名作RPG「Wizardry」のシナリオ4&5を1本に収録したもの。「LLYLGAMYN SAGA」同様、音楽は羽田健太郎氏、イラストは末弥純氏が担当。シナリオ4はオリジナル版の他、難易度低めのアレンジ版も用意されています。また「LLYLGAMYN SAGA」と同様、戦闘時やダンジョンのグラフィック切替のほか、言語選択も可能となっています。
今回プレイするのは'01年に発売されたPS廉価版(SuperLite Goldシリーズ)で、発売元はローカスではなくサクセス。PC版も有るようです。
「Wizardry」シナリオ4のプレイ日記、始まり始まりでございます。今回はアレンジ版です。
この#4、シリーズ中でも一際異色だという話を、様々な所で聞き及んでいたりするワケです。
どの辺りが異色なのかは、プレイをしつつ追々触れていこうと思っているのですが、今の段階で挙げておくべきなのは、主人公が#1のシナリオ上でのボスである、大魔導師「ワードナ」であるという点。
Wiz愛好家の方にとっては「何を今更」な話なのですが、まぁいいじゃない(*´∀`*)
「New Age of Llylgamyn」のタイトル画面を暫し放置していると、#4の前説的なものが始まります。
ワードナの一人称で語られるそれは、#1以前、そもそもワードナは「アミュレット」を使い何をしようとしていたのか、という話や、ワードナが「アミュレット」の在処を知り、それに直に触れるための「ミスリルグローブ」を入手する件。更には、狂王トレボーの所から「アミュレット」を強奪する件を経て、迷宮の奥深く、冒険者達に討伐されるところで幕が降ります。
このエピソード、内容自体はとても興味深いものなのですが、語尾に「(ニヤリ)」という表記があったりして、妙に軽いノリで語られます。「邪悪なる大魔導師の物語」というよりは「短気なパワフル爺さん奮闘記」的なイメージ(゚∀゚)
それでは早速プレイ開始です。#4は、PC98版をそのまま移植した「クラシック」と、グラフィックやシナリオをアレンジし、難易度調整をしている「アレンジ」の2つのバージョンがございます。
今回は初めての#4という事もあり、「アレンジ」バージョンで。本当は「クラシック」の方がネタ的には面白いんだろうけど、多分無理。いや、絶対無理。
さて、今回プレイするにあたってのマイルールはこちら。
・目標は「真(と言われている)ED到達」と、「敵リスト&アイテムリストのコンプリート」。
・攻略本のお世話になりまくります。容赦なくマップ見ます(´;ω;`)
・フロアマップは余裕があったら埋めたい……かな。
以上。目標については、まだシステムがよく解っていない事もあるので、プレイ状況次第では変更する可能性もあります。今回はいつにもまして、積極的な冒険者じゃないぞ、っとヽ(゚∀。)ノ
「アレンジ」を選択し、言語やグラフィック表示などに設定を選んだら、いざゲームスタート。
まず表示されたのは、主人公ワードナが寝台から起き上がるグラフィックでした。
B10F
(N09,E10)
苦痛の時は終わった! さあ、立つがいい! 貧弱な力に愕然としたか? だが案ずる必要はない。物質界にはいまだ多くの力が満ちあふれている。君は現世で再び時間の流れを取り戻したのだ。なにを焦る必要があろう! 今度こそアミュレットを取り戻し、復讐を果たすのだ!
……だ、そうです。それでもって動こうとすると。
枯れ木と見紛うばかりの足を、冷えきった床に触れた瞬間、軽いめまいにおそわれた。忌々しさと、焦りの混じった感覚が君の脳裏を二重三重に駆け巡っていく。重い頭を持て余しながら、君はやっとの思いであたりに視線を這わした。そして、君は召喚陣を見つけた。あれが唯一の希望に違いなかった。
お爺ちゃん無理しないで、まだ寝てなきゃダメよ! ……とか言っている場合では無し。
一歩北へと進むと召喚陣(魔法陣)があるんですが、まずはその場でセーブを。
今作では、メモリーカードにがっつりとセーブする本セーブと、本体RAMにサクっと仮セーブする「クイックセーブ」の2種類のセーブがあります。イメージ的には、絶好調な状態の時に楔を打ち込むが如く本セーブをしておき、探索中はちょこちょことクイックセーブ、という感じでしょうか。よくわからんけど。
ちなみに、セーブ領域は8つあります。
セーブが済んだら、召喚陣へと移動。
(N10,E10)
埃にまみれた床を丁寧にはらうと、古代の岩に刻まれたペンタグラムが姿を現した。そして、君は不用意に環の中へ踏み込まぬよう細心の注意をはらいながら高らかに召喚の呪文を唱えた。
召喚陣では頼もしい旅の仲魔(笑)を召喚可能。って言うか、召喚しないと死ねる。
他にもHP&魔法を回復したり、モンスターを召喚し直したりと、ワードナにとっての安息の地……それが召喚陣。
この召喚陣にはLVがあり、自らのLVより高LVの召喚陣に入る事により、ワードナLVアップを果たします。逆に言えば、ワードナがLVアップ出来るのは召喚陣のみで、従来の「戦闘で経験値を稼いでLVアップ」という概念は存在いたしません(+ω+)
さて、目の前にあったLV.1召喚陣で喚び出したモンスターは、ゾンビ、ガスクラウド、レベル1ニンジャ、クリーピングコイン、レベル1プリースト。喚べるのは5体(ワードナを入れて6人パーティになるように)までです。
並び順は召喚した順番になってしまうため、HPと前衛後衛の事を考えつつ前述の順番で召喚しました。
選択後、「こやつらでかまわぬか?」と聞かれるんですが、これはワードナが自問自答しているのだろうか(笑)。
下僕を召喚したら、いよいよ復讐の旅……に出たいのですが、ワードナが封印されていた玄室は、なんと出口ナッシング。ただし、本当に出口が無いわけではなく、シークレットドアになっています。
そこで、さっき召喚したレベル1プリーストに「ミルワ」を唱えさせ、ドアを看破する事により、玄室から脱出する事が可能となります。
ちなみに、クラシックバージョンでは下僕に個別命令が出来ない仕様のため、戦闘中に運良くミルワを唱えるまで、玄室から脱出出来ないんだそうです((((;゙゚'ω゚'))))
弱々しいしもべに達に嘆いている余裕はない。ここから一刻も早く抜け出さなくてはならなかった。君は自分の名前を呼ぶ、亡霊の叫びを聞いたか? 左右を見回して、君はおおよその見当をつけた。単純な構造だろう。抜け出すのは、奴らしだいか……。
玄室を出るとこんなメッセージが。折角ワードナを慕って(?)来てくれたのに、酷い言い方ね。
また、このメッセージが終わった直後、突如として謎の男が登場。あんまり突然だったのでメモを取り忘れちゃったのですが、2500ゴールドで占いをしてくれるとのこと。……今起きたばっかりなのに、そんな金あるか、馬鹿。
追い払った男に「長いつきあいになりそうな予感は確かにあった」などという感想を漏らしつつ、先を急ぎます。グズグズしていると狂王トレボーの亡霊が追い掛けて来ちゃうのです。
この亡霊さん、時間経過と共にワードナに接近してくるのですが、捕まっちゃうとゲームオーバーになるそうな。
どの程度追い付かれているかは、時折表示されるメッセージで解る様になっているのですが、いきなり「……おのれ、ワードナ……」とか表示されると、ビクっとします(´;ω;`)
聞くところによると、フロアを移動すれば接近値はリセットされるとのことなので、結局は先を急ぐしか無いようです。
◆◇◆◇◆
さて、当面の目的はこの迷宮を脱出することなのですが、このフロアにおいて、上階へ続く階段へと到達するまでには、道すがら4体の固定敵との戦闘が必要。しかし、当然ながら道中でも、容赦なく敵とエンカウント致します。
今作での敵は、基本的に人間の冒険者達です。単体で出現するものもいますが、大体が複数人であり、パーティ名を持つ6人組も居たりします。
当然、敵の数が多ければ多いほど戦闘が難しくなるので、1ターンで片付きそうにない時は、ワードナかガスクラウドの「カティノ」で眠らせるパターンでいきました。
冒険者達を倒した後は、宝箱を開ける……のではなく、「死体漁り」のお時間。戦利品が不確定名で表示されるので、欲しいものを選択。こうして入手したアイテムは、戦闘後にキャンプ画面で確認すると、既に鑑定済の状態なっているので、必要なものだけを残し、残りは容赦なくポイします(゚Д゚)ノ⌒ 。
何だか勿体無い気がするのですが、ワードナは魔術師なので装備品の殆どを装備出来ませんし、アイテムも8つまでしか持つ事が出来ないので、その都度捨てておかないと、あっという間に持ち物が一杯になっちゃうのです。
このフロアの時点で実際に有用なのは、「ディオスの薬」ぐらい。
ちなみに、一旦入手したアイテムは、その後本セーブをする事により、アイテム図鑑に反映されます。
さて、扉を出ると、メッセージがありました。
(N6,E9)
目の前には巨大な首が浮いていた。おそらくこの場を守護するものだろう。
ひぇええええ、絶対に人間じゃないよねΣ(゚Д゚;!? ……と怯えつつ、一歩先へと踏み出すと、「第一の守護神」との戦闘に。
VS 第一の守護神
「首」というので気持ちの悪いものを想像していたのですが、岩巨人的な雰囲気のもので、一安心。
のっけからゾンビが大ダメージを喰らい、HP1にされた時はどうなるかと思いましたが、直後に麻痺してくれたお陰でその後は楽勝(;-ω-)=3
一つ目の扉を突破したら、次の扉を目指します。この辺りからやたらエンカウントする様になり、緊張しっ放し。奪ったディオスの薬を片っ端から使う様な有様です。
(N9,E4)
その巨大な石像は、君を確認したとたん、長い眠りからさめたかのようにゆっくりと起きあがった。黙ってこの場を生かせてくれるつもりはないようだ。
VS 第二の守護神
石像というか……なんかよく解らない肉の塊というか。
全員で一気にたたみかけたところ、1ターンで撃破しました。
二つ目の扉から先に進んでいると、パーティ名のある、冒険者6人組が。
少人数で出現する冒険者に比べると強いので、気が抜けません。冗談抜きで怖い。
この戦闘で、初めて下僕が死んじゃいました。クリーピングコインよ、安らかに……(´;ω;`)
(N9,E17)
それは君が近づいても微動だにしなかった。素直に通すつもりはあるまいな……そう考えた君の視線の先で、ゆっくりとそれは瞳を開いた。
VS 第三の守護神
今度は角の生えた鎧の人。ちょっと格好良い。
だんだんと戦闘の容量が解ってきたので、余裕余裕〜とか言ってたら、ゾンビがまたしても大ダメージを喰らってもうた。……油断大敵!
この後は、北へ向かって最後の固定敵の元へ……といきたいところなのですが、下僕は1体いないわ、ディオスの薬は無いわ、レベル1プリーストも呪文使えないわと、もうボロボロの状態。
そこで、(N6,E2)の位置にある召喚陣へと向かう事になりました。
距離的には4体目の固定敵の方が近いのですが、今の状態で挑んで生き残る自信は無いので。
死にませんように、とお題目の如く唱えていると、召喚陣へと到着。道中5回以上は戦闘するハメになったのですが、どうにか生き延びました。やっぱり日頃の行いがいいからヽ(゚∀。)ノ!
下僕の召喚をやり直したら、改めて、最後の扉の元へと向かいます。
(N19,E10)
君はとっさに騙されまい、と思った。年端のいかない少女がこんな場所にいるはずもなく、ましてや牙など生えているはずがないのだ。ピラミッドの主は、君に妖刹な笑みを向けた。……引くわけにはいくまい。覚悟を決めた君の殺気に反応し、しもべ達が喉をならした!
VS ピラミッドガード
第四の守護神との戦闘。前述のメッセージからも解る通り、少女の姿をしています。可愛い。
が、流石にこれまでの守護神達よりも強く、マハリトでニンジャが死んじゃったりして大苦戦。運良く麻痺させる事が出来たので、どうにか撃破完了。危なかった……。
戦闘後、いつもの様に戦利品を漁っていると、不確定名「焼けこげた獣脂」というものが。
貴重品っぽいので確保しようとしたところ、メッセージが出現しました。
いびつな蝋燭で白い炎が燃えている。ふといたずら心が沸き上がって、君はその炎を消そうと幾度か試みたが、無駄だった。それより興味を引いたのは、君の意志に反応して迷宮の先を空間に映し出すことだ。ほかにも魔力を秘めているに違いない。そう直感した君は、蝋燭を取る事に決めた。
正体不明のものなのに、火を消そうとする爺様のお茶目振りときたら。
この蝋燭の正体は「ブラックキャンドル」といい、後々に必要になりそうなので、確保しておくことに。
(N19,E12)には登り階段(というかハシゴ?)があり、そこからB9Fへと移動します。
おそらく敵も強くなっている筈なので、サクっとクイックセーブをば。
B9F
(N1,E2)
ずっと先までドアが続いている。「ふん……それなりに楽しませてくれそうだな」。おそらく、同じような造りがずっと続くのだろう。ここを抜けるには己の勘に頼るしかない。君は全神経を集中させていくことにした。静止すれば何かを感じることができるだろう。思い出せ!君は偉大な魔術師なのだ!
誰がワードナを励ましてくれているのかはよく解りませんが、ありがとう。
例え偉大な魔術師でなくとも、私には攻略本がありますからマップ的には大丈夫です。へたれゲーマーここにあり。
左右にドアがびっしり並んでいる通路を進み、(N6,E2)の西側にある扉を開けると、その先(N6,E0)にLV.2の召喚陣が。
この召喚陣で、レベル3ニンジャ、マミー、アシャー、デーモンインプ、レベル3プリーストを召喚したら、今日はおしまい。続きはまた次回に。
プレイ日記を始める前に。哀しいお知らせから。
前回B9Fの召喚陣で終了していた私ですが、事もあろうか、クイックセーブの状態で終了してしまっておりまして。
今回プレイしようと電源入れたら、何故かゲームスタート直後のセーブデータしか無くってですね。
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
前回おっかなびっくりで一時間ほどかけたところを、20分ほどで抜けました。慣れというのは時として無情。
本日からしばらくの間、「本セーブはよいか」と指さし確認するキャンペーンを展開しようと思います。
さて本題。前回(正確には今回)はB9F(N6,E0)のLV.2召喚陣で終了していたので、その続きから。
LV.2の下僕達を召喚し、B8Fへの階段へ向かう前に、一旦10Fへ戻ります。取り逃しているイベントアイテムがあった事と、前回倒した「ピラミッドガード」が、何故かギャラリーに登録されていない様なのです。
登録されなかった敵は「ピラミッド〜」以外にも数体居て、原因を色々と考えてみたのですが、おそらく「麻痺」のせいではないかと思い当たりました。
戦闘では敵パーティが全員麻痺した場合も勝利となるのですが、この場合、麻痺状態だった敵はギャラリーに登録されてない様なのです。あくまでとどめを刺さなきゃいけないみたい。
実際、前回「ピラミッドガード」と戦った際は麻痺にさせて勝利していたので、これが原因だと予想。一応はWeb検索して調べてみたんですが、該当する記事を見付けきれなかった('A`)
そんなこんなで早速B10Fに向かいます。
LV.2になったもんだから、少し気が大きくなっているよ(゚∀゚)!
