FINAL FANTASY 8 [ SQUARE/'99 ]
第1回〜第10回 | 第11回〜第20回 | 第21回〜第30回 | 第31回〜最終回
第11回 D地区収容所 第12回 D地区収容所〜カーウェイ邸 第13回 ミサイル基地〜バラムガーデン学園長室
第14回 バラムガーデンMD層〜2Fデッキ 第15回 バラムガーデン〜マスタールーム〜ロビー 第16回 バラムガーデン デッキ〜F.H. 駅長宅
第17回 F.H.〜バラムガーデン 第18回 バラム〜シュミ族の集落 第19回 チョコボの森〜シュミ族の集落
第20回 セントラ遺跡
■第11回 D地区収容所

スコール編

ラグナ編が終了したら、いよいよスコール編。金属的な一室でゼルが目を覚ますところから始まる。一緒にいるのはキスティス、セルフィ、リノアだけで野郎2名の姿は見えず。やーい、オンナの中にっ、オトコがひっとりっ♪ ……などと小学生並の即興歌を唄ってみた。

それはともかく、ゼルは「あっちの世界」……要するにラグナ達の世界でウォードに入っていたのだが(キロスに入っていたのはアーヴァイン)、彼は刑務所の様な所で働いていたらしい。そういやラグナ編の際、ウォードが「D地区収容所」で清掃の仕事をしているという話が出てたっけ。
その後、ウォードが働いていた場所に現在ゼル達が収容されている事が判明。つまりゼル達はガルバディアの反政府者収容施設である「D地区収容所」に収監されていたのだ。

D地区収容所

ここで場面は変わり、スコール登場。彼は一人だけ六角形の独房に入られていた。便座の青が眩しい。
混乱気味の頭で記憶を辿って思い出したのは、暗殺に失敗した後ガルバディア兵に取り囲まれ、ニヤつくサイファーに見下ろされていたという事。それが余程腹立たしかったのだろう、「クッ! サイファー!」などと珍しく吐き捨てると、それに反応したかの様に独房が大きく揺れ、ムービー開始。スコールが入れられている独房はコンテナになっているらしく、収容所上部へと移動を開始した。

ここからは場面が頻繁に切り変わって実に忙しない。ゼル達はゼルが看守にボコられるわリノアが指名で連れて行かれちゃうわと絶体絶命状態だし、スコールは突如独房内に入って来たサイファーによって、思いっきり独房の壁にふっ飛ばされちゃうし。
ちょ、ちょい待ちサイファー! アンタ髪掴んで投げただろ! スコールの髪がブチブチッて(←幻聴です)

ぐったりしたスコールを見下ろし「みじめだな」と言うサイファー。彼の「連れていけ!」という指示を受け、独房内に入って来たのはガルバディア兵……ではなく、オレンジ色の可愛い生き物2体だった。
……ええと。この生物ってサイファー君の部下なのかな魔女イデアは普通の兵士を部下に付けてくれなかったのかなそれとも自分で「コイツ等がいい」って言ったのかなそこまでしてロ〜〜〜マンティック世界の住人になりたかったのかな惨めなのは寧ろサイファーの様な気もするな。

スコールが連行された先は拷問室。壁に貼り付けられ、サイファーから「SeeDとは何だ」と尋問されるのだが、スコールだって「SeeDはバラムガーデン所属の傭兵のコードネーム」という程度の事しから知らない。「SeeDにならないと得られない機密があるのではないか」とか言ったって、知らないモンは知らないし、例え知っててもお前なんぞに教えるかボケ……って事でその旨をサイファーに伝えると、彼もスコールが簡単に吐かない事は百も承知らしく、何の躊躇いも無く電流を流してくれやがりました。あぎゃー。

電流を流されればいくらスコールでも絶叫せざるを得ないワケだがが、「ぐわぁーーー。」ってのは台詞棒読みなカンジで辛そうに見えない。減点48。
ちなみに、ここでサイファーの「リスト」の正体が判明。「ホネのあるやつリスト」ですって。…………サイファー(´;ω;`)

この後「俺はお前が大好きだから一番に来てもらった」などといったサイファーの面白語りが続くのだが、ツッコミ所満載過ぎるのでここでは割愛。要点のみ言うと、彼は幼い頃からの夢であった「魔女の騎士」になる事が出来たので、たいそうお喜び中って感じ。多分、今が彼の人生で一番輝いている時期なのではないかと。

さて、またしても場面が変わり、ゼル達がオレンジ色の生物を看守の暴行から庇ってあげるイベントがあったかと思えば、再び拷問室。サイファーが再度同じ質問をしようとすると、彼の元に「ガーデンへのミサイル発射準備が完了」との報告が入って来た。ガーデンは、反魔女軍のSeeDを育てた罪で破壊されるというのだ。

更に「ガーデン破壊後はSeeD狩りが始まる」と告げ、拷問室を後にしてしまうサイファー。が、スコールの拷問は終わらない。人格が屈折している収容所所長によって尋問→電流を繰り返される中、スコールは「これで人生終わってもいい」と人生放棄決定。所長を挑発する事によって更に強力な電流をその身に流させ、見事失神に成功するのでありました。

スコールが眠りに落ちた頃、ゼル達は脱走の打ち合わせ。先ずは没収されている武器を取り返すため、己の肉体こそが武器であるゼルが単独で武器を探す事になった。
「女子が毒ヘビに噛まれた」という素敵に無茶な理由で誘き寄せた看守を騙し打ちしたゼルは、すっかり懐いてしまったオレンジ色の生物(非戦闘要員)を連れて探索開始(`・ω・´)ゞ!

武器を取り返すためゼルの単独行動開始……とは言っても、ゼル達が収監されていた場所の一つ上のフロアに行くだけでいい。警備員達が何故か通路のど真ん中で武器を弄っているので、そこを強襲する。ホントになんでこんな所で。
この際ゼル一人で警備員×2とバトルする事になるが、ジャンクションをがっちりやってれば負ける事はまず無いかと。

無事に武器を取り戻した後は、例の如く拷問室のスコールへとカメラ移動。「ラグナ」としか喋らないオレンジ色の動物に取り囲まれつつ目を覚ますスコールだが、下ろして貰える気配も無い。だからラグナがどうしたっちゅーの!

一方、武器を取り戻したゼルは仲間の元へ帰還。「反撃開始」とばかりに脱走しようとすると、ムカつく看守が兵士を二人連れて来て、態度の悪い囚人(ゼル達)をボコってくれなどと言う。そこでその兵士二人とバトルするハメになるのだが、この兵士二人とはSeeD試験の際にお世話になった(笑)ビッグス少佐&ウェッジだった。

VS ビッグス&ウェッジ
彼等は先の失態で降格されたらしく、その仕返しとばかりに襲ってくる。ドローの狙い目は今後の展開を考えると「ケアル(ケアルラ)」「プロテス」「ヘイスト」あたりか。「シェル」「リフレク」「リジェネ」は余裕があったら欲しい。

ビッグス&ウェッジを退けたら、スコールを探すべく本格的に探索開始。その居場所を知っているのか、オレンジ色の動物は上の階へと誘導してくれるのだが、ここは敢えて下のフロアへと向かいアイテムを回収したりカードゲームに励んでバトル計を改造して貰ったり。

出現する敵に関してはこれといって特筆すべき事は無いが、先の展開を見越すならば雷系の魔法の使用は控えた方がいいかもしんない。あまり個数を持っていない、もしくはパーティーメンバーを変更する度に魔法を使い回しているのならば尚更。

とは言え、ここでもメカ系の敵が出てくるので、肉弾戦が辛いとどうしても雷系を使いたくなっちゃうのだが、そういう場合はアビリティ「属性攻撃J」で切り抜けたいところ。

一通りの探索が終わったら、いよいよ最上階のフロア13ヘ。ここにはスコールがヒドイ目に遭わされていた拷問部屋があるのだが、これまで選んだ選択肢により、その扉の開け方が少々変わる。取り敢えず、オレンジ色の生物を看守から庇う選択をしていた場合は確実にオレンジ生物から開けて貰えるので問題無い。ちなみに、オレンジ生物を庇わなかった場合、後のスコールの選択肢によっては開け方が非常に面倒臭くなるそうです。

オレンジ生物に扉を開けて貰ったら、漸くスコールと合流(このシーンのBGM好きだなぁ)。全員揃ったので脱出へと移る。何かナチュラルにリノア&アーヴァインの事忘れてるっぽいのが気になるが、ま、いいかこの際。

ここからはウォードの体験を通したゼルの記憶を頼りに脱出する事になるが、別に大した事はしなくていい。イベントの流れに従って行動していればOK(ゼルはクレーンのパネルを操作するためパーティを離脱)。

D地区収容所 フロア1

さて、ゼルの記憶のお陰でフロア1まで降りる事が出来たのはいいが、ハッチを開けたら砂がドバーッと流れ込んできた。どうやらこのフロアからは脱出不可能っぽいなぁ……などと一同が考えていると、突如銃撃音が。お、何かドンパチ始まったみたいだなぁ、などと悠長な事を考える場合じゃあ無い。標的は間違いなくゼルだ!

直後、場面は逃亡中のゼルへと切り替わる。クレーン操作のために上階に残っていたゼルは、たった一人で収容所内を逃げ回るハメになっていた。この時、フロア8の一部をプレイヤー操作で逃亡しなければならないのだが、追って来る警備兵に追いつかれるとバトルに突入してしまう。
ちなみに、攻略本には「通路の内周スレスレを走れば捕まらない。ただ、アナログコントローラでないと難しい」などと書いてあったが、うちのPSって見事に非アナログなのよネー。アナログコンが出る前の型版でさぁ(注:筆者は「PSのゲームはPS2でなくPSで遊ぶ!」という妙な自分ルールを持っている)。

話は戻り、追手もあっさり打ちのめし(しかも追われてるのにバックアタックで戦闘突入したこの不思議/笑)、どうにか逃げ切った様に思えたゼルだったが、画面が切り替わった直後に写ったのは、頭に銃を突き付けられ床に跪いた姿だった。
いや、大丈夫大丈夫。バトルじゃいつもマシンガン全身に浴びてるじゃん……なんて事は言っちゃあいけないお約束。多分ね、ゼルが突き付けられてる銃は「SeeD殺し銃」とかいってSeeDを殺すために開発された銃なの。逆に言えばSeeD以外は殺せないの。そういう事なの。

妄想はさておき、絶体絶命のゼルを救ったのは我等がスコールだった。どっから飛び出て来たのかいまいち謎だが、画面左斜め上からバビューンと出て来て敵を斬り捨ててくれたのだ。
その後、喜びの余りに腰にしがみ付いてきたゼルをスコールがガンブレードの柄でゴンゴン殴るシーンを経て全員が合流したのは良かったが、ここぞとばかりに浴びせられる銃弾。こりゃ身動き取れないじゃん! と今度は皆で仲良く絶体絶命に陥っていたら……救いの神が登場。スコール達を銃撃していた兵士達が一人、また一人と倒れていく中(実際には見えんけど)、妙な登場シーン付きで姿を現したのは、アーヴァイン・キニアスその人だった。

てめェこの忙しい時に何処行ってた! とスコールが殴りかかろうとした刹那(そんなことはしません)、何者かによって階段から蹴り落とされるアーヴァイン。うゎ、一難去ってまた一難かよ! と思いきや、アーヴァインの後ろから登場したのはリノアだった。……こ、この娘、信じられねぇ。階段でそんな事しちゃ危ないって教えなかったのか、あの両親は。

カーウェイさんちの躾に疑問を抱きつつ仔細を問うと、どうやら、軍を通じてカーウェイ大佐の指示を受けたアーヴァインが、リノアだけを収容所から連れ出したらしい。結局カーウェイさんちの問題かじゃねぇか。
が、スコール達が捕まっているのを知っている上でのアーヴァインの所業にリノアは当然腹を立て、抗議行動の結果、アーヴァインはこうして再び収容所に舞い戻って来たというワケだ。

この後はパーティを分け行動する事になる。取り敢えず先行して脱出するスコール組と、追手を食い止めるアーヴァイン組の二つ。LV等を考慮した結果、前者はスコ&リノ&ゼル、後者は残りの三人に。
先ずはスコールチームがアーヴァインの指示に従い上階を目指す事になる。詳しくは不明だが、この収容所は現在地下に潜っているらしいのだ。

