DRAGON QUEST 4 〜 導かれし者たち 〜 [ ENIX/ARMOR PROJECT etc... '02 ]
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■第8回

〜 第5章 〜

第5章開始〜木こりの家

いよいよ第5章に突入。ようやく、序章で名付けた勇者を、本格的に動かせる様になります。

勇者が暮らしているのは「ブランカ城」北にある山奥の村。外の人間を村へ入れる事を固く禁じるなど、頑なに外部との交流を断っていて、村人達は皆、主人公を守る様にして暮らしてます。何やらワケありっぽい。

第5章開始早々、川で釣りをしているお父ちゃんに弁当を持って行け、とお母ちゃんに言われ、家の外へ。これが本当の「おつかいイベント」。
くだらない事を考えつつ、お父ちゃんの所に行く……前に、村を探索してみます。

村の人々は勇者にとても優しいものの、決して村の外には出してはくれません。もっと修行を積んで強くならなければ駄目なんですって。

なんでだろー、と思いつつ宿屋の側を通ると、「宿屋の主人が外部の人間を連れて来た」と、心配してる人が居ました。
何でも、山で迷っていた旅の詩人を、宿の主人が連れ帰ってしまったみたい。
確かに、外部の客が来ないと宿屋の商売上がったりだもんねぇ……って言うか、今までどうやって経営してたのご主人、という視線を照射しつつ、宿屋を覗いてみると、確かに見慣れない人が居ました。

……あの、アンタさ、もしかしてさ、いや、もしかしなくてもデスピ(以下略)。

宿屋の珍客に一抹どころか確定的な不安を覚えつつ、父ちゃんに弁当を届けて帰宅すると、 早速イベント発生。魔物に村を発見されてしまったとの事。
勇者は村人によって地下倉庫に一人匿われ、外では激しい戦闘の音が始まりました。

どーしよどーしよと地下で一人オロオロしていると、幼馴染みのシンシアが登場。序章で披露してくれた「モシャス」の呪文で勇者に化けると、別れの言葉を告げ、再び外へ出て行ってしまったのです。
……このシーン、幾度見ても哀しくなります。

結局、村は魔物達によって滅ぼされ廃墟と化し、生き残った村人は勇者のみ。
撤退する直前に聞いた魔物達の会話から推測すると、仕留められた勇者というのは、モシャスで変化していたシンシアの事でしょう。

さて、ここからが本格的なスタート。皮肉な事に、村が滅びた事によってフィールドに出る事が可能になります。
まずは真っ直ぐ南下し、途中にある一軒家を覗いてみる事に。

この家にはDQ4名物、大層口の悪い木こり風の男が住んでいるのですが、根は悪い人間では無いらしく、何のかんの言いながらも一晩泊めてくれます(HP満タンなら泊めてくれなかった覚えが)。
……ところでこの人、確かFC版では勇者と縁のある人だったと思うのですが(詳しくは反転→勇者の実の父ちゃん、もしくは爺ちゃんあたり)記憶違いだったっけか?

ブランカ城〜エンドール

木こりの家で一晩休んだ後は、そこからまた南下して「ブランカ城」へ。しばらくはここを拠点にしてLVを上げ、ある程度のLVになったら、西にある地下通路からエンドールへと向かってみます。

ぶっちゃけ、LV.1のままエンドールに向かっても、運が悪く無い限り死にはしないので(多分)、早いとこ仲間と合流したいならば、そっちがおススメ。
ちなみに、エンドールに行く際に通り抜けた地下通路は、第3章のラストでトルネコが資金提供して開通させた通路だったりするのでありました。

■第9回

エンドール

哀しみを越え、トンネルも越え、やって来ましたエンドール。
只今、ボンモールのリック王子とエンドールのモニカ姫との結婚式が行われている真っ最中でございます。
ちなみに、この結婚式は終わりません。いつまでもいつまでーも延々と続けられておりますので、この章ではエンドール、ボンモール両国王及びリック王子、モニカ姫とお話する事が出来ません。別に話す必要もありませんが(゚∀゚)

結婚式はさておき、エンドール城下町に到着したらまずセーブ。冒険の基本です……とか思いつつ教会に向かうと、見覚えのある姿が。あれはミネアじゃありませんか。

早速合流したところで、お次は宿屋地下にあるカジノへ。ミネアの話では、ここにマーニャがいるはず……ああ、いたいた。
これでひとまず3人パーティになりました(∩´∀`)∩

3人パーティになったのは良いのですが、次は何処へ向かえば良いのやら。
なんでも、エンドールに店を構えているトルネコとかいう商人は、エンドール〜ブランカ間の地下通路開通させ、自らもブランカ地方へと向かったそうな。
じゃあ我々もいっちょブランカに行ってみるか、と、再び地下通路を通ってブランカの地へ向かいます。

ブランカ〜裏切りの洞窟

さて、勇者が旅立ったブランカの地へと、再度舞い戻って参りました。
ここから更に南方へと進むには、灼熱の砂漠を越える必要があるみたい。
そんな訳で、砂漠の入口にある宿屋へと立ち寄ったところ、馬車でもない限り砂漠越えは無理、という話になりました。

しかしこの宿屋には、お誂え向きご都合主義的に、馬車があります。
そこで、それをちょいと貸しては貰えませんかねぇ、と宿屋の息子「ホフマン」に頼んでみたものの、あっさり拒絶されました。しかも、性格の歪みっぷりが顕著な物言いで。

おいコラ宿屋の親父、テメェ息子に一体どういう教育しとんじゃ、と詰め寄ったところ、事情を教えて貰えました。
なんでもこの息子、かつて友人達と「東の洞窟」へ探検に出掛 けたものの、帰ってきた時は血まみれで、パトリシア(馬)の背に担がれていたそうです。
……この話を最初に聞いた時、「血まみれのパトリシアを背中に担いで帰ってきた」と勘違いし、「何という豪傑!」と頭を下げそうになりました。危ない危ない。

要は、東の洞窟とやらで、彼の人格をねじ曲げちゃう程の何かが起こった、という事らしいのですが、何にせよ、馬車を貸して貰えない事には先に進めません。
いっそ鉄拳制裁するのが手っ取り早いものの、それだと余計に深刻化しそうなので、ここは一つ「東の洞窟」に向かい、ホフマンに何があったのか探ってみましょう、という事に相成りました。

実はこの「東の洞窟」は「裏切りの洞窟」というそうです。もうそれだけで何があったか大体解るんですが、ともかく中へ入ってみます。
と、しばらく進んだ所で、お約束の如く床が抜け、マーニャとミネアは哀れ穴の底へポヒューっと。
そして、こいつはイカンと、すぐに付近の階段から階下へ向かう勇者ちゃん。一人になるのはもうイヤなの(←?)!