B10F
階段を降りたら、先ずは真横にいる「ピラミッドガード」と戦闘。
ギャラリーに載せたいから、麻痺にさせる前に倒…………あ、麻痺した。
とりあえず、ギャラリーは後回しでいいじゃない。
気を取り直して(N19,E9)にあるらしいイベントアイテムを取りに向かいます。
目的の場所までは、B10Fの内壁沿いにぐるっと1周する事になるのですが、内側に比べるとエンカウントが少なめ。折角強くなったんだから、敵を千切っては投げ千切っては投げしたいのに……なんて調子に乗ってると、痛い目に遭うんだ。絶対。
(N19,E9)
半分土に埋もれた格好で、不思議な石が見つかった。触れようとした刹那、指先にじんわりと熱を感じる。強大な魔力が熱となって物体化しているのだ。何らかの儀式に使用されたものかもしれない。君はそれをそっとポケットにしまった。いつか役に立ってくれるだろう。
ここで入手したのは「ブラッドストーン」。何に使うか解りませんし、実はそんなに急いで取るものでも無いのですが、後々来るの面倒なんだもん(・3・)
B9F
B9Fに戻って本セーブしたら、いよいよB8Fへの階段へ向かいます。
実のところB9Fには階段以外にも色々なイベント発生ポイントがあるのですが、LV.2の爺さんが行っても虐殺されるだけらしいので、今はスルーで。
(N15,E13)南側の扉を開けて先(南)へと進むと、こんなメッセージが。
(N14,E13)
こっちが本当の通路ということらしい。さて……今度こそうまく進めればよいが……。
一瞬意味が解らなかったのですが……そうか、真っ当にプレイしている人にとって、このフロアは扉だらけの厄介なフロアなんだもんね。
こういうメッセージを見せられると、やはり攻略本は見るべきではないのかなぁ、とも思うのですが、今作に限っては「死にたくない!」という想いが異様に強いのでどうかご勘弁下さい。
そんなこんなでB8Fへの階段へと到達。召喚陣を出てから、一度もエンカウントしませんでした。
それが逆に気持ち悪い((((;゙゚'ω゚'))))
B8F
スタート地点は(N19,E9)。一歩東へ進むとメッセージ。
(N10,E10)
ふざけた言葉が、地面に刻んである。
「ここにはなにもない。けど、気をつけな、気をつけな。そりゃ地面の上の話だぜ」
君は鼻で笑った。こんなだだっ広いだけのところで何を気をつけろというのだ。
鼻で笑っている場合ではございません。この警告は非常に正しい。
何故ならば、このフロアには無数の爆発トラップが仕掛けられているから。地雷の海です。
とりあえずは(N15,E18)にあるLV.3召喚陣へと向かうため、暫くは外壁沿いに歩きます。
LV.3召喚陣に到着したら、早速下僕の入れ替え。このフロアからは、ゲインズハウンド、スピリット、ハーピー、レベル5ニンジャ、レベル5プリーストがお供です。
入れ替えが完了したら、ここからが本番。地雷を上手く回避しつつ(N1,E0)にあるB7Fへの階段へと向かいます。
この階段の南と東には異なる固定敵がいて、どちらかを倒さないと階段へ到達出来ない仕様。
東を守っている「暗殺者」は「ブラックボックス」(アイテムを沢山収納出来る箱)という便利グッズを持っている、との事なので、今回はそちらを倒す事に。
ええと、結果からを先に申し上げますと、この道中で初めて全滅しました。
うっかり攻略本と長らくにらめっこしてしまったお陰で、狂王がずずずいっと接近。
慌てて先へ進んでいたら、良いカンジにHPが減っていたところに地雷を踏んじゃいまして。ドカーン\(^o^)/
一瞬、何が起こったのか理解できなかった。しかし、眼前を覆う深い闇と、恐ろしいほどの沈黙が、偽らざる真実を波動のように伝えてくる。まだだ……まだやり残したことがある……。君はその力のすべてをもって抗った。だが、命の鼓動はあっけなく停止する。君は死んだのだ。
冗談抜きで、何が起こったのか一瞬解りませんでした。
それにしても、ワードナってある程度近付くと、接近速度が上がって来るんですかね?
「今、お前のところ」云々から「近いぞ……」云々までの間が異常に短かった気がするのです。
もちろん、その間はシャカシャカと歩き回ってたんですけど…………ホントに、怖かった・゚・(つД`)・゚・
再度LV.3召喚陣の所からやり直し、今度は無事に「暗殺者」の元へ。トレボーは問題無しでしたが、通常戦闘でボコボコにされ、果たしてボス戦を耐え抜けるのかどうか怪しい状況に。
実は、あえて地雷を二つほど踏んでショートカットするルートもあるのですが、先刻爆死したのがトラウマになったのか、馬鹿正直に迂回路を通ってしまい、戦闘の連続('A`)
VS 暗殺者
暗殺者「グラム」との戦闘。ニンジャだ、カッコいい……とか言ってたら、不意打ちかよ('A`)
攻撃の要であるゲインズハウンドががっつり削られ、全滅を覚悟したその時……麻痺がヒット!
なんてラッキーな爺さん! またギャラリーに載らないけど!
戦利品の中には不確定名「重い立方体」というアイテムが。
選んでみると、メッセージが出現しました。
「これは……」
君はそれを手にとって唖然とした。なんという重さの箱だ。そのまま観察を続けていると、突如蓋が開いた。どうやら、中に持ち物をしまえるようだが……。試しに君は、持ち物をすべて箱に入れた。入る……なんてことだ。箱はすべてを飲み込んでもけろりとしているではないか!!
相変わらず好奇心に溢れた爺様です。このぐらいでないと、大魔術師にはなれないのかもしれません。
人類の叡智は好奇心から始まっているのですから。何言ってるのか自分でもわからん。
階段の上でクイックセーブしたら、ボロ雑巾の状態のままB7Fへと上がります。
B7F
スタート地点は(N0,E0)で、LV.4の召喚陣は(N1,E4)。
距離的には直ぐ近くなのですが、間に扉が2つもあるのが気に掛かる……。
が、こんな所で泣き言を口にしても仕方ないので、意を決して東へ直進。一つ目の扉を開いたら……やっぱりエンカウントしたよぅ。
出現したのは「トーリントランパーズ」。こんな風にパーティ名が付いている6人組は、少数で出現する冒険者よりも強かったりします。
……よりにもよって、なんでこの大変な時に出て来ますか、貴方達はっ(´;ω;`)!
途中ハーピーが死んじゃったり、ワードナとスプリンターのマハリトが尽きたりと大変な目に遭いましたが、バマツと連発カティでどうにか乗り切りました(;-ω-)=3
戦利品の中に、不確定名「外套……使って!」という、妙どころじゃない装備品を発見し、絶対呪われるな、と思っていたら、案の定。「ジャッカルの外套」という、呪い大有りのアイテムでございましたとさ。
その後は無事にLV.4召喚陣に到達。今回はここまで。
常にギリギリのところを突っ走っているこの#4プレイ日記。
本当はもっと慎重に行きたいけど、狂王のおっちゃんが追い掛けてくるんだもん。
B7F
今回はB7FにあるLV.4召喚陣(N1,E4)からスタート。当面の目的はB6Fへと進む事のみ。
召喚陣ではソードマン、オーガ、ストラングラーバイン、ゴブリンシャーマン、プリーステスの5体を召喚。
面子は毎回攻略本を参考にしっ放しなので、かなり面白味に欠けてます。すみません。
召喚が済んだら南の外周沿いにくっつき、召喚陣のある部屋から扉を5つ開けるまで Go Eastヽ(´ー`)ノ
この間、やたらとエンカウントし、大変な目に遭いました。
目的地はまだ遠いのに、こんな所で消耗だなんて。
5つの扉を抜け(N0,E14)に来たら、今度はそのまま北進。途中、前方に扉が二つ並んでいる部屋を幾つか通過するのですが、(N12,E9)の部屋に出るまではひたすら左の扉へ。
「せっかくだから、俺はこの左の扉を選ぶぜ!」などと叫ぶと雰囲気出るかもしれません。何のだ。
(N12,E9)に来たら、シークレットドアを看破しその先へ。
後は北へ北へと進むと、階段のある小部屋へと到達します。
ところで、道中の戦利品で不確定名「会員証」というものを入手しました。
正式名は「モルドールチャージ」というのですが、攻略本によると「神託を聞くのにお金がかからない」との事。
神託って言うと、あの時折出没する妙な男の事? 確か選択肢に「カード」とあった様な……。
気になったので更に調べたところ、使用すると15%の確率で死ぬ模様((((;゙゚'ω゚')))) トラップアイテム?
さて、話は本題に戻ります。
B6Fへの階段がある部屋に入ると、メッセージ出現。
突然、空気が一変した。どうやら神殿の中枢部にたどり着くことができたらしい。
神殿の中枢部……って、何処が神殿? このダンジョンが? それともこのフロア自体が(゚ω゚;)?
疑問を深めつつも、今は先に進むしかないようです。
B6F
B6Fへ到達。途中、主戦力だったオーガが死んじゃったのが不安要素。
階段から最寄りの魔法陣までが結構離れているので、無事に辿り着けるか心配(´・ω・`)
階段室から一歩出ると、いきなりメッセージがありました。
【ここは、16の部屋がある階】
【目をまわすなよ!】
君は鼻で笑った。余計なお世話だ。
お爺ちゃん、鼻で笑うの好きねぇ。警告は素直に聞いておきましょうよ。
このフロアの特徴は、4×4の小部屋が整然と並んで配置されているところ。
そして、各部屋の間を縦横に走っている通路の交差部分は、回転床になっております。
Wizではよく見られるフロア構成ですね。
忠告通り、ここの回転床は実に厄介でした。回転後、現在の方向を確認しようとマップを開いても、閉じた時点でまた回転しやがるのです(´;ω;`)
回転時間の長さから方向を推測する事も可能なのですが、慌ててるとつい間違えちゃうのよね……などと、方向正解率10%程度の人間が言ってみる。
さて、(N7,E1)のLV.5召喚陣に辿り着いたら早速メンバーチェンジ。
レベル3サムライ、アーマーイーター、ハリコン、ワイト、ビショップで。
準備が整ったら、まずは(N13,E13)にあるらしい「希望の外套」を取りに行きます……と、その前に。
召喚陣の真横に、何やらメッセージがありました。
ここでは何がおこっているんだ?
こっちが知りたいわい。
気を取り直して探索開始。実は、(N7,E1)の召喚陣がある4×4の部屋に入る直前、B5Fへの階段を発見したのは良かったのですが、東西を青いキラキラしたもので守られておりました(南北は壁)。
この青いキラキラは一方通行のワープゾーンらしく、踏み込めば、当然別の場所に飛ばされます。ならばどうやって階段へ到達するのか……は、また後ほど。
回転床を二つほど乗り越えて、(N13,E13)へ。部屋に入ると、突如メッセージ出現です。
「探究者よ、汝が探し求めしものの名は?」
なぞなぞタイムの様です。このぐらいは自力で解きたい、と、シンキングタイムに突入。
ところで、メッセージやキャンプ画面を開いている時も、ワードナって迫って来てるのでしょうか(゚ω゚;)?
とりあえずワードナさんは「アミュレット」を奪還しようとしてるんだよね、という事でそのまま入力してみると……。
突然、空中から白い外套が舞い降りてきた。君はそれを身体全体で受け止める。
「おお、これはなんと見事な……」
外套は、純白に輝き、君の目を引き付けてやまない。誰の意志なのかは知らないが、もうけものだ。君はありがたく頂戴することにした。
爺ちゃんは、もうちょっと警戒というものを覚えた方がいいと思う。なんか無邪気過ぎる。邪気溢れる無邪気さ。
ちなみに、
部屋をでた直後、「ティルトウェイト」という名前の司教に、出会い頭にティルトウェイトをぶっ放されて死にました( ゚д゚ )
良かった……。外套の入手直後にセーブしといて良かった……!
何事も無かったかの様にロードしたら、最寄りの召喚陣で態勢を立て直し、次の目的地である(N2,E13)へ。
ここには固定的であるドルイドが居るのですが、それを倒すと、上り階段のある座標へとワープ可能だそうな。
VS ドルイド
ドルイドの「ジェシーザスミス」との戦闘。可愛い女性魔導師でございました(*´∀`*)
でも弱い。ほぼ瞬殺。
戦闘後、戦利品の中に不確定名「狂った物語」を発見。
人の皮で装飾された本……。君は、戦慄した。これがかの有名なネクロノミコンか!? 震える手で、君はそれを手にとった。
正式名はそのまんま、「ネクロノミコン」でした。常人が読んだら脳が沸騰するんだっけ?
そういやウチにもあったよ(゚∀゚)! まだ読んでないけど(゜∀。)!
さて、ドルイド倒し「ネクロノミコン」を入手したら、そのまま階段へワープ。
B5Fへと突入です。
B5F
スタート地点は(N0,E0)。このフロアは、ダークゾーンと通常床がチェックの如く配置されています。
ミルワ系は、かけても無駄って事ね。
LV.6の召喚陣は(N5,E5)にあり、スタート地点からはダークゾーン以外の障害物も無し。
まずは南の外周沿いに行こうと一歩踏み出したところ……。
光と闇の世界へようこそ。
これはこれは、どうもご丁寧に。
召喚陣までの間に2回ほどエンカウントしたのですが、下僕ちゃん達の魔法が強いおかげか、だいぶ楽になってきました(;-ω-)=3
召喚陣に到着したら、ガーゴイル、ディスプレッサービースト、マスタードラゴン、フェアリー、ビショップを召喚。
「マスタードラゴン」ってドラゴン系だとばかり思っていたら、戦士だったんですね(゚ω゚;)
軽く驚愕したところで、今回はここまで。
B5F
(N5,E5)の召喚陣からスタート。このフロアの嫌なところは、前回触れたダークゾーンの他、固定敵が至る所に配置されている点。
基本的に固定敵が居る位置にはシンボルが表示されているのですが、ダークゾーンのせいで一切見通しが利かないため、暗闇から出たらいきなり衝突、という事態も起こり得るから厄介。
食パンくわえて「いっけなーい、遅刻遅刻!」とか言いながら探索してやろうか。何言ってんだ。
このフロアでの目的は、「ウイングブーツ」と「酸素マスク」を入手した上で、B4Fへの階段に到達すること。
前者は装備してSPを解放する事により常時宙に浮いた状態となり、トラップを回避可能。呪文「リトフェイト」みたいなもんか。
一方の後者は装備&SP解放で、敵が使用する「マカニト」などの窒息系呪文を無効にしてくれます。このフロアの敵共は問答無用で窒息させにかかってくるので、これがあると無いとでは生存確率が大きく違います。冗談抜きで(´;ω;`)
さて、「ウイングブーツ」は(N6,E12)の固定敵「L-5 パイオニアーのペア」が所持。このパーティは2名で構成されていて、グラフィックは弓を構えている妖精族、といった感じなのですが、職業はロード。見た目じゃわからん。
とりあえず前衛に殴らせたらあっさり2名とも石化してくれたので、大した苦労も無く撃破完了。……また、ギャラリーには載せ損ねたけどね(+ω+)
それは奇妙な形をしたブーツだった。君が観察を続けていると、ピクっと羽根が動いた。気のせいだろうか?
もしかすると、この闇と光が点滅する迷宮に惑わされたのかもしれない。いや違う! ほんとうに羽根が動いている。もしかして……これで飛べるのか?