漸く脱出の糸口が見えて来たところで今回はここまで。ぐあーっ、こういう制限が多い期間が長いのってイライラするーっ。特にFF8はこの辺のバランス酷すぎーっ。
……もう何年も前のゲームに今更何をって感じですが。

■第12回 D地区収容所〜カーウェイ邸

D地区収容所

さて、現在「D地区収容所」を絶賛脱獄中のスコール達。スコール班がある程度フロアを登った後はアーヴァイン班へと操作が切り替わる。
アームに乗って一気に上階に行く事にしたアー班は、スコ班とは逆にアームが止めてある下のフロアを目指す事に。そして彼等がアームのあるフロアに到達した後は(何階か忘れちった)、再びスコ班へと操作が移る。

この辺はやたらパーティが入れ替わるのでG.Fの付け変えが面倒なのだが、セーブを事前にきっちりやるという前提ならば、アー班には敢えてジャンクションさせず逃亡で戦闘を切り抜けるという手も。保険で、一人だけジャンクションさせておくのもいい。確実なのはアビリティ「エンカウントなし」を付けるとか。
が、魔女パレード時の凱旋門班同様、ここでスコール抜きのパーティを育てるのも悪く無い。必要最低限の魔法を各自にドローさせる良い機会でもある。ジャンクションのやり直しだけでも面倒なのに、魔法を受け渡しまでやると結構時間喰うからねぇ。

さて、アーヴァインの指示通り上へと登って来たスコ班は最上階に到着。そこに広がるのは外の世界だった。久々に見るお空が眩しい。
ただし敵がそう易々と逃がしてくれる筈も無く「GIM52A」&「エリート兵」とのバトル発生。が、大して強くないのでいつも通り必要なものだけドローした後、速やかに滅殺した。

戦闘後、改めて脱出を試みていたら何処からかアーヴァインの声が。「アームで一気に上まで行きたいので上の制御盤を操作して欲しい」と言う。なのでゼルが操作してやると、アームは上昇開始。アーヴァインは「まっててねぇ」などと言うものの、実の所は待ってやらんでもOK(笑)。再度屋上に戻り先に進めば次のイベントが発生する。

屋上に戻り外を眺めて見ると、広大な砂漠を一望出来る。ほぉ、なかなか良い眺め……って、あれ? ……おい。こんな頂上に登って来ちゃってどうやって脱出しろってんだよ。
畜生騙しやがったなアの字め、とスコールが歯軋りする一方で、リノアは愕然としていた。先刻彼女が戻って来た時は、ちゃんとここから出入り出来たからだろう。

だが、ここで呆然としていても仕方が無い。取り敢えず連結路の向こうにある建物に行くべ、と連結路を進んでいたところ、一番後ろを歩いていたスコールが渡り切ろうとする直前、突如建物が揺れ始めたかと思うと通路が切れてしまったではないか(リノア&ゼルは渡り切っていた)。
ナンダナンダと思いつつも、渡れないなら仕方が無い。スコールが踵を返し元の建物の方へ向かって歩き始めると、今度は通路の床板がシャシャシャシャとスライドし穴だらけになってしまった。……な、何よ! この嫌がらせみたいな構造!

行くも戻るも出来なくなったスコール。出来る事はといえば通路にぶら下がる事だけだ。幸い、収容所自体は砂に沈み始めているのでこのままぶら下がっておけば上手く地面に着地……出来る筈はありません。どう見ても下は流砂状態です。飲まれます。ごっくん。

と、いう事でここではいきなりスコールの生死を分ける操作イベント発生。ぶら下がったまま、リノアが「こっちに来て」と言う画面右上方向へと移動しなければならない。ちなみに、実はその場から動かないでもOKらしいのだが、逆に左下方面に向かってしまうと、砂に飲み込まれてホントにゲームオーバーだそうな。

そんなこんなで収容所は本来の屋上部分の一部だけを残して地中に潜ってしまったのだが、どうにか全員脱出成功。終盤はスコールだけが生命の危険に晒されていた様な気もするが、苦労や不運を呼び込む星の下に生まれているみたいなので諦めてもらおう。
それにしても、よくもまぁこんな収容所建てたよ、ガルバディアは。こんな仕様なら金もかかるっちゅーねん。

この後はイベントの流れに任せて二台の車で脱出する事になるものの、途中、砂漠のド真ん中で女子組(笑)が停車。何事かと問えば、魔女はバラム&トラビアガーデンをミサイル攻撃するつもりなのだと言うのだ。リノアがアーヴァインから聞いた事をセルフィ達に教えたらしい。今頃言うなリノア&そういう大事な事は言っとけアーヴァイン!

その報告に、スコールはとっととガーデンに戻ろうと言うものの、母校「トラビアガーデン」の危機を回避するため、セルフィはガルバディアのミサイル基地に潜入したいと言い出す。更に、皆がスコールに決断を求めるものの、スコールは珍しく決断を躊躇してしまった。
だが、そうこうしている間にも事態は一層予断を許さない状況に陥る。「トラビアガーデン」が標的だと思われるミサイルが発射されてしまったのだ。

それを受け、「バラムガーデン」への攻撃だけはどうにか阻止しようと、スコールと共にガーデンへと戻るスコール班、セルフィと共にミサイル基地へと向かうセルフィ班の二つにパーティを分ける事になる。
個人的状況としてはスコール以外のLVはそこそこ均等なのでどう組んでも良いのだが、専用イベントの関係上、ゼル&リノアをスコール班へ。

各班の行動開始後は、先ずスコール班が最寄の駅で列車を乗っ取るイベントが発生。以降、セルフィ班がミサイル基地をクリアするまでスコール班は登場しないので、その姿を目に焼き付けておくとよかったり意味なかったり。

セルフィ班のスタートは、沈んでしまった収容所前から車に乗った状態で始まる。ガルバディア軍の車に乗っていれば上手く潜入出来るのでは、という訳だ。
だが、ミサイル基地に行く前にアイテムの準備や武器の改造なんかもやっておきたいので、ここは一旦「デリング・シティ」に戻って娑婆の空気を楽しむ事にするぜ。へへへ(←?)。

デリング・シティ

帰って参りました「デリング・シティ」。魔女の統制下に置かれ、未だに厳戒態勢が解けて無いっぽい。
ええと、先ずはアイテムを買い揃えて、ジャンク屋行ってスコールとリノアの武器を改造して……そうだ。この街にはあのヤローがいるじゃないか。

カーウェイ邸

「テメェよくも捨て駒にしやがったなコラァ!」と怒鳴りつつ飛び込んだのはカーウェイ邸。このオヤジには何としてでも一矢報い、と思ってたら何やら中年の哀愁を漂わせまくっていた。何でも、実権が魔女に移った途端、任を解かれちゃったんだってさ。でも、殺されてないところを見ると暗殺未遂事件に関わってたとはバレてないみたいね。運の良い奴め。

そんな哀れなリノア'sパパンだが、色々な事を教えてくれた。

・今現在ガルバディアは魔女に支配された国家となった。
・東の大国「エスタ」も、かつて今のガルバディア同様、魔女に率いられ世界中を侵攻した。
・エスタは最大の脅威とされているが、先の魔女大戦終結以来沈黙を守っている。
・エスタを国を率いていた「魔女アデル」の消息は不明。
・エスタが再び侵攻してくる可能性は大きいと見られている。

ここで「エスタ」という大国の名前が登場。後々絡んでくるので覚えておくといいでしょう。
そもそも、「魔女大戦」以降、ガルバディアが他国を侵略していたのはエスタに対抗するための力を蓄えるためでした。ところが、現状でははただの征服欲による侵攻にすり替わっている。だからこそ、魔女を味方に引き入れるという、本来の目的と矛盾した行動に出てしまったみたい。

理由や過程はどうであれ、魔女に対して恐怖を抱いているが故に世界は団結し、ガルバディアはその世界を敵に回す事になる……というのが、カーウェイさんのご意見です。

さて、聞く事聞いたしリストラされた人に文句言うのもなんだか可哀想なので、今日のところは引き上げるか、とも思ったが、どうもこのオヤジとカードが出来るらしい。しかもリノアのカード持ってるじゃん! と喜び勇んで勝負を挑んだところ「リノアのカードが欲しいならイフリートのカードを寄越せ」などと言うではありませんか。ふざけんなこのオヤジ、と殴り掛かりたいのはヤマヤマだが、カードのコンプを目指すなら避けては通れぬ道。なのでわざと負けて「イフリート」のカードを取らせた。「確かにいただきました」じゃねぇっての、この野郎!

で、続けて挑んだ2回戦目では約束通りリノアのカードを出してくれたのでゲット。更に3回戦目で「イフリート」のカードを取り返そうとしたのだが、カーウェイ氏の口から出て来たのは我が耳を疑う様な台詞だった。

「このあいだもらったイフリートのカードは酒場で一戦交えたときにとられてしまったよ」

貴 様 、い つ 酒 場 に 行 く 暇 が あ っ た か 。一 戦 交 え る 時 間 が あ っ た か 。
それともアレか。アンタは2体に分離出来るとでも言うのかッ。

このどうしようもなく理不尽な展開に対しプレイヤーが出来る事はと言えば、この馬鹿オヤジが負けた相手を探し出すのみ。言え! 誰に負けた!? ……って、え?「ガルバディアガーデン」マスターの、ドドンナ? あの、魔女の暗殺指令を最初に言ったオヤジ? 魔女が「ガルバディアガーデン」を本拠地にしちゃったもんだから、あのオッサンもガーデンを追い出されたぁ?
……決めた。アンタとドドンナは、今日から哀愁オヤジーズと呼ぶ事にする。

■第13回 ミサイル基地〜バラムガーデン学園長室

ミサイル基地

オヤジの哀愁まみれだった前回でしたが、今回は本題へ。準備が整い、ミサイル基地に向けて出発するセルフィ達。
取り敢えずはアビリティ「攻撃属性J」、そして魔法は「ヘイスト」と雷系を各自持たせておくのがおススメ。LVにもよるが「サンダガ」があれば言う事無し。
ガルバディア軍の軍用車に乗ったままミサイル基地に侵入した後は、ガ(略)軍の兵士に変装して基地内を探索。バラムガーデンへのミサイル発射を阻止しなければならない。

基地内では時折出現する選択肢によっては正体がバレ、基地内でエンカウントする様になる上、後々の展開が少々面倒臭くなってしまうので、それが嫌ならバトル以外の選択をするしかない。今回は身バレさせない方向でいきますですよ。

兵士に成り済ました事で首尾よく基地内を停電させたセルフィ達。その後も兵士のフリをしたままミサイルのコントロールパネルを破壊しようと考えたものの、下手に弄って発射でもしたら大事なので、ここでは弾道に誤差が生じる程度に調整するだけに留め、管制室へ。
報告と見せかけ管制室内に入ったまでは良かったが、「敬礼の仕方が違う」という理由から中に居た士官に侵入者だとあっさりバレてしまった。……か、仮にもSeeDが二人も居るのに(アーヴァインは違うよな)初歩的ミスすんなよぅ!

