[B19Fにてドラゴン大暴れ中]
B19Fまで降りてくると、実に嫌な敵が増えてくる。やたら殴りが強い巨人系の奴等や、上級の魔法系キャラなど、倒すのが面倒臭いモンスターが出現。
……だが、一番嫌なものはその程度ではない。このフロアで最強最悪なモンスターは「ミストドラゴン」×2体、「シャドウドラゴン」「ディープドラゴン」1体ずつの計4体、団体様でお出迎え〜、なのだ。
何が嫌かって殴りが強いのはさる事ながら、冷気のブレスでもガッツリHPを減らされる。更に「ディープドラゴン」は石化ブレスを吐いてくるので、常に全滅と隣り合わせ。
故に、エンカウントした際は速攻「ディープドラゴン」から片付けるべきなのだが、コイツは出現時には後衛にいる上に運が悪いと1ターン目でブレスを吐きやがるので、半分は運に頼って闘わざるを得ないのが何とも厄介。
だが、倒した暁には経験値6万前後という数値が入ってくるので見返りは相当大きい。同フロアで他のモンスターと闘った場合は大体1万程度なのだからその差は一目瞭然。
ちなみに私がこのフロアに到達した時、ロード、侍、くの一、忍者、ヴァリアント、司教という組み合わせだったのだが、とにかく頑張って忍者に「隠れる→奇襲」でクリティカルをかまさせていた(くの一は未だ技を覚えてなかった)。LVが低めの内はとにかく先手必勝の方向で。
そういう訳で危険を伴いながらも暫しドラゴン狩りを繰り返し、石化ブレスで全滅するのが五回中一回程度までに抑えられた頃を見計らい、フロアの中央部にあるドアを開けてみる事に。
……いやぁ、気にはなってたんだけど多分何か中に居るんだろうなぁ、って。
予想通り、中に居たのはデーモン達。更に部屋の奥の玉座にはまたしても綺麗なねーちゃんが。悪魔だけど。
「こうていが おまちしておるぞ おまえたちのちから たかく ひょうかされておる どれ わたしがためしてやろう」
女悪魔の正体は、「デーモンクイーン」。悪魔系モンスター数体を従えた彼女と戦闘になるも、伊達にドラゴン狩りはしていない。あっさりと撃破。……あのドラゴン連中に比べたらこのくらいどうって事ないや。
「ここまでとは… そのちから わがしんえいたいにほしいくらいだ」
そう言いながらゆっくりと姿を消す「デーモンクイーン」。コイツも逃げたか……。
って事で、次回はいよいよ最下層、B20F。気合い入れて潜りますです。
[B20Fにてグルグル中]
B19Fの隠し通路の先にあるシュート(落とし穴)から落下し、最下層のB20Fに到着。
どうやら細長い(1マス分)の通路の途中に落とされたらしく、前も後もまっすぐ通路が伸びているのみなので、取り敢えず後ろの方から行ってみっかぁ、と回れ右して進んで行くと、何とこんな所でメイドさんその2と遭遇。やっぱり彼女も地上まで連れ帰ってくれるとの事だが……一体どうやってここまで。
メイドさんに一礼し、更にその先に進んでみるとそこは行き止まり。が、イベントがあるらしいので恐る恐る足を踏み入れてみると……
「きょうだいな まのふういんが ほどこされている」
というメッセージ。まさかラスボス!? と思ったがそうでもないらしく、ただメッセージが出るのみだった。
後ろに何も無いのであれば、次は前に進むしかない。外周沿いにひたすら前進している内に、この通路はずっと外周沿いに続いているらしいという事が解ってきた。西の壁からスタートし、北の壁沿い、東の壁沿い……も直に終わろうという頃、メッセージ発見。
「ゆるやかなくだりざかだ」
……はぁ、そうですか。まぁいいや、進もう。
そんなこんなでテクテクテクテク歩いていると、再びメッセージらしきものが。
「きょうだいな まのふういんが ほどこされている」
……なーんか、どっかで見たメッセージだなぁ……って、最初に見たメッセージだ。慌ててMAPを確認したらそれもその筈。現在位置は前述の行き止まりの場所だった。
ナヌ? 何で外周歩いてたらここに着いたんだ? 最初見た時は壁に阻まれてて繋がってはいなかった筈……と思いながらふと歩いてきた方を振り返ってみると、そこにはいつの間にか壁が。
そうなのだ。このフロアは、一方通行の壁で阻まれた通路がフロア中央に向けて延々と続いていくMAP構成となっていたのだ。文章だけでは解り難いが『進行方向「内→外」へは壁が無いが「外→内」へは壁がある』という感じ。更に、このフロアの通路は時計回りに渦(四角いけど)を巻いているので、右壁から離れない様にして中央部まで進んで行く様にすればいい、という事だ。
