BREATH OF FIRE 5 〜DRAGON QUARTER〜 [ カプコン/'02 ]
第1回〜第10回 | 第11回〜第14回(最終回) | [2周目]第1回〜第6回(最終回)
第1回 2周目開始〜最下層区街
第2回 最下層区リフトポート〜公社ラボ5F
第3回 氷結廃道〜第1工業区3F
第4回 第2工業区1F〜上層区街
第5回 上層区街〜オルテンシア
第6回 中央省庁区4F 南側〜ヴェクサシオン〜エンディング
■[2周目]第1回 2周目開始〜最下層区街

2周目始めちゃいますよ! このゲームは2周目からが勝負ですからね!
前周終盤はセーブトークンの悪夢に苛まれたので、今回は節約人生を送ります。
セーブ回数もクリア後のD値判定基準の一つである事だし。

2周目開始〜最下層区街

さて、プレイ開始直後のっけからSOLイベント。咳き込む声が聞こえた直後、ニーナを気遣う声がしました。……咳き込んでいたのはニーナか。

息がしづらいと訴えるニーナが不安を漏らすと、「はかせ」と呼ばれた人物……おそらくあのバイオ公社のクソ研究主任は「君には特別な治療をしたからね」などとぬかしやがりました。それで、あの赤い羽か!!
更に主任は「馴染むまでがつらい」と言いながらも、「これが上手くいけば、君だけではなく空気の悪い場所で暮らす大勢の人が助かる」などと調子の良いことを口にするのでした。ムカー!

その後は普通のOPを経て本編に突入。イベントでも「リュウ=1/2048」って言ってるのが地味に嬉しい。
でもこれ、最高値の1/4になったら台詞とかどうなるんでしょう? ボッシュの態度とか変わってたら凄いんだけどな(ΘωΘ)。それは流石に無理か。物語が根底からひっくり返っちゃう。

その後「バイオ公社行きリフト2」に入ったところでSOL発生。場所はどうやらトリニティピットのようで、メベトが登場。
「大気浄化プロジェクト」と言っているところをみると、多分ニーナの事なのでしょう。
プロジェクトを「愚かな」と一蹴するメベトと会話していたのは、何とクピトでした。ちっこい生き物もいます。

「彼は、混乱も絶望もしていません。今のところは……」と言う少年に「こんな強引なやり方はあいつらしくない」と首を捻るメベト。そして、計画の事をわざわざ自分に報告するのも理解出来ない様子です。
「何がさせたい?」とメベトが問うと、クピトは「お分かりのはずです。僕達には出来る事しか出来ませんよ」と、達観したように返すのでした。

このイベントを見る限り、二人が言う『彼』『あいつ』というのはエリュオンの事みたい。
どう考えても非人道的である政府主導の計画を、反政府であるメベトに伝える。……それは、『行動』を起こすよう促しているとしか思えません。
おそらく、メベトが解せないのは、エリュオンが見つめている先にあるものではないのでしょうか? 多分、この時はまだリュウの事なんて知らないでしょうから。

その後、ほぼノーセーブ状態でサクサク進行。エリアの踏破率、EXターン(先制)獲得率、トレジャーBOX回収率なんかもクリア後のD値判定に関わってるらしいので、スピーディーに且つ丁寧に。
特にトレジャーBOXなんて中身は1回目と同じなので、何も知らないと無視して進んじゃうからなぁ。

ところで、パーティ経験値は使用しないまま進めているのですが、それでも何ら問題無いのが嬉しいです。
フェアリードロップを倉庫に預けていたので、最初っから共同体にも行きまくりだし。

リンの襲撃イベントを経て、「廃物遺棄坑2F」へ。ニーナと合流後、SOLイベント発生。
場面は再びトリニティ本部。リンにリフト襲撃の任務を命じたメベトは、ターゲット……即ちニーナがバイオ公社から搬送される事を告げます。未だそれがニーナだとは知る由もないリンが「確保」を命じられた標的の詳細を問うと、メベトはそれが人の子供の『形』をしている、と答え、更には「この世界がいかに疲弊しきっているか……それがわかる事例だよ」と呟いたのでした。

ここでメベトがニーナを「人間の子供」だと言い切らなかったのは、政府がニーナを道具としか見ていない事に対する皮肉だったのかしら。それとも……。

そんなメベトの思惑の事など知りもせず、リュウとニーナはせっせと冒険。途中でリンと合流し「廃物遺棄坑4F」で初めて登場するD値扉に挑戦。必要D値は1/4096という事で、らくしょーらくしょー(∩´∀`)∩
中に居たアンデッド連中を始末し、ニーナのスキル「デイル」ゲット。更に「廃物遺棄坑5F」のD値扉(1/2048)でも「グランレイギル」をゲットし、「廃物遺棄坑6F」を抜けると、またしてもSOLイベント発生。

