」ですな。早速ドルアーガセットを装備して悦に入っておりました。

さて、ネレイドも倒した事であるし、残るは闘技場のクレスのみ。最終回である(希望)次回こそ、リベンジを果たします。本気で。

■第25回(最終回):王都インフェリア(闘技場)〜エンディング

リッドをシリーズ1の英雄にするために(笑)、闘技場にてクレスとバトル。……の前に、ジイニで例の如くリバースドールを買い漁るチキン野郎な私。いや、心の保険もかけておこうと思って(意味不明)。

結果から先に言うと、一応勝ちました。
……但し、日本で一番ヘタレなのではないかと思われる戦法で。

詳しく言うと、装備は「フェアリィリング」と「デリスエンブレム」、武器は「ハヌマンシャフト」。防具は最高の防御力になるものを。
戦闘開始直後、通常攻撃から「猛虎連撃破」へと繋ぎ、攻撃後は反撃を避けるためダッシュで逃亡、そしてそこからクレス目掛けて「鳳凰天駆」→上手くいったら「緋凰絶炎衝」。そしてまた通常攻撃……と繰り返し、クレスのHPを残り2000とちょっとまで削ったまでは良かったのだが。

「緋凰絶炎衝」へ上手く繋ぎ続けていたのがマズかったのか、その頃にはTPが危機的状況になり特技が出せなくなってしまったのだ。
更に、クレスが元気になり始める(=大技を使い始める)のもこの頃であるため、すっかり慌ててしまった私は例の「ドルアーガセット」を使ってTPの回復を期待したものの(闘技場の戦闘ではアイテムの使用が不可)、クレス君がそんな悠長な事をさせてくれる筈もなく。
リッドを画面端に追い詰めたクレス氏は、何と遠距離から「魔神剣」を連発してくるという勇者にしては激しくみみっちい(笑)事を始めやがりました。なのでこっちもTP回復してる場合じゃ無し。

その絶望的な光景にリセットを押したい衝動に駆られたワケではあるが、ちっとも「魔神剣」を止めようとしないクレスにふつふつと怒りが湧き(笑)、こうなったら意地で食い下がってやる事に決定。
まず「ドルアーガセット」から装備を元に戻し、「フェアリィリング」を「リバースドール」に変更。そして次々と襲い来る「魔神剣」を斜めジャンプで避けながらクレスの方に近寄っていき(案外楽に逃げられた)、密着しつつ通常攻撃×3をひたすら繰り返したのだ。

その光景はもう、壮絶だった。クレスが密着してくるリッドに怯える様にして(笑)アルベイン流最終奥義である「冥空斬翔剣」を繰り出し、こっちはリッドが真上に吹き飛ばされている間「リバースドール」を装備。そして起きあがったら(「冥空斬翔剣」は必ずHPが1残る)何事も無かったかの様に連続攻撃(たいていこの間に1回死ぬ)。
そしてまたクレスが大技使い始めたら「リバースドール」を装備し……の繰り返し。

こうして地道にクレスのHPを削っている内に、通常攻撃の連打で勝利してしまったのだ。

勝因を挙げるなら、間違い無く「リバースドール」のお陰。もうこうなったら正攻法もクソも無い。勝ったモン勝ちじゃ! ……ってなモンである。
ただ、もう一つ(マジメに)挙げるなら、「冥空斬翔剣」が真上に吹き飛ばす技だったから上手くいったと言えるだろう。クレスが硬直(発動後の)している内にその足下で起きあがれたから、クレスにいちいち接近しなければならない手間が省けたのだ。一回逃げられたら接近するのが大変なんだよ、この人。

□ ■ □

さて、自分的にやる事は全てやってしまったので、このプレイ日記もいよいよ終わり。
全体的なまとめを言うと、システムはすんごく好きだった。
戦闘もやり易かったし、料理システムも効率の良い回復手段として上手く機能していたと思う。

シナリオの方も結構テンポが良く、軽い部分と重い部分のバランスも良かった。ただし、いまいちはっきりとしない点もあり、そこは正直不満。「敢えて語らなかった」というよりは「説明不足?」というカンジ。リッド達の幼少時代の事件の辺りは特にそう思う。小出しにし過ぎて全体がぼやけてしまったと言うべきか……そのせいか、中盤最後辺りでリッドが腹を括る姿にやや無理矢理というか、ちぐはぐさを感じる。

その他、攻略本等を読んで初めて理解出来た設定等があって、それが本編に上手く絡んでない感じがした。ヒアデスの娘の話とか、結構大事な要因である気がするんだけども(本編で語られてたら本当にごめん)。
……何やら批判めいた事ばっかり書いてるが、キャラ(特にプレイヤーキャラ達)が魅力的なので、シナリオの物足りなさが激しく勿体無い。ホントに。女の子達なんか凄く元気で可愛いの。媚びてないし。そりゃ、個人的好みも多少(多少?)は混じっておりますがね。

それでは、かなり長くなってしまいましたが「Tales of Eternia」のプレイ日記、これにて終了ー。
長い間のお付き合い、ありがとうございました!

[ '15.07.15 加筆修正 ]
>> 第20回以前
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