GBでのWiz外伝第3弾。前2作品とは少々雰囲気が異なる作品。
プレイヤーである冒険者達は、町の人々から依頼を受けるがままに森やら墓やらを探索していたものの、気付けば、国王を救うため、せっせと迷宮に潜っていたのであった……。
基本的に1つの迷宮を潜って行った1、2作目とは異なり、今作では序盤、町やら墓場といった幾つかのエリアを探索する展開になります。中盤からはそれに加えて複数のフロアで構成されている迷宮も登場するので、全体的なボリュームはアップした感が。
また、アルケミストやフェアリーといった新たな職業や種族が加わった事により、キャラ作成、ひいてはパーティ構成の幅が広がったという点から見ても、旧来のシリーズと比較して、随分とプレイし易くなったのでは。
「WIZARDRY外伝III」、プレイ日記開始。前作、前々作がとてつもなくお気に入りなので、今作にも超期待。
I&IIは復刻版を新品で購入したのだが、このIIIだけは中古、しかもソフトのみのものしか購入出来ず、バックストーリーあたりがさっぱり解らないのが辛い。
幸い、種族の特徴や魔法の効果などは攻略サイトさんを参照出来るので不便は無いが……何はともあれ、行って参ります!
電源投入してプレイ開始。「Scripture of the Dark」とサブタイトルが出てます。
暫くタイトル画面を眺めていると、ごっつい鎧の人が地面をドツいてますが、一体何なんだ。まぁ、そのうち解るかこの事自体を忘れるかのどっちかでしょう。
さて、ゲームを開始したのは良かったが、前述の通り中古であるため前の持ち主のデータが消えていない模様。ものすんごいスーパーキャラがいるかもしんないと、初期化する前にちょっと覗いてみたところ……全員LV1のうえ、やたら「ら行」の使用率が多い名前がズラっと並んでました。どう見てもダンジョンに入った形跡が無いよ(泣)。
気を取り直してデータを初期化し、モード選択。「ノーマル」or「マニア」を選ぶ事になるのだが、とりあえずは「マニア」でいっておこうかな。
一度だけだが、辛くなったら「ノーマル」に戻す事が出来るこの親切設計。
お次はいよいよキャラメイキング。高ボーナスを期待しせっせと作るものの、ボーナス値10がせいぜいでガックリ。たまーに17が来て大喜びしても、そういう時に限って手が滑りキャンセルしたり、属性や職業を間違ったりして駄目になるのですよ! 畜生!
昔だったらもっとしつこくやっていただろうが、歳を取って忍耐力が無くなっちゃったので(笑)結局、10で妥協する事になってしまいましたとさ。
とりあえず作ったのは以下の6人。
「名前(職業):種族/性別/属性 HP」の順で。
戦士1:リズマン/♂/善 9
戦士2:リズマン/♂/中立 8
戦士3:ラウルフ/♂/善 8
盗賊:ホビット/♂/中立 7
僧侶:ドラゴン/♂/善 6
魔法使い:フェアリー/♀/中立 4
僧侶がドラゴンなのは後にラウルフの戦士3と職業を入れ替える予定だから。
先の事を考えると、中盤以降に回復使える戦士がいると便利だなぁ、と思いまして。
ところで、何で戦士2が中立なんだろう……。多分意図があっての事だと思うのだが、思い出せない……。
ちなみに、魔法使いが中立なのは後にバルキリーにするからです。
この後更に倉庫&銀行係を1名、識別専用ビショップを1名作ったところで今回は終了。
迷宮はまた次回に突入する事にする。だってキャラ作るだけでくたびれたんだもの(笑)。
今回からいよいよ冒険へ出発。
とりあえずは城下町の施設をチェックしておこうと、先ずはでっかくそびえ立つ「ダリア城」へ突撃。……すると。
「お前等のような未熟者を王に会わせるわけにはいかぬ。仕事が欲しければ酒場の主人に聞くがいい」
のっけから門前払いを喰わされた。
うん、RPG的には悪くない反応だな、とわけのわからない事を口走ってみようか。
それにしても、「酒場の主人に聞くがいい」ったって、どうやれば……と思っていたら、「じょうほう」というコマンドがあった。えええ、今回はこうやってイベント進行するの?
何はともあれ酒場の主人に事情をかくかくしかじか説明すると、気の毒に思ったのか(笑)仕事をくれた。
「墓場にいるムロンという賢者が、私に話があるらしい。すまないが代わりに用件を聞いてきてくれないか」
……だってさ。
もしかするともしかして、俗に言う「おつかい」ってヤツ?
ブツブツ言っても始まらないので、冒険に出発。町外れへ向かい迷宮へと入ると、そこは森の中だった。要するに野外。
今までプレイしたWizはダンジョンを地下へ地下へと潜っていくタイプだったので、こういう展開はちょっと新鮮。以前にプレイした「バーズテイル2」(FC版)を思い出してしまう。
森に入って直ぐの所には伝言板が。これって確かゲームの進行度に合わせて内容が変わって行くんだよな……とI&IIを振り返りつつ読んでみると、「性格が合わなくても構わぬ! 優秀なお仲間募集中」と書いてあった。
これ書いた人、よっぽど苦労したんだろうな(´;ω;`)
掲示板でしんみりした後は、ダンジョンに入ってすぐ右手にあるドアへと入り初戦闘。
初めての敵は不確定名「とり」が1匹。その正体はいかに!? ……と思ってたら、あっさり倒してしまって正体不明で終わった。
戦利品は「?ぼう」。商店で識別したら「ぼう」でした。そのまんまやんけ。
この後は、ひとまず盗賊に「こがたのゆみ」を買い与え、あとはLVを上げつつ前衛3人の装備を強化するための金稼ぎ。
後衛の僧侶と魔法使いの装備は後回しになりそうだが……それにしてもドラゴンっていいなぁ。後衛からでもブレス吐けるのが実に便利だ。
そうそう、モードに関してですが、「マニア」から「ノーマル」へと変更しました。今作は「マニア」にしてても特典とか無いみたいなので。
[初遭遇モンスター]
ロック / ドラゴンフライ / アタックドッグ / ジャイアントスパイダー
[初入手アイテム]
「ぼう」などの初期アイテム
暫くは森でLV上げ。その間、アイテム識別用にビショップを作ってみたら、いきなりボーナス20出やがった! 何よそれー! レギュラーじゃないヤツなのにー!
しかも、早速識別させようとしたらあっさり「きょうふ」になりやがった。LV上げてやらないと使い物にならない予感。
さて、そうこうするうちに全員がLV2に。そこで、ちょっと勇気を出して森の中央へと行ってみる事にする。
今までは、入って直ぐ右の小部屋での戦闘を繰り返してました。ええ、腰抜けですとも(逆ギレ)!