仕組みが解れば後は簡単。右壁沿いに再度進んで行くと、再び「ゆるやかな〜」のメッセージが出現。そして更に進み「きょうだいな〜」のメッセージがある一歩手前で角を曲がり、今度は北へと進む。……とにかく、右壁から離れない様にしてひたすら進んでいくわけだ。
中央へと進めば進むほど自分が進んで来た通路の壁が見えなくなり、後には広大な空間が広がっていくのが何とも面白い。ここでもし角を曲がり損ねて一歩余計に踏み出してしまったりすると、瞬く間に壁が復活し、再度のその周から歩き直しになるので慎重に。
途中、「このみちは まかいのちゅうしんへ つづくように おもえた」や「このさきには まかいこうていの へやがある」といったメッセージを発見しつつも、漸く中央の部屋に到着。
オラ、出てこい魔界皇帝! ……と勢い良く開け放った扉の向こうに見えたのは、巨大な玉座に座っている魔界皇帝だった。それにしても魔界皇帝の部屋が1マスしかないってのは色々と不自由だと思うのだが、それはどーでもいいのか。
魔界皇帝は一行に向けて「いてつくようなしせん」を送ると、
「ようやくきたか ちじょうのものよ だが おそすぎたぞ いまごろは わがせいえいどもが ちじょうに せめこんでいるところよ わしとともに ちじょうが あんこくに そめあげられていくさまを みとどけるかね? それとも…」
『それとも』、何? などと聞き返す暇も無く、突然戦闘開始。敵は魔界皇帝「デーモンアディッシュ」に「デーモンクィーン」「デーモンキング」そして新顔「アークデーモン」。「グレーターデーモン」もいた気がするが、忘れた。
魔界皇帝との戦闘は熾烈を極め……と是非書いてみたかったのだが、B19Fでひたすらドラゴンを狩っていたのが良かったのか悪かったのか、雑魚戦の様なラスボス戦になってしまったのが非常に悔やまれる。「デーモンアディッシュ」、忍者が一撃クリティカルなんですもの。そして戦闘後、デーモンアディッシュは断末魔の声を上げながらこう言ったのだった。
「グオォォォ… なんということだ! きさまらごときに やられるとは しかし これでおわったわけではない わが しょうかんせし いじげんのものたち やつらが やつらが ちじょうを…」
魔界皇帝はそう告げた後、目を見開いたまま動きを止めた。取り敢えず勝ちはしたが、『我が召喚せし異次元の者達』って何? そういやB12Fのエイリアンが『チカフカクデ デーモンガ イジゲンカラ マモノヲ ショウカン シテイル』とかいう情報をくれたなぁ。500G取られたけど。
とにもかくにも、魔界皇帝を倒した事だし地上に戻って賞賛を浴びるか……って、そうだった。魔界の精鋭とやらが地上に攻め込んでるんだった。急いで戻らにゃあヤバい。
という事で、慌てて地上へと戻った一同を待っていたのは……次回のお楽しみ。しかもまだまだ最終回じゃあ無いのだ(笑)。
[B30Fにてトラップかかりまくり中]
魔界皇帝を倒し、地上に戻った一行を迎えたものは……帝国皇帝の死だった。それどころか、悪魔の軍勢により帝国そのものが既に壊滅してしまっていたのだ。
おいおい、報酬は、約束された未来はどうなるのよー! なんて事を言ってるバアイでは無い。
人間の帝国を滅ぼしはしたものの、主を失ってしまった魔物達は完全に統制が取れなくなり『なにかにおびえるように』して更に暴れ出し、魔界皇帝を倒したのだから閉じることだろうと思われていた魔道も、何がどーなっているのか更に口を開いて禍々しい気を漂わせている始末だ。
……これはアレか。
要するに、魔界皇帝が呼び出していた「異次元の者達」とやらを倒して来いって事か。
そんな事より帝国滅びてんのにいつもの街が全然被害受けてないのは何でだ! ……などと色々叫びつつ渋々B20Fへと向かうのでありました。
「異次元の者達」に関しての心当たりはただ一つ。B20Fの行き止まりにあった、謎のメッセージ(「きょうだいな〜」)の部分だ。恐る恐る足を踏み出してみると大当たりだった様で、見知らぬフロアに放り出されてしまった。
恐る恐るMAPを開いてみるとそこに記してあったのは「B30F」の文字。あれ? 確か前にいたのはB20Fで……。あれ?
