・第11回 花丸町〜黄金城 | ・第12回 竜神神社〜地獄 | ・第13回 竜王城〜暗黒の海 |
・第14回 高天原〜かがみ村〜高天原大社 | ・第15回 高天原大社〜天のはざま | ・第16回 竜王城〜闇の大穴〜地獄門 |
スーパーマネキングをどうにかしなければいけないのものの、その為にひとまず「魔人の滝」へ行く事に。
情報収集のついでにチラホラ聞いた話によると、昔犬神と共にこの土地を護っていた神獣「白虎」とは、あのマッドなサイエンティストにしてこのエリアのボス、キンギンの事だったそうな。
白虎はもともと犬神様と親友だったものの、六百年前のニニギ侵攻の際に仲違いし、以降、犬神様に強烈な恨みを抱いているそうな。
なるほど、だから石仏の谷の彫刻を壊したり犬神様を野ざらしにしてたりするワケか。友情が憎悪に変わるのは怖いぞー。
花丸町
兎にも角にもキンギンを倒さない事には先に進めないので、まずは黄金城の近くにある「花丸町」へ。
この町の人々は先に出てきた赤丸そっくり、というか完全に赤丸の色違いで、赤丸の一族である事は一目瞭然なわけですが、町の中にある研究所に入ってみたところ、彼等が同じ姿形である理由が判明しました。
赤丸とはもともとキンギンが作り出した人造人間(?)で、そのクローンが青丸、黄丸となるそうな。
更に、青丸と黄丸を複製したのが、現在花丸町にはびこる(笑)赤丸もどき共みたい。
赤丸の一族とか、そういう次元の話ですら無かった('A`)
魔人の滝
花丸町で情報収集した後は一路「魔人の滝」へ。敵ロボットだとばかり思っていた「マ・ジン」を起動させ、スーパーマネキングと勝負! ……の前に、マ・ジン内部で待ち伏せていた赤丸、青丸、黄丸と戦闘。
この三匹(匹?)はそこまで強くは無いのですが、内一体(確か黄丸)が回復を使ってくるので、黄丸を真っ先に倒しておくと良いかも。
赤丸達を退けた後は、あらかじめ入手していた「イヌガミのこころ」を使ってマ・ジン起動。但し起動させてしまうとそのまま強制イベントで黄金城に突撃させられてしまうので、心配なら「イヌガミのこころ」を使う前に一旦滝を出てセーブした方が良いかも。それはそれで面倒なんだけど。
マ・ジンに乗り込み「イヌガミのこころ」を使うと、滝が二つに割れマ・ジン発進!
プールが二つに割れて出るマジンガーなんとかみたいだ!
プレイヤーの意志などお構いなしに黄金城に向かった後、改めてスーパーマネキングとのバトルになるのですが、これが突然格闘(?)系。パンチ、シールド、必殺技を駆使してマネキングの体力ゲージを減らす必要があります。
ただし、かなり簡単なので、地道にパンチを当て、防御を繰り返す事により、そう苦労せずに倒せました。
コマンド入力になれていない人(私の事だ)は必殺技を出そうとするとかえって攻撃を喰らってしまう可能性があるので、無理は禁物。
「スーパーマネキング」を倒した後、ロボット2体は爆発炎上。要するにもう使えません。
そしてヒガン一行は城の内部に逃げたキンギンを追って行く事になるのですが、ここで花丸町にでも戻ってセーブするが吉。
黄金城
黄金城内部は科学者の城らしく(?)やはりそれなりに仕掛けがある……様に見せかけて、実質一本道の様な気も。とりあえず気を付ける事は、石化を仕掛けてくる敵が出るので、スバルが石化しちゃった時の事を考え、石化解除のアイテムをきっちり持って行く事ぐらいかな?黄金城を登り詰め、何故か捕らわれている人物の所で回復・セーブをして貰い、いよいよキンギン戦。
VS キンギン
キンギンとは二回戦闘をする事になりますが(連戦では無い)、私的には石化攻撃(レーザー)をしてくる一回戦目の方が戦い難い気がしました。
二回戦目は回復能力があるものの、スバルかミズキで攻撃力を十分上げておけばいつも通りに力押しで撃破可能。
かくして、キンギンを撃破し犬神の封印も解けた訳ですが、敵になってしまったとは言え自分の親友を殺してしまったヒガン達に、犬神は心から感謝する事が出来ない模様。
