さて、こっから本題。シュウの提案を受けバラムに向かったガーデン御一行様が見たものは、バラムの街に浮かぶ巨大要塞……もとい、「ガルバディアガーデン」。バラムガーデンの様に飛行機能がもともとあったのか、それとも魔女イデアの魔力(「レビテト」?)で浮かせているかは知らないが。
バラム
絶対にヤバい事になっている、という確信を抱きつつ街に入ってみると、案の定。街はガルバディア軍によって封鎖され、レンタカー屋のあるマップから先に進めなくなっていた。数日間は出入り禁止らしい。
が、機転を利かせたスコールが「エルオーネ」の名前を出すとあっさり中に入れてくれた。おそらくバラムが封鎖されたのも、エルオーネ捜索が原因なのだろう。……となると「F.H.」の時みたく焼き払われちゃう(「F.H.」は未遂だったけど)かもしんない! ヤバイ!
ともかくも、バラムに潜入する事が出来たスコール達。入口の兵士はホテルにいる「司令官」に会え、と言っていたが、ここは先ずゼルの実家に行きゼルの母親から情報を聞き出す。スコール、ガーデン部外者といえども目上の人なんだから、タメ口じゃなくちゃんと敬語使っとけ、そこは。
ゼルの母親から得た情報で、兵士達の中に風神が居るらしい事を知ったスコール達。彼女が居るって事はサイファーも居るのか、などと考えつつ取り敢えずホテルに向かうと、今までガセネタを掴ませられまくって警戒しているのか、番兵達は「指揮官」に指示を仰げと言い放った。「指揮官」ならば賞金の相談に乗ってくれるし、「司令官」と渡り合えるし全責任を取って下さる……って、なんかイイ人っぽいね「指揮官」。
さて、この後はパトロールに出ているという「指揮官」を探し回る事になるのだが、その前に、バラム封鎖時にしか見る事に出来ないイベントを幾つかこなしておきたい。
一つは、封鎖中のバラムからの脱出。封鎖中は基本的にバラムを脱出出来ないのだが、ゼルを慕っている「チビ暴れん坊」関連のイベントをこなすことにより、チビ暴れん坊の手引き(兵士の注意を惹き付けておいてくれる)で外に出る事が出来る様になる。どうしても外でやりたい事がある場合には便利。
そしてもう一つはゼルの部屋に入るイベント。この時を境に今まで入れなかったゼルの部屋へと入れる様になり、封鎖中限定ではあるがセーブポイントも出現する。
ホテル内にあるセーブポイントは封鎖時には使用不可になってしまうので、実に便利。
ちなみに、初めてゼルの部屋に入った時はパーティメンバーによってリアクションが違うのだが、面白いので脱出セーブを駆使して全員分やってみた。暇人。
部屋に入った直後、スコールが「ここ、ゼルの部屋なのか」と言うのは共通。リノアの場合は部屋に飾ってあるゼルの祖父の写真から話題が発展。冷静沈着な軍人だった祖父を一番尊敬している、というゼルに対し、スコールが「(祖父は)お前と逆だな」と言うと、「スコールはちょっと冷静過ぎる」というリノアのツッコミが入った上、お返しとばかりに「ちょっとは俺みたいな熱いハートを持ったらどうだよ?」とゼルに言われてしまう。
キスティスの場合は、整理整頓されたゼルの部屋に感心していた彼女が、没収された筈のTボードを発見。その事について問うと「オレくらいになると1台じゃ足りない」という返事が。そこで、キスティスは過去にゼルがやらかした失敗(Tボードでガーデン内を走り回っていた際、勢い余って女子トイレに突っ込んだらしい)を思い出しスコールに教えようとするのだが、結局、慌てたゼルによって妨害されてしまった。
さて、セルフィの場合。「少しは遠慮しろ」という部屋の主の忠告を無視し「わーお」などと言いつつベッドに腰掛けたセルフィ。その話を聞いて無さ加減にゼルが抗議すると、「ゼルって心狭い」と言いきったばかりか「可愛い女の子が座ってあげてるんだから感謝して欲しいぐらいだ」などとのたまってスコールに同意を求めてきた。ここで選択肢が出るのだが、いくらなんでもそりゃあ無礼だろ、と「いや、迷惑だろう」を選んだところ、ヘンな効果音と共に、セルフィ内のゼル&スコールのランクが下がってしまった(笑)。「ええっ!? 冗談だろ!?」と素で慌てているところを見ると、本気でショックだったのか、ゼルよ。
