GRANDIA [ ゲームアーツ/'97 ]

'97年にSS用として発売されたRPG。'99年にはPS版も発売。'09年現在は「ゲームアーカイブス」にてPS版が配信中。
とある港町で母親と暮らす少年ジャスティンは、冒険家だった父親の形見である「精霊石」に導かれる様に、古代文明の栄枯を巡る冒険へと旅立つ。

今作のテーマである「冒険」を通し、主人公ジャスティンが人々と出会い成長していく様は、プレイしていて気持ちが良い程。地図上を移動し、シナリオ進行に併せて後戻りが出来難くなるシステムも、遠く旅している雰囲気を抱かせてくれます。ただ、SS版の場合は少々ロード時間に難有り。
シナリオで示されているものも常にはっきりしていて、冒険と呼べるの十分のボリュームだと思うので、少年少女(一部大人)による明朗快活な冒険譚がお好きな方には、是非おススメしたい作品です。


第1回〜第10回 | 第11回〜第20回 | 第21回〜第29回
第1回 ゲームスタート〜マルナ街道 第2回 サルト遺跡〜パーム 第3回 レック鉱山〜渡航船
第4回 渡航船〜幽霊船〜ニューパーム 第5回 メリル山脈〜ラングル山脈 第6回 ドム遺跡〜ガーライル軍基地
第7回 ガーライル軍基地〜ルクの村 第8回 光神の山〜世界の果て 第9回 飛竜の谷〜ダイトの村
第10回 雨月の山〜ダイトの村
■第1回 ゲームスタート〜マルナ街道

「グランディア」のプレイ日記開始です。今回プレイするのはセガサターン版。
PS版との違いは一部魔法のエフェクトが強化されている(PS版の方が)程度、との事なので、お値段が懐に優しいサターン版を選んでみました。
……と、いうか、買いに行ったお店にPS版が無かった(゚∀゚)

プレイした知人達が口を揃えて「おススメ!」と言っていた作品なので、プレイがとても楽しみだったり致します。
では、始まり始まりー。

□ ■ □
まずはじっくりタイトル画面やOPを観賞。OPは何だか昔懐かしい長編アニメのOPみたいですねぇ。
古き良き時代の「冒険活劇」って雰囲気が出てるのが良いなぁ(*´ω`*)

OPイベントでは「バール将軍」と言う名の何やら悪そうなおっちゃんが登場。どっかで聞いた声だと思ったら、若本則夫氏みたい。イベントはフルボイスなのかな?
その他には、将軍の息子らしき金髪の青年「ミューレン大佐」に、その部下の「リーン」という女性が登場。

将軍達の意味深な会話が終わった後は、ようやく主人公のターン。
物語は「パーム」という町から始まる様です。

主人公の少年「ジャスティン」の第一印象は……お、お子様?
説明書読んだら14歳との事ですが、流石に14歳でこれはない様な、ある様な(笑)。

そんなジャスティンが挑んでいる真っ最中のイベントは、日が沈むまでに「4つの秘宝」を探す、というもの。
秘宝と言っても、結局はガラクタを宝物に見立てた子供の宝探しごっこなのですが、町の悪ガキと勝負しているらしく、ジャスティンは必死。これでも14歳(しつこい)。

4つの秘宝のうちの1つである「伝説のヨロイ」(=汚れたエプロン)は「スー」という少女がイベントで持って来てくれました。8歳児だそうですが、ちょっとおませさんな感じ。頭に「プーイ」という名の変な生き物を乗っけていて、一見リボンに見えちゃう。
ジャスティンが時間までに秘宝を探し出せなかった場合、この子は悪ガキの嫁に行かなきゃらならないみたい。そりゃ大変だーヽ(´ー`)ノ

残る3つの秘宝は「光のタテ」「勇者のカブト」「精霊の剣」。
町を探索しつつ、人々に話を聞いてみます。

・ガンツ(ジャスティンに秘宝探しを挑んだ悪ガキ)達が水路でコソコソしていた。鍋を持っていたらしい。
・もうすぐ「バール将軍」と「ミューレン大佐」が町に来る。
・「サルト遺跡」での作戦には「ガーライル軍」と世界の未来がかかっている。

早速バール将軍の名前が出て来ましたが、今はそれどころでは無し。
ヒントを元に水路周辺を探すと、「使い古しのナベ」を発見しました。これがたぶん「勇者のカブト」?
更に、港では「ナベのフタ」……たぶん「光のタテ」もゲットです。

さて、残る1つは「精霊の剣」なのですが、どうやらガンツの家の宝箱の中にあるみたい。が、宝箱には鍵がかかっているので開ける事が出来ません。
そこで町を挙動不審にウロついているガンツの弟(幼児)に探りを入れてみたところ……泣き出しちゃいました。ガンツから預かっていた宝箱の鍵を、川の側でころんだ時に失くしちゃったんだって。
よしよし、探してやるから泣くな泣くな ・゚・(ノД`)ヽ(゚Д゚ )

このイベント後、川の側に行くとジャスティン達が地面を這うアクションをする箇所が出現。そこを念入りに調べ回ったところ、鍵を発見しました。早速ガンツの宝箱を開け「精霊の剣」=「木剣」をゲットです。

4つの秘宝が揃い、橋の上で待っているガンツ達の元へと向かったところ、橋を勝手に封鎖していたため大人にこっぴどく叱られている真っ最中の悪ガキ共。
そのため、素知らぬ振りで橋を渡ろうとしたジャスティン達でしたが、日頃の行いが悪いからかとばっちりを受けそうになり、慌てて自宅へと逃げ帰るのでありました。

うみねこ亭

自動で向かったのはジャスティンの自宅。母親が切り盛りしているレストランの様です。
何やらソワソワした様子で家に戻った息子を母親が見逃す筈もなく、何をやらかしたか白状しないと外に出して貰えない模様。
観念して白状したところ、そのまま食事イベントになりました。スーも一緒。

食事イベントとは、言葉の通りジャスティン達が食卓を囲むイベントなのですが、会話による情報収集という目的がある様です。
何でも、シナリオを進めるためのフラグ立てを担っている場合もあるそうなので、話はきっちり聞いておいた方が良いみたいですね。

【食事イベント】
・博物館の館長が、明日、(ジャスティンに)顔を出して欲しい、とのこと。
・館長は預かっていたものをジャスティンに返したいらしい。
・ジャスティンの父親は冒険家で、既に故人。
・ジャスティンが館長に預けていたのは、父親の形見である「精霊石」。
・母親は元海賊「どくろのリリィ」。精霊石を強奪しようとしたのが切っ掛けで、父親と知り合った(笑)。

母親の過去が露呈し、ジャスティンのとりあえずの目的が決まったところで、この日は終了。
翌朝スーが迎えに来たところで、新たな一日が始まります。

今日はまず「博物館」に行きたいところなのですが、折角なので、その前に町の探索。
パームの町は橋を境に2つのエリアに分かれているのですが、宝探し時は、自宅のあるエリアは探索出来なかったのです。
探索の結果、ちょっとした情報を入手。