意を決して南下したマップ中央部には、ぽつんとメッセージがあった。
「北は我々のダリア城 東は死者が眠る墓場 西は寂れた商店街 南は危険地帯の市街地」
……とりあえず南には近付かないでおこう。ビクビク。
LV2程度で気が大きくなっている一行は、マップ(N15,E13)あたりまで遠出して戦闘。次第に調子に乗って森全体の探索を始めたら、色々見付けました。
(N11,E15)「全滅したパーティを有料で助け出します。御用のある方だけそこの部屋にお入り下さい」
面白がって示された部屋に入ったものの、当然ながら何も無し。……って言うか、今回、救出用のパーティを作る必要って無いのか?
今までは律儀に2パーティ作ってたんだけど。
(N9,E15)「死者への冒涜を禁ずる」
墓場の入口らしい。要するに目的地なのだが、今はスルーして他を探索してみる。
(N8,E0)「クリスタルで縁取られた鍵穴があり、鍵がかかっている。これに合う鍵が必要だ」
この先が『寂れた商店街』ってやつみたい。今はまだ入れない模様。
(N0,E8)「これから先は王の許し無しに通す事は出来ぬ。早々に立ち去るがよい」
ダリア城の近衛兵に通せんぼされてしまった。言われなくても近寄らんわ!
(N4,E10)「既に名前さえ忘れ去られたこの国は今にも滅びそうだ」
貼り紙にはそう書いてあった。
……えっ、この国って『ダリア』って名前じゃ無かったの!?
以上、集まった情報はこのぐらい。マップ右下の一角に進入出来ないのが些か気になるが、そのうち解決するでしょう。たぶん。
情報収集が一通り終わり、行ける所はマップを埋めてしまったので、そろそろ観念して墓場に行く事にする。LVも3になった事ですし。
墓場へ入ってみると、BGMが更に哀しげなものに変化した。なんかこわい……。
あちこちにメッセージがあると思ったら、墓石でやんの。そりゃそうか、墓場だもん。
(N3,E1)「薄暗い日の光に照らされた墓石は名前すら刻まれていない」
そんな墓石を尻目に徘徊していると、(N4,E2)でドアを発見。ドアを開け西に進んでみると……あれ? 森のBGMに戻っちゃったぞ?
どういう事かと思い魔法で地図を見てみたところ、どうやらここは森の南東部にあたる様だった。どうやら、墓場に入るまでは進入出来なかった一角らしい。
(N4,E14)「この墓場を守る寺院はこの先です。失礼のないように」
……と、書かれた看板を発見。すぐ側にあったドアの中が寺院なのだろうかと扉を開けたら「ドラゴンフライ」とエンカウント。こいつにも失礼しちゃいかんのだろうか。
どうやらここの小さな建物は寺院ではないらしい。紛らわしさに憤慨しつつ南へ向かったところ、またドア発見。どうせ墓場に戻るのだろうと入ってみたら、またまた聞き覚えのないBGMに切り替わってしまったため、何も見なかった事にして元に戻った三 (lll´Д`)
絶対、まだ来るには早い場所だと思うよ!
ここで一旦城へと戻り、マップ埋めの作業のため再度墓場へ。すると、町外れから墓場へショートカットで行けるようになっていた。大した距離ではないとは言え、ちょっと便利。
こまめに城に戻る事を繰り返しつつ探索していると、少し変わった墓石を発見。
(N7,E4)「墓石はかすかに動かした形跡がある」
……ですって。要するに、これを調べろって事ですか。
中に何かあるんですか、それともアンデットが出現してウギャーですか……などと怯えつつ「さがす」コマンドを実行したところ、下への階段を発見した。
おおお! やっと地下へ潜れる気配が!? ……と思ったものの、とりあえず地上のマップを埋めるまではまだ降りるもんかと心に決め、探索を続行するのでありました。
[初遭遇モンスター]
ジャイアントラット
[初入手アイテム]
なし
墓標の下に隠してあった階段は見なかった事にし、地上のマップ埋め。
途中、「歴戦の冒険者ここに名を残す」と刻まれた墓標を発見し、冒険者たるものこうありたいものだ……と思ったものの、全滅したら否が応でも墓に名前が刻まれちゃう(多分)ので、それもどうかと思い直した。寿命なら可。
さて、どうにかマップが埋まったので、観念して地下へ潜る事に。地下への入口は数カ所あるが、先ずは手近な(N7,E4)から潜ってみる事にする。
B1Fに降りてすぐの所にあるメッセージには「ここは死者の魂が眠るところ」という文字が。そりゃそうだね、墓場だし。
とりあえず片っ端から扉を開けて調べていくと、早速敵とエンカウント。地下に降りて初めての戦闘という事で気合いを入れて臨んだところ、「友好的なマスタードラゴン」という表示が出た。
……マスタードラゴンって、普通、すんごく上級のドラゴンだったりしない? 確かドラクエ4に出て来る竜の神様がそんな名前だったでしょ? そんなのが序盤のダンジョンで出ていいのか!? ……などと一人で狼狽してみる。
結局「マスタードラゴン」の正体は不明のまま、何事も無かったかのように探索続行。どうやらこの近辺は小部屋が密集しているようなので、手当たり次第に扉を開けて戦闘に突入するのだが、やたらと友好的なモンスターが多かった。
戦闘が無いのは探索しやすい反面、成長させ辛いというデメリットもある。もっと気概のあるモンスターはおらんのか! と意味不明な事を口走りながら徘徊していると、漸くまともな戦闘が発生。しかも疑惑のマスタードラゴンが登場! ……って、どう見ても忍者なんですが。
もしかして「龍の忍者」とかあの辺のイメージ? などとテキトーな事を言ってみる。
マスタードラゴンに失意を覚えた後は、城との行き帰りを繰り返しつつ、無心で墓場B1F探索。初めて宝箱の罠(毒)を食らったり、一方通行のドアに苛立ったりと(無心はどうした)していたところ、(N12,E8)あたりで盗賊が気配を察知。「さがす」コマンドで調べてみたところシークレットドアを発見してしまった。あらやだ!
そこから更に探索範囲を広げていくと、(N8,N9)で、壁に掛けられている古いローブを発見。「さがす」で調べるとポケットの中に鍵が入っていた。何だこれ。
妙な鍵を拾った事もあり、ここで一旦城へと帰還。鍵をビショップに識別させたら「じいんのかぎ」でした。
そういや、寺院がどこかにあるような話だったよねぇ。
とりあえず未だ必要が無いっぽい「寺院の鍵」は倉庫係に預け、LVを上げるべく宿屋へGO。すると、戦士3のHPが24も上がった。戦士3は他の戦士2名に比べてHPの伸びが悪かったのだが、これで晴れて戦士3人が横並びに。
ちなみに、戦士3人はLV7でHP80となりました。割と順調?