最後はアーヴァイン。のっけから「男の部屋なんかに入れても嬉しくともなんともない」と言う彼だったが、壁に掛けてあった銃を見るなり、その方へと駆け寄って行った。それら旧式の銃がゼルの祖父のものだと説明を受けたアーヴァインは「いいなぁ、いいなぁ! すごいよなぁ!」と銃オタクっぷりを炸裂。その喜び様に、最初は触るなと言っていたゼルも気を良くして「少しくらいは触ってもいいけどよ〜!」と言うのだが……直後画面が暗転したかと思うと、轟いたのは銃声、そして「なにしやがんだ、おまえ!!!」というゼルの絶叫。オマケに「(……やると思った……)」というスコールの心の声。
こんな感じで全員分見たのだが、ゼルがパーティに入っていない場合の検証を忘れていた。が、気付いた時にはセーブしちゃってたので、今回はパスって事で。
そうそう、ゼルの部屋のサンドバックは殴れます。スコールの殴り方って「ストレス溜まってます!」って感じがして良いんだか悪いんだか。
バラム港〜バラム駅
ゼルの部屋のイベントが終わったら、「指揮官」を探し街を疾走。港に行ってみると兵士から「指揮官」がついさっきまで魚を釣っていたという情報を得た。早速食うって……どうやって??
ちなみに、港に来たついでと言っては何だが、軍用車付近に居た自動車整備士の新弟子に話し掛けてみると、親方がガルバディア兵によって利き腕を折られてしまったという話が聞ける。むぅ、許すまじ!
港から街に戻ってみると、街が何だか煙っている。まさかもう火ィ点けられたんじゃ! と、慌ててゼルの家へと向かってみたら、軍のお偉いが来て魚を焼いていった、との事。「こんな『におい』を出す魚なんてろくな魚じゃないと思うけれど」というのはゼルの母親のお言葉。
この後、港に戻って軍用犬に魚の臭いを嗅がせると(スコール達の身に染み付いていた/笑)、犬は早速駅の方へと駆け出したかと思うと、停車していた列車の中へと飛び込み……どっかで見た事のある大男を追い立てながら車輌後方の乗降口から飛び出して来た。あ、あれって雷神じゃん!
雷神を追いかけようと駆け出しかけたスコール達だが、ふと、地面に這いつくばっている兵士達を発見。側にいた駅員に話を聞くと、雷神が持って来た差し入れを食べた途端倒れてしまったらしい。何でも、雷神が持って来たのは「バラムフィッシュ」の偽者「バッダムフィッシュ」だったそうな。どんな魚だ。
何はともあれ雷神を追って駅を飛び出ると、駅入口に居た兵士が「魔女の騎士であるサイファー様の右腕。それが雷神どのである。つまり、だ。やることなすことわれら凡人とは違うのである!」と慇懃無礼スレスレのお言葉。更には街の兵士も「今日の指揮官どのは司令官様がお怒りになる前に司令基地へとお帰りになったようだな」などと。……あー、ここまで来たら司令官も指揮官も正体バレバレー。
バラム ホテル
そんな中ホテルまで戻ってみると、ホテル前の兵士が「今は危険だから近付くな」と言う。戻って来た「指揮官」を「司令官」が……と説明を聞いていたまさにその時、ホテルから雷神が飛び出て来た。どうも「司令官」である風神に折檻されている真っ最中らしい(笑)。
この後、ちょっとした遣り取りの後、雷神&ガルバディア兵×2とのバトルに突入。サイファーから「スコール達が来たら、軽〜くひねってやれ」などと指示されたんですって。
ああ、サイファーと無事合流出来てたのね。ガーデン内紛争&ミサイル騒動の時、ガーデンの外に逃げ出してたって解釈で良いのかしら。んで、ガーデン飛び立っちゃってバラムの街で困ってたら、バラムを制圧しに来たサイファーと再会……って感じ?