そもそも神獣達が自分達の創造主である筈のニニギに刃向かったのは、高天原出身の火の一族に味方する為じゃあなく、あくまで地上の人間達を護るためで……だからこそ、犬神はニニギ側に付いて人間を虐殺したキンギン……白虎を倒さざるを得なくなった訳で。
……うーん、こういう話は好きだなぁ。選ばれた一族、選ばれた勇者だからって、皆に支持されるとは限らないって事ですね。
更に、「選ばれた」とは言っても、そもそも「選んだ」のは一体誰なんですか、という話に発展していくのがなんとも深い。
少しだけ後味の悪さを感じつつ、続きは次回。
犬神国を抜け、いよいよ地獄の王ニニギのお膝元である「竜王国」へ向かいます。
竜王国〜竜神神社
ニニギに直接統治されているせいか、鬱陶しいニニギ信者も多数。
神獣「竜」は例の如く封印されているそうなので、とりあえず「竜神神社」へ。
神社では、封印された竜の前でヘンな人……じゃ無かった、闇の剣士シラヌイまたしても登場。竜を封印したのはどうやら彼のようです。
ニニギから暗黒パワー(適当に命名)を与えて貰ったと言うではありませんか。……予想は存分に出来てたけどね。
お前達の正義の剣とやらを見せてみろ、とばかりに、張り切ってヒガンに戦いを挑むシラヌイさん。
「俺を倒したら竜の封印を解いてやる」と言うので戦闘突入するも……弱いよ、シラヌイさん(´Д⊂
LV差が無茶なほど開いていなければ、普通に戦って普通に勝ててしまいます。
自分の負けを認めた後、シラヌイさんは約束通り竜の封印を解き一時撤退。逃げやがった。
逃げた野郎は放っておいて、「竜のおじちゃん」(スバル風)に話を聞く事に。
竜の話によれば、ニニギを倒すには「アグニの剣」なるものが必要らしいのですが、その剣はニニギが封印から解放された時、地獄の中に放り込んでしまったそうな。そう言えば、そのシーンはオープニングにあった気がする。
地獄門〜地獄
と、いうワケで、アグニの剣を拾いに地獄に向かう事になったのですが、ミズキではなくテンジンを出していたため、地獄門の前でまたまたテンジンのなぞなぞコーナー勃発しちゃいました。
「時限爆弾 人のきおく いのち これは なにか わかるか?」
答えは「時間がすぎれば失われてしまうものだ」そうですが……後ろ二つは良いとして、一番最初の「時限爆弾」っちゅーのはどうかと思うぞ、テンジン。
余談ですが、マンダラの笛を入手して以降のイベントでは、テンジンを出しているかミズキを出しているかで会話が微妙に変化するようです。ミズキの場合は『粋な姐さん』、テンジンの場合は『なぞなぞのお兄さん』といった感じ。
私の場合、ボス戦ではミズキを使う事が多いので、ボス戦前後のイベントはどうしてもミズキになりがちなのですが、テンジンの問答がだんだんワケわからん感じになって来ている今は、戦闘に入ってからミズキに交替させる様にしてます(ΘωΘ)
「アグニの剣」を入手する為にやってきた地獄では、4分44秒以内に剣を入手し再び入口へと戻って来なければならないというタイムアタックを課せられます。
地獄内部自体は笑える程に狭いマップなので問題は無いのですが、出現する敵が全体攻撃をチマチマ使って時間稼ぎをしてくるのが鬱陶しい。当然、戦闘中もカウントダウンはされてます。
剣の元に到着すると、カウントは一時停止しイベントに入るのですが、またしてもテンジンのなぞなぞコーナー勃発。
「ドラゴンスレイヤー グラム そして エクスカリバー なにか わかるか? ヒガン」
そう、ちょっとファンタジー好きな人ならすぐ解る問題で「古今東西の勇者の剣」が答なのですが、時間に追われている最中にカウント止めてまでくだらねぇ事言わないでください、テンジン様。「勇者にしかアグニの剣は抜けない」って言いたいのならその結論だけを言って下さればよろしいのです。……って言うか思いっきりメタ発言じゃない?