異次元だからなのだろうか、B20Fの下はいきなりB30F。
だが階数に怯んでいては何も始まらない。気を引き締めてMAP埋めを開始し……罠の多さに泣きそうになった。
回転床、一方通行の壁、一方通行のドア、ワープなどに加え、ピット、落盤、毒蛇とダメージ系も充実。オマケに一部分だけ左右がループしていたりして、もう乾いた笑いしか出ない。
こんなヒーヒー言いながらMAP埋めしたのって、このフロアが初めてじゃあなかろうか。余りの構成の複雑さに、伝家の宝刀「攻略MAP」を参照してしまった程だ。
唯一の救いは出現する敵がそこまで強く無い、という事。やっぱりB19Fのドラゴン狩りが(以下略)。
そんなこんなで探索を続けた結果、漸く南東部に下り階段を発見。次は一体どんな罠がある事やら、などと心臓をバクバクさせつつ、続きは次回に。
[B31F〜B270〜272Fあたりにて迷走中]
B30Fの下はB31F。良かった……普通だ。
だが、階数の順番は普通でもMAP構成は普通に非ず。
ダメージ系の罠は点在してるわ、上下左右ループだわ、一方通行ものも満載だわ……魔法禁止ゾーンがこれでもかというぐらいにあるわで、実にイヤラシイ構造。常に「コンパス」で現在位置を確認しながらMAPを埋めていくという、非常に地道な作業を要求されてしまう(まぁ、危なくなったら「テレポート」で逃げりゃあいいが)。
B31Fには下り階段がなく、下の階に行くには「北9東12」の所にあるワープ(というか異次元連結地点/笑)を通過する必要がある。で、その地点を通過してやってきたのは……いきなりB271F。いくら異次元でも飛びすぎっちゅーの。
ところで、このB270F〜B272F近辺は実に面倒な繋がり方をしていて、異次元の最奥へと進むには結構な回り道をしなければならない。それに加えてMAPを全部埋めるとなると、とことん歩き回らなければならなくなるのだが、これがまた嫌がらせとしか思えない構造(だからそういうゲームだって)。
特にB272Fなんて最たるもので、トラップの見本市状態。MAPの北東部分はフロアの1/4まるまる碁盤の目の様な小部屋密集地帯で、一方通行、行き止まりどころかピット、ワープなんか当たり前。
更に南西部分にはアパートみたく五つ部屋が並んでいて、その中はそれぞれダークゾーン、魔法禁止ゾーン、水びたし、普通の部屋、そして入ってすぐに天井から落盤(吊り天井だったかも)。……コントかこれはー!
それはともかく、最短ルートとしてはB270F「北15東14」の下り階段からB271Fへ。そのまますぐ側にある「北13東14」の下り階段からB272Fに降りてみると、前述の碁盤の目状態の小部屋に出るので、途中ワープを駆使して「北6東8」の登り階段からB271Fへ。そして更に「北7東8」の上り階段からB270Fへ。そこで斜め前(北8東7)にある下り階段から再びB271Fへ降り、またしても斜め前(東6北9)にある下り階段を下りB272Fへ。そして最後のトドメで「北8東7」へと足を踏み出せば、そこはB358Fっ。何でって聞くな! 異次元だから!
息切れが甚だしくなったところで、次回はB358を探索します。
[B358Fにて狩猟中]
B358Fにもなると、一段と強烈な敵が出現するようになる。
ヴァリアントやアベンジャー、忍者系が団体様で出てくるので、こちらもそれに対抗し得る強さになっていないと瞬殺必死なのだ。
最初にB358Fに降りた時点でのパーティー編成は、ロード、くのいち、侍、ヴァリアント、忍者、司教。
いい加減に侍をムサシに転職させたいのだが、転職アイテムである「もののふのかぶと」が出現しないのでどうしようも無い。しかも、「もののふのかぶと」同様にまったく入手出来ていなかった「ジ・アベンジャー」はこの階からボコボコ手に入り始めてしまったので余計に焦りは募る。
たま〜に出現する「漆の宝箱」を心臓バクバクさせながら開けても、高確率で金しか入ってなかったりしてガックリ。ここまで来ると金持ってても仕方無いんですよ、ホントに。
ところでこのフロアで初めて遭遇したバグが一つ。
ダークゾーンの中で毒蛇のトラップに引っ掛かると、ダークゾーン進行中の「まっくらやみだ!」とかいうメッセージが見事に文字化けを起こし怖かった。
ただでさえ「セーブデータ消失」だとかいう凶悪なバグの噂を聞いているだけに。
ところで、B358FのMAPというのがまた何とも面倒臭い代物で、ダークゾーンに部分的ループ、ワープなんかも大豊作。
また、暗闇の中には毒蛇があたりピットがあったり落盤が起こったりと思わず「調子に乗るな!」と叫びたくもなる。
ちなみに南東ブロックにあるピットだらけの小部屋にはエンカウンとするポイントが二カ所あるのだが(北4東12&北2東12)、ここで遭遇し易い「リヴァイアサン」はHPが高いくせに団体様で出てきて少々手こずるものの、経験値が高いのでこやつらを中心にLVを上げるのも良いかと。