VS 雷神&ガルバディ兵×2
それはさておき雷神戦。雷神はその見た目通りに攻撃力が高いので、一応はHPに気を配っておきたいところ。また、雷属性の攻撃は吸収してしまうので注意。何を隠そう私はアーヴァインに付けていたアビリティ「属性攻撃」を外し忘れていた。勿論付けてたのは「サンダラ」だったさ(涙)。
雷神を倒した後はホテル内に入り、今度は風神とのバトル。1対1なので楽か、と思いきや、外で倒した筈の雷神が復活し、結局は雷神&風神の2人が相手となる。
VS 風神&雷神
雷神に対する対処は前回と同じだが、風神からは何故かG.F「パンデモニウム」がドロー可能。いや、「風」繋がりってのは解るんだけどネ。何処で入手したんだろう。
戦闘終了後、改めて風神&雷神との会話。二人は魔女に従っているわけではなく、飽くまでサイファーの仲間として行動しているらしい。「今のサイファーは『手先』は多いが、『仲間』は自分達以外にはいない」と言う雷神達に、ゼルは「仲間だったら止めさせろ」と至極当然のツッコミを入れるものの、彼等は「仲間」だからこそサイファーの全てを肯定するのだ、と断言した。気持ちは解るが意味が解らん(笑)。
ともかく、あくまでサイファー派だと言い切る二人は「ガーデンに戻る気は無いのか」というスコールの問いに深々と頷いた。それを受け、今後は敵として認知するといった意味の事を告げるスコール。「仲間というのはそういう事なんだろ?」と心で問いつつ、カメラ目線で(笑)。
そんなスコールの態度にアーヴァインは「ちょっと待てよ!」と声を荒げるものの(パーティメンバーによってリアクションが違う)、雷神達は「これ以上話すと辛くなる」と、撤退してしまったのだった。
二人が去った後「それでいいのかよ?」と納得してなさ気に呟くアーヴァイン。それに対し、敵味方なんて流れの中で変わってしまうのだと教えられて育って来たのだから、そんなに特別な事では無いと言うスコール。だが彼も、心の内ではやっぱり割り切れていないみたいなのね。だって、風神雷神といったらガーデンからの指令書わざわざ届けてくれたり、内紛時には避難勧告を手伝ってくれたりしたし、雷神すんごく良い人だからねぇ。本当にサイファーさえ居な(以下略)。
バラムガーデン 3Fブリッジ
風神&雷神との離別イベント終了後は、ガーデン3Fのブリッジへ場面移動。最近ちょっと元気が無かったセルフィが上がって来て、「トラビアガーデン」に行ってみないかと提案してきたのであった。……って事で、次回は「トラビアガーデン」へ。
セルフィの提案でトラビアへ向かう事となったバラムガーデンご一行様。が、その前にカードバトルの時間でゲス。
先ずは解放されたバラムの街に乗り込みホテルマンから「パンデモニウム」のカードをゲット。続いてバラムガーデン内で「C.C団」をキング以外殲滅。
ええと、キングと戦うには確か部屋で寝れば良いんだよな、とひたすら三年寝太郎ってみたものの、一向にキング現れず。ありゃ? 保健室でカドワキ先生と話さないと駄目なのかぁ。
攻略本が教えてくれた通りにカドワキ先生と□ボタンで話すと、カドワキ先生がその過去を激白。なんと彼女の正体はあの「ノーグ」だったのだ……って展開になったらカードどころじゃないよねぇ。
……もとい。カドワキ先生は4年前まで「C.C団」のキングだったそうだが、その座は今のキングに譲ったのだと言う。なるほど、十代に混じって遊んでる場合じゃないって我に返ったワケですね?