そんなこんなで探索続行。B1Fの(N13,E7)の階段で地上に戻ると、進入出来なかった一角に出た。なるほど、こう繋がってたのか。
絶対何かあるだろう、と歩き回ったところ、(N14,E4)にて通常と異なる墓を発見した。
「緑色のコケの生えた墓石には文字が刻まれている。『我が墓を荒らすものには力をもって制裁を下す』」
ここで「さがす」をやると高確率で戦闘に雪崩れ込みそうなので、今回はパス(笑)。とりあえず、他の場所を先に探ってしまおうと歩き回っていると、(N14,E11)でイベントが発生した。
「私は賢者のムロンだ」って……そう言えば、墓場に来た目的は賢者とやらに話を聞くためだったっけか。
「この世は既に破滅の方向に進んでおる。既に国は神によって守られてはいない。その証拠に死霊共がこの世に甦って毎夜墓場を荒らし回る。まだそれらの力は弱いが、そなたらのように力のある者に頼る時期が来ているようだ。酒場の主人にもっと冒険者達を集めて欲しいと伝えてはもらえぬか」
これが、酒場の主人に伝えたかった用件らしい。
とりあえず思ったのは、自分で自分を賢者と言うな。
おそらくこれで酒場の主人のおつかいは終了。後は町に戻って報告するだけなのだが、折角なのでマップを完璧に仕上げようと未踏の部分へと向かったところ、(N11,E5)で妙なのに遭遇してしまった。
……なんかね、小人風のオッサンが宝箱みたいなのに入って浮かれてる様にしか見えなくてね。
「私はアガン王からブラックボックスを預かりしもの。これは迷宮内で落としてしまったものを拾い上げる力を持つ。何か大事なものを落としてしまった時はここに来るがよい。何か用はあるかね?」
外見の割に冷静な喋り方をするオッサンに困惑しつつ、箱に手を入れてみると……何も見付からなかった。そりゃそうだよね、何も落としてないもの。
存在の必要性がいまいち解らないが、ダンジョン内でアイテムを持ちきれなくなった時に利用するって解釈でOKなのかしら?
墓場のマップを完璧にしたら、漸く酒場へ帰還。主人に報告したところ報酬を頂戴してしまった。トータルで2500Gぐらい?
また、宿の女主人が悩んでいるらしい、との情報を教えてくれたので、次回はそこから始めてみるかな。
[初遭遇モンスター]
マスタードラゴン/バンデット/ゾンビ/フライングティース/ファントム/スケルトン
[初入手アイテム]
じいんのかぎ
酒場の主人のアドバイスに従い宿屋へ。女主人が言う事にゃ、寺院から毎晩聞こえてくる女の叫び声を止めて欲しい、とのことだが……夜に寺院から聞こえて来る叫び声って人外確定じゃん('A`)
依頼も受けた事であるし、早速寺院に……行く前に。前回敢えてスルーした、墓地の怪しい墓石を本格的に調べる事にした。あの、賢者のいる付近にあったヤツだ。
目的地でメッセージを読んだ後、「さがす」で調べてみたところ、案の定強制戦闘に突入。敵は……マーフィーズゴースト! 久し振り(何がだ)!
なかなか攻撃が当たらないので一時はどうなるかとヤキモキしたが、どうにか撃破完了。経験値は700と、この辺のモンスターにしては圧倒的に多い。暫く連戦して経験値を稼ぎたいところだ。
今度、あのへっぽこビショップを連れて来よう。
いよいよ寺院へ。「墓場」→「森」を経由し敷地内へ入る。
先ずは外周を歩き回りマップを埋めていると、南の端で突然のメッセージ。
「馬車が止めてある。荷台に乗ると、馬が勝手に走り出した」
……気付けば、城へと戻されていた。
ツッコミ所は色々あるが、取り敢えず、何の疑問もなく荷台に乗るなよ冒険者達! 選択の余地すら無いのか!
気を取り直し再度寺院へ。外周も埋めたしいよいよ中へと思ったら、ドアは施錠されていた。
そういや「じいんのかぎ」ってのを拾ってたよな。でもあれは確か倉庫係に預けてたよな。……と、いう事はまた町に戻らなきゃならんワケね。
今度は納得した上で馬車にいそいそと乗り込む一行なのでありました……。
今度こそ、今度こそ寺院に突入。寺院1Fの(N6,E8)でこんなメッセージが表示された。
「ここは昔死んだ者でさえも生き返らせる事が出来る、神聖な所であったのだろう。今はその風格もない」
なんでそんな過去の事まで解るんだ、というツッコミはさておき、不気味な寺院内を探索。阿呆な落書きとか、真面目な訓告などと見学した後(N7,E2)で鍵の開かない扉をこじ開けたところ、先の方で階段を発見した。
1Fのマップは埋めてしまっているのだが、これが唯一の階段らしい。
寺院の2Fは素敵な所。小部屋が幾つか並んでいる中はどうも遺体安置室らしく、「朽ち果てた死体」が収められておりました。ひええええ。
その後、(N4,N8)にてバルコニーを発見。「飛び降り禁止」と書いてあるのだが、そう書かれると飛び降りてみたくなるのが人の性。
でも、Wizの警告は素直に従わないとヤバいんじゃなかったっけ……などと頭を過ぎった時にはもう遅い。一歩踏み出した冒険者達の身体は、「床が崩れた」のメッセージと共に階下へと叩き落とされてしまったのだった。
…………よ、良かった! 全滅じゃなくて!
ちなみに、落ちた先は1Fの出入り口の扉付近。これは、出口までのショートカットという見方でOKなんですね?
例の馬車で一旦町に戻ったら、再度寺院探索。2Fをせっせとウロついていると、マップ南東部にも死体安置の小部屋を発見。ビクビクしながら調べていたら、(N8,E12)のみ、メッセージが違っていた。「朽ち果てた〜」という部分は他のものと同じなのだが、その後、「はて、妙なところがある」で締められたのだ。
何が妙なのか最後まで言えよ! と思いつつ「さがす」コマンドをやってみると……。
「ミイラ化した死体の口が何かをくわえていた」
入手したのは「?かぎ」。今度は何処の鍵なのだろう。一旦鑑定しに戻ってもいいが、まだロクに戦闘もしていないので、もう少し探索する事にした。
(N12,E12)で盗賊が気配を察知し、シークレットドアを発見。慎重に先へと進んで行くと(N14,E9)にて奇妙な光景に遭遇した。
「天井からフックのついたロープがぶら下がっている」
むむ? これにぶら下がって上に運んで貰うとか、はたまた下に降りるとか?