下の階に出た瞬間、どこかへ去って行くマーニャとミネアの背中発見。
あれ? どこに行っちゃうのと、慌てて後を追い、行き止まりでようやく追い付きました。ゼェゼェ。

が、ようやく合流出来たと喜んだのも束の間、魔物と化して襲いかかってくる二人。
おのれ遂に本性を現したか! でも何故ミネアさんまで!? と、軽く誤解をしつつ戦闘、撃破。

どうやらこの二人は、本物では無かったようです。引き続き迷宮を彷徨っていると、大きな広間で魔物達に追い掛け回される二人発見。いかん、助けなきゃ! ……と割って入ってみるも、これも罠。
二人はまたもや魔物と化し、追い掛けていた魔物達と結託して、勇者に襲いかかってきました。

それを何とか蹴散らした後、やっと本物のミネアとマーニャと合流。同じ目に遭ったんでしょう、マーニャは勇者を頭から疑っていたものの、ミネアが本物だと気付いてくれたので、血を見る事態は回避出来ました。よかったよかった。
思えば、ホフマンも同じ様にして仲間と闘ってしまったんでしょう。気の毒な事。

マーニャにそこはかとなく疑われつつ、気を取り直して洞窟探索。洞窟の最下層らしき場所で、宝石の様な物をゲットしました。何だこりゃ、「信じる心」
……まぁいいや、これをお土産にしてホフマンに馬車を貸して貰いましょうかね、という事で、地上に戻りホフマンに例の宝石を見せると、宝石の効能(?)なのか、ホフマンさん急に改心。掌を返したかの様に好青年になり、馬車を貸してくれた上、自分も目指すものがあるので一緒に旅をしたいと申し出てきました。

いや、別に君は要らないから、と言おうものなら再び心を閉ざして馬車は貸してくれなくなりそうな勢いだったので、二つ返事で快諾した勇者だったのでした。
次回はいよいよ砂漠を越えちゃうぞ。

■第10回

導かれし者の一人、ホフマンを仲間に加えいざ灼熱の砂漠へ……と思いつつミネアと話すと、「ホフマンさんは導かれし者ではありません」と速攻で否定。
すみません、解ってて言ってしまいました。

アネイル

さて、砂漠と言えども距離的には大した事は無く、何事も無かったかの様に通り抜け、温泉街「アネイル」へ。
とりあえず宿屋に行こうとしたら、入口に男が立っていて非常に邪魔。何なんだと話し掛けてみると、町中を案内してくれました。良い人だ……とか思ってたら、町にあるもう一件の宿屋の主人だったらしい。競合店の営業妨害及び自店の営業活動だったんですか。

それはともかく、案内された時に見せて貰ったのですが、ここの教会には町の英雄、「戦士リバスト」の鎧が安置されてました。
ぶっちゃけ、ぱっと見は「天空の鎧」なんですが、ミネアもホフマンも「そんな大した代物には見えない」と言いやがります。こら、失礼ですよ。

が、それもそのはず。飾られているのは偽者でした。リバストが使っていたものは確かに本物の「天空の鎧」だったんですが、何者かによって偽物とすり替えられてしまったのだそうな。
夜の墓場でリバスト本人(幽霊)に聞いたんだから間違いない。

ならば本物を取り戻すのが次の目的……と思いきや、それはまだまだ後の話。
今は更に南方の港町「コナンベリー」へと旅を続けるのが先みたい。
コナンベリーから海を挟んで南に「ミントス」という町があり、そこにはホフマンが憧れる大商人の老人が住んでいるそうな。そのため、ホフマンは是非かの地に行きたいんですって。

ちなみに、この頃からホフマンの夢(大商人になること)がハッキリしてくるのですが、夢絡みの話が続く時に、ミネアに話し掛けると「私のユメは 姉さんから 自由になることです」との事。……そ、そこまで思い詰めて(´Д⊂

コナンベリー

「コナンベリー」に一応着いてはみたものの、今のこの町は船を出せない状態とのこと。
町の東にある大灯台に魔物が住み着き、船が出港する度に怪しい光で海を荒れさせ、船をことごとく沈没させてしまうのだそうな。

そんな中、港のドッグでは船が二隻も造られてました。両方とも発注主は商人で、一際大きい船の主はトルネコみたい。いつそんな金稼いだんだ、あの内臓脂肪(あんまり)。

で、そのトルネコは何処に居るかと言うと、出港の邪魔になる魔物達をどうにかするため、単身大灯台に向かったそうな。や、やるな内臓(以下略)。

大灯台

トルネコの手助けも兼ね、大灯台に行くと、彼はまだ一階に居ました。ここで合流か、と思ったものの「敵が強くて自分ではこの先へ進めないので代わりに魔物を退治してこい」といった意味の発言をした後、とっとと町へと戻りやがった……。
ミネア曰く「有無を言わさず私達に面倒を押しつけて行きましたね」。ごもっとも。

大灯台に居着いて悪さをしている魔物の親玉は、その名もズバリ「とうだいタイガー」。親(?)かピサロかは知らないが、こんな安直な名前を付けた相手を恨む事は無かったのか……。

が、その程度で情けはかけてやれないので、とっとと倒して灯台を正常化し、町へと帰還。すると「何故か魔物達に狙われている様なので、強い方と一緒に旅をしたい」との事で、トルネコが仲間になりました。

何で狙われてるかって? そりゃ丸々としてるから……じゃなくて、エンドールとブランカ間を開通させちゃったからだそうな。人間が便利だと魔物達には不都合なんだってさ。

まったくの余談ですが、大灯台を攻略する前の段階で何気なく称号を見てみると『うぬぼれ頭巾』になってました……。だ、誰か、条件教えてプリーズ。

次回はいよいよ船を入手し、「ミントス」の町を目指します。

■第11回

ミントス

「大商人ヒルタン」が造り上げたという「ミントス」の町に到着。
町に入るなり、ホフマンがパーティから離脱しました。えっ、馬車はどうすれば……と思いきや、どうやら馬車はくれるみたい。あっさりとパトリシアと別れを告げちゃった。ドライ。

しかし、戦力が欠けたのがちと辛い。勇者に姉妹の三人だけじゃあちょっと……え? トルネコ? ……まぁ、誰もいないよりはマシか……というのは冗談で、この辺りまではトルネコもそれなりに使えます。この辺りまでは(力強い発言)。

ホフマンが師事しているヒルタン老人の問答に打ち勝ち、世界地図を手に入れた後、ともかく一泊するかぁと、やたらとデカい宿屋へ。
この宿屋もヒルタン翁が経営しているんだそうな。やり手だ。

二階に登ってみると、見覚えのある老人と若者がいました。クリフトとブライです。
声を掛けてみると、あら大変。クリフトが原因不明の高熱で寝込んでました。
そしてアリーナの姿が見えない思ったら、万病に効くという薬草を採りに、一人で出掛けてしまったそうな。ブライは、それがクリフトの病気以上に心配でならない様子。

じゃあ我々が様子を見て来ます……と踵を返そうとしたら、ブライが半ば強引にパーティに加わっちゃった。クリフト放置プレイか、病人なのに。

ちなみに、クリフトが何の病気なのかは謎のまま終わるのですが、トルネコによると「うちの子が『はしか』にかかった時みたいだ」との事。という事は、身体にブツブツが出来てるのかしら。
単純に「はしか」だったらいいけど。この世界なら伝染病とかフツーにありそうだからなぁ(´・ω・`)