そんなこんなで改めて部屋でゴロゴロしていると、待ちに待ったキング出現! まるで夜這いするかの様にやって来たキングの正体は(反転してね)キスティス。おお! 久々にSeeD服だ! と喜んでたら「久し振りに制服で登場よ」だって(笑)。ファンサービスか! ファンサービスなのかッ!(←おちつけ)
キングを倒し「C.C団」を壊滅させたら、改めてキング&クイーンから「ギルガメッシュ」と「カーバンクル」のカードをゲット。これでスコールは「C.C団」の頂上に立ったワケだが、取り敢えず「カード大帝」とでも呼んで貰おうか。ふふふ。
トラビアガーデン
カードはさておきシナリオ本編。北方にある「トラビアガーデン」に向かったところ、残念ながら外見からして爆撃を受けているのは明らかだった。中に入ったセルフィは「ミサイル……直撃?」を力無く呟き、ゼルは「……また腹立ってくる」と吐き捨てた。
この時はたまたまゼルとセルフィをパーティに入れていたワケだが、このシーンでもメンバーによって台詞が少々異なる。と、いう訳で暇人再び。パターン別に見て遊んでみました。
先ずはセルフィをパーティに加えている場合。基本的にこのシーンでは最初にセルフィが「ミサイル〜」(前述)と言った後、もう一人のパーティメンバーがコメントする形になっているので、自分の好きなキャラを加えていくと良いだろう。
一方、セルフィをパーティに加えていない場合はどうなるかと言うと、まずスコールが「ひどい有様だな」と言い、その後セルフィが後方から登場し「ミサイル〜」を言う形になる。で、この時残る2人のメンバーに関しては、画面右に立っているメンバーだけがコメントを口にするのだ(コメントそのものはセルフィがパーティに居る時と同じ)。
どちらが右側に立つ(=コメントを言う)のかだが、キャラ毎に優先順位が設定されていた。
取り敢えず調べた限りではゼル>キスティス>リノア>アーヴァインの順になったのだが、この結果からすると、アーヴァインにコメントを言わせるにはセルフィをパーティに加えておく必要がある。
ちなみににこの後、一人「トラビアガーデン」内に入っていたセルフィを追ってスコール達もガーデン内に入る事になるのだが、この時もセルフィを仲間に入れておいた方が仲間達のコメントを多く(1人分だけど)聞く事が出来る。
とっても無益な検証を終えたら、引き続きセルフィを追い爆撃の痕が生々しいトラビアガーデン内を進む。と、広場らしき場所で友人と立ち話をしているセルフィを発見。「セルフィが世話になってます」という友人の挨拶にスコールが「……セルフィは良くやってくれている」と大物ライクな返事をすると(実際は選択肢)、セルフィに「うひゃ〜」などと言われてしまった。スコールっぽく無いんだってさ。わしもそう思う(笑)。
その後、セルフィと運動場で落ち合う約束を交わしたスコール達は、好き勝手にトラビアガーデン内を散策。募金を集めている少女曰く、このガーデンの特徴は「自由でハチャメチャな校風」。が、その実生徒達の自立心は極めて強く、爆撃にへこたれる事無く自分達主導でガーデンを立て直そうと奮闘している様だ。
だが、これだけの爆撃を受けたのだから犠牲者も当然存在する。セルフィの友人も数人が亡くなってしまった様で、即席で造られたらしい墓地では墓前に屈みこみで亡き友に語りかけるセルフィの姿があった。
……それはそうと、墓地にある隠しドローが「ゾンビー」って、いくらなんでもあんまりだと思うんだけど(´・ω・`)