場所は、中央省庁区のいつもの会議室。誰かが(たぶんエリュオン)が「メンバー」の紅一点「オルテンシア」に、以前彼女が言っていたらしい『人が翼得て、再び世界に空を取り戻す』という言葉の真意を問うと、彼女は「明確はヴィジョンではあるが、今はその時とは思えない」と返しました。

この「人が翼〜」の台詞、どっかで聞いた事あると思ったら、エリュオンと戦う直前に彼が呟いてた文言じゃあないですか。出所はオルテンシアだったのか。
ちなみに今回のプレイでは、このオルテンシアと対戦予定ー。楽しみなような、怖いような。

この後、最下層区街に到着したところで2回目のセーブ。予想外に危なげなくこれたのが、逆に不安。
何はともあれ続きはまた次回。

■[2周目]第2回 最下層区リフトポート〜公社ラボ5F

今回は先ずボッシュとの初戦から。

最下層区リフトポート〜公社ラボ5F

ボッシュから「穿」を盗めるらしい事を今頃知り、リンをボッシュにまとわりつかせていたものの、どんなに距離を置いててもボッシュったらリュウにまっしぐら。
なので、面倒臭くなって諦めました。もうちょっと細かい位置調整が必要だった模様。

一旦リセットし(直前でセーブしてるので)、ボッシュ戦やり直し。気合いの入ったニーナが1ターンで雑魚レンジャー2体を倒してくれたのが実に頼もしい。今度からこの状態を「ニーナ祭」と呼ぶ事にします(゚∀゚)
更にはリュウの1撃でボッシュを落とし、戦闘終ー了ー。

その後はしばらくイベントもD値扉もないため、トレジャーBOXを確実に回収しつつ先を急ぎます。
下層区街での2NDレンジャー3人とのボス戦も、1周目で苦戦したとは思えない程の早さで勝利。

その後、バイオ公社「公社ラボ1F」に入ろうとしたところで新たなSOLイベント。
ニーナを休ませている間、一人で偵察に向かうリン。
通常のイベントでは彼女が何を見たかは語られないのですが、今回はその様子を見る事が出来ます。

リンが足を踏み入れた部屋で見たものは、培養液の中に浮かぶ『首のない身体』でした。それも、一体や二体ではありません。
が、驚くべき事はそれだけではありませんでした。それらの身体の背からは、一様に「赤い羽」が生えていたのです。
……そう、ニーナの背にあるそれと同じように。

この悪夢のような光景に激怒したリンは「大気汚染改善プログラム」の実体を知る事になるのですが、それと同時、メベトが任務を命じた際に言っていた言葉の意味がより一層理解出来た事でしょう。
人間の子供を「物」として扱う、行き詰まった世界。この直後の通常イベントでニーナに向けた視線は、ただの同情や憐憫ではない筈。

イベント後、「公社ラボ1F」のD値扉(1/4096)から「公社ラボB1F」へ。グミ帝国とも言えるフロアで「グランパドラーム」を入手した後、更に「公社ラボB2F」へと進み、最奥にある手術室に入ったところ、ベッドの上にぬいぐるみが置いてありました。

このぬいぐるみを調べると、SOLイベント開始。ぬいぐるみと共にベッドに腰掛けているニーナが映る傍ら、誰かが会話をしています。
「耐用試験は良好です。あとは『処置』をして、移送するだけです」という声に、もう一人は「いくら機密保持のためとは言えそこまでやるか?」とツッコミを入れました。

それに対し『処置』と口にした男……あのクソったれ研究主任は(口癖でわかる)、こともあろうに「道具が喋ったり考えたりする必要は無いのでは?」と答えるのでした…………。

このイベントから、ニーナが何故口がきけないのかが判明。あと、おそらく知能の発達も止められて(もしくは退化?)るんではないでしょうか。
どっちにしろ、あの研究主任いつかぶっ殺す! ……って、無理なんだよなぁ……。

イベント後、ぬいぐるみに関して「ニーナと一緒に行きたいと言っている気がする……」とメッセージが出るのですが、選択次第でぬいぐるみ、こと「ブキ」を入手します。
これは名前通り(?)立派なニーナの武器で、固有スキルとして「ミラージュ爆弾」「ミラージュ大爆弾」がセットされています。

魔法陣の部類になるこの2つのスキルは、ニーナを模した爆弾が乗っかった魔法陣が出現し、これに敵が触れると爆発してダメージ、という笑えるもの。威力は勿論「大爆弾」の方が上。
通常の方は使用した事が無いので解らないのですが、「大爆弾」で登場するニーナはでっぷりとしたお人形で本人に似ても似つかない。でも可愛いと言えば可愛い(笑)。

話は戻り「ブキ」について。これをニーナが持っている姿はたいそう可愛いのですが、スキルが固定されているのはやっぱり不便なので、標準装備は無理。
「ミラージュ大爆弾」も、実は既に共同体の「アイテム研究」で入手しちゃってたし。

D値扉の中を探索し終えたら、通常ルートに復帰。またしても「バウンサー」の存在を忘れてしまい、集団戦をするハメになっちゃたりしたものの、それ以外はスムーズに前進。
リュウが主任をどつくイベントを経て、公社ラボ5Fに到着したところで今回は終了。おお、結構進んじゃったぞ。

ちなみに、主任にヤキを入れるイベントの後、床に座り込む彼にニーナで話し掛けてみると……。
「ニーナ、こんなに汚れてしまって……今度は換気肺の交換ができるように設計しなおす必要がありますかね」
……こいつ、全然反省してねぇ!