VS コマンドリーダー コマンド兵×2
そんなワケで「コマンドリーダー」「コマンド兵」×2とのバトル。こやつら、なかなか良い魔法を持ってはいるのだが、別にそこまで貴重という魔法でも無い。それに、この後基地をクリアするまで一切セーブ不可である事を考えると、ここはサクサクと終わらせておく方が無難か。

管制室での戦闘後は、先ず室内でミサイルの発射管制装置を弄る。その後、奥の部屋で自爆装置を起動させるのだが、その際に起動までの時間を選択しなければならない。そう、恒例のタイムアタックの始まりだ。勿論、失敗すれば容赦無くゲームオーバー。

コースは10分、20分、30分、40分の4種。一番安全なのは当然40分なのだろうが、10分以外はSeeDランクに少々影響するらしい。言い換えれば、SeeDランクが気にならないのなら自戦力とにらめっこして決めた方が無難だろう。私の場合は、事前準備を必要以上(笑)にしていたという事もあり、自分への挑戦のつもりで10分にしてみた。残り時間が20分を切った状態だと、画面右にある扉のロックが解除され、基地に入口の部屋へとショートカット出来るので便利。

ちなみに、セルフィ達が自爆装置を起動させてから部屋を出ると、管制室で倒していた兵士の一人が起き上がり、何かのスイッチを押すシーンが挿入される。このスイッチの役割は……。

「管制室まで正体がバレない」&「制限時間10分or20分」の状態ならば、案外基地の建物の外に出るのは楽勝。が、問題はここからだったりする。
基地を出た直後、セルフィ達の奮闘空しくミサイルは「バラムガーデン」へ向けて発射されてしまう。管制室に居た兵士が押したの発射ボタンだったのだ。
その上、基地を脱出しようとするセルフィ達の前にでっかい機動兵器「BGH251F2」が立ちはだかり、カウントダウンの中、バトルに突入してしまった。

VS BGH251F2 ガルバディ兵
このバトルで速攻ケリをつけたいならば、先ず各自「ヘイスト」をかけ、サンダー系の魔法をひたすらぶっ放すしかない。G.F「ケツ(略)」を使うのも良いが、発動までの時間+発動エフェクトに時間を取られるのでおススメしない。そこまで時間を費やした「ケツ(略)」の一発より、その間唱えさせた雷系魔法数回分のトータルダメージの方が全然上だったりする場合もある。

とにかく死にもの狂いで「BGH251F2」を破壊すると、次は中に乗っていたガルバディア兵とのバトルが待っている。彼等自体は全然弱っちいのだが、彼等が「BGH251F2」から脱出してくるシーンで無駄に時間を費やすので、残り時間が少なく場合は猛烈にイライラすることうけあい。っていうか、実際しました('A`)

このガルバディア兵を倒したところで、漸くカウントダウンは終了。残り時間は約1分50秒。あ、危なかった。

カウントダウンも無事に切り抜けた事だし、ミサイル基地を脱出か……と思いきや。セルフィ達を過酷な運命が待ち受けていた。
「BGH251F2」に出口を塞がれ、基地に閉じ込められてしまったのだ。

その後はセルフィ班の三人がそれぞれに最後の言葉を口にし、また、胸の内に思ったところで、基地の爆発ムービーが。かなり派手に爆発、炎上しております((((;゙゚'ω゚'))))
さぁさぁ、セルフィ達の運命やいかに、という所で、今度はスコール班にカメラチェンジ。彼等はどうにか無事に「バラムガーデン」へと到着した様なのですが……。

バラムガーデン

魔女による「ミサイルでガーデンどっかん」計画の報を携え、久々に「バラムガーデン」に帰還したスコール班。一刻も早く学園長に報告を、と校門を潜ったのはよかったが、学園内は蜂の巣をつついた様な大騒ぎになっていた。学生達は忙しなく駆け回り、教師は何か声高に叫んでいる。……あ?「学園長を捕まえろ」?「バトルで始末しても構わん」? 穏やかじゃないねぇ。

騒然とした正門周辺を尻目にカードリーダー前の広場に差し掛かると、教師から「学園長派かマスター派か?」「マスターのノーグ様に忠誠を誓うか?」などという謎の質問が。
ンな事聞かれたって事態がさっぱりワケワカメ、って事で説明を求めたところ「態度が反抗的→学園長派め!」という謎展開になったばかりか、モンスターを嗾けられる始末。「ノーグ様こそが、ガーデンの支配者なのだ!」とか言われても「誰?」っちゅー話でね。

このカードリーダー前の教師との会話&戦闘以降、スコールは何処に出しても恥ずかしくない立派な「学園長派」になってしまうワケだが、選択肢次第では「(なんちゃって)マスター派」にもなれる。学園長派はマスター派に比べて戦闘回数が多くなるが代わりにアイテムを貰えたりするのでので、プレイヤーがシド学園長に個人的恨みがあるとかでもない限り(どういう状況だ)学園長派になった方が無難。

話は戻り、モンスターを嗾けられるとはいっても相手は「グラッド」風情。適当に片付けて先に進むと、ロビーにて風神&雷神と再会した。
彼等によれば、初めこそは「SeeD狩り」という話だったらしいが、現在は学園長派とマスター派に分かれてドンパチしていて、原因は二人にも解らないという。また、肝心の学園長も行方不明との事。

ここでスコールがミサイルの事を彼等にも伝えると、彼等がその事を皆に知らせてくれる事に。んじゃ、自分達は引き続き学園長探すわ、と、お互いの健闘を祈ってその場で別れたのでありました。
……そういや、雷神達は「自分らはサイファー派」と言ってたが、彼等は結局ガルバディアでサイファー(魔女派)に会えたのだろうか。その辺一切ノータッチだったのがちょっと気になる。

この後は、ガーデン1Fの各施設を巡り学園長を探す旅。フラグ立てとしては各施設の内3つ程度に行けば良いらしいのだが(但し、食堂、駐車場、図書室のいずれかでシュウに関する話を聞かなければならない)、折角なので全部回ってアイテムを貰っておきたいところ。

一通り巡った中で興味深かったのは校庭にてのイベント。セルフィのステージ無事だぁ、良かったなぁなどと悠長な事を言っていたら、上からSeeDが3人降って来てびっくりだ(笑)。……いや、興味深かったのは降って来た事じゃあなくて、彼等が言った「ほとんどのSeeDは学園長が『SeeDの本当の戦い』だかに出してしまったんだ」という台詞。それって、前から学園長が話の端々に匂わせては教師に妨害されていた話の事なんだろうな、たぶん。

止せばいいのにボムから「メルトン」ドローしまくろうとして自爆に巻き込まれ即死したりしつつガーデン内を爆走していると、ロビーにてシュウ発見。そう言えば学園長派の指揮を取ってるのは彼女だという話を聞いたが……って事は、彼女なら学園長の居場所を知ってるかもしんない。
そういう訳でシュウのケツを追い回したところ、2F廊下奥で漸く御対面。スコール達がどっち派が解らないものだから、思い切り威嚇してくれちゃってます。

シュウに「ミサイル来る。ガーデンどかーん」と説明したところ、学園長の元へ行ける様になる。何と学園長は学園長室に居たのだ。灯台下暗しってヤツか。

バラムガーデン 学園長室

エレベーターで3Fの学園長室に向かうと、先に学園長に報告しに行っていたシュウが待っていた。彼女もまた、皆に避難するよう伝えてくれるらしい。
その後、学園長と再会を果たしたのは良いが、彼はスコール達も避難するよう指示を出した。スコールとしては色々報告や聞きたい事があるのだが、それは無事に再会した時に聞くという。
その言葉に妙な引っかかりを感じたスコールが学園長はどうするのかと問うと、シドはガーデンを守るために試してみたい事があるからここに残る、などと言う。が、フラフラヨタヨタしている中年男性を見るに見かねたスコールは、シドのしようとしている事を、自分が代わりにやってやると申し出た。

余談だが、このシーンにて学園長がスコールの性格(とはちょっと違うかな?)について「キスティスの報告通りですね」と言うのだが、その時脳裏に浮かんだのは眼鏡を光らせているキスティスの微笑だった。元気かなぁ、せんせい。

学園長に己を見透かされて苛立つスコールに、学園長は何かの鍵を手渡しつつ詳細を話始めた。
今でこそは「バラムガーデン」となっているこの建物だが、元来はシェルターで、それを改造しガーデンになったらしい。で、建物の地下に広がる「MD層」にはシェルター時代に使用されていたという何かの制御装置があるらしいのだが、学園長もそれを見た事が無ければ、機能も知らないのだという。だが、シェルターに備わっている装置なのだから、ミサイルに対し有効な機能である可能性もある……って事で、イチかバチかそれを作動させてみよう、という話だった。

この後は、学園長から貰った鍵でエレベーターのロックを解除し、「MD層」最深部まで向かう事になるのだが、ひとまず学園長に話し掛けてセーブして貰ったら、今回はここまでという事で。

■第14回 バラムガーデンMD層〜2Fデッキ

バラムガーデン

「MD層」に向かうためエレベーターに乗り込むと、ミサイル発射のムービー開始。一見戦闘機の様にも見えるミサイル数機が白煙を噴出しながらバラム方面へと向かっている。時間的にはセルフィ達が自爆装置を作動させ、基地の建物を出た直後ぐらいかな。

「MD層」最深部へ向けてエレベーターで下降していると、突如停電に見舞われた。そのせいでエレベーターは停止してしまい操作パネルも機能しやがらない。仕方がないのでエレベーターの底板を外し長い非常梯子を降りて「MD層」へと向かう事になるのだが、全員が降りきったのを見計らったかの様にエレベーターが落下。見事に退路を断ってくれてありがとう。

バラムガーデン MD層

梯子を降りた先にある通路の奥、床にあった重い扉を開け、いよいよ「MD層」へ。ここはオイル層であり炎が弱点の敵が多いと思われるので、炎属性の魔法をジャンクションしておけば戦いが楽になる……と教えてくれたのはスコール。
実はエレベーターから脱出する際の彼の台詞「何があっても驚かないこと」を見た時も感じた事なのだが、この辺りのスコールはどことなく口調が先生チック。メンバーがゼル&リノアなので余計そう感じるのかもしれない(笑)。気分は年少クラス。

スコ先生のに従ってフラフラ先に進んでいくと、でっかいハンドルのある部屋に到着。どう見ても「回せ」と言っている。そこでスコ先生が□ボタン連打で回す事になったのだが……見事に失敗。あれー? 結構連打したんだけど、と思いつつ攻略本みたら、一人の場合は10秒間に□ボタンを100回ですって。アビリティ「連射」の無い人間にこれは辛い。ただでさえ人様より反応が鈍いと言われているのに。
……って事で、今度はゼルが加わり二人で回す。二人の場合は10秒間に50回とだいぶ楽。

一生懸命ハンドルを回した結果どうなったのかと言うと、ハンドルのあった部屋の一つ手前に丸い部屋があったのだが、そこの床が無くなって下へと続く梯子が見えていた。どうやら丸い部屋の床はシャッターになっていたらしい。

出現した梯子を降り更に進むと、広い空間に到着。が、そこは見事に行き止まりだった。
はて、ならば今度は一体何処に行けばと思いつつウロウロしていたら、またしても梯子発見。ただし今度は上へと伸びていて、目で辿っていってみると、上部にある通路(?)の様なものへと続いている模様。
ならば今度はこの梯子で上に……と思いはしたものの、この梯子、どうも頼り無い。そこで、取り敢えずスコールが代表して梯子を登ってみる事になった。
ちなみに、上への梯子を発見してからのシーンでは誰が梯子を登るか選択肢が出るのだが、どれを選んでも結局はスコールが登る事になる。私の場合は素直にスコールが登る選択をした。だってほら、先生だから。

スコールがカツカツ梯子を登っていると、不安は的中。梯子が壁から外れ、スコールは梯子と共に反対側の壁にあった大きなガラス窓へと倒れこみ、窓をブチ破ってそのまま内部へとダイブ。が、着地は上手く成功して技術点9.8、芸術点9.4。惜しくもメダル届かず。

うっひょ〜、あぶネ、あぶネ、などと言いつつ周囲を見回せば、そこは管制室の様だった。よくわかんないけど取り敢えず何か押しちゃえ、と適当に端末を弄ってみたら、どっかで何かが開いた様なムービーが。ん、多分これで先に進める様になった筈だからひとまず皆の所に戻るか、と出口へと向かったら、さっきの衝撃で通路が落ちてーら。
……仕方が無い。ちょっと危険が危ないかもしれないが、またこの梯子使って下に降りるか。ゼル、リノア、俺にもしもの事があったら俺が持ってるレアカードは全部燃やしてくれ! 他人の手に渡るぐらいだったら俺と共に(強制終了)

アクシデントの期待虚しく(え?)何事も無く仲間の下へと戻ったスコール。リノアの「スコールもちょっとドキドキだったんじゃないの?」という問いに対する選択肢は「確かにヤバかった」を選択してみた。「確かに危険だったけど、今はそれを喜んでる場合じゃない」だってさ。
さて、スコールが上方の部屋で端末を弄った事により床のシャッターが開き、更に下へと続く梯子が現れた。正直梯子はもう飽きたのだが、飛び降りるワケにもいかないので大人しく伝い降りたところ漸く「MD層」最深部らしき場所へと到達。セーブポイントあるから間違い無い(謎根拠)。