これで、「ウイングブーツ」をゲット。早速装備してSPを解放しておきます。
履く物を履いたら、今度は「酸素マスク」。
が、このアイテムは階段へと向かう道すがら入手出来るので、とりあえずは階段目指し出発です。
途中、ワープを踏んで「ここはいったいどこだ?」と爺様が狼狽する様を眺めつつ探索。
単体で出現する敵は大丈夫ですが、パーティが怖い。特に「ホリンの聖なるローラーズ」。
君主3人+僧侶2+司教からなるパーティなんですが、「マカニト」か「ラカニト」をガンガン唱えてくるので、「酸素マスク」を入手するまでは脅威。
そう言えば、敵パーティと遭遇した際には、敵パーティが個別の台詞(名乗り?)を発してくるのですが、「異教徒共には死を!」とか「聖なんたらのために!」といった様な台詞もあれば、「泡! 泡! 母さんの手!」など電波飛ばして来る連中もいるという。
多分元ネタがあるのでしょうが、調べる気も起きんわ(笑)。
そんなこんなで(N18,E9)。酸素マスクがある地点です。
そこには、酸素マスクをつけた死体が横たわっていた。なんらかの力の影響を受けているのか、腐敗が進んでいない。まさに、できたてのほやほやだ。
早速、君はそれをありがたく頂戴することにする。これは即死性の呪文を防いでくれるはずだ。無理矢理引きはがすと、ごろりと死体の頭が転がった。
ううう、描写が嫌だ……。更に、死体が付けていたものを取るのも気が引けるんですが。
とりあえず「酸素マスク」ゲット('A`) あとは(N17,E5)にある階段を目指します。
B4F
スタート地点は(N2,E0)。一歩東へ進むとメッセージ。
【この世界は、一方通行!】
【二度と戻ってこられねえかもよ!?】
「……面白い」
君は嘲笑に似た表情を浮かべた。これは挑戦状なのだ。気をつけるに越したことはない。まず目を懲らすのだ。
笑ってる場合か、爺さん。このフロアは、一方通行の壁と、壁ごと回転する回転床が至る所に。
マップが無かったら、相当辛いと思います。クラッシックじゃなくて良かったと……((((;゙゚'ω゚'))))
一番手近な(N7,E1)の召喚陣に向かい、召喚&セーブ。
敵がまったく出て来なかったのは、運が良かったのか、そういうフロアなのか……。
今回の下僕ちゃん達は、ワイバーン、ガーゴイル、フェアリー、マスターウエストウィンド、レベル10ビショップ。
ちなみに、この時点で発見済アイテムは51種。残り67種となってました。
さて、このフロアでLV.7となったワードナ爺様。お供もなかなか強力になって来たぞ、という事で、ここで一旦B9Fへと戻ってみる事にしました。
一刻も早く爺様を強化しなければならなかったので、今までスルーしていましたが、まだまだ下層の方にもイベントが残っているのです。
B9F
いつの間にか使用可能となっていた「マラー」を使い、B9Fへとひとっ飛び。このフロアでの目的は、「ランダーのトルコ石」と「デモニックチャイム」の入手です。
先ずは前者を入手するために(N0,E18)へと向かうのですが、その周囲には固定敵が配置されてました。そこまで強くはなく、「ラカニト」あたりで簡単に一掃出来ます。
「やつらはこれを護っていたのだな……」
君はその見事な宝玉を手に取った。その感触に、魔力をなみなみと湛えているのが感じとれる。
おそらくなんらかの力が封じこめてあるに違いない。君はそれをポケットに滑り込ませた。
これで「ランダーのトルコ石」を入手出来ました。お次は「デモニックチャイム」ですが、これがあるのはフロア中心部。
その中心部の入口とも言える(N6,E11)へ立ったところ、メッセージが出現。
!! 突然、君は身体中の血が逆流するような感覚に襲われた。
この先に待つものは──想像がより一層君の本能を刺激する。
さて、今のしもべたちで果たして……。よく考えなければなるまいて。
低レベルに対する警告なのでしょうが、そう言われると不安になって来ます。だ、大丈夫だよね? 下僕共?
扉を開けて(N6,E10)に進むと、またしてもメッセージ。
【ようこそ地獄の門へ。ここを潜るには……】
文字がかすれ、それ以上読むことは叶わなかった。かろうじて「3つの」という単語が理解できただけだ。
ふむ……。ここには重要なことが書いてあったに違いない。
肝心な部分がピンポイントで読めなくなっているのは、最早世界共通のお約束。
「3つの」って言われると「3つのしもべに命令だ♪」しか思い付かないんですが。
ロデムはさておき、「デモニックチャイム」を持っているのは、この先にいる固定敵「ヘルハウンド」。
早速その地点へ突撃すると……。
あたりは熱気に満ちている。ゆっくりと進む君は、不意に殺意を感じて歩を止めた。
これ以上進むと不意打ちをくらうかもしれぬ。ならばいっそのこと、こちらから行動を起こしてみるというのはどうだろうか?
捜してみるか はい いいえ
ここで「はい」を選ぶと、「ヘルハウンド」との戦闘。結構緊張して戦闘に臨んだんですが、1ターン目で下僕ちゃんがとっとと石化させてしまい、あっさり戦闘終了。些か拍子抜け。
……またギャラリーに載せられないじゃないかーヽ(`Д´)ノ !
さて、ここで入手したのは不確定名「結ばれた骨」。
出来の悪いおもちゃのようだった。君は捨てるつもりで、それを一度振った。
すると、音もなく広がった音の波が、君だけでなく、あたり全体を大きく揺さぶった。
「これは……」
そうとうな品物だ。
珍しくアイテムの真価を見抜き損ねましたが、これで「デモニックチャイム」を入手しました。
さて、ヘルハウンドが居る地点の先にはイベント発生ポイントがあり、その南と東を固定敵が守っています。
南を守っていたヘルハウンドは倒したので、今度は東を守っている敵と戦ってみようと、クイックセーブ後に挑戦してみたところ……パーティ名が「なんだか可愛いぞ!」だって。何だそりゃΣ(゚∀゚ノ)ノ
出現したのは「ヘルパピー」。ヘルハウンドの子供って事でよろしいのか。
見た目はヘルハウンドの色違いというだけなのですが、何故か可愛く見えてくるから不思議だ……。
「ヘルパピー」を倒したら、(N9,E9)へ。イベント発生ポイントの一歩手前なのですが、メッセージがありました。
炎の地獄だ!! 辺り一面が、炎で燃え盛っている。びっしりと並んだそれは、魔界の草原のごとく風で右に左に揺れていた。
「ぬう……」君は思わず、片手で顔をかばった。
先程の犬たちはここの番犬か……。ならば、この先には地獄が待つのだろうか?
おおぅ、何だかヤバそうな雰囲気です。それでも、(N10,E9)のイベント発生ポイントへ入ってみると……。
君は、目の前で展開される光景に息をのんだ。もがき苦しみ、怒りに身を任せるかのような炎のあらぶりは、まさに遺伝子に刻みこまれた地獄の現体験そのものだ。
君はいつしかその風景に魅入られていた。……一体、どれだけ時間が経ったのだろうか? もしかすると、最初からあったのかもしれない。君は、その炎の中にアーチ型の構造物を見付けた。
ここからは、3つのアイテムを1つずつ使用していく事になります(立ち去る事も可能)。
ちょっと前に出て来た「3つの」というのはアイテムの事だったみたいです。
アイテムは「デモニックチャイム」→「ネクロノミコン」→「ブラックキャンドル」の順に使用。
・デモニックチャイム→鐘から、音にならない音が響き渡り、アーチの土台を強烈に揺さぶった!!
・ネクロノミコン→本より呪いの言葉がみちあふれ、門を黒く変色させた!
・ブラックキャンドル→黒いロウソクより、炎が伸びるとすさまじい熱により、門は姿を変えた!
何だかよく解りませんが、どうやら地獄入口に何らかの変化があった様です。
メッセージはまだ続きます。
はじめから何もなかったかのように炎が消えた。風がどこからともなく吹きこんでくると渦を巻き、一瞬で地面を吹き飛ばすまでに膨張する!
空中に舞ったマグマが、、一瞬で黒い塊へとなった。その凄まじさに君は、思わずよろめく。
しかし、激しい変化は、始まったときと同じように唐突に終わった。
そこには、燃えた金属の色をたたえた泉だけが残った。
ここで「入ってみるか?」と問われ、選択肢が登場。
ここまで来たら入るしかないでしょう。
君は自分のうかつさを呪った!! 身体が焼けていく!
まるで蒸発するかのように君は一瞬で消えうせてしまった!
そして、煮えたぎった金属は、逃げ惑う魂さえも鷲づかみにすると、数秒で無に分解せしめた。
どこからか面白そうな声が聞こえてくる。
ここは通れぬわ。ド……ーの力がない限りな。ふぉふぉふぉ。
……………………あれ( ゚д゚ )?
予想外の事が起きました。必要なアイテムは全て揃えていたと思いきや、取り逃しがあった様です。
B7Fにあるらしい「ドリームペインターの羽」とやらが足りなかったんですって。
それにしても、3つのアイテムを使って地獄の入口を開くという流れに、やけに既視感があるなぁと思ったら、以前にプレイしたFCの「ウルティマ 聖者への道」がそうでした。
あれも、地獄と呼ばれるダンジョンの入口を開ける際、鐘→本→蝋燭の順に使用しなければならなかったのです。
何か元ネタか関連性があるのかと思い調べてみたのですが、Wiz4とUltima4(「聖者への道」のベースになった作品)のシナリオって、同じ人がやってたのですね。それが原因なのかな?
何か上手いこと話を誤魔化してしまいましたが、全滅しました。すみません。
続きはまた次回に。
前回は見事に全滅して終わったワケですが、今回はそのリベンジ。
まずは、「ドリームペインターの羽」を入手するためB7Fへと向かいます。
なぁに、「マラー」で飛べばあっと言う間……あれ? 元の場所に戻ってくるよ( ゚д゚ )? もしかしたら、B7Fってマラーでの侵入が不可だったりする??
B9F〜B7F
仕方が無いので、B9Fから徒歩で移動。途中のB8Fは地雷だらけで厄介なフロアでしたが、今は「ウイングブーツ」を履いているお陰で楽々です。履いてて良かった「ウイングブーツ」。今ならもう1組お付けしてお値段据え置きの(以下略)
B8Fに立ち寄ったついでに、「魔女の杖」も入手してみました。なんか後から要るらしいよ。
その水たまりは、一見して普通のものでないことがわかった。
君の視点は、10cmほどの底に沈む、明らかにそれとわかる杖に定まっている。
数秒後、酸が皮膚を溶かす嫌な音に続いて、迷宮全体に哀れなしもべの叫びが響き渡った。
なんなく君は、その二股の杖を手に入れた。
こうして手に入れたのが「魔女の杖」。
これって結局、下僕ちゃんに杖を取りに行かせたという解釈でよろしいのか(´・ω・`)
B8FからB7Fへ。連続する小部屋をズカズカ進み、B6Fへの階段がある部屋へと向かいます。
そう言えばこのフロアって、古代エジプト的な壁画が描かれているんです。マップの構造も何だかピラミッドっぽい。
さて、階段のある部屋へと到着し、以前に見た「神殿の中枢」が云々というメッセージの地点に来たら、そのまま西へと向かいます。
(N18,E8)
ここからの展望は、絶景だった。遙か下方に見えるのは、霞む岩場だけ。
次にあたりを見渡した君はそこに珍しいものを見つけた。
ホパロングキャロット。空中に生える人参だ。
噂には聞いたことがある。それを身にまといし者は、どんな壁も易々と乗り越えられるとか……。
非常に興味をそそられたが、いくら君でも空を飛べない限り奪取は不可能のようだ。
さらっと書かれていますが、ツッコミ所が満載の文章。なんでダンジョン内なのに高地に居る描写なのか、とか。
ちなみに、通常の状態でこの先へと踏み出すと、強制的にマップ南部までワープ(というか落下?)させられてしまうそうなのですが、SP解放済みの「ウイングブーツ」を履いていれば問題無し。ズカズカ歩いて行きます。
え? にんじん? そんなのどうでもいいじゃない。
(N18,E6)
……人参が空に生えていた。君は、ほんの少しの違和感を覚えながら、その人参を空中から引き抜いた。
しかし、この人参の噂なら聞いたことがある。これを身にまといし者はどんな壁もやすやすと乗り越えられるとか……。
とりあえず君は保管しておくことにした。
ニンジンというよりは、ゴボウ的な物に見えるのですが、まぁいいか。「ホパロングキャロット」入手です。
実に意味不明なアイテムですが、「ドリームペインターの羽」を入手するためには必須というのだから、タチが悪い。
とりあえず「身にまといし」と言われているので装備しておきましょうか。武器扱いなんだよね、コレ。
ニンジンを入手したら、再度ピラミッドの中へ……と思いきや、一方通行だったらしく、階段室へは戻れません。
仕方が無いので、一旦マップの南端まで戻る事になっちゃいました。うわあ、トレボーが近付いて来てるよ('A`)
(N2,E0)
なんどいうことだ! 次元が入れ替わっている!
ここは遙か底。君は地面から空を見ている。そして上は空。
トラップにとばされたのだろうか?いや、そんなことはない。平面がそのまま直立しているのだ!!
その意味は、ここを制覇した時わかるだろう。
上記は、ピラミッド内部へと戻る扉の前で出現したメッセージ。
本来は、内部から外へ出た時の事を想定しての文面なのだと思います。
ピラミッド内部(にあたる地点)は通常のダンジョンですが、外部は上部へと空間が広がっている……とか、そんな感じ。
実際歩く分には普通のダンジョンなので、解らなくとも一切支障は無いんだけどね(゚∀゚)!
ちなみに、同じく内部への扉の前にある(N4,E1)のメッセージはこんな感じ。
君は、遙か高くそびえるジグラッドの底に立っている……底にだ! 平面が直立しているのだ。
だが驚くのは一度でいいだろう。君はこのジグラッドの正体が知りたかった。
壁には制作者たちが残したであろう落書きがある。
「創造主……の神殿……まさか、ここが幻のドリームペインター神殿なのか!?」
そうなんです。ここがまさかのドリームペインター神殿なんです。
「ジグラッド」とは、古代メソポタミア時代に建てられた、宗教的な意味を持つ四角錐型の塔の事なんだそうです。
何でピラミッドじゃダメだったのかはよく解りませんが……地域的な問題?
それはともかく、内部へと戻ったら(N8,E5)へ移動。
【飛び跳ね禁止!】とある。君は天井を仰ぎ見た。これはワシをなめておるな。
爺様の気に障るポイントが今ひとつよく解りません。ちょっと被害妄想強いのかも。
それはさておき、ここで今さっき入手した「ホパリングキャロット」のSPを解放すると……ぽいーんと東側の壁を飛び越えちゃいました(゚ω゚;)! 何この超展開!
壁を越えた先には、固定敵が見えます。
腹を括って近付いてみると、「君の目の前に、天使が降りたった!」ですって。
何か、某歌手の曲を思い出しますね。どうしようもない僕に天使が降りてきた。
「捜してみるか」って、捜すに決まってるでしょう。
VS ドリームペインター
美しい天使様との戦闘。単体です。HPは多めですが、強くはありませんでした。
戦闘が終わると、一枚の羽が目の前に。
君は、その美しさに息をのんだ。この輝きだけでも所有する価値はあるだろう。
つかもうとした手が、ほんのりと暖かい。心無しか身体も軽くなったかのようだ。
すると次の瞬間、羽根の力が波動となり、君の全身を包んだ。なんという魔力。
その保護は強大だった。並大抵の力ではこの保護を打ち破ることはできないだろう。
これで「ドリームペインターの羽」を入手。早速B9Fに戻り、「ヘルハウンド」を再度血祭りに上げます。
そして前回失敗した地獄の門の所へと向かい、アイテム3つを使用してみると……。
君は不思議な感覚を味わっていた。炎はまるで幻影のように身体をすり抜けていくだけで、熱どころか実体さえ感じさせない。ウイングブーツの力が、決して多くはない質量を支え、ドリームペインターの魂が、炎の熱を遮断しているのだ! 爽快な気分だった。
良かったわねお爺ちゃん(*´∀`*)
この後は、「宝石の果実」とやらを入手する描写が続くのですが、現世復帰した後にその果実を見てみれば、アイテム名は「オックおばさんの聖なる手榴弾」。
もう、元ネタを調べる気すら起きない。
よく見ると、背面に使い方が書いてある。
1、装備して、安全栓を抜く。
2、呪われるので、すぐ解く。
3、破壊したいところで捨てる。
4、遠くへにげる。
呪われるか……それを洗い流してくれる道具が必要になるらしい。
#4って、ツッコんだら負けだと思う。たぶん。
さて、この手榴弾を取ったら、もうB9Fに用はございません。徒歩でB4Fまで戻る事にします。
他のフロアで取り零しが無いかチェックしたところ、B8Fにまだ2つほど重要アイテムが残されておりました。危ない危ない。
B8Fで入手するのは、「黄鉄鉱」と「ドラゴンの琥珀」。前者は(N9,E0)に、後者は(N5,E0)にあります。
位置的にマップ西端にあるのですが、地雷原の中にあるので、「ウイングブーツ」必須。
(N9,E0)
なんらかの爆発で壁が吹き飛んだらしい。あたりには、無造作に岩の残骸が転がっていた。
君は注意深くあたりを探索してみたが、特に何も見つからない。
一計を案じて、しもべ達にも探させてみると、なんと金色に輝く岩石を探し当てた。慌てて君はそれを奪いとる。
「ええい、馬鹿め! これは食い物ではない!」
君は、なんとか岩石を手に入れた。
下僕がなんか可愛い(*´ω`*)
(N5,E0)
地面から、金色に輝く宝玉が顔を出していた。そこからは、かなり研ぎすまされた力が波動として伝わってくる。
間違いなく魔法の品だ。君は躊躇なく、宝玉を掘り起こした。
「ほう……」その見事さに君は、思わず声をあげていた。きっと役に立ってくれそうだ。
取る物を取ったら、一気にB4Fへ帰還。続きはまた次回。
B4F
せっせと歩き、B4Fへと帰還。このフロアは回転と一方通行が億劫でたまらない……('A`)
今回の最初の目的は、(N14,E5)にいる魔女に会う事。スタート地点からそう遠くないのが幸い。
この魔女は何やらアイテムを交換してくれるそうなのですが……果たして。
(N14,E5)
信じられないことに、君の目の前でうら若き女性が煮え立つ鍋をかき混ぜている!