ニーナの設定のエグさに「ブレス節」を実感しながら(4よりかはマシか)、また次回。

■[2周目]第3回 氷結廃道〜第1工業区3F

「氷結廃道」を抜けたら、遂に「集積庫」へ。
前周で一番しんどかったバトルが当然今回も待っています。

氷結廃道〜第1工業区3F

流石に2周目は違いました。大して危険な局面に陥る事もなく1回戦目を突破、2回戦目の対兵器戦もニーナが魔法(今回は「グレイゴル」)を連発するという、いわゆる「ニーナ祭」を開催した事により一度も攻撃を受ける事なく勝利してしまいました。
だって「アネックス」が1体もいない状態だと「アシモフ」は「アネックス」召喚しかやらなくなるから。

そして愛するゼノ隊長との3戦目。前周ではD-ダイヴで倒してしまったので今回はドラゴン禁止。
今回初めて知ったのですが、ある程度HPを削るとイベント発生。「その強さ、あまりにも危険。やはり今、ここで止めねば」と隊長が本気を出してきました。
前回は一気に倒したのでこんなイベント無かった……。

具体的に何が起こるかというと、ゼノが「はいすいの陣」を使用してきます。自らの防御力は0になるものの、その分攻撃力が跳ね上がります。名前のまんま。
が、直後にAPがフルになっていたリュウ&リンが立て続けにコンボを仕掛けてしまったため、その威力を見せる事なく撃破しちゃったのでした……。やっぱりごめん、隊長(´・ω・`)

ところで、隊長戦後に入手出来る「紫音剣」ですが、前周で入手したものを未だ装備しているせいか今回は「紫音剣+1」が手に入りました。詳しい条件はわかりませんが、ちょっと得した気分。

集積庫から「第1工業区」へと進入。1Fを抜けた直後、SOLイベントが始まりました。

場所は「廃棄ディク集積庫」。アジーンがぶら下がっているでっかい部屋。
真っ正面の通路をリュウが歩いているところを見ると回想シーンか……と思いきや。「何のつもりだ、オリジン」とアジーンが言うって事は……なに? リュウのコスプレしてるの? エリュオンったら。

よくわからないエリュオンの行動を不快に思ったアジーンは、「失せろオリジン。戯れに費やせる時間などない」と威嚇。
一方、バレちゃったエリュオンはあっさり本来の姿に戻ると、「時間がないのは同じだ、アジーン」と呟き、明らかに侵食が進んでいるその目を見せたのでした。
……この2人って、元々はリンクしてたんだよね? その時からこんなにギスギスしてたの?

その後、場面は一転しクピトとオリジンが登場。黙り込むオリジンをクピトが訝しんでます。
テーブルの上にはタントラ達に渡したのと同じ「勅命」のカードが……。

イベント終了後、2Fへ。ここにはD値扉がありウキウキしながら入ろうとしたら、「アンタ、1/1024未満じゃん!」って事でロックされてしまいました。……く、くそぅ。エリート共め!

仕方がないので回り道して先に進み3Fへ。入ってすぐのデンジャールームを終えると、SOLイベント。リンがリュウ達に休息を提案し、自分は通路の隅で定時連絡を始めました。
おそらく、このイベントの相手はメベトなんでしょう。前周プレイした際に同じタイミングで発生したメベト側のイベントと、おそらく対になっていると思われます。

過去ログを確認すると、この時メベトは空を目指す事について「くだらん」とか言っちゃってるワケで……だからリンは連絡終了後、泣きそうな表情をしていたのだろうなぁ。ニーナの現実を見ちゃっているだけに。

面倒臭い工業区も、流石に2周目はテキパキ……とか言いつつ、よりによって「チャペック」にEXターン取られる私のトロさは一体。
それでも挫けず第2工業区へ昇るリフトに乗ったところで、またしてもSOLイベント。ううむ、頻発。

ここでのイベントでは、剣を構えたちっこいのがでっかいディクと対峙してるんですけど……、こ、このちっこくて可愛いのって、ボッシュ(幼少時代)なんですか!? かわいいなー! こんな風にお尻に重心置いた体型(というかデザイン)の子供とか大好きなんだよー。

一方、そんなちっこいボッシュを遠目に見ている人物が一人。
「こわ……い……、と……さま……、こわい、です」とかちびボッシュが言ってるところを見ると、父親みたい。
「恐れるな、ボッシュ。常に冷静でいろ」とか子供に無茶苦茶な事を言っているこの親父、どっかで見た顔だと思ったら、メンバーの一人じゃないか! ……って事は、ボッシュってD値だけじゃなく生まれも良かったのかよ。ちッ(ΘωΘ)