バラムガーデン MD層 最深部

おいでませ「MD層」最深部。セーブポイント付近にあるこれ見よがしなレバーを弄ったら、向こうに見えるシャッターが開いた。……ったく、ここは梯子マニアとシャッターマニアの趣味の家か! などと思ったが、よく考えたらシェルターだったんだっけか。

両マニアの方に申し訳無く思いつつ開いたシャッターに向けて進むと、三歩進んだところでエンカウント。おおっ!「トライフェイス」だ!「ペイン」ドローしまくり! ……と、喜び勇んだまでは良かったが。
誰も混乱対策をしていなかった甲斐あって、全員「毒ガス」でもれなくラリラリになり、スコールがゼルとリノアを斬り殺し、挙句の果てに割腹自殺を遂げたところでコントローラー投げましたとさ。
「17歳のSeeD、乱心の末、仲間を殺害し自殺」。明日の朝刊の見出し。

全滅したのがセーブ直後であった事を感謝しつつ、何事も無かったかの様にプレイ再開。今度は滞り無くボス戦へと突入した。相手は「オイルシッパー」×2。

VS オイルシッパー×2
取り敢えず邪魔な1体を片付けたら、もう1体を利用しドローの時間。「ケアルガ」「デスペル」も大事だが、先刻の「トライフェイス」戦での教訓から「コンフュ」を集中的に奪取。全員100個溜まるまでドローし続けた。その時点で既に狂ってる気も。

「オイルシッパー」を退けたら一旦セーブし、今度は「トライフェイス」狩り。あ? ミサイル? そんなもん知るか!「ペイン」全員100個溜まるまで許さん! ……なんて心意気でいたのだが、10回エンカウントして出てこなかったところで復讐断念。大人しくシャッター奥へと進む事にした。

シャッターの奥にあった梯子(まただよ)を降りて行くと、いきなりムービー挿入。 ナンバリングしてあるミサイルが、ものすげぇ勢いで飛んでいる。目指しているのは当然ガーデンだ。
一方、スコール達は何やら巨大なモーターがある部屋に到着。その手前には「いじってください」と言わんばかりに機器類があったので遠慮なくアレコレ触り倒したところ、例の巨大モーターが動き出し、スコール達が触っていたコントロール部が、突如床ごと上昇を始めた。どひゃー。

すくすく成長した(?)コントロール部は、学園長室の床を突き抜け学園長ごと上昇。直後始まったムービーでは、ガーデンの下に巨大な光の輪が広がり……う、浮いてません? なんか浮いてませんか!?

謎の事態に口をあんぐりしているのも束の間、間髪入れずミサイル来襲。……ああ、辞世の句を詠む暇もなかったなぁ、と人生を諦めたスコールは、視界を覆い始めた眩さに手を翳し……あれ? 死んでないよ?

驚くべき事に、ガーデンはミサイルから逃れていた。
理由はただ一つ……動いて避けたのだ。なんかこう「マトリックス」みたく上半身を反ら(終了)

シェルター時代に備わっていたという機能の正体は、飛行機能だった。喜んだゼルは様子を見に行くべく一人とっとと下に降り、リノアも盛んにスコールを誘う。そして学園長にも「見てきてもらえませんか?」と依頼されるのだが、この時の選択肢が「わかりました」と「いやだ」。なんで前者敬語なのに後者は言い捨てなんだよ(笑)。

バラムガーデン 2Fデッキ

結局、様子を見に行かない事には話が進まないので渋々2Fデッキ(2F廊下の奥)に向かうと、ムービー開始。バラムの平原を鳥と共に飛んで行くガーデンを見る事が出来る。この時リノアがパーティにいると、リノアが風に髪を靡かせるアイドルのプロモーションムービーの様なものが流れるが、正直、このリノアはあんまり可愛(割愛)。

2Fデッキから廊下に戻ると、シュウが呼びに来た。学園長が呼んでいるので至急学園長室へ、との事。やれやれ今度は何だよと向かってみると、ガーデンの操作がわかんない、との事。その上、このままだったら「バラム」の街に突っ込んでしまうのでどうにかしてくれ、と言うのだ。
ちょ、ど、どうにかしてくれって言ったって、17歳の小僧にどうにか出来るワケないじゃん! 俺は万能人類か! と憤りつつスコールが操作盤を出鱈目に叩くと、主人公の成せる技なのか、スレスレで街を避ける事に成功。が、一難去ってまた一難、今度は海に出てしまった。

まさか沈むんじゃあ無かろうな、と思いきや、ガーデンは無事着水。どうやら水陸両用らしい。
だが、依然操縦方法が解らないバラムガーデン後一行様は、波風に身を任せる漂流生活に突入するのでありました。

ところでちょっと疑問。セルフィ達がミサイル基地にて弾道に誤差が生じる様に設定を弄ったが、あれは結局無効になったという事なのだろうか?

■第15回 バラムガーデン〜マスタールーム〜ロビー

バラムガーデン

ミサイルを間一髪で避けたのは良かったが、漂流の旅に出る事になってしまったバラムガーデン。取り敢えず出来る限りの事後処理を行ったスコールは、部屋でゴロゴロしつつも時間を持て余していた。あんまり暇なもんだから脳内で猛烈にお喋りしちゃったりして。「サイファー、もうもどらないのか?」は良いとしても「こんど会ったら……仕返ししてやる……」って子供の喧嘩レベルか、お前等の戦いは('A`)

そうこうしていると、リノアが「おハロー」という阿呆代表の様な挨拶をしつつ部屋に乱入。ガーデンを見学したいというので案内する事に。

リノアにツッコミを入れられつつ各施設を案内し、図書室でリノアを一人遊ばせていると、図書室奥の自習用の座席に、見覚えのある姿を見付けた。ゲームスタート直後に保健室で会ったり、SeeD就任パーティの晩に訓練施設でモンスターから助けたりしたあの女性だ。
ここは一つ率直に「あんた誰?」と尋ねてみたところ、返ってきたのは「思い出せ」という言葉。思い出したら色々お話したいね、とか言われたって知らんモンは思い出し様がないし、そんなに言うなら今教えてくれたらいいじゃん……と思うのだが、会話はこれ以上進展せず。自力で思い出せって事か。
ちなみに、この女性に話しかける際左サイドから近付いて声を掛けたのだが、女性は何故か真後ろを向いて喋り始めてしまい、もの凄い間の抜けた会話シーンになってしまった。

女性との会話が行き詰ったら、再びリノアを伴って(図書室出口に行けば戻って来る)ガーデン案内。1Fは一通り回ったし次は2Fでも、と思いつつエレベーターホールへと向かっていたら、ロビーに差し掛かった所で教師に呼び止められてしまった。は?「マスター様がお呼び」?「マスタールームに行け」? ……誰? そして何処?

教師から教えてもらった通りエレベーターに乗ると、下のフロアに向かえる様になっていた。その先が「マスタールーム」である事は間違い無いワケだが、そもそもマスターって何者だ。先の混乱の際「マスター派」とか言ってたが、その正体が解らん事には何の事やら。

そんな事を考えつつエレベータを降りると、何か言い争う様な声が聞こえる。聞き覚えのある声だ。直後、スコール達が乗って降りて来たエレベーターが再度開いたかと思うと、ゼル登場。スコールを見掛けてつい付いて来ちゃったらしい。犬みたいなヤツめ(笑)。

話は戻り、声の主は学園長だった。普段の彼では考えられない程に荒い口調で誰かを罵っていたものの、教官連中から摘み出されてしまったところでスコール達とご対面。少々バツが悪そうな彼に、今まで報告し損ねていた事を報告しようとすると、後から学園長室で聞くとの事。……そりゃそうね、よく考えたら自分ら「マスター」とやらに呼ばれてるんだもんね。
一人上に戻るシドを見送った後、マスターに会うべく奥へと進むと教官から「マスターがお呼びの時は3秒以内に来い」と言われてしまった。そう言うからには、アンタ等3秒で行けるんだろうなぁ? あぁ?

バラムガーデン マスタールーム

無茶言うなボケナス共が、とこめかみをピクピクさせていたところ、「フシュルルル」とか口で言っちゃってる気持ちの悪い巨大生物発見。いかん! モンスターがこんな所に侵入を! ……って、え? 違う? ……これがガーデンのマスターなの!? なんかフシュフシュ言ってるのに!?

ガーデンのマスター(経営者)が存在していた事に加え、それが人間では無かった事を知ったスコールがショックを隠せずにいる一方、マスター「ノーグ」は「魔女の事を報告せよ」と言う。そこで右手小指で鼻をホジホジしながら「魔女暗殺は失敗しちったよ。ガルバディアで学園長の命令書を確認して、アーの字仲間にして頑張ったんスけどねー」と報告した途端、突如巨大生物が怒り出した。んぁ? 俺達が「ダーマされた」? ダーマってあれか? DQに出てくる転職(以下略)

ノーグ及びガーデン事務員(教官じゃなかった)の話をまとめると、以下の様なカンジに。

・「ガルバディアガーデン」のマスターであった「ドドンナ」は、実はノーグの手下だった。
・ドドンナからガルバディア大統領と魔女が手を結ぼうとしている事を知らされたノーグは、魔女がガーデンを抑えにかかるであろう事を予測し、魔女の暗殺をガルバディアガーデンに命じていた。
・ドドンナは自らの責任逃れの為の切り札として、偶然ガルバディアガーデンを訪問して来たスコール達を利用した。

要するに、万が一暗殺計画が露呈及び失敗しても、バラムガーデン所属であるスコール達が実行犯ならばノーグの命令でやったのだと言い逃れ出来るからだと思われる。
結局、本来暗殺計画とバラムガーデンは全く関係が無かったということなのだ。

なんだよ、じゃあ俺達働き損じゃん! ……などと言っている場合では無い。魔女がミサイルで報復してきた事実を受け、ガーデン側としては魔女暗殺の関係者を突き出す事で魔女のご機嫌を取りたいらしい。SeeDの首を差し出す……って、ぶっちゃけ俺達に死ねって言ってんのか!?

話が一気に不穏な方向に傾き始めた事に焦ったスコールが「何故魔女と闘おうとしない」猛然と抗議したところ、シドも同じ事を訴えたらしく、ノーグは更に怒り出した。シド曰く「金の亡者」であるノーグは、商売道具である「SeeD」を勝手に魔女討伐に出したシドを許せないらしい。
SeeDと一緒にシドの首も魔女に差し出そうとしたら学生達がシドの味方をしたため、怒りは倍々の倍。そして挙句の果てには、シドとその妻である魔女イデアがガーデンを乗っ取ろうとしている(ノーグはガーデンが自分のものだと思っている)と言い出し、スコール達をシドの手先だと勝手に認定。問答無用で襲い掛かって来たのだった。

……ちょっと待て、何か重要ワード言っただろ、今!