その異様な雰囲気と不釣り合いな美貌を、無理矢理こじつけるかの様に女はしわがれた声を出した。
「へっへっへっ、おんや珍しい。お客かね」
君はひるんだ。相手の雰囲気が一変したからだ。
「その目……野望に燃える目だね。ダブオブピュースは必要じゃないかね? けけけ。な〜に、別に知らないんならあんたに用はないさ……でも、持ち物が気になるねぇ。どれどれ、見せてごらんよ」
魔女は、声音ではなく、肉体年齢に比例した動作で、君の持ち物を堂々と覗き込んだ。
「どれどれ……」
要するに、身体は若い娘だけど言動と声は婆様、という事でしょうか。
さて、ここで、魔女様による持ち物チェックが始まります。チェックの対象は「虫除け玉」「マジシャンズハット」「黄鉄鉱」「魔女の杖」「クレンジングオイル」「カシナート」の剣の6つ。
この中でまた持っていないのは「虫除け玉」「クレンジングオイル」「カシナートの剣」の3つなのですが……はて。「マジシャンズハット」なんていつ取ったんだろ(゚ω゚;)?
「材料が足りないようだね。あたしの気持ちが変わらないうちに、早く持っておいで。ある場所? そりゃ知っているけど、タダで教えてやるわけにはいかないね。条件……そうさね。あたしゃずっと独り身でね……どうだい、わた」
君は魔女の言葉を最後まで聞くことなく、その場を立ち去った。
爺様、魔女様を問答無用でスルー。でも、アイテムは集めて来なければならない様です。
未入手アイテムの中で「虫除けの玉」はこのフロアにあるのですが、残り2つは上のフロアにしか存在しない様なので、ここはひとまず先へと進みます。
普通に歩くだけで壁の配置が変わる厄介なフロアを征く中、(N5,E6)に妙なものがありました。
君がそのプールを覗き込んでみると、水に見えたものは、実は粘性を持つ液体だということがわかった。……これは罠か?
試しに、しもべ達でも投げ込みたいところだが、なぜか奴らは、このプールに一歩たりとも近寄ろうとしない。
また別の機会にすべきだろうか? それとも、君は思い切って……。
ここで、飛び込むorやめるの選択肢が登場。
実はここ、属性を「悪」から「中立」にするプールなのだそうです。ここで属性を変えておかなければ(結果的に)取れなくなるアイテムがあるので、アイテムコンプを目指す身としては、きっちり入っておきたいところ。
最初、その奇妙な感覚に思わず叫び声をあげそうになった。液体が生き物のように蠢いている!
慌てて水面から顔を出そうとしたが、引きずり込まれた。君はもがく。しかし、奇妙なことに息ができるとわかってからは、仕方なく抵抗をやめた。
やがてプールから解放された君は、自分の手を見ていた。なにかしっくりこないからだ。いったいなにがだろうか。ふむ……気のせいか?
いやいや、気のせいじゃないよ爺様。EがNになってるよ。
それにしてもこのプール、回転床(しかも、一回乗って離れたら壁ごと回転するタイプ)に隠される様にして存在しているので、普通に歩き回っていたら絶対見付けられなかっただろうな(´;ω;`)
その後は引き続き、階段を目指します。その道中、冒険者から不確定名「イエローカード」をゲットしました。
売り文句が書いてある。
【逃げ道を塞がれたら、この一枚……見事に脱出】
ほう……。君は関心した。このような品物が増えれば、迷宮を歩く時も楽になるのだが……。
ふむ、これはうまいこと商売になるのではないか? 君はそんなことを考えていた。
え、何それ。商売でも始めるフラグ?
それはともかく、入手したのは「脱獄カード」。ちょっと可愛いキャラクターの絵が書いてあります。
このフロアには四方を壁に囲まれて閉じ込められてしまうトラップがあるので、そこから脱出したい時に使うそうな。
それから更に進み、(N6,E17)でメッセージを発見。
【キャンドルで照らせ!】
確かにこの迷宮は暗闇が多いが……。そういう意味ではないのだろうか? 同じようなメッセージがいくつもあったような気がする。
そして、このメッセージが最後ではないのか? この確信めいた気持ちはどこからくるのだろうか……?
ちょっと意味がわかんない。「いくつもあった」って、見たのはこれが始めてだし。
……ううむ、もうちょっとちゃんと寄り道しておけば良かったかな(;-ω-)
その後は(N9,E14)で「虫除けの玉」を入手。
君はそこで思わず足を滑らせそうになった。子供じみた罠かと疑ったが、違うようだ。
辺り一面に、一見、ビー玉を思わせる白い塊が転がっている。とりあえず、君は拾っておくことにした。
残るは、(N15,E19)にある階段へ行く事のみ。
すると、階段の一歩手前にてメッセージが表示されました。
【地上に出るために】
ご丁寧にもそう書かれている。君ならいつものように無視しただろう。しかし、今回ばかりは違った。
【要手榴弾 マらーもききません!】 管理人
ふむ……これは一考する必要がある。しかし、地上のやつらはワシをどうしたいのだ?
いちいち爺様の感想が笑えますな。
メッセージにある「手榴弾」というのは前回入手した「オックおばさんの聖なる手榴弾」のこと。
この先に広がるB3F〜B1Fは特殊な構造になっていて、一度入ったが最後、突破して地上に出るまでは「マラー」が使えないんだそうです。そして、地上に出るために必要なのが例の手榴弾だそうな。
恐ろしいのは、手榴弾を持たないままこの先に踏み込むと、その時点で詰んじゃうってところ((((;゙゚'ω゚'))))
階段の地点の立つと、「もう戻って来れないよ\(^o^)/」的なメッセージが。
ええと、体調はまぁまぁ万全だし、本セーブもやった。手榴弾も持ってるし……後は自分の覚悟だけ。
腹を括って階段を上ったところで、続きは次回。
B1F〜B3F
階段を上ると……そこは何故かB1F。あれ? B3FとB2Fはどうしたの(゚ω゚;)?
恐る恐る一歩前に進んでみると……。
メッセージがある。ここから先は、ワープとシュートと一方通行階段のオンパレード。一度入ったら帰ってこれない。セーブを忘れるな! 出口は地上のみ!
君は一応、メモをしておくことにした。
B1F〜B3Fは「コズミックキューブ」と呼ばれる空間で、3フロアが特異な繋がり方をしています。
メッセージにある様に各フロアにはワープ、シュート、階段が存在しているのですが、全てが一方通行。しかも、シュートなのに同じフロアに出たり、階段を上ったのに下のフロアに出たりと、位置関係もデタラメ。
要するに、B1F〜B3Fは立体的な構造をした1つの広大フロアなであり、階段やシュートは全て一方通行のワープ……って事みたい。
ところで、この3フロアが1セット的なダンジョンを他のWizでも経験した様な……と思い、過去のプレイ日記を漁ってみたら、Wiz外伝IIで「トリプルフロア」なるものを発見。これが元ネタだったのかな?
ただ、あの時は今回ほどキッツイ事になって無かった気がする……。
さて、複雑怪奇な「コズミックキューブ」では、完全に攻略本頼り。難関は自力で突破してこそ喜びも深いのですが、何しろトレボーのおっちゃんが執拗にストーキングしてくるので、あまりのんびりもしていられません。
とにかくさっさと突破して地上へ脱出するに限ります。
そんなこんなで3つのフロアをせっせと行き来していると、B2Fの回転床地帯のど真ん中で、妙なイベントが発生しました。
(N14,E3)
『自動アイテム販売機 ひとつたったの50000GP!』
とある。……買うか?
なんか高い。でも、ここで購入してみると……。
ガタンと音を立てて、化粧品にも似たピンク色のビンが落ちてきた。君が何気に『使用上の注意』を呼んでみるとこうある。
「どんな呪いでも落とすから、装備して使ってね」
こんな安直なアイテムがあってもいいのだろうか? 金を払った以上は、もらっておくが……。
ここで「クレンジングオイル」を入手。これって、魔女の所で必要なアイテムだったよね。
また、直ぐ近くにはLV.9の召喚陣があり、LV.7から一気にLV.9へヽ(*´∀`)ノ
召喚した下僕は、ヒドラ、マンティコア、リッチ、サキュバス、レベル10プリースト。
よしよし、下僕もなかなかサマになってきたな、とホクホク顔で先へ進んでいると……今度はLV.10の召喚陣を発見、@B1F。……えええ、まだ一回も戦闘させてなかったのに(゚ω゚;)!
今度は、デーモンロード、ゴールドドラゴン、ブラックドラゴン、レベル10プリースト、マイルフィックを召喚。
デーモンロード、強いのはいいけど、HPが低いのがちょっとネックかな。
さて、このLV.10召喚陣の付近(N2,E13)にて、またしても自動販売機と遭遇。
今度の金額は……100000GPとな!?( Д ) ゚ ゚
君の財布から貪欲に金を飲み込んだ自動販売機がカランと安い音をたてて、古めかしい箱を吐き出した。
早速君が中を開けてみると……。「いったいこれはなんだ?」人骨だった。箱には「聖なるトレボーのケツ」とある。
これは一体……。なにか恐ろしく因縁めいたものを感じる。
アイテム名があまりにもあまりなものを入手。グラフィックは、高級そうな箱に入った骨盤あたりの骨らしきものです。
……トレボーって、やっぱりあの狂王のおっちゃんの事だよね('A`)
さて、何とも珍妙なものを買わされた爺様ですが、実はこのアイテム、非常に優れもの。
SPを解放する事により、しつこく追い掛けて来ていたトレボーの亡霊を消滅させる事が出来るんです。悪霊退散。
そこで、その場でSP解放してみたところ……。
「トレボーの亡霊を封じ込めた!」
そんなメッセージが、キャンプ画面上に表示されただけでした( ゚д゚ )
いやいやいや、怨敵を浄化したんだから、もっとこう特殊イベントがあっても…………まぁいいか。
とにかくこれで、今まで散々悩ませてくれたトレボーの亡霊が、もう出現しなくなります。ばんざーい∩(・∀・)∩!
でもなんで尻の骨で浄化出来たんだろ。
ところで、トレボーはアミュレットの呪いのせいで死んだ直後に亡骸が燃え、骨の一部を残して消失してしまった、というエピソードをどこかで見た様な気がしたのですが、その記憶が確かだとしたら、残った骨の一部ってこのアイテムの事だったのかしら。
その後は、トレボーが居なくなった生活をエンジョイしつつ先へ先へと進みます。
B1Fの(N15,E18)へと出ると、メッセージが出現。
君はその立て札を声を出して読んでいた。
【よくぞたどり着きました。地上はすぐそこ!】
これはワナだろうか? それとも……。
その地点から更に西へと進み、袋小路になっている(N15,E15)へと進むと……。
目の前の壁は、もう少しで崩れそうだった。しかし、魔法や物理攻撃程度ではびくともしないだろう。
君は思案にくれた。そして、ある持ち物の姿が脳裏に浮かんだ。確か入り口のところで……。
はい、ここで「オックおばさん〜」の出番です。以前読んだ手順は、以下の通り。
1、装備して、安全栓を抜く。
2、呪われるので、すぐ解く。
3、破壊したいところで捨てる。
4、遠くへにげる。
具体的に言うと、装備してSPを解放し(1)、解呪アイテムを使用(2)。破壊したい地点で捨てて(3)、直ぐその場から移動(4)って事でいいのかな?
ちなみに、手順(2)では呪いを解くのに「クレンジングオイル」を使用します。このために自動販売機で購入したのね。でも、個人的にオイルはあまり好きくない。私はジェル派です。どうでもいいことだ。
サクサクと手順通りに済ませ、元来た道を戻っていると、「*ど〜〜〜〜ん*」というメッセージが。
実際は途中も、なんかごちゃごちゃとカウントダウンしていたのですが、メモし忘れてしまった……。
手榴弾が炸裂した後(N15,E15)に戻ると、見事北側の壁が吹っ飛んでいました。
その先にある階段を上ると、夢にまで見た地上です!
「おお……」君は思わず感嘆の声を上げていた。
あれこそ地上の光。風が運ぶのは、人と食い物の匂い。まさに自由の象徴だ。
だが、まだ君にはやり残したことがある。それを求め、地上を制覇するのだ。
そうだった。地上に出るのが最終目的ってワケじゃないんだった……と思い出したところで、続きは次回。
かなりの久方振りに地上に出て来たワードナ爺様。清々しい青空が目に染みます。
とりあえずは、城壁外をうろうろと徘徊。
地上1F&B4F
城壁に沿ってぐるっと1周していたところ、(N5,E18)にて町人(?)と遭遇。
「……ああ、この街じゃトレボーのことは御法度さ。ただ、入り口だけは別だぜ。トレボーの悪口が合言葉になってるからな。トレボーのクソ野郎ってことさ。けど、フ……じゃないぜ。もっと上品にサ……っていこうじゃないか。ま、それ以上は自分で試してみるんだな」
「トレボーのクソ野郎」ってのが入口の合言葉の様です。「サ……」って何だろ。「フ……」の方はあっさり思い付いたんだけど(ΘωΘ)
ともかく、城壁の外に居るのはこの人だけである様なので、入口に向かってみるとします。
その門番は、君を無遠慮に眺めまわしてから言った。
「ここは老人ホームじゃないんだぜ」
君は、この生意気な子供が、しもべ達の胃におさまるところを想像しただけで、なぜか気が晴れてしまった。憐れすぎる。
「……能書きはいい。貴様の職務を果たせ」
相手はあきらかに圧倒されていた。情けないほど震える唇から、やがて言葉に近いものがもれた。
じ、爺ちゃんかっこいーΣ(゚Д゚;! なんか初めて大物っぽいオーラ醸さなかった?
この後は、「
ここを通るための合言葉をどうぞ!」という問いと共に入力画面となります。先刻聞いたヒントを元に、合言葉を考え出すワケですが……正解を言っちゃうと、合言葉は「トレボーサックス」。そう、Wiz#1で死ぬほど見掛けた狂王に対する悪口だったのです。しかも書いたのって爺ちゃんだし。
合言葉に正解すると、晴れて中へと進む事が出来ます。
これまでのWizでは出来なかった町の探索が出来るというのは、なかなか楽しいです。施設はほぼ利用出来ないけど。
キャラ作成でお馴染み「訓練所」なんかもあるんですが、冒険者の卵達と戦うか戦わないかでソワソワしている爺さん萌。
また、訓練所の反対側には「ボルタック商店」がある……にはあるのですが。
長いあいだのご愛顧、ありがとうございました。ボルタック商店は倒産しました。
そんなメッセージのあちこちに大量の罵詈雑言が書き加えられている。
「……」君は少しだけ同情した。
潰れてやんの(´;ω;`) 世界が平和になってるから、武器の需要が減っちゃったのかしら。
更には……。
君は埃が厚く積もった店内を見渡した。もしかして掘り出し物が眠っているのではないか?