巨大な敵と対峙する中「自らの力を証明しなければ父親に認めて貰えない」という想いに駆られるボッシュ。
直後、切り替わった画面に映ったのは、横たわる巨大ディクと返り血に塗れながらも虚ろな笑みを浮かべた幼い少年の姿でした。
『力を証明しなければ誰もぼくを見てくれない』
よくやった、と言うだけでとっとと部屋から去ってしまった父親の背をぼんやり眺めながら、ボッシュはそんな想いだけを心に描いていました……。

とりあえず、ボッシュがあんな性格になっちゃったのは父親のせい、という事だけは解った。
確かに力に対する執着は病的だったもんなぁ。

さて、お次は大好きなタントラが登場するワケですが、今回はここまで。

■[2周目]第4回 第2工業区1F〜上層区街

1Fでタントラ1回戦目を終えたら今回は南の通路へ。

第2工業区1F〜トリニティピット

ここで戦う相手は「ギーガギス」。幸い通路の幅が狭めな上に移動力が無いので、ニーナの魔法陣をズラっと並べておき、ニーナとリンは遠距離攻撃。でもってリュウはAP溜めてヒットアンドアウェイの繰り返し、難無く撃破出来ました。
まぁ、今回は2周目だったので上手くいったというのもあるのですが。
その後のVSタントラ2戦目については、前周時のディゴン吸収版よりも今回のが若干楽だったような気も。

タントラ戦後、第2工業区3Fを抜けたらSOLイベント。超絶に機嫌が悪そうなボッシュが登場します。
ボッシュは同じ年頃の同僚から「ゼノ隊は全滅だってな」と嘲られた挙げ句、唯一生き残った事を指し「腰抜け」呼ばわりまで。

この同僚の言う通り逃げたことは本当なのですが、ボッシュがそれを認める筈はありません。
「剣聖」(親父の事か)に連なる自分を「逃げた」とみなし、更には「リュウに負けた」と揶揄した同僚の腕を容赦なく斬り付けたボッシュは、恐怖に目を見開く同僚に背を向けると、リュウを殺す決意をするのでした。
……で、公社ラボで改造を依頼するイベントへと繋がるわけね。

今回の「放棄商業区」は実に楽でした。ゾンビはウロウロしているものの戦う必要はないので、要領が解っている2周目はサクサクとアイテムを回収するだけ。ついでにブレイクハート(ゾンビ本体ね)を見掛けた端から倒していけばそれでスッキリ。

あっと言う間に到着したトリニティピット。メベトとの会話イベント後に発生したSOLイベントでは、メベトの側に控えていた部下のゼブルが、リュウについて「信用なさるのですか?」と疑問を口にしました。
一方、リュウはニーナを放っておいて共同体へ(ΘωΘ)。
金が貯まったので、リンの最強武器である「バムバルディ+1」(すんごく高価)を思い切って購入。
……後悔は、ない。たぶん……おそらく。きっとね。

その後、勢いに任せてニーナのお薬を取りにリンとお出かけ。早速最強武器の威力を試してみたのですが…………正直、ビミョー。
威力は確かに高い。すんごく高いのですが、命中率が格段に低い。今まで「アフタマート+4」を使ってたので尚更そう感じてしまいます。
攻撃力が高いのはやはり魅力ですが、当てるべきところで外されるとちょっと困るので、ニーナが復帰するまでは元の「アフタマート+4」に戻しておく事にしました。
……後悔は……あ、あるもんか!

今回はニーナを救出し、ライフラインへの扉が解放されたところで終了。
うぉう、やっぱり2周目はペースが速い……。

ライフライン下層〜上層区街

ライフライン下層にはD値扉が2つ。一つは1/4096なので開けられますが、もう一つは1/512なのでNG(´・ω・`)
くそぅ、いつか絶対ビックになってやる! と心に決めてとりあえず1/4096の方に入ったら、狭い部屋の中に大嫌いなトライリザードが4匹も居た上、エンカウントに失敗。うち3匹と同時に戦闘するハメになりました。
挙げ句、魔法間違えて思いっきり回復させたりもして、冗談抜きで全滅の危機に。これが4匹相手だったら絶対全滅してたよ……。

ちなみに、今回も無理だった1/512の扉の先は別ルートが展開しているようです。クリア後のD値判定はマップ踏破率も関係があるようなので、こういう場所も開放されればもっとD値上げられるんだろうなぁ……。

その後、ライフラインをせっせと進んでボッシュ戦。相変わらず暴走した後が怖いボス戦ですが、流石に絶体絶命にはなりませんでした。
また、前周プレイ時はこれ以降セーブが出来ないままクリアまでやるハメになりましたが、今回はこの時点でセーブトークン7個ぐらいあるもんねー! フハハハハハ(壊)!