ともかく現時点では何も起こらない様なので、付近を色々調べてみたところ、(N14,E10)にて今度は妙なドアを発見。
「このドアは堅く閉じている。鍵穴もなくなにか不気味な存在を閉じ込めているようだ」
多分、この向こうにボスがいるのだろうが、幸か不幸かまだ行けない模様。
とりあえず未踏部分を埋めようとシークレットドアの所まで引き返し、マップ中央部あたりへと続くドアを開けると、ひたすら小部屋が続いていた。
とにかく手当たり次第にドアを開けて進むのだが、何故か延々と続く小部屋。はて、そんなに広い筈は無いのだが……と思いつつデュマピックかけてみたところ、実際は大して歩いていない事が発覚。
まさかと思い、ゆっくり進んでみたところ、一瞬のチラつきと共に切り替わる風景。
…………回転床だったのか。
結局、マップ中央部の小部屋地帯は回転床とシークレットドアで混乱し易くなっていた。
そのため、こまめに現在地を確認しつつマップを埋めていたところ、(N11,E7)にてイベント発生。
「私はこの寺院を守る最後の司祭です。寺院の秘密を探る者に死を授けましょう」
直後、ビショップとワイト3体との戦闘に突入。BGMがいつもと違うのでボス戦になるのだろう。
面倒なので、ワイトは僧侶の呪いを解かせて片付けてしまった……。
ボス戦後「ベル」を入手。前に取った鍵と併せて識別してもらおうと町へと帰還したところ、それぞれ「じいんのかね」、「クリスタルのかぎ」である事が判明。前者は大体予想が付いたが、後者は一体何処で使うのだろう……と頭を捻ったところでまた次回。
[初遭遇モンスター]
マーフィーズゴースト / ゴースト / プリースト / メイジ / オニ / プリーステス / ビショップ / ワイト
[初入手アイテム]
てつのたて / クリスタルのかぎ / じいんのかね
前回入手した鐘と鍵を持って再度寺院へ。あの、妙な仕掛けがある場所へと行ってみると、前回とは異なるメッセージが出た。
「天井から伸びているロープのフックに鐘を取り付けると、どこかで歯車の噛み合う音がして、鐘はみるみるうちに上昇して見えなくなった」
なるほど、このフックは鐘を掛けるためのものだったのか……と納得していたら、BGMとして鐘の音が3回ほど鳴ったところで新たなメッセージが出た。
「頭の上で鐘が鳴るなり、近くでドアの鍵の開く音がした」
このイベントを経て開いたのは(N14,E10)にある鍵穴の無い扉。この向こうにきっと夜な夜な叫ぶ女がいるのだ……と思ったら、まだまだ通路が続いているだけ。
更にその先には階段があり、どうやら決戦の場は3Fにある様だ。がっくし。
3Fへ登ると、ちょっとばかり広い部屋に出た。……が、ドアが見当たらない。
シークレットドアを隠してやがるな、と壁の一つ一つに「さがす」を実行していったら、やっぱり予想通りだった。盗賊が気配を感じない場合、プレイヤーの勘に頼るしかないので困るよなぁ。
それにしても、このフロアは目に見えて敵が強くなっている。魔法を多用する敵も増えて来たので、こっちも戦闘に身を入れる必要が出て来た。いや、今までも決して適当にやってたワケじゃないんですけどね。
とにもかくにも、いつも通りに先ずはマップを埋めていたら、(N6,E12)のドアを開けたところで床が崩れて2Fへ落下。
なんか切ない気分になったので、そのままバルコニーから飛び降りて馬車で町に帰りましたとさ。
ちなみにこの時点での成長っぷりはこんな感じ。フェアリーの魔法使い頑張れ、超頑張れ。
戦士1:LV9/HP104/AC0
戦士2:LV9/HP103/AC-1
戦士3:LV9/HP103/AC1
盗賊:LV9/HP71/AC6
僧侶:LV9/HP84/AC6
魔法使い:LV8/HP34/AC4
再び寺院に乱入しサクサク上がってきた3F。「さがす」を連発しつつウロついていると(N1,E5)にてイベントが発生。
「机の上に1冊の本が置いてある」
と表示されたので「さがす」を実行したところ、「滅亡の書」という物騒なタイトルの本だった様だ。
「この国は神の力によって長き平和と繁栄を培ってきた。しかし一人の愛する女の消滅を免れるために、魔族の力によって復活させようとする者がいた。その名は『アガン・ウコーツ』。よりによってこの神聖なる寺院の3Fにおいて魔族を召喚しようとは。アガンは時空の狭間に吸い込まれ、魔族どもがその空間より這い出し、この国を破壊していった。偉大なる神の恩恵も最早これまでであった。それから数100年、またしてもアガンという男にこの国を攻め取られるとはこの国の歴史もこれで終わるに違いない」
誰が書いたか知らないが(2Fで倒したビショップ?)、こんな内容でした。
要するに、全ての発端ははた迷惑な恋物語、というワケですな(身も蓋もない……)。
3Fの南中央部分の部屋へと入ると、(N6,E8)にてメッセージが。
「静かな部屋の中に、微かな死臭が漂ってきた」
ひ、ひいいいい! でも、部屋の中にはそれらしきものはないけどなぁ、と思いつつ「さがす」を実行していたら、北の壁にシークレットドア発見。うわ、きっとこの先だ……。
一旦町に戻ろうかとも思ったが、HPもMPにも余裕があったので、意を決して突入。
扉の向こうの通路を直進すると、(N11,E8)にてイベントが発生した。
「寺院の寝台には女性のミイラがある。今にも叫び出しそうな形相をしている」
……ときたもんだ。ここで更に「さがす」をやってみると、何の前触れもなくいきなり僧侶が麻痺を喰らう始末。ええええ!?
