ARC THE LAD 精霊の黄昏 [SCE '03]
第1回〜第10回 | 第11回〜第20回 | 第21回〜第30回 | 第31回〜第38回(最終回)
第31回 移動要塞メギスト 第32回 カーグ編 ユーベル〜ペイサス 大図書館 第33回 ミルマーナ
第34回 ラマダ寺〜ラマダ峠 第35回 東の砲台〜マリュスの塔 第36回 マリュスの塔 頂上
第37回 空中城 第38回 空中城〜エンディング
■第31回 移動要塞メギスト

ようやくディルズバルドへ到達したダーク。目指すは「メギスト」です。

移動要塞メギスト

まずはデ軍側イベントから。結界付近に配備されていた部隊が壊滅したという報告が入りました。ダーク達の仕業ですな。
ドグザも倒された事になっていたため、士官がここぞとばかりにドグザを貶していたところ、そのドグザが帰還(ΘωΘ)
ダッカムが実験タワーで人造風霊石の結晶化に着手していると知ったドグザは、ダーク達が襲撃してくるであろう事を忠告した上で、艦内の警戒レベル引き上げを指示するのでした。

その後、メギストに殴り込んできたダーク一行。迎え撃つ兵士達との戦闘になります。

VS ディルズバルド軍 スナイパー兵×3、PA-200×2、キャノントラップ×2、指揮官
ダークLV.47、デルマLV.39、ヴォルクLV.33、カトレアLV.31、べべドアLV.31
手始めに、手前にいるキャノントラップとPA-200を誘き寄せて撃破。その後、スナイパー兵のもとへ一気に近付き撃破、という戦法で。ダークとデルマで切り込めば大した損害は無し。

メギスト内部

いよいよ戦艦内に侵入。踏み込んだそこはナフィアが撃たれた場所であったため、母の幻影を見るダーク。
以前に来た時は閉ざされていた扉が開いており、行ける場所が増えてます。とりあえず扉の方へ行くと、通路の先に兵士達が展開していました。
また、「実験タワー」への直通エレベーターを使えなくしたようです。

VS ディルズバルド軍 スナイパー兵×5、キャノントラップ×2、指揮官
ダークLV.47、デルマLV.39、ヴォルクLV.33、カトレアLV.31、べべドアLV.31
密集した状態での戦闘開始。とりあえず邪魔なキャノントラップさえ破壊出来れば後は楽。

戦闘後「実験タワー」にダッカムがいるらしい事に気付いたダーク。今回はこっちが本命ルートっぽいので、いったん入口付近へと戻り、今度はリリア達が捕まっていた部屋方面へ。上手くいけばセーブポイントが……機能してた。しめしめ(ΘωΘ)

改めて元の場所に戻り、エレベーターのロックを解除する方法を模索。
行ける所は一つしか無さそうなので道なりに直進。その先の制御室では、兵士達が待ち構えてました。

VS ディルズバルド軍 一般兵×3、スナイパー兵×2、コマンド兵×2、指揮官
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.33、カトレアLV.32、べべドアLV.31
コマンド兵はマヒさせてくるので、固まらないように気を付けつつ優先で撃破。

戦闘後、赤ランプがピコピコしている機械を調べると、エレベーターの制御パネルでした。
エレベーターを稼働させ、エレベーターホールに引き返すと、なんか変なのがいた。
見た目は魔族のようですが、ダークを達を侵入者とみなし臨戦態勢に。すぐに兵士達もやってきて、結局は戦闘です。

VS ディルズバルド軍 キャノントラップ×3、改造魔族×2、コマンド兵×2
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.33、カトレアLV.32、べべドアLV.31
改造魔族ってなんぞやΣ(゚Д゚; コマンド兵が面倒そうなので、べべドアさんにまとめて吹っ飛ばしてもらい、後はキャノントラップを撃破して終了。

戦闘後、ドグザやドゥラゴ族以外にも人間に協力する魔族がいた事を嘆くダークさん。改造魔族なんて彼等には解らないもんなぁ。一方、あんなん魔族見た事ない、と言うヴォルク。鋭い。
何にせよ「人間に味方する魔族は全部敵」と断言するデルマ姐さんですが、カトレアは、彼等は自分と同じだと言い出しました。デルマとの口喧嘩に乗っかっらないところをみると、いつもの自意識過剰ではないみたい。
ここで再度セーブに戻ります。ヘタレと笑いたくば笑え。

エレベータに乗って着いた先は、巨大な水槽のある部屋。水槽の中には魔族らしき者達が浮かんでいます。
その異様な光景にダークが絶句していると、カトレアが説明してくれました。

・ここは人間に捕らえられた実験用魔族の保存タンク。
・人間達は魔族の力を調べるために生体実験をしている。
・カトレアもその実験のせいで今の姿になった。

帝国の所業を知り、人間に対する怒りを募らせるダークさん。
タンク前のパネルには廃棄用だの改造用素体だの表示されてます。中には「極秘情報」という内部機密扱いのものまで。

他には「ロマリア・キメラ研究に基づく合成実験結果」なんてものも。どうやら、人間、魔族、モンスター、そして機械などを素体とした合成実験をやっているようです。
ちなみに「ロマリア・キメラ研究」とは、簡単に言えばシリーズ2作目の悪党共がやっていた研究で、かつての勇者達はその研究施設を壊滅させまくっていたりします。

部屋の隅にはセーブポイントが。さっき入口まで戻って損した('A`)

嫌悪感を育てつつ先へ進むと、制御室に到着。赤く点滅している箇所にあった大きなレバーを下げると、点滅が赤から緑に変わり、保存タンクの部屋に通路が出現。
じゃあ戻ろうと踵を返したところ……あらやだ、改造魔族さん達だわぁ。

VS 改造魔族×4
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.33、カトレアLV.32、べべドアLV.31
あっと言う間に片付きました。特筆すべき事もなし。

タンクの部屋に戻ると、正面と右の部屋への通路が出現。
現時点では正面のドアがロックされていたので、とりあえず右へ。

右の部屋に入るとイベント発生。種族の違う2体の魔族の合成実験が行われていました。この部屋は、カトレアがタチアナに実験された場所だそうな。
ダーク達の侵入に気付いた兵士は、合成されたてほやほやの改造魔族を嗾けてきました。

VS 改造魔族×3、一般兵×1
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.34、カトレアLV.32、べべドアLV.31
この戦闘ではヴォルクがカトレアを、デルマがダークを、それぞれの言葉で叱咤激励します。
合成されたとはいえ、元は魔族である改造魔族を倒す事に躊躇いを感じているダークに気付いたのでしょう。デルマは、合成された奴等は死んだものだと思え、とダークの尻を叩くのでした。
また、べべドアによれば、カトレアは「この機械で何か試したいと思っている」ものの、死への恐怖も抱いているみたい。

戦闘後、カトレアのイベント。タチアナはモンスターが魔族へ進化した謎を探るべく、この装置で地霊石の持つ力を引き出し、魔族……つまりはカトレアに照射する実験を行ったそうな。結果、自然の理を乱した精霊力により、彼女の身体は老婆のような姿になってしまったとのこと。

ここで、精霊エネルギーが装置に残っている今ならば、まだ元の姿に戻れるかもしれないと考えたカトレアは、ダークにエネルギーの照射を頼みました。それは危険を伴う事でしたが、今の姿で生き続けるぐらいなら潔く死んだ方がマシ、だって。

この後はカトレアが装置に入り、ダークがそれを作動させる事に。作動させる前に他の3人と話せるのですが、そこまでする意味がわからないといった意見のデルマ&ヴォルクに対し、べべドアはカトレアの想いが真摯なものであることを教えてくれました。そして、成否に関わらず今のカトレアとはこれでお別れだって(´Д⊂

照射装置のスイッチを押すと装置が作動開始。皆が見守る中、現れたのは……マジで美女だ! 樹齢200歳だって。
長身のスラっとしたボディで、頭には大きな花が。ヴォルクが「……美しい」と溜息のように漏らしてますが、中身はやっぱりカトレアです。本名は「カトレイトニア・エピデンドラム・ロルフェアナ・セミアルバ」って、長いよ。
珍しく、ダークも呆気に取られてました。ヴォルクとダークは籠絡されかかってる模様(ΘωΘ)

さて、気を取り直し先を……って、だから正面扉のロックが外せてないんですってば。
装置の部屋をあれこれ探し回っていると、装置の右手前にカードキーを見付けました。ライトがある、机っぽいスペースのところです。

カードキー入手後、正面扉横のカードリーダーを調べるとロックが解除され、扉が開きました。
よくカードキーの使い方解ったね、ダークさん。

正面扉に入るとデ軍側のイベント発生。ドグザはダッカムと面会中でした。
ダーク達の襲来を報告したドグザは大精霊進化の力を乞うも、ダッカムはドグザが幾度も敗北している事を理由にそれを拒否。用済み宣言までしやがりました。
しかし最終的に、ダッカムはドグザの懇願を受け入れる事に。ちょうど人造風霊石が完成したので、その力を試すため試験的に進化させられるみたいですが……嫌な予感(´Д⊂

実験台に乗り、進化さえしてしまえばこっちものだと、ほくそ笑むドグザ。
しかしダッカムはそんなドグザの思惑などお見通しっぽい。

装置が起動した後、ようやく駆け付けるダーク達。
初めて対峙する事となったダッカムは、ドグザの正体を告げました。

・ドグザは「改造魔族」。
・彼の記憶やニエンテ族の誇りは、全てダッカムが与えた偽りの記憶。その心があるからこそ、皇帝の野望のための駒と成り得た。
・ドグザを魔族の世界へ潜入させ、大精霊石の行方を探り、強奪させた。
・自分で考える事が出来ない他の改造魔族とは異なり、ドグザは「ディルズバルド科学の最高傑作」。

衝撃の事実に怒る事も忘れ絶句するダーク。一方のダッカムは、魔族であるダークですら信じ込ませる事が出来ていた事に歓喜しました。造物主の快感、創造主のみが味わいうる至福の時、だって。
ダーク達の退路を断ったダッカムはその場から姿を消し、残されたのはダーク達と……ドグザのみ。

このままではドグザが最強の魔族になってしまう、という事で、装置を破壊する事にしたダーク達なのでした。

VS キャノントラップ×4、ショットガントラップ×4
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.34、カトレアLV.32、べべドアLV.32
特殊戦闘です。ドグザの進化を阻止するため、彼に力を供給している光、火、水、土、風の5つのタワーを破壊します。
各タワーの側には敵が配置されていますが、タワーに接近しなければ行動しないようなので、まずは目の前にある光のタワーを破壊し、その後は二手に分かれて一つずつ壊していきました。

タワーを全て破壊すると機械はクラッシュ。
そこから現れたドグザは……で、でかくてなんかグロい((((;゙゚'ω゚'))))!