経験値を稼いだところで、次回はB424F。ま……また数字が飛んでる……。
[B424F〜485Fにておっかなびっくり中]
B358Fとはうって代わり、B424Fはヴァンパイア天国(…っちゅーほどでも無いが)。あんまし色っぽくない「ヴァンパイアクィーン」やら「ヴァンパイアロード」が徒党を組んでいるので、出会ったら「ヴァンパイアクィーン」は要瞬殺。彼女は憎っくきドレインの使い手なのだ。
実の所、B424Fはこれといって言う事が少ない。MAP埋めにも大して苦労しないフロア構成だったりする。
勿論ワープや一方通行、毒蛇にピットといったお馴染みのトラップも配置してあるが、凶悪という程のものでもない。少なくともピットは浮いてれば防げる。
そういう訳で用が済んだらMAP東端の水路(だと思う)に入り、さっさとB485Fへと続くワープ地点(北15東15。要するにMAP右斜め上の隅)まで向かうが吉。
さて、B424Fに引き続きB485Fもサクサク行くかぁ……と思ったら大間違い。
前のフロアのあっさり具合への反動なのか、このフロアは鬼のMAP構成。もしかするとこのゲーム中最も極道なフロアかもしれない(何かこの台詞他の階でも言った様な気も…)。
第一に、まず一切壁が無い(外壁はあるのよ)。そして次の階であるB570Fに続くもの以外ワープポイントも皆無で、フロア中を自分の好きな様に己が足で歩いて行ける。
……但し、フロアの大部分がダークゾーン及び魔法禁止ゾーン及び回転床だったりするんですけど。
厄介なのは、これらがバラバラに配置されているならともかく、酷いところは重なって配置されているという事。最早涙も出ない。
取り敢えず私が体験したのは、知らぬ内に回転床で回されアサッテの方向に進んでしまっていたので慌てて「コンパス」を唱えたら魔法禁止ゾーン且つ回転床だったというもの。
最初北に向かっていた筈なのに、いつの間に西に歩かされていて、それに気付いて立ち止まった座標で実は南に向かされていた、という感じか。
更には、回転床もダークゾーンもない安全ゾーンだと油断して外壁沿いを歩いていると、落盤が仕掛けられていたりして、正に容赦無い。しかも暗闇の中に毒蛇は居るし、石化攻撃を仕掛けてくるモンスターが出てくるし(よく覚えていない)、MAPを埋めるどころかワープポイントに辿り着けないまま全滅。
……マニアモードじゃないから、魔道に入る所からやり直しになるのにー(泣)。
次の階へのワープポイントは「北7東6」なのだが、周囲は見事にダークゾーン+回転床なので、もしプレイする方は全滅しない程度に悲鳴を上げて下さい。攻略MAP見るの禁止(笑)。
って事で、次回はB570Fへ。
[B570F〜B666Fにて戦々恐々中]
前回の大量回転床、大量ダークゾーンから逃れる様にしてやってきたB570Fは、所謂ワープ地獄。
否、地獄という程では無いのだが、ワープや一方通行がやたら多い気がするので焦らず騒がず慎重にMAPを埋めていきたいところ。
また、このフロアからは宇宙に浮かぶ顔面、といった感のある「かなたよりのもの」や、本当に形容しようがない形状の「けいようしがたきもの」などがボチボチ出現開始し、敵が一段と強力になる。最下層も近付いているからだろう。
適度に配置されたトラップに注意しつつ、こまめに「コンパス」を使用してワープに気を付けつつMAPUを埋めていくと、フロア西端にシュート発見。が、ピット対策で「レビテート」浮いているので、下に落ちる事が出来ない。そこで「ディスペルマジック」で全魔法効果を一旦解除し、決死のダイヴを敢行したのでありました。
シュートから落ちた先は……何とB666F。獣の数字を刻む不気味なフロア。……多分、このフロアが最終だろう。だってB666Fって何かあからさまなんだもん。
このフロアは、ダメージ系のトラップの数は比較的少ないものの、とにかくワープが多い。ついでに回転床地帯もある。しかも、今までのワープの殆どが一方通行ワープだったのに対し、ここでは双方向ワープ(厳密に言えば離れた座標同士が連結している状態。異次元だからネ)。も有り、解りやすいんだか面倒なんだか。
数歩歩く毎に「コンパス」を使ってワープ地点を確認しつつ進んでいると、北と南にドアがある短い通路のど真ん中に出た。なので、大して理由も無いがここは北から攻めよう……と北のドアを開けた瞬間、第一異次元人(?)発見。
そこに立っていたのは漆黒の服を着た、美しい顔立ちの男。でも何かデカい。
何故こんな所に人が……いや、自分らも人だけど……などと考えていると、男がおもむろに語り出した。
「アディッシュは しんだようだな こんな かとうせいぶつに たおされるようでは まかいの ものも ちにおちたものだ もっとも われらとて やつらをりようしただけ ちじょうを ものにしたあと やつらをころす てはずだったのだからな てまがはぶけた れいはしよう」