テンジンに冷たい視線を送りつつ「アグニの剣」を入手した後は、敵を蹴散らし地獄の門から脱出。
そしてヨロヨロとセーブと休息を求め町まで戻ろうとしていると……懲りもせずシラヌイ出現。まさか、今から戦闘?
「ヒガン達を倒す事でキミも最強の剣士になれる! 今すぐ資料請求!」などとニニギからの毒電波を受信したらしいシラヌイさんは、アグニの剣を装備したヒガンに一騎打ちを申請。そして、強制イベントにつき速やかに受理するヒガン。
……もしここで負けたら、また面倒なタイムアタックやり直しなのかと、半泣き状態で戦闘開始。
VS シラヌイ
一騎打ち時のシラヌイさんの攻撃は、基本的に前回戦闘時と変化が無いのですが、やはり気を抜くと回復が追い付かなくなるので、ギリギリ大丈夫……のちょっと手前ぐらいで余裕をもって回復をさせていた方がよさげです。
また、今回は『影分身』なる技を新たに使う様になってます。これは敵を攻撃しつつ自分の体力を回復させるという妙な技ですが、大して効果も無いので気にしなくても良し。
戦闘勝利後、ショックの余り落ち込むシラヌイさん。そりゃそうだ、いくら火の勇者とはいえ12歳ぐらいのガキんちょに負けたんだから。
「宇宙で いちばんの剣を もとめた!」
これ、シラヌイさんの発言ですが……このゲームで『宇宙』は流石に範囲広過ぎスケールでか過ぎ。
せめて『世界』にしておけば良かったろうに。
激しい自分語りの後、どうにか自己内決着が付いたらしいシラヌイさん。
「このことをオレのむねに きろくとして きざんでくれ!」
……などとヒガンに躙り寄って来たので、「じっ、自分の胸には自分でメモリーを刻めよ!」などとツッコミを入れてしまいましたが、この台詞の後に突如としてセーブ画面登場。
……何だ、セーブしろって事だったのかΣ(゚Д゚;
でも、ここでセーブを促されるという事はこの後また強制バトルが待っているのでしょうか。
まさか、ここでいきなりニニギ戦!? ……などと怯えつつ、シラヌイさんに別れを告げ、地獄門から逃亡する事に。
闇の大穴を抜けた後、フィールドに出てスバルの「天駆」の巻物で竜王町に戻り、宿屋でセーブ&回復。
…………あれ? 何も起きなかったんですけど?
まさかあのセーブ、「帰り道で全滅しちゃって今までの苦労水の泡」になる可能性を考慮しての事だったのかしら。ならば確かに有り難い。
そんな事よりも、うっかり大失敗。
シラヌイさんの胸に記録として刻んだセーブデータ、普通に上書きしちゃった。てへ。
「アグニの剣」を入手し、いよいよ竜王城に居るニニギの元へ。
竜王城
流石終盤のダンジョン(?)だけあって、敵もそれなりに強く少々苦戦。
宝箱を回収しつつも王の間へ到着すると、生足が眩しい僕等のアイドル、ニニギ様登場です! 臑毛の一本ぐらい生えていて良さそうなものですが!
……ごめん、悪ノリし過ぎた!
かくして地獄の主に勝負を挑む事となったわけですが……何という事か、あれだけ苦労して回収したアグニの剣は呆気なく破壊されちった(゚д゚)
意外と親切なニニギ様によれば、ニニギを封じるには「アグニの剣」に魂を宿らせねばならない、との事。
教えてくれてサンキューですが、自分で自分の倒し方教えてどうするんですか。この親切さんめ。
ところが、ニニギ様は結局冥土の土産として教えてくれただけらしく、ヒガン達にトドメを刺す気満々。最終兵器「コクビャク」とやらを召喚し、火の勇者御一行様を闇に葬ろうとした……その時!
突如として現れた何者かが、テンジン、スバル、そしてヒガンを弾き飛ばし、コクビャクの一撃から救ってくれたのです!