ガーデン内を探索し終えたら、待ち合わせ場所である運動場へ。セルフィを待つ間各々が各々の考えている事を口にするのだが、皆が何かを悩み、疑問を抱いている中、アーヴァインだけがセルフィにイイ所を見せたい様な発言をする。この時は「お前もちったぁ魔女とかの事考えろよ」と突っ込みを入れたくなるのだが……後に、彼は「何も考えていない」のではなく、少なくともスコール達の抱いている疑問については「考える必要が無かった」という事が解るだろう。
やや遅れて到着したセルフィが友人達のためにも魔女と闘う決意を口にすると、突然リノアが待ったをかけてきた。闘わずに事態を解決出来る方法があるのではないか、と言うのだ。
ちょっとお前さん何を今更、と突っ込みを入れつつワケを聞くと、要するに「仲間達を失ってしまうかもしれない」という怯えがあるみたい。ぐんぐん突っ走っているスコール達が、自分を残して逝っちゃうんじゃないかしら、ってな具合で。
唐突なリノアの意見に「そんな事言ったって」と全員が困惑する……と思いきや。意外な事に、アーヴァインが同意を示した。「わかるよ、リノア」と。
この後、アーヴァインの口からスコール達の重大な過去が回想シーンと同化する様にして語られる事になるのだが、全部説明していると長くなるので順を追って要点だけ箇条書き。
・リノアを除くメンバー+サイファーは戦災孤児で、「石の家」と呼ばれる孤児院で幼少時代の一時期を共に過ごした。
・幼少時代のスコールが慕っていた「おねぇちゃん」とはエルオーネのこと。彼女も一時期「石の家」にいたらしい。
・幼少時代の記憶を皆が失っていた原因は「G.F」をジャンクションしていたため。頭の中に居場所を作る「G.F」は、記憶を追いやってしまう。
・アーヴァインが色々覚えているのは、つい最近まで「G.F」をジャンクションした事が無かったから(「G.F」をジャンクションさせるのはバラムガーデンだけっぽい)。
・孤児院時代、スコール達の母親代わりだった女性「まませんせい」は、「魔女イデア」だった。
・当時の彼女は慈愛に満ちた女性であり、冷酷な魔女などでは無かった。
重要点だけ挙げるとこんな感じだろうか。何はともあれ、このシーンではスコール達の過去や行動原理(笑)が怒涛の様に判明していき、今まで曖昧だった(割には大して気にもなっていなかった/笑)ものの幾つかがガコンガコンとハマっていく。
情報が多いのでここでは全部書ききれないが、取り敢えずは上の箇条書きを押さえておけばシナリオ理解はOKかと。
それにしても、このイベントでアーヴァインの株急上昇。記憶が普通に残っていた分、一番しんどかったのは彼だろう。魔女暗殺作戦の際に彼が感じたプレッシャーは「自分の一発が世界や歴史を変えてしまう」というものよりも、「魔女イデア=まま先生」を殺さなければならないという事に起因してたんじゃないかしらん。
そんなアーヴァインの導き(大袈裟?)によって過去を思い出したスコール達は、例え記憶が消されようとも大切なものを護るために「G.F」の力を借りると決意。そして、自分自身で選んだ道なのだからと「魔女イデア」と闘う覚悟を決める。
一方、スコールはリノアに対し「戦う事しか選べない俺達だけど、一緒に居てくんない?」といった意味の事を言っちゃうのでありました。こんな書き方すると決意&覚悟が台無し。
さて、幼少時代を思い出したのは良かったが、その所為か「石の家」が気になり始めたスコール達。何があるのか、そして何か得られるものがあるのかどうかは解からないが、取り敢えず思い出の場所である「石の家」へ行ってみる事に。
が、その前に一旦ガーデンから出て再び入りなおし、セルフィの友人からセルフィのカードをゲット。「ランダムハンド」だからちょっと苦労したよ……。
石の家
セントラ地方にある「石の家」へ向かうスコール達。海外沿いにあるそれらしき建物を発見し、ドキドキしながら入ろうとしたのだが……入れねぇでやんの。あれ? どういう事だ?
