WILD ARMS the 4th Detonator [ SCE/'05 ]
第1回〜第10回 | 第11回〜第20回 | 第21回〜第25回(最終回)
第11回 VS ヒューゴ〜引かれ集う水のほとり 第12回 天地を分つミムクリルゥ〜荒れ野巡る鉄の道
第13回 鈍色の駅バックライ〜エ・テメン・アン・キ 第14回 バックライ〜銀星章
第15回 埋葬都市 第16回 バックライ〜砂食みに沈む集落
第17回 砂上戦艦 ガラ・デ・レオン(1) 第18回 砂上戦艦 ガラ・デ・レオン(2)
第19回 ガラ・デ・レオン〜フロンティア ハリム 第20回 死眠りへと誘う渓谷〜ポート ロザリア
■ 第11回 VS ヒューゴ〜引かれ集う水のほとり

前回、河底トンネルで渡河を試みたジュード達。ガウンとの予期せぬ再会と別れを経て、ようやく出口が見えて来たかと思いきや、そこにはブリューナクのコマンダーが待ち構えていたのでした。
今回はちょっと長いのでゴメンして下さい。イベント多いんだこれが。

待っていたのは二刀流の男「ヒューゴ」。ジュード達の力を自分の目で見てみたくなってお出ましとのこと。
ジュードの強さを見極めたいそうですが……いやそんな大したもんじゃないのでお引き取り下さい。

ここではすんなりボス戦には入らず、イベントにてヒューゴの能力を見せ付けられる事に。
彼の能力は「目で追えないくらいの超加速移動」を行う、『絶対の彼方(システム・クロノス)』。
その速さは物理法則を超越し、ジュードのアクセラレイターをもってしてもダメらしい。そんなぁ。

原理としては「時の流れを圧縮し、ほとんど停止した高密度の時間の中、ただ一人、行動を可能とする」。
つまり彼は加速してるんじゃなく時間を圧縮してる……って、そんなんどっちでもいいわ。

この後は、ラクウェル(19歳女性)がヒューゴ(33歳男性)の能力の隙(「攻撃する刹那、時間が動き出す」)をあっさり見付け、身体に不調を来たしながらも達人同士の打ち合いを繰り広げたり、ジュードが機転を利かせてヒューゴを出し抜いたり。どうにか勝機が見えそうなところで、いざ戦闘突入です。

VS ヒューゴ
前述のヒューゴの能力を実際の戦闘に落とし込んだ結果、「攻撃しようとするとHEX移動して逃げちゃう」という特性になっている模様(。A 。 ) なので、ユウリィの「リプレイス」を駆使して取り囲み、皆でフクロにしました。
あっさり片付いたのでラッキーカードを使う余裕もなかった。

ヒューゴが時間を止めている間にも、自分達は前進を続けていたというジュード。うまいこと言った。
ジュード達を侮った己を恥じつつ、ヒューゴは敗北を認め……もしかして死んじゃった?

ヒューゴの言葉に促されるように、光が射す方へと駆け出す4人。トンネルの外に広がっていたのは……ワールドマップでした。

引かれ集う水のほとり

大河沿いの道へ辿り着いた4人ですが、またまた場面は「銀星章」へ。
ラムダとエセルダさんは相変わらずARMの話で盛り上がって(?)ました。

研究者達の思惑から外れ兵器となってしまったARM。その威力は、場合によっては核兵器に匹敵するとか。
一方で、「誰にでも使えるというわけではない」という、兵器としては致命的な欠陥も併せ持っているわけですが、以下、その欠陥を踏まえての会話まとめ。

・ARMの実戦投入を諦めない統合星府は計画の第二段階へと移行した。
・人間という種に対し人為的なウイルス進化を試み「ARMを扱える人間を造る」事に。結果、一人の超人兵士が誕生した。
・遺伝子にナノテク処理を施された完成体第一号は「黒衣の死神」。想定以上の性能をARMから引き出し、己が意のままに操った。
・「黒衣の死神」は後に「英雄」と称され、現在は「戦争犯罪人」と呼ばれている。
・「英雄」は「フェルクレルングの白日夢」で命を落としている。

ここにきてようやく「黒衣の死神」の詳細。エセルダさんもその人物を知っているらしく、「死神」や「英雄」といった、戦争時代を引きずる二つ名を嫌う様子から察するに、近しい間柄と見た。大体推測出来るけど。

・議会騎士団領「フェルクレルング」での実験事故は悲惨の一言。
・多くの命が失われたが、事故の規模の割に多くの命が助けられたのは、対立している汎国家星府の「英雄」の、命を賭した奇跡によるもの。

んんん? 騎士団領内での事故を、星府側の英雄が救った?
具体的に何が起こって、どうやって英雄はそれを救ったのでしょうか?

ここで、「英雄」が生存している可能性を示唆したラムダ。なんでもラムダの友人が噂の影を追い掛けているそうですが……友人、ねぇ。

さて、場面は再び「引かれ集う水のほとり」。ジュード達はガウンと再会しちゃいました。
ガウンはジュード達と別れた後に隠し通路を発見し、ジュード達を追い越してしまったようですが……これ、ガウンがラムダの「友人」ってやつでいいんだよね?

それはともかく、今回の話題はガウンの「捜し人」について。ガウンが追っている人物は、常に戦場の中に身を置いていたそうな。
英雄だろうが戦争犯罪人だろうが、本当は平和に身を置きたい筈なのに、と肩を落とすジュードに対し、ガウンは、しばしの同行を申し出るのでした。またすぐにいなくなりそうだけど(´・ω・`)

イベントが済んだらいよいよ探索。とは言え、実際は川沿いの遊歩道(ただし廃墟)をひたすら道なりに進んで行くだけなのですが、途中途中で会話イベントが挿入されるので、通り抜けるまでに時間を要します。
その上、イベント関係無く、ジャンプ失敗で水ポチャして手間取ったりするんだけどね(+ω+)
途中、ブレイクポイントや商人さんが完備されているので、ここを拠点にして経験値稼ぎをするのもいいかも。

FLOOR2にいる商人さんと会話すると、箱に入った子犬が河を流れて行ったと教えてくれます。助けたくてもこの岸からではどうしようもなかった、とのこと。川幅でっかいから無理もない。
会話後、ブレイクポイントでセーブ&浄化し、FLOOR3へと進むと、ガウンの話の続きとなりました。長い。

・戦争終結の少し前、議会騎士団領内のある町で大破壊が起こり、多くの人々が命を落とした。
・その只中に一人立っていたのが、ガウンの追う男。
・その町で一体何が起こったのか真相は今だに明らかにされていないが、その男の手により引き起こされたのではないかと囁かれている。
・もしそれが真実ならば、何故、かつて英雄とまで呼ばれた戦士が、罪無き人の命と、ささやかな暮らしを奪ったのか訊きたい。

その町については名前も存在も隠匿されてしまっている様ですが、なんと知っている人物がいました。ラクウェルです。

大破壊の舞台、そしてラクウェルの故郷でもある「フェルクレルング」。この名前、ラムダとエセルダさんの会話でも出て来てましたね。

ラクウェルがフェルクレルングの生存者だと知ったガウンは、かの町で何が起こり、英雄は何故そこにいたのかを問うたものの、当時ラクウェルはまだ幼く、そうでなくとも、突然に起こった破壊の真相など知る由もありません。
珍しく切羽詰まった様子のガウンに、これまた珍しくも気圧され気味なラクウェルがちょっと新鮮。

ラクウェルが覚えているのは「倒壊した建物に押し潰され、次に目を覚ました時、死神のような黒い男を見た」事ぐらい。その男は瓦礫の海でただ一人、空に向かって吠えていたそうです。
次に意識を取り戻した時には救護ベッドの上だったので、それ以上は何も解らないそうな

思わぬところで明かされたラクウェルの過去に、少なからずショックを受けるジュード達。
ラクウェルとしては隠すつもりは無く、単に言い出す機会が無かった、とのこと。

その後FLOOR3を進む最中、河を流れていく子犬を発見。それをジュードが救出に向かった際、とある事が切っ掛けで、一人の大柄な男性と出会いました。黒っぽい服……あれー( ^ω^ )このひとってー。

男性も子犬を助けようとしたものの、ジュードが一足早かったようです。差し出された手をジュードが握り返した刹那、少年の脳裏に鮮烈なイメージが流れ込んできました。

視えてきたのは、瓦礫の中に一人立ち、天に向かって咆吼しつつ何かをぶっ放している男性。
あれ、たった今、似た様な話を聞いたような。
そしてこれは完全にメタ視点なんですが……この方、ジュードと髪の色が同じ(゜∀。)

それはともかく、自分が視た光景に絶句したジュード。どうにか言葉を絞り出し、今視たものの事を男性に問い掛けようとしたものの、男性は子犬を連れ、去ってしまいました。

その後、「引かれ集う水のほとり」の出口に着いたところで、ガウンとはお別れ。あの黒衣の男性こそがガウンが追っている人物だったからです。彼が悪人ではないと解っているからこそ、追わなければならないんですって。難しいね。

ガウンに別れを告げた後、場面は「ブリューナクベース」へ。「エニル」という女性曰く「フィオレとアーシアが、ターゲットと接触を果たす頃」だそうな。
会話の相手は、グラサンをかけた巨漢「バルガイン」。2人の会話をまとめるとこんな感じです。

・フィオレとアーシアは「ヒース」という人物の偏執により命を吹き込まれた愛玩人形。
・ヒースの能力は「姿なき徘徊(インビシブルストーカー)」。
・自分すら愛せなかった彼は、自分という存在を己以外の知覚から喪失させた。人のあらゆる感覚だけでなく、索敵機器からも認識されない。
・彼が唯一愛情を注いでいたのがあの二体であり、人形がその愛に応えた。

ヒースさん、究極の引きこもりに思えなくもない(笑)。
エニルがヒースと人形達にある程度の理解を示す一方、バルガインは「おぞましい」と切り捨てました。うん、そんな感じするよね、あなたは。

散々な言われようのヒースさんですが、実は既に故人。それもラムダに粛清された模様。
彼の能力が能力だっただけに、喪失は大きな痛手のようです。
なんでも、その能力が故に「在らずとも在る」という論理の矛盾が、ヒースという存在を歪め、肥大化させたとのことですが……。

いまいちよく解りませんが、簡潔に言えば、姿が見えないのをいいことに色々やらかしちゃった、のかな? それも機密漏洩などでなく、女子職員を盗み見たり、盗み聞きしたり。……そりゃ粛清されますわ。バルガインさんが「破廉恥漢」と激怒するのもやむなし。

結局、どんなに表面上は高潔な人間でも、その裏までもがそうとは限らない、って事ですね。人は存在する事により心に蓋をするが、存在が無くなったヒースは汚泥の如き心がダダ漏れになってしまった……。で、そういう「人の弱さ」はラムダが忌むところなので、粛清されてしまいましたとさ、というお話。

しかし、ヒースに限らず、人は誰しも弱さを抱えているものですが、ラムダはそんな弱い者も未来へ導いてくれるのだろうか、と憂うエニルさん。優しい。
ブリューナクの面々って根っからの悪人がいないみたいなので、完全な「悪役」と言いきれない……って、ジェレミィ忘れてた。あいつは悪人(笑)。

エニル達の会話が終わったら、ワールドマップへ。次の目的地は「天地を分つミムクリルゥ」
イベントが多い回になりましたが、今回はここまで。

■ 第12回 天地を分つミムクリルゥ〜荒れ野巡る鉄の道

前回、ガウンの捜し人である黒衣の男と遭遇したジュード。引き続き男を追うというガウンと別れ、一行は引き続き「バックライ」を目指すのでした。

天地を分つミムクリルゥ

山頂へと続く山岳遺跡で、道中は足場が宙に浮いてる箇所多し。しかも所によっては動いてるのでアクション下手泣かせ(´Д⊂
そんなこんなで先を急ぐ中、皆に迷惑を掛けていると塞ぎ込むユウリィ。そんな事はないと気遣うジュード達ですが、こればっかりは自身で納得するしかないからなー。

それに苦しいのはユウリィだけじゃない! プレイヤーだってそうなんだ!
きっつい直線攻撃をぶっ放してくる「フェアリーライト」に苦戦したり、移動床に乗り損なって幾度もフリーフォール状態だったり、宝箱の取り方解らなくて涙目になったりと、大変なんだ! 概ね自分のせいですが!

そんなこんなで半泣き状態で進んでいると、ボス戦突入。敵は「ラットモンキー」の団体様。何事Σ(゚Д゚)!?