VS ドグザ進化形態
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.34、カトレアLV.32、べべドアLV.32
装置を破壊したため中途半端になっちゃったドグザとの決戦。初めて苦戦したボスかも。
戦闘開始時、ドグザとは距離があるので、まずステータスUPから。ドグザはその図体に見合わず素早さも高いままなので、実に厄介。密集していると、複数対象の攻撃もしてきます。

とりあえず攻撃はカウンター率の高いダークとヴォルクに任せ、残る3人は回復と補助に徹します。が、デルマとべべドアが予想以上に食らっていたので、攻撃が届かない所に下げるハメになりました。装備見直さなきゃなぁ。

戦闘後、かろうじて意識の残っていたドグザ。結局自分では成し得なかったかと嘆く彼に、ダークは代わりに自分が魔族を統一してみせると誓いました。

ダークの強さは、すべての魔族を背負っている事にあると示唆したドグザは、「マリュスの塔」に行くよう告げました。ダッカムは古代の大量破壊兵器の封印を解き、世界を支配しようと目論んでいるようです。だから何としてでもダッカムを倒し、その兵器で人間を滅ぼせ、と。

この後ドグザはダークに最後の問い掛けをし、ダークがそれに応えた後、絶命。
この悲劇に、ダークの「人間滅ぼしたい」値はMAXどころの騒ぎではなくなったのでした。

ここでセーブが入り、カーグ編に移行します。続きは次回。

■第32回 カーグ編 ユーベル〜ペイサス 大図書館

今回はカーグ編から始まります。

カーグ編 - 相克 -

ユーベル

シャムスンに連れられ故郷へと帰還したカーグでしたが、町の入口で足を止めてしまいました。魔族の翼が生えた時の事を思い出しちゃったのです。

自信を失いかけているカーグに対し、シャムスンは自分と仲間を信じろと叱咤激励。
それで腹を括ったカーグは、まず……シャムスンを勧誘するも、当然断られました(ΘωΘ)
彼の目的である「ダッカムへの復讐」は私怨なので、カーグと行動を共にするには動機が不純過ぎる、だって。
リリアに関しても、もし「ダッカムを殺せば世界が破滅しリリアが死ぬ」という状況だとしても、自分はダッカムを仕留めるだろうから、そんな自分が一緒にいてもチームワークを乱すだろ、とのこと。

そんなこんなで、シャムスンは去ってしまいましたが……いやぁ、この人はたぶんリリアが死ぬような事は出来ないと思う。ヘモジー村でのリリアとのイベントを見る限り。

ここから操作可能に。ちょっと怖いけど頑張るカーグさんは、とりあえず門番さんにご挨拶を……へ、へへ、こんにちは……って、あれ、逆に謝罪された?
門番さんたら反省した上、カーグにまた「様」付けするようになっとる。防衛隊長も続けていいみたい。

その他の人々も、反省したり謝ったり、戸惑いながらも歩み寄ってくれようとしたり、と、態度が軟化してます。どうしたんだろ。
ちなみに、ポーレットは頻繁にナフィアの墓前に行っているようです。ところでマル達は何処へ?

城跡

ナフィアの墓へ向かっている途中、マルと再会しました。マルはやっぱりいつも通りのマルで、また共に旅をする事を望んでくれていました。
彼が言うに、人々の態度が変わっていたのはポーレットが皆を粘り強く説得してくれたからですって。ありがと。・゚・(ノД`)・゚・。!
あの時カーグを拒絶した事を悔やみまくったからこその行動だったそうですが、説得の際、無視や反発されたのはともかく石投げたって……誰がそんな事しやがった!

早速ポーレットの所に向かうと……おぉ、ナフィアさんのお墓が立派になってる!
待ち続けていたカーグの帰還に、ポーレットはその側へと駆け寄ると泣きながら謝罪しました。「カーグを一人にしちゃいけない時に、カーグを一人にしてしまった」と。自分だけは彼を守り、彼の盾にならなければならなかったのです。
あー、この辺はゲーム冒頭の会話と繋がってる感じね(*´ω`*)

この後、クラーフ島での出来事をざっくり伝えたカーグは、マルとポーレットと共に、タチアナ&ガンツが居るという雷神岬へ。
大人二人組は、そこにデ軍の残兵がいるという話を聞き、情報を搾り取りに向かった様です。おぉこわいこわい。

雷神岬

中に入ると凄惨な光景が。タチアナとガンツの足下に兵士が2人転がってます((((;゙゚'ω゚'))))
ここでカーグと二人の再会イベント。穏やかなBGMですが足下にはデ兵。

カーグ不在の間に色々調べていたというタチアナですが、カーグは足下の兵士が気になってました。どうやら失神で済んでいるようです。ドSコンビが相手じゃなあ……。
兵士2人はデ軍の採掘部隊が去った後もここに残り、僅かな精霊石を集めて小遣い稼ぎをしようと目論んでいたみたい。で、タチアナ達に捕まりダッカムが何処に向かったか吐かせられた、と(ΘωΘ)

集めるものを全て集めたダッカムは、既に本国に帰還していました。竜骨谷の精霊石を調査したところ、風霊石とよく似た組成をしていたらしく、それらで人造風霊石を造るようです。
それを聞いたカーグは、ダッカムは既に人造風霊石を完成させているだろうと推測。緊急事態という事で、いよいよ帝国に乗り込む事になりました。
ちなみに、今までいなかったヂークベックはこのタイミングで仲間に戻って来るようです。タチアナが連れてたんだろな、と勝手に想像。

ビックアウル

大陸移動しようとするとイベント。ビックアウルで直接乗り込む気だったカーグに、タチアナからツッコミが入りました。理由は以下の通り。

・ディルズバルドは国境周辺の各地に対空砲を配備しており、周辺国からは「死のカーテン」と呼ばれ恐れられていた。
・これまで1機たりとも領空侵犯を許しておらず、すべて撃墜している。
・その上、更に強力な巨大砲塔を南側に造っているらしい。
・巨大砲塔の名は「マリュスの塔」。対空ミサイルを設置するための塔。

あれ? ダーク編では殺戮兵器を設置してるって話だったような……。
ともかく、空路は無理って事だけはわかりました。

ここでタチアナが提案したルートは「ハルシーヌ大陸」の東側、「ルーサの森」付近に着陸し、そこから「ラマダ山」を越え陸路で帝国に入るというもの。デ軍の防衛ラインを突破出来る数少ないルートだそうな。
穴開けとくなよディルズバルド軍……と思いきや、凶暴なモンスターが沢山出没するため人の往来がなく、デ軍の警備も手薄だそうな。

そうと解ればいざ「ハルシーヌ大陸」でございます。

ハルシーヌ大陸

マップには「ルーサの森」「ラマダ寺」が出現。シリーズお馴染みのラマダ寺がまだ残っているのが凄い。

ラマダ寺

3千年の歴史があると言われている、とタチアナに教えられ、流石に驚くカーグ。だって第1作目の時点で既に古刹だったしね。
ここは「ラマダ教」という教えのもとで厳しい修行に励み心身共に強く鍛える場所であり、その修練に耐えた者は大地と大気の力を「気」という形で操れるようになるそうな。

肝心のラマダ山へはこの寺を通らなければ入る事が出来ないのですがが、彼等は自分達が認めた者しかラマダ山への入山を許可しない模様。許可無しで行こうとすると僧兵達が大挙して追ってきて、命がけで阻止しようとする、だって((((;゙゚'ω゚'))))
出来る事なら人間同士の争いは避けたいから、ちゃんと許可を貰ってから行こう、と告げるカーグ。だよね。

カーグが門の前で名乗りをあげると開門し、その向こうでは修行中の大勢の僧兵達が。意外と門戸は広く開いているのか、あっさりと「用件は僧正まで」と言ってくれました。
ちなみにこのラマダ寺、闘技場としての機能もあるようです(ΘωΘ)

早速、僧正にラマダ山を越えたい旨を伝えるカーグ。以降のやり取りを大雑把にまとめると、最初は「修行してラマダの教えを理解しなきゃダメ」と入山を認めてくれないものの、諸事情により僧達と戦ってでも山に入る覚悟があるぞとやわらかマイルドに脅……交渉したところ、呆れ返った僧正は条件付きで認めてくれる事になりました。

その条件とは「自分自身の力で、ラマダの教えとはつまりどういう事なのかを理解してくること」。何をどう調べても構わないので、それを本当に理解出来ていればラマダ山を通ることを許可して貰えるそうな。

門から出るとイベント。「必ず理解するなんて大見得きってたけどあては有るのか」と痛い所を突いてくるタチアナに、「あるわけないけど何とかするしかない」というカーグさん。ですよねー。
ここで思い出したのは、僧正の「ラマダ寺は広く門戸を開いている」という台詞。ならばラマダ寺に関する情報を持っている場所があるのでは、という訳です。

ここでタチアナは、「ペイサス」にある大図書館に行く事を思い付きました。他の建物は朽ちてしまったが、大図書館だけは有志の人々が修理や改築をして大切に保存しているそうな。おぉ、懐かしい!

マップに出ると「ロマストル平原」「ペイサス」が出現。
早速、懐かしの大図書館へと向かいます。

ペイサス 大図書館

中はいきなり大図書館Σ(゚Д゚;? そっか、大図書館だけが残ってるって話でしたっけ。
司書さんにラマダ寺の教えについて知りたいと尋ねると、ラマダ寺の古い経典がある事を教えてくれたものの、場所については自分で探せ、だって。現在の館長が少々変わり者で、結論だけ言うと「読みたい本は自分で見付けろ」がこの図書館のモットーだそうな('A`)
その代わり、見つけ出した本は持ち出し自由なんだとか。禁帯出が無いのはいいねぇ(*´ω`*)

ちなみに、この図書館内にはシリーズゆかりのものが幾つか展示されています。
若干シャンテ贔屓のような気がしないでもない(笑)。

さっそく手分けして経典を探す一行。難しい本を見ると頭が痛くなっちゃうマルだけは、書庫の入口付近で待っている事に。
そんなこんなで書棚を探し回っていると、「スパン」と再会。序盤、ユーベルに滞在していた精霊辞典収集家の男性です。
これ幸いと経典の場所を聞くも、彼も知らないみたい。ついでに手持ちの「精霊辞典」を渡しておきました。残るはあと1冊。

気を取り直し探索再開。図書館の最奥の棚にある、色紙の様なものを調べると……

「西の山に住むドラゴンは、日の出とともに目を照らし……東の海に住むドラゴンは、穏やかな海を見つめて目を照らす 2体のドラゴンが出会いし時、大地が2つに大きく割れる…… 将李」

なんだこれ。すぐ近くにでっかい龍の彫像があるので調べると、目玉が無いようです。
……ははーん、この仕掛け解かないと経典手に入らないんだろ(´・ω・`)

目玉になりそうなものを探すため、必殺の○ボタン連打ダッシュ。すると、展示室の壁にあった龍の彫像に、青い宝石が填めてありました。拝借しとこう。
また、反対側の壁には赤い宝石を目玉とする龍がいたので、これも回収。
……さらっと書いてますけど、実はこれに気付くまで相当な時間がかかったんですわ(´Д⊂

奥の部屋へと戻り、先程の宝石を目の無い龍の像にセット。ええと、まずは東側のドラゴンですが、穏やかな海を見つめて目を逸らす……海って事は青かな? で、逆のドラゴンに赤い宝石をはめると、色紙のあった本棚がゴゴゴゴと消え、奥へ行けるようになりました。