VS ノーグ
そんなワケでノーグ戦に突入。別段強くは無いのだが、倒すのが少々面倒ではある。先ずは3つある硬い物体(防御用シェルターとも言う)のうち真ん中をボコり、そこからノーグ本体が出て来たら、今度はノーグ本体をボコるのみ。注意すべきは、ノーグからはG.F「リヴァイアサン」をドローし忘れないように、ぐらいかな。他は大した魔法もドロー出来ないし、左右にある魔法発射装置(?)は放っておいても大した損害は無かった。「スロウ」かけられるとちょっと大変だが。

ノーグをボコボコにすると、彼は泣き言を口にしつつ謎の発光球体でその身を包んでしまった。まるで繭に閉じこもったかの様に。
それっきりウンともスンとも言わない発光体について「気にするな。わけのわからないことが増えただけだ」とあっさり斬り捨てるスコール。そりゃそうね。
だが、いまいち納得出来ないリノアがそれでも疑問を口にしようとすると、「わからないのは俺だって同じだ!」とスコ君キレちゃった。どうも「ドドンナ」に騙されてたのが相当ショックみたい。

さて、今回はひとまずここまでなのだが……二つ程疑問が出たので、それに言及して終わろうかと。
その1:エレベーターは「MD層」に行った際、ぶっ壊れたのでは無かったか。
その2:結局、シドが風神と雷神に預けていたスコール宛の命令書の内容は何だったのか。
その1はともかく、その2がちょっと気になる。

バラムガーデン

マスタールームを出たら、何はともあれ学園長に報告……に行く前に、ガーデン内でやり残している事を少々。具体的に言うと、C.C団との抗争(カードバトル)勃発である。BGMは「仁義なき戦い」のテーマでよろしく。

現在常に使っているデッキは「サイファー」「セイレーン」「セクレト」「ミノタウロス」「イフリート」。イフリート&セイレーンはエサにもトドメにも使えるので便利だ。
この布陣を携え、取り敢えず「ジャック」「クラブ」を撃破。で、「ジョーカー」に挑むべく訓練施設に向かおうとしたのだが……うっかり寄った保健室で学園長との会話イベントに突入し、シナリオを進めるハメになってしまった。がっくし。

ここでの学園長との会話は、選択肢の中から選んで進めるようになっている。取り敢えずは報告を、と思いきや「何が起こったのか大体想像がつく」といって聞いて貰えず(寂)。
じゃあ、今度はこっちから質問する番だ。手始めに、あのでっかくて気持ち悪いのは何だったのかと尋ねてみると、ノーグのことを教えてくれた。

・ノーグは「シュミ族」という種族の者で、一族でも変わり者の部類になるらしい。
・昔、学園長がガーデン創設の為の金策に駆け回っている際にノーグと出会い、彼の出資でガーデンは完成した。
・ガーデンを創設したのは良いが維持費が馬鹿にならず、それを稼ぐためにガーデンは「SeeD」の派遣業務を開始。
・SeeD派遣業務の他、ノーグが考え出したアイデアはことごとく当たりガーデンの財政は潤ったものの、次第に拝金主義へとガーデンの体質を変えてしまい、「SeeD」の真の目的すらも隠蔽されてしまった。

んじゃ、その「SeeD」の本当の意味って何じゃらほい? と続けると、何とSeeDとは本来魔女を倒すための存在なのだそうな。で、ガーデンはそのSeeDを育てる為の施設。SeeDが任務に出るのは、魔女を倒す日の為の訓練に過ぎない。……なるほど、だから魔女イデアはスコール達と闘う際「腐った庭にまかれた種か」って言ってたのね……って、そうだ! 魔女イデアで思い出した! ノーグが、魔女イデアは学園長の嫁サンだって言ってたんだけど! え? 本当なの!?

学園長の自白(?)によると、イデアは子供の頃から魔女で、シドはそれを知りながら結婚したそうな。で、イデアがガーデンを造ってSeeDを育てたいと言い出し、シドも賛成はしたものの、彼はSeeDとイデアが戦うハメになるのではないかと不安だった模様。一方のイデアはそれを笑って否定していたが、皮肉にも、学園長の不安は的中してしまい、今に至る。

……うーん、何か複雑な事情がありそうだが、今一気に根掘り葉掘り聞くのも気が引ける。って事で、今後ガーデンはどうしましょ? と聞いたところ、何はともあれ操縦不能状態をどうにかせにゃあなぁ、って話よ。俺もそう思う。

バラムガーデン ロビー

学園長との会話を終え、今度こそ訓練施設に……とロビーへと向かうと、今度はシュウに捕まった。え? 学園長なら保健室で哀愁を……はぁ? 船が近付いて来てる? 魔女の報復かもしれない!?
……って事で、シュウに教えられた通り2F廊下奥からデッキを目指す事に。
本当は訓練施設に行く暇もあるのだが、行動が制限されたままなのも些か面倒なので、ある程度シナリオを進めておく事にしたのだ。……でも、長くなるので続きは次回に(。A 。 )

■第16回 バラムガーデン デッキ〜F.H. 駅長宅

バラムガーデン デッキ

シュウに言われるがままデッキに出て見ると、彼女が言った通りガーデン側に謎の船が着けていた。乗っているのは白い衣服に身を包んだ男2名と女1名で、学園長との面会を求めている。
話を聞けば、彼等が乗っている船は魔女イデアの船で、彼等は魔女イデアのSeeDであるらしいのだが……ごめん。さっぱりワケワカラン。

( ?д? )になっているスコール達では話にならないと気付いたのだろう、自分達が丸腰である事をアピールしつつ、三人はものすんげぇ跳躍力でデッキへと跳び乗って来た。それに対し、思いっきりガンブレードを抜いて応対するスコール。いつも思うんだけど、普段はどこに収めてんの? そのエモノ。

結局、この後直ぐに学園長が登場。護衛のためかシュウも一緒だ。姿を見せた学園長に「魔女イデアのSeeD(自称)」達は「ここはもう安全ではないのでエルオーネを引き取りに来た」と告げ、学園長もそれを了承してしまった。……ん? エルオーネって、あのラグナ編で出てた可愛いお子様の名前だよね?

はて、ガーデン内にあんな幼女居たっけな、と内心頭を捻っていたら、学園長からエルオーネを探して来いと頼まれた。しかも、スコールなら彼女を知ってる筈……って、だからあんな幼女は……いるとしたら年少クラス?
「エルオーネ」はガーデンの何処かにいる、というシドの言葉だけを手掛かりに、探索の旅に出るスコール。そしてたんきゅうのたびははじまった。

戯言はともかく、2Fデッキを出たところで手分けして探す事になり、ゼル&リノアがパーティから離脱するのだが、ここでちょっと気になる点が。
ここでゼルがエルオーネについて「ラグナが気にかけてた女の子だよな?」と発言するのだが、ゼルはこの時点では幼少時代のエルオーネを見た事が無い筈だと思うのだが。前のラグナ編で彼が憑いて(笑)いたのはD地区収容所のウォードだったのだから。
……まぁ、スコール(もしくはアーヴァイン)に話を聞いていたと考えるのが妥当かな。

バラムガーデン 図書館

さて、エルオーネを連れに図書室へダッシュ。キザなSeeDが図書委員の娘に迫ってる(←ちょっとちがう)のを尻目に、図書室奥にいる謎の女性のもとへ。彼女こそが「エルオーネ」だったのだ。

女性の正体もちょこっとだけだが判明したし、それじゃ2Fデッキに……向かう前にスコやんの質問タイム発生。有無を言わさず見せられてしまう「ラグナ」の体験について芝居がかった変なポーズで問うと、あれは『過去』であり、『過去を変えたい』というエルオーネの不思議パワーによって、スコール達は過去に送られていた事が判明した。
なるほど、そういう訳だったんんですか。疑問が解けてスッキリしましたよハッハッハッ……と言う程スコールは楽天家では無い。「何故自分を巻き込むのだ」と怒りを爆発させると、ヨロヨロとよろめき椅子に座り込んでしまった。あー、ほらー、あんまり怒るから血圧が(ちがう)。

この時スコールが怒ったのは、勿論エルオーネが勝手に自分を利用した事が引き金ではあるのだろうが、ゲーム開始後から溜まってきたストレス(笑)が一気に爆発しちゃった様に見えなくもない。んで、厄介な事に爆発させてもスッキリしてないの。
「どうして俺なんだ!? 宿泊代にしろ武器の改造代にしろ、何でみんな俺に金を出させるんだ! 少なくとも、キスティスとゼルとセルフィはSeeDだろ! 給料貰ってるんだから自分で出せよ! 俺を、俺を巻き込むな!」とか、そのうち叫び出すかもしれん。

バラムガーデン スコールの部屋

エルオーネが「魔女イデアのSeeD」と共に何処かへ去って行った後は、再びスコの部屋でゴロゴロ。エルオーネが囁いた「頼れるのは、あなたたちだけなの」という言葉に対し、心の中で反論開始(笑)。己のポリシーである「人に頼らず自分でやれ」を主張し、自らについても、無力だった子供の頃はともかく今はもう子供ではないのだから一人でも生きていける…………とか言いつつ、次の瞬間には「ウソだ」と即効自分を否定してくれるあたり、彼の青春の苦悩っぷりが窺える。悩め青少年(笑)!

その後、幼少時代のスコールらしき少年が雨の日にどこぞの軒下でメソメソしている回想シーンが挟まれ、画面は再びスコールの部屋。またしても(笑)やって来たリノアに誘われお散歩しようと学生寮から本棟の通路に入ると、校内放送がピンポンパンポンと鳴り響いた。

校内放送復活を喜ぶ学園長がウキウキしていたのも束の間、学園長の驚愕の声の直後に画面が切り替わり、ムービー開始。
操縦不能ひょっこりひょうたん島(古ッ)状態のガーデンが、一見造船所の様な人工島に突っ込んでしまったのだ。

で、再びガーデン内のスコールへとカメラ移動。憂いのSeeD様は、学園長命令でゼル&リノアを連れ「フィッシャーマンズ・ホライズン」(ガーデンが突っ込んだ場所の名前。以下「F.H」と表記)に上陸し、偉い人にゴメンしに行くハメになってしまった。

それにしても、ゼルは問題無いとして、SeeDどころかガーデン生ですら無いリノアを連れて行けというのはどうかと思うが。この非常時には来客扱いもクソも無いのかな。
それともう一つ。いくら操縦不能状態でも、風向き等で判断して進行方向に「F.H」があるって事ぐらいは解らなかったのだろうか。ガーデン全員で漕いだらどうにか進路変えられそうな気がする。何を用いて漕ぐのかは知らんけど(笑)。

フィッシャーマンズ・ホライズン

「F.H」に上陸し、取り敢えずは「駅長」と呼ばれる偉い人に会う事になったスコール一行。が、その前に街を探索してみたい。探索とは言っても、ここのマップはほぼ一本道の「ウナギの寝床」なので、行く所もそう多く無いのだが。

戦闘を嫌う「F.H」の人々は基本的にフレンドリーな人達で、バトルさえ持ち込まなければ歓迎してくれるっぽい。ガーデン塗装したのもここの人達なんだってさー。へぇー。

先ず向かったのはは、ガーデン衝突時に登場した釣り爺さんの所。この爺さんの座ってるクレーンアームの先端部分には「アレイズ」のドローポイントがあるのだが、爺さん邪魔で取れないよぅ(泣)。「オカルトファンIII」くれたから取り敢えず良しとしようか。

リフトを降り更に進むと、なんか黄昏モードの男が一人。「金さえ貰えれば誰とでもバトルするんだよな」と何だか挑発的で、更には「他人の生き方なんかどうでもいいんだ。俺たちにさえ迷惑をかけなければな」とか言っちゃって、何かどっかの誰かさんみたい。すると、どっかの誰かさんも自覚があったのか「言われてみると……いやな感じだ」と、彼にしては殊勝な発言を(笑)。人の振り見て我が振りに気付いたか。漸く。

居住区では釣りをしている子供とジャンク&アイテム屋の爺さんとのイベントを見学。絶望的にノーコンなこの子供、先刻の釣り爺さんが言っていた「ちっこい弟子」なのだが、ジャンク屋の爺さんとの駆け引きがベタ過ぎて、なんかタイニートゥーンあたりを見てる気分になった(笑)。とりあえず、スコールがどうやって吊るされた(?)爺さんを下ろしたのかが気になる。

街を一通り楽しんだら、いい加減「駅長」の所へ。「駅長」の家は居住区にはなく、「F.H」のほぼ中央部に位置している。ソーラーパネルの上に掛かる長い通路を走り抜け「駅長」宅もそのまま素通りすると(笑)、一人佇む謎の中年発見。……ん? どっかで見た事が……って、ああ!「ガルバディアガーデン」のマスターだ! ドドンナって言ったけか!

魔女イデアが「ガルバディアガーデン」を本拠地にしたお陰でガーデンを追い出されたドドンナは全てを失い、各地を放浪した末ここ「F.H」に行き着いたらしい。そして、自分の様な人間でも迎え入れてくれた「F.H」の人々の温かみに触れ、己の過去の所業を激しく恥じている様だ。
が、現実は非常。性根を入れ替えてる最中に申し訳無いが……テメェ、カーウェイのオヤジから「イフリート」のカード勝ち取ってるだろ! ここまでシナリオを進めたのはなぁ、テメェから「イフリート」取り返したいからでもあったんだよ!