……などと、聞いてもいない事をベラベラと。でもお陰で、話が見えて来た。
この男はおそらく、アディッシュ……即ち魔界皇帝が召喚していた異次元の存在なのだろう。そしてこいつ(もしくはこいつ等)は地上の覇権を得る為に魔界のものすら利用していたのだ。
この様子だと、例え一行が倒さなかったとしても、魔界皇帝は異次元のものを制御出来なくなっていたに違いない。人間の皇帝が魔界皇帝を召喚しながらも制御出来なかったのと同じ様に……。
な〜んて事をしみじみ考えている暇も無く、男は襲って来た。その正体は「うつくしきまじん」というモンスター。
ロン毛というだけでどの辺が美しいのかさっぱり解らないが、敵なのだから叩き潰すべし。
魔法には多少耐性があったものの、嫌な攻撃(石化とか毒とか)は持っていない様だったので難無く撃破し、先へと進む……が、結局北は何も無かったので踵を返し、今度は南のドアを開けてみる事に。
南の扉を開けてみると、あら不思議。一体何が起こったというのか突如として目の前の空間が裂けたではないか。……でも、空間が裂けたってどうやったら解るのかがちょっと謎。何しろ空間が裂けた所なんて見た事が無いから。
それはともかく、裂けた空間を凝視していると何かが空間から出てこようとしているではないか。その血色悪い手が裂け目に掛かり、ギョロっとした目がこちらを見ている。
「アディッシュ …シンダ… オレ… ジユウ… オマエタチ …クウ」
何でカタコトなんだ。いや、その前に何でそんな結論に行き着くんだ。アディッシュが生きていたにしてもどうせ喰うつもりのクセに。
ここで戦闘になるのは「はざまをうつろうもの」。最初間違えて「はざまをうろつくもの」と読んでしまったがどうせ似た様なモンだろ。
特徴は特になく、パーティーに忍者かくの一が居れば相変わらず瞬殺可能。ただ、やはり最初は最後尾にいるので、手早く前衛の敵を倒して前へと引きずり出さなければならない。うっかりしていると「ドラゴンゾンビ」の毒ブレスを喰らったりして面倒なので、とにかく速攻。
戦闘に勝利すると「はざま(略)もの」は狂った様に(素で狂ってる気もするが)叫びながら、空間の歪みへと逃亡してしまった。外に出られなくて残念だったね。
さて、ここまで進んだところで今回はお終い。
ちなみに、一旦地上に戻ってから再び「うつくしきまじん」と「はざま(略)もの」の出現ポイントに来ると、再度戦闘する事が出来るのであった。
[B666Fにて異次元戦闘中]
前回の「はざま(略)もの」のエンカウント地点から毒蛇を避けつつ先へと進むと、ドア発見。開けた瞬間何か出てくるんだろーなー……と思ったら、案の定。「デーモンロード」等のドレイン系モンスター様が団体様でお出迎え。
が、ここはイベントバトルではなく固定エンカウント地点らしく、出現する敵もランダムである模様。
兎にも角にも、注意すべきはドレイン。特に「デーモンロード」辺りの上級モンスターのそれを喰らうと軽く3LV分は吸われてあら大変。状況によっては一気にパーティが弱体化しかねないからだ。
緊張しきった固定エンカウントを抜けた先にはまた扉があり、待っているのはイベントバトルその3。今度のお相手は……巨大な弓矢。しかも有無を言わさずその矢先は一行の方を向き、キリキリと弦が絞られてゆくではないですか。
この巨大な弓の正体は「かみにゆみひくもの」というモンスター。姿は勿論でっかい弓で、後ろの方に引いている人(?)が居る。誰ですかアンタ。
ところで、この初エンカウントの時に思わず笑ってしまった事が一つ。戦闘前のメッセージでは思いっきり一行に向けて弓を引いていたくせに、戦闘突入した途端。
「まだこっちにきづいていない」。
……ンなアホな。
いつまでこの「〜もの」シリーズとの戦闘が続くのかと溜息を漏らしつつ通路を西から東へ進むと、やっぱりドアが。
そのドアの向こうはまた空間の歪みで、今度は巨大なものがぬぅ〜と姿を現しているではないか。
が、今まで大した苦労も無く勝ち進んで来たのだから今度も楽勝楽勝……な〜んて事を思っていたら、あら大変。
出現したモンスターの親玉は「いにしえからのもの」で、そこまでは良かったのだが、問題なのはそのお供モンスターの、「シャドウドラゴン」×7(6だったかも)。
こいつは結構なダメージを出すブレスやら魔法やらを使うのだが、1匹分では致命傷までとはいかなくとも、7匹全員が同じ事を仕掛けてきた日にゃあ1ターン全滅も十分有り得る。塵も積もれば何とやら、だ。なので、先ずは狂った様にドラゴンを優叩きのめしたのであった。
まぁ「ディープドラゴン」が7匹とかじゃあ無かっただけマシだけど……。
「いにしえからのもの」が異次元に再び戻って行くのを見届け(異次元の更に異次元に戻るのか?)た後は、先へと進む。今度のドアを開けた先にはエンカウントは無かったものの、いきなり地底湖が。そして更には……メ、メイドさん!?