部屋に入るとBGMが消え、なんとも厳かな雰囲気。中には三つの机があり、それぞれの上に「忍の巻物」「ぶん投げの絵巻」そして「ラマダ経典〜悟りへの道〜」が置いてありました。記したのはイーガ・ラマダギア……イーガだ!
ところが、消滅したスメリア文字で書いてあるため具体的な内容は判読不能。ウソぉ('A`)

とりあえず経典はお借りしたものの、読めなきゃどうしようもない。今度はスメリア文字を読める人間を探す事になりました。
手始めにスメリア文字についての情報を集めたいのですが、スパン君は専門外だから解らないのか。ちぇ。

情報を求め図書館を彷徨ううち、マルの姿が無い事に気付いたカーグさん。なぜか館長に捕まっていて、カーグに助けを請うてきました。マルが首に掛けている王冠を調べてみろ、としつこいそうな。
館長が言うに、マルの王冠は由緒あるものかもしれないそうです。一応は、マルの家に代々伝わる王冠なんだそうですが……。

とにかく一度「ミルマーナ国の鑑定所」で調べてもらう事をおススメ、と言う館長さん。ミルマーナは占いをしてくれる王宮が有名で、古い宝物や古代文字を調べてくれる場所もあるそうです。なんてお誂え向き。スメリア文字も難しそうではあるが解読出来るだろう、とのこと。

その後、一路ミルマーナへ。続きは次回。

■第33回 ミルマーナ

ペイサスからマップに出ると、更に南へ行けるようになってました。「マルゴー山脈」「嘆きの森」「ニエンの樹海」そして「ミルマーナ」が出現。

ミルマーナ

過去シリーズのミルマーナとは様変わりし、町の一部が水上にあります。マルは何か思うところがあるようで、一人散歩をしたいと言い出しました。
ポーレットの皮肉に反応する様子もなく一人立ち去ってしまったマル。様子が変です。

鑑定所は王宮の中にあるそうなので、まずは王宮を目指します。
ミルマーナは大災害で国土を失った後、王家で唯一生き残った王女(たぶんサニア)が、側近と共に暫定国家を樹立。その後、イピスティアに「炎の卵」が生まれた影響で海中に沈んでいた土地が隆起し、ようやく国土を持ったミルマーナ国が再建されたそうな。

王宮

経典の解読を依頼すべく石造りの建物へ。「占いの王宮」の名の通り占い師達がいて、占い目当ての人々が列を成してます。
近くにいた王族の女性に話し掛け、鑑定してもらいたい旨を伝えると、王宮内にある鑑定所を教えられました。

早速鑑定所に依頼をするも、スメリア文字の解読はやっちゃダメという決まりになっている、とのこと。(スメリア文字の解読は)ミルマーナ王家に伝わる秘法のようなものだから、というのがその理由。
ただし「ロサナー」様の許可が得られれば話は別だそうな。ロサナーは、占い師フォウ様の近くにいる青い服の人物、だってさ。

ちなみに、鑑定所付近の樽の上に「精霊辞典・5巻」が。「雲の精霊」「月光の精霊」「山の精霊」「土の精霊」についてだそうです。これで全部集まった事になるかな?

さて、ロサナー様とやらと話そうと、律儀にフォウ様の順番待ちの列に並んだものの……あれ、この列動いてない? バルバトスの行列のつもりで並んでて、気付くのに1分ぐらいかかったんですが。
じゃあどこからロサナー様に話し掛けるんだ、とあちこち調べていたら、女官が通せんぼしている通路を発見。ここから行けそうです。

女官と交渉したところ、現在ロサナーはフォウの占いに立ち会っているところなので日を改めろと言われてしまいました。急ぎの用だからとカーグが拝み倒すも、王家の人間以外は通せないと渋る女官。

……と、その時、カーグの背後からマルが現れたと思うと、いきなり、自分がミルマーナの王子である事を告げましたΣ(゚Д゚; 勿論女官は信じないものの、マルに言われるまま王冠を見たところ……「確かに、ミルマーナ王家のもの……」って、マジかよ! 女官さんも鑑定出来るってこと?
とりあえず、マル一人なら通して貰える事になりましたが、流石にこの女官さんの一存では、マルが本物の王子であると判断出来ないみたい。確かに。

ちょっと掛け合ってくるから正面に回っといて、と頼もしい言葉を言い残し、ロサナーのもとへ行ってしまうマル。どうやら王冠は本物だったようです。いつものハッタリが通用するとは思わなかったと驚愕するポーレット(ΘωΘ)
ひとまず正面に回り、順番待ちの列を尻目に階段を登っていくと、再びイベント発生。ロサナーはマルが本物の「ユマルノ王子」だと気付きました。……え、マジで?
また、ロサナーはマルが生きていた事にも驚いていたようですが……あれ、陰謀の香り?

ここで場面は変わり、占い師フォウのいる帳の側へ。ロサナーはフォウの母親の様です。
ユマルノ王子の帰還を予見していたらしいフォウは「ユマルノお兄ちゃん?」って……フォウ、マルより年下なのかぁ。
ここで帳が上がり、フォウが姿を見せました。可愛いらしい少女です。彼女はマルの従妹にあたる様ですが、マルは……思い出したんだか、どうなんだか微妙なリアクション。

この後は「どうしても話しておきたい事がある」とマルがフォウの自室に呼ばれたり、ラマダの経典を解読して貰える事になったり。
ちょっと展開がスムーズ過ぎて、些か違和感すらあるんですが、それはカーグも同じらしく、ちょっと狼狽気味。
自称王子(笑)と思っていた仲間が本当に王子だったわけですから、無理もない。

マルがフォウのもとへと向かう一方、カーグ達は鑑定所へ。ちょうど許可を伝えてくれていたロサナーさんに話し掛けると、そのまま鑑定して貰えることになりました。ただし解読にはしばらく時間がかかるそうです。さて、それまでどうやって時間を潰すか……。

少々マルの事が気になるので、女官が通せんぼしている通路へ再度向かったところ、自由に通れるようになっていました。
フォウの部屋へと入ると、イベント開始。

フォウの部屋

話があるとマルを呼んだフォウとロサナーですが、何故か黙り込んだまま。それをマルが怪訝に感じていたところ、カーグ達がやってきました。
込み入った話をしているのなら席を外すと申し出たカーグに、ここに居てくれるよう頼んでくるロサナー。
これからユマルノ王子に話す事は、カーグ達にも関係するかもしれないというのです。

ここで、ようやく口を開いたフォウ。彼女が口に出したのは謝罪の言葉でした。私達のした事を許して、と。
どうも、ロサナーの夫(フォウの父親?)が、何かやらかしていたようなのです。

何がどうなっているのか、全てをマルに譲ると告げたフォウにマルが困惑していると、ロサナーまでもが「恨みを晴らすためにここに来たのでは?」などと言い出しましたΣ(゚Д゚;

このイベントはちょっと長い上に込み入っているので、要点だけをまとめてみます。

ユマルノ王子(マル)の両親である前国王夫妻は、7年前に流行病で亡くなってしまいました。ミルマーナは古くからのしきたりで「王家の中で未来を占う力の最も強い者」が王位を継承する事になっており、本来ならばユマルノ王子が継承する筈であったものの、前国王と仲の悪かった国王の弟「モビト」が、王子同様に能力の高かった自分の娘「フォウ」を王にするため、ユマルノ王子には占いの能力が無いと国中に吹聴し、フォウを女王にしてしまったのです。

そんな経緯があるため、ユマルノ王子が成長後、王位の正当性を主張するのではないかと恐れたモビトは、ユマルノ王子の暗殺を画策。それを知ったモビトの妻、ロサナーさんは夫を止めようとしたものの、聞き入れられなかったため、夫の目を盗みユマルノ王子を国外へと脱出させたのでした。
で、諸悪の根源であるモビトはと言えば、その数年後に魔族に襲われて死んじゃったそうな。

その後ロサナーさんはマルの行方を捜したものの発見出来ず、今日の日を迎えたとのこと。
ロサナーさんはマルの命の恩人でもあり、首謀者の身内でもあるので、余計に罪悪感が強いんでしょうね。

一方、マルは子供の頃の事をよく覚えていないわけですが、フォウとしては自分に代わって国王になって欲しいようです。
マルには自覚がない(もしくは隠している)様ですが、本来彼には未来を占う力があり、幼少時、大人達が自分とフォウの事で争う事を予見した王子は、未来予知さえしなければ争いは起きなくなる、と、二度と占いの力を使わなくなってしまったそうな。

占いの王宮

一連のイベントが終わったら、とりあえず鑑定所へ。ちなみにマルは「考える時間が欲しい」と一人行動中。
解読完了していた経典の内容を要約すると「どんな時も邪念を捨て、心を無にしなさい」という事が書いてあったみたい。……それだけ(゚ω゚;)?

その後、マルを探し回っていたら、フォウの占い所の向かって左手側にある占い所付近に居ました。
仮面を被り、木箱の上に屈み込んでます。何してんの(笑)。

経典の解読が済んだのなら早くラマダ寺に戻ろう、と言うマル。
彼はここに残る気はないらしく、フォウ達に見付かると厄介だから早く行こう、だって(´・ω・`)
生まれ故郷で王様になる事がマルの夢ではありますが、今はそんな場合じゃないだろう……って、まぁそうだけども。

更にマルは「自分は実は本物でない」と言い出しました。王冠は昔、本物のユマルノ王子から貰ったものだというのです。
旅の途中だったユマルノと仲良くなり、その時に貰った……って、ちょっと無理あるよそれ。
占いの力なんて自分にあるわけがないと言い切ったところ、フォウとロクサーがその話を聞いていました。

ユマルノから話を聞いているうち、自分の事のような気になってしまっていた、と、フォウに謝るマル。それにショックを受けたフォウはどこかへ駆けて行ってしまいました。
一方、ロクサーは本物の王子の居所を尋ねてきたものの、マルにも解らないそうな。
この告白により、マルはポーレットに怒られちゃったわけですが……流石に仕方無いよね。怒ったロクサーさんから叩き出されないだけでもマシですよ。

何にせよ、もうミルマーナに用はないと出発しようとしたマルでしたが、すぐ側の占い師の水晶が反応したのを見るなり、足を止めました。水晶を見ながら「ヤベェな……」って、お前やっぱ本物じゃん(笑)。
何を見たのか、最後にもう1度フォウと話したいというマル。このままじゃ後味が悪いから、だって。

王宮の東側にある船着き場で佇んでいるフォウに話し掛けると、イベント開始。
結果だけ言うと、やっぱりマルはユマルノお兄ちゃんだった! とフォウが確信し、マルは予定通りにカーグ達と旅立ちましたとさ。めでたしめでたし。フォウ可愛い。

さて、ミルマーナでのイベントはこれで終わりを迎えたようなので、次回はラマダ寺に戻ります。
なんか今回ダイジェストだらけで申し訳無いのですが、いつも通りに書いてたらとんでもなく長くなっちゃったので、ご容赦下さい(´・ω・`)続きは次回。

■第34回 ラマダ寺〜ラマダ峠

戻って参りましたラマダ寺。ただし僧正への回答はまだ保留し、闘技場にチャレンジ。
こんな所で闘技場やってんのが悪い(ΘωΘ)

ラマダ寺

まずは一番簡単な「解脱への道」に挑戦。てっとり早く済ませたいならマル一択だと思うのですが、今回はカーグを鍛錬。
クリア時の景品はポーレットの専用装備「星翼刃」でした。

続いて「開眼への道」。ここからはマルにお願いする事にします。
「居眠りの鈴」と「絹糸の弦」、そして「照準機」装備でいけました。景品は「ライフリング」。

この後は本番とも言える「悟りへの道」……といきたいところですが、薬草が心許ないので購入資金稼ぎ。
稼ぎ場所は魔族が出現するマルゴー山脈がいいかも。ダーク編でもバトルエリアだった所じゃないかな?