ソレッタ〜ソレッタ南の洞窟

万病に効くという「パデギア」は、「ソレッタ」の名産……という事で、ソレッタの国に行ってみるも、案の定、パデギアはありませんでした。
五年前の干ばつで全滅したらしく、以来貧困に喘ぐソレッタは、国王自らが野良仕事に精を出してる状況なのです。

そんな立派な国王様が言う事にゃ、ソレッタ南方にある洞窟に、パテギアの種が僅かに保管してある模様。
で、既にアリーナも適当に仲間を見付け、その洞窟に向かったという話を聞いちゃった。

ソレッタ南の洞窟

パテギアの種が保管されているだけあり、洞窟は氷で出来てました。迷宮型冷蔵庫って感じ。
入ってすぐの所で、アリーナが扉を蹴り壊すイベント発生。後に残されていた彼女の連れと話してみると、「確か姫は『とうぞくのカギ』を持っていた筈なんだが」といった内容の事を呟くのが笑えた。脳筋。

結局、この洞窟内ではアリーナを仲間にできないので、パテギアの種を入手したらひとまずミントスへ帰還。そしてクリフトに「さぁパテギアですよ、お飲みなさい」、と与えても何も起こらない。
おのれ何故飲まないこのエロ坊主(あんまり)! ……と憤怒し、ふと気付いた。
そうだった、万病に効くのはパテギアの根っこだった。
何事も無かったかの様にソレッタの国王様の所へ。

国王に種を渡すのは良いのですが、種を植えて発芽して……と悠長に根を待っている間にも、クリフトはお空のお星様になるんじゃないのかしら、と思いきや、パテギアは種を蒔いた直後に発芽、成長するという、ご都合主義極まりないハイパーデンジャラスな植物。

こんなのを本当に病人に飲ませて良いものか、と不安を感じつつ、クリフトに与えてみるとあら不思議。クリフト秒速で社会復帰、続いてアリーナ&ブライ&クリフトが正式にパーティ合流と相成ったのでありました。続きは次回。

■第12回

サントハイムの三人組も仲間になり、残るはピンク色の鎧の人のみ。
また、敵のLVを考慮すれば、次に向かうのは第4章の舞台だったキングレオ周辺……なのですが、そういうのはちょっとつまらない。

折角船を入手したのだから、死を覚悟してでも行ける所に行きまくるのが冒険者ってモンだろう、と勝手な理屈で大海原を徘徊。
いきなり「スタンシアラ城」に突撃し、王様を笑わせるのに失敗してみる。

スタンシアラ城〜モンバーバラ

いまいち思考回路が謎なスタンシアラ王を笑わせるためには、人を笑わせるプロを呼ぶ必要があるそうな。……あ、どこかで探して来なきゃいけないんですっけ。
とりあえず、一応の目的地であるキングレオ周辺へと軌道修正するとします。
途中「海辺の村」「かわきの石」を取ったりしちゃったりして、もう手順滅茶苦茶だよ。

マーニャがトップの踊り娘として君臨(?)していたモンバーバラに向かうと、町はあるお笑い芸人の話題でもちきり。芸人「パノン」……いたいた、そういう人! その人をスタンシアラまで引っ張って行けば良いのか。

ちなみに、この辺りで仲間と話してみると、マーニャが少々危機感というか、焦燥感を抱いている様な台詞を呟きます。「歌や踊りよりお笑いの方が主流になってしまうのか」という感じの。

スタンシアラ城

劇場に行ってパノンに事情を話すと、彼の芸人魂が燃えたのか、同行してくれる事に。
そのままスタンシアラまで引っ張って行き、王様の前でドカーンと一発面白い事をやるのを待った……のですが、「王様、私は王様を笑わせる事が出来ません」とパノンが爆弾発言(゚д゚)

後は、童話などで見掛ける様な屁理屈コネコネな展開で、最終的には「天晴れ!」と王様大喜びで「天空の兜」をもれなく勇者一行にプレゼント! という展開になりました。
このあたりの流れは、ちょっとお尻がムズ痒くなるのだけれど、まぁ、結果良ければ全て良し。

キングレオ城

さて、かなりの寄り道になりましたが、そろそろライアンを仲間にしないと、彼の身が危ない……というのは建前で、LV差が開いてしまいそう。そういうワケで戻って参りましたキングレオ城。
おいコラ、リベンジに来てやったぞ獅子人間!

城を正面突破しようとすると、視界の端に、この場には些か不釣り合いな詩人の姿が。
アンタこんな所で何やってるのかね、ん? と、高圧的に声を掛けてみてビックリ(わざとらしい)! この詩人、第1章でライアンさんゾッコンLOVEだったホイミンだったのです。
どこをどーしたのかは謎ですが、ホイミンは立派に人間になっちゃった模様。

ホイミンが人間になった経緯については、FC版の頃、エニックスから出ていた本(「モンスター物語」あたりか?)に載っているらしいのですが、残念ながら未確認。
それはともかく、ホイミンが言う事にゃ「ライアンさんが城の中に捕まっちゃったよぅ」との事。いや、喋り方はマトモになっちゃってるんですけど、私の中のホイミンはいつまでもおバカなホイミスライムなので(´Д⊂

ちなみに、ホイミンと会話した後マーニャの話を聞くと「名付けた親を恨まずに成長してきたなんて立派だわ」と味のあるお言葉を頂戴できます。確かに。

ホイミンの期待を背に受け、いざキングレオ討伐! ……と城に突撃しようとしたものの、扉が開かず。そうだ、第4章の時はオーリンが開けてくれたんだ。おお、オーリン、何故貴方は死んでしまったの!? ……なーんて、都合の良い時だけ故人を偲んでみても始まらない。
手掛かりを探しに近辺を放浪してみようという事で次回へ続く。

■第13回

コーミズ村〜西の洞窟

情報収集も兼ねて立ち寄った姉妹の故郷コーミズ村。最近、魔物が出るようで、ミネアの愛犬ペスタが警戒して吠えている、との事。
こりゃ一大事、と、その魔物とやらを探し回ってみれば、他愛も無し。
姉妹の実家の地下室に、スライムが一匹住み着いておりましたとさ。

スライムちゃんインフォメーションによると、コーミズ村西の洞窟に、何やら秘密があるみたい。西の洞窟と言えば、今は亡きオーリンが潜伏していた所だったっけ。

西の洞窟

スライムのアドバイス(?)通りに西の洞窟に潜り、オーリンが居た場所の近くにある宝箱を調べてみると、宝箱の奥にスイッチ発見。ポチッと押してみると、更に下へと続く階段がありました。

その下にあったのは、なんと秘密の実験室。姉妹の親父殿はここでも研究をしていた模様で、オーリンはきっとこの中で生活していたんでしょう。
それにしても、娘達には内緒でこんなものを……。