・「サルト遺跡」の奥で、美女の幻を見る事が出来る。
・スーの両親は既に他界。おじ夫婦と暮らしている。

美女の事も気にはなりますが……それより、スー、お父さんとお母さんいなかったのかぁ(´;ω;`)

博物館

館内では、シナリオに関わってきそうな情報が盛りだくさん。

・ガーライル軍総司令官「バール将軍」は、軍人でありながら考古学に大きな関心を持ち、危険な発掘作業に軍の協力が得られたのも、彼の後押しのお陰。
・「サルト遺跡」はかつて存在していた強大な権力者の墓。
・「エンジュール」とは、古代文明において「目」にあたる集合体の名前。

その他「エンジュール文明」だの「光翼人」だのと用語が登場しましたが、どうせ追々解ってくるでしょう。

館長さんの所に行くと「エンジュール神話」にまつわる蘊蓄開始。
神話によると、かつて「光翼人」は精霊石の力を元に夢の様な世界を創造した……となっているそうですが、権力者が自分の存在を正統化するため、精霊や精霊石というものを生み出したという側面があるそうな。

ところで、ジャスティンが預けていた「精霊石」についてですが、鑑定作業が困難を極めたという事もあり、結局正体は解らなかった模様。別の方法を考えてみるという館長さんは、ひとまず石をジャスティンに返してくれました。
更に、軍が行っている「サルト遺跡」の再調査を見学出来るよう手配してくれたとの事で、招待状までゲット。なんていい人だ(*´∀`*)

この後は「サルト遺跡」に向かう事になるのですが、ここで、移動についての説明をば。

本作では、現在地から目的地へ移動する際は、地図上にある目的地を選択する形になってます。
ただし、目的地との間に通過しなければならないエリアがある場合は、そこを抜ける(クリアする)必要有り。
例えば、次の目的地である「サルト遺跡」に行くためには、途中にある「マルナ街道」のマップを通り抜けなければならない、といった感じ。
ちなみに、「マルナ街道」に関しては、一度クリアしてしまえば、次回からはスルーして直接「サルト遺跡」に行けるようになる模様です。

今回は、この「マルナ街道」にてしばらくLV上げに勤しんだところで、終了ー。

■第2回 サルト遺跡〜パーム

ジャスティンのLVが4になった頃を見計らい、「サルト遺跡」へ。

サルト遺跡

ジャスティン LV.4/スー LV.3

人の顔をした入口が妙に怖い、サルト遺跡へ。軍が調査作業の真っ最中でした。
ここでは、軍の女性士官3人組と遭遇。若い娘さん達で、それぞれ高飛車、優等生、脳筋を担当。やったら騒々しい。
ミューレン大佐に夢中であるらしいこの3人に招待状を見せたのは良かったのですが、底意地が相当悪いらしく、招待状を破り捨てられちゃいました。
………………死なす。500回ぐらい。

結局、周囲の目を盗んで遺跡内に侵入したワケですが、中ではミューレン大佐が演説中。傍らにはリーンという女性の姿もあります。
「ユグドラシル計画」がどうとか言っている様ですが、名前からして大計画なんでしょ、きっと。

その後「遺跡の最深部に怪しい石像がある」という情報を入手したので奥へと進んでみると、それらしき石像を発見。それにジャスティンの持つ「精霊石」が反応し、入口が出現するイベントが発生しました。
やっぱり、精霊石は本物なのかも(*´∀`*)

新たに出現した入口から奥へと向かうと、人面石だらけの広間を経て「幻影の間」と呼ばれる謎の部屋へ到着。
直後、光珠が出現し、「アレント」の「リエーテ」と名乗る女性(の幻影?)が登場しました。
リエーテとの遣り取りで得た情報はこんな感じ。

・「リエーテ」はエンジュールの歴史と共に生き、受け継いだ者。
・「エンジュール神話」は神話ではない。実在した高度な文明。
・「精霊石」は本来、光翼人と共にあるもの。
・多くの答を望むなら、遙か東の地「アレント」を目指し、旅立て。

「アレントを目指せ」という事は、即ち新大陸に行けという事らしいのですが、冒険家の卵の卵であるジャスティンは、新大陸行きを即決しやがりました。グダグダしてなくて良いですなぁ。
……それにしても、ちょっと思ったのですが、「エンジュール」が高度な文明を持っていたというのなら、何故に原始的な像やレリーフしか残ってないのかしら。あれは、あくまで後世の人々がイメージとして作り上げただけなのかな?

それはともかく、奥から引き返そうとしたところ、間の悪い事にミューレン大佐と遭遇。当然、大佐はこんな場所に子供が居る事に驚くワケですが、返答次第ではスーごと叩き斬る、だって。大人げねぇなぁ(`・ω・´)
しかも、正直に答えたジャスティンに対し「情報提供者として連行する」ですって。鬼かアンタは。

しかし、大人しく捕まる2人ではございません。
上手く部屋のギミックを利用し、逃亡に成功した……のは良かったものの、隠し入口の場所まで戻ったところで、初のボス戦と相成りました。

VS ロックバード
ジャスティン&スー LV.4
ミューレンが仕掛けたかどうかはよく解らない、鳥の怪物との戦闘。
いつもの如くLVを上げ過ぎていた様で、あっさりと勝利してしまいました。

戦闘後、まんまと逃げおおせたジャスティンとスー。一方のミューレン大佐はジャスティンの無鉄砲さをいたくお気に召した様子です。
大佐ってば、優男っぽいの見た目に反して、結構豪放な性格なのね(笑)。

パーム

パームに戻って来たジャスティンは、早速新大陸に向かう準備を始めます。
まずは船が必須という事で、母親に新大陸へ向かう船への乗り方を聞いてみたところ、「港で聞け」と言われちゃいました。そりゃそうだ。
ちなみに、お母様は元海賊でいらっしゃった事もあり、自前の船で行き来していたそうです。

早速港へと行ってみると、新大陸行きの船に乗るには、「パスポート」が必要である事が判明。
パスポートを入手するには誰かに貰うのがてっとり早い、という事で、譲ってくれそうな人を探すという結構無茶な展開に(笑)。
そんな中、北パームの酒場に、パスポートを見せながら冒険の話をする「ジン」という老人が居る事を聞いたジャスティンは、その老人をターゲッティングするのでありました(゚∀゚)

老人が出没するという北パームにある地下酒場へと向かうと、女主人が入口に仁王立ち。店員が鍵を持って何処かに出掛けてしまったため、お店が開けられないんだとか。
そこで、店員を探して来たら、夜、店内に入れてくれるよう約束を取り付け、ジャスティンは店員を探す旅に出掛けたのでした……って、「港」ってヒント貰えるから、あーっと言う間に見付かるんだけどね。