VS ラットモンキー×12(たぶん)
弱い、ので、普通に殴るだけで勝利。ちょっと拍子抜け。

ここからはイベントの流れで、アルノー、ラクウェル、ジュード、ユウリィの順に、一人ずつボスと戦闘をしていく展開となります。但し、最後のユウリィの時は、途中から他の三人が合流してくれる仕組み。

VS スプリガン
姿を現したのがラットモンキーでない事に驚愕するアルノー。が、強くはないのでブラスト3発で撃破。敵の攻撃もミスばかりで無傷でした。

2戦目はラクウェル対スプリガン。どうやらラットモンキーは囮で、こちらの戦力を分散する作戦だったようです。予想外に賢い。

3戦目はジュード。ユウリィの身を案じてますが……そっか、ユウリィがやばい!
ファントムラインとショットで勝利し、ここからが正念場です。

VS スプリガン(大)、スプリガン×2
最後はユウリィ1人でのバトル。こんな時に限って3匹!
のっけから攻撃されて1000近く持っていかれた時はダメかと思いましたが、とりあえずプロテクト。と、次のターンでジュードが、またその次のターンでラクウェル&アルノーが来てくれました。
合流さえ出来ればあとは楽勝。サクサクっと戦闘終了です。

戦闘後、勝ちを急いだ自分のせいで敵の策にはまったと自らを責めるアルノー。直後、そんな彼を嘲笑う台詞と共に、ブリューナクのお人形2人のお出ましです。
ユウリィの身柄の確保と、その他の抹殺が仕事だという「フィオレ」と「アーシア」。妙にアルノーに手厳しい。
大人しくユウリィを渡すか否か選択する時間をくれるそうで、橋を渡ったところで待っている、だって。わぁ、優しい。

イベント後、ボス戦の場所から少し進むとブレイクポイントが。ありがてぇ。
浄化を試みたところ、戦闘ではなく仕掛け解除型でした。仕掛けはこの先にあるんかな?

次のFLOOR9に進むと踏み込みスイッチが2つ。浄化の仕掛けと思いきや、そうではなく、起動した移動床でFLOOR10を通過しFLLOR11へ向かい、その先には隠しボスの封印石がありました。
では浄化の仕掛けは一体何処に……と、早々と降参して攻略本を捲ったところ、なんとブレイクポイントのすぐ側。南側から下に飛び降りるとちゃんと足場があり、その先にあるスイッチを踏めばOKだったのです(+ω+)
でもこれで「フェアリーライト」に怯えなくて済むから良しとする。

その後、FLOOR13で大きな鍵をゲット。アクションフィールドで使うタイプのもので、早速使用してみたところ、謎の紋様が輝くだけで何も起こらず。
これで一体何をするのか謎ですが、とりあえず拾ったまんま先へ……ってダメだ。これ持ってるとジャンプ出来ない。

まったくもって意味不明なので、再度攻略本を確認したら、先程の封印石の封印を解くためのものでした。今作では、封印石のあるダンジョン内に、それを解放する鍵が置いてあるみたい。
……よし、そっとその場に置いて逃げ去ろう三( ゚∀゚)

FLOOR15に進むと、予告通りフィオレ&アーシアが出現。相変わらずアルノーをDisってくるわけですが、それに対するアルノーの反論が彼女達のマスター(ヒース)を軽んじるような内容になっちゃってたからさぁ大変。愛するマスターを侮辱されたと受け止めた二人は、戦闘態勢に入るのでした。
別にアルノーは侮ってそう言ったわけではなく、彼なりに猛省してて必死なだけなんだけどね。

VS フィオレ&アーシア
ジュード、ラクウェルLV.28、アルノー、ユウリィLV.27

嫌な予感がしたので初手のジュードはHEX移動。すると案の定「発禁呪文!?」で残り3人を削ってきました。その後、水のHEXにいたフィオレが厄介だったので移動させようとしたら、誤って「シャットアウト」でHEX固定しちゃってさぁ大変(゚д゚) 火のHEXにいたジュードが一撃で落とされもう右往左往。

とりあえずジュードは放置し、中央のHEXに移動させたアーシアから撃破。その後、改めて移動させたフィオレも撃破したところで無事勝利。……なんか、しないでいい苦労をした気がする(笑)。

戦闘後、侮蔑の対象だったアルノーに負けた事を悔しがるフィオレとアーシア。すったもんだの末、フィオレはジュード達を巻き添えにしての自爆を敢行:(;゙゚'ω゚'):
が、ラクウェルの察知が早かった事もあり間一髪で逃れられたものの、その衝撃で地に伏してしまったユウリィの前にはアーシアが。そして……「ひとりぼっちになったのが寂しい」って、この子もか!

アーシアが自爆しようとした刹那、動いたのはアルノーでした。彼の機転とジュードの直感により、見事アーシアだけを吹っ飛ばす事に成功……したものの、流石にラクウェルからお説教食らってしまった。テヘペロ。アルノー的には全くの考え無しというわけでも無かったようですが。

一方、辛うじて助かったユウリィは、迷惑を掛けた事に対する謝罪ではなく、助けて貰った事に対する感謝を口にするのでした。そうそう、前向き前向き。

結果的に、無事に山岳遺跡を抜けたジュード一行。ここで場面は「ガラ・デ・レオン」内の「黒瑪瑙の間」に移ります。
そう、武装爺様達の登場です。

今までは「爺様達」と一まとめにしていた枢密院のお歴々ですが、改めて、イカれたメンバーを紹介するぜ!
なんか緑っぽい「騎士アーリントン」、黄色っぽい「騎士バッキンガム」、青っぽい「騎士アシュレイ」、紫っぽい「騎士ローターデイル」、そして赤っぽいリーダー格「枢密卿クリフォード」だ!

ここで繰り広げられた爺放談を、大雑把にざっくり、そして身も蓋も無くまとめると……

「汎国家統合星府の圧政に勝ったんで、民衆主導の政治とやらをやらせてみたんだけど、民衆がバカばっかりなせいで政治の質が低下しまくっちゃった。やっぱ、本当にファルガイアを良くしたいんなら、愚民共には政治させないで、ワシ達みたいなイケてる統率者が導いてやるべきだわ。絶対そうだわ」

やっと本音というか、本性が出て来ました爺様達。お迎えの時間が近付きつつある彼等は、永遠に統治者となるための術を探し、発見するに至っちゃった模様。
ブリューナクを急かしてまでユウリィの身柄の確保を急がせているのは、彼女が、爺様達の計画を実行するための鍵である「贄の少女」だからなんですって(>'A`)>

なんか「『神剣』こそが未来」とか言ってますが、永遠に統治者になるって事は、不老不死の身体にでもなれるの?「神剣」で?
様々な疑問を残しつつ、場面はワールドマップへ。次の目的地は「荒れ野巡る鉄の道」

荒れ野巡る鉄の道

その名の通り、荒野の鉄道沿いの道を行きます。夕焼けに灼かれ美しい。
「バックライ」の町はこの線路の向こうにあるそうですが、アルノーは内心、線路の錆びっぷりが気に掛かる様子。
ともかく、バックライに着けば追っ手を振り切れるだろうと希望を抱く一行ですが、その一方で、自分が逃げる事で全てが解決するのだろうかと、一人思い悩むユウリィ。
……うん、正直、その場しのぎにしかならないかもね。

さて、FLOOR2の中程には謎の宝箱があります。FLOOR1にいた女性から、この辺りに「もの言う宝箱」がいる、という情報が得られるのですが、それがまさしくこれ。ガタガタ動いているので直ぐに解ります。
その正体は「宝箱を統べる王」、「ブラックボックス」。前作にも登場していた隠しボスです。

前作同様、今作のブラックボックスも、ゲーム中に登場する宝箱の総数およびジュード達が回収した数を教えてくれます。総数は178で、この時点で開けたものは72個でした。まだ半分にも満たないのね。
全ての宝箱を開けた暁には、ブラックボックスと戦う事が出来るようになります。

宝箱の王と別れ先を急ぐと、行商人さん&ブレイクポイントを発見。
位置的に、ブラックボックスと戦う際に重宝しそう。

FLOOR3到達後、このままでは何も変わらない事に気付き始めたユウリィ。逃げ続けたところで、彼女の望む世界には辿り着けないのです。
かと言って、どうすれば良いのかも解らない少女は、ただ一人の兄へと思いを馳せるのでした。

さて、そんなお兄ちゃんは何をしているかと言うと、一行が「荒れ野巡る鉄の道」を抜けた直後、登場となります。
殺風景な部屋で一人オルゴールを聴いていた彼は、やがてその蓋をそっと閉じると、覚悟を決めたかのような眼差しを見せるのでした。

イベント後、遂に「鈍色の駅バックライ」への道が繋がりました。長かった!
が、その前に「荒れ野〜」で経験値稼ぎ。若干雑魚戦が辛くなってきたので、ブレイクポイントを楽に浄化出来るぐらいまでが目安でしょうか。
また、ここに出現する敵からは、なかなか良いアイテムを盗めるので、こまめにジュードにアイテムスティールさせてました。

全員LV.30を越え、ブレイクポイントを浄化出来たら、いざ「バックライ」へ……は、次回ですか、そうですか。

■ 第13回 鈍色の駅バックライ〜エ・テメン・アン・キ

ユウリィを連れての逃避行の果て、ようやく目的地「バックライ」に辿り着いた一行。
しかし、ユウリィは逃げ続けている自分に迷いを抱き始めていました。

鈍色の駅バックライ

遂に到着した駅の町は、予想に反し寂れた雰囲気。
何はさておき駅へと向かい、行き先と時刻を決めることに。その道すがら情報収集しときます。

・駅ならあるが、錆び付いた線路と打ち棄てられた列車車両ぐらいしか残ってない。
・昔はバックライの駅から放射状に走る線路に沿って軍事拠点が点在していた。
・この町は戦争中は景気が良かった。
・駅が機能していたころのバックライは人々が集う賑やかな盛り場だった。
・最近この辺りをうろついている戦犯は、本当は戦争が嫌いだという噂。戦争をしようとする国に単身乗り込み、その政体を潰したという話もある。

なんか絶望的な情報が見え隠れしてますが気付かない振りをしよう。

セーブ後は念のためミーティング。内容をざっとまとめると、ユウリィは逃げ続ける自分への迷いをより深め、アルノーからは旅はここで終わりではないと励まされ、ラクウェルは密かにスケッチしていた事をジュードに気付かれていたと知り、赤面。
ラクウェルは自分のことを誰かに見せるのが苦手だそうです。可愛げのない自分にコンプレクッスがあるみたいですが……えー、可愛いのに。

ちなみにFLOOR3には、かつて砂上戦艦「ガラ・デ・レオン」に乗り込んでいたという人物の家があります。無謀な作戦に従事させられ、戦友や手足の自由を失った末、終戦を待たずに、この町に帰ってきたそうな。

さて、腹を括ってFLOOR2の駅へ。駅員さんに声を掛けたところ、6、7年前の運行を最後に列車の発着は行われていない事が判明。議会政治が失敗して以来、輸送機能も衰退しちゃったそうな。
まだ制服を着ているのも「大人の未練」と自嘲する駅員さんですが、そんな事ないよー! いつかまた列車来るよー!

空振りに終わった一行ですが、立ち止まっている場合ではありません。
とりあえず更に情報収集をと、FLOOR1に戻ろうとした時、突如ユウリィが驚愕しました。クルースニクの姿を見たというのです。

慌てて追い掛けるも、一行はクルースニクを発見出来ず。しかしユウリィは確かに兄の姿を見ており、彼は妹に向かって「エ・テメン・アン・キで待っている」と告げたそうな。
ジュードの「えてめんあんき?」って問い返しが和む。

地名なのか建物の名なのかは謎ですが、罠の臭いがプンプン。だからなのか、皆を巻き込む事に躊躇いを見せるユウリィの背中を押し、一行は「えてめんあんき」を目指す事に。
とりあえず情報収集してみると、以下の事が判明。

●「エ・テメン・アン・キ」について
・町の東にそびえているが、行くのは止めておいた方がいい。
・遙か昔、この地には厄災を振りまく魔獣がいて、人々は常にその脅威に怯えていた。
・この地を訪れた聖女カリュシオンは、東方の高い塔にて、自分の身体を印とし魔獣を封じた。

伝承については、本当はもっとちゃんとした形で教えて貰えるのですが、ここでは重要な点だけ。
要するに「エ・テメン・アン・キ」とは町の東にある塔の事で、そこには聖女カリュシオンに封じられた魔獣がいる、と。
今度のボスってそいつなの? クルースニクの罠なの?