君は何気にそんな思いにとらわれる。
爺さん、盗みを働こうとしております。ここで「君は墓地の門を盗もうとした。」というメッセージと共に選択肢が出るのですが、ここで「はい」を選ぶと、「ボルタックの対万引きユニット」との戦闘になっちゃいます。
しかも、どう見ても人間ではない、異常に強い連中なので、さっくりと全滅しちゃいました(゚∀゚) どろぼうは、だめだよね!
ちなみに、この時点での発見アイテムは85種、残り33種。
敵は218殺戮で……あと275種もいるのΣ(゚Д゚;!
敵はともかく、アイテムはもう一踏ん張りだなー……などと、暢気に思っていたこの時はとても幸せでした。後々に、あんな事態に陥るなどとは夢にも思わず……(´;ω;`)
それについては、また後ほど。
B4F
地上を少しばかり歩き回ったら、再びB4Fへと戻ります。
いつの間に、魔女に要求されていた交換がアイテムが揃っていたのです。
「カシナートの剣」なんていつ取ったんだ……と悩んでいたら、実はB2Fで遭遇する敵が普通に落とすんですって。
魔女の所へ行くと、早速イベントが発生しました。
「おうおう、どうしたことだい。全部材料を持っているじゃないか! あんたみたいな人間は久しぶりだね……どうだい? 取り引きしようじゃないの。え? いやだねぇ。金なんてちんけなことは言わないさ。なに、簡単な約束をしてくれりゃいいよ。そうすりゃ、ダブオブピュースを作ってやってもいいさね」
一方的に喋る魔女様。ここでは「仕方ない」と「やめておこう」という選択肢が出ます。
肝心の「約束」の内容が解らないのが気になりますが、貰えるアイテムは何だって欲しい。
魔女はぼそっと君に耳打ちした。なんてことのない内容だった。君の目的とはなんら関係なく思えたし、そもそも自らの意志がそう望まない限り起こりえないからだ。
それでも思慮深い君は一通り思考をめぐらしたが、やがて頷いた。
「そうこなくちゃね! じゃ早速。作ってあげるからね。腕によりをかけて。けけけ」
と言いつつ魔女は、君から材料を奪うと消える。やがて遠くから低い獣のようなうなり声に、続いて、チーン! という金属の固い音が聞こえた。
「なんだい、その嫌そうな顔は? これは、正真正銘のダブオブピュースさ。約束は忘れるんじゃないよ」
魔女は、君の手を大事に包み込むと、掌に黒い液体が入った缶を握らせた。魔女のつやがかった視線が一瞬だけ君を捕らえる。君は違った意味の危険を覚えずにはいられなかった。
だ、だからその約束の内容を教えておくれよぅ(´;ω;`)
ところで「チーン」って、電子レンジで作ってんの!? 「ダブオブピュース」って、どう見ても缶に入った黒ペンキなのに!?
ちなみに、再度魔女のところに行くと……
「おや、あんたかい。どうだい、ダヴオブピュースは役に立ったかい? ま、そんなことより、約束のことだけどね……」
はっと君は身構えた。
「とっとと忘れてくれてかまわないからね」
どういう風のふきまわしだろうか?
「暇を見て、また会いにきてくれればいいさね」
どうも腑に落ちないが退散した方がよさそうだ。
何だかよく解りません。だーかーらー一体何を約束して……とか言いつつネタばらしをしてしまうと、ここで魔女と交わした約束とは、「宝物庫のアイテムリストをコンプしたら結婚しましょ」的な内容。
そのため、アイテムリストをコンプリートした状態でこの魔女の元を訪れると、いわゆる「結婚エンディング」という隠しエンディングを迎える事になります。
実は、今回のプレイでは最終的にこのエンディングを迎えて終わりにしたいなー、と思っているのですが、1周目のプレイでは無理の様な気がしないでもなし。
とりあえず魔女から「ダブオブピュース」を貰ったところで、今回はここまで。
魔女との物々交換が終わったら、今度は更に潜ってB7F。地上に出る前にやり忘れてた事があったのです。
B7F
今回向かうのは(N19,E9)。B6Fへと続く階段の一歩西にある地点。
マップの構成的に言えば、ピラミッドの天辺にあたる所ですな。
はたして、ここでどれだけの時間が流れたのであろうか。崩れかけた祭壇は、創造主からも見捨てられ、ただ朽ちてゆくだけの存在と化している。
その姿に、ふと君は軽いめまいを覚えた。同じ運命をたどった自分の姿を祭壇に重ねたからだ。
だがそれも一瞬のこと。祭壇の観察を続けると、君のシカイに供物を受け取るがためのような窪みが入った。……何か供えるか?
我が家の仏壇だったらお茶とご飯とお花で済むんですが。ここでは3つのアイテムを使用します。
必要なのはB10Fで入手した「ブラッドストーン」と、B9Fで警備兵に守られていた「ランダーのトルコ石」。そして、B8Fの地雷原の西の端にあった「ドラゴンの琥珀」。
この3つを選択肢してみたところ……。
すると突然、あたりはまばゆい光に包まれはじめた。最初こそ、顔を背けるだけだった君も光の量がますに連れ、目を閉じ、目を手で覆う。
しかし、なんということ! その光は、あらゆる遮断物をものともせず、君の網膜へ直接届いてくる!
君は悲鳴をあげそうになったが、光が霧散する方が数秒早かった。君は恐る恐る目を開けた。
ちょっと長くなるので、ここからはテキストを要約。
3つのアイテムを古びた祭壇に置くと、祭壇は瞬く間に新品同然となり、三本の剣が出現しました。
ドキドキしながらも剣をゲットしようとした爺様でしたが、祭壇の中の人(?)から「1本しかダメ!」と言われ、渋々1本を選ぶ展開に。
ここで出現する剣は「東風の剣「西風の剣」「ドラゴンの爪」の3振り。選択肢ではそれぞれ、緑のつるぎ、青のつるぎ、黄金のつるぎと表記されています。
これらの剣はそれぞれ特性があるのですが、今回は「ドラゴンの爪」を貰う事にしました。魔法抵抗値が高め、だったかな?
ちなみに、ここで復活させたものこそが「ドリームペインター神殿」。以前、爺様が何処かでその名前を言ってましたっけか。
実のところ、復活に必要な3アイテムは「コズミックキューブ」突入以前に入手可能なので、地上に出る前に復活させておけば良かったなぁ(´・ω・`)
さて、この復活イベントを終えた後、再度祭壇へと行ってみると……。
目の前には輝きを取り戻した神殿があった。あたりの空間さえも自らの光で演出し、あたかも神の宿る祭壇のようだ。
君は、満足感で心が満ちるのを感じていた。なぜなら自らの力で復活させてやったのだから。破壊以外に美しさを感じるのも久しぶりだった。
正直なところ、もう一本くらい剣をよこせという気分だったが……。
ごもっとも(笑)。
とりあえず、地下で発生する重要イベントは全て終えたので、地上へと戻ります。
地上1F
帰ってきました明るい地上。城壁内を探索していると、「11F調査団募集」とメッセージを発見。
……もしや、B11Fがあるの???(注:あります。後で行きます)
その他には、こんな施設が。
(N9,E17)
派手なネオンが輝いている看板にはこうあった。
【ケガをした冒険者達がおります】
【2階 騎士団ご一行様滞在中】
【エレベーターあり】
【マスターキーのご要望は、城壁3階へ】
何だか面白そうなので中に入ったのは良いのですが、その先は鍵が無いと入れないとかで、爺様が自主的に出てしまいました。珍しい事もあるもんだ。
(N16,E13)
黒く淀んだプールが、君の目の前に横たわっている。なにかの廃液だろうか? いかにも臭ってきそうな色彩だ。飛び込むにはさぞ勇気がいるだろう。もしかして、人格さえ変わってしまうのではないか? そんな思いにも囚われてしまう。……思い切って飛び込んでみるか?
このプールに入ると、属性が「悪」になります。B4Fには「中立」になるプールがあったっけ。
ここで悪に戻っちゃうとまたB4Fに行くハメになるので、何も見なかった事にしよう♪〜(´ε` )
(N17,E9)
「最近、城下を騒がせているのはあんただろ? なあ、なんでも物見の当には主がいるらしいぜ」
その男は気安く君に話かけてきた。
「その代わり、あんたが王になった時、ひとつ頼むよ」
君の吐息にしもべたちが反応し、その獰猛な一喝で、男は退散した。
あり? もしかして爺様ったら有名になってるの?
そりゃそうだろうなぁ。魔物達を引き連れ、酸素マスクを付けた爺さんが闊歩してるんだから。怪しい事この上無い。
その後、(N16,E5)で、またしてもプールを発見しました。
そこは、白い液体をなみなみと湛えたプールだった。そばには修理中立ち入り禁止の立て札が見える。
君は興味を引かれて、水際まで歩いていった。不思議な光景だった。乳白色に染まる水のかすかな動きを見ているだけで、心が静まっていく。好奇心にかられて、君はそのまま……。
ここで入る選択肢を選ぶと……。
君は思い切ってプールに飛び込んでみた。液体は水よりはるかになめらかで、どちらかというと空を飛んでいるといった方が近い。
このほんのりとした暖かさをどう表現したらよいだろうか? しかし、その感覚も唐突に失われた。まわりと見渡すと乳白色の液体は、すでにただの水と化している。
なにかが足りないのではないか? 君は修理中という立て札が気になった。
何か物足り無いそうです。このプールはさっきのものとは逆で、入ると「善」になります。
ただし、現在は「修理中」という事なので、今は何も起こりません。「善」にするためには何かアイテムが必要みたい。
プールから出たら、近くにある塔の前へと行ってみます。
君は城にある物見の塔の前に立った。中にはおそらくこの国を治める連中がたむろっているに違いない。
しかし、やつらに会うための準備は整っているだろうか? この立て札を見よ!
【騎士団に認められし者以外の立ち入りを禁ず】
どうやら深く考えてみる必要がありそうだ。
立入禁止の立て札があるからって、それに従うようなタイプじゃないクセにー。
が、今の状態では冗談抜きで準備が足りないので、ここは後回しにする事に決定。とりあえず、宿屋に入るためのマスターキーを捜すとしましょうか。ええと、鍵のご要望は城壁3階って言ってた様な。
さて、何故か宿の鍵を城壁3階まで探しに行くハメになった爺様。(N15,E12)の階段からまずは2Fへ。
2Fへ出たら目の前にハシゴがあるので、それを上って更に3Fへ。そこで待っていたのは塔の砲兵隊でした。
ややや、物見のお仕事ご苦労様です……って、何で戦闘になりますか!?
戦闘後、宿屋の鍵を貰えるか……と思いきや、そんな物は持ってない模様。一体どういう事だとマップを確認したところ、場所が違ってました(´・ω・`)
2Fに出たら目の前のハシゴは登らず、(N16,E16)のハシゴまで移動しなきゃ駄目なんだってさ。
城壁にいる固定敵を数体倒し、(N16,E16)のハシゴを登って3Fへ。すると、宿番がいました。
それにしてもどうしてこんな所に居るのですか、この人は。
VS 宿番
何故かなぜか壁の上にいた宿番。しかも、結構手強いニンジャでした。
撃破後は目的である宿屋の鍵を入手。「早速使わせてもらうことにしよう」、ですって。
次回は目的もよく解らないまま宿屋に乗り込む事に……って事で、また次回。
前回入手した鍵で宿屋へと乱入。奥へと行こうとすると、当然ながら宿の人に呼び止められたのですが、モンスターに威嚇させて素通りする爺さん。
ごめんねお店の人。この爺様、モンスターに介助して貰わないと歩き回れないの(´;ω;`)
数歩先に進むと、固定的との戦闘が待っていました。パーティ名は「ケガ人たち」で、戦闘突入時の台詞が「またお前か!」とか「こっちは松葉杖をついてるってのに!」とか(ΘωΘ)
要するに、ワードナが倒した事のある敵のパーティみたい。当然弱いです。
戦闘後は1Fの部屋を片っ端からチェック。すると、一部屋だけ中に人が居ました。
「おっと……」
君はどうやら人の部屋に入ってしまったようだ。ゆっくり踵を返そうとした君の背中に声がかかる。
「トレボーの亡霊に悩まされているなら、いいアイテムがこの世の中にはあるらしいぜ」
その投げやりな態度が何故か君は気に入った。「方」珍しく君は返事をして、その場を去った。
間違って部屋に入った爺様はともかく、いきなり入って来た見知らぬ老人にトレボー王の亡霊の話をする人というのも、どうかなーと思います。
気を取り直して(N11,E14)の階段を上ると、周囲には4つの部屋がありました。とりあえず今立っている地点の北にある部屋は「虎の子騎士団御一行様」、でもって南は「月桂樹騎士団御一行様」、か。
ここで説明を入れると、この4部屋にはそれぞれ騎士団がいて、対面する事によるイベントが発生します。
その際、ワードナの言動によりイベントの展開が変わってくるのですが、初対面時のイベント展開がED分岐に影響を与える仕組みになっているようです(アレンジ版の場合)。
攻略本を参考にもう少し詳しく触れますと、各騎士団との間で起こる計4つのイベントでは、展開により各イベント毎に善、中立、悪と、アライメントが決定されます(実際の属性とは無関係)。
そして、この4イベントが終わった時点でのアライメントの内訳により、EDの属性が決定するというわけです。
たとえば、4イベントとも善だったら善EDとか、悪が1つでもあったら悪EDなど。中立の場合もあります。
また、各イベントでの属性が善になる展開を迎えた場合、各騎士団からアイテムを1つずつ入手する事になるのですが、今回のプレイで目標としている真EDを迎えるにはそれらのアイテムが全て必要となるため、今回は全て善ルートという事で。
それでは、イベントを一つ一つ見ていきましょう。
まずは「虎の子騎士団」のお部屋から。
「見つかったんだね! ありがとう!!」
君は突然、見に覚えのない歓迎を受けた。
「……なんのことだ?」
冷めた視線を向けると、相手は唐突に状況を悟ったようだ。少年達は一斉にうなだれる。
「すいません。実はぼくたちの学校の旗が、柄の悪い冒険者たちに盗まれてしまって……」
どうやら、騎士学校の生徒さん達みたいです。学校の旗を盗まれて困ってるみたい。
この後、「持っている」「大変だな」という選択肢が出るのですが、該当アイテムである「騎士学校のペナント」を持っているので、正直に申し出、返還してあげると、過剰なまでに讃えられた末、善認定&アイテム「夢の宝珠」を頂けます。
少年達は君を取り囲んで、次々に合唱した。
「これを」「これを」「受け取ってください」「ください」「夢の宝珠です! ぼくたちが心からの感謝をした相手に送るものです!!」
君は、ちょっと誇らしげにそれを受け取った。
満更でもないのね、お爺ちゃん(*´ω`*)
ちなみにここで不所持なのに「持っていると」を選ぶと、悪認定&戦闘となります。正直なのが一番って事ね。
……言っておきますが、「柄の悪い冒険者」とはワードナの事じゃないよ。ペナントを持っている冒険者パーティの事だよ(笑)。
ところで、この部屋に再度入ってみると……
「あ、ワードナさんだ!!」
いつのまにか君は、この少年達のヒーローになっていた。
「う、うるさい、馬鹿め!そこをどけ!」
君がどれだけなじってみても、その純粋な瞳はがんとして揺るがない。やっとの思いで君は部屋を抜けだした。まったくここは幼稚園か。
ツンデレだ、ツンデレがここにいる。
さて、お次は「月桂樹騎士団」のお部屋。
そこでは悲痛な沈黙を保ったままの騎士たちが、身動き一つしないでいた。
雰囲気に引き込まれるように声をかけようとした君を制して、一人の騎士が声をあげる。
「これも何かの運命なのかもしれない。もしかすると君は、ダヴオブピュースを持っているのではないか? もしかして運命に導かれたのではないか?」
「ダヴオブピュース」というと、魔女様の所で貰った黒ペンキ缶の事でしょう。
「持っている」「欲しいのか?」という選択肢が出ますが、善狙いなので素直にお返事。すると、予想通り「譲ってくれ」と頼まれ、今度は「よかろう」「断る」という選択肢が。
なんか「伝説の塗料」らしいですよ、この黒ペンキ(゚∀゚)
ペンキを快く譲ってあげると、またしても騎士達から感謝感激雨霰。御礼に「真実の矢」を貰いました。
「心よりの感謝を!!」「ワードナ万歳!!」
君を称える合唱はしばらくやむことがなかった。ちょっとだけ君はいい気分になった。
ここでも、持っているのにあげなかったり、持っていないのに持っている振りをしたりすると、悪認定&戦闘。更に、侮辱する様な言動を選ぶと戦闘となります。
そして、一旦部屋を出てまた入ってみると……。
部屋では騎士たちが無心に作業へ没頭していた。巨大な像の鼻がダヴオブピュースによって丁寧に丁寧に塗られていく。しばらく、よい気分に浸っていた君だったが、ふいに像が、あのトレボーのものだと思い出した。……吐き気がしそうだ。君は慌てて部屋を出た。
あれ? この町ってトレボーの事はタブーなんじゃなかったの??