と、いう訳で「駅長」そっちのけでカードバトル。3回目にして漸く「イフリート」を出して来たのでサックリと回収してやった。ほっ。
ちなみにドドンナは結構使えるカードを持ってたりするので、暫くはここでカード集めをしG.F「ケツ(略)」のアビリティを使ってアイテムに変えまくっておくと、後々便利かもしんない。

超余談だが、偶然ドドンナを見た愚妹が、「あれ? サイファーなんでこんな所に座ってんの?」と言いやがった。ちっ、違ッ!

フィッシャーマンズ・ホライズン 駅長宅

いい加減「駅長」の所に行け、という電波を受信したので、勝手に中に入って「駅長」夫妻と会見。ワタシガーデンカラキマシタアルヨ。

他の住人達が比較的歓迎してくれたのに対し、この夫婦は何だか排他的。それはこの「F.H」が戦闘を忌む場所であり、且つガーデンが戦闘員要請機関である事が原因だったりするのだが。暴力よりも話し合い推奨ってヤツだ。
で、「駅長」の提案は「『F.H』から職人出してガーデン修理してやるから、それが終わったらとっとと出て行ってね」というもの。が、外部の人間を入れるのはスコールの一存だけでは決められないので、おうちのひとにきいてくることになりました。要するに学園長と相談するって事だよ。

敢えて反論もしないまま「駅長」の家を出ると、ガルバディア兵から襲撃を受けたとの報告が。その報に駅長の妻は「ガルバディアはお前達を狙って来たのだからお前達が責任を取れ」と無茶苦茶な事を言う。『話し合い』は好きでも、人の話を聞くのは嫌いってか。

だが、結局は「駅長」が話し合うために居住区の奥の広場へと向かい、スコール達も念のため遠くから様子を窺っていると、ガルバディアの目的はガーデンではなくエルオーネの情報だという事が判明。更に魔女イデアはエルオーネがいるいないに関わらず「F.H」を焼き払えと命令したらしく、案の定、駅長大ピンチ。

この時点でどうするか選択肢が出るのだが、ここは心を鬼にして「様子を見る」を選択してみると「エルオーネの情報が聞けるかも……」と考えてしまうスコール。が、直ぐにリノア&ゼルに非難され「何考えてんだ、俺」と猛省。ホントにねー。

VS BGH251F2
「駅長」を助けに入ると、ガルバディアの自走兵器「BGH251F2」とのバトルに突入。ん? どっかで見たメカだと思ったら、ミサイル基地で最後に戦ったヤツと同じじゃないか。
……って事で雷系の魔法を駆使して退けると、兵器はそのまま「F.H」の海に転落してしまった。

ふーやれやれ、と安堵してたら、海から誰かが這い上がって来た。すわ! ガルバディア兵か!? ……と思ったら……うわー! ミサイル基地潜入班の3人だー! 化けて出たーッ!

こうして、奇跡的に生還を遂げたセルフィ、アーヴァイン、キスティスと漸く合流。彼等が何故無事だったかはここでは触れられない。この辺の裏事情はガーデンの端末からアクセス出来るセルフィの日記を見れば説明してあるのだが、それはまた後で。

戦闘が済んだら、一旦パーティはスコールのみに。駅長やリノアと会話をした後にガーデンの方へと向かっていると、アーヴァインが登場。「F.H」の職人さん達は既に修理に入ってくれたとの報告を受けた。そして、セルフィが校庭のステージで落ち込んでるので励ましてやってくれないか、との事だった。

ここでアーヴァインが合流し、セルフィの元に向かうとシナリオが進む事になるのだが、この時にしか発生しないイベントがあるため、今はそれを消化することにして、続きは次回。

■第17回 F.H.〜バラムガーデン

スコールとアーヴァインの合流後、セルフィの元に向かう前に期間限定のイベント消化。
先ず行くのは例の釣り爺さんの所。ちょっと付き合えと言われるので了承すると、居住区にある宿屋にて、若かりし頃のドープ駅長のホログラムを見せてくれた。何かを誰かに必死に訴えている様子がわかる。

駅長はもともと東の大国「エスタ」の人間で、そもそも「F.H」の住人はエスタの職人だった人間が多いそうな。で、当時のエスタは技術を軍事目的で利用する事のみに重きを置き、それ以外の技術は必要とされていなかった。そんな時、誰かが『エスタにそれがないなら「創ればいい」』と言った事がきっかけとなり「F.H」が出来たのだが、最後の最後までまで粘っていたのがドープだった。だからこそ、頑なまでに話し合いにこだわっているらしい。

この辺りまで聞いたところで一旦話は終了。爺さんは先に部屋を出て行ってしまうので後を追う事になるのだが、出る間際、ホログラムが叫んだ『F.Hは絵空事じゃ断じてない!』という台詞が、ここが彼等の理想を具現化した場所である事を強烈に物語っている。

宿屋を出ると、爺さんの姿を見た飲んだくれが一気に覚醒。爺さんの語尾が「ぢゃ」ではなく「じゃ」になっているのは本気モードらしい。聞いただけでどうやって解るんだよとかいうツッコミは無粋なので止めておくにしても、何か爺さん大物の予感。
次に爺さんと向かったのは船着場。子供が釣りをしている所だ。ここでの爺さん&子供&店主の会話(というか言い合い)は実に可愛い。「いぢわるで、せいかくひねてて、あしくさい」とか何とか(笑)。

ここでは、爺さんの正体が判明。爺さんもやはり以前はエスタの職人で、『百汽長』と呼ばれ、100人の職人を束ねていた人物らしい。で、先に宿屋で聞いた『エスタにそれが云々』の台詞も、爺さんが言ったものだった。『エスタにそれが求められんなら「創ればいい」。……それなら俺達の得意とするとこだ』、と。

でもって「漁師」と「地平線」から「フィッシャーマン・ホライズン」と名付けたのも爺さんだったりするワケだが、何故「漁師」と「地平線」なんだとスコールが問うと、テキトーに言ったのに誰もツッコミ入れなかった、と激白(笑)。
そんなこんなで出来た「F.H」なワケだが、爺さんにもそれなりに迷いはあったらしい。が、スコールが「結果が出たんだろ?」と言ってやると「そうなのよそれがすくいなのね」、と。爺さん可愛いよ……。

バラムガーデン 校庭

爺さんからいつの間に弟子認定されたら、釣り爺さん関連のイベントはひとまず終了。適当に街をフラついたらガーデンに戻り、校庭で大破したステージを前に落ち込んでいるセルフィと会話し、励まし役をアーヴァインに任せたところでタイミング良く(悪い?)学園長からの呼び出しがかかった。

スコールの報告を受けた学園長は、イデアがエルオーネを探し回っている事を確信。「F.H」を焼き払おうとしたのも彼女の居場所を無くすのが目的であり、今後もエルオーネが見つかるまで世界中で同様の事を繰り返すだろうと推測した。更に、校内放送にて今後のガーデンの方針を発表。修理が終わり次第、魔女討伐のための旅に出ると告げ……え? その総指揮はスコールが取るぅ!?

そういう訳で一方的に指揮官に任命されたスコール。魔女を倒すのがスコールの運命なのだとしれっと言う学園長に対し、当然ながら凄まじい身振り手振りで猛抗議するのでありました。確かに腹立つよな、いきなりそんな事言われたら。

怒り心頭のスコールは、学園長室での会話後も例の如く部屋でゴロゴロ。さっきまでは「俺の人生が最初から決まってたみたいに言うなー!」とか怒ってたのに、あれこれ考えている内に苦悩の内容がすり替わったのか「魔女と戦うのはいいけど他人の面倒見るのがなぁ」とか言っちゃてるし。本当に考えをまとめるのが苦手なのね、君(笑)。

フィッシャーマンズ・ホライズン

さて、スコールが一人で悶々としている一方、他のメンバーは「F.H」にて何か相談をしていた。
何? そのステージ……って言うか、ここ、駅長の家の前じゃん。

セルフィの提案(たぶんアーヴァインのアドバイス)で、コンサートをする事になったスコール&リノアを除く4人。演奏者は自分達という事で、楽器別の譜面を組み合わせ(=各自に担当楽器を振り分け)、上手く曲を演奏しなければならない。ミニゲームみたいなもんかな。

取り敢えずは担当楽器を一人一人に選択してやる事になるのだが、一人目(ゼル)の選択開始直後からコーディネーター(笑)のアーヴァインが単独行動可能になる。この時にしか見る事が出来ないイベントもちょこちょことあったりするので、ゼルには延々とタップを踏んで貰っておく事に決定。大丈夫、君の脚力なら問題無い! ……って事で、探索の旅へと出かけるアーヴァインなのでありました。

延々とゼルがタップを続ける中、アーヴァインの単独行動開始。行ける範囲はガーデンと「F.H」だけなので大した事は出来ないものの、一応はちょっとした専用イベントも用意されている。情報無しでプレイしてるとまず気付けないのではなかろうか。

駅長ん家前の特設ステージから居住区へ向かうと……人っ子一人いない。「何で僕のときはいないわけ〜」と愚痴るアーヴァイン。
が、その原因は宿屋1FのTVにて判明する。「銃を持った怪しいコートの男が街を徘徊している」と街中に放送されていたのだ。気の毒。

その他やる事と言えば、駅前広場近くに居るおっちゃんの所でガルバディア兵絡みのイベントを見たり、スコールに対して愛想の悪い兄ちゃんと話してみたり。そして最後に、ガーデンの図書室でゼルに想いを寄せている図書委員の少女をひやかしたり(?)。専用イベントというと、大体これぐらいかしらん。
そういや、ガーデンに来たついでにスコールの部屋を覗いてみたら、スヤスヤ寝ておりましたよあの息子は(笑)。

一通り回ったらゼルをタップ地獄から解放し、楽器選定作業へ。ぶっちゃけ、この先にあるイベントをまともに見たいなら、使用する楽器は「タップ」「フィドル」「フルート」「ギター」に限られてくる。タップは勿論ゼルにして(笑)、アーヴァインがギター、セルフィがフルート、残るキスティスがフィドルってな具合にしてみた。

全然関係無いが、ゼルってリズム感はあっても音感無さそう。なんとなく。

バラムガーデン スコールの部屋

楽器の選定が終わったところで、画面はスコールの部屋へ。おねむから覚めたスコールは何だか寂しくなったのか(笑)、皆を探してフラフラと寮から渡り廊下へと向かった……ところで、キスティス、ゼル、そして何故か盛装しているリノアと遭遇。リノア、もしかしてその白いドレスって持ち歩いてんの?

スコールの姿を見るなり、ゼルとキスティスは退散、リノアだけがスコールを待ち構えている状態になるのだが、彼女の「勝負賭けてます」って感じが嫌だったので(笑)、目を極力合わせない様にして渡り廊下の壁に貼り付きつつ通り過ぎようとしたら「無視するかなぁ」、だって。

結局捕まりセルフィ達の催すコンサートに一緒に行こうと誘われるのだが、なんか面白そうなのでとことん拒否する方針にした。「そんな気分じゃない」と言い切ったら、キスティスの言う通りのリアクションだと喜ばれてしまい、更に、皆の代表としてスコールと話したいという申し出にも「気になるけど……やめとく」を選ぶと、スコールにずっと付きまとい延々と「コンサート」と呟き続けてやるとの返答が。怖いよぅ、この人。

フィッシャーマンズ・ホライズン

結局、コンサートに連れ出されてしまったスコール。無表情で演奏している仲間達(特にタップ担当のひと)を尻目にリノアとのお話イベントが始まる。
スコールをミラーパネルの上に突き落としてまでしてリノアが言いたかった事とは、早い話が「皆アンタの事が好きなんだから一人で考え込んだりしないで何でも話してくれよ、なぁ兄弟」って事らしい。解釈がアバウト過ぎだが気にしなーい。このシーンは会話の内容よりもシチュエーションの方が重要っぽいんだもの。

バラムガーデン

コンサートイベントが終わり一夜明けたら、おっそろしい事にもうガーデンの修理が完了したとの報告が。
どの程度損壊したのかはよぅわからんけどもだな、あまりにも早過ぎじゃあないかい?