港にいた店員から鍵を預かり、女主人の待つ酒場へと戻ると、一旦画面はバール将軍サイドへ。
父親である将軍に、サルト遺跡での成果がゼロであった事を報告するミューレン大佐の姿が。

何やら焦り気味の将軍が退室すると、突如バカ笑いを始めたミューレン。ジャスティンの事を思い出し笑いしてしまったそうですが……なんかちょっと情緒不安定っぽくない(゚ω゚;)? リーンもビビってるし(笑)。
ちなみに、どうやら軍も新大陸を目指す事になっているみたい。そう来ると思った。

ここで再びジャスティンサイドへ。夜になったので、約束通りに酒場へと向かいます。

・「世界の果て」を目指す人は多いが、その手前の「霧の樹海」で命を落とす。
・「ジン」は今日は来ていない。彼は「レック鉱山」に住んでいるらしい。
・「ジン」が前回来店した際にサイフを忘れて行ったので、届けて欲しいby店の女性
・「レック鉱山」は駅から機関車で向かう。

上記の通り、ジンは不在の上、サイフを届けるハメになったジャスティン達。
思いっきり「おつかいイベント」に巻き込まれ始めたところで、今回はここまで。

■第3回 レック鉱山〜渡航船

「ジン」という老人に忘れ物の財布を届け、あわよくば新大陸行きのパスポートを譲って貰おう、という企みのもと(ちがう)、老人の住むという「レック鉱山」へ。

「レック鉱山」へは、鉄道で向かいます。当然切符が必要なのですが、切符は顔馴染みの駅の人がどうにかしてくれる事になりました。この町の子供達って、大人達に大事に育てられてる感じがあるんだよね(*´ω`*)
駅の構内をウロつくと、ちょっとした情報が。

・新大陸へ行く渡航船が入港している。
・パームは新大陸との唯一の交流口。

レック鉱山

ジャスティンLV.4、スーLV.3

鉄道を利用し、「レック鉱山」で下車。降りたら直ぐ鉱山という訳ではなく、平原が広がってます。
平原の中にあるジンの家へ向かうと、イベントを経てジン爺さんが登場。鎧に身を包んだその姿は、どことなくドン・キホーテを彷彿とさせなくもない(゚∀゚)

早速「パスポートおくれ」と交渉すると、「鉱山に住み着いてるモンスターの親玉を倒せ」との交換条件が。鳴き声がうるさいんですって。
また、これはジャスティンに与える試練でもあるそうなのですが……どうなることやら。

いざ、鉱山内部。まともにLV.上げ作業をしていなかったので苦戦するかと思いきや、割と適正だったのかスイスイと探索。
ただ、それなりに広く敵も多めなので、2Fに移動する頃にはLVが5&4に上がってました。
敵の「オーク」はお金持ちなので、ちょっと嬉しい。

2Fの最深部に向かうと、問題のオークの鳴き声が。ここでボス戦に突入です。

VS オークキング
お供にオーク2体も登場。オークキングがちょっと堅いぐらいで、楽勝の部類でした。

ボス戦後、鉱山が崩壊するイベント発生。が、ジン爺さんが救出に来てくれて、共にトロッコで脱出です。
このトロッコ脱出イベントはちょっと長めなのですが、結構な迫力があり、グラフィックの善し悪しを決めるのはCGの美麗さではなく演出なんだなぁ、と素で感動。

無事鉱山から脱出すると、ジンからパスポートを貰うイベントが発生。
その後、スーが一人場を離れた隙に、ジャスティンは冒険者としての大先輩であるジンに、スーの事を相談しました。
「冒険者は一人で旅するもの」なんだそうですが、ジャスティン、ちゃんと考えてるんだなぁ。ちょっと見直した。

最後に、ジンから冒険のアドバイス。

・新大陸は広い海を一月ほど進んでようやく着く。
・何か困ったら、「冒険者協会」に行くといい。

パーム

町に戻り、駅を出るとイベントが発生。母親には何も告げずに旅立つ、と決意を示したジャスティンは、続けて、スーはこの町に残していくとも告げました。
「子供は連れて行かない」、というのが建前なのですが……当然ながら、スーは大泣き。
そりゃそうだよね、今までずっと一緒に連んでたクセに、いきなり置いて行くと言い出すんだから。

スーと喧嘩別れしたイベントの後、町の人の台詞が少々変化した模様。
気になったのはこんな情報。

・ガーライル軍はもともと「ジュール財団」の一部門。
・バールはもともとガーライル軍の地方指揮官だった。

ん? と、いう事は、ガーライル軍って、一企業の私設軍隊って事なのか……。

自宅に戻ると、食事イベント。お母様、どう見てもジャスティンの旅立ちに気付いとります(´・ω・`)
それでも何も言わないでくれた母親に胸の内で別れを告げ、ジャスティンは一人、早朝の港へと向かいました。

港は大勢の人で賑わい、全員の話を聞くのも一苦労。その後、出航のためのイベントを進めていると、ポケットから母親の手紙を見付けました。こっそり入れてたみたい。
手紙は冒険者協会会長である「ガウス」という人物に宛てたものの様で、差出人は「ドクロのリリィ」。更に、「ジャスティン読むべからず」とも書いてあるのですが……読んじまいやがったよ、この小僧(笑)。

手紙の内容は、予想通り「バカ息子をよろしくお願いします」的なもの。
もうー、こういうの弱いんだから、止めてよねー。い、いかん……涙腺が(´;ω;`)

渡航船

その後は、遂に新大陸へ向けて出航。しばらく船内を徘徊し、乗客や船員との会話を楽しみつつ、船内を徘徊していたところ…………視界を横切る白い生物。
あれはもしかして、「プ」の付く、スーの相棒では、ござらぬか(゚ω゚;)!?

何でこんな所にプーイが、と慌てて追い掛けたところ、甲板にて、樽に詰め込まれているスーを発見。
ジャスティンを追って密航してしまった様なのですが、周囲を屈強な海の男達に囲まれ、今にも海に流されそうな気配。船には「密航者は樽流し」というルールがあるんです。

実のところ、船員達もそんな残酷な事はしたく無いのが本音らしいのですが、「海の掟」はとても大切なもの。
そこで、苦肉の策として船長が提案したのは「船員として働くこと」でした。
「海の精霊は密航を嫌う」のですが、密航者じゃないなら良いじゃない、って事みたい。

と、いう事で、新大陸到着まで見習い船員になる事になったスー……と、ジャスティン。
何でジャスティンまで、とも思えますが、流石に8歳女児一人にそんな真似させるのは可哀想だもんねぇ。
お仕事に使う「船室のカギ」を入手したところで、今回はここまで。

■第4回 渡航船〜幽霊船〜ニューパーム

スーの密航の巻き添えを食らい、下っ端船員ライフを満喫中のジャスティン。一通り船内を徘徊し甲板へ向かうと、甲板磨きのミニゲームが待っておりました。
最初は要領が解らず「( ゚д゚ )?」だったのですが、3回目あたりでようやく理解。勘の鈍さには定評があるので(`・ω・´)!