セーブは人格を変える。

ところで、ボッシュ戦後は通常そのまま上層区街に行けるのですが、それとは別に「メインシャフト」と呼ばれるエリアに行く事も出来ます。いわばトレジャーBOX回収率及びマップ踏破率を上げるための回り道のようなものなのですが……D値が1/256ないと入れないので、逆立ちしたって今回は無理のようです。くそぅ。

上層区街に到着したところで、今回は終了。

■[2周目]第5回 上層区街〜オルテンシア

電力供給ビルは突撃してくるスケルトンに慣れれば楽、だと思う。が、反射神経皆無の私は三回に一回はスケルトンに追いかけ回され、あわやEXターンを取られそうになったり。

上層区街〜電力供給ビル

サクサクっと電力供給ビルはクリア。そのままデモネド戦……に行く前に、今まで放っておいた「ココン・ホレ」遺跡にアタックかます事に決定。

ココン・ホレ遺跡

共同体を発展させた際、アリさん達が掘り起こしてしまった謎の遺跡。RPGでよくある「本編には直接影響ないけど良いアイテムがゴロゴロしているダンジョン」というヤツです。

地下50Fまであるこのダンジョン、挑戦する際は全員LV1からのスタートとなります(本編に復帰すると元のLVに戻る)。途中でのギブアップは不可で、脱出したければは5Fごとに出現する妖精に話し掛けるか、全滅するしかありません。
前者の場合はそれまでに入手したアイテムやパーティ経験値を本編に持ち越せますが、後者の場合は本編同様、所持アイテムは没収。

その他こまごまと条件のあるダンジョンですが、百聞は一見に如かずという事でいざ挑戦。
但し、この手のダンジョンは「少しずつ攻略すべし」というのが家訓なので、先ずは……そうだな、10Fを目標に頑張ろう! このヘタレめ。

……で、ここから10Fまでの道のりを書いていこうかと思ったのですが、別段何事もなく終了してしまいました。のっけから(1F)「パパナゲット」と「ママナゲット」を間違えて攻撃してしまい、「パパ倒したと思ったらママだった! ギャー!」と焦ったぐらいで、後はサクサクのサクっと進行。
やっぱり、パーティ経験値ぶっ込んで最初から一気にLV25にしちゃったのがマズかったか。

それにしても道中入手したリンの「アフタマート+7」は便利。「バムバルディ」買った事をちょっと後悔するぐらいに。後悔は、ない……とは言い切れ、ない。

10Fでもそれなりに満足出来たので、先に進みます。余裕があったら再び潜りたいけど流石に無理かしら。

電力供給ビルトランスポート

「ココン・ホレ」から復帰しデモネド戦。2回目の彼は一体何があったのか、最後までニーナとリンしか攻撃しないという非道振り。目の前にリュウいるのに。
おいこら、ドラゴンと最初に戦うのは自分、とか言ってたのは嘘だったのか。

デモネドを倒し「中央省庁区」への転送装置に乗ったところで、SOLイベント発生。「メンバー」の紅一点である「オルテンシア」に対し、ジェズイットは「しりは、かわいいのになぁ」と告げるのだった……いや、これだけだとただの変態なので、もうちょっとフォローしておきます。

オルテンシアの予言に関し「なぜ今が『その時』(人が空を取り戻す時)ではないと思うのか」と問うジェズイット。リュウには世界を開く力がないのか、と。
その問いに、オルテンシアはリュウのD値はドラゴンを制御するには小さすぎるという点を理由に挙げました。今回のケースは、正統ではない者がドラゴンとリンクしてしまった『事故』だというのが彼女の見解のようです。

が、その答に満足するジェズイットではありませんでした。D値が絶対だとは思えない彼は、オルテンシアに賭けを持ち掛けました。「あいつが、本物かどうか」と。
……以上、このやり取りが、ジェズイット撃破後の彼の台詞の真相。ちなみに彼が(一方的)に賭けたのは……オルテンシアの「かわいいおしり」でした。フォローのしようがないわ。貴様は。
それにしても「聖女」と呼ばれる割に、オルテンシアは結構大胆な服を着ておられます。あのスカート(?)部分を捲ったらハイレグっぽいし。

中央省庁区

イベント後「中央省庁区」に殴り込み。前回は1Fから北に進んでクピト→ジェズイットという流れにしましたが、今回は先ず南を進み、オルテンシア→ヴェクサシオンという流れで。
省庁区内でのメンバー戦においては1戦目がクピトorオルテンシア、2戦目がジェズイットorヴェクサシオンという組み合わせに決まっていて、例えばクピト→オルテンシアというパターンは不可能。ジェズイットとヴェクサシオンの場合も同様。なので今回はクピト&ジェズイットとの戦闘は無し。

また、戦闘の組み合わせは2×2で全4通りあるものの、各パターンで進行ルートが異なる上に各ルートにトレジャーBOXが置いてあるので、全アイテムを回収しようと思ったらゲームを4周しなきゃならなくなります。
まぁ、1Fのテレコーダーでセーブした後「トレジャーBOX回収→ギブアップ→途中からSOL」を繰り返せば1周のプレイで全部回収可能ではあるのだけれど、所持アイテムの扱いが面倒臭そうなので、個人的にはやる勇気が起きません。……だって、こういう事すると絶対に取り返しのつかん失敗しそうなんだもん。

