STAR OCEAN [ ENIX/tri-Ace '96 ]
第1回〜第10回 | 第11回〜第22回
2回目 第1回〜最終回
■第11回

ヴァン城下町

ヴァン城下町に到着した一行は、「国王に会いに行こう」などと突然仕切りだしたロニキスに一応従う事にしヴァン王城へ。
でも、平民がいきなり行って取り合って貰えるだろうか……と皆で心配していたら、門番の前に来た途端に突然交渉を始めたアシュレイ。
あのな爺様、国王にコネがあるんなら皆が相談してる段階でそう言えっての!

さて、ヴァン国王と謁見した理由を大雑把に言うと「魔王討伐するから魔界に関する情報プリーズ」って事なのだが、一行を怪しく思ったのか「勝算はあるのか」と問い掛けてきた国王。すると、艦長は「わかりません」と返した。それはもう威風堂々と。
が、その正直振りを王様は気に入ったらしく(厳密に言うと違うけど)、ラティ達に力があるかどうかを見極めるため「試練」へ挑む権利を与えてくれた。

「試練」とは、城の地下にある洞窟を、入口から出口へと無事に抜けきる事。勿論一筋縄ではいかないトラップなんかもあるんでしょう。試練なんだから。

試練の迷宮

結論から先に言うと……そこまで試練でも無かった(ΘωΘ)構造自体はほぼ一直線だし、トラップもあまり難しいものではない。特に1つ目のトラップのヒントとして「足音を立てるべからず」という一文が与えられるが、この手のトラップは他作品でも割と見掛けるので、反射的にダッシュを止めてみたところ、案の定何事も無く次の部屋へ抜けられた。
ちなみに、ここ、もしかしたらダッシュしても通り抜けられるかもしんない。諸事情によりこの近辺を行ったり来たりした際、何事も無く通れた様な記憶も……。

次に2つ目のトラップだが、こちらは少々手こずった。ヒントは「陽の登る所より○×○○○××」。この段階では○やら×やらワケわからんので、取り敢えず先に進んでみたら……なるほど、スイッチのON/OFFか。
スイッチがある部屋は横一列に並んでいて、侵入位置から右側に3部屋、左側にも3部屋あるからスイッチは全部で6つ。よしよし「陽の登る所より」なんだから西から昇ったお日様が東へ沈……って、そりゃバカ●ンだ。

気を取り直し、東のスイッチから押していく。一つめは押して、二つ目は押さず、三つ目は押して……と続けていたら。懸命な皆様はもうお解りですね?
………スイッチ、1つ足りない。

どうしてもスイッチが足りず、どうしたもんかとその辺を右往左往してみたものの、ウロウロしたって始まらない。何か取りこぼしがあるかも、と、来た道を引き返し……気付いた。そういや一つ手前の部屋にもあったじゃん、スイッチ。
もしかして、これも数に入れるのでは、と思ってやり直したら案の定。先への扉が開いたではありませんか。

スイッチの仕掛けを解いた後、ボス戦に勝利したら後は出口へと向かうだけ。LVによってはボス戦が辛いかもしれないので注意しておきましょう。

「試練の迷宮」を無事に抜けたら、いよいよ王様から情報を貰う。が、魔界の入口の場所等は超トップシークレットなのでそう簡単には教えられないんだってさ。なのでその代わり、それ以外の魔界情報を提供してくれた。
この世界と魔界はとある場所にある入口で繋がっているらしく、その入口はこちらの世界からは開けず、魔界側からこちらへ侵入しようとした時のみ、開くのだという。

ここで、魔界から半死半生で帰ってきた人物の話を例に挙げつつ「魔界ってそれはもう恐ろしい場所らしいけどホントに良いの?」的なことを突然確認してくる王様。……ええ、大丈夫ですよ。メトークス山の廃坑とかメトークス山の廃坑とかメトークス山の廃坑とか経験してるから怖いのには慣れてます(゜∀。)!

ラティ達の決意が固い事を知った(たぶん)王様は、こちら側から魔界への入口を開く方法について語り始めた。一応、方法があるにはあるんですって。
まとめると以下の通り。

・大昔、魔界とこちらの世界を繋げたのは「ムーア人」と呼ばれる旧異種族。
・突然この惑星に湧いて出てきたムーア人は「秘宝」を使い異世界への扉を開いた。
・「秘宝」とは「真実の瞳」のことらしい。ラティ達が耳にした「持ち主が望む風景云々」というのはただの民間伝承。
・ムーア人達は「真実の瞳」の在処を4王国の王家に託し、「真実の瞳」を得るにはその4王家の同意を得なければならない様にした。

大体こんな感じ。要するにラティ達は「真実の瞳」を得るため、世界を駆けずり回って4王家の同意を得る必要があるって事か。
手始めにヴァン国王が同意の証である「エンブレム」をくれたので、それを持って他の3王家へとエンブレムを貰いに行くことに。4つ揃えてからヴァンに戻ってきた暁には、ヴァン王家に伝えられている魔界に関する秘密を教えてくれるそうな。

さて、ここから先はエンブレム回収の旅……の前に、ロニキスとイリアのちょっとした会話イベント挿入。地球人のロニキス達にとって、ミリー達の使う紋章術は科学を超越した大変不思議なものに感じられるなぁ、とかそんな感じの話なのだが、ここで、ロニキスの奥さんが難病で病死してしまっている事が発覚。旦那がこんなんだから苦労したろうなぁ。
……あれ? って事は、クロード(2ndの主人公)とは父子家庭? 2ndで母親らしき人が居た気がするのは記憶違いかしらん。

■第12回

さて、エンブレムを入手するため各王家への突撃開始。手始めに未だ行った事のない北の雪国「シルヴァランド」へ向かう事に。
「ゆーきのふるまちをー♪」と鼻歌混じりで行ったのは良いが、何か、敵が、強いんです、けど。ここまでマトモにLVをせず力押しでやってきたのが通じなくなったのか、今にも事切れそう。

ドゥルス

そんな中、命からがら逃げ込んだのは「ドゥルス」の村。魔界の攻撃に晒されているせいか見事に寂れていて、無人の家すらある。アイテムも武器もロクなものが無く、武器屋の爺ちゃんが「シルヴァランドで買い物した方が良い」と言う始末(´;ω;`)
結局、ドゥルスでは何のイベントも発生しないため、宿だけ利用し先を急ぐ事に。

シルヴァランド城下町

ドゥルスから更に東に進み、シルヴァランド城下町に到着。アイテムの補充もしなきゃなぁ、中にに入ったところ、いきなりイベント開始。
何処からか飛んで来た紙飛行機がラティにぶつかり、何やら文字が書いてある様なので開いて読んでみたら……突如ラティが走り出してしまった。モーレツに。一体何が書いてあったのだろうか。

一方、場面が変わってどこぞの家の中。そこでせっせと手紙をしたためているのは……あ、ミリーじゃん。無事だったんだぁ。
どうやらミリーはラティ宛に手紙を書き綴っているらしいが、その傍らでは幼い少年(ミリーが泊まっているこの宿の息子らしい)が、悪戯で手紙を紙飛行機にして窓から飛ばしていたりする。多分、ラティが拾ったのはそれだろう。

この手紙で、ミリーはイベント見てるこっちが恥ずかしくなる位にラティを恋しがっているのだが、そんな自分で自分に苛立ったのか「私っぽくない」と手紙書きを中止。床に散らばっている手紙を掻き集め「ラティのバカー」と窓の外へと叫んだところでお約束。窓の外にはラティが居た。