甲板みがきを2日ほど続けると、イベント発生。「ニューパーム」で1の冒険者を途中の島で乗っけるんだそうな。
当然、冒険者の卵たるジャスティンは心躍らせるワケですが、その人物はなんと女の子でした。

ここで冒険者「フィーナ」と初対面。意外だったのは、スーはともかくジャスティンの反応が素直だったこと。てっきり「女の冒険者なんて」とか言っちゃう展開になるのでは、などと勝手に思ってました。
一方のフィーナも嫌味が無い性格なので一安心。実は彼女は本作のヒロインなので、愛せないキャラだと後が辛い(笑)。

さて翌朝。フィーナとの会話イベントが発生します。
この時、フィーナは新大陸で一人暮らしをしていること、そして、両親は既に他界していること、姉がいることなどが解りました。
また、ジャスティンが「ニューパーム」の冒険者協会の名を口にしたのですが、途端、表情を曇らせちゃったフィーナ。むむ、何かあるな。

その後、海の異変を察知したフィーナの後を追い船長室へ。どうやら「幽霊船」が出現しちゃった様です。RPGで船旅ときたら、お約束みたいな感じね(ΘωΘ)
甲板に出ると、いかにもな幽霊船の登場ムービーが挿入。このまま傍観していてもやられるだけだと、フィーナは船員達を叱咤激励し共に幽霊船に乗り込もうと促すものの、彼等は船が動かなくなった事に狼狽するのみで、挙げ句、船長までもがパニック状態に陥る始末。
……この船長、冷静そうに見えてトラブルに弱かったのか('A`)

結局……というか予定通りというか、ジャスティンとスーが、フィーナのお供をする事になりました。

幽霊船

ジャスティンLV.6/スーLV.4/フィーナLV.6

いつにも増して見通しが悪い船内を探索。広いかと思いきや、案外狭く、ちょっとだけ拍子抜け。
これまたお約束の様に船長室で航海日誌を発見したワケですが、「ついにヤツの触手に捕まってしまった」だってさ。
船で海で触手ときたら、イカタコクラゲ……ぐらいかな?

VS イカキング
正解はイカでした。雑魚戦が楽だったので苦労しないだろう、と思いきや、ゲソの攻撃が予想以上にしんどい。
フィーナの魔法でどうにか凌ぎましたが、本体以上にゲソの方がキツかったです(;-ω-)=3

戦闘後、崩壊する幽霊船から脱出。その後、1晩眠ったら新大陸が見えて来ました。
……あれ、もう一ヶ月経過しちゃったの(゚ω゚;)?

ニューパーム港

フィーナと共に下船、上陸。ジャスティンはそのまま「冒険者協会」に行こうとするものの、フィーナは何やらワケ有りらしく、ここでサヨナラする事に。
とりあえず港を探索していると、以前船内で会話していた密航者から「黄金の秘薬」を貰いました。もうけた。
その後、「冒険者協会」発見! ……と思いきや、出張所。どうやら町の中心部へと行かなきゃならない様です。

ニューパーム

イベントを起こす前に、町をちょっと探索。
ニューパームでは、魔法屋が初登場するのですが、店の爺さんのアドバイスに倣い、とりあえずはジャスティンに火属性を覚えさせました。
その後、探索を続けて得た情報は以下の通り。それにしても広い町です。

・「ドム遺跡」は神話の時代の遺物が眠っている。
・「世界の果て」はこの町の遙か東。
・「世界の果て」を見た冒険者達は失望し、冒険を止めてしまった。

その他、教会の裏に意味有り気な物置があるのですが……ここ、後で来るハメになる気がする(笑)。

冒険者協会

ようやく飛び込んだ冒険者協会でしたが、何やら話が噛み合いません。それもその筈、ここでは「冒険」はただの「観光」に成り下がっていました。本当の冒険なんて誰もやっていないらしいのです。
が、受付嬢が言うに協会員になれば「エレンシア」への地図を貰う事が出来るらしいので、協会員にして貰うため早速会長室へ。

ちなみに、会長室の合言葉は「パコンさまのしもべだヨン」という、何とも頭の悪そうな内容。そのパコン様とやらが協会長らしいのですが……あれ? 母親の手紙にあったのと名前が違うような……?

会長室に入ると、予想通りのアホ面が座ってました。前会長のガウス(手紙にあった名前)は既に亡く、現在は息子のパコンが会長の座にいる様なのですが、これがまた底抜けのバカなのでさっぱり話にならず。
更に、フィーナの婚約者だとかぬかしてますが、絶対フカしてやがるな(笑)。

こんなバカが「冒険者フィーナ」の婚約者なワケがねぇ、とパコンを全否定したお陰で協会員になり損なったジャスティン。
こうなればフィーナに地図を貸してもらっちゃおうと、彼女の家を目指す事になったのですが……続きは次回。

■第5回 メリル山脈〜ラングル山脈

メリル山脈〜フィーナの家

フィーナの家へ行くために、まずはメリル山脈越え。ここまでロクにLV上げもせず突っ走って来たせいか、ちょっとばかし戦闘が辛くなってました。
そこで、少しだけLV&スキル上げを敢行。ある程度楽になったら、改めてフィーナの家を目指します。

平原にあるフィーナの家に着いたのは良いものの、見事に家主は不在。室内干ししてあったドロワーズ(たぶん)を手に取った直後、お約束通りにフィーナが登場……って、どういうラブコメですかこれは(笑)。
何はともあれ「ドム遺跡」へと向かうために地図を借りたいのですが、協会の規則で、地図は冒険者以外に貸しちゃ駄目なんですって。
そしてそれ以前に、地図を貸しちゃったら、フィーナは自分の冒険が出来なくなる、と(´・ω・`)

ちなみに、フィーナはバカ息子と婚約なんかしてないそうです。港に着くなりさっさと家に帰ったのも、パコンと顔を会わせたくないからなんだとか。
大方、そんなとこだろうと思ったよ……。

その後、ジャスティンはエンジュールへの旅へとフィーナを誘うものの、これまた協会の規則で「許可が無い旅は出来ない」とか何とかで、彼女の返事は実に冴えないもの。
が、それはジャスティンを納得させる理由にはなり得ず、「パスや協会に縛られていて、冒険者と言えるのか?」と、ジャスティン憤ったところで…………バカ息子が襲来しちゃったよ(;-ω-)=3

家まで押し掛けてきたパコンに対し、ジャスティンを婚約者だと偽る作戦に出たフィーナでしたが、それは見事に裏目に。
バカ息子が雇った用心棒「チャン先生」が登場したかと思うと、ジャスティンをドついて失神させた挙げ句、フィーナを連れ去っちゃいました。踏んだり蹴ったりだよ('A`)
バカ息子達の行き先は…………たぶん、町の教会だな(笑)。