遙かに掲げし決意の塔(エ・テメン・アン・キ)

バックライの東にある塔へ。中に入るなり、前方にクルースニクの後ろ姿が。それを見たユウリィは落ち込んじゃったわけですが……ジュード達が反応してないって事は、今回もユウリィしか気付いてないパターン? ジュードが気付いてたら絶対叫んでそうだもん。

FLOOR2奥の石版を調べると、大体こんな感じの事が書かれてました。
毎度お馴染みテキトー要約です。

「聖女は右手に『黒く尖った角の槍』を構えてるので 右から伸びてる道には激しい試練を設けます。
聖女は左手に『嘆きの涙のひとかけら』を掲げてるので 左から伸びてる道には静かな試練を設けます。
激しい試練は『体術の路』で、静かな試練は『思索の路』です。
この二つの路が結ばれれば、新しい試練の扉が開きます」

うん、こんな感じこんな感じ。意味も大体解った。
このFLOOR2から左右にルートが分岐するようですが、石板を見る限り、両方行く必要がありそう。
苦手な方から先に行っておきたいので、まずは体術コースの右ルートから。

──────はい、右ルート攻略してきました。
踏み台でびょんびょんしたり、点滅するブロックをびょんびょん跳んだりと、説明通りアクション要素満載です。びょんびょん。
詳細に説明するのは面倒大変なので、サラっと流します。

右ルート攻略後は、再びFLOOR2へ帰還。両ルートを攻略しなければ奥へは進めない仕組みのようです。
ならばお次は左ルートへ移動……しようとしたらイベント開始。なんかでっかい魔獣が出現したんですけど!? まさか、これが封印されてたヤツ(※ちがいました)!?
「何体ものガーディアンが一つになったような」って、ユウリィ、それヒント?

出現したのは、ユウリィ曰く「わたしの心の中にある記憶そのもの」。それも、彼女のトラウマをビシバシ刺激し蘇らせる様な、よろしくない類っぽい。

ユウリィの独白によれば、孤児院時代の彼女は孤独に苛まれながらも、同施設の子供達を守るため、大人達が喜ぶような実験結果を出していました。戦闘時に彼女が使用する「マテリアル」は、彼女の心の内に在る不安を具現化したもののようです。

ここで戦闘突入。自分の力は人を不幸にする力だと嘆き哀しむユウリィですが、今はただ、目の前の敵に立ち向かうしかないのです。

VS ガーディアンキマイラ
ジュード&アルノーLV.31、ユウリィLV.30、ラクウェルLV.32

ユウリィの不安や恐れが具現化したと思われる存在。何故具現化したかは謎です。
初手から火のHEXにて火炎攻撃を喰らい、ラクウェル撃沈、ジュード瀕死(。A 。 )
こいつを属性有りのHEXに置いておくのは危険なので、何が何でも退場頂きます。と、運良く無属性の中央HEXへ移動してくれたので、すかさずアルノーで「シャットアウト」しました。

無属性のHEXに閉じ込める事さえ出来れば、もはや脅威ではなくなります。攻撃もアタックしか仕掛けてこなくなるみたい。回復は2000程度だったかな。
万が一に備え、皆を色付きHEXの上に配置した上で、ボコボコにして終了。

戦闘後、今の魔物が「マテリアル」同様、自分の「心の中の影」なのだと告げたユウリィ。 彼女は自分の弱さ故、自分の力を好きにはなれないそうな。ううむ。

ここでいったんバックライへと帰還し回復したら、今度は「思索の路」である左ルートへ。
その名から推測出来る通り左ルートはパズル要素があるのですが、特に難しくはありませんでした。

FLOOR10にて最後の仕掛けを解くと階段が出現。上がった先には念願のブレイクポイントが。そろそろボス戦だと思うので、ひとまずここで経験値を稼ぎ。
ちなみに、最後のパズルを解いた時点でブレイクポイントは浄化されたようです。便利。

FLOOR11で待っていたのはクルースニクでした。背後の祭壇に、変な煙……というか瘴気を放っている妙な物体があるんですが、なんだあれ。
それはともかく、ここからは、少々長めのイベントに突入します。

結論から言うと、クルースニクは偽物でした。ユウリィの兄に対する不信と不安を利用されたのです。
当初は偽兄の言葉に惑わされ、その手を取ろうとしたユウリィでしたが、とある事を切っ掛けに彼が偽物であると看破。ついでに、その偽物の言動により、兄を受け入れる覚悟が出来たみたい。怪我の功名っていうのかな。

また、ARMを通しクルースニクの人柄に触れていたジュードは、いち早く彼が偽物であると勘付いてました。
更に、クルースニクと対峙した際、ジュードの瞳にエセルダさんが映ったようなのですが……幻覚を駆使してくる相手なのかな?

さて、肝心の偽クルースニクの正体は、ブリューナクの女性コマンダー「エニル」。前にヒューゴの説明をしてくれてた人です。
彼女の能力「闇に囁く声(ダークウィスパー)」は「相手の不安をカタチにする能力」。しかも幻ではなく、現実にイメージを固着させるそうな。なるほど、だからジュードには母親の姿に見えたのか。

エニルの能力はユウリィの使用するマテリアルと同じ性質ですが、ユウリィはそれを否定しました。今までは確かにそうであったけれど、今はもう違うのです。
クルースニクがユウリィの力を「世界の未来に必要」だと言ってくれたのだから、これからの自分の力は、未来を拓き「希望をカタチに変える力」なのだと力強く言い放つユウリィ。
不安をカタチにしてしまうことは、もうない……って事で、戦闘開始でございます。

VS エニル
ジュード&アルノーLV.32、ユウリィLV.31、ラクウェルLV.33

最初からジュード達の偽物4体を引き連れています。これが実に面倒で、それぞれに対応するキャラが倒さないと、ご本人にダメージが入ってしまう仕組みみたい。
実際にやった失敗例を挙げると、ラクウェルでアルノーの偽物ぶった斬ったら、本物のアルノーがとんでもないダメージ喰らって即死した、という具合(´Д⊂

それに気付いた後は、とりあえず偽物を退治しつつアルノーを蘇生。そしてエニルが偽物を出す度、対応するキャラで各個撃破していきました。

撃破後、誰もが不安からは逃げられぬ筈なのに、と驚きを隠せないエニル。
そんな彼女に、ユウリィは自分が不安から逃げ続けていた事を認めながらも、ジュード達と出逢えた事で「逃げない強さ」を教えられたのだと告げました。ユウリィは不安から逃げるのではなく、正面から乗り越える事を選んだのです。

少女の気丈さを誉め、エニルは微笑みながら……死んじゃったのかな?
一方、守られるばかりでなく自分も戦いたいと、決意を示すユウリィ。腹を括ったみたいですね。
それを聞いたジュード曰く、これからはユウリィを守るのではなく「ユウリィの戦いを支えてあげる」。
……君はいちいち格好いいな!

ここで画面は変わり「黒瑪瑙の間」。毎度お馴染み爺様会議です。
今回は「ファルガイアに未来をもたらすためには、強く超越した支配者が必要→儂達が進化すればいいよね!」……という謎思考で盛り上がっております。
ついでに、武を統制すべきは軍人でなく文民の代表であるべき……って、あんたら武装してるけど文民なん(゚д゚)?

そして、ここで驚くべき事実が判明。ブリューナクコマンダーが個別出撃していたのは、爺様達が彼等を間引くためだったというのです。そうする事でブリューナクの力を削ぎ従順な犬にする……って、これ、ラムダが聞いたら怒るんでないかい?

更にユウリィについては、「聖母となり、この星の未来を受胎してもらわねばなるまい」って、何するつもりなの((((;゙゚'ω゚'))))

イベント終了後、フィールドマップに戻されていた一行。実はエニル戦のあった場所から更に奥に、シリーズお馴染みの隠しボス「ラギュ・オ・ラギュラ」が封印されている部屋があるそうなのですが、現時点で戦うのは無理、というか不可能なので、まぁいいか。
……あれ、と、いうことは、カリュシオン様が封印した魔獣ってラギュの事Σ(゚Д゚;)?

とりあえずバックライに戻ったところで、今回はここまで。

■ 第14回 バックライ〜銀星章

ブリューナクコマンダーの一人、エニルを退けた一行。
ユウリィが腹を括ったのは大きな収穫ですが、この先どうするかは未定のままなので、ひとまずバックライへ帰還します。

バックライ

町に戻ると、なんと列車が来ていました。ただし定期便が復活したのではなく、どこかの誰かが臨時に走らせている……って、まさか。
この時点で人々の台詞が変化していたので再度情報収集。駅に行ったらイベント進んじゃいそう。

・町に来ているのは軍用列車。
・列車の連中の目的地「ガラ・デ・レオン」はアウストロメリア級のデカブツ。
・軍人達は駅員のエメットすら締め出している。
・町の近く、実験兵器が暴走した都市では、未だに光に還れない魂が戦争の終結も知らずさまよっているらしい。
・死者の想いの解放は苦痛の解放という話だが、生きて様子を伝えられる者すらほとんどいない大破壊だったので、生半可な救済ではそれも叶わないだろう。
・戦時中、西の砂海からの軍勢が、防塵処理を施した戦艦で町と線路を奇襲した。
・町の西には一面に砂海(デューン)が広がっている。砂の粒が小さく、踏み込んだら最後、沈んでしまう。
・カリュシオンは、西の砂海の際にある、自然の力を獣のカタチになぞらえて崇拝する特殊な部族の出身。魔獣を封印出来たのもその力があったかららしい。

どれが重要でどれが重要でないのか。
とりあえず駅へ向かうと、やっぱりイベント開始。間もなく発車する列車の中に母親の姿を認めたジュードは、雄叫びを上げながら一人駆け出して行っちゃったΣ(゚Д゚;)!

一体何事かと驚くアルノーに、ジュードの母親がいた事を伝えるユウリィ。
直後、アルノー達の視線はホーム付近に停められた、一台の車へと注がれるのでした。……まさか君達。

さて、発車した列車「銀星章」を追い、猛然と駆け出したジュード。しかしこのままでは列車は走り去ってしまう、という事で、タイムアタックイベント突入。制限時間内に(たしか8秒ぐらい)、アクセラレイター使用した状態で、置いてある自転車を調べなければなりません。

無事に自転車をゲットしたらイベント再び。何故か列車に乗っていたガウンの手助けにより、どうにか列車に乗り込む事が出来ました。
ガウンはこの列車がブリューナクの軍用列車である事を知っていた様子なのですが……。

ガウンに礼を言いつつも、彼の乗車理由を尋ねるジュード。が、ガウンは質問を華麗にスルーし「職務に真面目な連中が来る」とだけ言い残すと走り去ってしまいました。
直後、車両内に駆け込んできたのは兵士達。万事休すと思いきや、さっきの車で追い掛けてきたんでしょう、アルノー達が駆け付けてきたところで戦闘開始です。

VS ケミカルファイター、パイロガンナー、ドレッドノート
ジュード&アルノーLV.32、ユウリィLV.31、ラクウェルLV.34
兵士3種との戦闘。攻撃力が高めの上「やるせない」「毒」になる攻撃を仕掛けてくるので、地味に強いです。

戦闘後、近くに潜んでいたらしいガウンに、引き続き身を隠しておくよう指示したジュード。
自分達はと言うと……あ、車両を突き進んじゃうわけね。

特規軍用列車 銀星章

ここから本格的に攻略開始。まずは目の前にあるブレイクポイントでセーブしておきます。
その後はひたすら列車内を進んで行くのですが、各車両の中ほどまで行くたびに兵士達と戦闘になるので、その都度ブレイクポイントに戻って回復&セーブしてたヘタレは私だ。

戦闘をこなしつつFLOOR6の途中まで行くと、ガウンが追い掛けてきました。
ここでのやりとりをまとめると、大体こんな感じ。

・この列車は軍用列車なので、この先何があるか解らない。
・ジュードの母親は先頭車両にいる。ジュード達が追い掛けて来ていると知れば、前の車両に移動させるに違いない。
・どうにもならなくなったら謝れ。子供が頭を下げれば大概の大人は許してくれるし、ガウンからも謝ってやる。

最後の項目について、至極真面目に提案してきたガウンですが、ジュードはそれを拒みました。
それで自分は助かったとしても、母親は助けてもらえないと解っているのです。

イベント後は引き続き前方車両を目指します。
FLOOR12に到達すると再びイベント発生。

車両に入るなり砲口が目に入った一行は、反射的に避けて砲撃を回避。が、運悪くジュード達を追うように入ってきたガウンは……どうなった((((;゙゚'ω゚'))))
少なくとも、砲撃をモロに食らった後方車両は吹っ飛んでしまったようです。退路を断たれたって事かな。

ちなみにガウンはと言うと、なんとジュードの背後から姿を現しました。なにその余裕。
これには一同驚愕しきりですが……やっぱこの人、常人じゃないな。ラクウェルが「非常識な」って言ってるし。……確か非常識人の集まりがあったなぁ(棒)。

