WILD ARMS Advanced 3rd [ SCE/'02 ]
第1回〜第10回 | 第11回〜第20回 | 第21回〜第29回
第21回 記憶の遺跡〜仄昏き根の路〜機神のゆりかご 第22回 機神のゆりかご〜デウス エクス マキナ
第23回 デウス エクス マキナ 第24回 バスカー〜生け贄の祭壇
第25回 ラクシスランド(サブイベント)〜魔界柱 第26回 背塔魔界柱〜ミーミルズウェル
第27回 ミーミルズウェル〜ナイトメアキャッスル〜サブイベント 第28回 サブイベント〜ナイトメアキャッスル
第29回(最終回) ABYSS〜ナイトメアキャッスル〜???
■ 第21回 記憶の遺跡〜仄昏き根の路〜機神のゆりかご

目覚めれば、眼前にはアフロ。ウェルナーに助けられたのは、失神中に見た夢だったのでしょうか?

幸い皆は無事だったものの、「涙のかけら」は奪われマヤも取り戻せず。……が、弟君は手を打っていました。
リヒャルト達の牽制に使用した爆発物には弟君自作の特殊金属粉が混ぜられており、それが信号を発し、連中の居場所を教えてくれるそうな。しかもそう簡単に取れない、とのこと。凄いよこの子。さすがジェット誉めただけある。
ちなみに、弟君達が別行動をとっていたのは、信号をキャッチするレーダーの用意に時間を要したからみたい。

しかし神様は意地悪。折角探知したのも束の間、あっさりジャミングされ目標消失しちゃいました。が、見失ったポイントであるX14470、Y17570付近に何かあるかも、というクライヴの助言を受け、再び二手に分かれて追跡する事に。
ラクシスランドの南西にあるポイント付近をサーチしたところ、「機神のゆりかご」を発見しました。

早速突入を試みるも、バリアに阻まれ入れません。ロンバルディアのR2ミサイルでもダメ。どうも別ルートを探さなきゃならないみたい。
更に、ジークなのかリヒャルトなのか、この場所が「天翔る船」であり「最後に残った機神が眠るゆりかご」だと告げました。天翔る船って事は宇宙船か。で、中に機神が眠っている、と。

とにもかくにも、近場で情報収集。

ラクシスランド】

・最近、高台の遺跡の辺りからただならぬ様子が窺える。
・「機神のゆりかご」はずっと昔に作られた工場だか整備場だかの跡地。
・高台にあるため空でも飛べない限りは「機神のゆりかご」には近付けないが、「運命の箱船」教団は、神殿から砂海を挟んだ南より、トンネルを伸ばして遺跡を目指した。

頑張ってるのね、教団。よし、ディスティニーアークに行って詳細を聞いてみよう。

ディスティニーアーク

教主様と会話してみると以下のことが判明。

・以前、ディスティニーアーク以外にもう一隻、外つ国より降り立った天翔る船の所在を知った。
・遺跡の名前は「機神のゆりかご」といい、かつての格納庫だったらしい。
・発掘を試みたが、遺跡が高台にあるため辿り着く事すら容易でなく、第17号調査ポイントの西方から伸びる洞窟をトンネルに改修し、地下から攻略を進めた。
・トンネル開通直後エントランスの崩落事故が起こったため、それ以上の作業は断念した。
・計画が順調に遂行され二つ目の船が発掘されていたならば、教団の運動も躍進していたはず。
・機神のゆりかごへと至るトンネルは「仄昏き根の路」と名付けられる予定だった。
・計画のあらましのレポートは図書館に保管されているはず。

図書館で調べてはみたものの、それらしき本は見付からず。上段にも本棚はありますが、登る梯子は無いし……と思案していたら、アンカーフックを撃ち込める柱がある事に気付きました。よいしょっと。

・「機神のゆりかご」という名の由来は、ゆりかごに眠る「機械仕掛けの神」の伝承にある。
・地上からの調査が困難であるため、遺跡付近の地下を根のように張り巡っている洞窟を利用したトンネル工事が立案された。
・トンネル工事の出発点は8296,22777。
・崩落事故により計画は一時凍結。強力な爆発物による除去対策が整うまで、工事の再開は見合わせる事に。

レポートの内容はこんな感じ。その他、「氷の女王」というタイトルの書物があったので読んでみました。デュプリケイター使用です。

・叡智授かりし地、ミーミルの泉には「氷の女王」を配置。侵入者への警戒にあたらせる。
・「氷の女王」はヒアデスの記録から復元された機体の中でも、強力なジェネレイターを備えた一体。
・空間と対象の分子運動に干渉することで、効果範囲をいたずらに拡大する事無く目標のみを確実に排除可能。
・「氷の女王」の起動コードは「emeth」。「真理」を意味する異郷の言葉。
・注意点は「氷の女王」の起動後、登録されていないライブパターンの持ち主は一方的に排除対象。くれぐれも委員会に属さない者をミーミルの泉に近付けぬように。

七人委員会関連の報告書のようですが、これ、後で絶対戦うぞ(ΘωΘ)

さて、教主様の情報をヒントに第17号調査ポイントがあった場所へ。すぐ側の橋を渡って西に向かいサーチをかけると、トンネル工事の凍結について書かれた教団の看板を発見。そこから更に計画書にあったポイント周辺をサーチした結果、看板付近にある岩壁に、入口が出現しました。

仄昏き根の路

中に入ると、何やら御札のようなものがベタベタ張られた扉が。御札なワケはないんだけど。
調べてみると、黄金のミーディアムに反応し封印が解けちゃいました。原理はわかりませんが、攻略手順として、ここに来るまでに貴種守護獣の石像を全てミーディアムにしておく必要があったみたい。

少し進むとヴァージニアの専用グッズ「チェンジクレスト」を発見。ジェムをブロックに変質させます。このダンジョンはこれを駆使していくのね。

奥を目指しているとイベント発生。リヒャルト達の出番です。いつも通りの姿のマヤを、アースガルズが小脇に抱えてます。とりあえず無事で良かった。

さて、彼等の目的は「涙のかけら」をエネルギー還元し、培養プラント「デウス エクス マキナ」へ供給すること。それを目の当たりにしたマヤは、「わたしの【涙のかけら】ッ」と、じたばた。かわいい(*´ω`*)
そんなマヤを尻目に、鳥人マリク曰く、「涙のかけら」は媒介子によって純エネルギーへと還元し、「デウス エクス マキナ」……魔族達の血肉へと換わるそうな。

……ここでちょっと思ったのですが、マリク、その姿だと例えお母さんが完全になっても、びっくりされちゃうよ?

このイベント後は、ある程度探索を進める度に魔族側のイベントが挿入されます。エネルギー供給は順調に進み、プラントの稼働に伴いナノマシンも解凍していく模様。
ここで、リヒャルトとアースガルズの会話により、ダン・ダイラムに飛ばされた彼がいかにして帰還したのかが判明。まとめると以下の通り。

・アースガルズが飛ばされた次元時空の渦の向こうは、始まりのヒトが降りる以前の世界。
・そのファルガイアは水と緑に溢れていた。喩えるなら美しい宝石。その穏やかさに心揺さ振られ、はじめて世界を愛おしいと感じた。
・しかし主命は創造主の守護にあるため、あのような形で帰還することとなった。
・稼働に必要とする動力供給を極力カットし、眠っているような状態で悠久の時を隔ててきた。
・不確実な手段ではあったが他に手はなく、確率は低くとも必ず時を越え護れると信じていた。
・太古のファルガイアのデータは自身の「想い出」として記録してある。

ここでリヒャルトは、アースガルズが録ったデータをもとに、星本来の姿を擬似再生するようエミュレーターの準備を進めることにしたようですが……アースガルズ、随分と独立した意志を持つようになったな。忠義の士ですよ。以前に戦った親衛隊アヴェスタも基本はこんな感じでしたし、リヒャルトってこういうタイプのが好きなの(ΘωΘ)?

一方、アースガルズに抱えられたままのマヤは、アースガルズが過去のファルガイアを「宝石」と例えた際、心の内で反応。……センサーが反応したか(笑)。

途中、ヴァージニア達の探索を挟み、あっさりと過去のファルガイアをエミュレーターで再現した魔族陣営。
その美しさに感嘆していると、突然アラートが。何者かが「ゆりかご」内部に侵入したようです。もしかしてアルフレッド達?

そんな中、ジークの目的が、ファルガイアを一個の生体巨艦へと改造することにあると判明。
彼が思い描く「魔星艦(スターシップ)ファルガイア」は、生きた恒星間航行船であると同時に、魔族の生命育む生態系として確立した環境だそうな。でもって、その艦を駆り、ジークは新たな戦いの場を求めて宇宙を航行する気満々です。

そういったわけで、障害となるものはどんな些細なものでも例外なく排除するよう指示を出すジーク。
直後、3人組は転移し、アースガルズはマヤを抱えたまま、のっしのっしと部屋を後にしましたとさ。

さて、ヴァージニア一行の出番。突如警報が鳴り響き、背後の隔壁は全て封鎖。退路を断たれてしまいました。
発見されたかと思いきや、ヴァージニア達に追っ手は向かっていない模様。そうするとやはりアルフレッド達かもしれません。
何にせよ、このままここにいても仕方が無いので、眼前の扉の中へと飛び込むのでした。

場面は変わり、鳥さんマリク。彼は、今度こそ「想い出」を再現する気満々です。
そんな彼が一心不乱に端末に向かっていると、突如、謎の声が。
……「それでもマリクの母親の『想い出』は取り戻せない」、と。

驚き振り返ったマリクの目に入ったのは、黒髪の少女。彼女はマリクの母が眠る培養ポッドに手を翳した後、もうすぐ母親の記憶が戻る事を告げ、去って行きました。
何者かさっぱり解らないマリクがびびっていると……なんと、培養ポッドの女性が覚醒したではありませんか。ひぇええ。

場面は再びヴァージニア一行。アルフレッド達と無事に合流です。警報はアルフレッド達に反応したのか、と思いきや、そんなヘマはしないと憤慨する猫さん。あれ? じゃあもしかすると……さっきの少女?
何にしろ魔族陣営は警戒態勢に入ってしまったため、このまま慎重に行動しても埒があきません。なのでここは一気に攻め上がり、双方から突っ込んで攪乱することに。

機神のゆりかご

サーチライトを破壊したりしつつ先へ進むと、突如強制エンカウント。黒茶色のスライム的なものと戦闘になりました。

VS オセ
通常攻撃が通じません。更に攻撃時は豹のような姿をとります。
仕方がないので適当にアルカナを撃ち込んでたら、リフリジレイトを当てた直後に豹の姿に変形し、物理攻撃が通るようになりました。見付けるまで数ターンかかったよ……。

撃破後、奥の部屋にあるエレベーターを作動させ乗り込むと、イベント発生。先刻覚醒したマリクの母親が、全力で何かから逃走中。
やがて行き止まりに当たってしまった彼女は、怯えた顔で追っ手を「バケモノ」と罵るわけですが、その視線の先に居たのは……言わなくても解るよね(´;ω;`)?

テキトーに言ってた事が、本当の展開になっちゃった:(;゙゚'ω゚'):
しかもマリクは、母親が自分を拒絶する理由が理解出来てない……いや、薄々は解ってるんじゃないかなぁ。

さて、2つめのサーチライト地帯を抜けるとイベント発生。突如、激しい震動に見舞われました。原因が何にしろ急がなきゃならないようです。
一方、魔族側……ミレディにとってもこの事は想定外。メイン動力炉がやられ、出力が低下しているみたい。

そこから更に進むと、遂にアースガルズ登場。相変わらずパワフルに攻撃を仕掛けようとするものの、何処からともなく登場したウェルナーが自らもバリアを繰り出し、アースガルズのバリアを受け止めましたΣ(゚Д゚;
力と力のぶつかり合いに一行が唖然としていると、とっとと向こうにあるナノマシンプラントをどうにかして、惑星環境改造を止めて来い、とお父ちゃんからの一喝が。「お前たちならできる!」と付け加えてるあたり、飴と鞭の達人とみた。

ここでウェルナーは「お前にしか出来ない事なのだ」とジェットを指名。ユグドラシルを止めたジェットの「力」……ジェットの存在が、ファルガイアを救うカギとか何とか、壮大な話になってきたぞ。
いよいよジェットの真の正体がわかるのかな? ……といったところで続きは次回。そろそろ外の空気が恋しい。

■ 第22回 機神のゆりかご〜デウス エクス マキナ

アースガルズはウェルナーに任せ、魔族の野望を阻止すべく駆け出した一行。父を案ずるあまり引き返そうとしたところをクライヴに叱られつつ、更に奥へ向かうヴァージニア。途中、ジェットのラジカルスニーカーを駆使しなければ進めない部屋があるのですが、ウェルナーが言ってた「ジェットにしか出来ないこと」ってまさかこれの事じゃ……ないよね。

それはともかく、とある部屋で培養ポッドを発見。マリクの研究室のようです。
先刻まで使われた形跡が残っている……って事は、そろそろマリクがいるな。

しばらく進むと今度は魔族サイド。マリクかと思いきやミレディ登場。
やはり破壊されていたメイン動力炉の傍らには、呆然と佇むマリクと、地に伏す彼の母親の姿がありました。
自分をバケモノと蔑んだ母親は壊れているので、壊したのだという青年。壊したのは、どっちを? 動力炉? 母親?
……どちらにしろ、もう彼はダメっぽいですが。

記憶の再現に成功していた事に驚愕しつつも、壊れた者に構っている暇はないと、コンソールに向かい始めたミレディ。このままでは「デウス エクス マキナ」との起動が出来ないため、ゆりかごの結界の維持は諦め、現在供給可能なエネルギーを全て「デウス エクス マキナ」に回す事にしたようです。

計画がことごとく醜く崩されていくことをミレディがボヤいていると、ヴァージニア達が到着。「あなた方が組み立てようとしているモノが、そもそもいびつで、醜いのです」ってクライヴ、黙ってろって(>'A`)>
ここで、完全にぶっ壊れてるマリクと、ブチ切れモードのミレディとの戦闘になります。

VS ミレディ&マリク
基本はこれまでと同様。ただ、マリクがステータス異常を引き起こし、ミレディが毒で反撃してくるので、ステータスロックをかけときました。ミレディ→マリクで撃破。

自分をここまで変えたのに何故「私」は伝わらないのか、と嘆くミレディと、何もかもが嫌になり自分も含む全てが壊れてしまえ、と呟くマリク。ちょっと可哀想ですが、この二人はここで終わりを迎えるようです。

二人を退けエレベーターに到達すると、リヒャルト&ジークの出番。ミレディの頑張りのお陰で、「デウス エクス マキナ」が稼働するのに十分なエネルギーが供給されちゃってました。

ミレディとマリクの所在を問うジークに対し、感知出来ないまでに生命反応が低下している、と返すリヒャルト。「使えなかったな」というジークの台詞に彼の冷酷さが透けて見えます……って、最初っから冷酷だけど。
そんなジークの言葉には何も応えず、ゆりかごの破棄を告げるリヒャルト。ジークは「デウス エクス マキナ」へ向かい、魔細胞の解凍が完了次第、ファルガイア全域への空中散布を開始……って、何だって:(;゙゚'ω゚'):!?