稼ぎ作業の途中、ミルマーナで精霊辞典を入手していた事を思い出し、休息も兼ねてペイサスのスパンのもとへ。
辞典を渡すと、御礼に「勇者のバンダナ」を貰えました(∩´∀`)∩ カーグ専用のアクセサリみたい。懐かしい。

また、ラマダ経典が収めてあった隠し部屋にはまだイベントが残されているとの事だったので、再度仕掛けを解いて中に入ってみると、ラマダ経典のあった場所に「ヂークペック」がちょこんと座ってました。
が、本物のヂークではないとカーグが見抜くと(だって本物仲間にいるし)、偽ヂークとクイズで勝負する事に。なんだこの展開。

クイズの景品は正解数に合わせ3種類用意されている模様。「精霊の守り」「クラヴィスの本」そして「ヂークのネジ」。いずれもこのクイズでしか手に入らない貴重品で、どれにするか悩むところなのですが、今回はヂークを仲間にしているので「ヂークのネジ」を選択しました。装備するとヂークの速さが飛躍的に上昇します。ネジが無かったので動きが遅かったって事なのかしら(ΘωΘ)

気が済んだらラマダ寺へ。「悟りへの道」への挑戦はまだ不安があるので、先にラマダ経典のイベントを進めることに。

ラマダ寺

僧正に、ラマダの教えを答えるお時間。どういった形で答えるのかと思っていたら、なんと三択。しかもうち二つは明らかに違うので、間違える方が難しいという('A`)当然正解し、これで入山許可がもらえる……と思いきや、「口で言っただけでは理解した事にはならない」と言い出した僧正。
結局、僧達と試合をすることになりましたとさ。そうなる予感はしてたけど、後出しジャンケンは勘弁な。

「いかなる事があろうとも心を無にして戦い勝利する事が出来れば、ラマダの教えを真に理解していると認めよう」by僧正。少しでも心が乱れ感情的になった時は、教えを理解していないものと見なされる……つまり、心乱すような事を仕掛けて来るって事ね。

戦闘は5対5。これまでだって苦しい戦いを乗り越えてきたんだから、平常心で戦えばうまくいくさ、とフラグを立てるカーグ。
僧正様の言うことにゃ、全員でなくとも一人だけでもやり遂げられればOKだって。なにそのユルい試練。

VS ラマダ僧×5
カーグLV.37、ポーレットLV.37、マルLV.45、ガンツLV.30、タチアナLV.27
別段変わったこともない普通の戦闘です。

さて、実はここからが本番。入山許可を貰えると思いきや、試合はまだ終わっていないようです。
直後、側にあった大きな香炉から怪しい煙が漂い始めたものの、「試合には何も関係無い」と言う僧正。あからさまに怪しいじゃねぇかと思いつつ振り返ると……そこにはダーク達の姿ががが(゚д゚)!
面子は、ダーク、デルマ、カトレア、ヴォルク、そしてうち一人は何故かラマダ僧。あれ? べべドアは?

ここからの展開をざっくり説明すると、ダーク達の正体はごく普通のラマダ僧の皆さんでした。怪しげな香炉で焚かれていたのは人の憎しみを炙り出す効果のある香で、心を無に出来なかったマル以外の四人は、あっさり香に引っ掛かり、幻を見てしまっていたのです。

唯一香炉に引っ掛からなかったマルは、心に濁りがなく、ラマダの教えが求める境地にあるそうな。家柄と言い能力といい、チート過ぎるよこの子。
他の四人が挑戦権を失ったため、結局、マル一人で5人の僧と戦うハメになっちゃいました。

VS ラマダ僧×5
マルLV.45
流石にLVが高かったので余裕。「アタッカーディスク」も入手成功。

(主にマルが)試練を乗り越え入山許可を得たところで、早速ディルズバルド帝国に乗り込む気満々のカーグさん。
が、僧正が試練を与えたのは、単にラマダ山が聖地だからというだけではなく、少し前から山がモンスターに汚染され、幻覚作用のあるガスを噴き出すようになっているからだったのです。
その幻覚に惑わされると、進むべき道を失い山から出られなくなるため、同効果のある香を使いテストしたそうですが……そういう事は先に言ってくれ。

御山がそんな状況なので、幻覚に強いマルがカーグ達を導く事に。だから一人でも幻覚にかからなければOKだったんか。
ここで一度ビックアウルに戻りセーブしたら、ラマダ山へGO。マルがもう少しでLVアップしそうなので、ひとまずはそこまで攻略してみます。

ラマダ山

山門からしばらく進むと、言われていた通り敵が出現。

VS オーガ、レッサーデーモン
カーグLV.37、ポーレットLV.37、マルLV.45、ガンツLV.30、タチアナLV.27
オーガとレッサーデーモンの混成チーム。数を数え忘れてました……。

アイテム回収しつつ先へ進むと、再びオーガ&レッサーデーモンと戦闘。
その後、白いガスが噴出している場所へ到着しました。
ガスの先は幻覚地帯なので「迷ったら導いてくれ」とマルに頼むカーグ。惑わされないようにする努力はしなさいね。

だがしかし。ここでラマダ寺に帰還。
ラマダ山を抜ける前に、ラマダ寺闘技場で最高ランクの「悟りへの道」に挑戦です。

ラマダ寺

挑戦者はLV.46のマル。装備は「風見鶏」「絹糸の弦」、そして敵に合わせ「光水晶の矢じり」と「居眠りの鈴」を付け替えます。アクセサリーは「疾風のはちまき」「鉄のブレスレット」「ライフリング」、アイテムは「すごい薬草」「最強の薬草」をぎっしり。

基本、敵は1、2体ずつ相手にする戦法で。でないとゴーレム3体相手に上手く立ち回れない(+ω+)
このやり方だと1試合を終えるのに時間がかかるのですが、そうでもしないと生き残れる自信が無かった。

回復は、戦闘中は薬草を使用し、戦闘と戦闘の合間は仲間から。念のため10以上食らってたら回復する方針で。
その際、なんとくなくガンツに「応急手当」を使わせ、セコンド気分を満喫(笑)。ダメージが大きめだったらタチアナさんの「メディカルマシン」で。
ちなみに、挑戦中にLV.47になったんですが、何故かその時からハイニンジャへの居眠りの鈴の効きがよくなった気がします。気のせい?

ラストはラマダ僧正×5。戦法はそのままで、1体ずつ誘き寄せてから撃破し無事にクリア。途中休憩を挟んだりした事もあり、なんと開始から2時間ほど過ぎてました(>'A`)>じっくりやりすぎた。
何はともあれ、景品の「ロマンシングストーン」ゲットです(∩´∀`)∩

ラマダ山

山に戻り例のガスへと突入。その先に広がっていたのは……ユーベルでした。
これが幻覚なのかと頭を抱えている間にも、容赦無くモンスターが出現。戦闘です。

VS ゾンビ×3、グール×2
カーグLV.37、ポーレットLV.38、マルLV.49、ガンツLV.30、タチアナLV.27
ユーベル入口の広場での戦闘。狭いです。
マルによれば、ここはユーベルではないが、モンスターは本物だそうな。

マルにもユーベルの風景が見えてはいるものの、感覚的に何かを感じ取ってるようです。目に見えている出口は紛い物なので、光っている輪を目指して進め、とのこと。
自宅方面に向かうと、城跡へ続く扉の前に光の輪が出来ていました。

この後はスクラップ高地やアシダの森、パレンス廃墟などを、戦闘を挟みつつ彷徨する事になります。
そこまで長くは無いのですが、アシダの森辺りがややこしく、ちょっとループに陥ったりもしたので、適当に走り回れば良いというワケでもなさそう。

そうこうする間に、明るい場所に出た一行。どうやら幻影を突破しラマダ山を越えたようです。
この先には対空砲の砲台があり、それを越えればディルズバルドはもう目の前。対空砲は地上戦には脆いそうですが……警備どうなってんの?
すぐ側にセーブポイントがあったのでセーブし、ラマダ山を出ました。

マップに出ると現在地は「ラマダ峠」。他に「東の砲台」「ディルズバルド帝国」があります。ちなみにマップ上では普通にビックアウルまで戻る事が出来ました(ΘωΘ)
次回はいよいよディルズバルドへ。

■第35回 東の砲台〜マリュスの塔

東の砲台

何故か壊滅しているデ軍。そして側にはダイナミック着陸……もとい、撃墜されたフィオナ号が。
急いでシャムスンを探そうとしたカーグ達ですが、無事を確認出来たのはシャムスンの部下二人のみ。聞けば、シャムスンは対空砲の事を知っていながら、ダッカムを見失うまいと強行突破してしまったというのです。
突入前、他の部下達はシャムスンから下船命令を出されたものの、この二人は最後まで船長に付き従ったみたい。

シャムスンは大怪我を負いながらも、一人ダッカムを追って行ってしまっていました。刺し違える気でいるようですが、皇帝には「ロイヤルガード」と呼ばれる護衛がいるため、そう簡単にはいかないでしょう。
部下の一人「エンリケ」は、自分達では足手まといにしかならないと男泣きしつつ、カーグ達にシャムスンの救出を託すのでした。

一刻も早く帝国内に入りたいところですが、厳戒態勢が敷かれている事は間違いありません。どうやってダッカムの居所を探ろうかと悩んでいると、タチアナ曰く「堂々と、みんなで乗り込むわよ」……って、変装でもすんの?