ガウンの無事を喜んだのも束の間、砲撃を放ったそれが、ジュード達に接近してきました。

VS タンクビークル
ジュード&アルノーLV.33、ユウリィLV.32、ラクウェルLV.34

姿を現したのは戦車でした。いきなり先手取られ大ダメージ((((;゙゚'ω゚'))))
運良く次ターンがジュードだったので、ミスティック→ポーションベリーで回復。
同じHEXに固まっていると危ないので、散開した上で攻撃。とりあえず取り囲んでボコボコに。

こんな有様だったので苦戦するかと思いきや、LVが高かったのか、ほんの2、3ターン程度で倒してしまいました。
しまった、ラッキーカード使うの忘れてた。

戦闘後は何事も無かったかのように進撃再開。吹っ飛んだ後方車両にはもう戻れません。
FLOOR13に入ると、ブレイクポイントと自動販売機がありました。助かった。

FLOOR14に入ると画面はサイドビューに。タイムアタックが始まり、連結が外されつつある台車をジャンプして渡っていきます。最初っからアクセラレイター使ったところ、最後の連結を飛び越える際にガス欠を起こして失敗したので、アクセラレイターは最後の連結を飛ぶ時だけでOK。

無事に渡り終えると、案の定イベント。またしても退路を断たれ、後方を振り返ったジュード達が見たものは、線路上に仁王立ちする一人の……サングラスかけてチェンソーを構えた……男が、迫ってくる車両をチェンソーでぶった斬る様でした。そしてその直後、ジェット噴射で飛行しながらジュード達の方へと突っ込んで来たのです。

無茶苦茶な登場をしたこのおっちゃんの名は「バルガイン」。彼のチェンソーは対戦車用兵器であり、「戦車に対する接近戦を想定されている」のだから列車を斬ったところで驚く事はない、的な事を言いやがります。もう色々とおかしい。

ジュードと戦える事を神に感謝するバルガイン。戦士である彼は戦いの中でこそ存在し、「『死』に向き合う事で『生』を充実」させるというのです。挙げ句「死に場所を求めて戦い続けるのだ」だって。
更には、戦争で生き残ってしまった自分を恥じているかのような台詞まで。

ジュードを「小英雄」を呼ぶ彼は、死に場所を与えてくれるのか、と少年に問い掛けてくるのでした。

ここで戦闘突入ですが、まだまだ会話は続きます。
大人が戦争を美化するから戦争が無くならない、と訴えるジュードに対し、「人が人である限り、戦争はなくなりはしない」と言うバルガイン。「戦争を知らない子供」と「戦争でしか生きられない大人」の主張を重ねるのは難しいのです。

バルガインの語る内容は歳若いジュードには理解しきれないものでしたが、一つだけ言える事は、「本気で戦争をなくす努力もやってもいないくせに、やってみたように言われるのは好きじゃない」ということ。
この辺のジュードは怒りというより拗ねてる感じで、ちょっと可愛い。

VS バルガイン
ジュード&アルノーLV.34、ユウリィLV.33、ラクウェルLV.35

つっよいです。攻撃食らったらまず死にます。というか死んだ_(:3 」∠ )_
彼は特殊能力で補助魔法を全て無効化するので、乗り越えるには正々堂々、真正面からぶつかれ、だって(;´Д`)

とは言え、バルガインの行動パターンは決まっています。まず最初のターンでチャージし、次の手順時に隣接HEXを攻撃。これを食らうと問答無用でお陀仏です。
ジュードは初期位置(南のHEX)からファントムライン連発。バルガインは行動が遅いので、それまでに準備を整えられるのがせめてもの救い。

その後、バルガインはチャージ→前方貫通攻撃→移動→チャージ→隣接HEX攻撃→……を繰り返すので、仲間の行動順を考慮しつつ慎重に行動。特に中央HEXを取られると隣接HEX攻撃で全滅必至なので、移動を封じる必要あり。

こちらからの通常攻撃は普通に通るので、ラクウェルは隣接HEXからイントルード使用でぶった斬り、ジュードは南からファントムライン連発。手順さえ間違えなければあっさり勝利可能……とか書いてるけど、何度死んだことか(+ω+)行動パターン解っても対処方法が解らず、結局、攻略本のお世話になったっていう。

戦闘後、ジュードを「小英雄」であると改めて認めたバルガイン。問い掛けに対し、母親を助け、ユウリィを護り、誰も争うことなく暮らすのが願いだと返したジュードの回答に疑問を呈しながらも、その向こうに求めるものがあるのならば駆けてゆけ、と言い残し、爆発四散。
最期の「全力で走れる時間など存外短いのだからな」という台詞が印象深い。

バルガインを退けた後は、ひたすら先頭車両を目指します。
FLOOR17を通過したところで遂にエセルダさんを発見。奪還すべく駆け出そうとしたジュードでしたが、それを遮る者がいました。
ブリューナク局長「ラムダ」が、遂にジュード達の前に立ちはだかったのです。

ジュードの足元に鞭を撃ち込み牽制したラムダは、少年を強く見据えたまま黙して語らず。
直後、列車の連結が外された上、線路を切り替えられてしまいました。

母が乗った前方車両と切り離され、異なる方向へと暴走を始める後部車両。こちらは廃線だと叫ぶガウン……って、あれ、ガウンはまだこっちに乗ってたの?
それはともかく、ガウンに伏せるよう促された直後、列車は線路の途切れた崖下へと落下して行くのでした……。

本当はもうちょっとイベントが続くのですが、長くなるので今回はここまで。

■ 第15回 埋葬都市

軍用列車「銀星章」にて母親と再会したジュード。しかし救出は叶わず、切り離された車両ごと崖下へと落下するのでした……。

黒瑪瑙の間

まずは爺様達のターン。バルガインが死んだ事により、ブリューナクはラムダ含めあと6人。
「何がなんでもユウリィちゃんをゲットしなきゃ!」と燃える爺様達のもとへ、ファルメルさん登場。監獄島での『神剣』の最終発掘が完了し、あとは異端技術者であるシエル村の人々と、ユウリィの到着待ちだそうな。
神剣の採掘は収監されている囚人にやらせてたみたい。

ここで、爺様達に『神剣』と技術者達で何をするつもりなのかと率直に質問したファルメルさん。ついでにユウリィのことも聞こうとしたものの、余計な事を聞くなと怒られ、「より良き戦後未来のために必要なこと」と誤魔化されちゃった(´・ω・`)

この爺様イベント後、ようやくジュード一行のターン。無事なことは無事でしたが、一緒なのはアルノーとラクウェルだけで、ジュードは一人ぼっち、ユウリィに至っては行方不明ときたもんだ。
とりあえずアルノー組は応急処置をしてくれたであろう人物が戻って来るのを待ち、ジュードは皆を探して一人探索を開始する展開に。

体調が悪いのか、激しく咳き込み始めたラクウェルが心配ではありますが、まずはジュードで探索を進めていきましょう。
何はさておき目の前にあるブレイクポイントでセーブ。

埋葬都市

まず道なりに進みます。敵は出現しないようです。
FLOOR4に到達すると、アルノー組のイベント。依然、苦しげなラクウェルの身を気遣うアルノー。
ここからは、二人が居るこの場所、そしてラクウェルの身体に関する事実が明かされる事になります。

●この場所について
・ここは列車の落ちた断崖の下に広がる廃都市。
・ここで起きた出来事も、都市の名すらも埋葬されている。
・都市の名は「フェルクレルング」。突然の崩壊で存在を全抹消されたラクウェルの故郷。

●ラクウェルの身体について ・ラクウェルは怪我をしているわけでも病を患っているわけでもない。
・10年と少し前、この地で彼女は「壊れ」、決して癒されぬ傷を刻まれた。
・その身体は医者の手に余り、余命幾許もない。大人にはなれぬ身。

事実はあまりにも衝撃的でした。すんなり信じる事は出来ません。
だって、大剣ぶん回して凄い立ち回りもするじゃないですか。・゚・(ノД`)・゚・。

……話は戻り。ラクウェルが、ファルガイアに残る美しいものを見る旅をしているのは、己の命の短さを知っているからこそでした。
故郷の街や人が壊れてしまった想い出を忘れるため、彼女は美しい光景を求めたのです。まだ世界に光はあるのだと信じたくて……そして、世界に絶望したくなくて。

この告白を聞き、背負う物が無いまま旅している己を恥じるアルノー。が、旅の理由など旅の途中で見付ければいいと、逆にラクウェルに励まされちゃいました。
余談ですが、このイベントでアルノーはラクウェルの料理を「うまいな」と評します。彼には味オンチ疑惑がありましたが、これで確定でしょうか。ラクウェルには申し訳無いけど。

場面は戻りジュード君。FLOOR8を抜けると、無事アルノー達と合流です。ラクウェルの身体もどうにか落ち着いたみたい。
ジュードも目覚めた時には誰かに手当されていたとの事ですが、もしかするとガウンがやっててくれたのかもですね。

ひとまず腹ごしらえする事にしたジュードですが、ラクウェルの料理を前に、露骨に顔を歪めおったぞこの小僧(笑)。ユウリィが心配だからゆっくりしてはいられない、とか言ってますが……それだけか?
しかし、その意見にはアルノー達も同意。モンスターの気配が無いのがかえって不気味です。

また、ラクウェルは、自身の身体の話はアルノーだけが知る秘密にしておいて欲しいと頼んできました。自分のことを話すのは苦手だから、と。たぶん耳打ちでもしたんでしょうね。
アルノーとしては、いつかラクウェル自身でジュード達に話して欲しいようです。

さて、ここからは三人で探索開始。FLOOR9からのスタートになります。すぐ側にはブレイクポイント。

FLOOR13を抜けるとイベント。どうやら無事だったらしいユウリィの登場です。彼女と一緒に居るのは、なんと黒い服の男性。腕には以前助けた子犬を抱いてます。
ユウリィは男に、怪我を手当してくれた事に対する謝辞や、何処に向かっているのかという問いを投げ掛けるものの、男は何も答えません。
そうこうするうち、二人は開けた場所に出ました。ようやく口を開いた男が言うに、ここは戦跡とのこと。

この後は、男の依頼を受けたユウリィが、戦跡に彷徨う霊魂達を浄化する展開に。この場所では、戦時中、多くの命が奪われてしまった模様。事故のことかな?
男の願い通り、祈りの聖句にて浄化を果たしたユウリィでしたが、多くの想いや哀しみを一身で受け止めたため、その場で屈み込んでしまいます。
男性はそんな彼女の肩を抱くと、礼を告げ、つらい想いをさせてしまった事を謝罪しました。戦争の加担者である彼は、自分では魂達を怯えさせてしまうだけだと言うのです。

男の望みは、世界から戦争をなくしたい……「ただ、それだけなのだ」だって。

戦跡にて男とユウリィが佇む一方、ジュード達のお時間。FLOOR14、15と仕掛けを解きつつ突破します。
FLOOR15、最後のプロペラの隙間をスライディングで抜けるという事に気付けず、無駄に時間かかっちゃった……。

FLOOR15を抜けるとイベント。ユウリィと男のいる戦跡へと到着したジュード達。
再会を喜んだ後、ジュードが男にユウリィを助けてくれた事への礼を告げ、握手を交わすと……また、彼の記憶を視る事に。
青白くスパークする機械のようなものから何かを抜き取りながら、吼える男。そして気付けば、ジュードはシエル村にいました。……何故に?

静止した村 シエル

朧気な視界(意識?)の中、村を探索できます。村人達は皆若く、おそらくは過去のシエル村なのでしょう。
彼等に話し掛けると、その想いを垣間見る事が出来ます。彼等にジュードの姿は見えていないため、考えている事を覗ける感じ。

●ARMについて
・本来は兵器ではなく、戦争で荒廃した惑星環境を修復し、未来を掴み取るための『腕』であるはずのもの。
・兵器として完成したARMは4機。
・「ハウザー」が使っているのは2号機で、村に持ってくる事が出来たのは試作型と3号機(ジュードのARM)。
・登録抹消された4機目のARMの、人間を威圧するような巨大で禍々しい姿は見掛け倒しではない。
・巨大な4号機は解体もされないまま孤島の地下深くに封印された。その上に戦犯を収容する監獄が建てられるらしい。

●「ハウザー」について
・研究者達はウイルス進化説に則りハウザーに遺伝子の改良を施した。
・「Alter-Native計画」とは遺伝子調整を施し、ARMに適合する戦士を創り出す事を目的としたプロジェクト。
・彼に遺伝子調整を施し2号機を渡した事は果たして本当に良かったのか?英雄という十字架を背負わせて一人茨の道を行かせる外道に等しい行為だったのでは?