ちなみに、そこには「魔法のカギ」も置いてありました。これでキングレオ城の扉が開けられるます。

スタンシアラ

それでは、いざ行かんキングレオ城へ! ……と言いたいのは山々ですが、しばらくLV上げをする事にしました。正直、西の洞窟がしんどかったのです(´・ω・`)

どうせLVを上げるなら、キングレオ城周辺よりも敵が強い所が良いだろうと、止せば良いのにスタンシアラ周辺へ。
「ばくだんいわ」のメガンテに怯えながら戦闘を繰り返し、ふとセーブしたくなって夜の教会(スタンシアラのね)に入ってみると……あらビックリ。
教会に居たのは神父様ではなく、ベホマスライムでした。

「ベホマ〜ン ベホマ〜ン」などと、寄付金を取らないで治療してくれる(ベホマかけてるだけ)その尊い姿勢に、町民が2人ほど騙されているようです。
クリフトも、「奇怪な姿ですが」と言いつつ誉めちゃってるし。

一方、マーニャは「ベホマン教に入信させられる」と、新興宗教と決めつけ異様に警戒。
また、教会内にいるシスターは「わけのわからない方が教会に居座っている」と、出掛けてしまった神父に困り果てている模様。
いいなぁ、「わけのわからない方」。こういう表現って大好き(*´ω`*)

キングレオ城

ベホマンを堪能し、LVも上がった所でキングレオ城内へと向かうと、丁度、ライアンが兵士に連行されていく所でした。でも、流石バトランドの王宮戦士。隠し部屋の場所が判明したところで、兵士を蹴散らしちゃった。後先考えないんだから。でも便乗しちゃう。

ライアンと共に隠し部屋に入っていくと、居ました居ましたキングレオ。
ただ、姉妹の宿敵バルザックの姿が無いと思っていたら、奴めはもうここには居ないとの事。それならキングレオを倒すまでよ。

キングレオを倒すと、禍々しいものが抜けたのか、元のキングレオに戻りました。
「一体私は何をしていたのだ??」といった感じでお約束もお約束。
でも、これであの地下牢に閉じこめられていた(四章の終盤でミネアとマーニャを逃してくれた)老人も開放される事でしょう、と抜け道から地下牢へと向かってみれば……お爺ちゃん、否、先代のキングレオ、亡くなってました……。う、うう…(´Д⊂

そんな哀しい事があったものの、晴れてライアンが仲間になり、これからが本番。
ライアンは先に馬車で待っていると、外へ飛び出して行ったので、自分達も外へ出ようとキングレオ城の庭を進んでいると、ホイミンが一人ぽつんと立ってました。

あれ、ライアンと会わなかっんだろうかと話を聞くと、「ライアンが嬉しそうに外へと駆けて行った」との事。
おそらくホイミンが人間になっている事は知らず、更に嬉しさの余り、詩人がそこに居る事にすら気付いて無かったのではなかろうか、あのうかれピンク親父め。

「会いたいのだったらライアンさんを呼びますが」、というクリフトの案に賛成し、ライアンを仲間に入れて戻ってみると、もうホイミンの姿はそこにはありませんでした。
……きっと人間になったという事をライアンに喜んで貰いたかったんだろうに……可哀想だ! おのれこのうかれピンク(以下略)!

余談ですが、ライアンのスタート地点であるバトランド城と、魔物に滅ぼされた勇者の故郷は、山岳地帯に隔てられてはいるものの、かなり近く。
一方、ライアンが旅に出たのは未だ幼い勇者を守るためだったりするので、この位置関係に、何とも皮肉を感じてしまいました。この山々さえ無かったら……。
ただ、ライアンが一人でデスピサロ+魔物の軍団と戦えたかどうかは疑問だけどね。
続きはまた次回。

■第14回

勇者と楽しい仲間達がようやく勢揃い。第1章ではライアンの発言を聞く事は出来なかったので、パーティに入れて色々会話を楽しんでいるのですが、ライアンもFC版とは少々イメージが変わりました。
この人、無骨な朴念仁ってワケじゃあ無いみたい。適度に軽い所もあるようで、結構ベラベラ喋るし、そこそこ軽口も叩いてくれます。

サントハイム

さて、次の目的地は、アリーナの故郷サントハイム。とは言え、城の人々が戻って来た訳ではなく、キングレオから姿を消していたバルザックが、今はこの地を根城にしているようなのです。当然アリーナ怒りまくり。

アリーナで思い出しましたが、ちょっとした用でミントスに立ち寄った際にアリーナと話すと、クリフトが病に倒れた時の状況を教えてくれました。
「真っ青な顔で震えだした」ので「大丈夫というのをみね打ちして」宿屋に運んだそうな。うーむ、アリーナならクリフトを抱き上げる事なんか簡単っぽい。これが本当の「お姫様抱っこ」(゚∀゚)

サントハイムで速攻バルザックを倒し、晴れて姉妹の仇討ち完了。
宝箱から「マグマの杖」「あやかしの笛」その他諸々を入手。……が、それでもサントハイム城には誰も戻って来ず、アリーナ落胆。耐えろ、耐え抜け。

ちなみに、この時ふと称号を確認してみたところ、それまで「寄り道ヒーロー」だったのが「ドリームファイター」になってました。どの辺がドリーム?

バトランド〜ガーデンブルク

さて、この辺りから冒険の目的は、所謂「天空グッズ」を集める事に。
既に、スタンシアラで「天空の兜」は頂戴しているので、残るは剣と鎧と盾の3つです。

聞く所によると、「天空の盾」はライアンの本来の所属先バトランド王城にあるそうな。そうと決まれば貰いに行きまひょかー、と気軽に行ってみたものの、そうは問屋が卸しませんでした。
「何代か前のバトランド王が、『ガーデンブルク』の女王にプレゼントしてしもうたわー」というのです。結局はフラれたらしいけど。

じゃあそのガーデンブルクに行こうかね、と東に進路を取ったものの、巨大な溶岩の塊に遮られて前進不可。そこで、取り出しましたるこの「マグマの杖」、これをこうやってエイヤっと地面に突き立てて念を込めれば、ホラ御覧。溶岩が一瞬の内に溶けまして先に進める様になりました。
地面に突き立てられたままの杖はちゃんと回収し、ガーデンブルクに向かうとしましょう。

ガーデンブルグは女王が治める地で、男性は出入りの商人と教会の爺さんぐらいしかいません。そんな女の園の女王と交渉し、「天空の盾」を貰おうとしたところが、つれない返事。ケチ。

仕方が無いので城内を徘徊していると、タンスを覗いている怪しい詩人風の男を発見。
職務質問したところ、スマートに騙され、逆に盗人の濡れ衣を着せられました(゜∀。)

違うとって、別に犯人のちゃんとおるとって(何故方言)! と女王に訴えたところ、だったら真犯人を捕まえて来てみろ、との事。アイアイサー。

が、信用が無いというか当然というか、人質を一人置いて行けと仰る。私の場合はアリーナを投獄されてしまったのですが、人質は交換出来るので慌てなーい。
運命が導くまま、アリーナの代わりにトルネコを牢に放り込んだのでした。あわよくばここで置いて帰っても(以下略)

ちなみに、ここでのトルネコの台詞が笑えます。「どうせこうなると思っていた」だって。
FC版の頃からトルネコを身代わりにした人が多かったでしょうから、それを踏まえての台詞だったのかしらん(ΘωΘ)

さて、主人公達に濡れ衣を着せた「盗賊バコタ」はガーデンブルク南方の洞窟に潜伏中。
と、いう事で突撃したまでは良かったのですが、洞窟に辿り着く前にズタボロにされ、城へ撤退。LVに無理があったか。
そういう事で、しばらくはガーデンブルグ近辺で修行の日々と相成るのでありました。というか、そうこうする間にバコタに逃げられたらどーすんの?