その時、まさかのマヤ登場!
この騒動で監視が薄くなった隙に、救出されたか、逃げ出したか。

ここで、マヤとジークが一騎打ち。達人同士の戦いを繰り広げます。スカートから取り出すごっついガトリングガンの攻撃に、「本来ARMは魔族の兵器なのに、ここまで精神同調を果たしているとは」と感心するジーク。
並の魔族を凌駕するマヤの精神力が、ARMから性能以上の破壊力を引き出したそうですが……マヤすっげぇ。

感心ついでに興が乗ったジークは、もう少し付き合ってやると言いつつ自分を回復。「涙のかけら」の生命エネルギーの効果みたい。
一方、マヤは冷静にも、「涙のかけら」をジークから奪えば状況を打破出来るのでは、という推測をしていました。

そんなマヤに、とどめの一撃を撃ち込むジーク。直後アルフレッド達が到着するものの、一足遅かったようです。
辛うじて負傷するだけで済んだマヤですが、撤退するどころか、自分をナメてかかったジークを追う気満々。ジークに魔族並みの精神力と言われた事まで引き合いに出し、根性論全開で仲間達を率いるのでした。

一方、さっきまでマヤ達がいたらしき部屋に到達したヴァージニア一行。
更に先へと進むと、ゆりかごの外に出ちゃいました。激しい震動も起こっています。

直後、砂の中から巨大な建造物が浮上。おそらくはこれが「デウス エクス マキナ」でしょう。そしてその下には、浮かび上がった「デウス エクス マキナ」に追い縋るようにフラフラと歩くミレディの姿が。
その時、推進力を得るためか、「デウス エクス マキナ」は眩い炎を噴射。その輝きに全身を覆われながら、ミレディは散りゆく刹那の輝きの中に美を見出したようです。そして、彼女が自分の真に美しい姿を届けたい相手は……大体の想像がつくかと。

が、そんなミレディの最期を知る由も無いヴァージニア一行。「機神のゆりかご」の崩壊が始まり、それどころじゃありません。
絶対絶命の中、ゆりかごの機能が低下している事に気付いたヴァージニアは、ロンバルディアを呼び寄せました。「おいで」って、なんかペットみたいでかわいいな。

バリアを突き破って突入してきたロンバルディアに飛び乗った一行。間一髪で脱出したのも束の間、何かでっかい魔物に体当たりかまされたと思った瞬間……戦闘突入となΣ(゚Д゚;?

ここからはロンバルディアに乗っての戦闘です。各人はロンバルディアに取らせたい行動をコマンド入力すればいいみたい。

VS ワイバーン
なんかわからんままに勝ちました(`・ω・´)

戦闘終了後、地上に降り立った4人とロンバルディア。遠くに浮かぶのは「天翔ける船」です。
目の前の現実に驚きつつも、ウェルナーやマヤ達の身を案じるヴァージニア。

ここで画面は変わり魔族組。「デウス エクス マキナ」を発進させるようです。その進路や到達点はどうでもよく、魔細胞が成熟するまでの間ヴァージニア達に位置を気取られなければOKだそうな。しかもワイバーンを全機出撃って、まだいるの、さっきの:(;゙゚'ω゚'):

ひとまずここで、プレイヤー的には一段落。シナリオ的にはそれどころじゃないけども(ΘωΘ)
ようやくフィールドに出たので、ちょっとだけ脱線してみようと思います。

各人の専用グッズが全部揃ったという事で、まずは取り残していた宝箱の回収から。「チェンジクレスト」入手以降から現時点まででは、「堕ちたサンクチュアリ」と「星の足跡」、そして「ディスティニーアーク」にありました。

さて、「ディスティニーアーク」で宝箱を漁っている最中に思い付いたのですが、折角なので、ギャロウズの「クレーマードール」を使いサブイベントボス戦をこなしてみようと思います。
ディスティニーアークの地下には、メモリーフィギュアと同型の色違い(青)がいるのですが、まずはこれに挑戦。

VS ボンブール
忘却を引き起こす攻撃を仕掛けてきたので、エクステンション→ステータスロックで対策。
あとはウィークエネミーで地属性を弱点にし、ジェット&クライヴに指輪で属性のっけてガスガス攻撃。ジェットの「フィットネスアーツ」は一回で十分でした。

とりあえず満足したので本編復帰。これから先はどうすればいいのか……困った時の教主様頼み。

ディスティニーアーク

・もう一つの天翔る船がディスティニーアークと同等の機能をもっていれば、ステルス機能くらいは搭載されているとみて間違いない。
・機器類があてにならない以上、機神を発見出来るとすれば、肉視によるしらみつぶしの確認しかない。
・望遠鏡や双眼鏡があれば、より効果的。

なるほど、ここで「バラックライズ」の望遠鏡の出番か。一応、望遠鏡の持ち主である教団員のマーティに話を聞いてみると、「そいつを使えば、どこまでも空を見渡す事ができる!」と言ってます。よし行くぞ。

バラックライズ

望遠鏡を覗くと魔族の浮遊基地を探す事が出来ます。座標まで割り出してくれるんだから凄い。
X10904/Y15778だな、よし。

ロンバルディアでポイントに接近すると、大気が揺らめいている箇所を発見。突入を試みるもバシっと弾かれてしまいました。あれ?
とりあえずミサイル撃ち込んでみたところ、それが正解だった模様。数発撃ったところでウィザードリィステルスが外れ、要塞が目視出来るようになりました。ひゃっほい(∩´∀`)∩

デウス エクス マキナ

ステルス機能が解けたところにロンバルディアで突っ込むと、場面は魔族側へ。リヒャルトが必死にお仕事中。
ナノマシンは未だ完璧に生育しきっておらず、作戦への投入は無理。ユグドラシルシステムのジェネレイターを失くしたのが痛手だとジークに愚痴ると、以前にも降魔儀式を行ったことがあるのか、とジークが問いかけてきました。

リヒャルトが自分達はそんな事をしてないし、自分達以外にそんな事を出来る者はいない、と答えると、ジークは少しだけ押し黙りました。
そもそも「ヒアデス」はそれを理解出来ない者には利用出来ないものらしいのですが、それは裏を返せば、先に降魔儀式を行った者が、ヒアデスを利用し得る存在だという事でもあります。更に、ジーク以外に降魔儀式で降臨した魔族が居ないとなると、その存在は自らの力でファルガイアに降臨した可能性があるのです。

そんな事は、自分自身をデータ保存している者には不可能、と思い悩むジーク。行き着いたのは、自身をデータ化せず「ヒアデス」内に存在出来る能力を持った同族がいるのでは、という仮説でした。
自身を電気信号に置き換える事が出来る能力を備えた魔族が、「ヒアデス」の中に身を潜めていたのかもしれないというのです。そして更なる可能性を口にしようとした直後、激しい震動が。

ここからは、ロンバルディアで要塞の土手っ腹をブチ破ったヴァージニア達のターン。この要塞はナノマシンのプラントなので、事態は一刻を争います。早速探索開始。
さすが敵の要塞だけあり面倒臭い仕掛けが。特に、バラバラのタイミングで引っ込む床なんて、必死に「ゲイルクレスト」で抜けようとして、上手くいかず涙目になってました……。側面から凍らせればいいなんて考えつかんかった(+ω+)

そんなこんなでしばらく進むと、魔族側のイベントの続き。
あれ、ヴァージニア達が突っ込んできた事に気付いてない?

ジークは、先刻語っていた存在に心当たりがありました。「夢魔」と呼ばれるものです。
「ヒアデス」の構造は言うなれば電気信号で構成された海であり、そのモチーフはヒトの意識が作る「ココロの領域」だそうな。で、夢魔はそういった情報ライブラリィ内にのみ存在する眷属であるものの、物理的な構造を持たないため、ヒトの意識や夢の中など、ありとあらゆる電気信号の海を自分の存在する世界に出来るみたい。

ここで夢魔の存在を知ったリヒャルトは不安に駆られたようですが、「夢魔ごときに我が遅れを取るはずも無かろう」と自信満々のジーク。まずい、これ、フラグだ。
とにかく今は夢魔の事はどうでもいいので、侵入者の排除が先決だという事で話がまとまりました。あ、やっぱり気付いてたのね。
たった二人の作戦会議は妙な哀愁が漂ってますが、画面が切り替わる瞬間、なんか子供の笑い声が:(;゙゚'ω゚'):

場面は変わりヴァージニア一行。イベントにてマヤと再会を果たしました。どうやら無事だったようです(∩´∀`)∩
ここで、拾った本を彼女に戻し、再び共闘する事に。

先に進むとロックされた扉が。すぐ側のコンソールを調べると、一つ前の部屋の大きな端末と連動しているようだとマヤが教えてくれました。そこで前の部屋に戻りコンソールを調べると、イベント発生。メインコンソールをマヤ達が操作するので、ヴァージニア達はサブを操作し先に進め、とのこと。

再びサブコンソールに戻ると、マヤから通信が。10秒刻みでパスワードが変わるので、10秒以内に入力しろだって。要は、表示されるボタンを間違えることなく、10秒以内に入力すればOK。
扉を突破した後は、引き続き先を急ぐわけですが……ブーメランでスイッチを叩かなければならないベルトコンベアー部屋で再び涙目に。それでもどうにか突破し奥を目指していると、途中で強制エンカウント。ボス戦となりました。

VS ファフニール
でっかいメカドラゴンみたいなやつです。明らかに物理で殴ってきそう……と思ったら、「地殻汚染」というフィールドをダメージゾーンに変える技使ってきてきっつい。フィネストアーツ使ったら楽に倒せました。

その後も、ワイヤーフックで奈落に落ちたりしつつ奥へ。ようやくナノプラントマシンのコアらしきものを発見……したところで、続きは次回。

■ 第23回 デウス エクス マキナ

前回、ナノプラントマシンのコア部へと辿り着いたヴァージニア一行。装置をぶっ壊すべきか否かと迷っていたその時、リヒャルトが姿を現しました。
どうやら、プラントを破壊すればナノマシンがファルガイアにバラ撒かれる事になっていたようです。間一髪。

現在ナノマシンは74%生育していて、これはそのまま起動確率でもある、とのこと。さぁどうする、とリヒャルトが一行を嘲笑う一方、ヴァージニアが下した決断は……「あんたをぶっ倒してから考える」(要約)でした。そりゃそうね。

VS リヒャルト
戦闘突入時、ちょっとイベント。リヒャルトにより、人類の祖である「始まりのヒト」は、母星をナノマシンにて進化させたという事が告げられます。「始まりのヒト」の母星はテラといい、彼等は「ナノマシンを用いて機械の身体と一つになり、生体である事の限界を超えた」……つまり「始まりのヒト」こそ魔族だったというのです。うん、そんな気がしてた。
当然、信じられるかと突っぱねるヴァージニア。ここから戦闘開始です。

リヒャルトはマリクとミレディのクローンを連れてます。とは言え、基本はこれまでと同じ。
状態異常を複数引き起こしてくるマリクを最初に倒し、ミレディ→リヒャルトの順で撃破。リヒャルトはジェットのフィネストアーツで一気に倒しました。

戦闘後、魔族がヒトの祖である事を信じようとしないヴァージニアに、リヒャルトは問いを投げ掛けました。
何故ヒトは「始まりのヒト」たる魔族が遺した兵器、ドラゴンより生まれたARMを操る事が出来るのか、と。
ヒトがARMと心を通わせ同調出来ることは、紛れもない事実なのです。

それでもなお、そんな進化など必要としていない、と断言するヴァージニア。更に、自分の痛みを感じる事も出来ない身体を得たりするから、人の痛みも感じず優しさを失うのだと続けたところ、リヒャルトは、彼女のその物言いが母エカテリーナに似ていると告げました。そして、エカテリーナのいない星にそんなものは不要だ、とも。

これでリヒャルトとの決着がつきましたが、まだ立ち止まれません。ジークが残ってます。
そこで先に進もうとしたものの、「ナノマシンを止めんかい」と、部屋から出してもらませんでした(+ω+) あ、そうだった。

ちなみに、イベント後、床に転がったままのリヒャルトに話し掛けてみると、キャラ毎に台詞を替えてくれます。細かい。
内容から察するに、やはり彼は彼なりに、星と生命の行く末を案じてはいたみたい。

気を取り直し装置を調べると、マヤとの通信イベント再び。ナノマシンを無力化する方法を相談するものの、流石のマヤもそれは解らないようです。
そんな中、ウェルナーが言っていた自身の可能性について考えたジェット。ふいに手を翳すと、その手が緑色に輝き出しました。理屈はジェットにも解らないようですが、ARMと同調する時と同じような感じだそうな。

直後、マヤからの連絡により、ナノマシンのプログラム内容が急速に書き換えられている事が判明。そして、いきなり立ち上がったリヒャルトは、ジェットに対し「お前は、あの時のファルガイアサンプル」と口走りました。ジェットは、7人委員会メンバーの1人、「エリオット・エンデューロ」が造った「世界の雛形」……人造生体(アダム・カドモン)だというのです。
更に、どういう事なのか、「世界の雛形」ならば魔族の力(ARM)は振るえまい、ですって。

自分の正体を知る者に愕然とするジェットに対し、リヒャルトは本格的に説明してくれました。ありがてぇ。

・7人委員会は星の環境再生計画にあたり、先ずファルガイアの構造を調査した。
・数々の観点から導き出されたひとつの仮定を、7人は「ファルガイア仮説」と呼んだ。
・星を一つの生命体として捉えられるか、という答を確かめるべく、7人はファルガイアサンプルを造った。ジェットはそのサンプルの一つ。
・仮説の正当性は、アースガルズがもたらした過去のファルガイアデータによって確認出来た。
・神への更なる挑戦を表すため、ジェットをヒトに形取った。
・1人息子を失ったばかりのエリオット・エンデューロは、ジェットに生前の息子の姿を重ね、ユグドラシル暴走の瞬間まで破棄せずに生体サンプル筒の中で育て続けた。
・暴走事故の際、サンプル筒からジェットを救出したのはおそらくウェルナー。どこかの研究施設で外界環境に適応できるよう調整され、エリオットの息子の名を与えられた。
・ジェットが与えられた「銀の右腕」は、ファルガイアの生命とリンクするよう、ユグドラシルの端末として造られた試作機械を銃へと改造したもの。
・ジェットを構成している本来のファルガイアデータをシステムにインストールする事で、ユグドラシルの機能をハングアップさせ、今度はナノマシンの活動プログラムをリライトした。

ウェルナーの差し金か、と言われ激昂したジェットはリヒャルトを胸座掴み。
一方のリヒャルトはジェットをヒト真似をしている人形だと嘲笑いながら、今度こそ消滅していきました。たぶんジェットに消されたんかな……これ。
そんな中、ナノマシンの無力化が完了したと告げるクライヴ。ファルガイアサンプルデータ……ジェットによって、停止したのです。

ここでジェットは、自分に想い出が無い理由を完全に理解してしまいました。
彼は10年前の事故の際にウェルナーによって救出されてから、しばらくの後に完成したため、せいぜい世に出て数年しか経っておらず、最初から想い出など無かったのです。

過去のファルガイアサンプルであるが故、過去のファルガイアの想い出(構成データ)しか無くて当然なのだという彼は、衝撃と哀しみを通り越し、苛立ちと、おそらくは自暴自棄に苛まれてしまっています。
そして「早くこの舞台から退場したい」のだと、ジークの撃破に向かう事を強く望む望むのでした。

色々ありましたが探索再開。少し進むと、退路を断たれた上で壁が迫って来るトラップ部屋が。これ前にクライヴのボムで壊すやつあったよね、と余裕ぶっこいていたら違ってた_(;ω; 」∠)_
とりあえず爆弾が当たる毎に反応はしてたので、今度はギャロウズのフリーザードールでやってみると、おお、凍った! その上でボムったところ大当たり。壁が破壊されました。

更に進むとサブコンソール再び。マヤから教えて貰った長めのコードを入力すると扉が開きました、が、この先にはジークが待ち構えているようです。
マヤが「涙のかけら」をどうにかしろ、と主張しているところをみると、なんかイベント起きるんかな?