それはともかく「委員長」という大雑把な肩書きを貰ったスコール。シュウの助言に従い、取り敢えずバラムに戻ってみっか、という事でガーデンの操縦士に就任したニーダ(スコール達と同じ時にSeeDになった男子学生)にGOサインを出すのであった。
ついでに移動再開に先立ち挨拶をとマイク向けられちゃって「マイク、切れよ!」と本気で嫌がってるのがガーデン中に放送されちゃったりもするのであった。
……そのせいかしら。その後、一人夢にうなされ(?)ちゃってるのは。

さて、ふよふよと飛行による移動(海上では着水して航行)が可能になったバラムガーデン。昨今のRPGでありがちな「そらとぶのりもの第1段階」といった感じ。
未だ第一段階なので進入可能な場所には制限があって、陸地の上を飛ぶには海岸から上陸する必要があり、飛行高度も低いので山は超えられない。ついでに速度も遅い。
が、それでも今までに比べれば移動可能範囲が格段に広がったので便利は便利だったりする。

そんなガーデンで「F.H」を離れた後は、取り敢えずバラムを目指して北上。おお、見えて来たよ我が故郷……と一瞬喜びはしたものの、バラムの街の側にあからさまにヤバそうなのが浮かんでる様なので、ここは見なかった事に。……え、ええとねっ、折角だから世界を色々探索してみようぜ!

■第18回 バラム〜シュミ族の集落

バラム

バラムの街の側に浮かぶ「ガルバディアガーデン」を目にしたスコール達。バラムの街に何か異変が起こったのは見え見えなので、暫くバラムには近付かない事に決定(ひどい)。その代わり、世界をあちこち巡ってみるのです。

ウィンヒル

先ず向かってみたのは「ウィンヒル」の村。「ティンバー」の南西にあるこの村はガルバディア領で、すんげー田舎。
美しい町並は花で彩られ……って、どっかで見た事あると思ったら、ここ、ラグナ編で出て来た村じゃん。エルオーネとかレインがいた、あの余所者に対して排他的な村。

村の中を巡ってみると、かなりショッキングな話が。「ラグナは結果的に最悪な事件を起こした」上に、レインは「よそ者にかかわったせいで帰らぬ人に」なったというのだ。……たぶん、よそ者ってのはラグナの事なんだろうなぁ。一体何があったのかすんごく気になる。

幸せそうな彼等の過去を体験しているだけにショックを隠せない一行は、気を紛らわせるために村はずれの道へ。
しきりに道を横断している子チョコボを躊躇無くふっ飛ばしまくり、仕上げとしてスコールがでっかい親チョコボに吹っ飛ばされて終ー了ー。あー、和んだ和んだ。可愛いなぁチョコボ可愛いなぁ。

気持ちが幾分落ち着いたら更に村を回り、レインの幽霊を見たり(なにげにビックリだが)壷の破片を回収したり。壷の破片関連のイベントでも、やっぱりチョコボが可愛いよぅ。スコール達に発見された後、チョロロロロロって感じに逃げて行くのが良い……。一匹欲しい。

ともかくも、チョコボに魂を持って行かれそうなのを寸前で堪え、用が済んだらとっとと撤収。この村の事は村が雇ったバラムガーデンリタイア組(←あんまり)に任せましょう。

シュミ族の集落

お次に向かうのは、雪に覆われたトラビア地方の北部にある島。そこには地下シェルターの様なものがあり、地上部のドームから長いエレベータで降りて行くと「シュミ族」と呼ばれる種族の集落に辿り着いた。その集落には緑も水もあり、とても地下とは思えない。
……そういや、「シュミ族」って、確かバラムガーデンのマスターだったノーグもそうであったような。

集落の入口にいたシュミ族から聞いた話だと、この集落は地下323mの所にあり、彼等は主に石の採掘をしているらしい。集落と言っても実際に会話出来るシュミ族は五人程度で、出入り出来る家屋も宿屋を含めたら4件しかないのだが、取り敢えず一番奥にある工房へお邪魔してみると……そこで作っていたのはラグナの彫像だった。何故。

彫像を作っていたシュミ族によると、ラグナは昔この集落を訪れた事があるのだという。正確に言えば、ラグナは雪山で足を滑らせて崖から落ちてしまい、血まみれになって倒れていた場所が幸運にも集落の近くだったのだという。
その後、シュミ族達はラグナの傷が治るまで世話をしていたという話だったが、折角だからシュミ族の長老の所に行って詳しい話を聞いてくれと頼み込まれてしまった。そんなに誰かに話したいのか。

長老の家は「ムンバ」が門番をしている家らしい。そ言えば、D地区収容所で見掛けたオレンジ色の生物が通せんぼしていた家があった。そうか、あれは「ムンバ」って言うのかと感心しつつ「ムンバを『飼う』のがさかんなの?」と質問してみたところ……それどころでは無い答が返ってきた。なんと、ムンバとはシュミ族の最終形態の一つなんですって!

シュミ族はある時期になると変身してしまうらしいのだが、長老になる者以外は、その心を反映した姿に変化するらしい。殆どは「創作熱」が「紅い髪」に反映され、ムンバに変身するのだという。常識です。テストに出ます。

一方、パーティに加わっていたアーヴァイン。これまでの話を聞き「すすんでケモノになりたいのか?」みたいな事を言っちゃたからさぁ大変。「けものとはなんですか!」と激怒されてしまった。彼等にとってムンバの容姿は至高の姿だったのだ。おもろい例を挙げるなら「愛敬あふれストレスによく効く『美的鳴き声』」「獣よやれるものならやってみろの『二足歩行』」だってさ。
あんまり激しく語るもんだから、スコは「わかった」と言いつつ横目でアーヴァインに「余計なことはいうな」と訴えておりました。

シュミ族の集落 長老の家

ムンバについての講釈をたっぷり聞いた後は、長老の家へ。中に入ると他のシュミ族よりあからさまに縦に長い長老と、そのお付きが待っていた。

長老が語ってくれた話によると、ラグナを助けたのは17年前の事だったらしい。何でも、「エスタ」に誘拐されたエルオーネを助けに行く途中だったのだという。
で、ラグナは怪我が治るまで集落に滞在したらしいのだが、その間、ラグナが人を惹き付ける『何か』を持っている事に気付いたシュミ族達は、その『何か』の正体が解らないからこそ、像を作ってみる事にしたらしい。

多分、その『何か』っていうのはカリスマ性の事だと思うのだが……像を作ってみる、という発想は斜め上を行っている気がする。

ここで、ラグナについての話を終えた長老は、スコールに贈り物をしたいと言い出した。が、『何もしない者には何も与えない』というルールなので、工房に居る者の手伝いをしたら贈り物をする事にしましょう……って、ここでも斜め上をビュンビュン飛んでる発想が炸裂。IQの高い種族(たぶん)のやる事はよぅ解らん……。

さて、工房で言い渡されるお手伝いとは集落中を駆け回って五種類の石を集めて来る、というもの。基本的にこの手のおつかいイベントは詰まるまで攻略本を見ない事にしているのだが……のっけから詰まった。一個目に指示される「青石」が見つからねぇ! ……と、いう事でのっけから攻略本を見るハメに。在り処は……悔しいから黙秘(笑)。

その後は「風石」「命石」「影石」と順調に発見するも(○ボタン連打で走り回っていたとも言う)、「水石」はお約束通りに偽者にひっかかってしまった。本物があったのは「ツクリテ」と名乗るシュミ族の家のシンクの所にあったのだ。
ちなみに「ツクリテ」とは勿論本名ではなく、彼が外の世界を旅にしている時に立ち寄った場所で出会った人種なのだという。彼が「ツクリテ」に影響を受けて作ったものと、「絶望的に汚く、荒れた場所」という言葉から推測するに……「F.H」に行ったんだろうな。たぶん。

さて、言われた通りに石を5つ集めきったら、これでお手伝い終了。約束通りに長老の所へギヴ・ミー・チョコレートしに行く。

シュミ族の集落 長老の家

工房でのお手伝いが終わったらご褒美を貰いに長老の家へ。くださいなー、と家に飛び込んでいった結果、与えられたご褒美とは……長老のでっかい掌観覧権だった。
シュミ族の価値観では、長老の様な優れた人物の掌を見せて貰えるのは名誉な事だそうだが……フザケンなお前等。生命線描き足すぞ。

が、「郷に入っては郷に従え」という諺がございます。感謝の意を示してくれている事は間違い無いですし、ここは笑顔でお礼を言いましょう。え?「とっととお帰り下さい」だぁ? おう、言われんでも帰るわッ!

捨て台詞を吐いて出て行きたいところではあるが、実はこの言い回しは長老の「お付き」の地の口調。別に悪気があっての事では無く、絶望的に大雑把で面倒臭がりなだけっぽい。それに、どのみちこれ以上の用事は無いのでホントに家を出ようとしたら、今度は呼び止められてしまった。「どうしようもなく見劣りしますが記念品もあったんだ」との事。

長老の掌に見劣りするってどんなモンだよ、と不安に胸を膨らませていたら、頂戴したのは「フェニックスの羽」。これって「フェニックス」を召喚出来る素敵アイテムじゃん。ちょうろうのてのひらにはみおとりしますが!

最初っからこれ出してりゃイイんだよ、と盗賊の様な事を考えつつ長老の家を後にすると、外に出たところでちょっとした選択肢が出現。下を選ぶとスコールが「彼らだって、外の人間が『長老の手』に興味ない事くらいわかってるさ」と長老達を何故かフォロー(笑)。更に、バラムガーデンのマスターだったノーグが手を誇示していた事にも言及し、シュミ族研究家の片鱗を見せた。誰がだ。

この遣り取りの直後、家の中では聞き耳を立てていたらしい(笑)長老とお付きの会話が。「バレてるじゃないですか」というお付きに対し、長老は「驚嘆すべき鋭き眼差しと、我らの及ばぬ宿命をもつ御方たちなのだ。それくらい不思議ではない」と、これまたスコ達をベタ誉め。何、この賞賛っぷり。

結局、イイものってのは「フェニックスの羽」の事だったみたい。そして「ひとときの休息」と「我々の『心』」をプレゼントしたかったという長老に「負け惜しみ」とツッコミを入れたお付きは、不眠不休でラグナ像制作を手伝うよう命じられたのだった。
カメラが再びスコール達に戻った際、台詞表示で「奇怪な声『うえええええええ」』ってのが(笑)。

その後、工房に立ち寄ってみると、例のお付きはあんなんでも次期長老の第一候補らしい事が判明。しかも、そんな方に手伝って貰えるなんて嬉しいと言う始末。……まぁ、良かったな。頑張れ。

■第19回 チョコボの森〜シュミ族の集落

チョコボの森

一旦シュミ族の村を出た一行は、ふと、シェルター入口の側にお椀を伏せた様な形の森を発見。早速入ってみると……案の定「チョコボ」の森ではございませんか。

今回のチョコボは発見したら即ゲットとはいかず、世界各地に点在するチョコボの森でちょっとしたパズルゲームの様な事をやらなければならない。

そのゲームとは、チョコボフリークの子供に売り付けられた「ちょこソナー」と「ちょこザイナ」という人をナメきった名前のアイテムを駆使し、チョコボのヒナを利用したミニゲームをクリアし、親チョコボを捕まえるというもの。一度親を捕まえると「親愛の証」を貰えるので、次からはミニゲームをしなくともチョコボに乗れるようになる。……え? 意味が解らない? そりゃそうだ。解る様には書いてない。

ともかくも、晴れて初のチョコボをゲットしたら、前述のチョコボフリークの子供「ちょこ坊」が記念として子チョコボをくれると言うのだが、「小さいのは……」とか言って頑なに拒否するスコール(笑)。小さいのは乗れないから、という超現実的な理由らしいが。
それでも結局頂いちゃって、命名「ボコ」ちゃん。やっぱな、主人公の愛チョコボの名前はコレじゃないとな。

さて、実は今作では子チョコボを入手した時点で「ポケットステーション」にて子チョコボ主人公のゲーム「おでかけチョコボRPG」が出来る。このゲームをプレイすると、レアアイテムを入手出来たり、プレイ状況によってはG.F「コチョコボ」の攻撃力に影響を与えたりする。ポイント高いのは前者かな。
ただ、ポケステのIDにより決定される「グレード」によっては超レアアイテム(Aランクアイテム)の入手確率が0%という鬼仕様になっているのがちょっといただけない。取り敢えず、自分のIDはかろうじて入手出来るみたいだが、1%って(涙)。