魔道で3人目になる地上帰還サービスのメイドさんは、よりにもよって異次元の最深部に。しかも台詞もいつもと変わらない。だからどうやって此処に……というのはヤボ……とかそういう次元すら超越してるので、もう聞かないよボク。
メイドさんに別れを告げた後は、近場のドアから地底湖の外へ。東の壁沿いにイベント発生ポイントらしき床を発見したので飛び乗ってみると……以下次回(笑)。
[B666Fにて最終戦闘(建前上)中]
B666F、「北14東15」地点。
そこに足を踏み入れた瞬間、目の前に何かの存在を感じた。
『ぼうけんしゃとしての カンが にげることを おしえている』
……などとメッセージが出たのでお言葉に甘えて逃げよう、と思うのだが、メッセージは勝手に進んでゆく。
『デーモン アディッシュが いじげんから よびだした さいきょう さいあく さいだいの かいぶつが すぐそこにいるのだ! いま さいごのけっせんが はじまろうとしている』
……って、結局逃げさせる気なんて無いんじゃん!
ここで遭遇するのは、このゲームのシナリオ上のラストボスである「しんえんよりのもの」。
その姿は……触手がやったら多いクラゲ? お供には「ディープドラゴン」「ブラックドラゴン」「ミストドラゴン」×2……そう、以前B19Fで狩っていたドラゴン達と同じ構成。
こうなってしまえば話は早い。まず「マジックアーマー」と「アンチマジックシールド」「ブレス」等でパーティを補強しつつ、忍者やくの一でクリティカルを出していけば簡単。
虚しい事に「しんえん(略)」はラストボスのくせに雑魚同様クリティカルが効いてしまうのでヤツなので、状況によっちゃあ1ターン目にして瞬殺可能。正直、この戦闘における唯一の不安材料は「ディープドラゴン」の石化ブレスなのではなかろうか。1ターン目にこれやられると泣けてくる。
さて、戦闘後、「しんえん(略)」は『ねんちゃくしつの たいえき』を撒き散らし、それは『ひどいにおいを はなちながら どすぐろい ケムリ』へと変わって蒸発していく。更に「しんえん(略)」の断末魔が空間を歪ませ異次元への扉を開いたかと思うと、死体は吸い込まれるようにしてその空間へと消えてしまった。
そして異次元への扉が消えてしまった後、辺りに残されたものは静寂だけだった……。
さて、「しんえん(略)」を倒すと一応シナリオはクリアという事で、一旦EDに突入する事になる。EDとは言っても事の顛末がテキストのみで語られ、最後にちょろっとスタッフロールが出るぐらいなのだが。
EDの内容を一応まとめると、以下みたいな感じ。
[以下EDのネタバレに付き、部分的に反転]
異次元からやってきた化け物達は去り、それによって魔物達も魔界へと戻った。そして魔界と魔道は無事に切断される事となったって万々歳。
だが、地上の人間に残されたものは崩壊した帝国と、秩序を失った元帝国民達のみ。しかも帝国の領地を治めていた筈だった各領主たちは野心に燃え独立を宣言し、他の領主の土地を狙ってドンパチを始める始末。
そういうワケで、結局帝国は泥沼の戦乱時代を迎える事になるのだが、忘れてはいけないのがこの物語の時代設定。そう、Wizardry #1より遙か昔の物語……という事になっているのだ。
それを踏まえ、遠い未来、帝国があった後に「狂王トレボー」らしき王が王国を築き上げる事になる……という感じでEDが締められる事になる。
……だが、この設定がWizの公式(何を指してそう言うのかがまた難しいのだが)なのかと言うと決してそうではなく、そんな設定とんでもない、っちゅーか、このゲーム自体認めてない、という方も多数いらっしゃると聞くので、その辺はそれなりに、ね(何なんだ)。
さて、EDが終わった後はどうなるのかと言うと……実は、再び何事も無かったかの様にB666Fの「北14東15」……つまり、ラスボス出現地点へと戻される。しかもラストボスが持っていた「わかがえりのいし」を入手した状態で。
更に言うと、どういう訳か「しんえんよりのもの」は一旦地上に戻れば復活してしまうので(「デーモンアディッシュは復活しない」)、その気になれば無限に「わかがえりのいし」を入手する事も可能なのだから恐ろしい。
では、「Wizardry EMPIRE」のプレイ日記、これにてお終い……と言いたい所だが、ま〜だ終わりませんぜ、旦那。
次からは、未だ転職出来ていない侍君のため「もののふのかぶと」求めてもう少しだけB666Fを彷徨います。はい。
[B666Fにてモンスター乱獲中]