最奥には、1人ぼっちになっちゃったジークの姿が。ヴァージニア達を「我が子」と呼びはしたものの、ヴァージニア達は、魔族の中で劣等種とされナノマシンの力を与えられなかった者の末裔なんだとか。
それでも、争いの中に安息を求める点においては、ヴァージニア達も自分達と同じだと言うのです。

ジーク達とヴァージニア達の祖先の違いを強いて挙げるなら、ヒトの祖が、ファルガイアとの共存を選んだということ。
それはジークにしてみれば、弱者ゆえに流される道を選んだとしか受け止められないみたい。「でも俺は違うもんね、力でねじ伏せちゃうもんね」というのがジークのやり方であるため、当然戦闘突入です。

VS ジークフリード
回復してしまう「涙のかけら」をどうにかしろ、ってマヤが言ってたので、ダメもとでジェットに盗ませてみたら(ビックポケット担当)……当たりですか!? マジでΣ(゚Д゚;!? 慌てて攻略本で確認して大笑いしてしまった。

さて、おマヌケさんなジークは「ネガティブレインボウ」というこれまた懐かしい技を使ってきますが、威力は低め。いつも通り、ジェットにフィネストアーツを決めてもらって終了です。

戦闘後、「力で自分を倒したんだから、やっぱりお前等も同じじゃん」と嘲笑うジーク。
しかしヴァージニアは、自分達と魔族の戦いは違う、と言い切りました。ただ強さと戦いを渇望している魔族とは違い、大切なものを護るために戦っているのですから。
直後、ジークは光輝きながら消滅したものの、最後に言い遺した台詞から察するに、どうせ後でまた出て来るでしょう。

さて、ここでマヤから通信が。全システムのエネルギー圧が低下しているようです。とりあえずロンバルディアでの突入ポイントまで退避し、脱出の準備が整い次第「デウス エクス マキナ」を自爆させる事になりました。
また危険をかってでたマヤですが……大丈夫かな。

脱出もイベント進行かな、と思いきや、自力でございます(>'A`) 途中、メインコンソールの部屋へ入ると文学少女Ver.のマヤを見る事が出来ました。メガネっ娘かわええ! でも性格はあんまり変わってないのね。

脱出地点へ到達すると、場面は変わりマヤ達のいるメインコンソールルーム。アルフレッドがヴァージニア達の脱出ポイント到達を確認し、自分達も撤退しようと告げるも、マヤは皆が脱出するまでここに残って操作をすると言い出しました。
自爆のための最終操作後、最後の脱出路となるシューターは1人用であるため、アルフレッド達と一緒には行けないというのです。更に、殿を務めるのは一家の長である自分、だとも。

どうやら彼女は見付けたようです。涙のかけら以上の美しき宝石……水の星「ファルガイア」を。
マヤは、皆が自分を助けに来てくれた事に報いるため、自分もまた皆を助けようとしていたのでした。

ヴァージニアと合流後、マヤは必ず来るから待っていてくれと告げるアルフレッド。ヴァージニアは力強く頷きます。

またまた場面は変わり懲りないジーク。格納庫のような場所へと転移していました。
ヴァージニア達を指し「半生体半機械融合体」である自分の恐ろしさを真に理解していない、という彼。力を失ったのならば、もとの力を越えるほどに吸収しちゃえばいいんだもんねー、という理屈のようです。
ちなみに、周囲にいる竜型の機械は「竜機ファフニール」というそうですが……ファフニールって、ここでの最初のボス戦だったアレか。

このファフニールの力をもって、竜騎士として不死身の力を得る、とか言い出しちゃってるジーク。あ、ボス戦だわこれ。
たぶんロンバルディアでの戦闘になるんだろうな、と思ったら……マヤキタ――(゚∀゚)――!! なんでジークの所に来てんの! あと、その抱えてるでっかいのって何!

ドラゴンが、合体することで武装にもなる事を知ったマヤは、その危険っぷりに、ジークを野放しには出来ないと考えた模様。
また、彼女が携えているでっかいのは「ファフニールホーン」というもので、竜機に搭載しているクラスのそれを武器として振るうには、魔族並みの精神を必要とする……そう忠告しかけたジークは、はた、と気付きました。
目の前にいる少女が、魔族に匹敵する精神力を持っているという事を。

直後、唸るマヤとファフニールホーン。周囲を覆い尽くした閃光が消え去った後、マヤの周辺には瓦礫が落ち、炎に包まれ始めていました。
最初からこうするつもりだったのでしょう、死ぬ覚悟が出来た少女は落とした本を拾い上げると、瓦礫が降る中、それを開くのでした……。

ここで一旦場面はアルフレッド達に戻るものの、直ぐにマヤのターン。本を読んだのが良かったんでしょう、変身を繰り返しつつ、崩壊していく通路を駆け抜けるマヤ。「荒野の厄災娘」は諦めないんです。
今こそ……死線を越えるシーンこそが、彼女の見せ場ってワケですよ。

マヤの奮闘が実り、全員揃っての脱出に成功。咆哮したロンバルディアが要塞を離脱した直後、ヴァージニアは爆発寸前の要塞に黒髪の少女の姿を認めました。……そう、マリクの母親に「想い出」を与えた、あの少女の姿を。
が、それに驚くヒマはナッシング。やっぱり生き延びていたジークはファフニールとの合体を果たし、ロンバルディアの前に立ちはだかりました。
……なんだろう、着ぐるみ着てるように見えなくもない。

VS ドラグナージーク
ロンバルディアに乗っての戦闘。基本は以前のワイバーン戦と同じかな、と思いつつ様子見しつつ戦ったら、2ターン目で撃破しました。……あれ?
最後に止めを刺すイベントが挿入されるんですが、実に熱いノリです。

散り際、ヴァージニアの言う正義を脆い刃だと嘲笑ったジーク。一方、たとえ彼の言う通りだとしても、揺るぎなく信じていけば貫いていけるのだと信じたいヴァージニア。
どちらが正解なのかなんて、後の時代になってみないと解らないんじゃないかな、きっと。

そんなこんなで無事に地上へと帰還出来たのも束の間、マヤ達はヴァージニアに別れを告げました。彼女には目指すものがあるのです。
まさかここで本当にフェードアウトしちゃうの(´・ω・`)? などと、少々寂しさを感じつつ、続きは次回。

■ 第24回 バスカー〜生け贄の祭壇

ジークの件が一段落ついたので、ハルさんのもとへ報告に向かう事となった一行。
なんか、ヴァージニアがジェットのお姉ちゃんぽくなってます。ジェットも、もっと苦悩するのかと思いきや、あっさりと一緒に行動してるし。

ここでセーブを挟み、夜のバスカー。石舞台でおっちゃんが踊っちゃったりと賑やかな宴が開かれているようです。
こういった場は苦手なんでしょうか、ジェットが建物の陰で一人佇んでいると、シェーンがやって来ました。

自分とさほど歳の変わらないジェットが世界を護る戦いに参加していた事に、感嘆するシェーン。照れ隠しなのか、「本気レベルの高い奴等に付き合わされた」とか言っちゃってるジェットですが……本心では、この星に「想い出」が無いという事をやはり気に病んでいるみたい。
一方のシェーンは、自分はこの星を護るべき「柱」として育てられたのに何もしていない、と思い悩んでいました。

ジェットとシェーンの共通点は、この星に「想い出」が無い、ということ。
シェーンの世界の中心はバスカーの里であり、知り得ている外の世界はそう広くもなく、ギャロウズの土産話からファルガイアの風景を空想するのみだそうな。
護るべき星なのに、その星に「想い出」を持っていないと嘆くシェーン。

ジェットが彼なりにシェーンを励ましていると、2人を探すヴァージニアの声が聞こえてきました。
ほろ酔い加減の彼女に絡まれるのを嫌がったジェットは、一足先に逃げ、その場に1人残ったシェーンが空を見上げると…………あの黒髪の少女が浮いてやがる:(;゙゚'ω゚'):!

直後から、ヴァージニアが操作可能に。シェーンの側に行くとイベンが始まるのですが、何やら様子が変です。
「ボクがボクである為に、成すべき事は、必ず果たしてみせます!」と力強く告げた少年は、この星は自分が護る、と、たった一人で何処かへ行ってしまいました。

場面は変わり翌朝。案の定、シェーンがいなくなってました('A`)
しかも、神官の家に伝わる秘鍵が無くなっているらしいのですが、その鍵の存在はギャロウズも知らなかった模様。

・秘鍵は、柱が柱としての勤めを果たす時に用いられる遺産。その力は恐るべき「ハイドラ」を呼び覚まし、柱の身を守護させる。
・ハイドラの役目は柱の使命遂行を助けるものであり、侵入者の足止めをする能力を高められていて、驚異的な再生能力をもつ。
・ハイドラの再生能力を封じるのは炎のみ。
・秘鍵を使う場所は北の聖域。通称「生け贄の祭壇」という。
・生け贄の祭壇は、柱が生命を絶ち星のために身を捧げる場所。

なんじゃそりゃー(゚д゚) ……ってか、「柱」って聞いた時点で嫌な予感はしてた。
それはともかく、シェーンが自分の意志で行ったのだから止める事は出来ない、と言うハルさんに対し、ならば自分の意志で連れ戻しに行く、と告げるギャロウズなのでした。

さて、改めてバスカー集落で情報をチェックしておきます。

・生け贄の祭壇はちょうどこの里を挟み、南の聖域と対象の位置にある。
・柱を守護する魔獣「ハイドラ」の首は恐るべき再生能力を持ち、柱の役目を妨げるものを排除する。
・ハイドラは傷痕を炎で焼かれると再生能力を発揮することができない。
・南の聖域は守護獣を奉じる神殿だが、北の聖域に祀られた存在はこの星そのものの生命力。即ち巨大な力の奔流であり、その力を覚醒させる事が出来るのは「柱」であるシェーンだけ。
・ガイアのうねりを覚醒させる時間、「ハイドラ」が柱を守護する。
・祭壇に捧げられた生け贄はその生命と引き換えに星のエネルギーを覚醒させると伝えられている。
・あらゆる存在を駆逐し、あらゆる存在を育むという、そのエネルギーの名は「ガイア」。
・「ガイア」は沸騰する意志無き力の奔流であるため、祭壇に立つ贄自身がガイアのうねりの活用を定めなければならない。
・シェーンが向かった生け贄の祭壇とは、エネルギーのうねりを呼び覚ます機関であると同時、生け贄の生命を媒介に呼び覚まされたエネルギーの供給機関。
・生け贄の祭壇は守護獣神殿の試作基として造られながらも、ヒトの生け贄を必要とするところから、秘密の神殿とされている。
・里の北の山を一つ越えた所に位置する聖域は、太古に建造された「聖痕」と呼ばれるジェネレイターの試作基。

とりあえずシェーンが本格的にやばいっていうのは理解したので、大急ぎで「生け贄の祭壇」へ向かいます。

生け贄の祭壇

内部では不気味な脈動が伝わってきます。守護獣のそれと似ていますが、もっと強大な「うねり」と表現したのはクライヴ。
ギャロウズ曰く「シェーンが呼び覚まそうとしている【ファルガイア】そのもの」だって。

探索ではグッズを駆使。ノーヒントの所もありますが、難しくはありません。

しばらく進むと石碑のある部屋へ到達。部屋の北と東西には入口があり、それぞれの手前に2つずつ灯りが燃えてます。正しい手順で進まなければループして先に進めない模様。
石碑に記されたヒントを参考に、とりあえずギャロウズの「フリーザードール」で炎を全て消してみたところ、西側の灯りだけが再び火を点しました。なるほど、こうやって正しい道を見付けるのね。

ループする回廊を抜け、しばし進むと、シェーン発見。明らかに表情(台詞の所に出るキャラ絵)と喋り方が虚ろです。
柱として力を手に入れ、ギャロウズ達と一緒に旅をするのだと語るシェーンは、その考えをギャロウズに否定されそうになると、 「子供扱いするな」と声を荒げました。
ここでの兄弟の遣り取りから察するに、シェーンは真に自立してしまった兄に、寂しさと焦燥感を募らせていた模様。で、そこを例の少女に付け込まれちゃった?