■第15回

バコタ討伐の為のLV上げ、完了。今回のLV上げに大きく貢献してくれたのは「はぐれメタル」でした。
三匹も倒せた上に、内一匹が「しあわせのぼうし」を落としてくれたからもうウハウハ。
……何か、こんな所で運を使い果たしてどうするんだろうと思うよ。本気で。

ガーデンブルク南の洞窟〜ガーデンブルク

はぐれメタルが味方してくれた事もあり、バコタも無事に撃破。人に濡れ衣着せてくれやがってどうしてくれようかコノヤロ……と取り囲んで睨み付けていると(怖)、女王の命令で尾行していたというガーデンブルグの女戦士が登場。勝手にバコタを連行してしまいました。
オイシイ所持ってくなよーっ! ……なんて吠えても仕方が無いので自分達もガーデンブルグに帰還する事にしたのでありました。

ちなみにこの時の称号は「しもやけ2号」。何のこっちゃと思いましたが、多分、バコタやアイスコンドルから冷気系の攻撃を喰らいまくっていたからだと思われます。手が痒い。
いや、実は私はしもやけとはとことん縁が無い体質なんですが(聞いてません)。

こうして身の潔白も証明され、ご褒美の「天空の盾」「さいごのカギ」をゲット。ついでに見付け難い場所にあるアリーナ専用武器「炎の爪」も入手。
この、「大きな階段の裏側に階段」というのはなかなか侮り難し。
初期のDQでよくあった「玉座の裏に隠し階段」に匹敵するかも。しないか。

さて、天空グッズも半分集まりましたが、この辺で色々と寄り道タイム。
イムルの村に行ってロザリーの夢を見たり、実際にロザリーヒルのロザリーの所に行ってピサロナイト倒したり、第2章でお世話になった「砂漠のバザー」跡地に行ってホフマンと移民の町をスタートさせたり、今まで収集していた「ちいさなメダル」をメダル王に投げ付けたり(出来ません)、以前に入手していた「かわきの石」で洞窟の入口を干上がらせ「はぐれメタルの剣」を取ったり、メダル王の城の北にある洞窟に潜って「天空の鎧」を取ったり……って、アレ? どさくさで天空グッズ3つ目ゲットだぜ(わざとらしい)!

回収するものをしてしまったので、再びシナリオを進めます。
遙か南にあるデスピサロの家……じゃ無かった、城に潜入するため「変化の杖」を入手しなければならないのです。

王家の墓〜リバーサイド

変化の杖が安置(?)されているのは、エンドール南方の半島にある「王家の墓」。エンドールの近くなんだからエンドール王家なのだろうと思いきや、実はサントハイム王家の墓みたい。
墓にはサントハイム王家の紋章(クリフトの帽子なんかに入ってるデザインね)が彫刻されているし、アリーナをパーティに入れていると、「小さい頃に母親の葬儀で来た事がある」という話を聞けます。

それにしても、何故にサントハイム王家の墓がこんな所にあるんでしょう。よりにもよって、船でないと行けない所に。もしかして、昔はエンドール近辺もサントハイムの領土だったりしたのかしら。

墓泥棒防止の為なのか、セキュリティと言うより嫌がらせに近い仕掛けのある墓から「変化の杖」をどうにか入手し、いざデスピサロの居城「デスパレス」へ。
途中、船で足踏みしながら移動する不思議な村(誤解を与える表現です)、「リバーサイド」へ。ホテルはリバ〜サイ〜♪ ……と井上陽水が唄っておりました。で、食事もリバーサ(強制終了)。

ここで、まったく脈絡の無い話になりますが、「天空の鎧」を入手した後で戦士リバストの墓(アネイルの町)を夜に訪れると、「鎧は君にあげる」といった内容の事をリバスト(幽霊)が言ってくれます。
が、別にリバストの所に行かなくても大丈夫なので、ちょっとした会話を見たい方と、ゲームといえども、そして相手が幽霊といえども筋を通したい(?)方は、是非どうぞ。
続きはまた次回。

■第16回

リバーサイドの村を出て南方面へ進むと「魔神像」なる観光名所が。
ん? 観光名所じゃない? でも普通この手のでっかいオブジェ(?)ってすぐ村おこしの観光名所に(以下略)。

そうそう、この近辺に出てくる「ライノソルジャー」は、散々スカラ(スクルト?)唱えて硬くなるものの、クリフトのザキ系で面白い様に即死してしまうという、大変愉快な魔物です。確か大昔に「DQ4コママンガ劇場」で柴田亜美先生がネタにしてた。懐かしい……。

魔神像

魔神像の中はダンジョンになっています(BGMは塔のもの)。何をしに来たのかいまいち解らないまま、とにかく上に登って行くと、天辺らしき所に到着。が、何も無い。
ただ、二つばかり外への出口らしきものがあるので、とりあえず片側から出てみると……床が無かった(゜∀。)
げ、まさかこのままフィールドへ強制送還!? と慌てたものの、魔神像が差し出している左掌の上へうまく落下し、側に置いてあった宝箱を入手しました。

そういや、魔神像の近くに住んでいる(?)神官が「魔神像は掌で涙を受け止める」だの何だの言ってた様な気がします。

再び天辺目指して登り、今度は最初に落ちた出口とは別の出口から落下。
すると今度は魔神の右掌に落下し、新しいルートを発見しました。
その後、最上階にある大きなレバーをえいやっと引くと……魔神像が歩き出し、川の対岸へと到着したのでありました(゚д゚)

そうかぁ、魔神像に登ったのは、川を渡る為だったのかぁ……って、川ぐらい自力で渡れなかったのか、勇者一行よ。もしかして馬車があったから無理だったとか? それとも川の幅が実は5Kmあったとか、水流が30Km/hだったとか、水深10mだったとか。……すみません、執拗に追求し過ぎました。
ともかく、魔神像の 耳 の 穴 から飛び降りて対岸に着地しましょう。

でもこれで先へ進める……と思いきや。
本当に気を付けなければならないのは、魔神像を出てからでした。

魔神像を出てすぐ南に、祠があるのですが、「セーブできるかしら」とうっかりフラフラと入ったところ「旅の扉」を発見。
で、疑いもせずこれに飛び込んでしまったのですが……あら大変。
ミントスの町東や、リバーサイドの村西にある旅の扉の祠へと、連れて行かれてしまったのです。しかも一方通行。
こうなると、また魔神像で渡る所からやり直しになってしまうので要注意('A`)