前回遂にシナリオクリアを果たしたワケでございますが、探索はまだまだ終わらない。
LV30を突破してしまった侍を「ムサシ」に転職させるため、「もののふのかぶと」を求めて最下層をウロつく日々が始まったのだ……。
結論から先に言うと「もののふのかぶと」は無事入手出来た。それも30分以内に2つもだから驚きだ。
このB666Fには固定エンカウントする場所が幾つかあり、その内の二つ「北2東10」「北5東4」地点でモンスター狩りをしていたのだが、「もののふのかぶと」は2つとも「北2東10」で入手した。モンスター構成もほぼ同じで「ビホルダー」と「けいようしがたきもの」の他、2種類のモンスターが居たと思う。
だが、この条件が一番出やすいという訳ではなくただ単に運が良かっただけだと思われるが、ご参考までに(ちなみにこの後も同じポイントでモンスターを狩っていたものの「もののふのかぶと」はまったく出なかった)。
目的の品を入手した後は、早速侍を念願のムサシへと転職させ再びB666Fにて。次の目標はムサシとくの一の魔法を全て覚えさせ、使用回数をALL9にする事(笑)。
気付けばいつの間にやらムサシ以外のメンバーのLVが30を越えていたりして、B666Fの団体様の敵ですら平然と倒せてしまうのだから恐ろしい。
さて、このゲーム(というかWizシリーズは)は転職するともれなくLVが1に戻ってしまうという特徴がある。故に転職したてホヤホヤのムサシは当然LV1で各能力値も低く、いきなりB666Fに連れて行くのはどうかとも思ったのだが、一時的に後衛にしときゃあOKという事で、B666Fの、よりにもよって「〜もの」シリーズが群れて出現する可能性があるドアを出たり入ったりしてみた。
例えばここで「いにしえからのもの」「かみにゆみひくもの」「けいようしがたきもの」×5、「ほしをつかむもの」×5などという、デタラメな強さを誇る群れ遭遇し、勝利したとすると、大体28万前後の経験値が入手可能となる。正直経験値もデタラメだ。こんな数字、LV30台になってても一発でLV UPしてしまうわい。
だが、このインフレ戦闘を繰り返すお陰で、LV1だったムサシがあっと言う間にLV30になったのもまた事実。
ちなみに、前述の「〜もの」シリーズ群れと闘う際はきっちり魔法対策をしておいた方が良い。「デススペル」で撃沈される可能性もあるからだ。また、戦闘中のメッセージを連打で流していると「ディスペルマジック」を掛けられた事に気付けない事もあるので注意。連打癖のある人間が言うんだから間違い無い(涙)。
さて、次回は(たぶん)最終回。
細々としたやり残しを消化しつつ、ゲームを総括したいと存じますです。
[B666Fにてやり込み中]
さて、遂に最終回となった今回は、総括を交えつつプチやり込みをやってみようと思う。
このWizというゲーム、シナリオクリアだけなら意外とあっさり出来てしまうのだが、それだけでは物足りない場合が圧倒的に多い。
そこで、自由度の高さを利用し自分自身の『やり込み』をするワケなのだが、その目標も人それぞれ。
幸いこの作品には「アイテム図鑑」「モンスター図鑑」があり、やり込みの喜びを目に見える形で提供してくれている。
私の場合、幸運な事にモンスター図鑑はあっさり埋まったのでお次はアイテム収集でも、と、ムサシのLV上げを兼ねつつ戦闘を繰り返していたのだが……なかなかアイテムが出ないんだな、これが。
倒しても倒しても出るのは「ひのきのたからばこ」ばかりで、それもアイテムが入っている事など希。たまーに出ても既に持っているアイテムが殆どで、未入手アイテムなんて滅多に出ない。
アイテム図鑑にて未発見アイテムが未だ33個もあるというのを知った頃、ホントにこんな出ないモンなのかと攻略サイトさんやレビューサイトさんを巡ってみたら……本当に、死ぬ程、出ないんですって。『一年近くプレイし続けても未だ10個近く出てない』とか聞いたら、シナリオクリアで満足しておきたい気分になる。
特に一番恐ろしい事になっているのが「うら・むらまさ」というらしい武器。これは宝箱を開けた時の出現確率が凄まじい数字……具体的には覚えてないけど確か六万(それか六十万)分の一とか……らしく、普通にプレイしていたら余程の強運の持ち主でも無い限りお目に掛かれないだろう。しかも、この「うら・むらまさ」、戦闘後に出現する宝箱の種類の中でも『魅惑の宝箱』にしか入っていないらしいのだが、この『魅惑の宝箱』自体の出現率も決して高くは無いので(現に私は見た事が無い/泣)、余計に入手困難になってしまっているらしいのだ。いや、ここまで来ると、困難とかそういうレベルを越えている。