●シエル・シェルターについて
・村はARM開発者達がこれ以上を罪を重ねないように、そして軍から逃れるために造った。
・ここには開発者チームと研究資料、そして未起動状態の試作型と3号が隠されている。

村にはジュードのお母さんもいます。むっちゃ若くて白衣着用。
彼女は、惑星を傷付けるARMを作っておきながら、それを償うこともなくこの地に隠れ住んでいる自分達を醜いとさえ言い切ってます。

村を巡る途中、ゲームのスタート地点でもあった一本の樹のところへ立ち寄ると、見知らぬ白衣の男性が。……いや、この人どっかで見た事があるんですが……主にブリューナクあたりで、唯一の常識人とか何とか言ってた方。
そういやお母ちゃん、銀星章でアウグストさんに反応してましたが、彼が元村人……つまり研究仲間だったのなら、それも納得。

シェルターでの生活に疑問を抱くアウグストは、自分達の手で惑星を修復すべきだと考え、村を出る事を決意した模様。更に、自分達が所属する統合星府がARMを兵器と位置付けたので、議会騎士団に亡命しようと考えたみたい。あくまで、惑星環境の修復のためにARMを完成させるために。
自分が裏切り物として誹られ、再び手を汚したとしても、それは世界の未来に比べれば些細なことだそうな。

一通り思考を覗いた後、スタート地点付近に戻ると、黒衣の男性が出現していました。話し掛けた直後、ここが彼の記憶の中である事に気付くジュード。しかし、何故彼がシエル村を知っているのでしょう?

我に返ったジュードは、目の前で静かに佇む男に対し、一体何者なのかを問い掛けようとしたものの、それは叶いませんでした。
直後、眩しい探照灯が一行と男性を照らし出し、姿を現したのは……ガウンです。

ここからのイベントを掻い摘まんで言うと、黒衣の男性が「英雄」そして「死神」である「ハウザー・ブラックウェル」だと判明。ついでに、ガウンはブリューナクのコマンダーでした。うん、知ってた。
ただし、ガウン的にはジュード達を裏切ったつもりはなく、寧ろ子供達の事をとても気に入っているようです。

当然ながらガウンはハウザー、そしてユウリィを連行する気満々。対ハウザー用に兵士や兵器を大量投入している事も判明し、絶体絶命のピンチに陥るジュード達。
一方、この事態に憤怒したハウザーは、己のARMを構えたものの、ユウリィがそれを制止しました。この地に眠る想いを怯えさせてくれるな、と。
更に彼女はガウンに対し、自ら、投降の意思を見せたのでした。

突然のユウリィの決心に驚愕するジュード達ですが、それが自分の戦いだというユウリィ。ブリューナクには兄もいるのできっと解ってもらえる、って、それが一番心配(ヽ´ω`)
そんなこんなでジュードに再会を誓ったユウリィは、ハウザーと共に連行されてしまうのでした。
その場に残される事となったジュードの叫びが哀しい……。

さて、ガウンの正体と裏切りに傷付いたのは、ジュードだけでなく、アルノーもでしょう。
特にアルノーは「正義」についてのガウンとのやり取りがあったので、ジュードとはまた違う、忸怩たる想いが生まれたような気がする。
イベント後は、ワールドマップへ。「埋葬都市」はバックライのすぐ近くでした。

ひとまず町に戻ったところで、続きは次回。

■ 第16回 バックライ〜砂食みに沈む集落

前回、己の意思で、ガウンに従い連行されて行ったユウリィ。
しかし、彼女の決意に納得がいくジュードではありませんでした。

バックライ

町に戻るとイベント発生。酒場にてジュードが怒ってます。
別れ際ユウリィに囁かれた、聖カリシュオンの祝福が共にあらんことを(確かこんな内容)、という言葉。おそらくは別れの言葉なのでしょうが、それならそうで腑に落ちないのです。
ユウリィは何故、きちんと「さようなら」と言わなかったのかと。

本当は行きたくないから言えなかったのだ、と結論づけたジュードは、ユウリィを助けに行く気満々。まぁそうなるよね。

ここで、ユウリィだけではなくジュードの母親も連れ去られているという事実から、隠れ家が近くにあるのではないかと踏んだアルノー。早速、情報収集する事に。
アルノーはユウリィが心配なだけでなく、ガウンにコケにされたのが悔しいみたい。

・砂海の汀に住んでいた自然崇拝主義者達は自分達を『バスカーの民』と称していた。
・バスカーの民は砂食みに飲み込まれた故郷を捨ててから随分の歳月が経っている。
・西にあるバスカー集落跡「砂食みに沈む集落」を越えると、あとは一面の砂海が広がる荒れ地。
・砂海の奥で、怪しい大きな影が現れるらしい。
・西の砂海には砂上戦艦がいるらしい。
・西の砂海に現れた謎の影は、戦争中に主力艦として用いられたもののようだ。「ガラ・デ・レオン」と同じ型の艦。
・かつてこの駅から伸びていた線路の先には大都市があった。科学技術の粋を集めたその町では大掛かりな兵器が開発されていたが、統合星府に睨まれ黒衣の死神を送り込まれ、大破壊となった。

以上が新たに得た情報。ラクウェルの故郷の大破壊は、ハウザーが引き起こしたという事になっている様です。ひどい話だ。
また、上記の情報に加え、駅員さんから「最近、砂海に怪しい影が出るという噂があるが、真偽を確かめるには集落を越える必要がある」という話を聞いた事により、西の砂海に浮かぶ怪しい砂上戦艦こそがブリューナクの根城だと判断したジュード達。すぐさま行動に移ることにしました。

ちなみに、このタイミングでアルノーとミーティングすると、ユウリィと軍を最初に引き合わせたのはアルノーである事から、彼なりに責任を感じている事が判明。そういやそうだっけ。

バックライを後にすると、ワールドマップ上に新たな目的地が。出現したのは「砂食みに沈む集落」、そして「砂上戦艦 ガラ・デ・レオン」です。

砂食みに沈む集落

中に入ると……のっけから「黒瑪瑙の間」で拍子抜け。登場したのは爺様達と局長ラムダです。
結果的に全ての任務を完遂させたラムダですが、色々な任務が一気に片付いたのは、彼の未来視のお陰ではなく、まったくの偶然だった模様。
それに、ユウリィの身柄確保のためにブリューナクコマンダーが複数名命を落としている以上、誉められるべき事ではない、と、ラムダは考えていました。

なかなかストイックな局長殿に対し、「任務の遂行こそが絶対」であるとする爺様達は、コマンダー達の命を軽んずるような発言を。
これに対し、無言で返したラムダですが……それが逆に怖い:(;゙゚'ω゚'):

ちなみに、ハウザーはガウンによって監獄島へと護送中。ハウザーの収監後、ガウンはラムダ達に合流する、とのこと。
そんなガウンの通り名は「双載銃騎」(ダブルドラグナー)。ハウザーに拮抗しうる、議会騎士団が誇る武侠であり、ラムダの親友です。ラムダの「切り札」とは、やっぱり彼の事だったんでしょう。……荒事が苦手どころか、無茶苦茶強そうじゃんか(# ゚Д゚)

ここで爺様達は「未来受胎計画」の全容をラムダに教えてくれる事になるのですが……このタイミングで、ジュード達のターン。ええと、確か砂漠の入口にある集落へ入ったところだったよね?

やっと探索開始となったわけですが、ここで一度外に出てセーブ。念のため。
その後、改めてFLOOR1を抜け、FLOOR2に入……ろうとしたところ、また「黒瑪瑙の間」('A`)
イベントの内容は「未来受胎計画」とやらの詳細説明。詳細は省き、要点及び結論だけをざっくりまとめると以下の通り。

・ユウリィには『神剣』を起動させる。
・『神剣』に修復させるのは世界ではない。真に修復されるべきは『権威』、即ち『統治者』。
・世界は統治者によって正しい方向へ導かれなくてはならず、枢密院こそが世界の統率者たるべき。
・『神剣』が修復すべきは枢密院の面々の肉体。惑星環境修復機能をもって細胞内のテロメア配列の修復をはかる。
・『神剣』に対する肉体の拒絶反応への解決策は、ユウリィの脳から思考を司る前頭葉白質部を切除し、その適合能力を、脳に繋いだ端末により操るというもの。
・限界に達した肉体をARMで修復し、無限に置き換える事で、永遠の肉体を手に入れる。

これが未来受胎計画の全貌。
「神剣」には惑星環境を修復するための機能があり(本来そのために作られた)、その機能を使って老いた身体を若返らせようというお話。で、身体が拒絶反応を起こさないように、ユウリィを介して「神剣」を操作する……なんておぞましい。

爺様達は、自分達が永遠を手にするその時に、ラムダを立ち会わせるつもりのようです。

ここで画面は戻りジュード一行。FLOOR2の途中、ブレイクポイントがありました。よかったよかった。
長めのイベントを間に挟む時は、早いとこセーブしときたいものです。

FLOOR3へ向かうと、三度、黒瑪瑙の間_(:3 」∠ )_ 「未来受胎計画」の全容を聞かされたラムダは、淡々とした口調で「神にでもなるおつもりでございますか?」と棘のある言葉を放ちました。
これに対し、赤爺は「ある意味、神と等しき存在といえよう」としれっと答えてやがる。

この後は異を唱えるラムダと、それを一笑に付した赤爺様との舌戦が繰り広げられます。
ラムダはあくまで議会騎士団の掲げる理想である民衆主権を訴えるものの、爺様は10年前の戦争終結時、民衆主導の政治に失敗しているという事実に言及。民衆はバカだから優れた統率者が必要なのだという、例の持論を展開したのです。

しかし、ラムダはそう簡単に納得出来ません。汚名を被る事も厭わず必死こいてこれたのは、掲げた理想があればこそ。理想がある故、誇りを貫けたのです。
ブリューナクのメンバーも、議会政治の復活を信じたラムダのため、道具となり命を捨てたというのに。

一方、自分達の目的を陳腐呼ばわりされた爺様達は、ラムダに対しおかんむり。彼の局長権限を一時凍結し、ブリューナクの活動停止を命じました。「かなわぬ理想など、夢想に過ぎぬ」とダメ押しされ、挙げ句「我々のように大人になるのだ」とか言われちゃったよラムダ君(´・ω・`)

お前は全人類の進化を促すつもりか、と言う爺様に対し、「それが世界の未来に必要なことであれば」と返すラムダ。あ、これに似たやりとりってバルガインとジュードがやってたなぁ。ジュードは言葉に詰まってたけども。

ここでようやく主人公達のターン。ようやくFLOOR3を抜けたと思いきや、またしてもイベント。でも今度は爺様達でなく、クルースニクが登場です。
どこに向かっているのか、戦艦内を黙々と歩いて行く青年の回想が始まります。

ラムダの報告を聞いたと思しきブリューナク幹部組。アウグストは、爺様達の野望を「下らぬ計画」と一蹴し、内心は爺様達を見下していたらしいファルメルさんに至っては「老害」とまで。
そして、クルースニクは強いショックを受けていました。妹の、ユウリィの命を危険に晒していた事に気付いていなかったのですから、無理もない。

妹の危機的状況に、計画中止を即刻具申するようラムダに頼むクルースニク。もちろんラムダもそのつもりの様ですが、彼は現在局長特権を凍結されており、凍結解除までは何も出来ません。従って、その間、ユウリィの身の安全は保証されないのです。

そして、クルースニクは一人、動き出したのでした。
ブリューナクの一員ではなく、クルースニク=アーテレイドという一人の人間として。

場面は戻り、今度こそジュード一行。廃墟を抜け、戦艦「ガラ・デ・レオン」への接近に成功した彼等は、アルノーの奇策により、まんまと戦艦内部への潜入を果たしました。
……まあ、半分はラクウェル頼みだったんだけど。しかも力仕事で。

侵入地点にあるブレイクポイントでセーブしたら、今回はここまで。ほとんどイベント回になってますが、これでもざっくり削ったんだよぅ(´・ω・`)
次回からは戦艦内の探索を始めていきます。

■ 第17回 砂上戦艦 ガラ・デ・レオン(1)

ユウリィ救出のため、砂上戦艦へと侵入した一行。本格的な探索が始まります。
余談ですが、この時点でデータロード時のOPアニメが変わってる事に気付きました。いつの間に。

砂上戦艦 ガラ・デ・レオン

のっけから慎重なアクションを要求され涙目。こんだけレーザートラップに引っ掛かりまくってるのに、兵士1人来ないのが不思議。
ちなみに、FLOOR2&FLOOR4のレーザートラップを抜け、FLOOR1右側上部からジャンプ台を下に落とした後、再度FLOOR1に出入りしてしまうと、ジャンプ台の位置がリセットされてしまいます。
FLOOR4を出入りしている時は良いんですが、FLOOR5やFLOOR2に入った後にそれをやらかすと、再度レーザートラップを抜けジャンプ台を落としに行くハメになるので注意。
……はい、やったマヌケは私です。

FLOOR5から先へ進もうとするとイベント発生。クルースニクが姿を現しました。たぶん本物。
青年が発した言葉は意外、いや当然のものでした。囚われた妹を助けたいから力を貸して欲しいと言うのです。

信じてくれなくてもいいが、時間が無いから力を貸してくれと言うクルースニク。今はユウリィの救出が最優先という事もあり、信じる事にしたジュード。力の貸し借りでなく、力を合わせるのです。
ここでクルースニクがジュードと握手しようとしないのは、立場ゆえか、また違う意味があるのか。何にせよジュードがちょっと拗ねてます。ガウンやハウザーはしてくれたのにね。年齢が近いってのも大きいかも。

FLOOR7では久々の小物上官トニーが出現。相変わらずメカに搭乗してます。今は三等操縦士って、また格下げになってない?