結局、ギャロウズが自分の邪魔をしていると見なしたシェーンは、ハイドラを嗾けてきました。
明らかに混乱しちゃってます(´・ω・`)

VS ハイドラ
再生能力を封じるためには炎が必須、と、バスカーの皆様が仰っていたので、炎をメインに戦闘。が、かと言って炎が弱点というわけじゃなさそうです。あれ?
メイルシュトローム連発が地味にしんどいので、水属性耐性はつけておいた方がいいかも。私の場合はヴァージニアしか持っていなかったので大変でした。
最後は、ジェットのフィネストアーツでトドメ。2万近く叩き出してくれたのは良いのですが、割とバランス崩壊気味な性能かも。

ハイドラを退けるも、そこにシェーンの姿は無し。いよいよ危険になってきたので先を急ぎます。

再び石碑のある部屋に到着。しかも前方には巨大な穴が開き先に行けないようです。
今回も石碑のヒントに従い、フリーザードールを大穴に向かって噴射。すると、わずかな間だけ床が見えるので、それを頼りに穴に落ちないよう歩いて行けばOKでした。

最奥にて再びシェーンと対峙。ギャロウズの役に立ちたい、そして「柱」としてファルガイアのために命を捧げたいという考えに取り憑かれている状態の彼は、兄から必要とされない事を何より怖れているようで、怯え、半狂乱になってます。そしてその感情を昂ぶらせたまま再び何かを嗾けてきました。見た目はハイドラの色違いっぽい。

VS サラマンドラ
「フレイミングゾーン」とやらでフィールドに熱してきます。名前からして炎に耐性がありそうですが、こちらの火耐性は……クライヴしかいない_(;ω; 」∠)_
安易に氷や水で攻撃していいものか躊躇われたので、まずは味方の強化を優先。その後、試しにアイスジェムでつついてみたら、カウンター仕掛けてきました。やべぇ:(;゙゚'ω゚'): 幸い普通に物理攻撃が通るので、弱点で突かない方がよさげ?
最後はジェットさんのフィネストアーツでトドメ。もうこれがお決まりになってきてる……。

戦闘後、自分の身体の内に「ガイア」がある、などと荒ぶるシェーンをギャロウズが一喝。それが効いたのか、シェーンはこんな行動に出た理由を語り始めました。
なんでも「夢の中の君」とやらが、ギャロウズの役に立てないのは力が無いからだと教えてくれたと言うのです。おのれあの小娘め。
直後、その場に膝をつくシェーン。ギャロウズが慌てて駆け寄るものの、謎の障壁に阻まれてしまいました。

まずい事に、シェーンは既に契約を完了させていました。「ガイアのうねり」は間もなく解放される事なり、未熟なシェーンでは制御出来ないそれは、ファルガイアを傷付ける怖れがあります。
そのため、シェーンは自らの命をもってして、解放された「ガイアのうねり」を押さえ込む気でいました。

シェーンが兄に別れの言葉を告げる一方、ギャロウズは、その身が傷付けられるのも構わぬままシェーンに近付くと、弟を真正面から見据えました。ここからは、二人の絆が描かれるイベントとなります。
内容をざっくり要約すると、「想い出」とは自分で生き抜いてこそ手に入るものなのだから、星のために戦ったり命を捧げたりするんじゃなく、一緒にこの星で生きていこうぜ、という感じでしょうか。

シェーンから放たれる力を受け止めていたギャロウズの身体に限界が来ていたようで、シェーン同様、その場に膝を着いてしまうギャロウズ。直後、光は収まりシェーンも正気を取り戻してくれたようです。
そればかりか、いつの間に「ガイアのうねり」が押さえ込まれていた事にシェーンが困惑していると、ギャロウズはこう答えました。
「半人前の神官候補が二人いるのだから、二人の力を一つに併せれば一人前」……そう、序盤に「落ちた聖域」で語った言葉、再びです。

場面は変わり、遺跡の外。夕焼けの中でヴァージニアが見付けたのはウェルナーの姿でした。
駆け寄る娘を抱き留めたウェルナーは、異常なエネルギー励起を確認したため、この地を訪れたそうな。
直後、周囲が薄暗くなり……「夢の中の君」が遂に登場。ウェルナーはその正体を知っているご様子。

少女の名は「ベアトリーチェ」。シェーンの一件を「期待外れだった」という彼女は、自分の暮らす「世界」を望んでいる旨を告げると、あっさり消えてしまいました。
とりあえず里に戻りシェーンの手当をした一行。そこでウェルナーが語ったのは、概ね以下の通り。

・ユグドラシルの暴走は事故ではなく、悪意をもって引き起こされた厄災。
・七人委員会の一人が、先刻のシェーンのように、心を魔族に巣喰われたことから始まった。
・少女ベアトリーチェは委員会の一人デュランを助言の形で導き、その支配化に置いた。
・「ヒアデス」の中に潜んでいたベアトリーチェは自身が電気信号体であることを利用し、同様に電気信号が構成するヒトの夢の中に接触してきた。
・被害者はデュランだけでは済まない。
・夢魔は現実世界に影響を及ぼす事はわずかだが、夢を見せることでヒトの心を操作出来る。そうすることで直接的に介入せずとも現実世界に手を伸ばしてきた。
・シェーンの夢見はベアトリーチェによって意図的に与えられていた情報。

なーるーほーどー。……もう一人、ベアトリーチェの毒牙にかかってるっぽい人に心当たりがありますが、それはまた後で。

ここでウェルナーは、シェーンにベアトリーチェの目的を尋ねました。10年前のユグドラシルの暴走は何が目的で引き起こされたのかと。
しかし、ベアトリーチェがシェーンに見せていたものの大半は「蒼の脅威」についてでした。おそらくはジークと預言者達について予告していたのでしょう。

同じ魔族でありながら、ジークに手を貸そうとせず、寧ろ妨害をした事になるベアトリーチェ。彼がファルガイアを理想郷化してしまうと、少女にとって不都合が生じるという事だったのでしょうか?
結局ベアトリーチェの目的は謎のままですが、何にしろ、ウェルナーは「ヒアデス」を封印するつもりでいるようです。

するとここで、ウェルナーの方針に異を唱える者が現れました。クライヴです。
ヒアデスの智慧は確かにファルガイアを傷付けたものの、ヒアデスの力そのものに善悪は無いのだから、ヒアデスの智慧によりこの星を修復すべきだ、というのが彼の主張。
彼は学者故に……いえ、恩師とファルガイアの「想い出」を追い続けていただけに、ヒアデスの封印に抵抗があるみたい。

直後、激しい震動が里を襲いました。巨大な光の柱が大地から拭き上げています。
ここで、里の南東の方角から放たれる禍々しい力を感じ取ったシェーン。魔族を思わせながらも、もっと巨大ですって。
……まぁ、どう考えてもベアトリーチェの仕業ですね(+ω+)

「人の心の闇に隠れ潜む必要が無くなったのか」と苛立つウェルナーは、ヴァージニア達に調査を要請してきました。そして自分はヒアデスの封印に向かうみたい。
ウェルナーに従い早速南東に向かうと、「魔界柱」なるものが出現しました。おぉ。

さて、ここからは「魔界柱」攻略……といきたいところなのですが、実際のプレイ時、シナリオを進める事に少々ダレてきていた頃だったので、気分転換と称し某混沌の勢力と戦ってみることに。
「ラクシスランド」にいるロズウェルという電波青年から話は聞いてたのですが、ちょっと先送りにしてました。
念のためもうちょっと話を聞いてみることにして、続きはまた次回。

■ 第25回 ラクシスランド(サブイベント)〜魔界柱

本編から脱線し、少しだけ渾沌の勢力と戦ってみます(ΘωΘ)

ラクシスランド

ロズウェル君が星の海の同志から得たという情報をまとめると以下の通り。本編とはまったくの無関係です(ΘωΘ)

・「混沌の勢力」は百魔獣の王の力を手に入れ、全宇宙の支配者たらんと目論んでいる。
・遠い昔、混沌の勢力はファルガイアに闇の閉鎖空間を作り、百魔獣の王の幼生を育成してきた。
・ファルガイアの度重なる惑星規模の災害は、眠れる幼生にエネルギーを送り込み、やがて百魔獣の王を完成させた。
・百魔獣の王を完成させた混沌の勢力にとって、ファルガイアの価値など実験場程度でしかなく、百魔獣の王の慣らしのため真っ先に滅ぼされるだろう。

あー……それって「ABYSS」とラギュの事か。

さて、このサブイベントでは隠しボス勢力と戦っていく流れになります。手始めに、いつの間にか各地に建造されちゃってる「テレパスタワー」を破壊する事に。
以前、魔獣処理施設を探している際に5号基を発見していたので、まずはそこから挑戦です。

テレパスタワーを調べると、タワーのナンバーと戦闘LVが告げられます。その後「外宇宙との送受信を阻止し、ファルガイアの防衛に努めますか?」というなんかジワジワくるメッセージが出るので、選択肢で「はい」を選ぶと戦闘開始です。

VS テレパスタワー5号機×3
お約束のようにステータス異常を仕掛けてくるので、とりあえず「ステータスロック」。HPが多めなので、後は地道に削っていくだけです。

5号基破壊後は、攻略本を参考に1&2号基と破壊。すると、崩壊の直前、テレパスタワーが何かを空に向け送信した、という内容のメッセージが。
その後も引き続き3&4号基を破壊すると、何かが「這い寄ってくる」イベントが発生。有無を言わさず戦闘突入になります。

戦闘開始直後、人の耳では聞き取れない、音ではない【音】で語りかけられた一行。その事が示すように、渾沌の勢力とは一切のコミュニケートが無意味のようです。
ここで登場したのはお馴染み「這い寄る混沌」。何がなんでもステータスロック必須。
戦闘後、「音も無く去っていった」ようですが……静かな宣戦布告なんだそうですよ:(;゙゚'ω゚'):

6号基まで撃破したところでだいぶ気が済んだので、一旦本筋に戻ります。

魔界柱

内部は異様な様相。壁から柱から、生物とも機械ともつかない不気味なもので構成されてます。魔族の体内に居るような錯覚を覚え、ヴァージニアが怖気を抱いていると、あながち錯覚でもなさそうだとジェットが告げました。彼自身と強く反発する感覚があるみたい。
そうか、ジェットはファルガイアサンプルなので、この星に存在してはならないものに対して敏感なんだろうな。

クライヴのボムで障害物を破壊しつつ先へ進むと、あきらかにダメージ喰らいそうな床を発見。
段差のせいで先に進めないものの、奥への入口の側にチェンジクレスト用らしきジェムがあり、それを利用すればいいのは解るんですが、これまた段差が邪魔してクレストを撃ち込めないという(>'A`)>
かなり悩みまくった挙げ句、降参。攻略本に泣き付いたところ、、ジェットのラジカルスニーカーで床を押し下げ、段差を無くせばいいそうな。な、なるほど。

次の仕掛け部屋は、動く床の上をチェンジクレストでワープするというもの。動く床は全部で3つあるのですが、1つめにワープ成功したら、次は2つ目でなく3つ目を狙った方が楽でした。
そこからしばらく進むと、部屋に入るなりボス戦です。

VS ゲシュペンスト
パンク魔導士的(何だそれ)な骸骨さん。何やら黒い環のようなものを身体に纏ってます。眺めてると目が回りそう。おそらく闇属性の攻撃使ってくるんだろうな。
攻撃すると、ダメージと同数値を瞬時に回復しやがる不死身機能。が、アルカナはどうだと光属性を当てたところ、以降、その機能が無くなりました。
あとはフルボッコにして戦闘終了。珍しくフィネストアーツの出番無しです。

ボス戦後、イベント発生。部屋の中には培養ポッドがあり、禍々しい造形の生物達が。こんな連中が一斉に解き放たれたらえらい事なので、若干怯えるヴァージニア。自らを「書き換えマシーン」と自嘲するジェットも、これらを始末するのは流石にきついみたい。

ヴァージニアはジェットがそんな言い方をするのが辛く、哀しげに窘めるものの、彼はこの魔獣達と自分を、造られた生命という点で同じものだと捉えていました。星に「想い出」を持たない存在なのだと。
ここでブチ切れたのはギャロウズ。ジェットを機械などとは思っていないからこそ、ジェットが自身と魔獣を同列に語るのが許せないみたい。

ここでジェットは本音を吐露。ギャロウズはシェーンの件があるのでベアトリーチェと戦う理由があるが、自分には無いと言うのです。想い出も戦う理由も無く、ただ、ヴァージニア達に付き合ってここまで来たのだと。
ここでヴァージニアはジェットを優しく諭しました。このファルガイアで生きているという事が、戦う理由にはならないのか、と。そして、以前、強引に宣言した「ジェットの想い出を見付けてやる」という約束は果たせそうにないが、その代わり、ジェットが生きていく理由を皆で探してあげるから、この戦いを勝ち抜こうと告げたのでした。

一方のジェットは、ヴァージニアが宥めて直ぐにヒートダウンし、素直に謝罪。意外とゴネたり拗ねたりしないんですよね、彼は。相手が仲間達だからかもしれませんが。
イベント終了後に部屋を出ると、画面が切り替わる間に誰かの台詞が。ベアトリーチェかな?

最奥へ行くと、これまた気持ちの悪い装置を発見。遠隔地からの指令を受信し、ここで魔獣を量産するための自律運行を司る機関ではないかと推測したクライヴは、早速ぶっ壊そうとするヴァージニアを制止しました。
これが受信装置だとすると発信源はおそらく「ヒアデス」であり、だとすれば、破壊する前にヒアデスから智慧を引き出せるかもしれない、と言うのです。

が、そうする間にもファルガイアに魔獣が放たれるかもしれないと危惧するヴァージニア。それは解っているクライヴが(´・ω・`)としていると、ベアトリーチェがやって来てしまいました。ヴァージニア達の隙を突きバリアを展開したため、もう魔界柱は誰にも止められないんですってΣ(゚Д゚;!