それはまぁいいとして、次は「ペリカン騎士団」の部屋へ。
「おお、あなたがワードな殿か! 探していたぞ」
突然、その騎士が君の手を取った。全力をあげて振りほどこうとしたが、がっちり捕まれている。そんな君には一切関知せず、他の騎士たちも君の腕をつかんだ。まるで万力の様な力で!
「おかげで、我が騎士団が王より拝命していたドリームペインター神殿の復活を終えることができた」「どうか、これを受け取っていただきたい!!」
とても強引な展開になりました。B7Fでドリームペインター神殿を復活させた上で彼等と対面すると、その時点で善認定を貰い、謎の黄色いヘルメットを渡されます。見た目は工事現場的な。
「さあ、早速かぶってみてくれ!」
君は躊躇した。しかし、騎士たちの汚れのない瞳が、君の腕を強引につかんだ。
「おお、よく似合っている。どうであろう? それをつかって、ついでに1階のプー……」
それ以上聞く耳持たず、君は憤慨して、部屋を出た。
ここで入手したのは「メンテナンスキャップ」。ワードナーがスルーした騎士の台詞がヒントになっているのですが、このアイテムを装備した上で1Fにあった修理中のプールに入ると、属性が晴れて善になります。
その件についてはまたのちほど。
ペリカン騎士団とのイベントでは、ドリームペインター神殿を復活させていない状態で部屋に入ってしまうと、悪or中立の認定しか貰えません。
なので、「メンテナンスキャップ」が欲しいのなら必ず神殿を復活させてから会わなければならない様です。そんなの、攻略情報ないと気付けないよねぇ。
「あ、ワードナ殿! どうです? 今から夜通しで体力訓練を行うところなのですが、一緒にどうですか?」
全員が全員、邪気のない笑顔をむけてくる。それは肝が冷えきる薄ら寒い光景であった。
「さあ! ワードナ殿!!」
いつのまにか掛け声が輪唱となっている。これ以上いたら強引にやらされかねない。君はさっさと退散した。
もう一度入ると以上の様な展開に。光景が容易に想像出来ちゃうのは何故でしょう。
さて、残るは「薔薇の騎士団」。ここもちょっとばかり手順が難しいです。
君がその部屋に入ったとたん、全員が殺気立った。あたりを漂うかぐわしい薔薇の香りは、死の香りになろうとしている!
「不浄なる者め! その臭気、我慢ならぬ!」「ここは己のいる場所ではない!」
それを受けて、君は人の悪い笑みを浮かべた。
「愚かな……力こそは正義よ。勝ってからほざけ!」
今までの騎士団は友好的だったのですが、ここは超好戦的。
実はこの騎士団、ワードナの属性が善でない場合、喧嘩をふっかけてくるのです。中立でもダメ。
この時、戦闘をするか逃げるかを選べるのですが、戦闘しちゃうと悪認定を喰らい、逃亡すると中立認定となります。
さて、「薔薇の騎士団」の皆様をすっかり怒らせてしまったワードナさんですが、彼等からも重要なアイテムを貰わねばなりません。
そこで、何事も無かったかの様に部屋に入る直前のデータをロード。ひとまず宿屋を後にすると、ペリカン騎士団から貰った「メンテナンスキャップ」をかぶり、ミルク色のプールへと向かいました。
君はメンテナンスキャップをかぶって、プールにと飛びこんでみた。するとどうしたことだ! 次々と君の頭の中に、このプールを直すための知識が入ってくる!! 君は早速行動に移った。
そして、君は心地好い満足感とともに、白く閉ざされた区間にあった。自分という区切りのない世界。五感すべてが断たれていてなお、心地好いだけの世界。
やがて時間も失われ、自我だけとなった君は、ふと世界の真理を悟った。……そういうことか!
眼を開くと見慣れた景色が戻ってきた。君は再びプールの縁に立っていた。清々しい気分だった。
ここは笑うところなのか、そうではないのか。世界の真理を悟った感想が「そういうことか!」というのも、大雑把な気がしますが。
とにかく、これで属性が善になったので、再度「薔薇の騎士団」のお部屋に行ってみます。
極上の笑みを張り付けた女性達が、君を出迎えようと待ち構えていた。薔薇の香りでむせかえるようだ。
「ようこそ、ワードナ殿」
一人の女性が近づくと。君の手にそっと薔薇を持たせた。
「あなたは本当の自分に気づかれた……すばらしいことです。この薔薇細工を受け取ってください。私たちがあなたを認めた印です」
君が手元に目をやると、その薔薇は、素晴らしく精緻なガラス細工であることがわかった。
あら、薔薇の騎士団って女性騎士団だったのか。てっきりお耽美ナル兄ちゃんだとばかり(偏見)。
ここでは善認定&「クリスタルローズ」を入手出来るのですが、そのためには、属性がGであるだけでなく、トレボーの亡霊を浄化しておく必要がある模様。浄化していないと、中立認定しか貰えないそうです。
「よくお似合いですわ」「……あら、ほんとうに」
貴婦人たちは手放しで褒め称える。よくよく考えてみれば、女性に声をかけるのもいったい何千年ぶりだろうか? 君は笑みで、感謝の意をあらわした。どこか遠い記憶で違和感を感じながら。
とても不可思議な空間に巻き込まれた爺様。逃げる様に外に出てはみたものの、再度入ってみたところ……。
「あら、ワードナ殿」
君が部屋に入ると、次々にご婦人方が名前を呼んでくる。
「今、お茶会の準備をしているのですが、御一緒にいかがです? フルーツケーキも今焼いているところですよ」
君は、自分がこの婦人たちと優雅にお茶を飲んでいるところを想像して目眩がした。そして、誰にもきづかれぬよう部屋を出た。
気持ちはよく解ります。実は私も紅茶が飲めないタチなので……え? そういう事ではなく?
実質的に宿屋でアイテム回収しただけなのですが、長くなっちゃったので今回はここまで。
宿屋にいる4つの騎士団のイベントをこなし、「クリスタルローズ」「メンテナンスキャップ」「夢の宝珠」「真実の矢」を入手した爺様。
これでまた一歩EDに近付いたぞとホクホク顔で、なんとはなしにアイテムや撃破した敵が掲載されるギャラリーを覗いてみたら。
データが飛んでました ( Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。
ええ。なんとなく前兆っぽいのはあったんです。地上に出た後、B4Fの魔女とB7Fのドリームペインター神殿のイベントを済ませ、再度地上に戻って来た際、地上のオートマッピングがリセットされてたので「( ゚д゚ )?」と思ってはいたんです。
……おそらく、その時には既にデータ飛んでたんだろうな。
とりあえず、かろうじて登録されていたアイテムをチェックしてみたのですが、「ダブオブピュース」以降に入手したアイテムだけが残っている事から、おそらく魔女イベントあたりで飛んだのではないか、と予想。
……まさか、魔女の呪いかっ(゚ω゚;)!?
飛んだタイミングはともかく、今現在持っているアイテムまで未入手になってるのは、地味に哀しい……。
さて、データが飛んだ悔しさも手伝って、うっかり潜ってしまったB10F。
真EDを見るためには1,000,000GP集める必要があるため、アイテムを再度集めつつ、B10Fから徒歩で地上まで登って来てやろうじゃないか、というワケです。
但し、コズミックキューブは面倒なので後回し(笑)。
アイテム再回収の結果、とりあえずB10F〜B4Fあたりまでの雑魚が落とすアイテムを回収。イベントアイテムも、一旦捨ててまた拾い直す事で再回収出来ました。
この頃にはお金もそこそこ貯まって来たので、ひとまず地上に戻り、訓練所で一番手前にいるパーティとの戦闘を数回。
どういうワケなのか、このひよっこパーティはやたらとお金を持ってるのです。
どうにか1,000,000GP貯まったら、(N15,E7)の東側にある扉から塔の中へ。
(N16,E9)に行くとイベントが発生しました。
君は前に立った男たちの風貌から、冒険者たちの復讐かと思ったが、どうも様子がおかしい。
よくよく見てから、なるほどと納得する。一度は地下で相手にしたことがある連中ばかりだった。
この後、この冒険者達は免罪料と称し1,000,000GPを要求してきます。「はい」「いいえ」と選択肢が出ますが、ここで払っておかないと入手出来ないアイテムがあるので、ここは「はい」を選択。
無益な殺傷は避けるべきだ。そう判断した君は、目の前に金貨1000000枚の山を積み上げた。
男たちはしばらくあっけにとられていたが、一人が強引に突き出されると、君に角笛を渡してきた。
「そ、それさえあれば、貴族の方達にお会いすることが出来ます……そういう決まりでして、へへ」
君は高い買い物だとあきらめてそれを受け取った。
これで「集合の角笛」をゲット。このアイテムの有無で、この先の展開に変化が出ます。
イベントが終わったら奥の階段で2Fへ。(N16,E9)に向かうと、貴族と対面するイベントが発生します。
「ワードナ殿、最近の城下は、君の噂でもちきりになっている」
さすがというべきか、君に話しかけてきた貴族は騎士たちとは比較にならない威圧感を持っていた。久しぶりに対等に話すことのできる人間が現れたと、君は内心喜びを隠せない。
「ほう、それは光栄だな」
「そこでだ……これにサインをしてもらいたい」
知らない内に噂のアイツになっているらしいワードナ。そんな爺様に貴族が差し出したのは、ワードナが世界の盟主となるための誓約書でした。
ここでは「サインする」「破り捨てる」という選択肢が表示されるのですが、サインをすると……。
貴族達は、しずかにこうべを垂れはじめた。やがて、先程の男が君の前に進みでると、うやうやしくひとつの指輪をさしだした。
「この指輪こそ、我らが指導者であることを認める品……お受け取りいただきたい」
「よかろう」
君の覇気に、全員が震えたように見えた。
「上では、公爵たちがお待ちです」
入手した指輪は「シグネットリング」。これを必要とするEDルートもあります。
ちなみに、「集合の角笛」を持っていない場合は貴族達と強制戦闘になり、サインを破り捨てるとB9Fに飛ばされちゃうそうです。貴族怖い。
貴族との対面が済んだら奥の階段で3Fへ。3F(N16,E9)の北側にはシークレットドアがあり、それを開けると……。
その老人は君を見るなり肩を落とした。
「……とうとうこの日がきてしまいましたか。ワードナ殿、ここは今は亡きトレボー王の宝物庫です」
老人が宝箱に腰掛けてました。何でも狂王のおっちゃんの命で宝箱を護っていたそうなのですが、「正直、疲れた('A`)」って雰囲気。
老人としては宝箱の中身をとっととワードナに渡して楽になりたいけど、トレボー王の手前、はいどうぞというワケにもいかないから、ちょっと問答させて頂きますね、という事で入力画面に。
質問は「アミュレットを掴むために必要なものとは?」というもの。
答えは「ミスリルグローブ」。本ソフトのタイトル画面で見る事が出来る#4のプレストーリーの中で、ワードナが「ミスリルグローブ」を入手する件(#1以前のお話)があるのですが、それがヒントになっていたみたい。
そこで、そのアイテムの名を入力すると……。
「ご明答です。では、これをお受け取りください」
老人は、光り輝くガントレットをうやうやしく差し出した。それは君の手の中で、明るさが一層増したようにも見える。
「長かった……これで私の魂もトレボー王とともに昇華されるでしょう。最後にあなたに感謝するようなことがあるとは……まさに人生そのものか……」
そして老人はかき消すようにいなくなった。
この老人、#4の中で唯一ヘンな要素が無い気がする(笑)。
それにしても、魂だけになって宝箱護ってたのね。ゆっくり成仏して下さい。狂王によろしく。
これで「ミスリルグローブ」ゲットでございます。
イベントが終了したら、ドアを出て南へ二歩直進。すると、この国を統べている公爵達とご対面となります。
「では、最後の儀式を執り行うとする」
君の目の前で、その貴族は高らかに宣言した。
「我らと一騎討ちを行い、見事勝ち残ることができれば、古い盟約に従い汝を王として迎えんことを誓う。ただし、その魔物、及び魔法の技を使用してはならぬ。違えたその時は、我ら全力を持って汝を滅ぼさん……さあ、返答は如何?」
なんとまぁ強引な展開。下僕も魔法も使っちゃダメって、それってただの老人虐待じゃないのさヽ(`Д´)ノ =3
ここでは「受ける」or「断る」を選ぶ事になるのですが、断っちゃうと騎士道精神に反するという事で、公爵達との戦闘になり、真EDを迎えられなくなります。そこで、潔く受けてみると……。
「すばらしい! 汝はその高潔なる勇気により、古き盟約を果たした! 王となることを望むか? ただ一つの返答で汝は、我らを統べる王となる。我らは願う。汝が魔族と人間の掛け橋ならんことを」
君は突然(ほんとうに突然!)、一度は手にしたものの奪われたアミュレットを思い出した。しかし、王とな……夢見なかったと言えば嘘になる。迷いに迷った末に、君は……。
なんと「王様になってくんない?」と持ち掛けられた爺様。ここでも、受けるか断るかを選ばなければなりません。
ここで断ると真EDルートになり、受けるとそのままEDになるのですが、ここで迎えるEDは真ED(もしくは善ED)ルートの途中で終わってしまう、中途半端なEDになってます。
実はセーブした上でその内容も確認したのですが、本当に王様になって終わっただけでした。ただ、ちょっと(一部反転)魔女らしき声が聞こえるぐらい。
また、「集合の角笛」を入手せず……つまり塔の1Fの冒険者達&2Fの貴族達との戦闘を経てここまで来た場合
、ここに来た時点で公爵達との戦闘になるのですが、戦闘に勝利すると前述とは別のEDを迎えます。
こちらは内容未確認なのですが、ワードナが暴虐の限りを尽くす様な内容だそうです。
本筋に戻りまして。ここで公爵達の申し出を断ってみると……。
水を打ったように、あたりは静まった。誰も声を発しようとはしない。もう用はあるまい。君は背を向けた。
「ワードナ殿、残念だ。あなたこそ……」
そんな声を最後に聞いたような気がする。だが君に未練はない。本当の目的は別にあるのだ。
アミュレットを取り戻す……王となるのはそれからでも遅くないではないか。
なんか爺さんが格好良い事を言ってます。そうだよね、B10Fで目覚めた時の事を思い出さなきゃね。
ここからはいよいよアミュレット奪還の準備に入ります、って事で続きは次回。
さて、公爵達とのイベント終えたら、真EDに向けての準備を本格的に開始。
攻略本をよく読み返してみたところ、別に貴族達に認められなくても真EDに到達出来るらしい事が発覚したのですが……まぁいいか(゚∀゚)! なにしろEDが7つもある上、分岐条件がちょっと解り難いんだもの。
まず向かうのは、宿屋1Fの奥にあるエレベーター。その手前である(N9,E13)には固定敵がいて、4騎士団から貰えるアイテムを1つでも持っていないと戦闘になる模様。
一方、全て持っていると……。
君は、高級な鎧兜に身を包んだ騎士たちと向き合った。そして、一歩を踏み出した君に対して、騎士たちは一斉にひざまづき、こうべを垂れる。なかなかすがすがしい光景だった。
くるしゅうない、よきにはからえヽ(´ー`)ノ 爺様ご満悦。
エレベーターで2Fへと向かいドアを出ると、お馴染み「ギルガメッシュの酒場」と「冒険者の宿」の名が。
あらいやだ、こんな所で営業してたのね。(N11,E10)では店員さんのお出迎えまで。
「ギルガメッシュの酒場にようこそ!」
バーテン風の男がにこやかに君を出迎えた。その刹那、君の脳裏に沸き上がる思いがあった。
……そうか、ここがワシを封印した冒険者どもの巣食う酒場か!