そんな感じのノロケイベントを経てミリーが漸く復帰。
……が、レ、LV6のままって……ちょっとキビシーよ。

その後は本題に戻りシルヴァランド王に謁見。この王家に伝わっているのは魔界への入口の場所で、シルヴァランド大陸の南東にある無人島がそうらしい。
無人島というからには船を使わなければならないのだが、国王の厚意でシルヴァランドの港から好きに船を出して貰える様になった。やりぃ。
更には肝心な「シルバエンブレム」と旧異種族の遺跡に入れるという「エルダーキー」をゲットし、次のエンブレムを目指す事に。

ちなみに、シルヴァランド城内を巡っていると、この国の宮廷術師だった「ジェランド」なる人物の話を聞く事が出来る。彼は高名な術師だったのだが、過去にあった魔界大戦中(アシュレイの爺様達が活躍した戦役)にゴタゴタに巻き込まれて殺されてしまったらしい。
で、この話を踏まえた上で(絶対聞かなければならないワケではない)PAを起こしてみると、ヨシュアと現宮廷術師の会話により、前述のジェランドとはヨシュアの父親であった事が発覚する。ちなみにこの現宮廷術師は当時はジェランドの弟子だったそうな。

悲喜交々の人間模様を眺めつつ、一行が次に目指すのはムーア大陸。ポートミスにあるムーア王城に行きエンブレムを頂戴するのだ。
が、ムーア大陸に来る用事などそうそう無いので、未だ見ていないPAを見る為にも先ずはムーア大陸南端にあるクラートから行ってみる事に。

クラート

PAを起こすと、村の中央でイリアとミリーが猫と遊んでいる。話し掛けると猫に名前を付ける展開になるので、選択肢の中から「ペリシー」を選び、更に大昔に拾っていたオカリナを吹いてみると……何と、猫が人型になった。しかも、何処かで見た事があると思ったら、序盤に海賊から助けた猫耳の少女ときたもんだ。
猫耳少女は相変わらず攻撃的不思議ちゃん(笑)で、オカリナだけが友達だからオカリナを返せと言う。そして、挙げ句の果てには泣き出す始末。そこをイリアが「皆(ラティ達)と友達になれば良い」と上手く宥め、トントン拍子に猫娘ペリシーが仲間になってしまった。
正直、このイベントは攻略情報が無かったら見付けきれなかっただろう。オカリナの事はかろうじて覚えてはいたけど。

■第13回

メトークス鉱山

ペリシーを仲間に加え、ムーア大陸探索は続く。お次はメトークス鉱山、三度。
一度目は無惨に惨殺され、二度目はアイテム回収で精一杯。そして今回三度目の正直で正式に(?)探索する事と相成りました。目に物見せてくれるわ。

さて、緊褌一番で挑んだメトークス廃坑だが、見事に適正LVだったのか、あれだけ苦労していたモンスター達とも余裕で渡り合える様になっていて、ボスもあっさり撃破してしまった。ちなみにボスは「パンクポンク」。この名前聞くと大昔に「小学●年生」系で連載されていた漫画のデブウサギしか思い出せない。

ポートミス ムーア城

過去あんなに苦労した廃坑をあっさりとクリアしてしまった事に寂しさを覚えつつ、いよいよ本題のムーア王城へ。ポートミスにあるムーア城へとエンブレム寄越せー! と突撃したのは良いが、エンブレムを貰う代わりに宝物庫に湧いたモンスター共を退治しなければならなくなった。
宝物庫のお宝を漁りつつ(一部は返却しなきゃらならないのもあるんだけど)最奥へと辿り着くと、そこに居たのはサキュバス。ここの宝物が欲しいので国王に伝えろって、ンな無茶な。しかもそう言った舌の根も乾かない内に気が変わったから殺すって、ドコの気紛れ女子高生だよお前は!

ギャル系サキュバスを滅殺した後は、改めてムーア王に謁見しムーアエンブレムをゲット。ついでにポートミスの町でPAを起こしたところ、城門前に居たペリシーに捕まり、宝物庫見学をせがまれてしまった。
ここで問題なのは、この時はラティとペリシーの二人だけで探索しなければいけない、という事。困った事に私はこの時点ではペリシーを育てていなかったので、リセットさせて頂きました。ラティ一人で切り抜ける自身も未だ無いし。それに、モンスター退治したのに何で未だ湧いてんの?

アストラル城下町

さて、ヴァン、シルヴァランド、ムーアと来たら、残るはアストラル王のみ。前にも一回謁見してるからへっちゃらぷーい(意味不明)とアストラル城下町に入り王城に行く……前に何となくライアスの屋敷を覗くと、未だにフィアが看病していた。早く良くなるといいねぇ。

で、ライアスの屋敷を後にし、アストラル王の元へと向かうと……どういうワケかフィア出現。い、今しがた、未だ家に居なかった!?

フィアの瞬間移動はともかく、アストラルに伝わっているのは「言葉」なのだという。それは運命と嘆くな 勇気を持て 君の嗣子末代まで 力絶やすこと無くというもの。
多分何かの暗号なんだろうなぁと思っていたら「安っぽい教訓」などと言い出すイリア。いくら何でもこの言葉を代々伝えて来たのであろう王を前にその感想は無いんじゃない?

とにもかくにも、これで4つのエンブレムが揃った。後はヴァン王国に戻るだけだが、ここは一つシルヴァランド辺りでLV上げに励む事に決定。実は宝物庫攻略がかなりギリギリだったので。

シルヴァランドを駆け回っていたら直ぐに解ると思うが、シルヴァランドから東方には何やら町の入口の様なものがある。が、中に入ろうとすると「入口がふさがっているのであきらめよう」という非常に強引な言葉が返ってくる。
そのあまりの拒絶っぷりに何か良いモノがあるのでは、と期待していたのだが、ちょっと攻略情報を調べてみたところ、本当に何も無いという事が判明した。作りはしたものの、何らかの事情で省かれてしまった場所という事らしい。

入れない町(古都)はさておき、実はシルヴァランドには旧異種族の遺跡が存在しているので、その入口を探索開始。城の東にあるという事から壁を削る様にして探し回っていたら、案外早く発見出来た。吊り橋を渡ってすぐの所にある上側の石壁の中。左向きで入って行くのです。

入口を無事に発見したら、思い切って突入……はせず、大人しくヴァン王国へ戻るとします。シナリオ先に進めなきゃ。

■第14回

ヴァン王城

エンブレムを4つ揃えてヴァン王城に戻ると、王が「真実の瞳」の所在を教えてくれた。「真実の瞳」は以前訪れた事のあるパージ神殿にあるらしい。
以前行った時は信号機娘に叩き出されて終わったのだが、どうやらやはりあの場所にあったのだ。おのれ、あの三人娘共め……。

世界を救おうという勇者様の邪魔をした罪は重いぞ、とパージ神殿に突撃したいのは山々だが、ちょいとここらで寄り道。いや、今までも好き勝手にやってたんだけどさ。

シルヴァランド城下町

取り敢えず、今まで溜め込んでいたスキルポイントがイイ感じになってきたので「デザインセンス」を持っているマーヴェルに「アート」を修得させ、予め入手していた「バイオリン」をガツガツ複製。そしてそれを売り払い、また複製……を繰り返し、大金が溜まったところでシルヴァランドに城下町に直行。木の陰に潜んでいる行商人の前で「シンデレラグラス」(使用すると店頭価格が25%OFFになる)を使い、6000000フォルちょっとで「トライエンブレム」(攻撃力や防御力等が飛躍的に上昇。属性防御もある)を購入した。本来は8000000フォル以上なので、ここで「シンデレラ〜」を使わない手はない。

本当はここでトライエンブレムを3、4個買っておこうかしら、とも思ったが、そんな事をした日にゃあゲームバランスが大変な事になりそうなので1個で我慢し、お次はポートミスのムーア王城へ向かう。やり残していたペリシーとのPAを片付ける為だ。