煽りはほどほどにしておいて、半ば予想通り、闇の剣士シラヌイ登場。
空間転移させてヒガン達を助けた彼は、その直後、哀れコクビャクの餌食になってしまいました(´;ω;`) 今まで色々ありがとう、ジ様が天国で待ってますよ……って、天国には行けないのかなぁ、この人。
余談ですが、コクビャクはあの親指を立ててて「グッ」とやる決めポーズをどうにかして欲しい。
何だか爽やかポーズにしか見えないので、どういうキャラか判断に困るじゃないか。
竜神神社
さて、目が覚めればそこは竜神神社。スバルが言う様に「アグニに剣で倒せるだなんて嘘ぶっこきやがったなこのクソ竜!」と叫びながら突撃。こうして次の目的地が判明したのは良いのですが、次なる問題が。高天原まで昇る手段です。
そのカギは意外な事にテンジン(なぞなぞ大王)が握っているというので、なぞなぞ大王の言うがままに亀国のゲンブ城に行ってみたところ、城主であるミツコ姫すら立入が出来ない場所に、ひっそりと祀られている鏡を発見しました。
その時、なぞなぞ大王はすかさずこう言った(注:本当にこのシーンで言ったかは定かでは無い。台詞しかメモしてないので忘れちゃった('∀`))。
「ランプ ふえ そして 『うきふねのかがみ』 なにかわかるか? ヒガン」
……わかりません。
「巨大なものをよび出すものだ」
左様でございまするか。
とりあえずこれが『うきふねのかがみ』というアイテムである事は解った。それだけで十分さ。
暗黒の海
「うきふねのかがみ」を入手した後、闇の大穴へ再度向かい地獄門に向かうのとは違うルートを進んで「暗黒の海」へ。そこでさっき入手した「うきふねのかがみ」を使い、高天原へと昇るための舟「あまのうきふね」を呼び出す。う、うわ、これ、舟っちゅーより寧ろでっかいクジラもどきだっ。でもこれでRPGにはつきものの『終盤で使う空ののりもの』入手だ、ひゃっほう! ……と思いきや。
地上じゃあ使えないんですって、コレ。
さて、「あまのうきふね」は『終盤で使う空ののりもの』では無かったという事は前回お伝えしたが、よく考えてみると、このゲームのフィールドはエリア(国)ごとに切り替えて表示されるので、大陸上空を空ののりものでスイス〜イ♪ ……というワケにはいかないな、という事に気付いた。そんな事はどうでも良いのか、そうか。
高天原
「あまのうきふね」で遙々やって来ました高天原。存在するのは、小さな村が3つ、アグニ様がおられる高天原大社が1つ(そりゃそうだ)、仙人が居るらしい洞窟が1つ。どうしたものかと焦っていると、おもむろに岩戸に近付くスバル。岩戸の中に居るらしいアグニ様と交信(している様にしか見えない)するのは良いんですが、口調がいつもと違い過ぎます。大人びて、ヒスイが乗り移ったかの様です。
スバルの通訳によると、ヒガン達が地上でグズグズしている内に、高天原はニニギの手下である「マもの」に侵攻されてしまったそうな。
地獄に属する「マもの」達は高天原に自力で昇って来る事は通常不可能であるため、ヒガン達が連れて来たのだとアグニ様は大変ご立腹みたい。
そんなバカな話があるもんかい! こっちはテンジンのなぞなぞの相手で忙しくて、そんな事企むヒマなんて無いっての! ……と、スバルを通して訴えてみたところ、今度は「違うという事を証明したくば、高天原の村々を襲っているマものを退治しろ」とのご命令。
ふ、ふざけんな馬鹿女神! 自分は住人見捨ててちゃっかり隠れてるクセに、偉そうな事ほざいてんじゃねぇよ! そんなの御免被るっ! 俺は帰る!