自分にとってマイナス要因であったジークや預言者達を排除した一行に、礼を告げるベトリーチェ。
彼女の望みは100年前からただ一つ、自分の世界が欲しいというものでした。ヒアデスの中でなく、自分も住む事の出来るもう一つのファルガイアが欲しいというのです。

ベアトリーチェがそう語った直後、何者かの声が。「聞かせてもらったぞッ!」だって。
そして普通に入口から登場したのはウェルナー……かと思いきや、アースガルズ。真面目なシーンだけど笑ってしまった。転移とかじゃなくて、ヌゥっと部屋に入ってくるんだもん。

そんなアースガルズはつかつかと装置に歩み寄ると、それを破壊。彼は自分の主である預言者達を騙したベアトリーチェに怒り心頭の様です。
当然ベアトリーチェは憤るものの、魔界柱を一つ失った程度では彼女の計画は揺らがないらしく、そのまま消え去ってしまいました。
そして……アースガルズとの決着の刻です。

VS アースガルズ
もう自分達が戦う理由が無いと訴えるヴァージニアに対し、戦いこそが存在理由だと告げるアースガルズ。
ならば戦うしかないでしょうって事で、フィネストアーツでボコボコにして終了。基本的に正攻法でいけました。
アースガルズは戦闘不能を引き起こす攻撃を持っていたようですが、全員耐性あったんで問題無し。

戦闘終了後、主を守護する盾として創造された身なのだから、倒れようとも何の悔いも無いと語るアースガルズ。そんな彼の「想い出」は、戦闘により培われたデータではあったものの、心に安らぎを与えてくれたそうな。そして、心があったからこそ戦いの中に誇りと喜びを見出す事が、そして、生を感じる事が出来たのです。

ここからは、同じ人造生命であるアースガルズとジェットのやりとり。胸に想い出があるからこそ今日を越える明日を期待できたというアースガルズに対し、「想い出」を持たぬ自分を、半端者だと卑下するジェット。
そんな少年を、アースガルズは力強く諭すのでした。「想い出」が無いという事に逃げ、自分を甘やかしてはいけない、と。

ここでのアースガルズとジェットの遣り取りは、ジェット関連のイベントの中では一、二を争う素晴らしさだと思うので、是非実際に見ていただきたいところです。なので今回はざっくり紹介(ΘωΘ)

さて、アースガルズからこの星に生きていく理由を問われたジェットが出した答は、これから「想い出」を造るため、皆と共に戦い、この星を護りたい、というものでした。
その決意を聞いたアースガルズは、造られた命でも、生きる理由が見出せるのだと示すためにも、自分に代わり想い出を紡いでいって欲しいとジェットに告げ……たところで、ジェットからまさかのツッコミが。
そんな事を言いたくてここに来て、自分達と戦ったわけではないのだろう、と。そりゃそうだ。

アースガルズがここに来た理由は、主命に従っての事でした。
アースガルズの主命は主を守護するための、無敵の楯となること。が、その主が黄泉路に行ってしまったのならば追従し、彼の地で主命を貫く事は、あくまで自分の「意志」。

要するに、主たる預言者達のもとへ行くために、わざとヴァージニア達に倒されたというのです。もちろん、手などは抜かずに全力で挑んだ上で。
……アースガルズには、ゴーレムの三原則のうちの一つ、『可能な限り自身の安全を確保しなければならない』があるのですから。

ヴァージニア達の勝利は本物だと告げたアースガルズは、ジェットの眼前で塵と化し、完全に消滅。
これでジェットは改めてヴァージニア達と共に旅をする意義を見出した……のは良かったのですが、なんか浮かない顔のクライヴさん。
………………あー、嫌な予感がしますよこのひと('A`)

ところで、少し前、ゲシュペンストと戦った部屋から出る際に表示された台詞は、ベアトリーチェでなくアースガルズの発言だったんですかね。
あの時、ジェットとヴァージニアの会話を聞いていたからこそ、ここでジェットを諭すことができたのかな。

話は戻り、一行が魔界柱を出た直後、再び激震が。またしても魔界柱のようです。
ギャロウズによれば、現在地から遠い北東とのことでしたが、それを聞いたクライヴは慌てました。その方角には「ハンフリースピーク」があるのです。

ハンフリースピーク

到着するなりイベント発生。一行は強力で邪悪な波動を感じ取りました。そのあまりの大きさに、一般の村人ですら何かを感じている様です。
また、村人達は、村から真っ直ぐ南東の方角に巨大な光の柱が立ったのを見たそうな。

動揺する村人達をヴァージニアが宥める中、クライヴは一人自宅へ。いきなりパーティ離脱です。
彼を追い家の中に入ると、俯き加減で一人ソファに座るクライヴ。一体どうしたのかと問えば、もう皆と一緒に戦えないと言い出しました。遂にきたか。

魔界柱は魔獣を産み落とす危険な装置だと理解してはいるものの、それを解析し、その先にある「ヒアデス」を知りたいとも考えてしまったというクライヴ。そしてそんな自分に、皆と一緒に星のために戦う資格など無いと感じている模様。
うーむ、学者としての好奇心が仇となってるってワケか。やっとジェットが理由を見付けたというのに、今度はクライヴの理由探しですかい。
思えば、ジェット関連のイベント時、クライヴは何も語って無かったなぁ。

クライヴは師と交わした誓いに従い、ファルガイア荒廃の原因、そして世界の環境再生方法を探すため、渡り鳥になりました。
そして今、荒廃原因は判明したものの、環境再生方法を得るためには「ヒアデス」の智慧を頼るしかないと考えているとのこと。
とは言え、そんな事を言っている場合では無いということも十分理解しているため、彼はこうして苦悩していました。過去に縛られている自分に打ち勝つ強さを持っていない、と。

クライヴの苦しい告白の直後、外から凄まじい爆音が。ギャロウズとジェットは即座に家を飛び出し、ヴァージニアもまた駆け出そうとして、足を止めました。
クライヴに向け、後から追い掛けて来てくれると信じている……そう告げて、再び家を飛び出すヴァージニア。
一人残されたクライヴは師の言葉を思い返していましたが、今は、その言葉に押し潰されそうになっています。

ここからヴァージニアを操作可能になりますが、即座に家の中へ(笑)。クライヴさん、ダメな感じになってます。
メインウェポンが抜けて少々辛いですが、とっとと復帰してもらえることを願い、元凶を目指すことに。人々からの情報はこんな感じ。

・謎の光が南東の高台から立ち上るのを見た人々がいる。
・砂海を挟んだその高台へは、更に遠く、南西の地から伸びる山道を歩いて行くしかない。
・子供の頃、あの高台には魔族の乗る船が空から落ちてきたというおとぎ話を聞いた。

大凡の目的地が解ったところで、続きは次回。

■ 第26回 背塔魔界柱〜ミーミルズウェル

戦線離脱したクライヴを気に掛けつつも、新たな光の柱へと向かう一行。
村人の言う通りに、村の南西にある荒れ地の手前でロンバルディアから降り、そこから山道へ。到着した高台をくまなくサーチしたところ、「背塔魔界柱」が出現しました。

背塔魔界柱

突入するもイベントは特に無し。明らかにクライヴがいないと進めないであろう仕掛けも見えます(ΘωΘ)
相変わらず不気味な塔を探索していると、うっかり半球体の壁に閉じ込められた上、魔獣を嗾けられてしまいました。

VS ネビロス
戦闘突入するなり「殺され方くらいは自分で選ぶんだな」と告げられ3つの選択肢が出現。
内容からしておそらくは火属性、風属性、地属性いずれかの攻撃を仕掛けてくるのでしょうから、全員耐性を付けている地属性にしてみました(ΘωΘ)
ちなみに、この選択肢は毎ターン出現し、選択肢も毎回異なります。地属性以外は誰かしら耐性がないので、祈るような気持ちで毎ターン迎えてたのですが、幸い常に地属性攻撃が含まれていたので無傷で勝利。最後はジェットのフィネストアーツで沈めました。

勝利後、ベアトリーチェ登場。実におかんむりです。「今度こそ、創世の儀式を完遂し」と言っているところをみると、以前にも儀式を行おうとして失敗してるのかな。
それはともかく、彼女は余興を思い付いたと言い出しました。ヴァージニア達はここで、魔界柱が産み落とした魔獣に捧げられる最初の供物になるそうです。ひぇー。

場面は代わり、クライヴのおうち。気付くと、ケイトリンが少し離れたところからクライヴを見つめていました。
「お父さんは、いつまでそこにいるの?」と父親の痛いところを的確に突いてくる愛娘に対し、もうヴァージニア達とは一緒に仕事が出来ず、これからは二人の側で、二人を護っていくことが仕事になったのだと説明するクライヴ。

そんな父親に何を感じ取ったのでしょう、ケイトリンは自らの髪を結っていた青いリボンを外し、クライヴへと差し出しました。ケイトリンが両親から買ってもらった、想い出のたくさん詰まった一番大切にしているそれを報酬とし、一番大切な皆を、世界中を護って欲しいというのです(´;ω;`)

娘を強く抱き締めながら、クライヴはやっと気付きました。家族を護るという事は、戦う理由としては十分過ぎるのだという事に。
その後、妻に自分の意志を告げ、家を飛び出したクライヴ。ロンバルディアを呼んだところ、ちゃんと迎えに来てくれたロンバルディア。おりこうです。たぶんヴァージニア達が指示してたんじゃないかなー、と予想(ΘωΘ)

場面は戻り、捕縛中の一行。焦るヴァージニアとは対照的に、ジェットは落ち着き払ってました。彼もまた、クライヴが来ることを信じているのです。
直後、クライヴが背塔魔界柱に到着。まだ建物が機能している事から、ヴァージニア達の危機を察しました。
ここからは彼を操作し探索していく事になるのですが、一人なのがちと不安。しかも1ギルミコインでセーブ出来ないのね……。

とりあえず先に進むと、謎の青い装置を発見。爆破してみると、ヴァージニア達が解放されました。おぉ!
が、この後も、しばらく別行動での探索が続きます。お互いのルート上にあるスイッチを踏み、相手の進路を開いてあげる形です。ただ、ヴァージニア組は各人のグッズを駆使して進まなければならない仕掛けもあり、ちょっと大変。

そんなこんなで合流完了。クライヴは魔界柱の受信装置破壊をするつもりのようです。覚悟決めたのね。
その際、「もう一度だけ仲間として」と口にしたクライヴを、ヴァージニアが叱咤しました。だって、ずっとずっと仲間なんだもんねぇ。一度だけもへったくれもないのです。

ここからは晴れて4人で探索。仕掛けはまだまだありますが難しいものは無……いワケでもなかった(´;ω;`)
赤いうねうね柱がある部屋、中央にある柱を凍らせるという発想に至らず、小一時間悩み抜いてました。何故、こういう時に限って片っ端からグッズ試さないのか……。

どうにか先に進むと受信装置の部屋へ到着。今度こそ破壊しようとする皆の前に、またしてもクライヴが立ちはだかりました。ただし、迷ったのではなく、今度は自らケジメを付けさせて欲しいようです。
想い出は枷ではなく高みへ登るための階段のようなものだと告げたクライヴは、ARMの狙いを受信装置に定め、狙撃。
過去ではなく現在を見つめ始めた証を示し、現在を生きる生命のために、そしてこの星のために、戦っていく決意をしたのでした。

その直後、装置に異変が。どうやらこの塔の駆動系は独立しているらしく、装置が破壊されても機能停止には至っていないようです。

魔界柱の奥の奥、機関部へ到着すると、ベアトリーチェが登場。どうやらクライヴの存在までは把握しきれていなかったようです。あれだけ堂々と侵入したのに(笑)。
ヴァージニア達は追い詰められている状況ではあるものの、それはベアトリーチェも同じ事でした。彼女の世界を創造する機会は、そう多くないようなのです。

ここでベアトリーチェは10年前のユグドラシル暴走に触れました。あの時こそ、彼女は自分の世界を創造しようとしていたのです。
技術者の一人……おそらくはデュラン……に夢を視せ精神操作を行ったものの、ユグドラシルはファルガイア創造ではなく再生のために造られたシステムであるため、過負荷に耐えきれず暴走してしまったみたい。
更に、システムのデータバンク内の情報量は星を創造するには程遠かったため、その足りない分の情報を補おうと、暴走状態のユグドラシルはヒトの持つ「想い出」を星の構成データと見なし、片っ端から食い付いていったと言うではありませんか。

皆にファルガイア崩壊時の記憶が無いのは、その瞬間の「想い出」をユグドラシルに食べられたからに他ならなかったのです。

しかし、ヴァージニアにはこの話に納得がいきませんでした。それならば何故、父ウェルナーは、システム暴走の時の事を記憶していたというのでしょう。

ヴァージニアの疑問に対し、ベアトリーチェは「お前の言う父親とはこれのことか」と、ある映像を映し出しました。場所は何処なのか、地に伏すウェルナーの姿があります。ヒアデスの封印を試みたものの、ベアトリーチェに阻まれたようです。
ここで気になったのはは、ベアトリーチェがウェルナーを指し「電気信号が形を成した程度の擬似構成体」と言い捨てているところ。ヴァージニアはそれどころじゃないようですが……まさか、まさか。

今度こそ創造を成功させると意気込むベアトリーチェは、10年前の失敗から学習していました。ユグドラシルのジェネレイターをぶっこ抜いたのはやはり彼女だったようで、星を創るための調整を施したとのこと。
更に、不足している構成情報はヒトの「想い出」を用いるそうな。それも心のそれだけでなく、遺伝子レベルに刻み込まれた「原初のファルガイアの想い出」まで引きずり出すつもりみたい。

ただ、想い出を引き出すには心のタガを外し無防備にする必要があるため、魔界柱で魔獣を創造し、人々に恐怖を与える事でそれを成そうとしていたようですが、ヴァージニア達に邪魔されたからでしょう、直接手を下すと言い出しました。そして、人間には「夢のお城の舞踏会」で憐れな最期のダンスを披露してもらう、そうな。

10年前に引き続き、皆の想い出が奪われようとしている上、ウェルナーの事も気に掛かるヴァージニア。
完全に手詰まり状態だとギャロウズが焦る一方、ジェットは、先程の映像の中のウェルナーの傍らに、小さな花があった事に気付いていました。更に、その事から、あの場所が花に関連する場所を意味しているのでは、と推測。

皆であれこれ考える中、ヴァージニアはふと気付きました。ウェルナーと、小さな花……あの白く小さな花は、ヴァージニアの母親が好きだった花だという事を。
今まで、母の墓前に花を供えていたのはおそらくウェルナーであり、だとすれば、故郷ブーツヒルに、ウェルナーがヴァージニアに宛てた何かがある筈……って事で、ブーツヒルを目指します。

ブーツヒル

墓前に向かうと、大正解。一通の手紙が置いてありました。封緘がハートなのはスルーしておこう。
手紙を要約すると以下の通り。

・この手紙が読まれているという事は、おそらくウェルナーに不測の事態が起こり、行動が大きく制限されている状況。
・ウェルナーは「ヒアデス」を封印しファルガイアとの接触を断つため「ミーミルズウェル」に向かい、これを破壊する。
・「ミーミルズウェル」は「ヒアデス」からの情報を集積受信するためのアクセスポイント。ここを中継しユグドラシルシステムをはじめ、各地の【端末】に智慧が転送されている。
・「ミーミルズウェル」を破壊すれば「ヒアデス」への接触は容易ではなくなる。
・ウェルナーがそれを果たせなかった場合、ヴァージニアにその役目を託したい。

更に手紙には、もしヴァージニアがミーミルズウェルに至った際は、全てのためらいを棄ててほしいとも記してありました。真実から目を逸らすことなく、迷わず引き鉄をひいてほしい、と。
そして最後にあったのは「お前に託す事を許して欲しい」という言葉。

手紙の内容に一抹の不安を抱きつつ、父を信じ進む事にしたヴァージニア。一方、プレイヤーたる私は、ミーミルズウェルの場所がまったくもってわかんない\(^o^)/
デスティニーアークの蔵書に「ミーミルの泉」という記述があるのがそれだと思うのですが、肝心の場所がまったくもって不明。各地を回って情報を集めたものの誰も知らないみたい。

結局、攻略本読んでもよく解らなかったので攻略サイトさんに頼ったところ、アイテム画面で手紙を選び△ボタンで説明を表示すると座標が判明する、とのこと。き、気付かなかった……。

ミーミルズウェル

入るなりイベントが始まります。しかもメッセージ送りが自動であるため、大事なイベントなのにメモ取るヒマも無いという(´;ω;`)
そのため、要点だけまとめてみました。一応、攻略本などを参考にさせていただいてますが、間違ってたらごめんなさい。