ムーア王城

今回はペリシーのLVをある程度まで上げていたので、探索そのものは随分と楽。何しろラティはトライエンブレム装備してるし(笑)。

宝物庫の部屋を一つ一つ見学し、いざ戻ろうとすると、未だ見ていない部屋があると言うペリシー。そこで、また手前の部屋から覗いていくと、二つ目の部屋に来た際「ここに寝ていた筈の友達がいなくなっている」などと言い出した。何でもその友達は寝てしまうと石になるらしい……。

ペリシーの説明に心当たりがあったラティは、宝物庫を出ると一目散にホットの町へ。
覚えているだろうか、序盤、シウスが仲間に居た際に依頼を受けたお遣いの事を。あの時運んだ妙な石像が、ペリシーの言う友達ではないかと睨んだのだが……案の定。
石像の正体は「バーニィ」で、ペリシーによって起こされたバーニィは、ラティ達に「バニーホイッスル」を託して去って行って(?)しまった……。
ちなみにこの「バニーホイッスル」は素敵な代物。これを使用するとバーニィが現れ、フィールド上を高速且つエンカウント無しで移動出来るのだ。

折角バーニィを呼べる様になったので、ムーア大陸からシルヴァランドまでバーニィですっ飛ばしてみる。早い早い。
バーニィに乗って到着したシルヴァランドでは、前回発見していた「旧異種族の遺跡」へ挑戦。

旧異種族の遺跡

遺跡内の敵はそこそこ手強いものの、桁外れに強いというわけでは無く、エンブレム回収後ならば結構楽に挑めるLVなのでは無いかと思う。構造もやや複雑ではあるが、血反吐を吐く様なトラップは一切無いので攻略し易い。
ただし、不測の事態が起こりうるダンジョンではあるので、セーブポイントを見付けたら何はともあれセーブ推奨。詳しくは後述。

さて、この遺跡の中には2つスイッチが存在しているのだが、調べてみても「このスイッチは関係ないようだ」というコメントしか返って来ない。こんな場合、今は未だ押せないのかしら……と考えてしまいがちだが、本当に何の関係も無い模様。
以前に発見したシルヴァランドの古都同様、そこに有りはするものの無意味になってしまった存在との事で、気にするだけ損みたい。

スイッチの空振りに言い様の無いモヤモヤを感じつつ探索していると、最深部に到着。セーブポイントでしっかりセーブして、手近な扉の中に入った瞬間、でっかい虫の様な気持ち悪い敵にエンカウントしてしまったのでラティと爺様でボコボコにしたら……え? これ、ここのボス「ルインガーター」だったの?

ボス戦後は、その先にあるお宝を回収してとっとと撤収……と言いたいところだが、このダンジョン、実は隠しイベントが存在する。前述の「不測の事態」というのもこれに関係しているのだ。
そのイベントの内容はと言うと……念のため、以下部分的に反転。

イベントの中心になる人物は、マーヴェルとヨシュア。イベント発生場所に到達すると、水晶(氷かも)の結晶の中に閉じこめられた有翼人の少女が居るのだが、ヨシュアが仲間に居る場合、彼女こそが行方知れずだったヨシュアの妹、エリスである事が判明する。
 長年探し続けていた妹であるのだから、当然ヨシュアはエリスを助け出そうとするのだが……それを制止したのはマーヴェルだった。

止める理由を決して口にしようとはしない一方、戦ってでも阻止すると言うマーヴェルをヨシュアは罵り、ミリーやラティ達もソフトではあるが彼女を非難せざるを得なくなってしまう。

で、結局どうなるかと言うと、隠しているのであろう何かの重さに耐える事が出来なくなったマーヴェルは、ひたすらに自分自身を責める様な事を口にすると、多くの謎を残したままエリスと共に消滅(自殺?)してしまう事となるのだ。
ちなみに、この展開になってしまうとマーヴェルはパーティーから離脱し二度と復帰する事は無いので、それを回避するにはこのイベント自体を発生させない様にする……つまり、イベント発生場所に立ち入らない様にするしかない。

ただ、私が上記の展開になってしまったのはパーティーにマーヴェルとヨシュアの両名が居たからなので、どちらか一人、もしくは両名共仲間にしていない場合はエリスが閉じこめられた結晶をどうするか選択可能になるそうです。あしからず。

では、お次はそのイベントの発生場所を……といきたいが、今回はとんでもなく長くなってしまったので、また次回に。

■第15回

旧異種族の遺跡

前回に引き続き隠しイベント関連。そのイベントの発生場所は、これまた隠し通路の先にある。もしかすると隠してはいないのかもしれないが、普通に探索しているとかなり気付き難い場所だと思う。

詳細な場所を説明すると、取り敢えず一つ目のセーブポイントまでは自力で到達して頂くとして(笑)……先ずはそこから左に向かい、上側の扉に入って階段から下の階層へ。階段から下へ出たらすぐ左側に見える扉へと入り、その先の横に長い通路を道なりに進んで次のマップへ。

次のマップは縦長の通路になっていて、途中右方向へ分岐しているのだが、ここでは左側に注目。「e」マーク(たぶんENIXのマークなんだろうけど)らしきものが彫り込まれた小さな石碑が幾つか並んでいる場所があると思うのだが、ここから更に左方向に抜ける事が可能なのだ。正しく進んでいると左に抜け、マップが切り替わった直後に大きな石板がある(と思う)ので、それを目印に。

後は道なりに進み、上下に扉がある場所に出たら、上の扉へと入る。すると通路が上と左右に分岐してるので、真っ直ぐ上に進むと、その扉の先がイベント発生場所になっている。

注意して欲しいのは、この扉に入った時点でイベントが発生してしまうという事。なので、取り敢えずイベントは見たいけど(以下反転)マーヴェル離脱は御免被る! ……という方は事前にセーブを。
一方(以下反転)、ヨシュアは要るけどマーヴェルは要らない、という方はこのイベントを利用すると良いかもしんない。

さて、遺跡の攻略が終わったら、お次は漸く本線へ戻ってパージ神殿へ。今回は、以前訪れた時と同様に青やオレンジのポヨヨンから逃げ回り、例の信号娘が居た場所へ到達してからが本番となる。

出迎えた赤娘にエンブレムを見せ付けると、パージ神殿の最深部へと案内される事となるのだが……そこは、どこをどう見ても機械文明がブイブイ言わせている様な空間。セキュリティシステムらしきものが存在し、敵もメカニカルな連中が多く、とてもじゃないが「神殿」や「遺跡」とは思えないのだ。
そんな、複雑な構造の最深部を潜っていくと、一際厄介そうなセキュリティシステムに到達。そこで提示される質問はと言うと……

王家に伝わる一文を4人の鎧騎士と見立てるならば、すなわち兜は4つ。その兜を脱ぎ捨て、地に並べよ。汝が揃えた兜、それすなわち扉開く鍵と知るべし。

と、いうものだった。ここで、王家に伝わる一文と言えば、アストラルに伝わっていた運命と嘆くな 勇気を持て 君の嗣子末代まで 力絶やすこと無くという言葉。これを4人の鎧騎士に見立てろって事は、四つの塊に分ければ良いのか。そして兜というのは文頭の一文字で、脱ぎ捨て地に並べよっていうのは逆さまに並べろって事……かな? 要するに「ちきゆう」って事です(笑)。

そんなこんなでセキュリティを解除し、奥の部屋へと進んだところ、そこにあったのは空中に投影された地図の様なものだった。それは地球の地図であるらしい事が判明するが、見慣れぬ大陸まで書いてあったので一体何なんだ、と首を傾げていたところ……「伝説上ではありました」と言い出すイリア。
うわ、何かイヤな予感……と思っていたら案の定。ムー大陸だというではないか。