ディルズバルド帝国

遂に乗り込んだ敵本拠地。タチアナの言う通り堂々と正面から入って行きます。
都合の良い事に、タチアナは火山にて「名誉の戦死」を遂げた事になっているらしく、門番兵は彼女の生還に驚愕こそすれ、裏切りには気付いていない様子。それどころか、カーグ達はタチアナが雇った傭兵だという虚偽説明もあっさり信用し、その旨を報告すべく本部へと駆けて行ってしまいました。

タチアナが寝返った事は軍には知られていないはずであるし、ダッカムの耳に入れば流石に怪しまれるものの、帝国軍ほどの巨大組織ともなると、末端の情報はそう簡単にトップまでは上がらないんだってさ。そんなもんかね。

さて、ここからは町で堂々と情報収集。あちこちにダッカムのポスターが貼られ、でっかい像まで。
また、市民は上級と下級に分けられ、上級市民は下級市民と口をきくことも許されていないみたい。下級市民はスラム街に住む事を強制され、上級市民はダッカムに忠誠を誓っているように振る舞いつつも、その実、密告によりスラムへ落とされる事に怯えているという、なんとも歪な構造の社会が展開しています。

通常の街で得られた情報は、「大勢の兵士がメギストのドックの方へ移動していった」とか「ダッカムは人工的に大精霊石を造ってしまった」といったもの。また、酒場では、町に潜入したらしいシャムスンを捕らえられず、ヤケ酒を呑んでいる兵士達の姿も。その失敗によりスラム街に落とされる事に恐怖してるみたい。

上の街を一通り巡ったらいよいよスラムへ。ここは皇帝への忠誠心が薄い者や、前科者、税金の滞納者などが隔離されているそうな。
が、人々の中には「密告を恐れ疑心暗鬼になって暮らすぐらいなら、助け合って生きているここの方が良い」と言う人も。確かになぁ。
スラムで得られた情報をまとめると以下の通り。

・スラムの人々の一部はケガをしたシャムスンを匿い応急手当をし、傷病兵の振りをさせ街から逃がした。
・タチアナはスラム出身。幼い頃に両親を亡くし身寄りもなく、ここで生きるか死ぬかの生活をしていた。
・群を抜いて賢かったタチアナは15年前に皇帝の目に留まった。皇帝は上級市民の子が行く学校へタチアナを通わせ、科学者として育てた。
・タチアナは皇帝の期待に応えようと次々に新しい研究に取り組み、信頼を得ていった。
・この宿泊施設は中佐にまで出世したタチアナの指示で造らせたもの。おかげで昔よりだいぶ暮らしやすくなった。
・この国は今、移民どころか旅行者も入国禁止。
・兵隊に咎められたら「ダッカム様万歳」と叫んでおけば逮捕まではいかないだろう。

残念なのは、タチアナの生い立ちが語られたにも関わらず、ノーリアクションというか、何のイベントも発生しない点。
例え使い捨てにするつもりで育てられたのだとしても、タチアナにとってダッカムは親のようなものだったんでしょうね。

スラム街を探索し終えたら再び上の街へ。道を封鎖している兵士に近付くとイベントが発生し、タチアナ生還の報告を受けていたらしい兵士達は、何も疑う事なく情報を提供してくれました。

・戦艦メギストは色々な魔族が混成した集団の襲撃を受け、現在交戦中。
・ダッカムはリリアを連れ既に脱出し、「マリュスの塔」に向かった。
・ダッカムの行動の理由は兵士達にも解らない。

メギストを襲撃している魔族というのはダーク達の事なのでしょう。そう確信した一行がマップに出ると、「ガザルア荒原」「マリュスの塔」が出現していました。

マリュスの塔

ダーク編でお馴染みのマリュスの塔。入口前にはなんとシャムスンの姿が。「ぐふっ」とか言っとる((((;゙゚'ω゚'))))
娘のリリアを犠牲にしてでもダッカムと刺し違えるつもりだったようですが……直後、シャムスンの回想シーンが始まります。

二人のロイヤルガード、そしてリリアを連れ「マリュスの塔」の入口に立つダッカム。
その背後から二挺拳銃を構えたシャムスンが姿を現し……って、狙撃すんなら何も言わずに狙えば良かったじゃん。・゚・(ノД`)・゚・。
リリアにも当たってしまうかもしれんぞ、と警告するダッカムですが、それでも構わないというシャムスン。娘が利用されるぐらいだったら自分が今ここで、と。
娘を手に掛ける事すら覚悟した父親の意思に、流石のダッカムも珍しく狼狽を見せます。

一方、シャムスンが父親だと気付いていたリリアは、自らも、最終兵器のために利用されるぐらいなら死を選ぶと気丈に言い切りました。
シャムスンはリリア、そして妻に許しを乞い……轟く銃声。しかし、倒れたのはシャムスンの方でした。
直後、銃を構えた兵士を伴ったロイヤルガードが姿を現したのです。どうもこいつの仕業みたい。

何故かシャムスンの本名を知っていたダッカム曰く「愛を捨てた男が、愛で命を落とすとは」って、くそ、なんか小粋な事言いやがって。
リリアはと言えば、突然の悲劇に衝撃を受け、「こんなことになるなら……あの時、歌を……聞いてもらえば良かった……」ってやっぱりフラグになったか。

ここで回想終了。ダッカムはリリアを連れ塔の最上階へ向かったようです。「リリアを頼む」と告げたシャムスンを手当てしようとするも、彼にはもうカーグの声が届いておらず、娘と妻が唄っている声だけが聞こえているようでした。
その満ち足りた世界に「最高だ」と呟くと、シャムスンの身体はその場に崩れ落ちてしまいました。

予想外の悲劇に、打倒ダッカムを誓うカーグ。
ちなみにシャムスンの亡骸を調べると、「シャムスンは死んでいる」って……うん、まぁそうなんだけど。

マリュスの塔 内部

ほぼ一本道をせっせと進み、途中途中で戦闘するパターンです。

VS PA-200×3、イントルーダ×3、コマンド兵×2
カーグLV.37、ポーレットLV.38、マルLV.50、ガンツLV.30、タチアナLV.27
「ロマンシングストーン」装備のポーレットに「バーニングレイン」を連発させてたら終わってた(笑)。

VS PA-200×2、イントルーダ×2、キャノントラップ×4
カーグLV.37、ポーレットLV.38、マルLV.50、ガンツLV.30、タチアナLV.27
前回の戦闘を反省し全員に撃破させるつもりが、なんかマル無双になってしまった。

やがて塔の外周へ。が、すぐにまた内部に戻り、なんかズラっと敵さんが('A`)
……ロマンシングストーンをマルに付け替えました。もういいよね。

VS キャノントラップ×3、PA-200×5
カーグLV.37、ポーレットLV.38、マルLV.50、ガンツLV.30、タチアナLV.27
敵そのものはそう大変ではなかったんですが、アイテムの入った鉄箱が敵の後方、しかも少し離れた場所にあったので、回収がちと面倒でした。

戦闘後、宝箱を回収しつつ進んでいると、セーブポイント発見。
どうやら頂上に到着したようです。

塔の屋上に出ると、ダッカム側のイベント開始。リリアが台の上に横たえられていて、その傍らにはダッカムの姿が。更に、5大精霊石が共鳴しているのか、なんかフォンフォンいってる。
ここで、リリアが「精霊の承認を受けた者」であると明かすダッカム。彼女を呼び水とし、精霊石が呼応しているようです。
千年にわたり、巨大穴に張られていた結界がもうすぐ破れる……って、アレク−(3主人公)、アレクー! あんた達の張った結界、千年もったみたいよー!

ダッカムの眼下にあるのは、大怪球(しつこい)でした。その正体は「空中城」! マジか!
2でブイブイ言わせていた軍事国家「ロマリア」の禍々しき遺産、空中城。しかしその外壁は既にボロボロです。
一応は復活を見せた空中城でしたが……急に動きを止めてしまいました。
やはり人造の物ではダメだったのか、人造風霊石は砕け散ってしまったようです。

苛立つダッカムの前に、「謎の男」が(部分的に)姿を見せました。重要なのは「結界が破れた」という事実であり、空中城の飛ぶ飛ばないはどうでもいい様です。
更に「大いなる力は、すでにあなたのものになったのです!」って……ダッカムとこの男のやり取りって、2のロマリア王と「奴」を彷彿とさせますが……。

謎の男に促されたダッカムが手始めに行ったのは、空中城の力を用いての……カテナの殲滅でした。
これまでカテナに手を付けていなかったのは、まさしくこの時のためだったのです。
「役立たずどもに死の制裁を」って、ワケ有りっぽいぞ。

ここで画面は変わり、カーグさんサイド。頂上を目指し外周の階段を登ろうとしていたその時、頂上から、一条の光線が放たれるのを目撃するのでした。

ここでようやく操作可能に。長めのイベントを挟んだのでセーブしようと思ったら、塔内部に戻れなくなってる(+ω+)
……が、長くなりそうなのでここで一旦話を切り、続きはまた次回。

■第36回 マリュスの塔 頂上

マリュスの塔 頂上

頂上に到着し、遂にダッカムと対峙したカーグ達。ここでカテナの消滅を知る事となったわけですが……サビーネさんは、サビーネさんは無事なの!? ミルマーナに居なかったけど!

サビーネさんはともかく、皇帝の目的は「渾沌とした世界に新たなる秩序を造る」ことにあると判明。
それを知ったカーグは「5大精霊石は支配のためでなく人間達の幸福のために使うべき」と主張しました。
それに対し、ダッカムは魔族もその力を欲するであろう事を指摘した上で「カーグも自分も目指すところに大差は無い」と言うのですが……その真意は一体。

カーグ達をネズミ呼ばわりした上で、「自分を止めてみろ」と言い放つダッカム。
決戦のお時間です。

VS ダッカム、ロイヤルガード×4
カーグLV.37、ポーレットLV.38、マルLV.50、ガンツLV.30、タチアナLV.27
何故か帽子を被っているダッカムさん。防御力高いの? また、ダッカムの側近「ロイヤルガード」は正体不明の存在で、もしかして人間ではないのかも、などと怖い事を言うタチアナさん(´;ω;`)

流石ボスだけあり、ダッカムはHPも多く固いです。ボス戦のお約束とばかりに盗みを働いてみると、「バーストブレード」を入手しました。

戦闘終了後、ダッカムの真の目的が判明。それは「魔族の殲滅」であり、空中城を復活させたのは魔族を一気に消し去るためだったのです。
以下、ダッカムがそう決意するに至るまでの説明まとめ。

・かつてディルズバルドが小国にすぎなかったころ、ダッカムは民に慕われる良き領主だった(自称)。
・ある時、ディルズバルドは魔族の侵攻を受け、ダッカムはカテナの世界連盟にて窮状を訴えたものの、議会は(カーグの時のように)ダッカムを足止めした挙げ句「和解すべし」という回答を寄越した。
・帰国した彼を待っていたのは無残な母国の姿だった。魔族は女子供を人質に国王を降伏させ、挙げ句、人質は殺していた。
・その後ダッカムは国王となり、世界連盟を脱退し今に至る。

やっぱり壮絶な過去持ちでした……ってか、概ねカテナのせい。
が、自らの行動が許されざるものだという自覚はあったのでしょう。「血を流させ過ぎた」と告げたダッカムは、自らケジメを付けるべく塔から身を投げてしまいました。
カーグに「これからは自分の代わりに魔族を滅ぼせ」と言い残して。

ここでセーブ画面に。
次の章タイトルは「決戦」とな? しかも、ダークとカーグ両方の姿があります。いよいよ最終章?