階級はともかく、クルースニクの行動を見咎め、裏切り者扱いしてくるトニー。この後、彼はクルースニクに対し暴言を吐きまくるのですが、その内容はクルースニクにという人物についての説明も兼ねているので(笑)、侮蔑要素を極力抜いた上で、ざっくりとまとめてみました。以下、主語はほぼクルースニクです。あしからず。

・使用しているARMは試作型。
・アウグストの開発した補助薬「LiNKER」を服用しなければ、まともにARMを扱えない。
・ARMの研究と制御に必要な因子を持っている。
・彼の遺伝情報から限定的自殺因子(リミテッドアボトーシス)を開発し、研究が完成したならば、早々に廃棄される(真偽は謎)。

兄妹を実験動物呼ばわりする小物に対し、意地を貫くクルースニクの拳は、トニーの乗るメカへと叩き込まれました。欠陥品の筈の男が、フルチューンされたランドギアを素手で殴った事に驚愕するトニー。私もびっくりした。

何としてでもクルースニクを倒して武勲としたいトニーの意地が、クルースニクの意地と激突します。
若干、ジュード達は置いてけぼり。

戦闘突入後、まずはトニーによりシエル村に侵入した経緯が語られます。当初は開発者達を拉致するだけだったものの、起動前のARMの存在が判明し、それもゲットしようとしたみたい。
戦争が完全に終結する前に、少しでも階級を上げようとしたかったようですが、悉くジュード達に妨害されたので、その復讐戦といったところです。知らんがな。

VS フルチューンドギア
クルースニクを加えての戦闘。すごく、弱かった……。普通に殴ってても勝てました。
終了直前のイベントで、戦争を渇望するトニーの様子が窺えますが、彼もまた、戦争の中でしか生きる道を見出せないのかもしれません。

ジュード達に退けられた後、トニーは艦内警報を作動させると、ギアごと爆発。
……流石に死んじゃった? なんか執念深いからまた登場しそう。

さて、侵入がバレたとなっては一刻の猶予もありません。一点突破でユウリィを救出に向かいます。
窮地に陥ってもへこたれないジュード達の様子に、妹が強くなった理由を見たクルースニク。ユウリィが「自分の戦い」をするためここに乗り込んだのだと告げたジュードの言葉に、クルースニクは自らを省みました。自分が戦っている理由が解らなくなってきてる……の(゚ω゚;)?

警報の影響か、このイベント以降はエンカウントが発生。クルースニクは若干HPが低いので、そこだけ注意すればよさげ。

ユウリィがいたのはFLOOR12でした。予想外にあっさりとした再会です。
アクセラレイター使ってお金を回収している最中にイベント発生したので、かなりびっくりした(ΘωΘ)

兄が助けに来てくれたという事実に、「兄さんが帰ってきてくれた」と安堵するユウリィ。彼女の中のクルースニクは、孤児院で離ればなれになったきりだったんでしょうね。
ハウザーやシエル村の人々の身を案じる妹に対し、ハウザーが「イルズベイル監獄島」送りになった事を告げる兄。また、シエル村の人々は別の区画の収容施設にいるそうな。

村人達の救出を望むユウリィに対し、自分達の脱出が先決だと告げたのはジュードでした。エセルダさん達は何かの目的があって連れて来られたのだから、すぐに身の危険があるわけではなさそう、という理屈です。
それに、ここで自分達が捕まってしまえば、村の人々の救出が出来なくなってしまうってもんです。

ジュードの意思を確認したクルースニクは、小型エアボートでの脱出を提案。甲板に出ればそのまま脱出出来るそうな。
また、クルースニクとはここまでのようです。「一緒に戦うと返した覚えは無い」……そうか、だから握手も無しだったのね。彼には彼の戦いがあるから、ジュード達と一緒には戦えないのです。

イベント後、FLOOR14まで進むとブレイクポイント発見。どうにか一段落つきました。

FLOOR16にてイベント。ラムダがいるという「黒瑪瑙の間」に向かったクルースニクが見たものは、ラムダに天誅を喰らわせられた爺様達の姿でした。うん、たぶんやるだろうとは思ってた。
かろうじて生きていた赤爺様は、呆然としているクルースニクに気付くなり、害悪で逆徒であるラムダを総括せよと命じてきたものの、どっちが害悪やねん、的な事を言い捨てるラムダ。

このイベントではラムダと赤爺様の激論が交わされます。理想を貫こうとする側と、理想を現実に喰い散らされ絶望した側という二つの立ち位置のぶつかり合いです。
ラムダは民衆こそが未来を切り拓くと考えているのですが、爺様達は民衆の愚かで醜い様を知り、失望通り越し絶望しちゃってます。故にラムダは、自らが理想に掲げているものが、同時に唾棄すべきものであるという事実を、爺様に指摘されちゃうわけです。

爺様の台詞で印象深かったのは、「民衆の手に政治をと渇望しながら、一度手に入るとその責任に怯え無自覚に放棄する」……といった内容のもの。自分達が望んだ政治なのに、何故政治へ参加しようとしないのだ、と叫ぶ赤爺様。

戦後がまさしくそうだったんでしょう。結果、議会騎士団は世界から追いやられ、爺様達は現実に絶望し、幻滅してしまったと。
「戦後民主主義を殺したのは、民衆自らだ」……まるで現実世界のよう。実はこのプレイログの下書きをしている頃、某国の国民投票の結果が波紋を広げまくっていたので、非常に生々しく感じられました。

それでも理想を貫くのか、と問われたラムダの返答は、赤爺様に鞭を振り下ろす事でした。その両眼に涙を湛えて。
例え民衆が弱き存在でも、強く変わっていけばいいのです。命は、強く変わっていけるものなのですから。

ここで場面は切り替わり、ジュード達のターン。いきなりボス戦?
甲板への道をクルースニクに確認しておけば良かった、と後悔しつつも、アルノーの脱出プランに切り替える事になりました。まずは目の前の敵を片付けてからね。

VS ブーステッドマン、ブレードソルダート、シューティングスター、スペルキャスター
初手から攻撃食らってちょっと痛い。ブーステッドマンは地のHEXからブラストを撃って来るので、これもまた痛い。
そこでユウリィのリプレイスを駆使して無属性のHEXに移し、シャットアウトで閉じ込めました。これだけでも威力が抑えられるので助かります。

ボス戦を終えFLOOR16を抜けると、ブリューナク側のイベントへ。
ラムダが爺様達を葬った直後、律儀にも、改めて己の服務規定違反を報告するクルースニク。が、ブリューナクは新しく生まれ変わるという事で、これまでの過ちは不問にするというラムダ。え、恩赦ってこと? クルースニクが何をしたか知らないわけではないと思うんんですが……。

ここで、信じられるものを見失ってしまいました、と告げたクルースニク。
身を寄せた組織が大切な妹の命を狙っていると知った今、世界の未来のためにと貫いた意地にどれほどの意味があるんでしょう。そして、ラムダと赤爺様のやり取りを見てしまった事により、未来を強く胸に描けなくなっちゃったみたい。

自分がどうすべきか解らなくなりつつあるクルースニクに対し「見失ったのなら、見つければいいだけだ。そしてまた、貫けばいい」と返すラムダ。いや、そう簡単にいくんなら悩んだりはしないって。
それに、クルースニクが失ったものはもう一つありました。それが何であるかをクルースニクが口に出しかけた次の瞬間、部屋に飛び込んできた一団が。……そう、ジュード達です。道に迷うにも程がある(+ω+)

ラムダの姿を認めるなり、ARMを手に斬りかかるジュード。が、それはクルースニクに弾かれ、ならばと撃った二撃目もファルメルの盾で塞がれ。遂には床に倒れ伏すジュード。あっさりKOです。
ジュードについては自分に任せてもらえないか、というクルースニクを申し出を、ラムダは許可。局長はそれなりにジュードの事を気に入ってはいるようです。未来には、ジュードのように強い心が必要、だってさ。

実際はまだまだイベントが続くのですが、長くなったので今回はここまで。続きはまた次回。

■ 第18回 砂上戦艦 ガラ・デ・レオン(2)

甲板を目指すつもりが、何故か「黒瑪瑙の間」に飛び込んじゃったジュード一行。ちょうどラムダが居たので挑んだら、見事に返り討ちにあっちゃいましたとさ。

ジュード達が捕まった後、ガラ・デ・レオンにガウンが帰投。ラムダとのイベントに突入します。
内容を要約すると、ガウンはクーデターを起こしたラムダの真意を量る事が出来ず、これからも信じ続けて良いのか、そして変わらず親友と呼び続けても良いのか、迷いが生じた様です。
その迷いを真っ直ぐにラムダへと投げたガウンは、友の理想とするものが何ら変わっていない事を、ひとまずは確認するのでした。

その他、ガウンとラムダのやり取りで発覚した事実は以下の通り。

・ラムダは「神剣」の起動準備を進めている。
・自らの理想とする世界のために「神剣」を用いようとしているラムダは、イルズベイルに備わっている最大の防衛機構「ガングニール」の整備を進めている。
・「ガングニール」は10基のミサイルによる迎撃システム。監獄島が何者も逃がさず、何者も近付けさせぬと謳われた理由。
・ラムダは理想の未来のためならば、相手が誰であれガングニールを撃つことを躊躇わない。

過剰としか言い様の無い防衛システムの標的にジュード達も含まれていると気付き、心の内で呻くガウン。そんな親友の心情に気付いているのかいないのか、ラムダはシエル村の研究者達をイルズベイルに移すべく、ジャイロの手配をガウンに頼むのでした。

イベントはまだまだ続き、今度はジュード御一行様@牢獄。意識が戻ったジュードが見たものは、無事な仲間達の姿と……懐かしい、シエル村の人々でした。
ただし、残念ながら村人全員ではなく、エセルダさんも別の所に連れて行かれたままだそうな。

そんな中、姿を見せたクルースニク。ジュード一行と村人達の脱走を手引きしてくれるみたい。
間もなく研究者達をイルズベイルに移す手筈が整ってしまい、いったん島に入ってしまうと逃げる事も近付く事も叶わなくなるんだそうな。

今度こそ甲板までの道筋を教えて貰い、いざ脱走開始……なのは良いのですが、ここで、クルースニクが艦を降りる事が発覚しました。
その理由は、ARMを使えなくなってしまったから。 ラムダと爺様達との一件を境に、これまでクルースニクを支えていた何かが、ヘシ折れてしまったのです。

信じるものを失った結果、彼はARMを手にする事が出来なくなっていました。
最早ブリューナクでもクルースニクでもない今の自分は足手まといにしかならないから、ジュード達とは一緒に行けないというわけです。

立ち去る背中にユウリィが呼び掛けるも、妹を守る力すら無い兄だと、振り向きもせず行ってしまう青年。
為す術無く立ち尽くすユウリィを、いつか自分達の道はクルースニクの道とも交わる、とラクウェルが励ますものの、これからどうすんだろうね、兄ちゃん。

イベント終了後、いよいよ探索再開。まずは解放された村人4名から情報収集です。

・シエル村は大戦末期に空中に作られたシェルター。
・研究者達は研究を止めシェルターで静かに暮らそうとしたが、それは自分のしたことに目を背ける無責任な生き方だった。
・人体に対する異物であるARMが遺伝子を書き換える際に起こる一種の拒絶反応が『抗衝動』。
・不完全な適合因子の持ち主がARMを扱う場合、ARMを異物と覚えさせない薬が不可欠。

● アウグストについて
・以前は研究者達と同じチームでARMを研究していた。
・彼は研究成果と試作型ARMを持ち出し議会騎士団に亡命した。
・研究者達に再びARMの研究を強いるとは、悪魔に魂を売ってしまったのか?