何故こんな所に地球の地図が? と頭を捻っていたら、突如世界地図が消え今度は見知らぬ爺さんが出現。おのれ何奴! ……と思ったら、ホログラフだった。
ここで爺さんが語り始めたのは「真実の瞳」にまつわる真実。が、いまいちそれだけでは情報不足で解り難いなぁ思っていたら、ロニキスがイリアに解説を求めてくれた。うわ、ロニキスと同レベルだよ、自分(ロニキスに何の恨みが)。

爺さんとイリアの説明をまとめると、こうなる。

・大昔の地球には「ムー大陸」と呼ばれる高度な文明が発達した大陸があったが、巨大隕石の落下の影響で海へと沈んでしまった。
・一部のムー大陸人はその際に発生した空間の歪みに巻き込まれ、惑星ローク(ラティ達の住む星)に飛ばされてしまった。
・どうにかして地球に戻りたいと考えていたムー大陸人、つまり旧異種族ムーア人は、当時の惑星ロークの現住民族であったルーン達の紋章術と自らのテクノロジーを用い、異世界同士を繋ぐゲート「真実の瞳」を作り出した。
・異世界を開く実験中、うっかり魔界へと繋いでしまい、魔物を呼び出してしまった。
・地球に戻りたい一心だったムーア人達は実験を中断する事は無かった。
・結局ムーア人達は地球に戻ることが出来ず、自らの過ちを認めた上で、悪用を防ぐ為に「真実の瞳」をパージ神殿の奥深くに封印した。

……まぁ、色々と腑に落ちない部分が有りはしますが、その辺りはこの先で解決する事でしょう(たぶん)……って事で、無事「真実の瞳」を入手したらば、自動的にヴァン王国へと戻るのでありました。

■第16回

ヴァン王城

「真実の瞳」を入手した後は、舞台はヴァン王城の謁見室へと移動。これで魔界に乗り込めるやねー、と皆で喜んでいたら、何かヘンなのが謁見室に入って来ましたよ!?

突然謁見室に乱入したのはモンスター。「アスモデウス様はもうすでに新兵器をお造りになられた」とか何とかラティ達を挑発してきたのですわ戦闘か!? と思いきや、そうでは無かった。いや、それどころでは無かったと言うべきか。
最悪な事に、その新兵器とやらによってシルヴァランドに西部にあった寒村「ドゥルス」が消滅させられてしまったのだ。うわ、一番当たり障りの無い村だから?

こうなれば、ドゥルスの悲劇を再発させない為にも一刻も早く魔界へ打って出るしかない。そう腹を括ったラティ達は魔界への入口があるというシルヴァランドへと向かい、港から無人島行きの船に乗……る前に、ちょっくらPAをば。

シルヴァランド

実はこのシルヴァランドのPAでは、ラティの「皇龍奥義」を修得出来る。これはアシュレイを仲間にしておかなければ入手出来ない強力な技で、全体攻撃がビシバシ出来ちゃう優れものなのだ。
ただし、アシュレイが仲間に居れば無条件で入手可能というワケではない。アシュレイの感情値がある程度なければならないので、アシュレイを仲間にして以降、常に戦闘パーティに入れ続けておいた方がそれだけ入手も早まるだろう(戦闘パーティに入れておくと感情値が上昇する)。

ちなみに「皇龍奥義」を貰える状態ならばPA発生時にアシュレイから呼び出しがかかるので、言われた通りに城内のある一室へと行ってみるとアシュレイが待っている。そこで「ワシの最後のわがまま」などと縁起でも無い事を言いつつ「皇龍奥義」を授けてくれるのだが、この時、アシュレイの利き腕が不自由であるらしい事が判明。何でも「戦友の姿をとった魔物によって利き腕が不自由に」との事らしいが……し、知らなかった。そう言われてみれば、爺さんが盾装備出来ないのってそういう理由だからか。

「皇龍奥義」を入手したら、お次はとうとう魔界へGO!
港から無人島へと渡るとイベントが進み、「真実の瞳」によって魔界へのゲートが開く。まぁ、ゲートって言うよりかは空中に空いた穴って感じですが。

魔界

魔界に侵入後、ちょっと進むとイベントが発生。マーヴェル及びヨシュアの仇である「真紅の楯」が姿を現すのだ。
何だか口調が俺様ロボライク(?)な真紅の楯だが、アシュレイに言わせれば、彼はアシュレイの戦友アーガスィの「影」らしい。そして、アシュレイの利き腕を奪ったのもその「影」なのだという。
マーヴェルの、ヨシュアの、そしてアシュレイの恨みを一身に受けた「真紅の楯」は、魔界へと踏み込んだ者は皆殺しだと言い放つも……そこで聞こえて来たのは「俺を殺してくれ!」というアーガスィの心の声。
影に乗っ取られたアーガスィは、親友であるアシュレイに自分を殺すよう訴えてきたのだ。

このイベント後、「真紅の楯」との戦闘に突入。その名の通り大きな楯を構えた真紅の楯は、楯を中心とした技を使う……と予想されるのだが、真相は不明。何故なら、戦闘開始直後からラティと爺様で技連発してたら、攻撃を繰り出させる暇も無く数秒で撃破しちゃったから……。
やっぱアレですわ。過剰なLV上げとトライエンブレムが悪いですわ(でも装備からは外さない)。何か試合にゃ勝ったが勝負に負けたって感じ。

そんなこんなで無血(ラティ達が)勝利を喜ぶラティ達。何故か一番嬉しそうなのが「マーヴェル、やったぞ。仇を討ったんだ!」とはしゃぐロニキスだったりする(笑)。
……ところがどっこい、喜んでいる場合では無かった。ボロボロになった真紅の楯……いや、アーガスィがアシュレイに語りかけてきたのだ。ああ、ここからは影の呪縛から解き放たれた真紅の楯が、親友と最後の会話をするのか……と思いきや。

「友を手にかけてしまったというのか?!」 BY アシュレイ。

この台詞、一瞬何の事なのか解らなかったのだが……要するにアシュレイは先刻戦闘したのは友人の姿を借りた魔物だと思い込み、まさか本体がアーガスィ本人だとは気付いていなかった様なのだ。……じゃあ、戦闘前の心の声も聞こえてなかった、のか?

追い打ちをかけるかの如きイリアの「影じゃなかったの!?」という台詞に、呆然とするアシュレイ。
が、アーガスィは「気にするな。影にのっとられた時点でこうなる運命だったのさ」と戦友のフォローをすると、影は未だ生きていて、アストラルへと向かった事を教えてくれた。アストラルの王国騎士、ライアスが所持している『刃無き剣』を狙っているらしいのだ。

これらの情報くれた後、アーガスィは息を引き取ってしまうのだが……信じられない事に、以降、ラティ達全員アーガスィの事を無視。完全に気がアストラルの方に向かってしまっているのか、アシュレイですら『刃無き剣』についての会話に夢中。親友ならちゃんと死を悼んでやれよ!

アストラル

それでもイベントはまだまだ続く。「真実の瞳」を使いアストラルへと向かった一行が見たものは、真紅の楯(影)と戦うフィアの姿。
よく頑張った、後は任せろ! とばかりに地に降り立ち、魔鏡から生まれ出たのだというアーガスィの影と決着を付ける事になった。

結果から先に言うと、またしても秒殺。が、流石に一回戦目よりは強く、心なし固かった。でもそれ以上に気になったのが、戦闘突入直前、赤字で表された「オレハホンモノダ!」の台詞。これはただ単に影が本体となってしまっていた、という状態を表しているだけなのか、それとも更に裏があるのだろうか。

結局「真紅の楯」関連のイベントはここで終了し、彼にまつわる謎は解決されないままになってしまうので、この真相も闇の中。そういや以前マーヴェルを見逃してくれた時の彼はどう考えても本体の方っぽかったのだが、一体どういう事だったのだろう?