中に入ると、地に伏すウェルナーを発見。ヴァージニアは慌てて駆け寄り抱き起こそうとしたものの、その手は父の身体を擦り抜け触れる事すら適いません。
理解出来ない状況にヴァージニアが驚愕していると、ベアトリーチェが出現。嘲笑うかのように「夢魔の鍵」を落とすと、再び姿を消してしまいました。

この後は、ウェルナー本人から自身の正体が明かされます。本物の彼は10年前のユグドラシル暴走事故で亡くなっており、今存在している彼は、ヒアデスにバックアップされていたウェルナーの人格を、何やら凄い球体端末が投射している、実体のあるホログラム的なものに乗せたものだというのです。
大雑把な上に正確でない可能性もありますが、とりあえず本人は既に死んでいて、今動き回ってるのは実体化したバックアップデータ、みたいに考えればいいのかしら。

そんなウェルナーはヴァージニアを最奥の部屋へ導くと、装置の破壊を依頼。が、そんな事をすればウェルナーが消えてしまうのですから、ヴァージニアが直ぐに行動に移れる筈もありません。

当然躊躇いを見せる娘を、父は叱咤しました。ウェルナーは既に「想い出」……言わば過ぎ去った過去に過ぎず、その過去に囚われ、現在を生きる者達を犠牲にするわけにはいかないのです。
どのみち、ベアトリーチェがちょっかいを出したせいで、もうウェルナーも長くはこちらの世界に存在出来ない模様。

父の想いを真正面から受け止めたヴァージニアは、引き鉄を引き…………最後に、ウェルナーとの別れが。
とてもいいシーンだけにじっくり観賞出来なかったのが残念です。

ここで場面は変わり、ブーツヒルの母の墓前。結局「ミーミルズウェル」はイベントメインで探索が出来ませんでしたが、デュプリケイターで開ける扉を見掛けたので、おそらくは再び入れると思います。
それはともかく、皆の「想い出」を護るため戦うのだと宣言するヴァージニア。彼女の戦う理由が、一段と形を成したようです。

ちなみにこのイベント後、新たに建てられたウェルナーの墓を各キャラで調べると、それぞれがウェルナーに関する言葉を口にします。皆、良い事を言っておりますので必見。

ブーツヒルから出るとイベント発生。ギャロウズが何か策を閃いたようです。うまくいけばベアトリーチェの居場所が分かるかもしれない、とのこと。なので早速ギャロウズの言う通りバスカーへ向かう……その前に。
どうしても気になったので、すっ飛ばして探索出来なかったミーミルズウェルに、次回、戻ってみるとします。

■ 第27回 ミーミルズウェル〜ナイトメアキャッスル〜サブイベント

本筋ではバスカーに行かなければなりませんが、その前に「ミーミルズウェル」へ。

ミーミルズウェル

せっせと宝箱回収。ブロックがみっしり詰まった部屋はクライヴさんに頑張って貰いました。
突き当たりにある機械扉のパスワードは、あの慌ただしいイベント中にウェルナーが入力していたもの覚えてたので、助かりました。後から来る事になるのはわかってたので(ΘωΘ)
当たり前ですが最奥には何も無し。ちょっと寂しい。

さて、宝箱は一通り回収したわけですが、ここで思い出すのはディスティニーアークで読んだ「氷の女王」という本。内容からして、ここにその「氷の女王」が配備されているのは間違いありません。「強力なジェネレイターを備えた一体」という書き方をしてあったところを見ると、機械兵器なんでしょう。

本にはその起動コードまで記されていましたが、この施設でコードを入力出来そうな端末と言えば、最奥の部屋に繋がっている機械扉ぐらい。と、いうことで「氷の女王」に挑戦。
名前からして氷属性の攻撃を仕掛けてくるでしょうが、氷耐性持ってるのヴァージニアだけだわ。……ま、いいか(゚∀゚)!
起動コード「emeth」を入力すると、早速お出ましです。

VS リリティア
コールドスリープで眠らせてくるので睡眠耐性は必須。問題の氷属性攻撃ですが、LVのせいかさほど影響はなかったので、耐性無くても力押しでどうにかなるかも。
火属性で攻撃し、トドメはフィネストアーツで。

さて、この時点での宝箱入手数をチェックするため「フォーチュンギア」の黒宝箱のもとへ行くと、320個中312個だそうな。……え、そんなに未回収あるの? あれ?
確かベリー系の所持上限越えてて入手してないのはあるんですが、把握してる限りでは「はるか夢の址」の2つだったような。……と、とりあえずシナリオ進めてみよう。

バスカーコロニー

ギャロウズの家に入るとイベント。彼の策を聞くことになります。

ベアトリーチェは生け贄の祭壇で、シェーンを利用しファルガイアの生命エネルギーを手に入れようとしました。が、それは星をまるごと創造するための巨大なエネルギーであり、持ち運ぶことは不可能と言えます。にも関わらず、ベアトリーチェがそれを実行しようとしたという事は、彼女がエネルギーの搬出手段をもっていたという事に他なりません。
そのことから、ギャロウズはその手段が生け贄の祭壇そのものにあるのではないかと推測したようです。

割と自信満々に言い放ったギャロウズを、ぺしっと叩くハルさん。それもその筈、生け贄の祭壇にはもともとエネルギー転送装置が付いていて、別に秘密でもなんでも無かったのです。
要するに、ギャロウズは不勉強であったためその事を知らなかった、というオチ。

シェーンの解説によると、生け贄の祭壇には星の先住者エルゥが残したとされる【ほこら】が上部に備わっている、とのこと。それはあらゆる生命体をエネルギーLVにまで還元し、遠く離れた地に転送する機構みたい。ただ、過去に一度もほこらを起動させたという記録が存在しないため、シェーンも断言は出来ないようです。
とにもかくにもやってみるしかないって事で、ほこらへ向かいます。起動はシェーンがやってくれるそうな。

生け贄の祭壇

建物内部には入らず、外周にある階段を登って上部へ。中に入るとイベント開始です。

ギャロウズの不確実な推測に付き合っている自分を、我ながら不思議に感じているハルさん。そんな彼女に、ヴァージニアは「他に取る選択肢がないから」と答えました。
信じないことにはこんな事はやっていられないし、夢魔であるベアトリーチェと戦えるのは自分達だけだから、というのです。

その根拠をハルさんに問われたヴァージニアは、こう答えました。アークセプターを持ち、守護獣と接触出来る自分達は、形を成さない意志だけの存在に対し接触出来る能力を持っている、という事。そして夢魔を倒す策があるわけではないけれど、ベアトリーチェを倒す事は自分達にしか出来ないのだ、と。
何しろ、ベアトリーチェから直々に招待状……「夢魔の鍵」を貰っているのですから。

ハルさんはヴァージニア達を死地に行かせたくはないのが本心のようですが、一行にはとっくにその覚悟が出来てます。死地でも生きる事は出来る、ってかっこいいよヴァージニア。
また、皆が転送装置に足を踏み入れた際、シェーンが「エクソダスオーブ」をくれました。バスカーの秘宝の一つで、これを使えば迷宮から脱出出来る、とのこと。

そしていよいよ、シェーンの力で転送される4人。
遺されたシェーンとハルさんは、その場で4人の帰りを待つのでした。

ここで場面は変わりベアトリーチェ側。ヴァージニア達の到着を察知したようです。
直後、彼女の目の前には謎の機械体が出現。「我ら、七つにして一つの砦」と語るそれを、ベアトリーチェは「厄災獣」と呼びました。
彼女にとってはヴァージニア達も生け贄であり、守護獣と対なる存在である厄災獣は、ヴァージニア達を屠るのが使命みたい。

ヴァージニア達を迎え撃つため厄災獣が姿を消した後、ベアトリーチェは呟きました。それぞれが定められたように踊らなければならない、と。
それはヴァージニア達の事であり、おそらくは守護獣や厄災獣も含まれているのでしょう。
ただ気になるのは、最後に呟いた「あの男」って誰? ウェルナーじゃないよね?

ナイトメアキャッスル

何とも非現実的な空間へ送り込まれたヴァージニア一行。ノイズ音が満ち、周囲にはヴァージニア達の姿がおぼろげに映し出されています。更に、目の前には城門が。
門の前にヴァージニアが立つと、ベアトリーチェの声が聞こえてきました。

ここは全てが電気信号で構成された海、電界25次元。ヒトでいう夢の中の世界、とのこと。
夢魔である彼女には、ヒトの存在する物質世界ではたいした能力が発揮できないため、自分のホームに引きずり込んだって事でしょう。それを覚悟した上で来たのだろう、と問い掛ける彼女。あ、あたぼうよ!

開いた城門から一行は城内へと入り……直ぐに出てファルガイアへ帰還(ΘωΘ)だってまだやる事たくさんあるんだもん。
正直に言うと、本編をここまで進めたのは、さきほどシェーンから貰った「エクソダスオーブ」が目的だったのです。

さて、ファルガイアに戻ったら、宝箱全回収のお時間。回収漏れは2個しかないと思い込んでいただけに、ちょっとショック。
とか言いつつ、生け贄の祭壇上部にて2個発見してしまったので、この調子で回収し損なってるのでしょう。ともかく、まずはこれまでクリアしたダンジョンから当たってみることに。

最初は「瘴気の魔窟」。クライヴのプロローグで訪れたダンジョンです。生け贄の祭壇に近いというのもあるんですが、ここにいるサブイベントボス「アリオッチ」と戦っておきたいというのがありました。/P>

VSアリオッチ
小さく赤いのが4体登場。とてつもなく弱いので戦闘はすぐに終わるのですが、そこからが本番。

戦闘後、「我が名は、復讐大公アリオッチ。我は汝等に復讐の刃を突き立てるべく、九十九度倒れようとも、九十九度立ち上がろう」で始まるアリオッチからのメッセージが。掻い摘まんで説明すると、以降、彼等は魔獣とエンカウントする場所ならば、どこででも出現し、100回撃破するまでそれが続くようです。更に、戦闘を重ねるごとに強くなっていくので、終盤はバカに出来ないとのこと。
ただし、一度出現したダンジョンには再度入り直すまで出現しなくなるという特徴があるので、一箇所に籠もってエンカウントを狙うというわけにもいかないみたい。

とにもかくにも、アリオッチとの長き闘争が開始された状態にした上で、ダンジョンの再探索をすれば、少しは回数を稼げるんじゃやないかなーと思いましたとさ。

その後ダンジョンを片っ端から調べた結果、ミーミルズウェルに1つ、魔獣解体処理施設に2つ取り忘れを発見。
後者は隠しボスの封印がある部屋にあったもので、入口をブロックで塞がれていたため気付けなかっただけなのですが、前者は入って一つ目の部屋だったという。何をボーっとしていたのか('A`)
これに加え、以前取り損なっていた「はるか夢の址」の2つを足せば全部揃う……はず。

宝箱回収のついでに、「魔獣解体処理施設」にて隠しボスを倒して行きます。

VS ヘイムダル・ガッツォー
攻撃を受けたら確実に「スクリーミング」で反撃してきます。これは単体攻撃ですが闇耐性必須。たまに全体攻撃も仕掛けてきます。
ジェットのフィネストアーツの準備が整ったら、「ウィークメーカー」で敵の地属性を弱点にした上で、ミスティック+地の指輪でジェットの物理に地属性を付加。そいでもってフィネストアーツを発動したところ6万近く叩き出しました。すげぇ。
それをちょうど2回分やったところで撃破。たぶんオーバーキル(笑)。

さて、「はるか夢の址」の2つを回収した時点で全てを回収完了した筈なので、改めてフォーチュンギアへ。
黒い宝箱に話し掛けたところ、319個を収集完了とのこと。そして最後の1個は……。

VS ブラックボックス
見た目は宝箱トラップと同じで、色が黒いだけ。が、攻撃力や魔法攻撃力はヘイムダル・ガッツオーより上。反撃の殴りが痛い痛い(´Д⊂
HPも高く、結構な持久戦になってしまいました。定期的にターピュランスをかけておけば「ギミックハンド」を大抵避けてくれるようになるので楽になります。フィネストアーツを3回分ほどで撃破できました。

撃破後、ブラックボックスから祝福のメッセージ。ふぅ、強敵だった。
引き続きサブイベントボス行脚をしていきますが、それと並行し、やり残している事をチマチマと消化していきます。

ガンナーズヘブン

やって参りました闘技場。「ベテランリーグ」に挑戦です。最後あたりがちょっとギリギリでしたが苦戦らしき苦戦は無し。LVが全てを解決(ΘωΘ)

お次はフィールド上のアイテム回収。お陰様でマイグラントLVが20に(*´ω`*)
ついでにティティーツイスター南の暗礁にミサイル撃ち込んで砂柱を起こし、砂上艇に乗り換えてアタックGO!

VS バラル・クォ・ナーガ
こいつと戦うのは2回目。1度目の時は追い払っただけで、どうやら本来の根城に逃げ帰っていたようです。
1ターン目に砲撃手のジェットが全弾発射攻撃をかましたら即撃破。……あれ?