- 決戦 -


マリュスの塔

場面は塔の頂上。タチアナはダッカムの過去に少なからず驚いていました。
ダッカムもまた魔族の犠牲者だった事を知った一行が、魔族への憎しみを募らせていると……お待ちかね、ダーク達が駆け付けて来ました(゜∀。)

横たわるリリアの姿を視界に入れたダークに、ダッカムの所在を問われたカーグは、こう答えました。
「魔族の殲滅を自分に託し、死んだ」と。

この後の展開はいつも通り。魔族と人間とで喧々囂々です。
そしてマルだけがすごく哀しそう。

ここでカーグとダークがお互いに剣を抜いた直後、人間側と魔族側のどちらで戦うかの選択を迫られます。
それぞれの差違を調べてみたところ、大した違いは無いらしいのですが……正直、現状で肩入れしたいのは魔族側なのよね('A`)
ヘモジー達の恨みもあるから(カーグ達のせいじゃないけど)、魔族側でいこうかしら。

VS カーグご一行様
ダークLV.48、デルマLV.39、ヴォルクLV.35、カトレアLV.32、べべドアLV.32
攻撃力はそこまでといった感じですが、攻撃が当たり難いので特技や魔力中心でいった方がいいかも。

戦闘後、勝利を宣言したダーク。これからは人間をなぶり殺しにするお時間だそうです。
とりあえずリリアの方へと歩き出したダークでしたが、その身体が突如、宙に浮かび上がりました。
そうこうするうち全員が浮かび上がり……ムービー開始。

リリアの側に現れたのは、なんとザップ爺さんでした。
彼がゴーグルを外すと、そこに現れたのは眼球の無い暗闇の如き眼窩。そこに赤く暗い光が灯ると、彼は自らをこう名乗ったのです。「人間王」、と。

……予想では、ダッカムが何らかの形で退場後に登場し、ラスボスの封印解いたりするんだろうなぁと思ってたんですが、まさか「人間王」ご本人とは思ってなかった。

あまりにも唐突過ぎるからか、「ザップ爺さんがいきなりワケわからんこと言い出した」感が拭えてなさげなカーグ。
人間王曰く、名前も身体も仮のものであり、自分こそがかつて全世界を支配し、モンスターを創り出した王の中の王、だそうです。別にボケちゃってる訳ではないみたい。
以下、ザップ爺さん……いや、人間王の説明まとめ。

・500年前に精霊が消えて以降、復活の隙を狙っていた。そして封印のわずかな綻びから、探検家ザップの身体を乗っ取った。
・巨大な闇の力は精霊と共に失っているが、空中城の結界が解かれたため、後は5大精霊石の力で「闇黒の支配者」として完全復活を果たすのみ。
・空中城はただの兵器ではなく聖柩の眠る場所でもあり、完全復活の場。
・要所要所でカーグに情報を与えていたのは、全てダッカムと争わせ競わせるため。ダッカムにドグザを造らせたのも自分。
・最終的に力のある者が5大精霊石を集めるだろう事を見越していた。なので5大精霊石さえ集まれば、集めるのは誰でも良かった。

人間と魔族の争いは負の意志を増大させる上、大精霊石も集まったのだから、人間王の思惑通りに物事が進んだってワケです。こりゃ笑いも止まらないでしょう。
完全に勝った気になっている人間王は、カーグ達の役目が終わった事を告げると、リリアと共に消え去ってしまったのでした。

ここでダークは真実の洞窟で知った事実……人間王が魔族の祖先であるモンスターを造ったという事実を、仲間達に告げました。魔族は人間と争うために造られた、人間王の野望の道具だったのです。
だからこそ、ダークは人間王を倒す事を決意しました。彼が造った「魔族」の力で、彼の野望を打ち砕いてやる、と。

それはそうと、カーグ達の処遇について。ヴォルクやデルマ達は始末する気満々ですが、彼等も「人間王に操られた愚か者」だからと放置を促したダーク。彼等は自分達より弱い事が解ったし、魔族は自分より弱い相手を意味無く殺したりはしないのです。「文明的な人間と違ってな」って、皮肉全開。流石のカーグも何も言い返せず。
これ、カーグに勝たせてた場合は、どんな風に言ってダークを殺さなかったんだろうなぁ。

ここからは自由探索なので、塔から地上へと帰還。その後は全員がLV.35、もしくは特技を全部覚えるまで経験値稼ぎをしてました。
LVが上がり、アイテムを買い揃えたら「マリュスの塔」の裏側へ。

マリュスの塔 裏側

塔の裏手にある空中城へ向かうダーク達。ここでダークが皆の覚悟を確認していると、デルマがこんな事を言い出しました。「空中城で人間王を倒した後はリリアを殺してもいいんだな?」と。アチャー(ノ∀`)

ダークは即座にそれを却下したものの、理由を問われても答える事が出来ません。そんな煮え切らないダークの態度に、デルマは「魔族のため」などと言いながら、本当はリリアの事が好きなのではないか、と考えた模様。
更に、ダークがそれを肯定も否定もしないまま逃げの姿勢を見せたため、デルマはこの期に及んでリリアに対する自分の気持ちを認めようとしない彼を詰るのでした。

デルマとしては、ダークの方針に従う従わないではなく、彼の気持ちをはっきりとさせておきたかっただけなのかも。
一方、図星を突かれたダークさんは妙にしおらしくなっちゃいました。色恋には相変わらず奥手(ΘωΘ)

青少年の恋の悩みはさておき、いざ空中城内部へ。
「戻れないかもしれません。それでも入りますか?」というメッセージが緊張感を煽ります。

ここで場面は変わり、マリュスの塔頂上のカーグさん一行。ダーク達が立ち去った直後みたい。
護る護ると言いながら、いつもリリアを護り切れていなかった事を猛省するカーグさん。そう言えばそうね(ΘωΘ)
そして、この期に及んでリリアが連れ去られたという事は、「闇黒の主」が完全復活するためにはリリアが必要なのでしょう。

困った事に、カーグ達はダーク達……魔族がとどめを刺していかなった事の意味を、いまいち理解出来ていない様子です。マルだけは「魔族だって戦いたいわけじゃないんだよ」と訴えるものの、それも解ってもらえないのがもどかしい。

何はともあれ、空中城に行く事を決断したカーグ。ダーク達を助けに行くのではなく、世界を救いに行くのです。
世界を守るためだったら憎い魔族に手を貸す事も厭わない、という心境に達したっぽい。

守るべきものはこの世界、という言葉に一同は納得し、空中城を目指す事に。なんとなくカーグを盲信し過ぎじゃないかって部分もあるんですが。
そういう意味でも、一番冷静に物事を見ているのはマルかもしれません。

マリュスの塔を出たら、ダーク達同様に経験値稼ぎ。彼等もLV.35以上を目指します。
この時点でLV.35以下だったのはLV.30のガンツと、LV.27のタチアナ。「王様の像」が無いのが辛い。
とりあえずタチアナには「ロマンシングストーン」を装備させ、「東の砲台」でブリキゴーレムとその周辺の敵を「Σ-ストーム」で倒しまくってました。ガンツはヂークの「しあわせ光線」で早さを強化した上で、地道に敵を撃破。

そんなこんなでしばらく頑張ったものの、流石にLV.35はしんどかったので、ガンツがLV.31になったところで先へ進む事に決め、続きはまた次回。
タチアナばっかり育ててたもんだから、ガンツほとんど上がってなかった(+ω+)

■第37回 空中城

空中城

ダーク達の後を追うように空中城へ入ったカーグ達。何かイベントがあると思いきや、ダーク達と同じ警告が出ただけでそのまま入れちゃった。
ここで場面は変わり、空中城へ入った直後のダーク達。禍々しい城内の気配を感じ取っていた刹那、背後からカーグ達が姿を見せました。

「人間王は共通の敵だから共に戦おう」と言うカーグに対し、ダークはクラーフ島での一件を挙げ、人間と魔族は共に生きることは出来ないと一蹴。それでも共存の道はあるはずだ、とカーグは訴えるのですが……いや、このタイミングで言っても何か企んでいるようにしか聞こえないのでは(;´ρ`)

ダ:そんな方法があるなら誰も苦労しないっちゅーの→カ:だったら俺達で方法を作り出せばいいじゃん→ダ:出来もせんくせに綺麗事ばっかぬかすな!

……とまぁ、こんな具合に相変わらず意見が噛み合わない双子なのでした。

そんな中、突如、空中城が浮上開始。カトレア曰く、動力は5大精霊石だそうですが、それを聞いた直後に床が崩落。全員仲良く落下してしまったのでした。

またまた場面は変わり、カーグのターン。ガンツやポーレットの無事を確認し、安堵したのも束の間、マルとタチアナがいません。そしてその代わりとでも言うかのように、デルマとヴォルクの姿がありました。うわー、取って付けたような面子(゚∀゚)

予想通り、理解し合う気など更々無い両陣営ですが、そんな争いは人間王の計略に乗せられた無意味なものに過ぎないと、両者を宥めるカーグさん。お前が言うかと思わないでもない(ΘωΘ)
そんなカーグの主張に、ヴォルクは一応の理解は示すものの結局突っぱね、デルマは一貫して敵意剥き出し。いつも通りです。

その後も議論は平行線を突き進むわけですが……タイミングが良いのか悪いのか、モンスター出現です。

VS レッサーデーモン×3、ヘルカイト×3
カーグLV.37、ポーレットLV.38、ガンツLV.31、デルマLV.40、ヴォルクLV.36
戦闘中にガンツとデルマ、ポーレットとヴォルクの会話が挟まれます。後者の因縁はともかく、デルマはツルギの名前出されても解らないような。いや、確かに倒したのはデルマ達ですが、ガンツも「オルコ族」そのものが仇みたいなもんだし。
戦闘そのものはすぐに終わりました(゜∀。)

戦闘後、どうしても自分達と戦いたいならダーク達と合流してからにしろ、と妥協案(?)を示したカーグさん。
なので「ダークを探すためにもまずは先へ進もう」と、どうにか魔族を丸め込む流れになりましたとさ。
気に入らないと言いながらも「ヤツの言うことも、もっともだ」とか言っちゃうヴォルクさんが可愛い。でもって「ウググググ」とか唸っちゃうデルマも可愛い。

部屋から出て画面が切り替わると、いきなり戦闘前の編成画面。

VS ゴーレム×3、ログナスゴルモン×4
カーグLV.37、ポーレットLV.38、ガンツLV.31、デルマLV.40、ヴォルクLV.36
ゴーレムの前に「謎の球体」とやらが2つ。攻撃すると破壊可能で、中には精霊石が入ってました。
あとは普通に戦闘して終了。

道なりに進んでいると、透き通った石が設置されている台のようなものが。触れた途端に輝き出し、どこかの足場が移動するシーンが挿入。
更に先に進むと、先ほど移動したと思しき足場のある通路を発見。が、もう一箇所ほど足場を動かす必要があったので、直ぐ近くにあった同様の仕掛けを触り足場を完成させます

真っ直ぐに繋がった足場へ近寄るとイベント発生。大雑把に説明すると、カーグの隙を突いたデルマが攻撃(?)を仕掛けるものの、結局は逆に自分がピンチに陥ってしまい、更にはガンツに助けられちゃった、という流れ。

例えデルマが気に入らなくとも「一度でも肩を並べた戦友が死にそうなのは見過ごせない」と言うガンツ。その哲学が理解出来ないデルマは、怒りの矛先をカーグにも向けました。自分が突き落とされそうになったのに、何故助けたのかと。
それに対するカーグの返答は「デルマの心に迷いがあったから」。……なんかよくわからんけど、デルマには僅かながらの躊躇があったって事かな?