ライアスの屋敷

多くの謎を残しつつも真紅の楯を退けた一行は、ライアスの屋敷に集合。回復していたらしいライアスから『刃無き剣』を見せて貰う事に。
『刃無き剣』はライアスが以前アストラル王から賜ったもので、その名の通り刀の柄だけのもの。アシュレイに言わせれば「ただの工芸品」なのだという。
では、何故そんな剣を魔物達が狙う必要があったのだろうか、と皆で頭を捻っていたところ、イリアが何か勘付き、ライアスから剣を借りて弄ってみたところ……何と剣はビームソードだったのだ。なんてSFチック。

という事で、ここではビームソードである「フォースソード」を2本ゲットする事となるのだが、ワケが解らないのが、何故魔王がこのビームソードを恐れているのか、そして、何故この剣が魔王を倒す切り札になるのか、という事。
まぁ、この辺は後から解って来るだろうから大丈夫……だと思いたい。

■第17回

魔界

「真紅の楯」のお陰で強制的にアストラルに戻されてしまったので、魔界に再上陸。魔界とは言っても浅く狭いダンジョンといった感じなので、次に行くべき場所はあっさりと見つかってしまうのだが。

時空研究所

魔界の奥に発見したのは実にメカニカルな建物。その名も「時空研究所」……って、何でこんなモンが魔界にあるのだ。

不審さバリバリの建物内部に入ってみると、そこに並んでいたのはモンスターを作っているのであろう培養ポッドの林(森という程ではない)。その中を適当にアイテム回収しつつ進んで行くと、とあるオペレーションルームの様な所(セーブポイント有)でイベント発生。データベースを覗いちゃえ、とコンピューターにアクセスしてみたところ、当然ながら名前の入力を求められた。
そこで「"アスモデウス"とでも入れてみろ」という艦長の助言(?)に従いイリアが入力してみると……何と通っちゃった(笑)。あのなぁ、自分の個人情報を暗証番号とかに使ってて不正アクセスされてももう補償して貰えないんだからなー(何の話だ)。

名前(というかID)が通ったら、お次はやっぱりパスワード。そんなもん知るか、と何か適当に入れたら当然エラーが出て、しかもタイムオーバーになりセキュリティが作動してしまった。

警報の鳴り響く中、どうしたものかと困っていたら、奥の部屋から突然金髪ロン毛の人が部下らしき2名を従えて登場。研究所の所長といった雰囲気。
何しに来た、みたいな事を言う金髪ロン毛に対しラティが「お前も含めてアスモデウスを倒すためだ!」と何か妙な返答を叫んだところ……なんと、この金髪ロン毛こそが魔王アスモデウスなのだという。
「当の本人の顔も知らずによく言ったものだ。」と皮肉を言われてしまうワケなのだが……非常に、大変、凄まじく、仰る通りです。平服。

ちなみに、この後も「建物の一番奥に敵がいればそいつが私だとでも思っていたのか?」なーんて事を言われてしまうのであるが、この辺はプレイヤー達だったり昨今のRPG全般に対する皮肉かしら。

そんなこんなで、まさかここで魔王と戦闘か!? と思いきや、流石にそれは無かった。代わりに供に従えていた2体が襲い掛かって来たのだが、例の如く秒殺。LV上げ過ぎ+トライエンブレムの効果だと思われます……。

敵を退けた後は、逃げたアスモデウスを追って部屋の奥へ……行きたいが、この先に進んでしまうと超絶に長い間町に戻れなくなる、という物騒な情報を得たので一旦脱出。準備を整えてから次回に挑戦します(おお、今回は短い)。

■第18回

前回に引き続き「時空研究所」攻略。とりえずは前回アスモデウスと遭遇したセーブポイントまで向かう事になるのだが、ここで注意すべき事が。
このセーブポイントのある部屋の奥から更に進みアスモデウスの元まで辿り着くと、そこからは長々としたイベントに巻き込まれる事となり、ボスを倒しゲームをクリアするまで一切町での買い物等が出来なくなってしまうのだ。
なので、練金や刀鍛冶などやり残した事がある人はここで気の済むまでやっておく方が吉だと思われる。

さて、「時空研究所」を奥へ奥へと進んだラティ達が見たものは……今まさに殺されんとしているアスモデウスの姿。な、何で(゚д゚)!?

アスモデウスを殺そうとしていた2人組の正体は、地球連邦と対立していると思われたレゾニア軍を裏で操っていた謎の「第3勢力」の連中。300年後の惑星ロークで人々を石化させたウイルスの宿主は魔王アスモデウスであり、彼等はアスモデウスからウイルスを採取していたのだ。

ラティ達に現場に踏み込まれてしまった「第3勢力」の二人組は、任務遂行……つまりウイルスの採取を最優先とし、アスモデウスを放置したまま逃走。何だよ、ウイルス持って行かれたなら意味無いじゃん! とガックシしていたら「ウイルスを持って行かれるのは歴史で決まっている事なので仕方が無い」とイリアが言う。なるへそ。
一方、間一髪で解放されたアスモデウスはラティ達に礼を言うどころか、八つ当たり全開。怒りのぶつけどころが違うっちゅーに、全力で襲い掛かってきた。

魔界の王などと言いつつも、アスモデウスの本体は非常にロボライク。居城(?)が研究施設になっている事と言い、どうにも謎が多い奴だ。が、魔界の王だけあってそれになりに手強い……と言ってみたかったんですが、戦闘中に「皇竜奥義」2種類を連発で覚えちゃって、秒速とまではいかないものの、三分かからないで倒せてしまった……。
今考えれば、魔王が『刃の無い剣』=ビームソードを恐れていたのは、自分がメカの身体だったからなのだろう。そういや「真紅の楯」が「人間には過ぎた玩具」みたいな事を言ってたし。

さて、アスモデウスを倒したラティ達は、その身体から血液を採取し持ち帰る事に。
そう言えば、アスモデウスをラティ達が殺しちゃっても良かったのか、と思えるのだが、そこはそれ、ラティ達が倒さなくとも「第3勢力」によって葬られる予定となっていた様なので問題は無いのだろう。どのみち魔王はここで死ぬ運命だったのだ。

ヴァン王城

その後、一行はヴァンへと自動的に帰還。王様からお褒めの言葉を頂戴し、その晩は城の一室(たぶん)で今迄の事を振り返りつつ懐かしモードに突入。そんな中、イリアは魔界の発展した文明を不思議がっていたのだが、それに対するロニキスの「目的を達成したんだからどーでもいーじゃん」的な発言が笑いを誘う。アンタね、そういう風に大雑把だから将来息子がヒネるのよ(笑)。

さて、この時代の人々は魔王がいなくなって万歳万歳かもしれないが、ラティ達には未だやる事がある。300年後に戻り人々の石化を解かなければならない。つまり、皆とお別れしなければならないのだ。
だが、未来人だと言うワケにもいかないし、言ったところで信じて貰える可能性は低い。なのでラティ達はこっそりと夜逃げする様に、この世界を後にする事を決めた。しかも、シルヴァランドの東の岬から。何でわざわざそんな場所から。

現代

一時はセンチメンタルな気分に陥ったラティ達ではあったが、現代へ帰還した後、ロニキス達は早速血清を造り惑星ロークにバラ撒いた。結果、ドーンを始め石化していた人々は復活し、万歳三唱、和やかムードと相成った……が。
お別れは未だ残っている。今度はラティ達とロニキス達の番なのだ。

メトークス山 山頂

出会った場所でもあるメトークス山の山頂で、条約(これによりラティ達はロークへ二度と戻れなくなる筈だった)の事は気にしないでいい、というロニキス。もうそういうレベルの問題じゃあ無くなってるし、言ったところで誰も信じないから、というのがその理由。
ありがとう艦長、もう二度と会う事は無いだろうから今言うよ。アンタ凄く変な人だったね!