……ってなワケで、私の『やり込み』からアイテム収集の文字は消えた。
でもって、ムサシとくの一を最高まで育てる事に情熱を注ぐ事に決めたのだ。
ムサシやくの一といった特殊職はLVの上がりもそれなりに遅いと思われるのだが、「〜もの」の団体様相手に闘いまくっていると、LV40程度まではかなり楽に上がってしまう。
気付けば、ムサシはLV7の呪文を覚え、くの一も全呪文の回数が9になってしまっていた。他のメンバーもLV40はぶっちぎりであるし、忍者にいたってはすっぽんぽんでのACが-21もある。
そこで、ムサシの覚えたてホヤホヤの呪文(というか技)「らんぶのけん」を使ってみようと思い、最強の布陣だと思われる「〜もの」のパーティへと挑んでみた結果……己のパーティが、最早戦闘バランスをブチ壊す域に達してしまった事に気付いた。
強すぎるのだ、特殊(隠し)職の呪文は。
ヴァルキリージャベリンを二刀流で携えたムサシに「らんぶのけん」を使わせ、同じくヴァルキリージャベリン装備のくのいちに「かすみぎり」を使わせる。そして忍者には奇襲をさせ、更には、やはりヴァルキリージャベリンを装備した(笑)ロードが一撃で250以上を叩き出し……戦闘後、そこに残るのは屍の山。
こうなると、強すぎて逆に興醒めしてしまう。
そりゃあ戦闘は一層楽になりはするのだが、延々戦闘をしてもアイテムが殆ど揃わず、宝箱は最高でも「漆黒の宝箱」を一度見たきり(しかも中身はお金だけ)。しかも、それ以前にアイテム収集は放棄していたので、事実上、私のやり込みはここで終了。
全員のLVを見てみると……男ロードLV60(げんすい)、くの一LV52(かげ)、男ムサシLV37(ミフネ)、ヴァリアントLV59(ゆうしゃ)、忍者LV60(かげ)、司教LV64(きょうこう)……となっていた。司教、いつの間にLV64……。
実の所、ムサシのLV7の呪文回数が未だ9回になっておらず、何故かくの一がLV4の呪文を一つだけ覚えていないのが少々気に掛かるが、「まぁ良いじゃないか母さん」と勝手に妥協したところで、私の「Wizardry EMPIRE」プレイは終わりを告げてしまっちゃったのでありました。
さて、何だか少々中途半端な感で終了させてしまった「Wizardry EMPIRE」だが、何のかんの言って凄く楽しんでプレイ出来た様に思う。
そりゃあ、石化ブレスの威力だとか、自動回復アイテムを装備している時に毒を喰らったら即死(経験済)など、他の追随を許さない仕様&バグが存在してはいるものの、MAP構成が楽しいフロアも多かったし、シナリオも個人的には好きな展開を見せてくれたので。
一方、残念だった点はアイテム出現場所が偏っている事と、敵のバリエーションの少なさ。
まず前者についてだが、終盤のレアアイテム収集段階ならともかく、序盤〜中盤の入手し難さはどうかと思う。B13Fの「アンバーハルク」の町に辿り着いた途端大量に入手出来る様になるのはバランスが悪い気がするのだが(ただ単に有り難みの問題なのかもしれないが)。……シナリオ的には、B1〜B12Fのお宝は全部「アンバーハルク」に獲られてしまっていた、と解釈すれば良いのだろうか。
後者のモンスターについては、モンスターそのものが少ないというのではなく、戦闘時の組み合わせのバリエーションがちょっと少ない様に感じた。あまりにも頻繁に同じ組み合わせのモンスターばかり出てくると、対処がある程度型にハマってしまい、戦闘が単調に思えるのだ。
あと、オマケでちょっと気になったのが、言うと善と悪の混合パーティが初っ端から組める点。一見楽そうに見えるが、友好的モンスターの存在が憎くなる事しばしば。「善に変わっちゃ忍者になれないでショーっ!?」とか(笑)。だが、他シナリオの様に、わざわざダンジョン内に潜って混合パーティを組まなければならないという手間を省略出来るという点では実に便利だったりするので、やっぱり人それぞれか。
話は戻り、このゲームをプレイする上での基本的な部分は、とてもプレイし易く作ってある様に思える。
エンカウントするポイントがある程度決まっているところや、キャラの能力が比較的高いという点では、意外とWiz初心者の方に最適なのではなかろうか。……バグと極端な仕様さえ無ければWiz初心者の方にもおススメ出来るのになぁ。実に惜しい。
というワケで、予想外に26回も続いてしまった「Wizardry EMPIRE」プレイ日記は、今回で終了。縁がありましたら次のゲームでまたお会いしましょう。