予想外の事態に軽くオロオロしていたところ、何だかお空に違和感が。ん? でっかい鳥かなんかか……って、うわっ。「ガルバディアガーデン」だッ。
石の家から少し離れた上空に浮いていたのは、今や魔女イデアの本拠地となった「ガルバディアガーデン」。
バラムの街を解放した後いなくなったと思ったら、こんな所に来てやがったのか。
バラムガーデン
「かかってこい」と言わんばかりの「ガ(略)ガーデン」に、ふよふよとバラムガーデンで接近してみると、画面が3Fブリッジに切り替わり、操縦士のニーダがスコールに双眼鏡を渡して来る。間違い無い、どこをどう見ても「ガ(略)ガーデン」だ。しかも、こんな堂々と向い合ってんだから当然あっちも気付いている。っていうか、気付かなかったら凄い。
おそらく、高確率でガルバディア軍はガーデンに乗り込んで来るだろう。いよいよ魔女との決戦の時が来たという事で、スコールは校内放送で生徒達に指示を出すのだが、この時、何について指示を出すかを選択肢から選ぶ事になる(全部は選べない)。取り敢えず、あからさまに関係無さそうな「食堂のパンのこと」を選択してみると「食料班は食堂のパンを緊急ボックスに回収後、シークレットシューターに格納せよ。絶対に敵に奪われるな」なんて事を真剣に言いやがったよ(゚ω゚;) ……でも、あんまり余計な事を言うとニーダから駄目出しを喰らっちゃうのであった。ペナルティはないんだけどね。
校内放送で迎撃準備の指示を出し終わったら、アーヴァイン&セルフィを連れて校内巡回。一方の「ガ(略)ガーデン」は接近を開始し、森の鹿も逃げ始めた。
その後、スコール達は校内に目を配りつつ校庭に向かう事に向かうのだが、途中生徒と会話すると「ファイア隊レベル3」だとか「MG検定」だとか、専門用語(?)を聞く事が出来てなんだか楽しい。そういや先の校内放送でも「剣接近戦検定」とか言ってたなぁ。やっぱアレよね。資格は学生時代に取れるだけ取っておくのがベターだと思うのね。
ところで、スコールがいく先々でモテモテ状態であるのがなにげに笑える。「スコール先輩!」なんて言いながら、眼を輝かせて(たぶん)スコールの指示に従っている事だろう。
モテモテオーラ炸裂中のスコールが校庭に行ってみると、集合かけても来なかった(寝てたらしい)ゼルが、学生達を整列させ指示を出していた。スコールの放送聞いて起きたってのは良いとしても、プチ指揮官みたいな事も出来るのな。ごめん、おばちゃん君をちょっと侮ってた。
その後、ゼルに「理由は言えないけど指輪を貸してくれ」と頼まれ渋々貸してやっていると、キスティスとリノアが登場。リノアもスコール達と一緒に戦う決意をしたらしい。そんな彼女に「気を付けろよ」と声をかけた直後、ニーダから呼び出しを受け超特急で3Fブリッジへ(自動で戻ってくれる)。直後ムービーが始まった。
ムービーでは「ガ(略)ガーデン」が真正面からバラムガーデンへと接近。そして、サイファー(なんか台の上に乗ってましたよ)の合図でバイクに乗ったガルバディア軍兵士達がガーデンへと飛び移り始めたのだ。わぉ! フルスロットル!(←そうじゃないと落ちますがな)
正面から突っ込んで来る「ガ(略)ガーデン」を回避するため、ガーデンを大きく右に旋回させたスコール。当然「ガ(略)ガーデン」と擦れ違う事になるため放送で校庭班(ゼル達)に注意を促すと、画面はゼル達へ。ゼルが言う通り「G.F」を付け替えたら、ガルバディア兵達がびゅんびゅん走って来る中を、校庭の端の方へと向かう。この時ゼルはスコールから借りた指輪をリノアに預けるのだが……これ小僧、人を急かしておきながらそんな悠長な事やってるんじゃありませんよ、この非常時に。
次々と飛び込んでくるガルバディア兵を根元で断つため校庭の隅に向かったゼル達だったが、ガーデン同士の衝突のショックで校庭の端が崩れてしまい、それに巻き込まれたリノアは崖から落下。かろうじて両手で崖にぶら下がっている状態に陥った。
下は一応森なんだけど流石に落ちたらヤバいだろうし、その以前に、リノアの真下にはびょんびょん回転しているガーデンの駆動部があって、そこに落ちた岩は一瞬で粉砕されている始末。……と、取り敢えず下見るな! リノア!
一方、どうにかリノアを引き上げられないかと身を乗り出すゼルだったが、リノアが居るのはだいぶ下なので届く訳が無い。「ダメだ、とどかねぇ!」って、微妙な距離ならともかく、見ただけで無理って解かるだろうがよ!