さて、次のシーンはしんみりとしているラティ達なんだろうな、と思っていたら大違い。登場したのはロニキスと地球連邦軍の提督だった。しかもその会話の内容が「どういうことですか」「そういうことなんだよ」って何の漫才だ。
結局、一体何が起こったのかと言うと、ロニキス達が戻って来て一段落ついたのも束の間、惑星「ファーゲット」の偵察艦を名乗る船が接触してきて、連邦に降伏を求めてきたと言うのだ。どうもその「ファーゲット」というのが例の「第3勢力」らしいが……今まで「フ」の字も出てきていなかっただけに、唐突感は否めない。かなり。

さて、降伏しろと言われても、はいそうですか、というワケにはいかない。連邦は「スターダスト」という作戦を打ち上げ、その担当者にロニキスを据える事にしたのだ。
作戦内容は、ワームホールから惑星「ファーゲット」へと潜入し、現在「ファーゲット」を独裁下に置いている「ジエ・リヴォース」なる人物を暗殺するのが最終目的となる。何でもこのジエ・リヴォースとは「ファーゲット」自体でも禁止されている人間の遺伝子操作によって生まれた「超人類」で、レゾニアに対する脅迫もこいつの命令で行われていたらしい。
が、幸いにして「ファーゲット」内でのジエ・リヴォースの支持率は低く、連邦への侵攻もリヴォースの側近や軍部しか賛成しておらず、更には連邦に秘密裏に暗殺を依頼して来たのも反対派なのだという。

そんなこんなで、タイムゲートの使用も認めてやるからどうにかせい、と言う提督に対し「タイムゲートは武器は持ち込めないし、そもそも暗殺にゃあ使わせてくれないでしょ」と珍しく正論を吐くロニキス。が、伊達にロニキスの上官を務めていない提督は「違うことに使うんだ」とにんまり笑った(かどうかは知らん)のであった。

本当はイベントがまだまだ続くのだが、今回はひとまずここまで。

■第19回

結局、タイムゲートを使ってやった事は、ラティ達に頭を下げに行く事だった。否、ラティ達の場合は同時間に生きているのだからタイムゲートは要らないワケで……そう、ラティ達だけではなく300年前の皆様にまで助けを求めちゃうのだからもう無茶苦茶。こんなん認めたタイムゲートもタイムゲートだよ。

ファーゲット

そんなこんなで惑星「ファーゲット」へワープし、潜入開始と思いきや、どこから漏れたか潜入場所が思い切り敵側にバレてーら。
抵抗も虚しく(2回程強制戦闘)、哀れ、ラティ達はあっさり捕まってしまったのでありました。

閉じこめられたのは、何やら謎の建物にあるでっかいガラス筒の中。一人一人バラバラに詰め込まれている。おいおいのっけからこのザマかよ、と皆でロニキスを睨み付けていたら、何と反リヴォース派の方々に助けて貰っちゃった。

助けた連邦軍のメンバーの中にローク人が居る事に気付いた……いや、連邦の人間が八人中たった二人である事に(笑)気付いた反リヴォース派の女性、「イヴォーナ」の問いに対するロニキスの答えときたら何とも偉そう。「彼らの能力を高く評価しており今回の任務に欠かせないと判断しました」って、何様だお前は。ローク人を酷使してるんじゃありませんよ。

あまりにも自信満々のロニキスの台詞に呆れたのか圧倒されたのか、イヴォーナは一旦町へ戻る事を提案してくれるのだが「一気に迫りたい」と主張したのはロニキスの大馬鹿野郎。ほら、イヴォーナも「え?」とか言ってドン引きしちゃってるじゃん。
が、そこはそれ大人なイヴォーナさん。下手に意見して艦長を刺激しない様にと思ったのか、ラストダンジョンの1Fへと案内してくれる事となった。

そんなこんなで雪崩込む様にラストダンジョン攻略! ……といきたい所だが、その前に始まったのはラティの質問タイム。「ジエって何者なんですか?」と率直な問いをイヴォーナに投げてくれた。
シナリオ上に突如出現したラストボスに驚いているのはプレイヤーだけでは無かったのだ。

ジエの事を語るにゃあ、惑星「フォーゲット」の成り立ちから説明しなければならない。以下、まとめ。

・フォーゲットは元来から荒廃した土地で、ある研究機関では新天地を求めて空間理論と遺伝子操作の研究を行っていた。
・イヴォーナはもともとその研究機関で働いていた。
・その研究機関の真の目的は地球侵略の為の生体兵器開発であり、ジエはその研究によって生み出された唯一の成功体。
・その後ジエは反乱を起こし研究者達を惨殺し独裁者となった。
・研究者達が抱いていた地球に対する憎悪はジエの本能に刷り込まれていて、遺伝子レベルで地球に対する破壊本能を持つ。

遺伝子レベルって、何じゃそりゃ('A`)……とは言ってはいけない。ラティも納得したみたいだし。

リヴォースタワー

一通りの詰め込み説明が終わった後は、ラストダンジョン攻略開始。一行が連れて来られていたこの建物こそラストダンジョンである「リヴォースタワー」だ。
スタート地点の目の前にはHP&MPを回復する像が、そして更に先に進むとセーブポイントがあるのだが、ここでようやくセーブが可能となる。取り敢えずLVがキツいという場合はこの周辺でのLV上げが可能なので、LV不足によるハマりという事態は避けられるだろう。

一方、アイテム補充はと言うと、リヴォースタワー内に出現する「グラディエイター」あたりがブルー&ブラックベリーをポコポコ落としていたと思うので地道にそれを回収するといいかも。特技の「ファミリア」でハトにおつかいさせる手もあるだろうが、奴等はエサが切れたら縁の切れ目だしなあ。

「リヴォースタワー」の構造はそんなに複雑では無いので、適当にマッピングしていれば迷う事も無い。唯一手こずるとしたら最後の最後にあるドアロックの解除だろうか。
幸運な事に、自分はテキトーにやってたら開いてしまったのだが、正確に言うと、複数個あるスイッチを反時計回りに解除すれば良いそうな。

また、LVにもよるが敵が結構手強いので、宝箱を回収をする場合はこまめにセーブポイントまで戻った方が良いかも。私の場合は「メデューサ・アイ」に面白い様に石化されまくって数回痛い目を見た。一応「ストーンチェック」(石化防止)を装備していたのだが、今作のコレは100%防止はしてくれない上に30%でブッ壊れてしまうので、一切気は抜けない。
結局、一番の対処方法はLVを十分に上げる事だろうか。最初に入口付近で集中的にLV上げをやっておくとか。後は必殺技の見直しぐらいかなぁ?

さて、最後のドアロックを解除すると、あとはひたすらジエの元へと向かうのみとなる。途中のセーブポイントでしっかりセーブし、更に奥へ奥へと(というかタワーを昇ってる)進んで行くとジエが待っている部屋があるのだが……続きは次回。

■第20回

リヴォースタワー

ジエの元に到着し、いよいよ最終決戦。
……ヤバぃ。ジエ、短髪ガタイ良い系の兄ちゃん(おっちゃんかも)で、何か格好良さげだ(*´∀`*)ノ!