ニューパーム〜地下通路

ジャスティンLV.7/スーLV.6

教会に行くと、やっぱり挙式な雰囲気。関係者以外は立入禁止というので、裏へ回り地下通路へ進入。
水門を上下させて地下通路のアイテムを全部回収したら、教会の屋根裏へと向かい、結婚式を妨害。
直後「チャン先生」との戦闘に突入します。

VS チャン先生
動きが速いのと、技が地味に強いのが少々厄介。
あと、どうも自分はまだ、このゲームの戦闘システムを十分に把握出来ていない模様です(笑)。

戦闘後、フィーナは冒険者のパスをバカ息子に返上しました。ジャスティンが言った通り、冒険者は縛られるべきものじゃないのです。
その後、フィーナの家でのイベントを経て、場面はバール将軍サイドへと移ります。

・バール将軍は「最後のかけら」なるものを探している。
・かけらが全て集まらなければ「ユグドラシル計画」は最終段階に進まない。
・軍は現在「ドム遺跡」の樹海で作戦展開中。

以上が、バール将軍側のイベントで得た情報。むむむ、連中も「ドム遺跡」を目指すのかぁ。

場面は再度ジャスティン達へ。晴れてフィーナと共に旅立つ事となったジャスティン&スーですが、先ずはニューパームの南にある「ラングル山脈」を超えることに。
当面の目的地である「ドム遺跡」は、この山脈を越えた先の砂漠にあるそうな。

ラングル山脈

ジャスティンLV.8/スーLV.6/フィーナLV.6

「チャン先生」との戦闘が少々辛かったので、今回もしばらくはLV上げ。その後、山脈東のマップに入り少々進むと、休息するイベントが発生しました。
この時、少しだけフィーナが身の上話をしてくれるのですが、フィーナのただ一人の肉親であるお姉ちゃんは、2年前、「軍へ行く」と言い残し突然出て行っちゃったんですって。
……軍に行ったお姉ちゃんって……まさか。

その翌朝、断崖絶壁から「霧の樹界」を眺めるイベントが発生。
広大な樹界の向こうに見えるのが「世界の果て」らしいのですが……その正体は、天高くそびえる巨大な壁!
その人智を越える迫力(大袈裟?)に圧倒されたところで、続きは次回。

■第6回 ドム遺跡〜ガーライル軍基地

ドム遺跡

ジャスティンLV.9/スーLV.7/フィーナLV.8

山脈を抜け、遂に「ドム遺跡」へ。建造物に辿り着くまでにちょっとした道のりがあるのですが、その間に出現する敵が妙に強いんですが……('A`)
戦闘下手なのに加えLVも不足気味っぽいので、LVやスキルを鍛えつつ奥へ進みます。それにしても広い。

「遺跡2」の奥にある広間へ入ると、何やら亀の様なモンスターが。ボス戦みたい。

VS ガニメデ
ジャスティンLV.10/スーLV.8/フィーナLV.10
本体と甲羅(?)の2つのパーツに分かれてますが、HPは共通。フィーナの「しびれムチ」が割と有効。
鍛えたお陰か、「ロングホーン」のダメージはそこまで脅威ではありませんでした。

ボス戦後、更に奥へ進むと「幻影の間」に到達。
以前、故郷の近くの遺跡で見たものと同じ光球があり、謎の女性「リエーテ」が再び登場です。

・この「ドム遺跡」も「エンジュール文明」の遺産。
・「アレント」は更に東。世界に「果て」など存在しない。

以上が、リエーテとの会話(?)のまとめ。思いっきり「世界の果て」を否定してくれてます。つまり、あの壁を越えろって事ですかい。
この展開にジャスティンが燃えないワケは無いのですが、今はまず、この遺跡から外に出なきゃならないのよね。当然、徒歩で(;-ω-)=3

遺跡から前庭に戻るとイベント発生。幼い少年が倒れてます。角と尻尾があり、普通の人間とはちょっと違うみたい。
何はともあれ子供を保護したジャスティン達が前庭を立ち去ると、入れ替わる様にしてガーライル軍の3人娘が登場。「亜人追跡部隊」だとか何とかで、ジャスティン達が保護した子供を捜している模様。
見失ったので軍用犬を使うとか言っちゃってますが……ゲゲゲ、逃げ切れるかなぁ。

フィーナの家〜薬草の山

子供を連れ、一旦フィーナの家へ戻ったジャスティン達。ベッドに寝かせてはみたものの、傷の治りがよろしくないので「サルファ草」という薬草を探しに、裏手にある「薬草の山」へ。
その後、フィーナの言う通りに「赤いサルファ草」を入手して家へと戻ると、ちょっとしたイベントを経て、子供は無事に全快しました。
言葉がさっぱり通じないのが難点ですが、満面の笑みを浮かべているところを見ると、もう大丈夫みたい(*´ω`*)

ところが、そんな和やかな空気をブチ破ったのは例の3人娘。with装甲車。
「亜人」は軍の重要機密だとかなんとかで、有無を言わさず全員連行されるハメになっちゃいましたとさ。くそぅ(`・ω・´)

ガーライル軍基地

ジャスティンLV.11/スーLV.9/フィーナLV.11

基地に連行された挙げ句、フィーナとは別の牢に投獄されてしまったジャスティン&スー。子供の姿も見当たりません。
が、お誂え向きにパイプが落ちていたので、「スーが仮病で苦しむフリ」→「見張りが牢に入ったスキにパイプでボコボコ」という黄金パターンを敢行し、無事に脱出。隣の牢に捕まっているフィーナを発見しました。

フィーナの牢を開けるため、兵士詰め所からまんまと鍵を入手したジャスティン達。よし、これでフィーナを助けて……と思いきや、詰め所から外に出てみると、ドアの前には兵がぎっしり立ってやんの((((;゙゚'ω゚'))))

残念ながらフィーナの救出に失敗したジャスティンは、再度投獄。
今度はスーとさえ引き離され、更にロープで吊されるという念の入れられようです。

そんな中、姿を見せたのは、ミューレン大佐の副官である「リーン」でした。彼女が言うに、ジャスティンの処刑は確定し、軍用列車を盗みでもしない限りはこの基地から逃げる事は適わない様です。
更にリーンは立ち去り際に人払いをすると、さりげなく、素知らぬ振りをして、牢の鍵を投げ入れて行ってくれました。
……ジャスティン、まるっきり気付いてなかったけど(´・ω・`)

その後、ようやく床に落ちている鍵に気付いたジャスティンは、自力で縄抜けし、鍵を拾って再脱出。
今度こそスーとフィーナを救出し、ようやく3人揃いました。
……あとは、あの亜人の子供を助け出すのみ(`・ω・´)!