アウグストの真意が気になるところですが、邪悪な人物ならラムダが看破し粛清しちゃってるだろうし……あ、でもジェレミィの例もあるからなぁ。

一通り話を聞き終えたら、面倒臭い仕掛けを解きつつFLOOR8まで進み、エセルダさん発見イベントへ。
透明な檻の向こうにいる母親のもとへとジュードが駆け寄ろうとしたその時、横壁をブチ破ってロボット登場。うわ、かっこいい。でも敵。

VS 先行試作型TG
自律型で操縦者のいないロボット。間違っても「先行者」ではない。古い。
母との再会を邪魔されたジュードは激おこです。

メカなのでジュードのショートサーキットが有効。行動が早いのでスロウダウンも念のため。
敵の使う「レディオスプレス」、なんかたまに凄いダメージが出て一撃で落とされると思ったら、確率で即死させられるそうな。
それでも、回復さえ怠らなければ正攻法で十分勝てる相手でした。

戦闘後、無事エセルダさんを救出したジュード。一緒に逃げようと促すジュードでしたが、エセルダさんたら、ラムダが物騒な事を企んでる以上、「神剣」を破壊するため帰るわけにはいかない、というのです。
どうやらARM開発に関わった研究者としての責任を取ろうとしている様ですが、息子のジュードにしてみれば、何故自分の母がそんな事をしなければならないのか理解出来ません。

その後、シエル村の人々の説得により、ひとまず一緒に脱出してくれる事になったエセルダさん。息子の不満を感じ取ったんでしょう、彼女は飾り気などない、しかしとても印象的な言葉でジュードを諭しました。この作品のテーマの一つを言い表してるんじゃなかろうか。
一方のジュードは戸惑いがちに返事をしたわけですが……よく解っていないような。

イベントが終わったら、周囲の村人達と会話。
エセルダさんの説得材料にしていた戦艦の爆破というのはウソで、彼女を諦めさせるためのものだったようです。なるほど。

・甲板には脱出用のエアボートがあるので、先に行って用意をしていてほしい。
・アウグストの研究は地表に散布されたARMを人工衛星から制御し、気象をコントロールするというもの。そうしてファルガイアの環境を修復するつもりだった。
・エセルダ達は「神剣」を止める方法を探してから上に向かうことにする。

色々と不安はありますが、さっきの先行試作型が開けた穴からFLOOR9へ。
直後、ブリューナク側のイベントが始まります。その内容をざっくりまとめると、ラムダ達はイルズベイルへ向かうものの、アウグストはジュード達の足止めのためここに残る模様。
しかも彼は研究用に採取した「神剣」のサンプルセルを所持していて、それを実際に用いなければ「神剣」の本格起動に必要なデータは収集出来ない……って、まさかΣ(゚Д゚;
ちなみにアウグストの二つ名は『左道玩笑』(トライフラー)だってさ。

未来をラムダ達に託し、その場を立ち去ったアウグスト。クルースニクの離脱により、兄妹の因子を必要とする「時限式自殺因子」の完成が不可能になったため、アウグストが思い留まる理由は無くなってしまったのでしょう。
その後、ラムダはガラ・デ・レオンの自爆装置の作動を命じるのでした。

それにしても気になるのはラムダに向けたファルメルの台詞。
ラムダの視つめる世界の未来は地獄の向こう、って、嫌な予感しかしない('A`)

念願のブレイクポイントと自動販売BOXのあるFLOOR8を経て、FLOOR12へ。
甲板へと続く通路で待っていたのは、アウグストでした。先程のサンプルセルが入った注射器を手に、ジュードの前に立ちはだかったのです。

ハウザーの記憶の中でアウグストを視たジュードは、彼の志していたものも知っています。ジュードとしてはその信念を違えたように見えるのでしょうが、アウグストは今も、未来を憂う気持ちに変わりはありませんでした。
少年少女を傷付けるのは本意ではないと、退くよう勧告してくるアウグストですが、再び母親を捕らえられてしまうとなっては、そうもいきません。

ジュード達の覚悟を受け、アウグストは行動に出ました。案の定、サンプルセルを自らに注射したのです。
その直前に口にした、ジュード達の身の安全を気遣うような台詞が哀しい(´Д⊂

サンプルセルを自らに投与した刹那、苦しげに呻きながらその姿を異形へと変えていくアウグスト。その様は影でしか描写されませんが、それでも十分です。
人の原型など微塵も留めていないモンスターを前にし、戦闘突入となります。

VS アウグスト
「神剣」の細胞に飲み込まれたアウグストとの戦闘。おそらく彼の意識も飲み込まれているのでしょう。
よく見ると、戦闘画面下の行動順に敵アイコンがありません。戦闘前に彼が宣言した通り、本当に通せんぼするだけみたい。
事実、戦闘中にそれを示唆するイベントが挿入されます。こちらの攻撃も効いてはいますが、ダメージのエネルギーを吸収し、際限無く再生してるそうな。
じゃあ何か別の手段を……って思ったら、戦闘終わっちゃった。

戦闘終了後、艦内のあちこちで爆発が発生。自動的にFLOOR13へ移動する事になるのですが、ここが地味に難関でした。
連続する細い回転床を渡りつつ出口まで向かうのは、アクション下手にはちと辛い。

どうにかこうにかFLOOR13を突破したプレイヤー……いや、ジュード一行。
やっとこさ甲板に到着し、いよいよ脱出の時です、が、今回は、ここでお終いとさせて頂きます。

次回はいよいよ、爆発寸前の戦艦からの脱出を図ります(`・ω・´)ゞ

■ 第19回 ガラ・デ・レオン〜フロンティア ハリム

やっとの思いで甲板へと到着したジュード達。一刻も早く戦艦から脱出しなければなりませんが……果たして。

砂上戦艦 ガラ・デ・レオン 甲板

ジュード達が甲板に出た直後、エセルダさん達も追い付いて来ました。早速エアボートのエンジンをかけ、スロープから砂海に飛び込む事に。
研究者達はそろそろ戦艦がやばい事を察知しているものの、自爆装置の作動には気付いてません。

この後は、脱出後に「神剣」の元へ行くというエセルダさんに、ジュードの不満が膨らんだり、2艇あるボードのうち1艇が不調で、アルノー達があたふたしたり。
エセルダさんが護りたい未来は遙か先の話でなく、ジュードがもう少し大きくなった頃……そのぐらい間近にある未来。それを見たいが故、自分が出来る事をしたい、というのがエセルダさんの決意なのです。
この時のエセルダさんの「(ジュードの)ぶかぶかのジャケットが、丁度良いサイズになる頃」という表現がとても好き。

結局エンジン不調のボートは大人達に任せ、ジュード達はもう1艇のボートで脱出。
納得しきれていないジュードを乗せたボートが発進し、そのすぐ後から大人達のボートも続きます。
戦艦は爆発寸前で、甲板の所々でも火の手が。この状況に不安を抱いたのか、ジュードが後方のボートを振り返ったその時……運悪く爆発に巻き込まれた大人達のボートが、炎に飲まれながら吹き飛んでしまったのです……。

直後、ジュード達の乗ったボートも爆発に巻き込まれそうになったものの、突然の加速により、砂上へと降り立つ事が出来ました。
何が起こったのかと驚く一行の前に姿を現したのは……巨大アウグスト。ジュード達のボートを吹っ飛ばし助けてくれた様ですが、それにしてもでかい。

御しきれぬ量のエネルギーが爆発寸前の状態(byラクウェル)であるアウグストですが、ユウリィは、わずかに残った彼の意識が止めて欲しがっている事に気付きました。
こうなれば、引導を渡してあげるしかないようです。

VS アウグスト(2回目)
相変わらず行動をしません。ただ前回とは違い、こちらから攻撃すると反撃してくるようになってますが、大したダメージではないので戦闘はすぐに終わりました。

戦闘後、ジュードは膝をつき号泣。……やっぱりお母さんは……。
一方、上空から一部始終を見守っていたらしきファルメルさんは、サンプルセルの活性係数を計測すると、アウグストに労いの言葉を投げ掛けました。切ない。

ユウリィも研究者達もいない中、「神剣」を起動させるための「もうひとつの鍵」の存在に言及するラムダ。一方で、自らが「格好悪い大人」になってしまった事を恥じ、苦々しい表情を浮かべるガウン。
彼等はこの後、何を為そうというのでしょうか。ボスとして出現するのは間違いなさそう。

更に場面は変わり、ジュード一行。どうにか砂海を越える事は出来たようですが、エアボートも限界を迎え、乗り捨てざるをえなくなりました。
この先、行くあてもないので、ひとまず道なりに進む事に。ジュードは塞ぎ込み、心ここにあらずといった感じです。無理もない。

ドラゴンシフォル採掘場跡

サイドビューのダンジョンです。クセのある敵が多いので、ブレイクポイントに到達するまで気が抜けません。
そんな中、ジュードがまったく声を発さないのが気になります。台詞だけならともかく、アクション時の掛け声なども一切無くなるのが細かい。

この採掘場跡ははFLOOR1〜3までの3フロアで構成されていて、各フロアに進む度にイベントが挿入されます。
それらのイベントを通じ、ジュードはラクウェルが埋葬都市の出身で、家族全員を目の前で亡くしている事を知る事となりました。

それでも、ジュードをこれ以上落ち込ませたくないからと、ラクウェルは自身の身体の事は伏せました。
アルノーはそんな彼女が達観しているように見えていたものの、彼女が余命への底知れぬ恐怖に苛まれているという事実を知るなり、彼女を一喝。まだ治癒する可能性が皆無だと決まったわけではないと、叱咤激励するのでした。
ちなみにこのやり取りはジュード&ユウリィは知りません。

FLOOR3を抜けると待望のワールドマップ。……ここはどこだ。
次の目的地は「フロンティア ハリム」という場所のようです。

フロンティア ハリム

中に入るとそこは紫の霞がかった集落。何が起こっているのか人々が駆け回っていて、見るからに緊急事態。
その中に、軍の兵士の姿を認めた一行。しかも、シエル村を襲った部隊の副官「アーチボルト」が居る事に気付いたジュードは、反射的に殴りかかったものの、何者かにその拳を止められました。

このイベントでは、アンリ師範と再会を果たす事になります。ゲーム開始時、ジュードが稽古をサボった剣術の先生です。
ジュードを諭し宥めたアンリ先生は、後で村外れまで来るよう告げるのでした。少し話をしたいみたい。

さて、ここからは自由行動。集落は結構広いので、先生のもとへ行く前に情報収集。
村に何が起こっているのか大体のことが判明します。

●この村について
・戦火に追われ放浪していた難民達が開拓し、作りあげた集落。
・村外れの川も、爆弾が出す毒素に汚染されている。

●シエル村の人々について
・村を出てすぐにアーチボルト達とは別の部隊に身柄を拘束されたが、アーチボルト達が逃がしてくれた。
・隙を見て、連中のランドギアが暴走するような細工をし、その隙にアーチボルト達と逃げ出した。
・アーチボルト達と協力し、この村に逃げ延びた。

●兵士達について
・戦後、政治機構を失った混迷の世の中になったので、秩序ある世界を作るというブリューナクの檄に応じた。
・実際の騎士団は、まともな人間がスポイルされる仕組みになっていた。
・シエル襲撃の手口が横暴で高圧的なものだったので、アーチボルトと一部の兵が改善案をトニーに進言したものの、受け入れられるどころかアーチボルトに責任を押し付けようとした。
・兵達はアーチボルトの身を守るため、シエル村の人々の手を借り議会騎士団から逃亡した。

そういやゲーム序盤のイベントでトニーに進言してたもんね、アーチボルト。
それはさておき、そろそろ装備を新調したいんですが……た、高い! 特に武器!