ティティツイスター

今の今まで気付かなかったんですが、井戸の中にもボス潜んでいました。調べたらちゃんとメッセージが出てたんですね……。
クレイマードールを使うと井戸の中に引きずり込まれ、戦闘になります。想像するとホラー。

VS クラーケン
水属性の攻撃を仕掛けてくるので、全員水耐性をセット。水耐性さえ完璧ならば脅威ではありません。ただ、HPがとにかく高いので、ジェットはフィネストアーツ、ヴァージニアとギャロウズはジェットにキャロットを与える係(゚∀゚) クライヴはFPが溜まったらロックオンスナイプで。

この後は、テレパスタワーとアリオッチと残りのボス戦を並行して行ってました。どれか一つばっかりやってるとダレちゃう性分。
予想外にもアリオッチがまったく出てくれず、難儀しまくりでした……。

テレパスタワー14基目の破壊後、上空に謎の円盤が出現。更に戦闘終了後、何かが近付いて来る気配:(;゙゚'ω゚'):
このイベント以降、砂海に円盤が出現するようになります。砂上艇でフラフラしていたら強制エンカウントするんだろうとばかり思っていたのですが、実際は普通に「!」で出現してました。それも緑だったもんだから全部キャンセルしてた。道理で出ないと思った(; ・`д・´) とりあえず3機ほど撃墜しておきました。

再び陸地に戻り、改めて15基目のテレパスタワーを破壊。すると、今度は何かが降臨したって……何が?
更に、残りのテレパスタワーをすべて破壊すると、ブーツヒルの砂海を挟んで北の浜辺の付近に0号基が出現します。降臨したのはコレみたい。
他のテレパスタワーとは違い、0号基の能力は計測不能。また、これまでは3基で1セットだったのですが、1基のみの出現となります。

0号基を含む全テレパスタワーの破壊が完了すると、再び円盤が出現。このタイミングでロズウェル君と会話したところ、「情報を得る術を無くした敵勢力は、空飛ぶ円盤にアジトを移した」とのこと。
この後はまた砂海に向かい、円盤の残りを撃破。5機目を倒すと円盤が逃げ去っていくメッセージが出ますが……一行は一抹の不安を覚えたらしいので、まだまだ続く模様(;-ω-)=3

さて、ここまででテレパスタワー全破壊→砂海の円盤5機破壊、とこなしました。お次は、ロンバルディアでの飛行時、円盤とエンカウントするようになります。これもエンカウント時に「!」が出るので、別件で急いでる時はキャンセル出来て便利。
どうやら今度はこの空中の円盤を20機ほど撃破しなければならないようなので、続きはまた次回。

■ 第28回 サブイベント〜ナイトメアキャッスル

前回に引き続き円盤狩り……といきたいところですが、ダレ防止のため合間合間で他のボス戦もこなします。
まず挑戦するのは「タラスク・パワード」。物語の序盤で「カ・ディンギル」を訪れた際、中ボス「タラスク」撃破後に積層型封術式が出現しましたが、そこに封印されているのがこのボス。

VS タラスク・パワード
アルカナがさっぱり効かないでやんの('A`)確か「魔剣ルシエド」ってそういう時に強いんじゃなかったっけか、と思いヴァージニアに使わせてみたら、1万近くのダメージ。おぉ素晴らしい。
一応ウィークメーカーで弱点付加が出来たので、ギャロウズの持ってた地属性だけ付けてみました。最後にジェットがフィネストアーツで6万近く叩き出し、あっさり終わり。LV.70近くあるせいか敵の物理攻撃も大して痛くなかった。やりすぎた。

さて、再び円盤退治に戻ります。ロンバルディアで円盤を墜としまくっていたところイベントが発生し、とうとう敵の母船らしきものが来てしまいました。直ぐに戦闘にはならないので一旦セーブ。

ここでロズウェル君に話を聞いてみると、到着したのは母艦であり、この機に居場所を突き止め撃破しなければならないみたい。じゃあバラックライズで居場所とやらを探せばいいのか、と思いきや、普通に飛んでたらエンカウントしちゃって拍子抜け。
HPが多いので時間はそこそこ要したものの、特に苦戦なく撃破したので別記するまでもないかな?

さて、これで当分は封印ボスだけとなりました。しばらくはアリオッチとエンカウントすべく、あちこちのダンジョンに潜る旅を続け、「レイライン観測所」に入ったついでに封印ボスの「スケベ本」を倒しておくことに。
18歳未満お断りのこの本は、マイグラントLVが18以上ならば読む……つまりは戦闘が可能になります。単純に年齢だけなら少なくとも三人はクリアしてますしね。ジェットは実年齢ならアウトだし、見た目年齢でも……無理かな。

VS スケベ本
数が多い上に攻撃が面倒臭い、と聞いていたので、開幕から「烈火の炎」使用、そして一瞬で殲滅。……ラッキーカード使う隙が無くて勿体なかったけど、まぁいいか。

戦闘後に再度本棚を調べると、各キャラ毎のスケベ本に対するリアクションを確認出来るんですが、とりあえずジェットはエロ本に反応しないという事がわかりました。そしてヴァージニアは、なんというか、切実(´Д⊂
クライヴは普通過ぎっていうか、あんなに美人な幼妻貰ってりゃあ、ねぇ? と、いうことでリアクション選手権はギャロウズ優勝。

お次は「グリーンロッジ」に封印されているボス。最初「グリーンロッジ」の場所、というか存在そのものを忘れていて、各地を彷徨ったのは秘密。ごめんよパパ。

VS ジョン・ディー
魔法攻撃より物理攻撃の方が面倒臭い、という印象。こちらが物理攻撃すると物理で反撃してきます。
ジェットのフィネストアーツを3発も叩きこめばOKでした。

さて、この時点でアリオッチとの戦闘は40数回となりましたが、ひたすらエンカウントを待つ作業にも飽きたので、ガンナーズヘブンで「マスターリーグ」に挑戦。一回目の挑戦では「ドール・ドローン」を甘く見てしまいターン数オーバー、二回目の挑戦でギリギリ成功しました。やっぱフォースキャロット出し惜しんじゃだめね(ΘωΘ)

優勝後、ガンナーズヘブンの主宰であるペグッチ伯爵のもとに行くと、なんか様子が変。もともと変だけど更に変。ヌフグルルゥとか唸ってますΣ(゚Д゚;
「品性の乏しい口癖が染つる程に」って言ってるところをみると、伯爵は何者かに身体を乗っ取られているみたい。中の人はこの時を待ち望んでいたようです。

伯爵に憑依した存在の正体は宇宙帝王。また凄いのが出て来た。狙われすぎだろファルガイア。
ヴァージニア達の戦いっぷりが気に入ったという彼は、自分に挑む権利と、そのための準備時間をくれました。ファルガイアへ降臨すべく、この星の生命の器に宿ってみたものの、伯爵の肉体は脆く醜く、精神は歪んでいる……って、ひどい言われようだな。

そんなわけで、新しい器を探していた帝王様。強く、更には女性を望んでいたって事で、ヴァージニアに白羽の矢を強引に立ててきます。

VS マルドゥーク
闇属性の攻撃は闇耐性を付けていれば問題無いのですが、「アゴニーエフェクト」は厄介。そして一番の問題は敵がこまめに回復してしまうこと。下手するとカウンター代わりに回復します。
なので、ジェットのARM弾数をとっととゼロにして、フォースキャロットを与えつつフィネストアーツ連発で撃破しました。力押しですがそれが一番効率いいんだもの。

戦闘後、敗北もまた解放と言うマルドゥーク。伯爵の身体も解放してくれることとなりました。自分が中に入っていた記憶は無くなるそうです。
この男にとっても幸いであろう、と同時に、そんな記憶が遺っていると自分が不愉快だ、だって(笑)。

さて、ガンナーズヘブンでのイベントはこれで終わり……ではありません。今度はカウンターにいる受付のオルテガさんの出番。
彼はヴァージニア達がマルドゥークと戦う様を見ていたらしく、そのお陰で、彼の中で燻っていた戦士の血が騒ぎ出しちゃったみたい。こいつもか。
現役時代の闘士名「バッドニュース」って……懐かしいな! あの頃のままとはいかないが、と詫びるオルテガさんですが、それが初代の事を指してるのなら、確かに凄い格好だったもんなぁ。

VS バッドニュース
行動が早く先手を取られがち。物理攻撃も確実にカウンターを出してきます。攻撃力は高いものの全体攻撃がないので、回復さえ怠らなければ大丈夫っぽい。
一方、彼が回復してしまうのは地味に鬱陶しいですが、フィネストアーツ連発でどうにか。
HPが高く撃たれ強いので、いつまで経っても死なないイメージ。

いよいよをもってガンナーズヘブン関連のイベントを終了したら、アリオッチ討伐の続き。LV50あたりから開幕ミーディアムで全滅してくれなくなったため、以下の戦法で頑張ってみました。

1ターン目:ヴァージニアでミーディアム、ジェットはヴァージニアにフォースキャロット、ギャロウズはエクステンション+プロテクト、クライヴは自分にハイパー。
2ターン目:ヴァージニアはミーディアム、ジェットはクライヴにコマンドリプレイ、ギャロウズはヴァージニアにフォースキャロット、クライヴはロックオンスナイプ。
3ターン目:ギャロウズ以外の3人は基本2ターン目と同じですが、状況によっては回復など。で、ギャロウズはクライヴにキャロット。

と、いう具合。とりあえずヴァージニアで大雑把に削って、クライヴで各個にとどめ、といった感じです。
私の場合、クライヴの前にアリオッチのアゴニーエフェクトが入ってしまうので、毎度ヒヤヒヤしてました。

さて、待望の100戦目を終えるとアリオッチからのメッセージが。「我が復讐の百刃を振るおうとも、ただの一刃すら突き立てる事適わず」で始まるそれを要約すると「100回負けたから自刃しますね」といったもの。おぉ、最後まで律儀な。

さて、残るボスは「ABYSS」に潜む百魔獣の王「ラギュ・オ・ラギュラ」のみ。が、それに挑む前にLV上げも兼ね、ギリギリのところまで「ナイトメアキャッスル」を攻略しておくことにしました。

ナイトメアキャッスル

入口から直進すると、ボスの部屋に入るかどうかの選択肢が出現。流石にこんな入ってすぐの所でボス戦ってのは何か裏があるでしょうから、まずは他を探索してみます。

一つ前のエントランスホールを探索したところ、石壁で塞がれた出入口らしきものが数カ所。うち一つにヒビが入っていたので、セットボムで破壊を試みたところ、出入口が出現しました。
どうやら、各入口を開くためにはヴァージニア達のグッズを駆使しなければならない様です。よく見たら、そこかしこに見覚えのあるギミックがあるので、簡単に気付けると思います。ただし、像を押すやつだけは時間かかったけど(´・ω・`)

各入口から進んだ先には、これまた仕掛けだらけの通路があり、その最奥にはベアトリーチェの配下である「厄災」が待ち構えています。
どの通路も基本はこのパターンで、仕掛けの内容、そして厄災の属性が異なるぐらい。

最初に入った入口は東側の中2階(?)。遭遇したのは「火」の厄災です。厄災達が使ってくるのは各属性のミーディアムと同じ技、そして「死の翼」という物理攻撃。倒し方もほぼ同じであったため、基本、初戦の「ディザスター・ファイア」戦以外は戦闘の詳細を省略しちゃうぜ。

VS ディザスター・ファイア
「ヴェイバーブラスト」を仕掛けきましたが、こちらのLVが80もあるせいか低火力。耐性付けてなくてもです。ジェットさんのフィネストアーツ1発で撃沈。

戦闘後は再びエントランスまで戻る必要がありますが、エクソダスオーブで戻ると楽々。

お次はエントランス東側の1F北側。消えて行く足場を落ちないよう進んでいくのですが、目がチカチカして大変でした(+ω+) ここで戦うのは水の厄災。

3つめは東側1F南の入口。ここの仕掛けは見えない床。ぷかぷか浮いてるオブジェにブーメランなどを当てれば、一瞬だけ足場が見えるので、それを頼りに進みます。
個人的にはブーメランでなくギャロウズのフリーザードールがやり易かったです。L3レバーを使えば、その場から動く事なく身を回転させオブジェに照射出来るので。

行き着いた場所で待っていたのは「ディザスター・ムーン」。使用してくる割合ダメージは防ぐ術が無いので(たぶん)緊張しましたが、1ターン目に「死の翼」を使用してきたため、2ターン目にフィネストアーツで撃破。割合ダメージを喰らわずに済みました(;-ω-)=3

4つめは西側1F南の入口。しばらく進むと文字が刻まれた石碑が4つあり、読む限りでは世界の歴史を綴ったもののようです。
とりあえず石碑はスルーし、その先にある床の隙間を「ゲイルクレスト」で越えて行くと、禍々しい石像付きの扉に行き当たりました。当然ながら閉ざされているので、先刻の碑文をヒントにどうにかするんでしょう。

4つの碑文に共通する特徴は、それぞれに炎、冷たき、変化、物理、と、属性というか状態を示す単語が1つ混ぜ込んであること。
単純に考えると炎→ティンダークレスト、冷たき→フリーザードール、変化→チェンジクレスト、物理→セットボム、あたりでしょう。順番は、おそらくファルガイアの歴史になぞらえればいいんじゃないかなって事で、炎→冷→物理→変化の順でグッズを使ってみると、扉は消滅。先に進めるようになりました。

さてさて次の仕掛けは…………げ、絵合わせパズルΣ(゚Д゚;
こういうの苦手なんですが必死に解きました。先で待ち構えてた「ディザスター・ブライト」戦は省略で。

5つ目は西側1F西壁。仕掛けは、正しい順路で部屋を抜けないと先に進めないタイプのアレ。
ノーヒントかと思いきや、正しいルートを進んでいる場合、部屋の中央にオブジェが出現するようです。

西、北、東、南、西で突破し安堵したのも束の間、お次は東西南北に加え、北東、北西、南東、南西が追加。スタート地点の部屋の中央にはどでかい穴があいてます。正解ルートだと、その穴の中央にオブジェが出現するようです。
北、北東、西と抜けると「ディザースター・ウィンド」が待ち構えてました。

6つ目、最後の入口は西側2F。仕掛けは、行く手を遮るでっかいブロックをマイトグローブで押し退けるのみ。ちょっとしたパズル要素がありますが一番楽な仕掛けかと思われます。ここでの厄災は「ディザスター・アース」でした。

さて、一通り厄災達を退けたので、改めて中央の扉から奥へ。そこにいたのはベアト……ではなく、幸運を司る「ディザスター・ラック」。使用してくるのは「ラッキーシュート」……ではなく「アンラッキーシュート」。そこそこ攻撃力もあります。

ともかくも、いつもの様にフィネストアーツをぶちかまし撃破完了、と思いきや、メッセージが。
「我らは七つにしてひとつの砦」と告げた厄災は……なんかでっかいドラゴンになりましたよ!?

VS ティアマット
「ディザスター・ラック」が変身し、戦闘続行。補助効果などは引き継いだままです。敵が使用してくるのは何故か「アンラッキーシュート」のみ。いつもの様にフィネストアーツで撃破してしまいましたが、なんか腑に落ちない。

その後、攻略本で確認したところ、このティアマット、各厄災が使用する攻撃を使ってくるそうです。ただし、既に倒された厄災のものは使用出来ないようで……つまりは弱体化しちゃうわけだ。
逆に考えれば、もし他の厄災を全てスルーし、いきなりラックと戦うと、全力状態のティアマットと戦うハメになるというわけですね。

さて、ティアマットを撃破したら残るはベアトリーチェのみ。が、現段階で彼女を倒してしまうと色々と都合が悪いので、一旦「ナイトメアキャッスル」から離脱します。そもそも経験値稼ぎに来ただけだしね。

物語も大詰めに差し掛かったところで、続きは次回。

■ 第29回(最終回) ABYSS〜エンディング

長らく続いてしまったプレイ日記も今回で最終回。
今回のプレイに要した時間にはこの日記の一回分以上なんですが、無理矢理詰め込んでみました(ΘωΘ)

ベアトリーチェは放置し「ABYSS」攻略の準備を開始。
まずは全員LV.100になるまで育成し、全属性の耐性を付けます。各種回復アイテムを99個揃えたら、いざ突撃。

ABYSS

目指すは最深部であるB100Fですが、到達までにとにかく時間がかかります。今回、全員「サプライズガード」をセットし、エンカウントは全部キャンセル(マイグラントLVはもちろん20)。ゲイルクレストや故意の落下によるショーットカットも使いまくった上で、ようやくB100Fに到達。突入してから二時間半が経過していましたとさ。
…………これ、絶対に負けられないって。

VS ラギュ・オ・ラギュラ(幼生体)
攻撃は殆ど火属性なので、火属性耐性は完全に。念のため「パーマネント」でメンバーの各種補助魔法の効果を永続的にしておきます。
物理攻撃でのカウンターはシールドがけのジェットが2500ほど喰らってました。ただしターピュランスをかけた後は完全に回避。

こちらの攻撃はロックオンスナイプ&ジェットのフィネストアーツ任せ。ヴァージニアとギャロウズは回復及び攻撃補助に徹しました。ハイパーがけのフィネストアーツで、大体7万前後削ってたかな?