ここからは、本格的に基地内を探索。通気ダクトを進みつつ、兵士達の話を盗み聞いたり出来ます。
しばらく先へと進んでいくと、亜人の子と話しているミューレンを発見。「亜人の村」の場所を聞き出そうとしている様ですが、怯えている亜人の子は、名前すら口にしない様です。

その後、ダクトから降りると、ドアを開けるための端末を発見。暗号的なものを8回入力する必要がある様なのですが、知るワケは無いので、ひとまず他を探索。
その結果、以下の事が判明しました。

・「サキ中尉」(3人娘の一人)がわざと何かをするらしい
・端末のパスワードは「右右左左下上下上」

パスワードが判明したので、早速端末のある扉へ……向かうのは、また次回に。

■第7回 ガーライル軍基地〜ルクの村

ガーライル軍基地

中途半端なところで切ってしまいましたが、前回に引き続き「ガーライル軍基地」。
囚われた亜人の少年を救うため、暗号を盗み聞きしたところまで。

扉をロックしている端末をヒント通りに弄り、無事解錠。先に進んで少年を救出すると、少年から貰った「コムヌケの実」を食べるイベントが発生。少年の言葉が解る様になりました。ドラえもんで言うところの「ほんやくコンニャク」か。
ちなみに、ここで少年の名前が判明。「レム」というそうな。結構素直な性格でかわいい。

レムを連れ兵舎へと戻ろうとしていると、3人娘の一人、サキが登場。脳筋担当。
当然、ボス戦になりました。

VS サキ
お供に雑魚兵士が3人。ようやくクリティカル→キャンセルの使い方が解ってきたので、練習のつもりで頑張っていたら、難無く撃破。……あり?

戦闘後、鍵を奪って逃亡再開。途中、兵舎で宝箱を漁ったりしつつ階段へ向かうと、今度はナナが登場です。

VS ナナ
高飛車娘とのボス戦。今回もお供で雑魚兵3人。彼女もあっさりと片付ける事が出来たワケですが、個人的にはサキより弱く感じました。攻撃力がそこまで無かったからかな?

ナナ撃破後、基地の外へと脱出。……が、セーブポイント手前でミオに捕まっちゃいました。
やっぱりなー、出て来ると思ってたよ('A`)

VS ミオ
3人娘最後の砦、ミオとのボス戦。トリを務めるだけあって一番エグかった……。
麻痺や毒などのステータス異常を引き起こす攻撃を仕掛けてくるので、上手くキャンセルさせるのが肝要みたいです。あと、気のせいかもしれませんが、チョロチョロ動き回る度合いも他の2人より高いような。

ミオ撃破後、脱出のため軍列車に侵入したジャスティン様ご一行。あっさり列車を強奪し、基地から逃げおおせる事に成功したのは良かったのですが……実は、これもミューレンの作戦。ジャスティン達を泳がせる事にしたミューレンは、リーンと共に「戦艦グランドール」で空からの追跡を開始したのでありました。

列車

さて、一夜明けた列車内。レムから色々と話を聞きました。

・レムは霧の樹海を歩いている最中、ガーライル軍に襲われた。
・レムの住む村は「ルク」。深い霧に囲まれているため、誰も入る事が出来ない。
・「世界の果て」の向こうは、大昔、人が住んでいた。

こりゃあ間違い無く「世界の果て」を越える展開になるな、と思った直後、軍に追撃されるイベントが発生。
列車内にガーライル軍が乗り込んで来ちゃいました((((;゙゚'ω゚'))))

このイベントでは、例の3人娘が追ってくる展開になるのですが、ジャスティンの機転により見事撃退。改めて、一行は「霧の樹海」を目指す事になりました。
この辺りのイベントはなかなか楽しい展開だと思うので、詳細は伏せる事とします。ジャスティンって意外と頭の回転が速いのなぁ(ΘωΘ)

霧の樹海

とうとう辿り着いた「霧の樹海」。その名の通り霧が充ち満ちていて、中に立ち入るのは困難。
が、レムが笛を吹いたところ、少年の帰還を知った「ルク」の村人が、即座に霧を晴らしてくれました。すげぇ。

こうして霧は晴れたものの、村までは自力で行かねばなりません。この樹海、結構広いし、テンション上がったレムは案内もせず先に行っちゃうし……と、結構面倒だったりします。
そんなこんなでようやっと村の門の前に辿り着くと、レムから、村長がジャスティン達に会いたがっているらしい事を伝えられました。

ルクの村

村長に会う前に村内を一通り探索。「世界の果て」に近い集落だけあり、それにまつわる情報を色々とゲット。

・「ルク」は光神に守られた村。裏山にある御神体に触れてはいけない。壊れたら村が災難に見舞われる。
・(村の昔話によると、)ルクのご先祖は昼と夜を作り、人に寿命を与えたため、「夢の国」の人々に疎まれ追い出された。
・「夢の国」の人々は先祖が戻れないよう、世界の果てを積み上げてしまった。

何だか、創世神話ではよく聞く様なお話だなぁ。

さて、村長の家に向かった一行に突き付けられのは、「光神の祝福を受けなければ、受け入れられない」という村長のお言葉でございました。
村と光神を守るためには、外部からの侵入を拒む事も必然……なんですが、ジャスティンにそれが通用するハズもなく(;-ω-)=3 「関わり合いにならないで」って頼んでる人に無茶言うなよ、ジャスティン……。

結局、この村の民と認めてもらうため、裏山の山頂にある「光神さま」の像の前から、酒壺を持って来る事になった一行。
どうやらそれが村のしきたりらしいのですが、無茶を聞き入れて貰った事を申し訳なく思ったところで、続きはまた次回。

■第8回 光神の山〜世界の果て

光神の山

ジャスティンLV.12/スーLV.10/フィーナLV.12

「ルク」の村に認めて貰うため、「光神さま」の像の元へと向かうジャスティン達。
「光神の山」はそこそこ広く、分岐も割と多めなのですが、登っていて妙に楽しいのは何故だろう。

山頂にて酒壺を入手すると「光神さま」が妙な共鳴音を出すイベントが発生。
が、今の段階では理由など解るハズもないので、とりあえず酒壺を持って村長の所に帰還。
結果、嫌々ながらも(笑)認めて貰えました。

さて、当面の目標として「世界の果て」越えを掲げている(らしい)ジャスティン達は、「霧の樹海」を完全に抜けるため、村に伝わる「霧よけの実」を分けて欲しいと頼むものの、村側はあっさりと拒否。
村にとっても「霧よけの実」は貴重品なので、そう簡単に外の人間に渡す事は出来ないという事情があるのですが……「ケチ」ってコラ、ジャス坊っ(゚ω゚;)!?