話は戻り、オルテンシアの部屋を目指す一行。途中の「パンダグリエル」も前周時の「ガルガンチュア」戦での経験を生かし、ひたすらフィールド上で爆弾攻撃。
結果、HPが100ちょっとの状態で戦闘突入に成功。あっさり撃破する事が出来ました。よしよし。

その次のフロアである「中央省庁区3F 南側」には、ニーナのスキル「パドラーム」が入ったトレジャーBOXが。が、これを入手するためには、トレジャーBOXのある部屋をデンジャールームにする必要があるみたい。
そこで、その部屋をデンジャールームにするための条件を満たす為に頑張るワケですが……その条件とは、一つ先の部屋でウヨウヨしている「ラフレシア」と「トライリザード」の殲滅。
前者は物理攻撃だけで倒せばいいので楽勝ですが、後者は個人的に大の苦手。最初に遭遇した際あっさり全滅しかけたのが未だにトラウマなのか。

が、いつまでも逃げているワケにはいかないので、一匹ずつ誘き出してチマチマと攻撃。が、またしてもリンで近接攻撃してしまい、ドガドガと反撃喰らったり。
学習能力ないプレイヤーですみません。ホントに。

オルテンシア

無事に目的の「パドラーム」を入手したら、待ちに待ったオルテンシア戦。
大広間のような部屋に佇んでいた彼女は、リュウ達を「世界を混乱へと導く存在」とし、「存在そのものが罪」と言い切りながらも「適格者」となったリュウはメンバーになる資格があるとも告げました。

共に「オリジン」の所に行こうと誘うオルテンシアに、「あ……おれはその……」と戸惑うリュウ。
珍しく煮え切らない態度の少年に苛立ったリンは、突然「我々はッ!」とデカいフォントで叫ぶと、オルテンシアに「鍵を渡してとっとと消えるんだね」と続ける。すると……今まで伏せられていたオルテンシアの瞳がくわっと開いた。こ、怖ッ!

リンの挑発混じりの要求に「何と……愚昧な心……」と呟いたオルテンシア。そして、やっぱりアンタ等は罪を贖いなさいね、という展開になってしまうのだった。
リュウがここで首をぶんぶん横振りするのが何とも笑える。もとはと言えばアンタが怯むのが悪い。歳上のお姉さんに弱いのか……って、リンも歳上じゃん。

ここでオルテンシア戦突入。彼女の力で空間が歪み、リュウ達とオルテンシア、そして床以外の背景がうねうね。
「私は聖女オルテンシア。うつろう者達よ、神罰を受けなさい」……って、自分で『聖女』って言った時点で違うと思うよ、ぼかぁ。

VS オルテンシア
彼女の攻撃方法は特殊で、数ターンに1度「フォーチュン」という技で床のパネルの色を変えてきます。
パネルの色は「青」「白」「茶色」の3種類あり、次ターンで彼女が「神曲」という技を使った際、リュウ達がどの色のパネルの上に乗っているかでその効果が変わってくるのです。
具体的には「青」にいるとHP全回復、白にいると何もなし、そして「茶色」にいるとダメージを喰らってしまうという風に。

「神曲」は使いようによっては回復薬が節約出来て非常に便利なのですが、どのパネルが次に何色になるかは解らないため、オルテンシアより行動順が遅いキャラは移動先を勘に頼るしかないみたい。私の場合はリンがそうで、ニーナとリュウはとっとと近場の青or白パネルに移動出来るのですが、リンの場合は茶色の上に乗っちゃってるとダメージ確定でした。
しかも「神曲」は魔法コンボの1撃目として発動するので、HPの状況次第では撃沈する事もしばしば。

また、オルテンシアも260のアブソリュートディフェンスを持っているので、AP溜めコンボで倒す戦法で挑んだのですが、リュウで攻撃叩き込む度に、画面端まで全員を吹き飛ばす攻撃をしてくるので、まるで気分は「だるまさんがころんだ」。
でもまぁ、この吹っ飛ばしを使ったターンは「神曲」を使えないので、上手く使えば「神曲」封じになるかも(但し、フォーチュンでパネルの色は変えてくる)。

撃破後、床に倒れ込みながら己の予言を口にしつつ、「あなたなら……あるいは」と言い残し消滅するオルテンシア。
あれなのか、自分の未来ってのはやっぱり予言出来ないもんなの?
何はともあれ、続きはまた次回。

■[2周目]最終回 中央省庁区4F 南側〜ヴェクサシオン〜エンディング

オルテンシアの部屋にある2つの転送装置のうち、今回は右の方へ。左の方に乗るとジェズイットの部屋へ向かうルートに入ってしまうのです。
途中、リンのスキル「とどめだ!!」を入手し更に進むと「ヴェクサシオン」のお部屋に到着ー。