ただ、これは魔神像を命からがらクリアして、ルーラも使えずキメラの翼も無く、正直一旦引き返したいのですが! というプレイヤーの救済措置の様な気がしないでもない。が、罠の様な気がしないでも無い。どのみち、意味ありげな所に有り過ぎ。

デスパレス〜アッテムト鉱山

魔神像から山岳地帯沿いに北東へ向うと、魔物の本拠地「デスパレス」発見。意気揚々と侵入。
実際、素の姿(?)で堂々と入城する事も出来るのですが、モンスターに話しかけると当然戦闘となり、永遠にシナリオが進まないので、ここは素直に変化の杖でモンスターに変身。
城の中を徘徊し、取れるモノは取っておきます。

モンスターに変身したまま会議に出席すると、地獄の帝王「エスターク」が復活する兆しがあるので、是非この城にお迎えしたい! と、ピサロ力説。

ありゃ、えらい事聞いた。このままだったらエスタークが復活して世界がメタメタになりますか、されますか。それはいかんでしょう……って事で、急遽アッテムトの町へ。
そう、地中深くに埋もれてしまっていたエスタークの神殿というのはアッテムト鉱山の奥底にあり、毒ガスにもめげずに掘り進めていた坑夫が、遂に神殿を掘り当ててしまったんですわ。

エスタークの神殿内部のザコ戦では、アリーナとクリフトがよく寝て困った。なので罰として貴様等今日からサントハイム1号2号と改名せよ……というくらい困った。
が、肝心のエスターク戦ではそこまで困らず、あっさり撃破。それにしてもデカいぞエスターク。

エスタークを永久の眠りにつかせ一息付いていると、今頃駆け付けるデスピサロ達。……アンタ、凄い勢いでデスパレス飛び出して行ったクセに、どこで油売ってたんスか。
何してんだよテメェふざけんなよテメェ、とただならぬ殺気を放つデスピサロに追い打ちをかけるように、ロザリーの異変を告げるピサロの部下。
結局、ピサロは大慌てでロザリーの元へ向かったのでありました。ロザリーっ!

ちなみに、取り残された勇者一行は復路で「ガスのつぼ」を拾って帰りましたとさ(エスターク倒す前は邪魔者がいて取れない)。
次回は「そらののりもの」。

■第17回

リバーサイド〜エルフの里〜世界樹

「ガスのつぼ」を持って、リバーサイドの村にいる科学者の元へ。
ようやく出来た気球を譲ってくれるという科学者の気前の良さに乾杯。アナタみたいな人がいてくれるからRPGが成り立つんです。

さて、気球をゲットしたので、次は「天空の剣」を手に入れるべく「エルフの里」へ。
「ちからの盾」「みずのはごろも」が売ってあったりして気を取られがちですが、本題は遙か頭上にありました。

「世界樹の木」の上から聞こえて来る声に、3人パーティで来るよう要求されたので、とりあえず従うことに。
ちなみにこの時パーティにクリフト(高所恐怖症)を入れておくと、上に行くに従って彼が駄目になっていく様を見ることが出来て面白いです(ΘωΘ)

樹の中でベギラゴン炸裂させたら大惨事にならないのかしらどうかしら、などと思いつつ、声の主である天空人「ルーシア」救出。
彼女はうっかり天空世界から落ちてしまい、羽を怪我して一人では天空に戻れないのだそうな。なので、どうか天空城まで連れて行って欲しい、との事。人間相手に無茶苦茶な。

ちなみにその後、世界樹の天辺にぶっ刺さっていた「天空の剣」をゲット。
ふー、これで天空グッズをフルコンプしたワケか。フハハ。

一方、魔物サイドの方にも動きが。ピサロ様最愛のエルフ、ロザリー(ちゃん)が心ない人間達によって殺されてしまったのです。
これに怒り狂ったピサロ様はロザリー(ちゃん)の遺言とは真逆の「人間達を滅ぼす」決意をしてしまう事となる……のですが、これ、エスターク戦後(たぶん)にイムル村の宿屋に泊まらないと見る事が出来ないエピソードだったりするので、知らなければ見落としがちだと思われます。結構大事なイベントなのに。

話は勇者一行に戻り、天空グッズを揃えたという事で、いざ天空城へ。
……ところで、天空城って、何処?

天空城のある場所は、ヒルタンから貰えるマップには載っていません。まずはコナンベリーの町から西の海上にある島へと、気球で降り立たなければならないのです。
……もしかするとコナンベリーじゃなくてミントスだったかも?

件の島に降り立つと、フィールド画面がその島専用のものへと切り替わります。
ここから目的地である天空の城へは徒歩で向かう事になるのですが、その前に、途中にある「ゴッドサイド」の町で一休み。
この町はルーラで来る事が出来るので、一旦訪れておけば便利です。

ゴッドサイド〜天空の塔〜天空城

ゴッドサイドで準備を整えたら、目指すは「天空の塔」。その名が示す通り(どこがだ)面倒臭い塔なのですが、難しくは無いのでどうにかクリア。ひゃっほい。

天空城に到着すると、ルーシアはそそくさとパーティから離脱。何だよ礼の一つも無しかよ、とグチを零しながら天空城を物色散策していると、来客放置でくつろいでいるルーシアと再会。御礼をくれるのかと思いきや、「ドラン」という名の竜の子供(黄色)を貸してくれました。い、いらないよ、そんなの……。

散々歩き回って気がすんだら、漸く天空城の主であり神ともされているマスタードラゴンへと謁見。地下深くに引きこもって何かやらかそうとしているピサロをどーにかしなさい、との事。
……でもねぇ、アタイ知ってんのよ、竜の神様よぉ。アンタ、アタイの実の両親を強引に別れさせて、あまつさえ父ちゃんに雷落としたらしいじゃないか……という展開にしたかった。勇者の耳にはスライムピアスではなくカミソリイヤリング、とか。
でも言わないんだろうな、勇者は。この少しボケ入っている感じのマスタードラゴンにすら。

色々なものを腹の底で渦巻かせつつマスタードラゴンの話を聞いていると、突如として地上から禍々しい色の光の柱が。どうも地下にいるデスピサロが威嚇射撃(砲撃?)をしてきた模様。
バカー! 当たったら危ないじゃないかー! と、一言文句を言ってやろうと城の外に出てみると、城の庭に大きな穴発見。先刻の攻撃が雲に大穴を開けたみたい。

どういう理屈か、ここから飛び降りれば地下へと続く洞窟の前に行けるそうな。裏を返せば、ここから飛び降りないと地下世界にはいけないのよ、という事。
よっしゃ、それならいっちょ行ったろうやないかい! ……と勢い良く飛び込んだところで、続きは次回。

■第18回

いつの間にか18回目を迎えているこのプレイ日記。よりによってプレイ人口が多いであろう作品でそんなにやってどうする、という感じですが、DQって普通に書いてたらひどく淡々とした日記になりそうなので(普通の日記で言うなら「朝起きて夜寝た」って感じの)、もう最後までこの調子でいく。ごめん。