そして、狼狽する冒険者などお構いなしに、ミイラが喋り出したじゃあありませんか。
「アガンなの? 待っていたわ」
い、いや、人違いです! ……などと言っても通じるワケもなく、戦闘開始。
お相手はダリア、カーラ×3、バンシー×3。しかも、「まだこちらに気付いていない」って、そんな馬鹿な(笑)。
でも、先手を取れたお陰かダリアは1ターンで撃破。残った雑魚もあっさり片付ける事が出来て、ほぼ完全勝利。何やらコインを頂戴した。
ダリアを倒したら、町へと帰還。拾ったコインは「どうのメダル」という様だ。
宿屋の女主人に報告すると、お礼の言葉を頂戴した後、
「商店にいるスケベじじが優秀な兵隊を探してたっけ。気が進まないけど話を通しておくから行ってみたら」
と言ってくれた。ご、ご近所づきあいも大変ですね……。
[初遭遇モンスター]
ピクシー / バンシー / カーラ / フェアリー / スモークデーモン / ダリア
[初入手アイテム]
どうのメダル
女主人の話通りに、商店のスケベじじい(笑)の所へ。「じょうほう」で話を聞くと……。
「廃墟の商店街に盗賊共が住み着いているらしい。この店にも度々盗みに来る盗賊や、その親玉を倒してくれたら城に入れるよう口を利いてやるが」
と、いう事で次の戦場は市街地のようだ。森の(N8,E0)の地点にあるドアへと向かうと、前々回に入手していた「クリスタルのかぎ」のお陰ですんなり入る事が出来た。
商店街と言っても現在は廃墟だが、宿屋や酒場だったらしい建物は残されている。時折かつての繁栄の名残を描写するメッセージが入り、なんだか物悲しいなぁ。
マップ中央部にある宿屋跡地にはちゃんと馬小屋まであって、これはこれでなんか生々しい(笑)。
「女性用化粧室」などの小ネタ(?)にニヤニヤしつつ探索していると、(N3,E2)にてシークレットドアを発見。そこから先に進むと(N6,E1)に登り階段があったが、1F探索がまだまだなので今回はまだお預けで。
マップ北部を徘徊していると(N15,E7)で貼り紙発見。
「ボルタック商店最期のセール全品半額!」
……って、この商店街、リルガミンの城下町だったのか!? 何で滅んじゃってるの! てっきり別世界(というか遠い国)の話かと思ってたのに!
ショックを受けつつ(N13,E9)でシークレットドアを発見。更に(N15,E14)で登り階段も見付けた。
この時点で、とりあえず現時点で行けそうな場所は全て踏破したので、宿屋跡にある登り階段を使い2Fへ。
2F(N10,E2)では寺院にあったようなバルコニーを発見。やはり階下へと飛び降りる事が可能なようだ。
座標の位置的に1Fの未踏破部分(マップ北西)に行けそうだが、なんか嫌な予感がするのでまた後で。
宿屋2Fを一通り探し回ったところで今回はおしまい。いつもより短いですが、時間は結構かかっているのですよ。マジで。
[初遭遇モンスター]
ガリアンメイジ / ウィッチ / ブッシュワーカー / ローニン/ アマゾン
[初入手アイテム]
なし
前回に引き続き商店街探索。2Fでネクロマンサーのからマハリト2連発でアイタタタ。
(N8,E8)にてシークレットドア発見、奥へと進むも「ロイヤルスイート」って、そりゃあここ宿屋跡ですけど、それだけかよ。
(N7,E5)の小部屋に入ると「壁には沢山の鍵がかけられている」とのメッセージ。調べてみると、「一つだけ光輝く銀色の鍵がある」って事で謎のカギをゲットした。
一旦戻って識別して貰ったら「ぎんのかぎ」だそうな。
再度、商店街2Fへ。このあたりは適度に敵が群れ且つ強くなっているので、緊張感があっていいなぁ。このピリピリした感じが好きだ。
前回に発見したバルコニーから飛び降りてみると、やはり1Fの未踏部分へと落ちた。(N13,E1)に下り階段を発見したが他にも探索したいので、今は行くのは止めておく。
あと、わざわざバルコニーから落ちなくとも普通に北西区画には進入出来たらしい。あれ? こんなドアあったっけ??
その後、発見するも放っておいた(N6,E1)の階段から上へ。折角行ったのに奥は小部屋があるだけの上、罠解除に失敗した盗賊が毒を喰らってしまった。
挙げ句、そう簡単に死なないだろうと歩いて帰る途中、城を目前にして盗賊死亡(笑)。
よく考えたら、キャラ死んだのって今作ではこれが初めてだ! 祝!(なんでだよ)
まぁ、蘇生はあっさり成功したので良しとします。
今度は商店街1F(N15,E14)の階段から2Fへ。が、見事に行き止まりでがっくし。気を取り直してデュマピックを眺めてみると、2Fの北西部あたりにまだまだ未踏部分がありそうな予感。なので、あちこち歩き回って「さがす」を実行していると、シークレットドアを発見。勢い付いて片っ端から「さがす」を実行しまくった結果、(N14,E11)で妙な貼り紙を発見した。
「子分共、地下3Fのフロアは最近多い侵入者共を迷わすためにトラップを発動した。7つの海、5つの大陸、13の秘宝を手に入れた者だけに道は開かれる ガリアンリーダー」
げげげ、これって罠の起動予告だ……。
恐れ戦いたところで、続きは次回。
[初遭遇モンスター]
ネクロマンサー / クルセイダー
[初入手アイテム]
ぎんのかぎ /
いよいよ商店街地下に潜りますよ。地下に降り立った途端BGMが変わってなんか怖い───っ。
先ずは(N13,E0)のドアから南へ。歩いても歩いても終わりが無いのでもしやと思ったら、やっぱり一方通行ワープが仕込んである無限回廊だった……。一瞬画面がチラついたので嫌な予感してたんだ!
仕方がないので一旦戻り、今度は(N15,E2)のドアから東へ。
……こっちも無限回廊だった。一体どうしろと!