中央省庁区4F 南側〜ヴェクサシオン

床に無数の剣が突き立てられた部屋で待っていたのは「剣聖」ヴェクサシオンと、彼の弟子である「ナラカ」と「リケド」。
自らを「古きよりの法に従い……正義の剣をもってこれを裁く者」と呼ぶヴェクサシオンは、要約すると「ドラゴンの力ってヤバいから俺の命を賭けてお前を倒しちゃうもんね!」という理屈で挑んできます。
こう書くと実に軽い人ですが、実際はメンバーの中で一番むつかしい言葉遣いをしますよ。あ、あと、ボッシュのお父さんですよ(そんなどうでもいいみたいに)。

VS ヴェクサシオン
最初は手出しせず弟子2人に攻撃を任せています。それもニーナとリンだけを狙って。
いくらドラゴンの一味だからって婦女子を集中攻撃してくるなど……と思うんですが、それだけドラゴンがヤバいという事なのでしょう。ここは好意的に解釈しておきたい。

弟子2人は幸いアブソリュートディフェンスを持っていないものの、HPはそれなりに高く、たまにカウンターを仕掛ける体勢に入るのでちょっと面倒。とりあえず、片方がカウンターモードに入ったらもう一方だけを集中攻撃すれば良いみたい。2周目なもんだからちょっと余裕かましちゃってますが。一応初のヴェクサシオン戦なのに。

弟子二人のHPが減ってきたら、漸くおとっつぁんの出番。弟子二人が健在のうちはリュウだけを狙ってくるようなので(ただの偶然?)、リュウを囮にしてその間に弟子を撃破。剣聖が一人になってからが本番です。

ヴェクサシオンの技で厄介なのは「獣剣舞 伍獣葬」。これを喰らうと全員のHPが相当削られてしまうので回復が大変。とりあえずニーナやリンは攻撃範囲から逃がそうかと思ったものの、攻略本をよくよく読んでみたら、攻撃範囲に一人しかいない場合はその一人にダメージが集中し、下手すると一撃死、とあるではありませんか。そりゃ困る。

なので、少々危なくなりつつある回復薬のストック数と相談しつつ、3人共APを溜めてひたすら攻撃。もしもの時はD-ダイヴを使いはしますが、折角ここまで竜変身無しできたんだから出来れば使いたくないよなぁ、と頑張ってみたら、倒せましたよヴェクサシオン。

勿論みんなコンボで頑張ったのが勝因ですが、一番ダメージ与えてたのがニーナの魔法コンボだったような。「グレイゴル」で冷やして冷やして冷やして「パドラーム」で焼く、みたいな。「ニーナ祭」再び。
でも、結局トドメ刺したのはリンの「はぜろ!」連発だったので「はぜろ祭」。さっきから何言ってんだ。

「ここで果つるも我が宿命……お前の勝ちだ……竜の少年よ……!」
こんな台詞を遺し、ヴェクサシオン消滅。おお! D-ダイヴ抜きで勝てた!
ところで、ボッシュ同様ヴェクサシオンもカリアゲだったのを確認。……そういや、一言もボッシュについて触れなかったぞ、このおとっつぁん。

セメタリー〜エンディング

セメタリーでアイテム補充を済ませたら、一応セーブして「ジオエレベータターミナル」へ。
すると、初めて見るSOLイベントが発生。

声の主は、バイオ公社の研究主任でした。
誰との会話なのでしょう、彼は(ニーナの改造について)罪悪感がないと言えば嘘になる、と答えました。「ローディとは言っても人間には違いない」から、と。
そして、非人道的である事を認めた上でも「世の中のためになる事をしている訳ですし」と続ける彼の側には……「オリジン」からの勅命を示すカードが。

「偉い人の、お考えになったことですから」

主任の台詞はそれで締め括られました。

この主任を見ていると、前作ブレス4の某キャラを思い出します(以下4のネタバレにつき一部反転)。
あのキャラも、最も残忍な事をしておきながら、最後の最後まで裁かれる事がありませんでした。4をプレイした際、彼はあの世界における「ヒト」そのものだと感じたものですが、今回は主任がその役を得ていると思います。口癖も同じだし(笑)。
一番恐ろしいのはドラゴンでも、凶暴なディクでも、常人を超越した能力を持つ「メンバー」でもない。
その世界で暮らす「ヒト」なのかもしれません。

エレベーターが上昇を開始した後、再びSOLイベントが挿入。アジーンとリュウが初めて遭遇した時のシーンです。
「空がそこに在ればいい」
アジーンはそう言いました。「示された路の行く果てに……命がむしばまれ尽きたとしても」、と。
彼もまた、空を渇望する存在だったのです。

ところで、この一連のイベントを見て思ったのですが、オルテンシアの予言にあった「人が翼得て……」云々というのは、やっぱりニーナの事なんでしょうか。そして、エリュオンはそれを見越し……悪い言い方をするとニーナを作らせた、とか?
そりゃあ、ニーナの背中のアレは翼ではないけれど……いや、翼だ。やっぱりアレは翼だよ。