……と言ってはみたものの、それではゲームは一生終わらないのでプンスカ怒りつつも三つの村を巡る事に。
かたな村〜たまつくり村〜かがみ村
「かたな村」→「たまつくり村」→「かがみ村」の順で敵(中ボス級)を倒しつつ村人の話を聞いてみると、より一層このゲームの世界観というか設定が見えてきました。
例えば、何故、村を襲っていたマもの達は高天原に昇って来る事が出来たのか、そして、スバルはどうやって生まれるのか等々。
それらはクリアに直接関係のある設定では無いんですが、やはり知っていた方が世界観ごとゲームを楽しむ事が出来ると思います。
高天原大社
3つの村を解放してセーブ&回復をさせて貰ったら、再度、高天原大社へ。やれー、もっとやれー、アグニごと吹き飛ばしちまえー! と、極めて不謹慎不信心な事を念じつつその背中を熱い視線で応援していると、うっかり気付かれてしまいました。
どこかで見た事があると思っていた背中の主は、コクビャク。ニニギ様の作り出した最強兵器でシラヌイさんを葬ったヤツです。
自分の部下を倒された事を悟ったコクビャクは、岩戸破壊作業を一時中断してヒガン達へと戦いを挑んできました。コクビャクの素敵なシマウマ模様に、ニニギ様(生足露出神)の微妙なセンスが光っている。
シマウマやニニギ様のセンスはまた別の機会に語るとして、コクビャク戦。
着実にLV上げをやっていれば、まず負けないと思うのですが、一番最後に「地獄の道連れ」なる全体技を使ってくるのでHPは常に200以上は保っておいた方が良いかも。
中途半端ではありますが、コクビャク戦が終わったところで今回はおしまい。続きはまた次回。
コクビャクを退けた後、改めてアグニ様とスバルが交信。その結果、言う通りにマものを撃退したにも関わらず更に難癖付けて岩戸から出て来ようともしないアグニに、スバルがキレちゃった。
「テメェ等の姉弟喧嘩に巻き込んでんじゃねぇぞ、コラァ!」
……こういった趣旨の事をスバルがマイルドに訴えたところ(もしかするとミズキの台詞だったのかもしれない…)、漸くアグニが登場。手間かけさせやがって。
高天原大社〜天のはざま
その後「アグニの剣」を強化するにはヒガンが試練を受けなければならないという話になり、仕方が無いのでヒガン一人で「天のはざま」へ向かう事になりました。
……とりあえず、この一連のイベントで判明した事は、アグニ様はかなりのヒステリー持ちだという事。
自分の言う事をスバルが聞かなかったもんで、キーキー怒ってやんの。
そして更に驚いたというか、笑えたのは、テンジンがヒス状態のアグニ様にまで問答を投げた事でした。
「母と息子 父と娘 そして 神と創造物 アグニよ なにか わかるか?」
神様呼び捨てだよ、この人。
そんなこんなで無事にヒガンも試練を終え、漸く「アグニの剣」を強化した「ヒガンの剣」が完成。
剣が蘇ったからにはこんな胸クソ悪い世界に居る必要は無いので、とっとと高天原大社を出て行こうとすると、コクビャク再び。
試練からセーブする間も無くボス戦かぁ(泣)。
VS コクビャク
今度のコクビャクはちょっと厄介。コクビャクを含め、3体でヒガン達を襲ってきます。正確に言うとコクビャク(頭部)、サガンのマシュ(左手)、ウガンのマシュ(右手)の3パーツ。
向かって右のヤツが回復を使ってくるので、優先して先に倒してみたものの、倒した直後に復活してしまいました。どうも一体一体を攻めるより全体をビシバシいく方が効率が良いみたい。
偶然か意図的にか、この戦闘直前にアグニから貰う三人の武器「ヒガンの剣」「テンジンのかがみ」「スバルの玉」は全体攻撃可能なので、戦いやすいのでは無いでしょうか。
コクビャクを無事に倒した後、気を取り直して地上へ。竜王城のニニギを再襲撃……する前に、やり残していたイベント等をそろそろ消化してみます。
まずは「マントー」と戦うイベントをこなしてみようと、戦う条件を揃える為に各地でアイテム回収を始めたワケですが……ツボに入っちゃった。
「カニのかぶと」を入手する為に見なければならないカニの芸が、壮絶にツボに入ったの(*´ω`*)
てっきりカニ料理とは回復系のアイテムか何かなのだろうと思っていただけに、衝撃は深い。正にディープインパクト。
中でも一番のお気に入りは「カニかま」、次は「カニみそ」。
もしかして、この芸を見る為にこのゲームをプレイしているのかもしれない……そんな錯覚に陥りそうです。ネタ自体が面白いというよりも、寧ろね、カニが可愛いの(*´ω`*)
マントーを倒した後に取り掛かったのは、世界の埋蔵金巡り。場所はあらかじめ各国の掛け軸を見て判明していたのですが、あまりお金に困っていなかったので、ついつい放っておいてしまいました。埋蔵金の大まかな場所は以下の通り。
以上が埋蔵金の場所ですが、ちょっと面倒なのは竜神国のもの。この暗号にはちゃんとヒントがあって『「かい」は「き」なり』と書いてあります。つまり、ローマ字を連想すると良いんですが、このヒントを例に取ると『「"か行" で母音が "い"」であるのは「き」』という事ですね……って、見ただけで解るよね('A`)
ともかくこの方法で暗号を変換していくと「なんせいの みさきの もりのなか」となり、竜の眼村の南西の岬の先端にある森を探せば埋蔵金を発見する事ができます。
……以上で、埋蔵金探索は終了。次回はいよいよニニギとの決着をば!