結局、無限回廊を突破すべく盗賊の「さがす」祭開催。隠し扉が無いとしたら本気でどうしようもないぞ、と必死になって探すと、ありましたありました。(N15,E9)にシークレットドア。
このフロアは今まで以上に慎重に行かなきゃならないみたいだなぁ。
緊急事態用の「ルビーのスリッパ」を片手に握り締め、チマチマとしたマップ埋めは続く。
画面の8割ほどを占めているマップ右下のでっかい四角のエリアに入りたいのだが、入口らしきドアが無い。もしやと思い外周を虱潰しに調べると、案の定シークレットドア(N1,E9)を発見した。油断も隙もない。
その他、(N10,E13)は一方通行のワープゾーンも発見。いつの間に予想外の場所に飛ばされていてびっくらこいた……。
最終的に(N10,E5)に下り階段を発見したのだが、まだマップを埋めてないので今はお預けなのでした。今回も短くてすまんです。
[初遭遇モンスター]
ルーター / デーモンインプ / オーガー / ゴブリン / コボルト / オーク
[初入手アイテム]
なし
B1Fのマップを大体埋めたらいざB2Fへ。
ひとまず階段から北へ直進してもちっとも壁に行き当たらず、魔法で地図を開いてみたら何故か東に向かってやんの。
推測出来る原因はただ一つ。……回転床か。
通路と通路が交差している座標が怪しいと踏み、今回は南向きで侵入。すかさず地図を開くと、ビンゴ。今度は西を向いてやがるぜ馬鹿野郎。
その後自分の足で調べてみたところ、N12のラインに位置する十字路の交差点は、ことごとく回転床らしい事が判明した。
そんなこんなで回転床に気を取られる余り、(N7,E1)にある一方通行ワープ(出口はN15,E0)に暫く気付かず「?」となったりしたものの、一歩一歩着実にマップ埋め。回転床はともかく、ワープは画面が一瞬チラつくんだから気付けよ、と自分でも思うんですがね。
(N0,E13)でシークレットドアを発見し、(N1,E13)では……また、一方通行ワープですか。そしてまた気付きませんでしたか、自分。今度の出口は(N15,E15)、マップの右上隅です……。
この辺りで気付いたのだが、どうも最近宝箱の罠が多種多様になって来ている。今までは石つぶてとか毒針だったのだが。気を引き締めてかかろう。
(N0,E1)という、南東の隅あたりで変なイベント発生。
「ドアには数字のボタンと4つの表示板がある。このボタンを組み合わせなければこの扉は開かない」
ですって。一体誰が仕組みの説明してるの、と気になるところだが、まぁいいでしょう。
……で? その数字って、何?
思わぬ所で足止めを食うハメになった様だが、まだ探索していない場所が結構ある。とりあえずこのドアは放っておいて先に他を回って来ようっと。
[初遭遇モンスター]
オークロード / オーガー / オーガーロード / ホブゴブリン/ ゴブリンプリンス / コボルトキング
[初入手アイテム]
なし
商店街B2Fをウロウロ。どこかにドアのヒントがあると思ったのだが全然無いでやんの。
こうなったら伝家の宝刀「攻略サイト頼り」を抜かねばならんのか、と覚悟を決めかけて、ふと思い出した。
そう言えば商店街2Fあたりの貼り紙にそれっぽい数字が載っていたような?
「子分共、地下3Fのフロアは最近多い侵入者共を迷わすためにトラップを発動した。7つの海、5つの大陸、13の秘宝を手に入れた者だけに道は開かれる ガリアンリーダー」
ログを振り返ってみたら第8回でこんな貼り紙を読んでいた。
ここに出て来ている数字は7、5、13の3つで、13を更に1と3に分けて考えたら丁度4つ。
あのドアの仕掛けが要求してくる数字とぴったりだ。
と、いうワケで再度B2Fの(N0,E1)へ。とりあえず最初は順番通りに7513と入力してみると……やった、正解でした!
ドアロックを解除した後は先に進んで(N0,E0)へ。
そこにあった階段を降りていくと、親玉が潜んでいると思われるB3Fへと辿り着いた。
階段を降りるなり広がっていたのは、延々と続いていそうな回廊。外癖沿いに続いているらしその通路を歩き続けていると……ぐるっと1周してまた階段の所へ戻って来てしまった……。
これは、シークレットドアを探せと言っているようなものでしょう! 違ったらどうしよう!
予想通りシークレットドアがあったのは(N8,E0)の地点。そこから先に進むと、今度は3マス分のちょっと幅広な回廊の中に、これまた四角のエリアがある様だった。
しかも外周でドアを隠しまくっていた反動か(笑)、今度は逆に四隅にドアが2つずつ。
そう言えば、暗号が書かれた貼り紙にはB3Fのトラップを作動させたとも書いてあった。この四角の中はさぞトラップだらけな事だろう、と覚悟を決めて飛び込んではみたが、覚悟を決めたところで辛いものは辛い。延々と続く小部屋に、回転床、一方通行ワープ、そして初登場のピット(ダメージ床みたいなもの)まで! な、泣くもんか!
いざとなったら「ルビーのスリッパ」で逃亡する覚悟でデュマピックと激しくにらめっこしつつ、これでもかと小部屋の探索。
沢山ドアが続くのでそれだけ戦闘も多くなるのだが、ここにきて初めて商店では取り扱っていない武器を入手した。その名も……「やめるメイス」。
呪われてます。すみません。全然嬉しくありません。
(N9,E8)に入ると、イベント発生。すわ、盗賊の親玉!? ……と思いきや、ローブを着た老人だった。
「城まで戻してあげよう」
……え? いや、まだ大丈夫です……って、ええええ!? 有無を言わさずなの!?
気が付けばそこは町の中。まぁ、あのままボス戦に突入するのは辛かったと思うので、結果良ければ全て良しの精神でいこう。
改めてB3Fに潜り未踏部分を地道に探索。デュマピックを眺める目もいい加減痛くなってくる。
だが、異変が起きたのは(N8,E7)の小部屋へと入った時だった。散々探し回っていた盗賊の首魁が、そこにいたのだ。
「世界の中心と言われたこの国が滅亡すれば、いつ世界が魔族に支配されてもおかしくはない。今更ジタバタしてもしようがないだろう。我々と最後の時まで楽しく過ごそうではないか。邪魔立てをするのであれば生きてここからは帰さん」
知るかボケ。小狡いトラップばっかり仕掛けおってからに。楽しく暮らしたいんなら、この巣の中にだけ籠もってろ。外に出て人様に迷惑かけんな!