それはともかく、ジエは地球連邦に対し非常にお怒りの模様。自分よりも連邦の方が武力にモノを言わせ人々を苦しめている、というのだ。
が、言われっ放しで黙っているウチの艦長では無い。「そこまで無茶苦茶な事はしてないっちゅーの!」と反論したところ、早い話が「話が通じん。死ね」という展開になってしまった。やっぱ遺伝子レベルでの地球嫌いはどうしようもないよねー(棒読み)。

また、ジエが語るところにより、ラティ達ローク人とファーゲット人は共にムーア人を祖先を持つ事が判明。過去、地球から吹っ飛ばされたムー大陸人=ムーア人が辿り着いたのは、惑星ロークと惑星ファーゲットの二カ所だったのだ。
なるほど、荒廃した土地であるファーゲットと、緑豊かな大地であるロークでは、苦労の度合も違ったんだろうなぁ。どちらも「帰りたい」という気持ちは同じだったのだろうが。

ところで、ここでちょっとビックリしたのがマーヴェルに対するジエのコメント。「服はローク人だが身体はムーア人」って、そうなの!?
そういや、マーヴェルについての謎ってちゃんと作中で判明するの!? などと今更ながら焦ってみる。いや、「こいつらを皆殺しにした後ゆっくり調べてやる」って、何かエロくさいんスけど、ジエさん。自分も仲間に入れてください。

【以下、ラストボス戦につき一部反転】

さて、色々疑問を醸し出したまま突入したジエ戦。いつもの様に爺様とラティで力押ししまくっていたら……また、秒殺しちまいました。今回もダンジョン入口で小一時間LV上げしてたからなぁ。
が、流石ラスボス、ここで終わるワケが無い。今度は「ネオ・リヴォース」なるでっかいロボットが出現した。
コイツに関しては、謎のまま戦闘を終えた感がある。何しろラティと爺様の攻撃が殆ど効かず、時折思い出した様に何かがヒットしているのだが、何が効いているかも解らないのだ。

また、時折攻撃を喰らうのだが致命傷には至らず、一旦リセットして装備を考え直すかなぁ……と思っていた矢先。数回目のヒットが出たと同時、何事も無かったかの様に撃破してしまった……。

一体何が良かったのやら、と呆然としている一方、「私のような者がまたあらわれる」と超お約束な負け台詞を吐いて消えていくジエ。そして「この男もただの被害者だったんだ」というこれまた超お約束な結論。
……兎にも角にも、斯くして、ジエ・リヴォースの野望はラティ達の死闘により打ち砕かれたのでありました。

エンディング

さて、ここからはED。一部反転でいきます。
まず重要なのは、この作品は仲間になったキャラの感情値によりEDの一部が変化するという点。
そういやいつかの回で感情値の意味を「パーティキャラのラティに対する感情」と書いてましたが、訂正。他のキャラ同士でも存在してるそうです。

さて、私が今回迎えたのはヨシュア&マーヴェル、そしてペリシーのEDでした。
内容にちょっと触れると、前者はどこぞの町でマーヴェルがヨシュアを見送り、後者ではペリシーがシルヴァランドの岬に黙して立っている、というもの。後者はともかく、前者で判明した事はと言うと、やはりマーヴェルはヨシュアの妹だったらしいという事実。
去っていくヨシュアを見送りながら心の声で「兄さん」と言ってるんだから間違い無い。
……薄々そうなんじゃ無いかとは思ったが、何でこんな事になってるのか理由が知りたいというのが本音。場合によっては解るのかしら。
ちなみに、このマーヴェルとヨシュアのEDは、二人の感情値が低めの時に見る事が出来る模様。確かに、この二人を一緒に戦闘に出した事殆ど無かったもんなぁ。

内容にもっと触れてみると、旅立つヨシュアを見送りながらマーヴェルが『やっぱり一緒にはいられない運命なのね兄さん』と密かに嘆く、といったものなのだが、二人の感情値が高かった場合は一緒に連れ立って旅に出るんですって。

その後は過去組がメトークス山であれこれやらかす(笑)シーンを挟み、スタッフロールへと突入。そしてそれが終わった後はラティ達とロニキス達の別れのシーン→ドーンやミリーの父ちゃんがやって来てアレコレあって、エンドタイトル、という運びだ。特に押し付けがましいものもなく、あっさり終わってしまう感じ。
ただ、敢えて言わせて貰うならイリア、アンタ艦長の事が好きだったんじゃなかったんですか(笑)?

さて、本来ならばここで総括といきたいが……それはまだ先。何故ならば、クリア後のお楽しみ、隠しダンジョン「七星の遺跡」が待っているからだ。
それについては、また次回。

■第21回

七星の遺跡

クリア後の隠しダンジョン、「七星の遺跡」へ挑戦。
このダンジョンへの入口が出現するのは、タトローイの闘技場内。勿論過去だ。
……が、一度クリアし★マークが付いたセーブデータをロードしてみても再開されるのは当然ながらセーブした場所。殆どの場合はリヴォースタワー内だと思われる。
なので、普通ならば「オイオイ、リヴォースタワーから一歩も出られないのにどうやって過去のタトローイに行くんだよ」ってモンなのだが、ここで使用するのが特技の「オラクル」なのだ。

この「オラクル」は一度ゲームをクリアしないと使えない特技で、実はゲーム中にそのヒントがちゃんと存在している。特技の「執筆」を行った際に時折出来てしまう「よげんしょ」がそれだ。
この預言書は1〜6巻までが存在し、バラバラに見てみると意味不明な文字の羅列に過ぎないのだが、各巻に書いてある文字列を書き出し、巻の番号順に縦方向に揃えてみると、『「オラクル」はクリア後に使えばいい』という意味を持った文章が出現するのだ。

では、そんな「オラクル」を実行するとどうなるかと言うと、何処に居ようが「オラクルルーム」へと飛ばされる。ここは「トライア神」……要するにトライエースの開発スタッフのメッセージが聞ける小部屋が並んでいて、オラクルのLVにより入れる部屋が決まっている。
また、オラクルルームの左隅と右隅にはそれぞれ出口があり、右は「リヴォースタワー」のジエの居る場所の手前辺り、そして左はタトローイの闘技場へと飛ばされる、という仕組み。これにより、過去世界に戻れるというワケだ(勿論他の町に行く事も可能)。

さて、肝心の「七星の遺跡」の場所だが、オラクルルームから闘技場へと飛ばされたら、すぐに十字キーを上に入れるだけで良い。それで、目に見えていない入口から洞窟に入る事が出来るのだ。

「七星の遺跡」は地下30階で構成されているのだが、走り回る必要がある程に広いフロアはほんの数フロアなので、単純にB30Fに降りるだけなら案外早く到達出来る。
……が、それはあくまで正しい道順や仕掛けの解き方を知っていて、且つ、敵と一切エンカウントしない場合。実際は、隠し通路を探すのに一苦労したり、イヤらしい罠に掛かってしまったり、ヒントだけでは先に進めなかったり……そして、強力な敵に瞬く間に全滅させられたり、と非常にやり応えのあるダンジョンとなっている。鼻血ブーだ(意味不明)。

それはともかく、そんな私の遺跡攻略はどんな感じだったかと言うと、クリア直後の状態ではせいぜいB1F〜B10Fに行くので精一杯だった。
とにかく最初は「メデューサアイ」に挟み込まれて全員石化、というパターンに泣かされた事が多々あったので、比較的いい加減に行っていた全員の必殺技をじっくり見直し、戦闘系スキルやステータス値の上昇ボーナスがあるスキルを強化、カスタマイズで武器を作りまくり……と、下準備を徹底した結果、どうにか危なげなく戦える様になった。