ゴッドサイド北西の洞窟

大穴に飛び込んだ所が、ゴッドサイドの町付近の洞窟の前。岩山に囲まれて入れなかった所です。
その洞窟の中を進んで行くと、最終的に外へ出ました。ただし、太陽の光が届かない常闇の世界に。ここが、デスピサロが潜伏している闇の世界と見た。

洞窟と闇の世界を繋いでいる塔から南方にある「きぼうのほこら」には、何故か天空人の女性がいて、回復とセーブをしてくれます。
ただ、ここでセーブ&ゲーム終了しても、再開されるのは別の町。私の場合エンドールだったんですが、もしかしたら最後にセーブした場所かも。そこは未検証です。

祠の女性の話によれば、ピサロは城に結界を張って引きこもっているので、まずはそれを破れとの事。
結界を作り出しているポイントはデスピサロの城「デスキャッスル」を中心に、北東、北西、南東、南西の計4つ。まずはこれらを陥落させてみましょう。

南西

南西のポイントは何故か土偶が進路妨害中。勇者達の動きに合わせて動き回るのを、触らない様に通り抜けなければなりません。触ってしまうと入口に戻されやり直し。ストレス満載の仕掛けですな。
これの上手いやり方は……忘れちゃった(+ω+) 適当にやってたら通り抜けられたので、適当にやってみて下さい。

土偶地帯を抜け、先へ進むと、何かデッカイのがいました。
ここまで来たご褒美をやるから、手前にある魔法陣まで戻ってごらん……って、その手に乗るか! 初代DQで竜王から世界の半分を貰ってしまったプレイヤーをバカにするなーっ!

ご褒美を辞退したところで、戦闘突入。敵は「ギガデーモン」。強そうな名前です。
これを倒すと二体に分裂してメガデーモンになり、その後倒す度に分裂を繰り返しやがり、最終的には無数のナノデーモンと戦わなければならなく……なるワケが無い。メガから嘘です。え、気付いてた?

真面目な話、ギガデーモンはその姿が示す通り攻撃力が高いのですが、HPに気を配っておけば難しい相手ではありませんです。以上。

南東

お次は南東へ。ここの守りは「アンドレアル」という竜が3匹。
3匹……という数に嫌な予感がしたワケですが、それは見事に的中。こやつら仲間を呼びます。なので、極力均等にダメージを与える様心がけておきましょう。戦闘が長引くだけこっちが損。

ただ、わざと数多く倒して経験値とGを稼ぐという手もありますが……効率的にはどうなんだろう?

北西

今度は北西。敵は「ヘルバトラー」。こいつは余程語る事が無かったのか、プレイ時に色々書き留めているプレイメモに名前しか書いてませんでした。どんなのだったっけか。

北東

最後に向かうは北東の「エビルプリースト」が守る結界。
この魔物、立場上はピサロの片腕に見せかけて、実はロザリーに人間達をけしかけさせた黒幕。大雑把に言うと、ロザリーが殺される事によってデスピサロが『進化』へと踏み切る様に仕組んだそうな。

事件の真相を戦闘前に喋ってくれるところは、倒される事が大前提の悪党という感じ。
ロザリー(ちゃん)を殺した罪は重いぞっ……と厳しく鋭く断罪してやりました。
勇者達に恨みの言葉を残して消えていくエビルプリースト……でも、実はコイツはゴニョゴニョゴニョ。

4つの結界を無事破壊し、剥き出しになった甘栗、違った、デスキャッスル。
後はここに殴り込んでピサロをぺしゃんこにして軒下に吊せばED。よし頑張るぞ! ……といく前に、地上でやり残した事をあれこれ片付けます。その様子は次回に。

■第19回

移民の町であれこれ

ラストダンジョンに向かう前のあれこれ……それは、「移民の町」。
世界のあちこちに出現する移民をとっ捕まえて、自作の町(?)を最終形態まで完成させるというなんちゃってシミュレーション。違います。

出現する移民の種類は男性、女性、お婆さん、神父、バニー、船乗り、男の子など多岐に渡り、種類の組み合わせによって最終形態が違ってきたりするのが楽しい。
また、移民一人一人に名前と性格、移住するに至るちょっとした設定も用意されているので、それを聞くのも面白かったりします。

とりあえず今回は王様だらけの町「キングキャッスル」目指して頑張る。
条件は、町が最終段階になる際、「王様×5人以上」or「王様3人以上+兵士8人以上」or「王様+姫7人以上」のいずれかを満たしていれば良いみたい。

今作はDQ7に比べて移民が出現し易いので、コツコツやっていけば意外とすぐに移民は集まる……のですが、必要な種類の移民がなかなか出ませんでした。
特に王様は元からの数が少ないらしく、出すのに一苦労。
が、移民第一号となってくれたのが王様キャラだったりするので、それを励みに頑張る事にします。

基本は勿論王様なのですが、予備として兵士もガンガン声をかけておきます。
その他は船乗りだったりバニーだったりあらくれだったりと、キングキャッスルの後に作りたい「グランドスラム」の必要人員もチビチビと確保。
その他は、変な人や、気になる事を言う人などなど。

そう言えば、記憶喪失なのだという「カイル」という人物を移民させた後、彼の恋人だという「クレア」という女性が出現。
折角なので移民させ、後に様子を見に行ったものの、カイルは思い出せずにいるようです。

これはもうちょっと町を成長させなきゃ駄目かしらん、と思いつつ移民集めを続行してみると、今度は「マカール」という性格危なげな詩人出現。何か引っ掛かる事を言うので試しに移民させ、町に行ってみると、カイルの記憶が戻ってました。

実はカイルの記憶が失われたのは、マカールが魔法を掛けたせいで、マカールは邪魔者のカイルを追い払い、クレアを自分のものにしてしまおうと企んでいたのです。で、移民の町に来たマカールは、再度カイルに魔法をかけようとしたものの、カイルはそのショックで逆に記憶を取り戻し、めでたしめでたし、というワケ。

この件は一件落着したようなので、用済みのマカール君は早々に町から出て行って頂きました。ザマミロ。

ちなみにもう一人気に入っていたのは、神父の「エッコ」。話しかけるや否や「ど……毒のちりょうをさせてください!」と縋り付いて来て、話を聞いてみれば毒の治療が好きで堪らないのだとか。
もしかして毒の治療にリビドーを感じておるのかもしれない(それは危険)。

我が町にはこういうキャラこそが必要なので、二つ返事で移民して頂きました。
……彼以降、私は変な台詞を吐く移民を重点的に集める様になりましたとさ。

こんな感じで移民を順調に集めている最中、色々な出来事に遭遇しました。
例えば、第四章で姉妹を逃す為に死んでいったとばかり思っていたオーリンが、なんと生きてた、とか。しかも何故かフレノールの村宿屋2階に。

あの時、確かに「へんじがない ただのしかばねのようだ」と出た気がするんですが……解った、オーリンさんを助けた女の人って、ザオリク使えたんだわ、多分。
それか、オーリンが死んだ様に見せかける為に自力で心臓止めてたかのどっちかだ。
生きててくれたんなら、なんだっていいやぁ(∩´∀`)∩

その他に遭遇したものはといえば……ふと、夜のサランの町に立ち寄り、宿屋の二階に登ってみると、見慣れない人物を発見。
もしかしてこいつも移民かもしれん、と話しかけてみると、自分は歌が上手いから聞いてくれとか言い出して……ま、まずい、この流れはもしかしてアレなのか!?