思い入れのあまりに怪しい事を口走っておりますが(笑)、この後、エリュオンもD-ダイヴなしで撃破出来てびっくり。さすが2周目。10ターンで倒せるとは思わなんだ。

エレベーターからジオフロントへ向かった直後、最後のSOLイベント。
リュウ達の後ろ姿を見送りつつ、「お前ほどの『強さ』が私にあれば……リュウ……」と呟くエリュオン。かつて、彼が最後の最後で扉を閉めてしまったのは、空を求めたのが自分の意思なのかどうかに迷いが生じてしまったからなのでしょう。
その後、エリュオンは吐血。以前のイベントでそう口にしていた通り、彼に残された時間はそう多くは無かったのです。

己の死を目前にしながらも、エリュオンはある「気配」を感じ取りました。
「そうかチェトレ、お前も起動していたのか」
その言葉を最後に地に伏したエリュオンの身体からは青白い光が放たれ……それを冷たく見下ろしていたのは、ボッシュでした。

その後は前周時と同じ流れでボッシュ戦に突入。人型ボッシュはやっぱり「ニーナ祭」で撃沈。親子揃って(笑)。
第2形態戦で初めてD-ダイヴしたのですが、直前のD-カウンターは12%ちょっと。結構寄り道したり意味なくウロウロした記憶があるのだけれど、D-ダッシュやD-ダイヴを一回も使わなかったらここまで抑えられるのかと、ちょっと感動。
ちなみに、ボッシュ戦終了後は52.19%でした。またブレス止めるタイミング間違えちゃって……。ひー。

その後、イベントバトルと化した(間違えると全滅するけど)チェトレ戦を経て、念願の2周目クリア!
クリアデータをセーブし、ドキドキしつつD値を見たら……おお! 1/512に上昇! ひゃっほう! でも、「メインシャフト」(要1/256)は3周目も進入不可が決定したんですけど(涙)!
……やっぱり「ココン・ホレ」の踏破率が大きいな、こりゃ。今回10Fまで入ってなかったらもっと低かったかもしれん……。

□ ■ □

さて、プレイはまだまだ完全ではない「BOF5」ですが、今回はひとまずここで終了。
書く事が出来る範囲で統括していきます。

先ず、一言で言うならば、
「キツいのは1周目だけだから、ガンバレ!」
……でしょうか。全然一言じゃない上に、誰にエールを送ってるのだ、という感じですが。

全滅やギブアップなどによる「仕切り直し」を繰り返す事によりパーティを強化していくこのゲームに、「諦めが一番の敵!」という精神論はちょっとばかり正しくありません。
攻略情報を得ている場合はともかく、手探りの状態でプレイするのならば、引き際を見極める事が肝要なのです。
この点に関しては、「不思議のダンジョン」シリーズなどのローグライクゲームに通じるものがあるかも。

「あ、ちょっとキツいかも。そろそろギブアップしといた方がいいかな。いやでも、次の部屋までは行きたいよな。セーブ出来るかもしれないしな……て、ウギャー! なんだこの敵ーッ!」

こんな具合で、己の力量と相談しつつ進んでいくのが1周目。
この緊張感を乗り越え1周目を終えて初めて、この作品の楽しさを味わう余裕が出て来ます。
1周目の辛さも脳が汗かいたりして結構楽しいと思うのですが……正直、このしんどさは、万人が受け入れられるものじゃあないよねぇ(汗)。

シナリオや世界観などの好き嫌いも勿論あるだろうけれども、「ゲームでまで過度の苦労はしたくない」という想いが、このゲームの一般的な評価に繋がってしまったのかも。「Unlimited SaGa」のプレイ日記でも同じ事を書いた気がするが。

自分がシリーズのファンだという事を差し引いても、個人的には大変楽しめたゲームでした。時間があれば、あと3周はやっておきたいほど。
従来の「BREATH OF FIRE」シリーズとは大きくかけ離れてしまった事はよく挙げられ、批判の対象にもなってしまっている様ですが、その辺りがシリーズものの難しい点。何をもってしてその作品をシリーズと見なすかは個人差もあるので。

ただ、メーカーが「これ、ブレスシリーズです」と言っているのなら、もうそれで良い気もします(笑)。

それにしても、必死にゲームを進めようとするプレイヤーと、ひたすらに「空」を目指すリュウ達の心情は、かなり近いものがあるなぁ。
両者共、苦労しつつ、時には挫折しかけつつ、先を目指して行くのだから。

何やらよく解らない締めになってしまったが、「BREATH OF FIRE 5 〜DRAGON QUARTER〜」のプレイ日記はひとまずここで終了。
また、次のプレイ日記でお会いしましょう〜。

[ '07.05.07 ]
<< 第11回〜第14回
当サイトは私的個人的なものであり、あらゆる企業・団体・個人等とは一切関係ありません。