しかし、今となっては、そんな記憶もどこか別世界の出来事のようだ。一杯やっていくか。君はそう思った。
大変! お爺ちゃんなんだかボケかけてる!Σ(゚∀゚ノ)ノ
それはさておき、(N13,E11)に向かうと、では、#1の「ギルガメッシュの酒場」の様な画面に切り替わります。一応それらしきメニューはあるのですが、まともに出来るのはお金の山分けだけ。ただし、山分けすると再度集める事が出来ず、実質お金が六分の一に目減りしちゃうので要注意です。
ちなみに、山分けする相手はもちろん下僕ちゃん達。
回収出来ないのは、めいめいお金で遊んだり食べたりしちゃうからっぽい(´;ω;`)
(N13,E8)は冒険者の宿屋。ここも#1の様な画面になります。「全員まとめて」で泊まろうとしたら、「宿の主人は白目をむいて口から泡をふいた」だって(笑)。
そこで、ワードナ一人で泊まってみたところ、宿泊場所はトイレ、押し入れ、竜の間、カプセル、ロイヤルスイートから選ぶ様になってました。馬小屋は? ……ってか、「竜の間」って何?
とりあえず、無料であるトイレに泊まってみたところ、「君の前には馬の餌が並べられていた!」だって('A`)
ありとあらゆる待遇に憤慨していた君だったが、そうそうに寝床(藁だ!)に着くなり、今度はなんと怪しい物音で眼が覚めた。人相の悪い男たちが君を囲んでいる! 君の怒りは頂点に達した!!
何がなんだかよく解らないまま、戦闘になります。弱いパーティ相手なので、内容は割愛。
ちなみに、ここで大枚をはたいて「ロイヤルスイート」に宿泊すると、「ブルーリボン」というアイテムを入手出来るそうなのですが、今はそんなお金などないので泊まれない……。
何が哀しいって、泊まったところで回復するワケでも無いって事なのよね……(;-ω-)=3
さて、宿屋と酒場で遊んだら、3Fへと続くエレベータへ。3Fには真EDを迎えるために必要なアイテムがあるのです。
ただし、そう簡単には取らせてくれないらしく、エレベーターの前では固定敵が待ち構えていました。
君の目の前には、人目でそれとわかる五人の屈強な冒険者達が立ちはだかっていた。
戦士の疎通。強者のみが行える、暗闇の中で金属の塊同士がぶつかりあうようなそれは一瞬ではあっても、巨大なるエネルギーを秘めたものだった! そして、君の内で一気に燃え上がった高揚感は、人間同士でしか理解しあえぬ、生命の讃歌と同価であった!
それでも両者の間に流れた沈黙は、わずかなものだった。その理由はすぐに判明した。
「カドルト神にすべてを捧げた者以外を通すわけにはいかぬ! 滅びゆくことが望みか? ならば、この地こそ汝の墓標にふさわしきなり!」
いきなり大物登場の様です。ここでは戦うかどうかを選択出来るのですが、勝利しない事には3Fに行かせてくれなさそうなので、いざ勝負。
君は感じた。ほんのわずかな時間、張り詰めた空気が喜びに近い色で染まったのを。
「……汝こそ、我らが出会った最初にて最後の強敵なり!」「我ら誇りをもって挑まん」「大いなる喜びと共に!!」
口には出さずとも君も同感だった。そして、この相手こそ間違いなく、君が出会った最強の冒険者なのだ!!
VS ソフトークオールスターズ−1
なんか凄い展開になってますが、ここで本作最強のパーティとの戦闘。何故、パーティ名の最後に「-1」が付いているかは、後のお楽しみ。
このパーティ、最強と言われるだけあって確かに強いです。運が悪いと魔法でボコボコにされます。
でも、主に足を引っ張るのは爺様でした…… orz
3回ほど負け続けた後、少しでも魔法ダメージを減らすため「ウィザードスカルキャップ」(だっけ?)を装備し、プリーストは毎ターン、マディ使用。爺さんはティルトウェイトを唱え、他はステータス異常狙いでひたすら殴らせました。HP減らすより、敵を麻痺させたり石化させる方がてっとり早いの。
どうにか撃破したのは、4回目の挑戦の時でした。戦利品の中に「はげのカツラ」を発見ヽ(*´∀`)ノ
ふざけた名前ですけど、魔法ダメージを80%カットしてくれる優れものなのです。
「ソフトークオールスターズ−1」を倒した後は、エレベーターで3Fへ。HPをフル回復させた上で、すぐ後方にあるピットにハマリつつ、(N9,E11)へ向かいます。
このピット、かなりのダメージを喰らうので事前の回復は必須。
ウイングブーツを履いてSP解放していても、避けられなかったんだよなぁ。そういう仕様?
(N9,E11)に着くと、以下の様なメッセージが出現。
君は、がらくたのつまった箱を覗こうとしてギョッとした。茶色に変色したぬいぐるみをどかすと、そこには宇宙そのものがあった!
布袋からとめどもなく溢れ出ているが、不思議なことに箱が一杯になることはないようだ。それでも君は慌てて、皮ひもを引き締めた。
「宇宙そのものがあった!」って、どうツッコめばいいのか……(゚ω゚;)
箱の中に溢れかえる宇宙と、その袋の紐をしめる爺様。文字通りカオスな世界に混乱しつつも、「虚無変換器」を手に入れたのでした……。
さて、これでひとまず地上での準備は整いました。今から、真EDに必要な某アイテムを入手するためB11Fへと向かいます。以前、探索隊募集の貼り紙を見た時にも触れましたが、B11Fがあるんです。
B11Fへは、ワードナが復活した場所、つまりB10Fの(N9,E10)でマラーを唱え1フロア下へと降りる事で到達出来ます。
とりあえずB10Fまでマラーで飛んだ……のは良かったのですが、位置指定を間違えて妙な所に出てしまい、徒歩で(N9,E10)へと向かうハメに。
そして更に有り得ない事に、その道中、下僕であるマイルフィックが敵僧侶に祓われてしまうというアクシデントが発生。弱っちい冒険者相手に何やってんの━━━Σ(д゚|||ノ)ノ━━━!?
…………面倒なので、そのまま行く事にしました。どうせB11Fは敵出ないらしいし。
と、いうワケで続きはまた次回。
いよいよB11Fに突入。B10F(N9,E10)でマラーを唱え、一階層下に降りた爺様が見たものは……。
【B11F
黄色く光った部屋全体が、五感をくすぐらない怪しい光を放っている。
実際、君の目の前に見える光は、まるで作り物のようで、手を振ってみてもどこにも影は落ちなかった。
一歩足を進める。音がしない。君は声を出してみたが、光自体が、音を吸収しているかのようだった。
やがて光が収束すると、一体のケンタウルスを形作った。
ワープするといきなりこんなメッセージが。周囲は、青みがかった白の壁に囲まれた空間です。
さて、ケンタウルスが語った言葉は。
我は識別することを得意とし、強欲を不得手とするもの。
我は人の体のすべてが、その上に乗りしものなり。我とは何?
いや、何って聞かれても……とか言っちゃダメ。恒例のなぞなぞタイムですから。
このB11Fでは要所要所でこういった問いを投げられ、全11問のそれに正解しないと、目的のアイテムの所へは辿り着けない仕様になってます。
質問の元ネタは「カバラ」の「生命の樹」(リンク先は「Wikipedia」)。どういったものかは何となく知ってはいても、細かい部分はさっぱりだったので、素直に攻略本を参照しました。
正直な話、上記のWikipedia記事を読んでも、部屋の位置関係でしか解決の糸口を見出せなんだ(´;ω;`)
各部屋の特徴と問答をおおまかにまとめると、こんな感じ。
1:黄色。識別が特異で強欲が不得手。ケンタウロス。人体のすべてが上に乗っている。
└答-あし(FEET)
2:藍色。独立と怠惰。腹部を押さえた人物。人の身体に力を与える源。
└答-い(STOMACH)
3:スミレ色。真実と虚偽。人の身体を支える。足の長い天使。
└答-あし(LEGS) ※Q1の「あし」との違いは「足」と「脚」の違いだと思われます。
4:琥珀色。利他的と強欲。人の身体の要。猿。
└答-しり(HIPS)
5:バラ色。偉大なる仕事と終末をもたらす力。内に熱き心を燃やす偉大な力。全裸の女性。
└答-むね(BREAST)
6:オレンジ色。勇気と残酷。剣と鞭を持つ。一振りの剣。
└答-みぎて(RIGHT HAND)
7:紫色。忠実と一徹。盾を持つもの。紫の盾。
└答-ひだりて(LEFT HAND)
……ここでひとまず問答の前半戦は終了。振り返ってみると、部屋の色は関係無いのかな? あと、一応は登場するものがヒントになってるみたいです。
人体に対応しているとは、ちょっと思い付かなかったなぁ(´・ω・`)
さて、ここからは後半戦。(N13,E18)の小部屋の中はワープ床になっているのですが、入るなりメッセージ。
この先は、汝の身体を無に変える品と、希望に満ちた品が必要なり。
備えなくば、未来永劫、塵となってこの世界を漂うものなり。覚悟はよいか?
ここで必要になるのはB6Fにあった「希望の外套」と、地上3Fにあった宇宙袋こと「虚無変換器」。
2つとも持っているので、いざワープ決行してみたところ……。
全滅しました(゚∀゚)
虚無変換器を装備し忘れてた。バカラッタ。
気を取り直して再度ワープに挑戦すると……。
その部屋は、すでに君を迎える準備が整っているようだった。深紅のキルトをまとった若い女性が、君に悩ましい肢体を巻き付けてくる。喉に吐息を感じたが、君は動かなかった。
爺さん、試されてる試されてる(`∀´)
静寂の美徳と強欲の悪徳こそ我がしるし。その位置は顔の一部にして、陽の昇るほうにあり。我とは何?
早速、ここから後半戦です。
8:深紅。静寂と美徳と強欲。顔の一部で陽の昇る方に。若い女性。
└答-みぎほほ(RIGHT CHEEK)
9:淡い青。献身。顔の一部で月の昇る方に。全裸の女性。
└答-ひだりほほ(LEFT CHEEK)
10:知識。なにものよりも上に存在し、触れられない。
└答-のう(BRAIN)
ここまで答えたら、残るはあと1問。
最後に問う。汝が、あまたの質問を越えてきたまさに、この迷宮は、いかなる場所か?
答は、「いのちのき(TREE OF LIFE)」。「生命の樹」とか「セフィロトの樹」とか呼ばれてるアレです。
B11Fの構造そのものが生命の樹を模しているので、この答になるようです
実は、迷宮探索中に思い出したかの様に出現する不審者……じゃない、予言者のヒントの中に「カバラを知ってるか?」とか「知っておいて損はないから調べとけ」みたいなものがあったのですが、あれってこの事を指してたのね。
さて、全ての問いに答えると「汝まさに賢者の名にふさわしきものなり!」と誉められます。
その後、(N14,E10)の地点に向かうと……
君が、その答えを発した瞬間、あたりは深い無に閉ざされた。闇ではなく無。君は情報のすべてが遮断されていることを知る。
時も刻まれない世界で、ただ一つ確かなのは、君の思考そのものだ。
君は、深海を泳ぐ魚の様に移動する。ノミの引っ掻き傷にも似たあれは──光?
時を泳ぐ君のひとかきは、100年かはたまた1億年か……。そこにたどり着いた時、君はこの世界の真の姿を知った。知識──あらゆる根源であり、法則。それが君の目の前で、具現化する!!
真実のカリス。これで、すべての真実が君の目の前に晒されるであろう!
あれ? メンテナンスキャップ被って善のプールで泳いだ時、全てを悟ったんじゃなかったの?
それはともかく、ここでようやく、真EDを迎えるための必須アイテム「真実のカリス」を入手出来ました。
あとは、マラーでB10Fに戻るだけ。というか、マラーじゃないと帰れないとも言う。
次回はいよいよ真EDに行っちゃうぞ、という事で今回はここまで。
「真実のカリス」を携え地上に戻ってきた爺様御一行。向かうは地上3Fにある「カント神殿」です。
途中、また「ソフトークオールスターズ-1」と戦わなきゃならないのが面倒だなぁ('A`)
3F(N11,E5)では「寺院の僧侶」達との戦闘。これを撃破し内部へと入り、最後の扉の前に立ったところ……。
「フフ、ここまでよくきたじゃない」
椅子にふんぞり返り、あまつさえ君に背を向けたままの男が、鷹揚に声を出す。
「ボクは、ホークウインド。また会えるなんてね」
ホークウインド!! 君はその名前を忘れたことなどなかった!!怒りが、血液を逆流させるかのようだ! 殺す……おまえだけは魂ともどもな!!
過去、絶頂期にあった君の命を奪った冒険者達の一員!! 忘れもしない、エルフの忍者!!
「ボクは今、大変憤っているんだ。ソフトークオールスターズはボクの大切な仲間たちだったんだよ? 君には彼らと同じ、死をあげる」
軽快な笑い……その女じみた笑いに、君の怒りは頂点に達した!
「貴様だけは許さん!!」
うわぁお、爺様、怒髪天を衝いとります。私もなんか口調が気に食わんです(#・∀・)
このホークウインド、設定では#1の時にワードナにとどめを刺した事になっている様で、いわばトレボー以上の宿敵かもしれません。
ちなみに、前述の「ソフトークオールスターズ-1」の「−1」というのは、彼が抜けているからなんだそうな。
VS ホークウインド
「生きた伝説」との戦闘。実は、ある条件を満たさないと絶対に勝てない仕組みになってます。
とりあえず今回は条件を満たさず突撃し、ネタ満載の戦闘をご紹介。
このホークウインド、こちらの攻撃は一切当たらないのですが、何故か向こうも一切攻撃を仕掛けてきません。その代わり、自ターンに様々な事をやらかしてくれます。
最初はニヤニヤと嘲笑しているだけですが、そのうち手紙の返事を書き始めたり、寿司を注文したり、ペットのドラゴンと戯れてみたり。昼寝だってします。
最終的には爺様を縛り上げ……その後、爺様がどうなるかはプレイしてのお楽しみ。もちろん全滅扱い(゚∀゚)
さて、ネタっぷりを堪能したところで、お次は真面目にいきましょう。
ホークウインドを倒すには、「ディンク」というLV1のモンスターの力を借りる必要があるのです。
早速、B1Fの召喚陣でゴールドドラゴンとディンクを入れ替えてみたのですが、ホークウインド戦に辿り着くまでに、「ソフトークオールスターズ-1」戦と「寺院の僧侶」戦をこなさなければなりません。
ディンクってHP3しかないけど大丈夫かな、と思いきや、能力値よく見てみたら、AC-90&魔法抵抗100% Σ(゚Д゚;!?