泣く泣く買い物は保留し、ひとまずブレイクポイントでミーティング。ジュードが落ち込んでいる事もあり、内容は暗いものでしたが、どこかしらに小さな希望を感じさせるやり取りばかりだったのがせめてもの救い。

話を一通り聞き終えたら師範の待つ村外れへ。彼が案内してくれた場所は墓地でした。
ジュードはそこでアンリに母親や他の村人達の顛末を話し、一方で、アンリ達がこの村に辿り着くに至った経緯を知る事となります。

・アンリ達の脱出ポッドはエセルダ達とは別の潮に流され、トニーに捕縛された。
・研究資料や武装を没収された後、騎士団本拠地に護送されそうになったが、アーチボルト達が脱走させてくれた。
・その後、アーチボルト達と協力しこの村に入植した。

アンリ師範との会話で自らを省みることが出来たジュード。皆や母親を弔おうともせず、一体何をしようとしていたのかと。
それでも、悲しみだけは容易に振り払えるものではないよねぇ。

その後、村のまとめ役であるアーチボルトの話を聞くようアンリに頼まれたので早速向かってみると、この集落の現状と、そこに至るまでの経緯を教えてもらえました。情報収集で得た内容と若干被りますが、まぁ良しとする。

・この村は入植者達によって開拓されている。戦争難民が暮らす小さな集落。
・開拓作業中、戦時中の不発弾が地中より掘り起こされた。爆発すれば有毒ガスを撒き散らす、大量広域攻撃兵器だった。
・慎重に解体したものの不発弾は地中にもう一つあった。
・爆発は免れたが、毒素が流出し村の地下水源を汚染してしまった。
・水源浄化のため村の有志を募っているところ。

事情を理解したところで、手伝いを申し出たジュード。具体的には何をすればいいのかと言うと……

・村から少し行った所にある渓谷の深奥に、「仙草アルニム」が生えている。
・仙草アルニムとは、あらゆる毒素を中和する浄化の薬草。

よしよし、その薬草を入手してくれば良いわけですな。
早速ワールドマップに出ると、「死眠りへと誘う渓谷」が出現。嫌な感じの名前だわ……。
今回はひとまずここまでにして、次回から探索していきます。

■ 第20回 死眠りへと誘う渓谷

フロンティア ハリムに蔓延している毒ガスを浄化するため、「仙草アルニム」の採取に向かうジュード一行。
が、ここまで一気に進めてきたせいか通常の戦闘が厳しめなので、本格的な探索の前にLV上げを敢行しておきます。

……が、渓谷には窃盗行為を働く「アエロー」がいたので、急遽「ドラゴンシフォル採掘場跡」へ移動。大した被害は無かったものの、地味にイライラするんだもん。短気ですまんな。
目安はブレイクポイントの浄化時、戦闘で苦戦しない程度。具体的にはLV.41ぐらいになったあたりで切り上げ、盗人蔓延る渓谷へ戻りました。

死眠りへと誘う渓谷

薄暗く、枯れ木が立ち並ぶ生命感皆無の光景に気が滅入りそう。奥へ進むとますますホラーな雰囲気に。

道中、アルノーとの会話から、戦争で生まれた技術が、戦後の傷痕を塞ぐために使われている事に気付いたジュード。
ならばジュードのARMの力も、戦い守ること以外に意味がある筈なのです。母親をはじめとする研究者達がARMを創り出した真の意味……戦争を終わらせるための力。

さて、話は変わりますが、アエローが鬱陶しいことを除けば、採掘場跡に比べると案外戦い易い場所かも。
アエローの出現率もそこまで高く無いので(出る時はやたら出る)、最初からこっちで経験値稼いでも良かったかしら……。

こんな感じで、パズル要素で頭を使ったり、攻略本チラ見して視覚を使ったりしつつ、どうにかFLLOR9の門をオープン。
いざ門を抜けようとしたところ、何の前触れもなくボス戦となりました。え−。

VS ケサランパサラン
薄笑いを浮かべている、まあるいの。ターンの度に行動しつつ分身するようです。
分身は放っておくと遠慮なく増えていくうえ、倒す度に自爆してダメージを与えてきます。そのため、ユウリィは回復に専念させ地道に倒しました。シャットアウトで任意のHEXに閉じ込めておくのもいいかも。

撃破後、何事も無かったかのように探索続行。今のは一体何だったのか。
FLOOR10の吊り橋落下イベントなどを経て、どうにか本調子を取り戻しつつあるジュード。良かったね、ユウリィ。

橋からの落下先はFLOOR11。以降、橋を渡る事が出来なくなるので、迂回路を通る必要があります。
FLOOR12に入るとお馴染みの燭台パズルがありましたが、完全にお手上げだったので攻略本を確認したところ、どうやらブレイクポイントを浄化するための仕掛けであるらしく、ボス戦後に入手出来る杖を使う必要があるそうな。なので今は後回し。

とりあえずセーブ後、FLOOR13へ入ると、頭上から何者かの襲撃を受けました。ボス戦です。

VS ゴルドレイク
珍しく威圧感に怯むラクウェルを、チームプレイならきっと大丈夫と励ますジュード。どうやら完全復活したようです。が、初手の攻撃が結構痛い!
ユウリィは今回も回復役専念のため、無属性のHEXに配置。

ゴルドレイクは地上にいるか宙にいるかで弱点が変化する模様。地上ではラクウェルの攻撃がよく効きますが、宙に浮かんじゃうと効き目が薄い、みたいな感じ。

初期位置が地属性のHEXだったので、まずアイソレイトでそこから移動させました。運良く真ん中に来てくれたので、それをシャットアウトで封じ込めたところまでは良かったのですが、うっかりラクウェルの「毒咬」で閉じ込めたHEXを毒にしてしまい、最終的に毒ダメで倒してしまった……。

ボス戦後は先に進み、不思議な杖をゲット。そしてFLOOR12へ戻り、ブレイクポイントを浄化しておきます。
よし、これでアエローに悩まされずに済むぞ。

FLOOR14を抜けるとイベント発生。そこは、うっすらと光の差し込む森の奥深い場所でした。

巨木に抱かれるようにして、静かに息づく「仙草アルニム」。その美しさに、一行は目を奪われました。
あらゆる毒を打ち消すという仙草に、ラクウェルは思うところがあるようです。それは言葉には出していませんでしたが、アルノーはその表情から勘付いた模様。よく見てるな君は。

ここで場面は変わり、いきなり「イルズベイル監獄島」。
これでもかと拘束されているハウザーの前に姿を見せたのは、ラムダでした。

ラムダがハウザーのもとに来た理由を一言で言えば、挑発のため。
戦争を無くすため、国家すら潰してきたハウザーを前にし、人が人である限り人の世から戦争は消えないと言い切ったのです。それどころか、人間を指して「戦争が磨き上げた芸術」とまで。

更に、人間の残酷さを証明すべく、ラムダは「あるもの」をハウザーに見せました。そして「人間は等しく残酷になれる」と告げた後、ハウザーの前に「それ」を投げ捨て立ち去るラムダ。
……直後、ハウザーの全身から、赤黒いオーラが立ち昇り始めたのでした……。

ラムダがハウザーに何を見せたのかは伏せておきますが、プレイ時にこのシーンを見た時は、ラムダに対する好感度がぐぐ───っと下がりましたとさ(# ゚Д゚)

ここで場面は変わり、「神剣」発掘現場の最深部。
得体の知れない震動が発生し、警備兵は驚いたように周囲を見回すのですが……。

このイベント後、画面はワールドマップへ。ひとまず「フロンティア ハリム」へ帰還します。

フロンティア ハリム

集落に「仙草アルニム」を持ち帰ったジュード一行。感謝されちゃって照れるぜ(∀`*ゞ)
直後のイベントのメインは、仙草を用いての毒の浄化……ではなく、仙草を村の子供へと手渡したラクウェル、そしてアルノーだったりします。

子供に仙草を渡す際、それを惜しいと思ってしまった自分を浅ましく感じたラクウェル。
それに耐えられなくなったのか、彼女は一人、逃げるように建物の裏手へ入って行くのでした……。

この後は、ラクウェルと、その後を追ってきたアルノーとの、二人だけのイベントへ。
アルノーは、ようやく旅の理由を見付けることとなりました。
彼は、ラクウェルを側で支えるため、これからも旅を続けるのです。彼女が一人、死への恐怖に震えないで済むように。

画面は変わり、青空と緑に包まれた、美しきハリムの村。どうやら毒ガスは収まったようです。
アーチボルトはジュード達への御礼に、村にある工房を提供してくれました。もともと、開拓に必要な道具を作って来た建物とのことですが、以降、この工房でアイテムの「調合」が可能となります。それに関してはまた後で。

さて、今後の事についてなのですが、案の定「イルズベイル」を目指す事にしたジュード。母親の遺志を継ぎ『神剣』を止めようと決意したのです。
そして全てが終わったらこの村へ戻り、母や村人達を始めとした、沢山の人々の墓を作りたいそうな。

皆の同意を得たところで、早速準備に取り掛かります。
まずは、平穏を取り戻した村で情報収集。主に監獄島についてです。

・本来は囚人によって治められる自治領だが、騎士団の精鋭部隊は監獄島を制圧した。
・自治権を喪失した監獄島では、まさにこの世の地獄といった光景が日夜繰り広げられている。
・苛酷な強制労働を課された囚人達は寿命を全うできない。そうして囚人の口を封じ作業の実体を隠蔽している。
・「ガングニール」は別名「ラムダの切り札」と呼ばれる誘導ミサイルシステム。
・「神剣」は初期状態、つまり未調整のARMの塊。起動させるには「イグニッションキー」となる因子適合者が不可欠。

監獄というか、もはや海上要塞ですがな(ヽ´ω`)

話は変わり、先程利用可能となった「工房」では、アイテム、武器、防具、バッジの作成(調合)が可能。
複数のアイテムを「調合」する事により、一つのアイテムを作成するという、要はアイテム合成なのですが、制作費も材料も足りないので後回し。
そもそも、武器を買い揃えた時点でお金は吹っ飛んでます……。びんぼうはつらいよ。

ひとまず村を出ると、画面は再び監獄島の発掘現場へ。警備兵は地に倒れ伏し……最奥にある、得体の知れない何かに手を伸ばすハウザー。
画面が暗転する中、ハウザーに呼応するかのように、青い光が怪しく輝くのでした……。

そして画面はワールドマップへ。目的地が決まったのは良いですが、どうやって行くかが問題。
監獄島は当然海上ということで、海路を確保するため「港町ポート ロザリア」を目指す事に。
このイベント後、マップ上に目的地が2つ出現しました。1つは「ブルーアミティビーチ」、もう一つは「イルズベイル監獄島」。遂に出た。

ブルーアミティビーチ

青い海に白い砂浜が美しい、常夏のような場所。珍しく何事もなく進んでいきます。
そんな中、FLOOR2にて、ブリューナクの気配が無い事を逆に訝しむラクウェルとアルノー。嵐の中心にいるので、静かに感じるだけかもしれません。

FLOOR2の中程にはブレイクポイントと商人さん。ここで経験値稼ぎをやるのもいいなぁ。
FLOOR3に入ると、少し雲が出て来た事に気付くユウリィ。……フラグ? ねぇ、フラグ?

ブルーアミティビーチを抜けると「ポート ロザリア」まで道が繋がりました。うぉ、懐かしい!

ポート ロザリア

4人の旅が始まった町に戻り、感慨深い一行。が、残念ながらまだゴールではありません。早速船を探します。

・港にいるピコ達は、海に一度沈んだ船を引き揚げ修理して売るサルベージ業者。
・ピコ達の新作が明日オークションにかけられる。

情報を頼りに船着き場にいる「ピコ」のもとへ。すると、明日、船の公開入札が行われると教えて貰えました。ただし、開始は100万ギャラ……無理だ_(:3 」∠ )_
あまりの金額にジュードが落胆している傍らで、ラクウェルがある男性の後ろ姿を見付けました。
黒いタンクトップ姿のその背中に、「兄さんッ!?」と声を上げるユウリィ。なんだと!?

結局、振り返る事もなく行ってしまったクルースニク(未確認)。ピコが言うに、最近この町に流れ着いたそうなのですが、仕事もしないで毎日ブラブラと呆けているそうな。食事もロクにとらないようで、町の女医者のところで世話になっている……って、ヒモなのか患者なのか。
また、別の人によれば、小さな女の子を見ては溜息をついている……ってそれ、事情を知らないと完全にヤバい人だ(゚ω゚;)!

ピコとのイベント後、そのまま女医モルガンの病院へ。そう簡単に会えるかなーと思っていたら、あっさり会えた。ちなみに先生からは「ナゲヤリ君」と呼ばれてやんの(ΘωΘ)

「意地が折れただけだ」というクルースニクに、ジュードは「神剣」を止めるために力を貸してくれるよう頼むものの、薬も無くARMも扱えない自分は足手まといなだけだ、と拒まれてしまいました。

先生が言うに、心の支えを失うと身体も衰弱していくものらしいのですが、クルースニクはそれが極端だそうな。
このまま、信じられる何か……「貫く」ものを見出すことが出来なければ、廃人まっしぐらというワケです。
そんな兄に対し、「そのままでもいい」と告げるユウリィ。大切な兄さんなら、私はそれで……って、いい子やなぁ君は(´Д⊂

面会を終えた一行は病院の外へ。兄やんを頼るのはいいのですが、彼が立ち直るまでイルズベイルで何も起こらない保証はありません。が、船が無い以上、焦っても仕方がないのもまた事実。
とりあえずクルースニクとは、ユウリィが明日また話をしてみることになりました。

ここで、「準備が整ったら『港町の潮風亭」に部屋を取ろう」と言い出したラクウェル。ん? それってフラグになるのかな?
ちょっとだけ攻略本で予習したら……あー、ボス戦ね。
そこで「ブルーアミティビーチ」でしばらくLV上げ。結果、ジュード&アルノーLV.44、ラクウェルLV.45、ユウリィLV.42になりました。ついでにユウリィの武器「エンジェルハイロウ」もゲット(∩´∀`)∩
最後に「ブルーアミティビーチ」のブレイクポイントを浄化したところで、続きはまた次回。

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