……とまぁ、こんな個人的恨みを存分に込めて、ボス戦。敵はガリアンリーダー、ハイウェイマスター×2、ゴブリン。
親分よりも寧ろ、麻痺を仕掛けてくるハイウェイマスターのが怖い。
親玉の討伐後、謎のコインを拾って地上へ帰還。鑑定してもらったら「ぎんのメダル」だった。
また、商店の親父さんに報告に言ったら、約束通り城に入れる様に話を通してくれた様で万々歳。城の執事に会えば良いそうだが、それはまた次回に。
[初遭遇モンスター]
バーグラー / ボウズ / ハイウェイマスター / バード / クルセイダー
[初入手アイテム]
やめるメイス / げきやく / ぎんのメダル
商店の店主の紹介で、城の執事と面会。執事はローブを着た爺さんだった。
冒険者達を見るなり「目の輝きが違いますな」などと見え透いた世辞なんぞ言いおってからに、と斜に構えてみようか。
「王に会わせる前に是非ともお願いしたい事があります。実はアガン王が魔族に騙され、呪われた仮面を付けられてしまいました。私達の灰かの者に探らせたところ、どうやら王に呪いをかけたものは南の洞窟にいるらしいのです。南にある市街地の先に入れるようにしておきますので、どうか呪いを解く手掛かりを見付けて下さい。このままでは、アガン王が不憫でなりません」
……だってさ。「王が不憫だから」という理由で依頼するのも凄いと思うのだが、無事に呪いが解けたら報酬をた〜っぷりくれるらしいので請け負おう。
正直、金はそこまで要らないんだけれども。このゲーム。
新たな使命を得た一行は、とりあえずその辺の施設で情報収集。すると、酒場の主人からは「洞窟では金、銀、銅のメダルが必要」、宿屋の女将からは「王に仮面を付けた犯人は洞窟にいて、人間ではないらしい」、そして商店の店主からは「南の洞窟は危険だ、装備は大丈夫か?」という事を教えて貰った。
……って、おいこら店主。お前のはセールストークだろ。そうはいくか。
さて、「洞窟」へ行くには「市街地」を抜ける必要があるのだが、これがまた広い。何でこんなに広くする必要があるのか、っちゅーくらいに広い。
しかも肝心の洞窟の入口が何処にあるのかがさっぱり解らないので、市街地を彷徨いつつマップを埋めていく事になった。
取り敢えずデタラメに歩き回った結果、市街地のマップは4つのエリアに別れている事が判明。なので、先ずは「森」を出た直後にあるエリアから埋めていく事にした。
ダンジョンそのものが変わった事もあり、新たな敵も登場したのだが、Wizではお馴染み「クリーピングコイン」とここで遭遇。
彼等(!?)を見ると、昔読んだ吉田戦車の4コマ漫画を思い出す。「クリーピングコインくん」って言って、ダメージ1のブレスを耳に吹きかけるってやつ。知ってる?(誰に聞いている)
それはともかく。城に帰りやすいという事もあり比較的まったりと攻略していたのだが、LV的に苦しいのか、と思える様な局面にちらほら遭遇する様になってしまった。
主に盗賊関係の事なのだが、例えば宝箱の罠の解除に失敗したり、どうしてもこじ開けられない扉にブチ当たってしまったり。
(N8,E4)のものは10回目ぐらいで漸く開けられたのだが、(N1,E5)のものは何度やっても駄目だった。根本的にLVが足りないという事なのかしら(´・ω・`)
最初のマップを出来る範囲で埋めたら、今度はこじ開けたドアを通って左のマップへ。そのマップの(N11,E9)に「ダンスかいじょう」とメッセージの出る建物があったので、恐る恐る入ってみたら……ギャー! 回転床地獄! しかも途中まで気付かなかった!
あのね、ダンスっていうのはね、床に回して貰うんじゃなくて自分で回るものだと思うの……。
半泣き状態でダンス会場から逃げ出した後は、フラフラと他の場所を探索。(N11,E4)に行くと何故か望遠鏡が設置してあって、調べたところ、
「古びた城が山頂にそびえているのが見える」
ですって。
……予言しよう。たぶん、後々にあそこに行かなきゃならなくなると思う。
[初遭遇モンスター]
クリーピングコイン / ジャイアントマンティス / ゼノ / レッドマッシュルーム
[初入手アイテム]
なし
ダンス会場がトラウマになったので、今回は南の方にあるマップへ。
本音を言えば、ダンス会場があるエリアってなんか敵が強い気がするのです。もしかしてまだ来るのが早かったのかもしれない。
市街地へ抜ける途中、久々に森の入口にある掲示板を見てみると「3つのメダルを手に入れろ!」と力強く書いてあった。
そう言えば酒場の主人も金銀銅のメダルがあると言っていたっけか。現在所持しているのは銅と銀なので、残る金は洞窟の中か、もしくはこの市街地の何処かにあるのだろう。たぶん。
それはともかく、先ずは市街地のマップを埋めるのが先決。地道に探索を続けていたところ「ボーパルバニー」登場! くくく、首切りウサギだー!
その他、「ストーンフライ」という名前からしてヤバげな奴とも遭遇し、一気に緊張感が高まってきた市街地探索。何故ここが『危険地帯』なのか、なんとなく解った気がしたよ。゚(つω`)゚。
市街地(南)のマップを歩いていると、(N7,E4)にて「この先は崖になっており通行止めです」というメッセージが。後で人柱キャラで突撃してみようかなぁ、と思っていたのだが、メッセージの後で強制的に一歩戻されたので無理みたい。無念。
南側の探索を終えたら今度は東のマップへ。(N13,E1)の小部屋に入ってみると、「小さな家の中に机があり、その上にはメモが残されていた」というメッセージが。そこで「さがす」を実行すると……。
「ここの地下にはかつて竜の姿をした神が住むと言われていた。魔族がこの国を支配してからはその神は姿を消していたが、最近地底深くから大きな竜の鳴き声が響くのを聞いた。神は復活しつつある。この国にも平和が戻るだろう」
ほうほう、この国の神様が竜なのか……って、それはいいんだけども。どうもこの国の状況がよく解らない。あちこちで「滅びつつある」と言われている『この国』は、あのアガン王が治めている国とは別物なのだろうか?
そもそも、この市街地は一体どの国の市街地なのか……商店街の店の名前から推測するに、ここはリルガミンの跡なのか?
一番悪いのは、中古で説明書無しの買っちゃった私なのか?
まぁ、シナリオが謎でもプレイに差し障りが無いのがWizのいいところ(ΘωΘ)
その後、南のマップ(N3,E9)でシークレットドアを発見。その先の(N1,E10)に階段があったので降りてみたら、どうやらここが洞窟の入口の様だ。でも、まだ地上の探索完了してないし、BGMが変わって怖かったので直ぐに戻ってしまった。そればっかり。
とりあえず洞窟の入口は確認出来たという事で、気楽に探索続行。が、(N0,E15)……つまりマップの右隅に足を踏み入れたところ、「馬車が停めてある」というメッセージが。
その正体を思い出した時にはもう遅い、気が付けば、一行は城へと強制送還をされてしまっていたのでありました……。
[初遭遇モンスター]
ボーパルバニー / ストーンフライ / ストラングラーバイン / コカトリス / ワーウルフ / ジャイアントワーム
[初入手アイテム]
なし
取り敢えず洞窟の入口は判明したものの、市街地探索は続く。洞窟入口があったマップの未踏破部分周辺を調査しなくちゃです。
(N7,E11)周辺を探っていると、シークレットドアを発見。先に進むとあらびっくり、またしても下り階段があるではないか。洞窟入口は二箇所あるって事なのかな?