やる事やって準備を整えたら、ニニギの待つ竜王城へ。
竜王城
竜王城はやはりボスの居るダンジョンとしては物足りません。罠も何も無い一本道なのです。
ただ少々ぐねぐね歩かされる、といった程度で詰まり様もナッシング。
ニニギの部屋に到着したところ「アグニに俺を殺して来いと言われたか!?」といった内容の問い掛けをされ、選択肢が出現。
『いや、殺せとは言っていなかった様な……』と思いながらもついつい『はい』を選択すると、「別に姉ちゃんが俺の事どう思ってたって構わねぇもん」といった趣旨の事を(ホントかよ)を呟くニニギ。
……もしかして、本当は仲直りしたいとか(笑)?
さて、一回戦目のニニギはそれほど手強くありません。「体」の残量に気を配りながら地道に攻撃すればそう難しい相手では無かった印象。
退けられたニニギは、それでも高笑いを繰り出しながらヒガン達と「地獄門」前で待ち合わせする事に決め、そのまま敵前逃亡。どうやら連戦はしないっぽい。
ニニギめ、自分が封印されていた場所を決戦の地に選ぶとは、自信の表れか? ならば地獄門の前に行って最終決戦だ! ……と、竜王城から地獄門のある闇の大穴方面へと向かう前に、もしかして最後の別れになるかもしれないので、火熊国と孔雀国に囲っている女の子の所へ向かいます(ΘωΘ)
……と、いうのは、この二人からヒガン専用防具の「手編み」シリーズを回収したかったからなのです。
まず火熊国の子に「しあわせのハコ」をあげて「手あみのぼうし」を貰い、次に孔雀国の子から、この子がくれるシリーズ最後の品、「手あみのセーター」を貰います。
これでぼうし、えりまき、手ぶくろ、セーターの4つが揃い、これらを全て装備する事によって、防御力上昇の他、各能力値が上昇しました。
また、それらに加えて「リュウの石」を装備すれば、能力値は更に上昇。
後はアイテムを買い込み、スバルとテンジンの装備も調整してやったところで、今度こそ決戦の地、地獄門前へ。
闇の大穴〜地獄門
闇の大穴から地獄門へはほぼ一直線なので、楽勝も楽勝……と思いきや、地獄の大穴に入ってすぐに地震が起こり、地形がピンポイントで変化。
橋が壊れるのは解るのですが……ビシっと整備された階段が新たに出現するとはどういう事なの。
地獄門までの遠回りを余儀なくされたヒガン一行に襲い来るは、全体攻撃をかけてきたり、倒した後に仲間呼んだり、あまつさえ大回復を使ってくる実に面倒な敵共。流石ラストダンジョンに相応しいです。
しかし、この地獄門で出現するマものは大体弱点が決まっているので、そこを突けば楽に対処出来ます。
また、これはちょっと邪道ですが、エンカウント率の高さにブチ切れそうな人は、「たいあんのタイコ」を使うと快適に進めます。
まともに戦いながら行くと、入口からニニギの所に到着するまでに軽くLVアップ可能だったりするので。
地形の変わった闇の大穴をどうにか抜け、地獄門の前でニニギとの最終戦。
ニニギが門の前を決戦の地に選んだのは、地獄から力を借りる為だったようです。
VS ニニギ
最終ボスであるニニギは流石に強敵。そして鎖骨が格好良い(無関係)。
今回の戦闘で確認出来た攻撃をまとめると、こんな感じ。
・「地獄の双角」
全体攻撃。特にキツイ。軽く250以上は出ていた記憶。
・「地獄の瞳」
単体攻撃。「体」を10まで減らしてしまう。対処を誤らなければ比較的安全?