と、いうワケで最初はB1F〜B10Fの宝箱を回収しつつLVを上げ、取り尽くしたら「オラクル」で脱出。そして今度はB10Fのフェイクの階段からB11Fに降り、一段階強くなった敵でヒィヒィ言いながらLVを上げ、慣れてきたらB11F〜B20Fまでの宝箱を回収し、脱出。そして今度はB21Fの敵でLVを上げ……と、こんな感じで潜入→脱出を激しく繰り返していた。

コツ、というか基本としては、特技の「修行」をやっておけば当然LVの上がりは早い。「修行」のLV次第ではB1F〜B10Fでの一回の戦闘でも3000E前後は難く無い。B21F以降に至っては容易く2万超えしたりする。
ちなみに、私の戦闘での黄金パターンはのっけからラティで「黒竜天雷破」を使用。最終的にはコンボ数4でやっていた。腰抜けだと、思いたければ思うが良いさ(笑)。

後は戦闘に参加させていたメンバーに応じて適当に組み合わせていたのだけれど、取り敢えず、属性攻撃は極力避け、術士系キャラは全員「はやくち」をLV10にしていた。特に戦闘開始直後に「メテオスフォーム」が「はやくち」で発動するとすんごく便利なのだ。無属性なのでボス戦でもかなり重宝するし。

また「黒竜天雷破」は闇属性で、私がプレイしていた限りではB1F〜B20Fまでは闇属性を吸収・無効化する敵はいなかったため、その間は安心して依存していたのだが、B21F以降に出現する「コカトリス」との初エンカウント時、「黒竜天雷破」を吸収された挙げ句全員石化喰らって全滅、という忌まわしい事故が起こったため、コイツの時だけは代わりに「蒼竜天雷破」を使っておりました。

その他、非常に嫌だったのは「ダークストーカー」。隙を見せるといつの間に誰か死んでたりするのが恐ろしい。なのでエンカウントしたら即「黒竜天雷破」&「メテオスォーム」をブチ当てていた。でも経験値沢山くれるからスキ(どっちだよ)。

仕掛け等についてはヒントが解りやすいお陰もあり、大体は問題無く切り抜けた(中には適当にやって正解したのもあるけど)。それでも、全く解らず攻略情報のお世話になってしまったのはB22F。人型の彫像をある場所へ移動させるヤツ。
解き方が判明してからだと的を射たヒントに思えるのだが、思考が行き詰まってしまった状態ではどんなヒントも電波系コメントにしか見えないのは何故だ(笑)。

そうこうしている内にLVもそれなりに上がって来たので、思いきって最下層のB30Fに向かい、最終ボス戦に挑む事に。多分負けないでショ……とタカを括った私が愚かだった。
……そうなんだよ、トライエースのゲームの隠しボスってアホみたいに強い場合が多いんだよ。

上手い人がやればLV40代でも倒せてしまうという「ルーター」2体&「レスフィーナ」に、我がLV80前後のパーティは呆気なく滅殺されてしまったのでございました……。
……なんかね、攻撃してる筈なのに敵が回復してた記憶があるんだよね。緑色の数字がバババババ〜って。

■第22回

七星の遺跡

B30Fまで潜ったってのに全滅しやがって、もうやってられるか! ……という気分に一瞬だけでも陥ってしまった自分の大人気無さに、喝。
気分転換するつもりで、もう1つの隠しボス「ガブリエル」と戦う事にしてみる。ペリシーに「クラリネット2」を演奏させちゃうのだ。

……結果は……聞かないでくださいなきたくなるから。

この時点で気付いたのだが、今回も、そして前回の「レスフィーナ」戦の時も、うっかり「修行」を解除し忘れていた。そして更に「無属性で攻撃を」というのを徹底していなかったため、ロニキス辺りが勝手に属性呪紋を唱えまくっていやがったのだ。
……早い話が私の準備ミスです。はい。

そういうワケで、ラティと爺様は「七星双破斬」を軸とした必殺技をコンボ(4回)に指定し、ロニキスは「メテオスォーム」以外の呪紋を、そしてミリーは効果の高い回復系と「グラビティプレス」以外の呪紋を封印。更には、全員を自分で操作する……という戦法で、「ガブリエル」に再挑戦と相成った。

戦闘開始になったら、先ずロニキスを操作し「メテオスォーム」を唱えさせる(これで「ファンドシェイプ」3体は一掃出来た)。そして次はミリーに即行操作を移し、ガブリエルを標的に「グラビティプレス」を唱えさせる。そして、ラティと爺様に「七星双破斬」を使わせ、またロニキスに「メテオスォーム」を唱えさせ……という風にして間髪入れない攻撃を繰り返していたら、先刻ボロ負けしたのが夢幻だったかの様に、呆気なく勝利してしまった。
要はアレですな。戦略って大事なんだね(←殴)。

さて、調子に乗って「ガブリエル」と戦いまくっているうち、気付けばラティのLVが90突破。いくら何でもこりゃ上げすぎだろう、と、意を決して再び「七星の遺跡」に潜る事にした。待ってろ「レスフィーナ」!

そんなこんなで勢いに任せて飛び込んだ「七星の洞窟」。当然「修行」は解除し、戦闘メンバー内に「スカウト」(エンカウント率を上げ下げ出来る特技)LV10のキャラが3人も居たせいかB30Fへはスムーズに到達出来た。予想外だ。

B30Fに降り立ち、扉を開けると、そこにはやっぱり「ルーター」が待っている。「げへへへへお宝は俺のモンだ」みたいな事を言いながら襲い掛かってくるのも前回と同じ(当たり前か)。
……思うんだけどさ、隠しダンジョン最下層のボスなんだからもうちょっと戦闘の動機を上品にしようよ(笑)。例えば「こんな所まで来るとは何という強の者。何百年振りに剣を交えてみたくなったぞ」とかさ。うわー、超ありがち。……というか、レスフィーナとはどういうご関係で?

モンスターの話はさて置いて、いざ戦闘開始。先ずはロニキスを操作して「メテオスフォーム」を唱えさせ、ミリーは「プロテクション」で全員の防御力を上げる。そしてラティと爺様はひたすら「七星双破斬」……と、基本的に「ガブリエル」戦と変わらない。ただ、今回は「ルーター」のHPが高いので、とにかくひっきりなしにロニキスに「メテオスフォーム」を詠唱させ、ミリーは回復とガブリエルの足止め(「グラビティプレス」が適当かな)に終始させておいた。

ラティと爺様については、コンボが長く続けられる状態の方が圧倒的に便利だと思う。コンボが続いている間は放っておける状態になるので、その間だけでもロニキスとミリーの操作に集中出来るというものだ。……ただ、時々コンボ切れてるの忘れちゃったりするけど(笑)。
とにかく大事なのは、敵の攻撃を受けない事か。一太刀でも浴びたが最後、それこそボコられるので。

そんなこんなで挑んだ「ルーター」×2と「レスフィーナ」だったが、結果は、見事勝利。LV90も過ぎてるんだから、勝てない方がおかしいんだけどね。
その後は、ルーターが狙っていたらしい宝箱を回収し、オラクルで逃亡するのでありました……。

さて「七星の遺跡」を踏破した時点で、取り敢えず全ての攻略が完了した。
なので、今度こそ総括に入りたいところ……だったのだが、実は未だ、2"周"目ならぬ2"回"目が待っている。この作品は誰を仲間にしているかにより、少々異なる展開を見せるという事なので、取り敢えずもう1回プレイしてみようと思い立ったのだ。シナリオ自体は短い事だし。

そうワケで総括はまだまだ先になってしまいそうだが、どうぞよろしくお付き合い下さい。

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