いつもの様に階段を降りるだけ降りてBGMが変わったのを確認したら再度市街地へと帰還。一番最初のマップにあった(N1,E5)のドアの鍵開けに挑戦したものの、30回近くやってもなかなか開かず、今は諦める事にした。盗賊のLVがもうちょっと必要みたいね。
開かなかったドアの先を除いては、4つのマップのうち3つは探れるだけ探った。残る一つのマップはあの憎き「ダンス会場」のあるマップなのだが、避けては通れないので果敢に挑戦してみる事にする。なに、その弱腰っぷりは。
前回望遠鏡があった小部屋から南へと向かうと、森のど真ん中に回転床。その周辺を丹念に歩き回っていたところ(N4,E8)でメッセージが出た。
「この先は崖のようだ。今は降りる手段がない」
「今は」って事は、後から来る事になるのねきっと。
そうか、後から探索する事になるダンジョン周辺だから、この辺は敵がなんか強いのか……。
一旦城へ戻り準備を整えたらいよいよ洞窟。とりあえず先に見付けた(N5,E13)の入口から入ってみると、洞窟B1Fの(N5,E13)地点でちょっとしたイベントが発生。
「おそらくダリア城の近衛兵だろうと思われる黒焦げになった死体がある。床に血で走り書きがあった」
……とあるので調べてみたところ。
「アガン王に呪いをかけたのはこの国を護る神であった。呪いを解くには……」
読めるのはそこまでで、そこから先は読むことが出来ないでやんの。しかも、ここにあるのは前述のイベントだけで扉すら無い事が判明。つまり、シークレットドアの向こうにあった階段が洞窟の正しい入口ってワケですかい。
その後、一旦城へと戻り再度探索。すると町外れの画面から洞窟へのショートカットが出来ていた。座標は(N9,E12)、シークレットドアの先にあった階段の地点だ。
なるほど、正しい入口から侵入したからショートカットが出来たのね。
本格的に探索を開始した洞窟B1F。のっけからドアだらけで泣きそうだが、一つ一つを丁寧に探索していく。途中「リザードプリースト」なるモンスターに初遭遇したのだが、「トカゲ人って言ったって所詮僧侶だしー」などと余裕ぶっこいていたら、甘かった。
気付いたら「バディ」で2名ほど即殺されるわなんか固いわで、もう半ばパニック状態ですよ((((´;ω;`))))
その時は運良く「ルビーのスリッパ」を持っていたので即座にトンズラし、寺院で無事に蘇生。ふー、危ないところだったね、などと独り言を口にしつつ、トカゲ野郎との戦闘で得た戦利品をビショップに鑑定させたら「さわってしまった!」→「のろわれてしまった!」のコンボ入りましたー。
ちなみにブツは「やめるメイス」でした。おのれ、次に会った時はトカゲ酒にしてくれる……ので、なるべく1匹で徘徊してて下さい。
[初遭遇モンスター]
リザードプリースト
[初入手アイテム]
ねむりのふえ / むねあて
トカゲ人の影に怯えつつB1F探索。2箇所ほど一方通行ワープに引っ掛かっちゃったりしたものの、幸い割と近場に飛ばされるものだったので一安心。
この時点では恐怖のトカゲ人との遭遇は無かったが、やたら「マスターサマー」という奴に遭遇した。しかも毎回毎回友好的なので善のパーティである冒険者一行は一切姿を見た事が無い。まだ見ぬその姿に憧れが募る日々。
おっかなびっくりながらもB1Fのマップを大体埋めたら、(N9,E5)の階段からB2Fへ。
3×3マスと結構広めな階段室(?)を出ると、これまた広い5×5マスの部屋が待っていた。
この大広間には上下6つの扉があり、それぞれが閉ざされた状態。扉を塞いでいるのは「両眼(もしくは片眼)が塞がったドクロ」。
困った事に盗賊のスキルをもってしても開ける事が出来ないため、どうしたものかと部屋を彷徨っていると、部屋の東端中央(N9,E11)にて突如画面が切り替わった。うわ!
「悪魔の絵が描かれた壁画がある。3つの目の部分に何かを入れる事が出来そうだ。おそらくこのメダルが入るに違いない」
そんなメッセージと共に画面に現れたのは、両眼と額に眼のある魔物の絵。メッセージの後、左・中央・右の何処に所持しているメダルを挿入するかの選択肢が出た。
なるほど、3つのメダルが必要なのはこういう理由だったのか、と感心したのも束の間、未だ最後のメダルである金のメダルを入手していない。
とりあえずは手持ちの物だけでも入れておこうと、銅を左に、銀を右に入れてみたのだが……間違えた際のペナルティとかは……ないよね??
2つのメダルを入れた直後に身構えてみたものの、何事も起こる事は無かった。3つ入れないと何も起こらないのだろうか、と首を傾げつつもドアを調べ直してみると、6つあるうちのの1つ(N11,E11)が開いているではないか。位置的に言えば上部右の扉。
己の強運を喜びつつ扉の先へ進んだのは良かったが、あったのは小部屋が3つほど。あまりの空振り具合に落胆しつつ再度大広間に戻り……考えた。もしかして……いや、もしかしなくとも、悪魔の壁画に入れるメダルの組み合わせで、開く扉が変わってくるのではないか、と。
え? ちょっと考えれば最初の時点で解るだろ、って? うるせーな、馬鹿だからわかんないんだよ! 放っといてくれ!
そんなこんなで色々試してみる事決め、まずは左目に銅を1枚。すると、今度は(N11,E7)、上部左の扉が開いていた。
慎重に先に進んで行くと……なんか四方八方ドアだらけの部屋に到着。素で泣きそう。
それでも調べない事にはMAPが埋まらないので必死になった開け閉めを繰り返したのだが、結局はここも行き止まりだった。
こんな感じで探索してはいるものの、実のところは敵が手強く戦闘が辛い。なので一旦「ルビーのスリッパ」で城へと帰還しようかとも思ったが、もう一踏ん張りし、今度は左の眼にだけメダルを挿入。開いた扉は(N11,E9)、上部中央のものだった。
ここに来て漸く当たりが出たのか、(N13,E6)に下り階段を発見。喜び勇んで階下へ……向かいたいところだが、いい加減限界が来たので地上に帰還したのでありました。スリッパぽーん。
ちなみに、この時に持ち帰った戦利品から「あくまのむねあて」 キタ――(゚∀゚)――!!
こ、これでだいぶ探索が楽になるよ。よかったよかった。
[初遭遇モンスター]
バーグラー / レディウォーロック / ハタモト / ソードマン / バード / マスターサマー / ハイサムライ / ムークビショップ / ムークファイター / バルキリー / マスターニンジャ
[初入手アイテム]
どうよろい / ちんもくのハープ / かたいつえ / あくまのむねあて