・「地獄の光」
ランダムで一体を混乱させる。この段階ではおそらく味方全員が全体攻撃可能な武器を装備している筈なので、もし混乱したら速やかに回復させる。ちなみに今回プレイ時は9割方スバルが狙われてました。
・「黒き心球」
相手の体を吸収し自分の体を回復するという単体攻撃兼回復術。一応注意。
今回の基本戦法は、ヒガンは「竜神斬り」、ミズキは補助魔法&攻撃&回復、スバルは回復。
行動順がヒガン→ミズキ→スバルだったので回復も割とスムーズでした。
とにかく竜神斬りで一回400〜500のダメージを与え続け、後の二人でヒガンの減った「体」をフォローしていたところ、ターン数をかけずに撃破出来ました。
LVは全員65でしたが、ここまで上げなくともOKだと思います。
[ 以下はEDにつき一応反転 ]
さて、無事にニニギを倒した後はEDに突入。ここまでは一本道だったこのゲームなのですが、EDは2つあります。
1つは12歳にして「永遠の火」の意志に従い竜王国の王……つまりはジパングの王になるED、そしてもう一つは、一人の少年としてスバルと共に生まれ故郷へと(これまでの旅を回想しつつ)戻って行くEDです。
どちらも文句無しのハッピーエンドなのでお好みで選べば良いのですが、個人的に一番最良のEDは後者だと思います。終盤の物語の流れが「人は自分の意志で生きていく」という方向に進んでいくので、これが最もしっくり来るのではないでしょうか。ぶっちゃけ国王EDより長いし(笑)。
一方、国王EDを選ぶと「ヒガン国王様バンザーイ」という解りやすいEDになり、更には自分が囲っていた女の子を城にちゃっかり呼んでます(ΘωΘ)
ちなみに、テンジンとミズキはEDで分離するのでは……と密かに期待していたのですが、それはやはり有り得なかった模様。確かに、ミズキとテンジンは完全に一体化してしまっていて今更戻せはしないので、それが自然な事なのかも。
ところで、少々消化不良を感じた部分も有るには有ります。それはやはりアグニとニニギの姉弟喧嘩の顛末。どこかの仙人が呟いていた様に、この二人の喧嘩の発端は誤解(というか、アグニの被害妄想?)に始まっていると思うので、EDはそこが上手く解決するだろうと思っていたのですが。
結局、再度封じられる事となったニニギの恨みは深まったとしか思えないし、アグニに至っては姿も見せなかったし。ヒガンに敗れた後にニニギが吐いた「アグニはそんなに俺が憎いのか」という台詞が哀しい(´;ω;`)
そしてもう一つ気になったのは、ヒガンの両親の事。てっきり今回のシナリオの絡んでいたのかと思いきや、全然そんな事は無く。序盤、ヒガンの父親は墓の下には眠っていない云々という話だったので、もしかしたら生きてて何処かで出てくるのでは……なんて思ってたんですが。関係無いんですか。そうですか……。
そうそう、スタッフロールは喜劇仕立てになっていて可愛いらしいので、見ていて楽しい。カニがマントーに復讐してます。
さて「天外魔境 ZERO」のプレイ日記も今回で終了。
振り返って考えてみると、まったく敷居の高くない、大変プレイし易いゲームだったと思います。
確かに、やり込み等の要素は薄いものの、シンプルならでは、そして一本道ならではの、ストーリーを追う楽しみというものがあると思います。
それでは、今回のプレイ日記はここまで。
長らくのお付き合いありがとうございました!