本能的な恐怖を感じ、音量を絞ろうとテレビのリモコンに手を伸ばした時にはもう遅い。夜の部屋の中に、DQでもっとも人を恐怖のドン底に突き落とすメロディが鳴り響いたのです。……そう、呪われた時の音楽を。

まぁ、今作のそれはFC版の様に無機質な感じでは無いので、まだマシなのですが、やはり心臓に悪い事は間違いありません。
あのメロディを作った人を恨む。やっぱりすぎやまこういち先生なのか!?

そんなこんなを繰り返す内、ちゃっかり王様が5人集まって「キングキャッスル」完成。
買うものを買ったら、張り切ってデスピサロをぶった斬り致しましょー!

■第20回

本題に入る前に。移民の話で、大事な移民キャラを忘れてました。ホイミンの生き別れた友人という(笑)「ベホイミン」。
移民に人外が出現するようになったら、イムルの村の地下牢に投獄されているので、出してあげましょう。看守の目の前で(ΘωΘ)

私がこやつを好きな好きな理由は二つあります。一つは喋り方が何か卑屈なのと(「〜ごぜぇますよ」とか言うの)、もう一つは「酒が切れると爆発する」というその恐ろしい肉体構造。なので日々泥酔状態。
そういや、夜のスタンシアラ教会に出没していたベホマンも確かホイミンの友達だった気がする。……三匹が旅をしている姿を見てみたかった。

デスキャッスル

さて、今度こそ軌道修正。デスピサロをぶった斬りに「デスキャッスル」内部へ突入です。
ラストダンジョンなのだからさぞ気合いが入っている構造だろう、と思いきや、また「面倒臭いが難しくはない」って感じ。
更に、面倒なのは入って直ぐの所に居る「どぐうせんし」達ぐらいだったと思います。フヨフヨ動いているのに触ったら戦闘になっちゃうというヤツ。

デスキャッスルを抜けたら一時的にフィールドへと出て、次はピサロとの最終決戦の地へと向かいます。
が、その前に、いつの間にか入手していた「バロンのつのぶえ」を吹き、馬車と控えメンバーを召喚。準備が整い、覚悟が決まったら、いざ全隊進め!

(以下ラストバトルにつき部分反転↓)
「進化の秘法」によりエスタークの様な姿に変貌していたピサロですが、どうやら進化は不完全だったらしく、何かワケわかんなくなっちゃってる様子。倒すなら今、らしい。

腕や首が生えたりもげたりして戦闘中も進化していくピサロですが、最終形態に変身する際はまるで某DBの「オラに元気を分けてくれ!」という感じがしないでもない。

それはともかく、強さ的に言うと、LVが低いと無茶苦茶強いけどLVが高いと楽勝、というタイプ。当たり前と言えば当たり前ですが、その辺は雑魚的と変わらないかと。
コツとしては、アリーナ、ライアンなど回復魔法が使えないキャラには世界樹グッズや「力の盾」を持たせておくとか、スクルトを基本として、余裕があればメンバーを入れ替えてバイキルト、ルカニをかけるとか、何かセオリー通りの戦法しか思い付かない。どうもDQのラスボス戦は毎作似た様な戦略になっちゃう。
……あ、あと、フバーハ使うと結構楽です。付け足し。

ちなみにワタクシの場合、うっかりアリーナに「光のドレス」(呪文を時折反射する。回復や補助魔法すらも/涙)を装備させたままボス戦に入ってしまい、余計な苦労をするハメになりましたとさ。例→「姫様! ベホマ跳ね返さないで下さいよぉ! 瀕死じゃないですかぁ!」 そしてクリフトは常に健康体。

さて、多大な苦労の果てに(主に「光のドレス」絡み)、遂にピサロを撃破! 最後にバイキルト要員で出していたブライが死んじゃってるけれども、気にしない!

エンディング

(ここからEDにつき部分反転↓)
デスピサロ撃破後、じゃあ表の世界に戻りましょうか、と引き返そうとするとお約束、崩壊を始める決戦の場。呆然としていると、竜の神様がお迎えに来て下さいました。
地下世界にどうやって来たんスか? というのは聞かないにしましょう。

マスタードラゴンに救出された後、舞台は変わって天空城。皆からベタ誉めされつつマスタードラゴンの話を聞くと、「お前は天空人の血ぃ入ってるからここで暮らせー」との事。が、勇者は人間界に戻りたいという意志を伝え、マスタードラゴンはそれを了承するのでありました。

で、マスタードラゴンとの会話終了後から天空城を出るまでは自由行動になるので、城の中を最後の探索。一通りベタ誉めシャワーを浴びる中、勇者の両親を知る女性がいたりして、勇者の母親が既に他界しているらしい事が何となく解る。いや、もしかするとこの女性が母親という可能性も……無いかな、やっぱ。

その後、皆を一人一人送り届けた後、最後は勇者一人で山奥の村へ凱旋する……が、当然ながらそこにあるのはただの廃墟で、もう誰の姿もなかった。

シンシアお気に入りの花畑があった場所へと一人佇み、剣や盾を投げ捨て俯く勇者。世界を救っても、もう皆は帰って来ないのだ。

勇者がそこに立ち尽くしてどの位の時が経っただろうか。すっかり周囲が暗くなった頃、勇者の目の前に一筋の光が降りて来て、そこに現れたのは失われた筈の花畑と……シンシアじゃあありませんか!
おそらくマスタードラゴンの粋なはからいだろう、シンシア(だけ)は生き返り、抱擁を交わす勇者とシンシア。そして、何処から湧いて来たのか仲間達が一斉に駆け寄ってきて、スタッフロールと相成ったのでございました。

感想を率直に言うと、「何でシンシアだけが生き返る?」という感じがしないでもない。そりゃ、シンシアは勇者にとって大事な人だけれども、自分を育ててくれた両親や村の人皆が大事な気がするのだけれども。でも、これは多分自分が女勇者でプレイしちゃったからだろうな、とも思う。勇者が男か女かで、後の展開っちゅーか、意味合いも多少違ってきそうではある。
(後日補足:実はこのシンシアや仲間達って、勇者の見た幻らしいですね……)

とにもかくにも、めでたく大団円なのでありました。

長々となってしまったプレイ日記ですが、今回はこれにて終了……と言いたいところが、そうはいかん。もう白々しくて恐縮なのだが、PS版DQ4にはED後のオマケとして第6章が存在しちゃうのでございます。

というワケで、次回からは「第6章」編。ネタバレOKな方は、引き続き構ってやって下さいませです。

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