さて、逆ギレ上等のデルマに「助けられたのに御礼も言えないなんて」とボヤくポーレットですが、それを聞いたヴォルクは「これが魔族なんだから、あまり信用するな……」と、何故か喧嘩腰にではなく、静かな口調で告げるのでした。

気を取り直し通路を渡っていくと、またまた戦闘準備画面。

VS 闇にうごめくもの×4、イービルアイ×4
カーグLV.37、ポーレットLV.38、ガンツLV.31、デルマLV.40、ヴォルクLV.36
闇系の連中がウジャウジャ。タチアナさんを投入したい気持ちでいっぱいです。
デルマとガンツの会話では、なんか若干デルマにデレが生じ始めてニヤニヤしてしまった。

戦闘後、直進するとエレベーター発見。上のフロアへ向かいしばらく進むと、巨大な扉の前に到着です……が、やはりダーク達の姿はありません。
ひとまずここでダーク達を待つ事にした一行。マルやタチアナの事を心配するポーレットに対し、カーグは、向こうにはダークがいるからきっと大丈夫だと答えるのでした。
……マルとタチアナがダークと一緒にいるって、なんで解るんだ(笑)。

これらのイベント後、セーブ画面へ。空中城でのカーグ編は終了したようです。
そうなると、お次はもちろんダーク達。

カーグが言った通り、マルとタチアナは、ダークとカトレア、そしてべべドアと共にいました。
他の仲間達がいないかダークが確認している一方、カトレアはここぞとばかりに、タチアナと決着をつけると言い出しました。女の戦いってこわいねー。
争う気はないマルが止めに入っていると、敵が出現。戦闘です。

VS SA-100×4、ガンナー×3
ダークLV.49、カトレアLV.35、べべドアLV.35、マルLV.50、タチアナLV.31
なんかSA-100の数が倒した覚えもないのに減ってるなーと思ったら、自爆しちゃうようです。
戦闘中の会話はタチアナとカトレア、タチアナとマルで発生。前者では、女の戦いの中に奇妙な友情が生まれつつあり(?)、後者では、魔族を信用するなとマルを諭すタチアナなのでした……って、え、マル、べべドア好きなの?

戦闘後、魔族3人に対し敵意剥き出しのタチアナさんと、それを止めようとするマル。
魔族にとって人間は敵であることは永遠に変わらない、と言い切るダークに対し、マルは「今は人間とか魔族とか関係ないだろ!」と必死。やっぱり彼がが一番現状を理解してるみたいです。

必死のマルに何を思ったか、黙考するダーク。マルの言葉でリリアの事を思い出したらしく、若干苛立ち気味。自分達は人間王の所を目指すので、付いて来たければついて来いと告げたダークは、カトレアにも釘を差しておきました。
ダークさん、敵意を向けてこない相手には少し甘くなるよね(笑)。

マルと共に行く事に対し「面白くなりそう」と言うべべドア。マルはなんか嬉しそうですが、ちょっと彼女の真意が気にならなくもない。タチアナがマルに対し、べべドアに気を付けるよう念を押しまくってるのも引っ掛かる。

さて、ダーク達のスタート地点からは4方向に進路が。便宜的に画面の上下左右を北南西東とすると、北にはエレベーターがあるものの作動していません。
次に、西の通路に行くと、いきなり戦闘編成画面。

VS ガントラップ×4、ショットガントラップ×4
ダークLV.49、カトレアLV.35、べべドアLV.35、マルLV.50、タチアナLV.31
マルとべべドアの会話イベント。せめて自分達だけでも協力しようというマルに対し、べべドアはその理由を求めました。彼女達は戦うために産み出されたものなので仕方ないね。
マルは「それでもいいのか」と問い掛けたものの、パペットであるべべドアに自分の意志はないのです。

戦闘は、マルと「ロマンシングストーン」装備のタチアナのお陰で難無く終了。

奥へ進み動力の石に触れると、何かが動く音。もとの部屋に戻ると、エレベーター手前の床に描かれている3本のラインのうち、1本に光が灯ってました。なるほど、あと二つスイッチを入れればいいのね。
南の部屋に入ると、また戦闘。

VS イービルアイ×4、闇にうごめくもの×4
ダークLV.49、カトレアLV.35、べべドアLV.35、マルLV.50、タチアナLV.31
遂に闇系の皆さんが登場したので、タチアナさんに殲滅して貰いました。

マルとべべドアの会話。人間だけでなく魔族も救いたいというマルと、それらが滅ぶのは哀しいキモチだと告げるべべドア。マルは自分が世界を救うのだと、強く言い切るのでした……って、なんか君が主人公みたい(ΘωΘ)

戦闘後、さっきと同じようにスイッチを入れ、今度は東の部屋へ。

VS A-200×4、SA-100×4
ダークLV.49、カトレアLV.35、べべドアLV.35、マルLV.50、タチアナLV.32
二手に分かれ、引き付けながら少しずつ倒していきます。

今回はマルとタチアナの会話。相変わらず「魔族に気を付けろ」と繰り返すタチアナ。なんかお母さんみたいになってきたぞ。
また、ダークに対してはメカ敵の特徴を知らせたりするのですが、ダークの煽り混じりの返答に対しては、同じく煽りで返すお母さん(?)。
カトレアはべべドアを心配するものの、「マルはちがう」と返され呆れ気味。こっちもおかん属性か。

全ての石を作動させると、ようやくエレベーターが起動。上のフロアへ到着した直後、イベント発生です。

突如声をあげ苦しみ始めたべべドア。やっと落ち着きを取り戻したかと思えば、いきなり駆け出し、先へと続いているらしきエレベーターへとダーク達を誘うのでした。
……明らかに何かあったくさいです。側にセーブポイントあるし。

このフロアでは、下から上がってきたものの他、2つのエレベーターがあります。べべドアはうち1つにて待っているわけですが、それを無視してもう一方へ乗ろうとすると「べべドアを置いてはいけない」と拒否されます。そりゃそうか(笑)。

べべドアに導かれるまま上のフロアへ。すると、またしても一人で先行してしまうべべドア。
それを追うダーク達が、何の部屋なのかを問い掛けたところ、べべドアはここが「モンスターボックス」である事を告げるのでした……って、え? 侵入者を撃退するための部屋、ですって(゚ω゚;)

直後、姿を現したのはドラゴン型モンスター。これらは自分の僕なのだと嗤うべべドア。
人間王様からの贈り物……そうか、この子の創造主って人間王だったんだっけ!

自らを「世界を滅ぼすため、人間王さまに造られたモンスター」と告げるべべドア。
彼女は生まれた時から人間王の人形であり、すべてのモンスターへの司令塔だと言うのです。

人間王により全員皆殺しの命を受けたべべドアですが、マルを殺せという命令に対し、突如苦しみ始めました。マルとは戦いたくないという意志が、人間王による支配に抗おうとしているのです。
が、結局べべドアは人間王の更なる支配に飲み込まれてしまいました。
一方、ダークは剣を抜くと「あれはもうべべドアではなく人間王の操り人形だと」とマル達に忠告。戦闘突入です。

VS べべドア、アルティマ×2
ダークLV.49、カトレアLV.35、べべドアLV.35、マルLV.50、タチアナLV.31
離れた場所にいるべべドアは、こちらから近付かない限り行動しない模様。アルティマは移動距離が長い上、遠距離攻撃をガスガス仕掛けてきます。しかもHPが高いのが厄介。
ただし、着地(移動)先はある程度決まっているようなので、追いかけるよりは、近くに降りて来るのを待った方がいいみたい。そして降りて来た際に道を塞いでやると、何故か移動出来なくなってました(ΘωΘ)図体でかいから?

戦闘中の会話は、タチアナ&ダーク、そしてダーク&マル。
後者の場合、べべドアを倒せるわけがないというマルに対し、人間王の操り人形として生かされ続けるぐらいなら死ぬ自由を与えてやる、と言うダークなのでした(´Д⊂

べべドアは、バトルエリアの中央あたりを突破すると行動を開始します。また、ダメージを与える毎に別の場所へとワープし、その移動先は遠くだったり近くだったりと、ランダムなのか決まっているのかは不明ですが、再度こちらへと移動して来てくれるので、迎え撃つ方が楽でした。
最後の一矢がまさしくマルの攻撃だったので、ちょっと複雑な気分。

余談ですが、2体目のアルティマと戦っている最中にタチアナの特技(何だったかは忘却)を仕掛けたところ、何故か処理落ちしまくり、一連のエフェクトが終わるまで結構な時間を要したので焦りました。止まらなくてよかった……。

戦闘後、イベント。大雑把にまとめると、べべドア死んだと思ったけどそんな事は無かった。
むしろ人間王の呪縛から解放されて自由の身になった∩( ・ω・)∩ 以上。

この展開に、マルだけでなくダークもなんか嬉しそう。そしてタチアナすら笑みを漏らしている事に気付いたカトレアは、なんかびっくりしてら(笑)。
マスターの変わりに仲間を手に入れたべべドアは、自分の心を手に入れることを強く願うのでした。

さて、この部屋はただのトラップルームなので、再び下に戻りセーブ。
そしてもう1つのエレベーターに乗ると、カーグ達が待機しているフロアに出ました。やった!

合流時のイベントにて、相変わらず議論で平行線を描きまくる双子ちゃん。人間は文明を捨てきれないし、魔族は戦いを止める事なんか出来ないんだから相容れない。だから共に人間王を倒すのなんて無理なのだ、と。
ただしいつもと違うのは、これまでのように怒りに塗れた喧嘩腰ではなく、真剣に訴えかけるようなものだという事でした。

結局はいつも通りにギクシャク進む事になるのか、と思いきや、最終的にはなんかよく解らない彼等のフィーリングで乗り切りました(あいまい表現)。
根本的な問題は解決してないみたいですが、二人が仲直りしたんならまぁいいか(゚∀゚)

ここでようやく共闘が確定し、パーティ人数がどっと増えるわけですが、今後どちらを操作するかの選択肢が出ます。個人的に使い慣れているというか使い易いのはダークなので、今回はこちらで。

選択後、開いた扉の中へと入って行くダークさん。
これからは大所帯になったパーティを率いていかねばなりません。

真っ直ぐな通路をしばし進むと、何故かコラプ族が。一儲けしようと入り込んだものの、それどころじゃなくて困ってたそうな。なんでこんな所で儲けられると考えたのか……。
気を取り直して側のセーブポイントでセーブしたら、続きはまた次回。最終回になるかな?

■第38回 空中城〜エンディング

空中城 水のフロア〜風のフロア

今回はまずセーブポイントの先にあるエレベーターで上へ。すると何やら青みがかったフロアに到着。
北と東西の3方向に道が分岐しているので、まずは西……って、戦闘か。ヂークとちょこが選択出来るところをみるとフリーバトルの様です。
戦闘終了後に部屋を探索するも何も無し。ハズレ?

次は北の部屋へ。戦闘を挟みつつ進むと、奇妙な球体の並んだ部屋に出ました。
実はこの球体は宝箱なので、きっちり回収。こっちのルートはアイテムだけかな?

最後は東の部屋。戦闘は一度だけで、先に進むとエレベーターが。ここが正解だった模様。
上のフロアをしばらく進むとまた戦闘。その後、再び進むと、エレベーター前にセーブポイントがありました。
……まさか、ここでもうラスボス直前とか言わないよね(゚ω゚;)?