ちなみに「おでかけチョコボRPG」のストーリーにちょっと触れておくとこんな感じ。

「コモーグリの『モグ』(物欲強し)は宝探しの仲間を募るも、その場所が恐ろしい山であるが故に誰も相手にしてくれなかった。が、宝の事しか頭に無かったモグは危険を顧みず一人で宝探しに出掛け、結果、行方不明になってしまった。
一方、モグの仲間であるムンバとサボテンダーは(どういう取り合わせだ)山の魔王に捕まって火炙りに処されている哀れなモグを想像し、コチョコボを誘って3匹でモグを助けに行く事になったのでありました」

上記の内容を、柔らかい文章とほんわかしたイラストで説明されるワケだが、ムンバは武器発見、サボテンダーはアイテム発見のスキルがあり、冒険中のコチョコボに貢いでくれる。で、主人公であるチョコボはと言うと、何故か釣竿とTVを持って行っているというオチ(?)。
それはアレですよ。スコールが持たせてくれたんですよ。「暇だったら大変だろうから」とか言って。「小さいのは……」とか言ってたクセに情が移ってやんの(←妄想です)。

さて、ボコを冒険に送り出したら、今度はスコールの冒険の続き。いい加減バラムに行って……と思っていた筈が、気付けば「F.H.」でドドンナ&駅長夫妻をカモにカード三昧。いや、今の内に「モルボル」とかのカード集めとこうと思って。後々要るから。

その後はガーデン内の図書室で「ゼル調査委員会」の尋問を受けて「パンが好きだ!」とゼルに答えさせてみたり、おでかけチョコボでボコが「ソウルオブサマサ」取って来たのでベタ誉めしてやったり(FF6プレイした事がある人ならコーフンするアイテム名かと/笑)、雪国で延々「ドラゴンイゾルテ」狩りまくったりと、それなりに充実した日々を送ってみた。大好きなの。本編無視してコマゴマしたやり込みやるのって。

だが、未だ中盤なのに本編放置プレイは無いな、と我に返って向かったのはシュミ族の集落。え? バラム? 何それ、最近流行ってんの?

シュミ族の集落 工房

ラグナ像制作プロジェクト(勝手に命名)の工房へ行ってみたら、本当に長老の「お付き」が居た。が、手伝う様子が無いので長老にチクったら、長老はムンバを説得に行かせ何故か説得成功。ムンバに頼まれたら断れないそうなのだが……シュミ族のムンバに対する憧憬ってよくわからん。すんごく憧れてはいるんだろうけど、門番にしたりパシリにしたりと扱いは意外と雑用っぽい。

さて、話は戻り「お付き」について。聞いた話では、彼はラグナを一番尊敬していて、本当は彼と共に闘いたいと思っているらしい。要するに長老にはなりたくないのだ。
が、才覚ある彼は次の長老になる可能性が高いが故、外には出られない。そもそも闘いにも向いていないのだから尚更外の世界は無理だろう。
ふーむ、彼等にもそれなりにジレンマがあるみたいのだなぁ。それと同時に、既に達観もしちゃってるのね。

さて、工房に再び戻ってラグナ像制作を見学していると、もう一人製作者が欲しいと言うお付き。そこで「F.H」の職人に影響を受けている「ツクリテ」へと頼みに行くのだが、お付きが言った通り断られてしまった。「ムンバになる前にやりたい事が沢山あるのでムリ!」だってさ。ちぇ。

が、彼を説得出来ない事にはラグナ像の完成は無い。……って事で、ここは一つ彼が影響を受けた「F.H」の職人の所に走り、「ツクリテ」が作ったというムンバ人形を借りて来て再度「ツクリテ」の元へ。
すると、職人がムンバ人形を介して「ツクリテ」を説得し始めたため、スコ達はひとまず家の外に出た……ら。「F.H」の影の大物、釣り爺さんが居るじゃあありませんか。な、何でこんな所に、どうやってこんな所に。

後者の問いはともかく、前者に問いには答えてくれた爺さん。何でも爺さん達は昔ここに技術提供したらしく(エレベータの立体映像など)、「わし? しらんの? ここの名誉村民」って、知るワケないっちゅーの(笑)。
ちなみに「海に飽きたから池に来た」のだそうです。そういや弟子のちびっ子がそんな事言ってた様な。

相変わらずな爺さんと言葉を交わしていると、頭にムンバ人形を乗せた「ツクリテ」登場。やる気になってくれたらしい。更に「前例がないのでなれるか解らないが『人』になることにした」らしい。「F.H」のおっさんが共にやろうと誘ってくれたんですって。
……ええと、取り敢えずはこれで一件落着?(何が)

すっかり本編から逸れている今日この頃だが、実はまだまだ終わらない。脱線の旅は続く。
次はガーデンによる移動&チョコボの森をハシゴして、一気に「チョコボの聖域」まで制覇。攻略本見ないで各森のチョコボゲットしたよ。えらい?(←全然)

聖域では、ちっちゃいのから「チョコボのカード」を貰ってしまい、ついつい気を良くしてもう一回話し掛けたら「ギザールの野菜」を押し付けられた挙句600Gふんだくられた。かっ、可愛い顔して押し売りかよ。でも可愛いから許す。畜生。

チョコボに気を取られてすっかり忘れそうになっていたが、今までアドバイスや隠し事をしてくれていた「ちょこ坊」とはここでお別れらしい。ちょっと待ってくれよ坊主! 君には聞きたい事が未だあるんだ! どうやって各地のチョコボの森に出現してたんだよ! その超人的な移動能力を是非とも我がバラムガーデンに欲しいんだ! 俺の推薦なら入学金免除になるし今ちょうど風紀委員長のポストが空いてるから……とか、わけのわからんスカウトマンごっこをしてみたところで、また次回。

■第20回 セントラ遺跡

チョコボの森関連のイベントを終わらせ、意気揚々と次の目的を探して(本編はどうした)ウロウロしていたら、戦闘をロクにしていなかった所為でSeeDランクが1ダウン。こ、こりゃイカン! ……って事でやって来ました遥か南の地、「セントラ」。

実はここにはG.F「オーディン」が居る「セントラ遺跡」というものがある。FFにおいてのオーディンと言えば、「斬鉄剣」。「またつまらぬ物を斬ってしまった」とか言ったりコンニャクが斬れなかったりするアレ。それは違う「斬鉄剣」です。ええ、解ってますとも。

セントラ遺跡

遺跡に足を踏み入れると、突如画面左上にタイムが表示され、容赦無くカウントダウンが開始されてしまう。何の説明も無くタイムアタックが始まるので攻略情報が無いとかなり戸惑う事態になりそうだが、ここでの目的は、20分以内に遺跡内に潜んでいる(?)「オーディン」を発見し、速やかにボコる事。

そんなワケで遺跡内の仕掛けを解きつつ探索する事になるのだが、オーディンが居る部屋の外、石像の所へと登って行く梯子が解り辛いー! テレビがボロいせいもあると思うがー!

さて、仕掛けを解く事によって得たパスコードは「7・4・4・4・2」(この数字はランダムに決定される)。これを覚えてコード入力のための仕掛けを弄ってみると、画面左にあった炎がモヨヨ〜ンと七色に変化し数字を入力出来る様になった。どういう科学の力ですか、これは。

コード入力に成功したら、G.F「オーディン」の待つ部屋の扉が開く。いざ勝負! と飛び込んだ一行が見たものは、何だか角のある兜を被ったでっかい人だった。何か顔が黄色いですけど病院行かなくて大丈夫ですか?
そういうワケでVSオーディン。

VS オーディン
VSとは言うものの、オーディンは一切行動せず一方的に殴らせてくれるというハードマゾ仕様(ちがう)。但し、戦闘中も先のカウントダウンは続行されていて、戦闘中にタイムオーバーを迎えてしまうと「斬鉄剣」でぶった斬りにされてGAME OVER、という仕組みになっているのだ。
そんなシステムのため、オーディン戦はスピードが要。オーディンに「メルトン」、パーティに「ヘイスト」をかけ、一心不乱にボコればよろしいかと。

時間内にオーディンを倒すと、晴れてG.F「オーディン」ゲットとなる。では、早速誰かにジャンクションを……といきたいところだが、実は「オーディン」は俗に言う「乱入型」のG.Fで、ジャンクションは不可。その代わり、戦闘開始直後にランダムで登場し、敵を一撃必殺してくれる。
この特性、大層便利そうに見えて、その実、時と場合によっちゃあ迷惑以外の何モノでも無かったりするのだが……それについてはまた今度。

さて、折角「セントラ遺跡」に来た事でもあるし、今度は「トンベリ」狩りを敢行する事に。今作では「トンベリ」を20体程度倒すと「トンベリキング」なるものが出現し、更にそれを倒すとG.F「トンベリ」が入手出来てしまうのだ。

そういったワケで必死の「トンベリ」狩りを開始したのはいいが、ぶっちゃけ「トンべリ」は強い。凶悪とまではいかないが、長期戦になるとしんどいタイプで且つHPが高いときている。こんなのを20体もチンタラチンタラ片付けるのは嫌なので、手早くやるために考え付いたのが『G.F「ディアボロス」→キスティスの青魔法「マイクロミサイル」→スコールorゼルorアーヴァインの特殊技』という流れ。
この手法だとサクサク倒せてなかなか良い塩梅……だったのだが、やっぱり5体程倒したところで飽きてしまい(早ッ)気分転換の旅に出た。

気分転換と称して行ったのは、武器改造。この時点でスコールは「クライム&ペナルティ」、リノアは「カーディナル」、キスティスは「レッドスコルピオン」、ゼルは「エアガイツ」、セルフィは「モーニングスター」、そしてアーヴァインは「ユリシーズ」。
スコールは「ライオンハート」を作っても良かったのだが、材料を揃える手間があったので、既に材料が揃っていたゼルの「エアイガイツ」を優先。最強武器一番乗り。

さて、気が済んだところで再びトンベリ狩り。「みんなのうらみ」やら「ほうちょう」やらを喰らったりしつつ(「ほすうダメージ」が無いだけマシか)、前述の要領でひたすら倒しまくっていると、21体目を撃破した直後、でっかいトンベリ出現! そのまま「トンベリキング」戦に突入した。

VS トンベリキング
「トンベリキング」が相手の場合、流石にG.F「ディアボロス」等の割合ダメージは効かない。そこで、ボス戦の定番である「メルトン」&「ヘイスト」に「プロテス」追加で地道に削っていく。「とぎたて」あたりでガッツリHPを削られたり、運が悪ければ死んじゃったりするのだが、「アレイズ(orレイズ)」がドロー出来るので、そこそこ良心的か。
余裕があれば「アレイズ」をドローしまくっておきたいところ。

「トンベリキング」を倒すと、でっかいのがちっちゃいのに戻り、「ご、ごめんなさい」とペコペコしてきてG.F「トンベリ」ゲット。こやつのアビリティ「ショップ呼び出し」は重宝するので、優先的に覚えさせたいもの。

さて、G.F2体もゲットしちゃった事だし、今度こそいい加減本編に戻ろうかと思う。ちなみに、今現在「S攻撃」に「デス」を付けているゼル君17歳は、凄まじい勢いで雑魚的を殴り殺す恐怖の殺戮格闘家になってます。面白いので色々なキャラの「S攻撃」に「デス」を付けて遊んでみたのだが、一番怖いのはゼルだった。その次はアーヴァインかな。

バラムガーデン

本編復帰の前に。バラムガーデンの教室で端末を弄りセルフィの日記を見ると、いかにしてセルフィ達が「ミサイル基地」から脱出したかが記されている。
脱出直前に立ちはだかった機動兵器「BGH251F2」を倒したものの、結局は基地に閉じ込められる事となってしまったセルフィ達。爆発する寸前イチかバチかで「BGH251F2」の中に入ったところ、装甲が硬いお陰で助かってしまったらしい。で、運が良いのか悪いのか中に潜んだままガルバディア軍に回収され、そのまま「F.H.」へと投入されてしまったのだそうな。

その後は、知っての通りスコール達と戦う事になるのだが、あの時は攻撃してたワケじゃなくて脱出しようとアレコレ弄った結果らしい。
それにしても良かったな、爆死もしくは溺死しなくて(しみじみ)。
……あれ。本編復帰は結局次回になりそう。

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