以下は、「霧よけの実」にまつわる村の神話についての情報。

・「霧よけの実」は先祖が光翼人からもらったもの。
・先祖は自らも光翼人になろうとし、翼を盗んだ。
・先祖が翼を背に付けた途端、翼は黒い闇に変わり、村を包んでしまった。
・生命が死に絶えようとしたその時、光翼人は世界を高い壁で遮り、先祖は壁の向こうに取り残されてしまった。
・光翼人は闇を照らす木の実を投げて寄越し、闇はやがて霧へと姿を変えた。

以上が神話の顛末。そんなこんなで「霧よけの実」が無いと、ルクの民も樹海を進む事は出来ないんだそうです。
でもって、今でも壁の向こうには幸せの世界が広がっているものの、壁に挑んだ者は、誰一人として戻って来てないんだそうな。

その後、食事イベントを挟み、場面は一旦ガーライル軍サイドへ。予想はしてましたが、村が見付かっちゃいました。「例のものの入手」が目的の様ですが、いや〜な予感。
ちなみに、作戦の指揮はリーン。リーンならば「最後のかけら」の存在を感じ取る事が出来るという話の様なのですが、その「最後の〜」なんたらが、「例のもの」なのかな?

場面は再びジャスティン達へ。ガーライル軍の襲撃を受けた村はパニック状態です。
どうやら軍は光神さまを狙っている様なので、ジャスティン達はそれを防ぐため、再び「光神の山」へと向かいます。

光神の山

途中、ガーライル兵と戦闘しつつも山頂へ向かうと、そこには既にリーンの姿が。飛行戦艦から鎖を下げ、光神様を吊しています。無茶すんなよ。

ここでは、フィーナとリーンが姉妹である事が判明するイベントが発生。
更には「(フィーナを)傷付けたくないから、私には二度と近付くな」と、フィーナは絶縁宣言されちゃいました(´・ω・`)
そして悪い事はまだまだ続き、実は精霊石だった「光神さま」にジャスティンの持つ精霊石が反応してしまったため、ミューレン大佐にジャスティンが精霊石持ちである事がバレちゃったよ……(+ω+)

そんなこんなですったもんだの末、光神様は破壊され、一部は軍に持ち去られる結果に。
守るという約束を護りきれなかったと落ち込むジャスティンでしたが、「戦ってくれただけでも十分」だと、村長は御礼に「霧よけの実」を分けてくれたのでした。しめしめ。

霧の樹海 東側

ジャスティンLV.13/スーLV.11/フィーナLV.12

「世界の果て」を目指していざ出発。再び「霧の樹海」へと入ります。
西側同様こちらもマップが広く、3つのエリアで構成されている様です。

世界の果て

ジャスティンLV.13/スーLV.12/フィーナLV.13

「霧の樹海」を抜け、遂に辿り着きました「世界の果て」。その正体は大地を分かつ巨大な壁なので、ひたすら上へ上へと昇って行く事になるのですが、途中の仕掛けが油断なりません(゚ω゚;)

暫く進むとキャンプするイベントがあるのですが、その際のフィーナとの会話により、以前ジャスティンに渡航パスをくれた「ジン」爺さんが、高名な冒険者だった事が発覚。
「ジン平原」とか言うところの、発見者なんだそうですが……後々シナリオに絡んできたりするのかな?

さて、気を取り直して壁登り。上の層に行くごとに、BGMが微妙に変化していくのが何とも。 以下は、各エリアで発生したイベントなどの覚え書き。

4:小さい巨人が突如登場。ビビった(゚ω゚;) 途中、「ハニワどり」というよく解らない生き物と戦闘。
6:キャンプイベント発生。珍しくスーが「つまんない」と我が儘。壁ばっかりだから、ですって(笑)。
10:とうとうジャスティンまで飽き始めました。「最初に登ろうって言い始めたの誰だよ」などと、お約束な事を言い出す始末。お前だよ(笑)。フィーナはとっても励まし上手です。

翌朝、壁の向こうを見渡すイベントが発生。遂に「世界の果て」を越える事が出来そうです。
見知らぬ世界を間近に控え、意気揚々と頂上へと向かったジャスティン達が見たものは……忙しなく動く未知の機会でした。何やらアームみたいなヤツです。

が、驚愕するのも束の間。突如、プロペラが付いている碁盤の様な飛行物体に、スーが連れ去られちゃいました。
……挙げ句、宙でポイって……ポイってえええええええ (  Д )    ゚ ゚

あまりの事に怒り狂うジャスティンでしたが、結局は、ジャスティンとフィーナも同じ目に。
「ざんねん!! わたしのぼうけんはここでおわってしまった!!」……となるのかどうかは、また次回。

■第9回 飛竜の谷〜ダイトの村

前回、「世界の果て」のてっぺんから放り投げられたジャスティン&フィーナ。放られた先は巨大植物だらけの密林でした。
……形はどうであれ、どうやら壁の向こう側に降り立ったようです。

飛竜の谷

ジャスティンLV.14/フィーナLV.14

行方不明のスーを探し、原始的な森を探索。巨大な葉は視界を覆っている箇所があるので、こまめに角度を変えないと隅々までが解り難いマップです。

探索の途中でスーの靴を発見し、更に奥へと進んで行くと、プーイが物凄い勢いで登場。ジャスティン達に何かを懸命に訴えようとするのですが、如何せん言葉(鳴き声?)が解りません。
とりあえずその後を追うと……煮えたぎる鍋と、その傍らに落ちているスーのカバンを発見しました。

この後は、何とも小気味よいテンポで進んでいくドタバタイベントに突入します。

最悪の事態を想定しまくっている二人の前に、鎧で身を固めた巨漢が登場。
スーがこの人物に喰われたと勘違いしたフィーナはその場で失神し、ジャスティンはスーの仇討ちのため勝負を挑んじゃいました。

VS ガドイン
「ダイト」の騎士「ガドイン」とジャスティンの一騎打ち。どうやらイベントバトルの様です。

が、ただ防御するのも勿体無いので、少しでもスキルレベルを上げておこうと魔法を使ってみたところ、全ガードされダメージを与えられませんでしたとさ。ちぇ(´・ω・`)
数ターン経過した後、「竜陣剣」とかいう技を喰らって終了。ダメージ3229って、惨い。

目覚めれば、そこにはスーとフィーナの姿が。どうやらスーは無事だった様です。
この二人の他には、手当をしてくれた「アルマ先生」というガドインの知人の女医さんも。
優しくもサバサバとして格好良い方なのですが、急用とかで一足先に「ダイト」へと戻ってしまいました。

この後は、ガドインも交えての食事イベント。軽く自己紹介して頂きます。

・スーはガドインが発見した。
・ガドインは武人で、修行のため、ここに一人で住んでいる。
・「飛竜の谷」は世界一険しい山地。

ガドインと意気投合したジャスティンは、ガドインと男と男の約束を交わし、明日「ダイト」の村に行く事に決定。
…………しまった! アルマ先生との関係を聞きそびれた(笑)!