運の良い事に、特にピンチになる事もなく勝利。入手した「シェリフスター」は誰に付けるべきか……。
本当はヴァージニアにあげたいんですが、付けるスペースがないので、カツカツだったクライヴにしてみました。

さぁ、倒すものも倒したし地上へ戻ろう……といきたいところですが、本番はこれから。
ひとまずB1Fに戻ると、前には無かった封印柱で出入口を塞がれているではありませんか。か、帰れない!

VS ラギュ・オ・ラギュラ(完全体)
攻略本で確認する限り、HPとステータスがカンストしていらっしゃいます。クイックでこちらのRESを上げても、先手を取られる仕様(´Д⊂
また、幼生時の攻撃手段に加え、使用アルカナの属性も増加。たまたまだとは思いますが、やたらコキュートスをぶっ放してきました。

さて、こちらの戦法については、基本的には幼生体戦と同じ。補助アルカナをかけ終えたクライヴがロックオンスナイプに集中できるようになると、片付くのが早かった気がします。特に彼には「銃の英雄」を付けていたので、ATP追加がフルで起動してる状態だったし。

撃破後の感想としては……2のそれに比べると弱かったかな。
何にしろ、これでサブイベントは全てクリア完了です。

ナイトメアキャッスル

さて、これでいよいよやる事が無くなってしまったので、本編に復帰します。
準備が整ったら「夢魔の鍵」を使いベアトリーチェの部屋へ。入る直前にセーブするかどうかを問われる念の入れよう。

部屋に入ると、ソファでくつろぐ少女の姿が。随分と時間がかかったのね、みたいな事を言われるわけですが……はい、ラギュ倒してきたので(。A 。 )

自分だけのファルガイアを創る、と言う少女。それには凄まじいエネルギーが必要なのですが、その問題は既にクリア済みのようです。
ナイトメアキャッスルを自爆させ、そのエネルギーをあてるって……無茶言うな!
彼女的には、厄災獣が残ろうがヴァージニアが残ろうが関係無く、エネルギーとなるならば何だってよかったみたい。

皮肉な事に、ヴァージニア達の行動は全て彼女の計画の手助けとなっていました。ジークフリードの排除とかね。
更に、教主ラミアムの夢に出ていた少女もベアトリーチェだと判明。うん、知ってた。

人の想いを利用するベアトリーチェを許さない、と断じるヴァージニアと、ヴァージニアに許してもらう必要などない、というベアトリーチェ。いよいよ、夢魔の少女との戦闘となります。
ここ「ナイトメアキャッスル」においては、ヴァージニア達は夢魔に触れ、傷付ける事も出来ますが、それは裏を返せば、実体を持たないベアトリーチェがヴァージニア達に直接攻撃が出来るという事でもあるのです。……そうか、だから自分の土俵に引っ張り上げたのか。

VS ベアトリーチェ
遂に黒幕との戦闘……ですが、フィネストアーツのお陰で3ターンで終了となりました。あれ?

戦闘後、自らの内側に星の種子を宿している、というベアトリーチェ。自分は「ファルガイアのマザーになる」と言い放つのですが……ごめん、なんかルー大柴的な感じがした(笑)。

場面は変わり、激しい震動に襲われるナイトメアキャッスル。ユグドラシルのジェネレイターは、ディスティニーアークにて既に起動段階に入っているって……ええええっΣ(゚Д゚;!?
あとはキャッスルをヴァージニア達ごと吹っ飛ばし、エネルギーを手に入れるだけだって。

ヴァージニア達はともかく、教主ラミアムも楽にしてあげないと、などと言いやがってたのが気になりますが、10秒で爆発するって一体どうすれば……ああそうか、本来はこのための「エクソダスオーブ」か!

すかさず「エクソダスオーブ」を使用すると、生け贄の祭壇へ帰還。が、何があったのか、シェーンとハルさんが倒れてました。
ギャロウズがシェーンを、そしてクライヴがハルさんへと駆け寄って抱き起こしますが、なんか様子が変。何故自分達がここにいるか解らなくなっているようです。まさか「想い出」が奪われた、ということなのでしょうか。

フィールドに出ると、そこは静寂の世界。BGMが無いのでなんか恐い(´;ω;`)
試しに色々な町に行ってみましたが、皆、想い出が失われ不安がってます。それまでの信条を覆すような状態になってる人も。何がショックかって、ケイトリンがヴァージニア達のこと忘れてる事かしら……。
全部の町を回っていてはキリがないので、縁の深いところにだけ行ってみましたが、幸い、シェーンとハルさんの混乱は一時的なもので済んだようです。

デスティニーアーク

中に入ると更なる緊急事態発生。ラミアムの身を案じ駆け出す一行の背後から、魔獣達が迫って来ています。……が、ここでマヤ率いるシュレティンガー一家が登場(∩´∀`)∩! 魔獣達を引き受けてくれました。
マヤの見付けた新たな宝石の名は、「ファルガイア」。彼女はファルガイア統合政府(うろおぼえ)の初代大統領とやらになるんだってさ! 夢がでっかい!

魔獣の群を引き受けてくれたマヤ達に背を預け、一行は教主の間へ。と、部屋に入った瞬間、目の前にラミアムが立ちはだかりました。
…………いえ、彼は、ヴァージニア達をベアトリーチェの攻撃から庇ったのです。

真相を悟った彼は、ヴァージニアの目の前で息を引き取ってしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。
……ぶっちゃけ、まさか死ぬとは思わなかった! 最初から最後まで良い人だった! 一時は黒幕かと思ってたよごめんね!

ラミアムが普段座っていた場所から、皆を見下ろすベアトリーチェ。彼女はヴァージニア達を夢の領域……深い精神の闇の部分へと引きずり込むものの、ヴァージニア達はそれを打ち破りました。ラミアムが導いていた光を頼りに。
二挺拳銃を構え、ヴァージニアの最後の戦いが始まります。

VS ベアトリーチェ
基本はナイトメアキャッスルで戦った際と同様。フィネストアーツであっという間でした。

ある程度HPを削ると、イベント発生。まだまだ余裕なベアトリーチェは「もうひとつのファルガイア」をヴァージニア達に嗾けてきました。だからその「ファルガイアのマザー」って表現はやめて。

ここで再び戦闘開始となるのですが、出現したのは原生生物っぽいもの。クライヴが言うに幼生体らしく、ここから成長することにより、真の脅威になるのではないか、とのこと。
存在は「もうひとつのファルガイア」だとしても、意思はベアトリーチェそのものやんか、って事でぶっ潰します。

VS ネガ・ファルガイア(第一形態)
基本は普通のボス戦同様、補助アルカナ+フィネストアーツで。どうやら、こちらから攻撃しない限り、何も仕掛けてこないようです。
1ターン目にジェットのガトリングを撃ち込んだところ、分裂しちゃいました。幼生体ながら反撃が予想外にきつい。

ネガ・ファルガイア各形態との戦闘は連続で行われるようなので、第一形態のうちに補助アルカナをかけ、パーマネンスで永続化しておきました。

第二形態
蛹だそうです。リセット使って来るというひどいボス。

第三形態
見た目はスライム。物理攻撃が効かない模様。「コアが剥き出しになった!」となれば攻撃が通るようなのですが、その直後に攻撃をしないと意味がないみたい。しかも行動順が一行より遅かったので、なんの意味もありませんでした(+ω+)
HP自体はそう高くないので、ヴァージニアとギャロウズのアルカナでちょこちょこ小突けば大丈夫。

第四形態
ワニっぽいのが4匹。アルカナで攻撃すると、弱点の属性をコロコロかえてきてめんどい('A`) また、アルカナを駆使した攻撃を仕掛けてくるものの、ラギュ対策で全属性に耐性があるヴァージニア達には意味なし。
HPが低いので、無属性攻撃の「アークインパルス」や「魔剣ルシエド」でチマチマ。また、物理攻撃をすると即座に回復しやがりますが、オーバーキルをやっちゃうフィネストアーツの前には何の意味もないのだよ。

第五形態
小さな恐竜っぽいのが2体。フィネストアーツ→ロックオンスナイプと続き、何の行動もさせないまま撃破。

第六形態
ここでBGMが変化。登場したのは、翼の生えた怪獣っぽいの。1ターン目でフィネストアーツ叩き込んだら、やっぱり何もさせないまま撃破。

第七形態
なんだろう……でっかい二足歩行の猫型モンスター的な何か。「豪腕のひとふり」は名前の割に、70ちょっとしかダメージ与えてこず拍子抜け。次ターンでフィネストアーツを叩き込み、終了。

第八形態
更にBGMが変化。ボス戦っぽい雰囲気が出てきました。何やら羽が生えた赤黒いやつです。
使い魔を2体従えていて、こちらからの攻撃は全部その2体を盾にします。とりあえず使い魔2体を先に倒し、盾に出来なくなったところで、クライヴのロックオンスナイプを撃ち込み終了。

第九形態今度は翼の4つある天使っぽい姿。2体従えているのは御使い。基本戦法は第九形態の時と同じでOK。
ヴァージニア、ジェット、ギャロウズで御使い2体を倒し、ロックオンスナイプで本体狙い。敵は自ターンで御使いを復活させるので、また同じ手順の繰り返し。
ただ、ネガ・ファルガイア本体のHPが高くなってるので、ちょっとターン数を要しました。

第十形態
いよいよ最終形態。なんか電飾のついたパイナップ……ル?
更に変化したBGMは、フィールド音楽のアレンジっぽくて格好良いです。

ここで、ベアトリーチェらしき声が聞こえてきました。「果ての無い、悪夢の中に朽ちるがいいわッ!!」だって。パイナップルだけど。

初ターンは、とりあえずジェットで「ビックポケット」。何故かと言うと「Exファイルキー」を盗めるのです(ΘωΘ)
この最終形態、根を伸ばす事により属性攻撃への耐性を付けるらしいのですが、フィネストアーツで直接本体叩いたら呆気なく終わってしまった……。

ネガ・ファルガイアが消滅してもなお余裕のベアトリーチェ。彼女自身と彼女の「ファルガイア」は終わるものの、ヴァージニア達のファルガイアも終わってしまう、と言うのです。
何故ならば、本来のファルガイアとネガは対であり、互いを打ち消し合う存在。これまではベアトリーチェの結界内にあったからこそ存在出来ていた二つのファルガイアは、彼女と共に結界が消え去ることにより接触し、その相反作用で消滅していく……って、えー('A`)

物語は最大の危機を迎えるものの、ここからはエンディングに突入。ヴァージニア達はプレイヤーの手を放れます。

世界の崩壊を前に、ヴァージニアはヒアデス内……夢と現実を分ける「地平線」でウェルナーと再会。
ヴァージニアはファルガイアの皆の「想い出」で、ファルガイアの再生を試みます。その鍵はやはりジェットの持つファルガイアの「想い出」。

その後ヴァージニアの意識は戻り、目の前には三人が。が、駆け付けた教団員によりラミレス殺しの嫌疑をかけられてしまいます。この窮地を切り抜けるべく、ヴァージニアが選択したのは……プレイしてのお楽しみ(ΘωΘ)随分とドタバタとした展開になりますです。

ちなみに、スタッフロールの後、一行の後日談……というほど時間は経ってないようですが、その後が少しだけ描かれます。詳細は触れませんが、簡単に言えば、良い意味で「ヴァージニア達の冒険はこれからだ!」という感じ。楽しく元気そうにやっていて何よりです。

□ ■ □

さて、29回に渡り続けてきましたWA3rdプレイ日記もこれでお終い。
最後に、簡単なプレイ総括をやってみたいと思います。

WAシリーズは初代&2ndとプレイしましたが、今作も従来通りのノリは健在。正義と悪、更に言えば敵と味方の別が明確であり、倒すべき存在が常にはっきりしている点が好きです。
特に今回は敵方が「元人間」で構成されているという事もあり、「そちらもまた正義」なんて展開になるのだろうかと思いきや、「そっちの言い分もまぁわかるけど、根本的にやり方がおかしいよね?」だったので、同情はしても罪悪感は湧きませんでした(ひどい)。

さて、今作はシリーズ初のPS2タイトルということでグラフィックが美しくなり、キャラの細かな仕草もより解りやすいものに。また、戦闘時には敵味方が画面を駆け回るという、動きのある演出がなされています。この戦闘時の動きについては賛否両論を耳にしましたが、個人的には気になりませんでした。騎乗しての戦闘も殆どやらなかったので、同様。
ただ、たまーに処理落ちしてハラハラした事があったので、必要かと問われれば……どうだろう(曖昧に回答回避)。

ボリュームに関しては過不足ない印象。終盤までは物語にメリハリがあり、サクサク進めます。本編以外のやり込み要素も、さほど時間を取られるわけでもないので、普通に進める分にはプレイ時間も徒に長くはならないと思います。
……あ、でも「ABYSS」制覇と「アリオッチ」探しはけっこう時間食っちゃいますねΣ(゚Д゚; 前言撤回、した方がいい?

また、隠しボス達も2ndほどは苦労しないと思われますので、その辺は過剰な期待は禁物。
ボス戦(本編含む)の難易度を上げたい場合は、「フィネストアーツ」を使用禁止にするだけでも随分とやり応えが出て来るんじゃないでしょうか。散々お世話になっておきながら言うのもなんですが、「フィネストアーツ」はバランスブレイカーな気がしないでもない……。

全体的に難易度は低め……と言いたいところですが、謎解きで詰まるとすぐ攻略情報に泣き付いてたので、断言出来る立場じゃなかった(+ω+)
もしノーヒントでのプレイだった場合、ダンジョ ンの仕掛けを突破するのに倍以上の時間がかかっただろうし、いつまで経っても「ミーミルズウェル」を発見出来なかったかもしれません。バカの上、注意力散漫だからね(´;ω;`)!

最後は自虐に終わってしまいましたが、今回のプレイまとめはこんな感じ。
初代や2ndが未プレイでも、十分に楽しめる良作だと思います。
ただ、これまでの作品で登場した用語やダンジョン名などが出て来るので、プレイしていてニヤニヤ出来るという特典はあるですよ(ΘωΘ)

それでは、「WILD ARMS Advanced 3rd」のプレイ日記はここまで。
機会があれば、他の作品のプレイ日記でお会いしましょうヾ(*´∀`*)ノ

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