その能力が示している様に、「ソフトークオールスターズ-1」戦も「寺院の僧侶」戦も余裕で生き残ったディンク。
一方、またしても祓われちゃったマイルフィックなのですが、こやつはもう放置する方向で。
VS ホークウインド(リベンジ)
そんなこんなでホークウインドとの再戦。1ターン目は全員ダメージを与える事が出来ず、ホークウインドも相変わらずニヤニヤしていたのですが……それは、2ターン目に起きました。
2ターン目で、HP1000のホークウインドに対し、ディンクが1313のダメージを与えちゃったのです( ゚д゚ )
無敵なるアキレウスが、パリスの矢によって地に伏したごとく、ホークウインドもまた、卑しきDINKの刃により葬られた! スカラ・ブラエは、長きこと彼の喪に服するであろう。
ディンクにあっさり倒されちゃったホークウインド卿。実は戦闘中の彼の行動に「ディンクがいないか確認した」というものがあるんですが、これがヒントだった様です。
それにしても、「ホークウインド」という名前や「スカラ・ブラエ(ブレイ?)」という地名はウルティマの方でも出て来ますよね。その辺のリンクがなんだか面白い(*´ω`*)
さて、ホークウインドを倒した後は、いよいよ最後のイベントとなります。
目の前の扉を開け、(N13,E6)へ向かうと……。
君は、その部屋の天井の高さに思わず声をあげそうになった。なんのために、ここまで広く作られたのか考えるまでもないようだ。君の目の前には、恐ろしく大きな像が鎮座している。
目の前には巨大な像が鎮座していた。見れば見るほど、その大きさが増すようでこれほどの構造物を作り上げた者たちの力に圧倒される思いだった。
そのまましばらく、観察を続けていた君は、不意に大声をあげた。「アミュレット!」あの神々しいまでの光は、間違いなく君が失ったアミュレットだ!!
しかし、その時、君はもっと重大な事実に理性を奪われていた。身体が熱い! 君はその理由を探して、全体をまさぐった。するとどうしたことだ。『真実のカリス』が、すべてを溶かさんとばかりに強大な熱を放っているではないか! 君は咄嗟に、それを投げ棄てた。
爺さん危うく大火傷……とか言ってる場合ではありません。
この後、すべての現象に判断を下す「真実のカリス」の力により暴かれたカドルト神像は、欠片も残さずに消滅。
「真実カリス」の所有者たるワードナが世界を手中に収めたところで、物語は終わりを迎えたのでした。
……以上が、真EDの流れとなります。以前に見た王様EDではカドルト神は登場しませんでしたが、今回はカドルト神を廃した形です。ただし、ネガティヴな雰囲気ではなく、「真実のカリス」が紛い物を排除した感じ?
また、王様EDでは見る事が出来なかったスタッフロールも流れたので、やっぱりこれが真EDなんでしょうね。
EDを迎えると、クリアデータをセーブをするか否かを聞かれるのですが、ここでセーブをすると、2周目のセーブデータが作成されます。
2周目ではワードナのLVも下僕も持ち物も全てリセットされ、また貧弱な老人に逆戻るワケですが、特典として、召喚出来るモンスターが各LVごとに2体ずつ追加されています。
また、ギャラリーデータやオートマッピングは持ち越されるので、その点はご安心を。
さて。今回めでたく真EDを迎えたので、#4のプレイ日記もここでおしまい……といきたい所なのですが。
アイテムコンプ好きの血が騒いでいるので、2周目に突入してみる事に致しました。
2周目の目標は、アイテムギャラリーを完成させ、それが条件となっているEDを見る事。
その他、虐殺の限りを尽くした場合のEDや、カドルト神と対面する(「真実のカリス」無し)EDなどもあるのですが、それらはパスの方向で。
そんなこんなで、次回は2周目の内容をダイジェストでご紹介し、最終回とさせて頂く予定。
それではまた次回に。
前回真EDを迎えたので、今回からは2周目。
せっかくなので、1周目では出来なかった事をフリーダムにやっていこうかと思うの。
要領が完全に解っているので猛ダッシュで進行。爺様旋風を巻き起こしちゃうぜ!(←?)
B10F:戦利品は「ディオスの薬」以外は破棄。「ブラッドストーン」を入手。
B9F:召喚陣で下僕入れ替えたらB8F直行。
B8F:「魔女の杖」を取り、暗殺者から「ブラックボックス」入手。2周目特典「LV4ジプシー」が素敵!
B7F:B6Fへ直行。2周目特典「ビューティ」「エンチャンテッドバード」が超お役立ち。
B6F:「希望の外套」「ネクロノミコン」強奪。B5Fへ。B7Fで召喚した2周目特典2匹がまだいける。
B5F:「ウイングブーツ」「酸素マスク」入手。「ホリンの聖なるローラーズ」が強い、っていうか憎い。
B4F:「虫除けの玉」入手。魔女はスルー。前衛に「フランケンシュタイン」召喚。
とりあえずここまで突っ走り。2周目特典で召喚出来る中でも「ビューティ」は超重宝。
HPは50前後とやや低めですが、僧侶呪文LV6まで使えるのが心強い。しかも全裸の金髪美女だし。
「フランケンシュタイン」はHPがこの時点の下僕ちゃん達の中で抜きん出て高いので、前衛で盾にするとイイ感じ。
その後は以下の手順で。
B7F:「ホパロングキャロット」「ドリームペインターの羽根」を入手。
B8F:「黄鉄鉱」「ドラゴンの琥珀」入手。
B9F:「ランダーのトルコ石」「デモニックチャイム」「オックおばさんの聖なる手榴弾」を入手。B7Fへマラー。
B7F:ドリームペインター神殿復活イベント。
ドリームペインター神殿復活イベントでは3種の剣から1本だけを選ぶのですが、1周目では「ドラゴンの爪」を頂戴したので今回は「西風の剣」or「東風の剣」の二択。
両者の特徴は、前者はクリティカルがあり、後者は攻撃力が高い、ということですが……やっぱクリティカルだよね! 時代は(゚∀゚)!
そんなワケで「西風の剣」を選択。選ばなかった「東風の剣」は当然アイテムギャラリーには載りません。
最低でも3周しなければ全ての剣を載せる事は出来ない……と思ってたのですが、神殿復活直前にセーブしておき「東風の剣」を選択したデータを別に保存してみたら、あっさり出来ちゃいました。
ギャラリーにて見事反映されていた時は、一人で万歳三唱ヽ(´ー`)ノ
今考えると、この手法を使えば1周目でアイテムコンプEDを見る事も可能ではないのかしら。どうかしら(゚ω゚;)
さて、神殿の復活イベントが終わったら「コズミックキューブ」へと突撃。
今回は内部でやたら予言者と遭遇するので、ついつい予言がタダになる(普段は2500GP)「モルドールカード」を使用していたのですが……遂に審判の日がやってきた。
「おい、このカードはチェックリストに載ってるぜ! こいつはキャプテン・トーリンのカードじゃねえか!」
突然閃光が走り、自転車に乗った男がスカッシュのラケットを持ちながらあらわれた。
「どうすりゃいいかって? どうすりゃいいかなんて簡単さ。男はこうあっちゃいかんのさ」
何だこのヒント、と思いつつメッセージ送りをしてみたら……全 滅 ( ゚д゚ )
そうか、これが噂の15%の確率で起こるゲームオーバーってやつか。
要するに人様のカード使ってたから神罰が降ったって事なんでしょうけど、自転車に乗ってスカッシュのラケットって、元ネタがすごい気になる。またモンティパイソンあたりかな。
とりあえずWizときたらモンティパイソンを疑うのがマイルール(゚∀゚)
話は戻りコズミックキューブ探索。前回同様「クレンジングオイル」「トレボーの聖なるケツ」を入手し、トレボーの亡霊を浄化したら地上へと出ます。
1周目の時はこの辺りでデータが吹っ飛んだ疑惑があるので、こまめにセーブデータを別のメモリーカードにバックアップするという、この神経質さよ。
爺様が地上に這い出た時点未入手だったのは、迷宮内の敵が落とすアイテムと、地上で入手する特殊なアイテムが2つのみの、計10個ぐらい。そこで再び迷宮に戻り、目的のアイテムを入手するべく冒険者達を狩りまくりました。
トレボーの亡霊がもう出ないので、どれだけ迷宮に籠もってて怖くなーいヽ(*´∀`)ノ
ちなみに、アイテムの中には特定の敵しか落とさないものが幾つか存在するのですが、少なくともPS版の#1や#2とは違い、高確率で落としてくれます。
特に1つしか持てないタイプのアイテムは優先的に落としてくれるらしいので、ちょっと地下にこもれば回収はあっと言う間です。10個近くあった未入手アイテムが、1時間もしないうちに全て揃っちゃいました。
コズミックキューブ内で、召喚陣が近くエンカウントし易い(と思う)ポイントを挙げると、B3Fはマップ南西の連続小部屋地帯、B2Fはマップ東部の小部屋地帯、B1Fはマップ南東のダークゾーン周辺あたりでしょうか。
B1Fの箇所は一歩進むごとにダークゾーン突入時のエフェクトがあるのでちょっと鬱陶しいですが、すぐ近くにLV10の召喚陣があるので、それなりに心強いです。
さて、アイテムが残り2つになったところで再び地上へ。残るアイテムは地上にあり、一つは「ブルーリボン」、そしてもう一つは「ビッシュの舌」。
前者は2Fにある宿屋のロイヤルスイート(一泊1000万GP)に宿泊すると自動で入手し、、「ビッシュの舌」は敵パーティ「公爵の会議」のメンバーである「アクバー公爵」が所持しています。
「ブルーリボン」の場合は戦闘を繰り返して金を稼ぐのがが唯一の解決法なので、頑張るしかないとして、問題は「ビッシュの舌」。
これを所持する「アクバー公爵」が所属する「公爵の会議」は、とあるEDルートの際のラスボス的パーティなのですが、攻略サイトさん情報によると、肝心の「アクバー公爵」を倒してしまうとその時点でEDに突入してしまい、アイテム回収が不可になる、とのこと。
…………それって、事実上入手不可能って言わない(゚ω゚;)!?
しかし、どなたが発見したのかは存じませんが回避策がありました。まずは「アクバー公爵」以外の敵のみを倒し、最後に残った公爵を、麻痺やら石化を持った下僕で攻撃し、ステータス異常を発生させればOKなんだそうです。
なーるーほーど(゚∀゚)! 確かにそれだと戦闘は終わりますが、殺した事にはなりませんもんね!(ギャラリーに載らないし)
そんなワケで早速実戦。何度もやり直すハメになるだろう事は覚悟の上です。
幸い、現在連れているダークロードは麻痺の追加効果を持っているので、まずはティルトウェイト数発で全体のHPをざっくりと削り、後は殴りで「アクバー公爵」以外の敵を各個撃破。
予定通りに標的である公爵だけが残ったので、ダークロードで攻撃してみたら、石化→麻痺とヒットした時点であっさり戦闘終了。そのままアイテム確保画面となりました。おまけにEDも発生せず!
かくして、「ビッシュの舌」入手に成功ですヽ(*´∀`)ノ 拍子抜けする程の簡単さ!
こうなると、残りは「ブルーリボン」ただ1つ。訓練所にいる3パーティ(固定敵)の一番手前の連中が何故か10万前後のGPを落とすので、ひたすらそれを倒す、倒す、倒す。
その場でマラーを唱えれば元居る場所に戻され、敵も復活するので、延々とそれを続け、呪文が尽きたらB1Fの召喚陣で回復し……を繰り返しました。
その結果、元来幾ら持っていたのかは失念しちゃったのですが、一時間もかからず1000万GPに到達完了! いざロイヤルスイート(笑)!
そこはまるで夢のようだった!! まるで光の波に揺られるかのようにすぎてゆく日々!
ああ、こんな時の流れがあったなどとは想像もしなかった!! そして、時間は一瞬で流れた。
チェックアウトしようとした君の前に支配人が現れてこういった。
「ワードナ様、この部屋に泊まられたのはあなた様でお二人目でございます。その記念といってもなんですが、これをお受け取りくださいませ」
ここで支配人が差し出してきたのが「ブルーリボン」。
君は心の底から満足し、この宿に対して★★★を与えることにした!
しかし、このリボンなぜか懐かしい気がする……どうしてだろうか?
そりゃあ#1で出て来たアレだからですよ。
ところでワードナの前に泊まった人って誰なんでしょうね? まさか、ホークウインドとか(ΘωΘ)?
それはともかく、これでようやく全アイテムが揃いました。さっき、ギャラリー眺めて小一時間悦に入ってたので、間違いありません(笑)。
2周目の目的であるEDを見るために、爺様は早速歩き出しました。向かうのはB4F、魔女の住む場所です。
「おや、なんてことかね! あんたほんとにアイテムを全部集めてきたのかい!」
一瞬の沈黙後……。
「し、しまった!!」
君は大声を挙げていた。思い出したのだ、魔女との約束を……
「すべてのアイテムを集めて私のところにきたら結婚してあげるよ……」
なんといううかつ!!
気がつくと壮大な結婚行進曲があたりに響き渡っていた。魔法の教会、魔法の住人、魔法のハト……なんということだ!
逃げ出そうにも、君は魔女の強力な呪いによって束縛されている! 覚悟を決めるしかないようだ! 楽しい新婚生活だって!? へどがでる!!
「この曲はね、ワードナの結婚行進曲だよ」
魔女の駄洒落は、君の耳には届かなかった……。
爺様、** おめでとう!** とWiz風にお祝い(笑)。
ちなみに、このEDのグラフィックは白いタキシードを着た爺様と、ウェディングドレスを纏った魔女だったりします。
このEDはアレンジ版にしか存在しないそうなのですが(そりゃそうだ)、魔女様も折角身体は若いんだから、爺様じゃなくて若い冒険者でも引っ掛ければいいのに(ΘωΘ)
EDの後は、いつもの様にクリアデータをセーブする画面。今回もサクっとセーブしたところ、急にメッセージが表示されました。それも、魔女様からの有り難いお言葉です。
実際プレイしてのお楽しみ、という事で詳細を書くのは控えておきますが、内容を要約すると「浮気しない様に見張りを付けてやる」、とのこと。
実はこの「見張り」こそが、結婚ED到達時のクリア特典。
なんと次周から、#5に登場する魔女ソーンを召喚出来る様になります。
ソーンを見張り役にするなんて、爺様の新妻は一体何者なんだと思ってしまうワケですが、このソーン、LV.1の召喚陣、つまりスタート直後に召喚出来るんだからタチが悪い(゚ω゚;)
当然、僧&魔の呪文も全て使用出来るし、HPも90近くあるので、序盤から終盤までスタメン入りは確定ですヽ(*´∀`)ノ
……今のところ、次の周をプレイする予定は無いけどね。
そんなこんなでアイテムも全部も揃い、目標を達成したので、「Wizardry シナリオ4 ワードナの逆襲」アレンジ版のプレイはひとまずこれで終了。
以下、プレイ感想を簡単に総括させて頂きます。
他のシリーズでは、攻略情報やマップが解ったところで肝心の冒険者達が育っていなければどうしようもない部分が大きいのですが、#4の場合はワードナを鍛えて成長させる必要がないので、あらかじめ魔法陣の場所などを把握出来てさえいれば探索が随分と楽になるのです。なので、プレイヤーのプレイスタイルによって、手応えに差が出そう。
そうは言っても、アイテムを全部回収しようものなら攻略情報が無いと辛い部分もあります。マルチエンディングのため、EDルートによっては回収出来ないアイテムや、タイミングを逃すと取り損なうアイテムあったりして、そういった点での難易度は高い印象でした。「ビッシュの舌」とか、普通にプレイしてたらまずわかんないよ……。
何はともあれ、プレイし慣れたいつものWizardryとは一味も二味も違うものではありましたが、Wizだというのを抜きにしても楽しめた作品でした。もし時間的&精神的余裕があればクラシック版にも挑戦してみようかしら、などと思いつつ、今回のプレイ日記はここまでとさせて頂きたく思います。
それでは、長らくのお付き合いありがとうございました(*´∀`*)
機会がありましたら、また次のゲームでお会いしましょう!