このイベントの後、ガドインがパーティに加入。
フィーナを魔法に専念させられる様になるので助かるわー。

ダイトの村

ダイトの村に到着。が、「北からの雲が空を覆っているのが気に掛かる」と、ガドインは村の長老の元へ行ってしまい、パーティ離脱。
その後、村で得た情報はこんな感じ。

・「雨月の塔」は村の北西にある塔で、周辺の草木が枯れ始めている。
・村の南東には妙な丘があり、精霊の加護を持つ人物が行くと、不思議な景色を見る事が出来るらしい。
・ガドインは頭も良い。
・村の民は魚を獲って暮らしている。

一通り情報を集めた後、ガドインの指示通りに村の宿へと向かうと、変なウサギが登場。「ジールパドン」の「ギド」という「モゲ族」の行商人なんだそうです。なんか、ややこしい(゚ω゚;)
教えてもいないのにジャスティンの名前を知っていたりするのですが、「そういう種族」なんですって。なんだぁ、それなら仕方ない……とでも言うと思うたか!

それはさておき、一晩明けたらガドイン登場。が、外は雨だと聞いた途端、大慌てで外に飛び出して行っちゃいました。なんか落ち着かんなぁこのおっちゃん……などと思いつつも、後を追います。
このイベントで村人達やガドインから得た情報は以下の通り。

・雨が赤い雨に変わったらマズい。
・「雨月の塔」を囲む雲が、ダイトの村を覆いだした。
・毒の雨は赤く変わり、市の雨となる。
・ダイトを救うためには、伝承の通り「雨月の塔」に登り、「勇者のヤリ」を持ち帰らねばならない。
・「勇者のヤリ」を手に入れるには、二人の勇者が必要。

なんか、お遣いイベントの香りがプンプン(笑)。

ガドイン一人では「勇者のヤリ」を持ち帰れないと知り、同行者として名乗りを挙げたジャスティンでしたが……何故かフィーナが不機嫌になり、「危険な事に首をつっこむなんて冒険者としては三流」と怒られちゃいました。……な、なんかいつものフィーナじゃない……。
しかも、その後の村人達との会話を見る限り、どことなーくガドインに死亡フラグが立っているような(゚ω゚;)

何はともあれ、早速「雨月の塔」へ……向かうのはまた次にして、今日はここまで。

■第10回 雨月の山〜ダイトの村

雨月の山

ジャスティンLV.15/スーLV.14/フィーナLV.14/ガドインLV.30

塔へと続く山道へ。実に陰気で毒々しい雰囲気です。
ステータス異常「疫病」を仕掛けてくる敵が多いので、要対策。

山頂に行く手前、「嫌な予感がする」から引き返そうと言い出したフィーナを何とか宥め、山頂へ。すると、身体が痺れる様な毒の雨が降ってました。
ガドインによれば、間もなく赤い雨に変わっちゃうんですって(゚ω゚;)!

通常ならばこのまま「雨月の塔」へと突入するところですが、今回の探索はLV上げ作業も兼ねていたため、ここで一旦打ち切り。ダイトへと戻り、装備品の新調&アイテム補充をするとします。

雨月の塔

ジャスティンLV.16/スーLV.14/フィーナLV.16/ガドインLV.30

再度「雨月の山」を経て「雨月の塔」へ。塔と言うにはスケールがちっちゃい二階建てなのですが、仕掛けが面倒で解り難くなってます。狭いので敵も回避し難いし。
「降雨の間」に到達すると、塔を占拠している「クレップ」(人型モンスターみたいなの)の主との戦闘に突入です。

VS サーペント
ジャスティンLV.17/スーLV.15/フィーナLV.17/ガドインLV.30
「やさしいくび」「あついくび」「ひどいくび」「いじわるなくび」プラス本体、という構成。
一つずつ首を落とす手間が惜しいので、全体攻撃連発で一気にいく戦法で。
ジャスティンは「ショックウェーブ」、スーは「プーイファイヤー」でがっつり削る事が出来ました。

戦闘後、椅子の背後にあるスイッチを踏むと、周囲の柱が階段に変形。
階上にある「運命の間」へと向かいます。

雨月の塔〜運命の間

運命の間にあったのは「月の鏡」と「星の鏡」という2枚の鏡。
目的のヤリを取るには、いずれかの鏡を選ぶ必要があるのですが、二つのうち一つは未来へ通じ、もう一つは死の国へと通ず……つまり、間違った鏡を選ぶと死んじゃう、とのこと。
そうか。2人の勇者が必要だったのは、1人が失敗した場合に備えての事だったのか。

が、ここでジャスティンを死なせる訳にはいかないと、ガドインは先に鏡を選択。「月の鏡」を選んだのは善かったのですが……「身体がでかすぎて鏡に入らない」という予想の遙か斜め上を行く理由で、鏡に入る事を断念する展開になりました( ゚д゚ )

結局、先に鏡を選ぶハメになったジャスティンですが、すかさずフィーナがそれを制止。
彼女の言い分をまとめると、「なんでジャスティンがダイトの村のために命張らなきゃならないの?」というもので、更にはジャスティンの代わりに自分が行くとまで言い出しちゃった。

不機嫌だった真の理由を遂に吐露したフィーナですが、そんな彼女に対し、ジャスティンは「フィーナの選んだ鏡に入る」と提案。
名案って言えば名案だけど、万が一の事があったら、フィーナはジャスティンの死をずっと引きずって生きていかなきゃならん様になるのですが。その辺はどうなんだろう(゚ω゚;)

そんなこんなで、フィーナが選んだ「星の鏡」に入ると、どうやら正解。
更に進んで奥にある槍を引き抜いたところ、塔が突如崩壊開始!? ……き、聞いてねぇよ、ガド公!

一方、フィーナとスーはガドインが連れて脱出。塔は完全に崩壊し、ジャスティンは瓦礫に押し潰され死去……と思いきや、謎の光と共に生還しました。
実は、塔の崩壊が始まった直後、ジャスティンの精霊石が光り出すイベントが挿入されてたんです。

この後は、ジャスティンとフィーナがイチャつくイベント。何かいきなりラヴいんですけどΣ(゚∀゚ノ)ノ!
……それにしても、「雨月の山」を徒歩で降りるのは地味にきつい。敵は復活してるし。

ダイトの村

村に帰ると、持ち帰った槍を、浜辺にある「飛竜の座」に突き刺すイベントが発生。
ガドインを始め、皆がジャスティンをベタ誉めするのが逆に気持ち悪い(笑)。

また、塔に行く前、長老から「勇者の腕輪」という対の腕輪を貰っていたのですが、ガドインが持っていたものはフィーナへと譲られることに。わぉ、ジャスティンとお揃いだ!

さて、次の目的地は南の遺跡「ツインタワー」。ガドインも同行してくれるそうです。
「ツインタワー」へは、ダイトの南にある「ラーマ山脈」を抜け、「ガンボ」という村から船に乗ればいいそうな。
とりあえず、続きは次回。

>> 第11回〜第20回
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