おっかなびっくり上のフロアに進入すると、BGMが一変。背景も赤みがかり、まるで燃えているよう。
あ、これって、さっきまでのフロアは水をイメージしてて、ここからは火なのかな?(※後日、セーブデータの表記によりエリア名が『火のフロア』だと判明)直進すると戦闘になります。

戦闘後さらに進むと、道が南と東西に分岐。西進すると更に分岐……あれ、もしや、ループ?
試しに北へ入ってみたら(ループだったら入口に戻ると思った)また戦闘。戦闘終了後は宝箱がありました。よかった、ループじゃなかった。

その後、いったん引き返し今度は西へ……って、もう記述するの中止。無駄に長くなる(+ω+)

火のフロアのお次は「風のフロア」。BGMも三度変わり、周囲は緑がかったものに。風鳴りも聞こえます。
フロア構成もこれまで同様まず道が分岐し、それぞれに宝箱があったり、戦闘だけだったり、上のフロアへのエレベーターがあったり。

3つのフロアを抜けると、再び本来の空中城らしいフロアに。あれ、地とか光は無いの?
通路を進むと禍々しい巨大扉が現れ、その手前にはセーブポイント、そしてコラプ族が居ました。せーブデータの表記によれば、ここは空中城最深部みたい。
扉の向こうはおそらくラスボスでしょうから、準備と覚悟が出来たら、いざ決戦へ。

ここからはイベントになりますが、最後も最後という事でネタバレは控え目にして(超今更)、ダイジェストでご紹介。

操られたリリアが聖櫃を開けたため、「闇黒の支配者」はあっさり復活。一足遅く駆け付けたダーク達も、各々が精神的暴力を受ける事態となり、絶体絶命……かと思いきや。
リリア(精神体?)の叱咤激励を受けたダークが更に皆を励ました事により、幻影の正体「メシムゲン」との戦闘突入となりました。何が何やらですね。

VS メシムゲン×6
ダークLV.51、カーグLV.41、マルLV.52、ヴォルクLV.39、デルマLV.41、タチアナLV.40
気味の悪い爬虫類的な姿をしている「メシムゲン」との対決。戦闘ルールが特殊で、メシムゲンを攻撃するとヒットした瞬間だけ、先刻のイベントで(戦闘に参加している)仲間達が見ていた幻影の人物が現れます。ダークだったらウィンドルフ、カーグだったらナフィアさん、という具合に。

その際、攻撃したキャラがその幻影と対応していればいいのですが、間違っていた場合、攻撃したキャラはメシムゲンに変化させられてしまいます('A`)

初期配置時、各キャラの正面にいるメシムゲンが対応している相手だとは限らない(違う場合が多い?)ようなので、運が悪いとあっさりメシムゲン化します(+ω+) メシムゲン化した仲間は2、3ターンほどで(未確認)で戻るものの、それまでは味方を攻撃するようになるのでこれも厄介。
ちなみに今回の場合、カーグが間違ってデンシモを攻撃してしまい、見事にメシムゲン化しました。

対応するキャラさえ正しければ、メシムゲンは数回の攻撃で撃破出来るので、6体撃破完了したら戦闘終了です。

戦闘後、イベントの続き。幻影を打ち破ったダーク達の前に「闇黒の真の力」が現れました。
いよいよラスボスらしき存在の登場ですが、上部にリリアが捕らわれてます。当然「我を倒せば、この女も死ぬ」だって。ですよねー。
更には「善の心を捨て去りわれを殺せばキサマ達は闇と同化する」とも。要するに、リリアを犠牲にして倒したところで、ダークサイドに堕ちるだけだって事かな?

ここでダークとカーグがプチ会議。これは幻影じゃないっぽいし、もし言ってる事が本当ならどうしよう、という具合。が、闇黒の支配者はシンキングタイムを認めてはくれませんでした。ケチ。
我に殺されるか、心を闇に染めるか好きな方をチョイスしろ、とのこと。そして気付けば周囲にまたメシムゲン。

VS メシムゲン×6、リリアゲットマン
ダークLV.51、カーグLV.41、マルLV.52、ヴォルクLV.39、デルマLV.41、タチアナLV.40
なんか脱力しそうな名前の敵ですが、こいつ絶対ラスボスじゃないな(´・ω・`)
カーグ&ダークは強制出撃。今回のメシムゲンはただのモンスターなので容赦無く倒して良いみたい。

会話イベントにて、リリアをどうするかモメる双子。最終的には「心を闇に染めたとしても負けるわけにはいかない」と、リリアゲットマンをボコる事に決めた二人なのでした。

メシムゲンは通常攻撃は大した事は無いものの、特技のダイブ攻撃が結構痛い。リリアゲットマンはメシムゲンを復活させたり、魔法撃ってきたり。魔法の威力は高いのでHPが低いキャラは注意。攻撃時、リリアが悲鳴をあげるのもちょっと心苦しい。

戦闘後、ダーク達の選択に歓喜するリリアゲットマン。勝ち誇った後、リリアごと姿を消してしまいました……が、色々あってリリア復活(端折り過ぎだ)。ちなみに彼女を救ってくれたのは例の2人です(*´ω`*)
そこから更に色々あり、リリアが祈りを捧げると……一行は闇黒の支配者の本体の前へと転移しました。今回もやっぱり目玉か。なんか動くたびに触手がうねうねすんのがちょっと可愛い。

この期に及んで、人間と魔族の決裂を目論む目玉ちゃんですが、もう皆が惑うことはないのです。
ここでようやく自分達が双子だと宣言した二人なのでした……って、これだけじゃ何が何やらですね(ΘωΘ)

VS 闇黒の支配者
ダークLV.51、カーグLV.41、マルLV.52、ヴォルクLV.39、デルマLV.41、タチアナLV.40
泣いても笑っても最終戦。最初、なんかミニサイズの目玉ちゃんを生みだしてきます。御名前は「ブレインセル」。
初ターン時、マルが一撃でブレインセルを仕留めてくれたので、残りのメンバーで先ずはステータスアップ作業。

「小型の闇黒モドキ」(カーグ命名)を倒すたびに本体周囲の闇が晴れていくことから、そうすれば本体の防御力が下がるのでは、と推測するカーグ。それに対し「そのぐらい俺にだってわかってた!」と何故か喧嘩腰のダーク。おまえらなぁ。
ちなみにブレインセルを撃破すると精霊石を落とす事があるのですが、おそらくは精霊石切れによる全滅を防ぐためなのかな?

目玉が使う魔法は威力が高いので、タチアナさんでこまめに回復。「ロマンシングストーン」装備なので思う存分使えます。デルマは延々とミニ目玉を殺す係。
目玉の闇は一旦消してもしばらくすると復活し、再び攻撃が通らなくなるのですが、協力攻撃は通じたので、常にテンションを上げておくと良さげでした。

最後はヴォルクとダークの協力攻撃でフィニッシュ。本当はカーグとを狙ってたんだけどね(´-ω-`)

ここからはエンディングになるので、ある程度ネタバレを控えつつ、一部反転。

エンディング

戦闘後、「人間や魔族ごときでは倒せないもんねー」と余裕綽々な闇黒さんを、自分の命と引き替えに封印しようとするリリア。
が、それを止めたのは希望の精霊、そして、姿を消したはずの各精霊達でした。彼等は闇を滅ぼすため再び姿を現したのです。

この展開に、流石に焦った闇黒さん。「人と精霊の契約が続くかぎり自分は不滅だ」(人間王は闇の精霊と契約し力を手に入れた模様)と牽制したものの、精霊達は「人との契約を終わらせ、この世界から精霊の世界へ還る」と宣言しました。そうする事で、闇黒さんが永久に復活出来なくなる、というわけです。

ヤダヤダと断末魔の声をあげながらも、高速回転する精霊達により消滅させられた闇黒さん。その後、精霊達は一人、また一人と、彼等の世界へと旅立ってしまったのでした。
……あ、今気付いた。ここ、ロマリア城でお馴染み「鏡の間」だったのか。

場面は変わり、どこか(クラーフ島?)の海岸に佇む一行。精霊の力が失われ、ショックを隠せないでいます。
それでも、人間はどうにかやっていけるのでしょうが、精霊の力が糧である魔族はどうなってしまうのでしょう?
リリア曰く、超自然の力がなくても、個々の力があればどうにかやっていける(意訳)、って本当かよ_(:3 」∠ )_

そんな中、海へと沈み行く空中城から立ち上る火花は、まるで花火のよう……ってか花火だろ、これ(笑)。
この先、魔族の行く末に不安はあるものの、ダークは魔族の長として頑張るそうです。

最後、この期に及んでお互いに剣を抜き合う双子が居たりするわけですが、色々とあった結果……え、人間と魔族の問題は解決しないまま終わるの? 結論、先延ばしなの(笑)?
…………なんかこれ、カーグ&ダークよりも、その他の面子の方が、この先うまくやれるんじゃないだろうか。

とどのつまり、今作は「世界が精霊から独り立ちするまでの物語」という事のようです。
あぁ、あの石版に綴られていた文言って、エンディングテーマだったんですね。ひっそりと感動。

□ ■ □

以上で「ARC THE LAD 精霊の黄昏」のプレイはおしまい。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
以下、いつもの如く、ダラダラっと感想を書き綴っていきます。

舞台は初代〜3から1000年後の世界でしたが、過去作品をプレイしていなくとも問題無いと思えるぐらい、ほぼ独立した物語でした。1000年という時間の経過は伊達じゃない。
知識、あるいは前提として必要な部分は作中で情報を貰えるし、過去のネタも、シリーズのファンサービス程度の扱いで、ノイズにならない様にしてある印象を受けました。

それでも、シナリオ面においては、結局2や3と同じような流れになるのかなーと警戒していて(二度ある事は三度ある的に)、終盤で精霊達に(ある意味)引導を渡されてしまったのは予想外。
初代からプレイしてきた身としては、精霊と人間の物語の終焉は寂しいものがあります。

贅沢を言えば、2パーティー合流後のエピソードがもっと欲しかった。双子の決着がついてないのに、人間と精霊達の物語が終わったタイミングでエンディングを迎えたため、なんかこうモヤモヤっと。「ここからは俺達の紛争解決の物語だ!」みたく、先の事が想像出来るような出来ないような。
また、システム面から見て、2つのパーティーを別々に育成する期間が予想以上に長く、落ち着かなかったというのもあります。全員揃ってからじっくり育てていくのが好きな人間の弁。

システムと言えば、過去のシリーズ作品と比べると随分シンプルになった印象。ヒエンの育成やビックアウルのカスタマイズ要素などが有りはしましたが、殆どやり込みませんでした。この辺は個人の好き好きになっちゃいますね。
一方、シリーズ恒例の闘技場は制覇(*´ω`*)適度な縛りと緊張感が楽しい。シリーズ通して闘技場系は大好きです。

全体的な印象では、なんか終盤が慌ただしい印象です。シナリオの流れに、「え、これ大丈夫なの? バッドエンドじゃないよね?」と、どっかでグッドエンドのフラグ見落としたのでは、と不安になったり。

シリーズ作品に思い入れが強いと、肩すかしを食うのは免れなさそうですが、3の遙か後の時代(途中に「機神復活の時代」もあるけど)、人間達がどのように生きているのかを垣間見る事が出来るのは良かったと思います。相変わらず人類はアレな感じだし。

それでは、「ARC THE LAD 精霊の黄昏」のプレイ日記はこれでおしまい。
機会がありましたら、また別のゲームでお会いしましょう。

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