ゼル達がリノアを引き上げる為の手段を探すため、一旦校庭奥から引き返したところで画面切り替え。正門からの敵襲の報を受けたスコール達がカードリーダへ向かうと、続いてリノアのピンチを訴えるゼル達が到着。更にニーダからは教室が襲われているとの報が入り、スコールの身体が一つじゃ足りない事態に。
「もーっ! お前等、俺ばっか頼るなよなーっ! 大体、俺ン所来る暇があったらロープとか探せよ!ヽ(`Д´)ノ」とその場で地団駄踏みたいのを我慢して、パーティの再編成。キスティスはシュウと共に正門担当、ゼルは全力でリノア救出の手だてを考え、スコールは引き続きアーとセルフィを連れて教室に向かう事になった。
この交戦イベント中は、パーティは切り替わるわガーデン中を駆け回らなきゃならないわと、とにかく忙しい。
が、幸い時限イベントではないので、こまめにセーブをしながら(交戦時は保健室前あたりにセーブポイント出現)切り抜けておきたいところ。
エレベータで2Fに向い教室に入ると、ムービー開始。空中から進入は無理だとタカを括っていたのがマズかった。飛行アーマーを装備した兵士達が虫の様にガーデンへとたかり始めたかと思うと、ガーデンのでっぱり部分に飛行アーマーを固定し、今度はロープを使ってガーデンの外壁沿いに下降。窓ガラスを蹴破り、教室へと侵入を果たしたのだ。
ガルバディア兵が教室に飛び込んで来たのは、間一髪、スコール達が教室に入った直後の事だった。ふざけんなテメェ、ガーデンの特殊ガラス1枚いくらすると思ってんだ! と事務官になったつもりで「パラ・トルーパー」戦。ガルバディア軍の強襲部隊だそうだが、そんなに強くもなく、エスナを補充するぐらいしか利用価値も無いので(ひどい)サクっと撃破し、教室に居た女生徒と年少クラスの生徒に退避を命じていると、またしてもニーダからの呼び出しが。え? カドワキ先生が呼んでるって? ……「C.C団」壊滅させちゃった件かな……。
そんなこんなで現在ガーデン同士が絶賛交戦中ではあるが、キリの良い所で続きは次回。
次回は「サイファー、暁に死す」の巻。死なんて。
バラムガーデン 3Fブリッジ
3Fブリッジに向かうと、学園長室(ブリッジの真下)にカドワキ先生が来ていた。戦況を尋ねてくる彼女に「今まではどうにか持ち堪えたけど次来たらヤバいんじゃね?」(意訳)と答えると、正門も似た様なモノだとキスティス。
完全な素人ではないにしろ、所詮ガーデンの生徒は訓練生。一方ガルバディア軍はプロの兵士なワケで、いつまでも防ぎきれるものではないのだ。
突き付けられた現実にスコールは己の作戦を後悔するも、今更逃げるワケにはいかない。こうなったら、ガーデンをあっちのガーデンにぶつけて乗り込んじゃえ! という事で満場一致と相成った。
方針が決まったところで、ふとリノアの事をゼルに尋ねてみると、ガルバディア軍がバリケードを張った為に校庭に入れない状態に陥っているという。屋根を伝って行くか、もしくは空でも飛ぶしか助ける方法が無い……ってちょ、ちょっと待て、じゃあリノア、あれからず〜っと崖にぶら下がりっ放し!? 某栄養ドリンクのCM!?
すげぇ腕力だなオイ、とスコールが絶句していると、それを諦めモードと勘違いした(一部嘘)アーヴァインからツッコミが。更には「あんた、リノアを助けろ」と命令形。……いや、そんな事言っても今ガーデンの危機だし俺は攻撃部隊を率いてるワケでね、と口にしようとしたら「あんたの事情も気持ちも、どうでもいいんだ」ときたもんだ。
皆、リノアの事が好きだからとか彼女の喜ぶ顔が見たいといったら理由で「お前が助けに行け」って、ちょっとそれ無茶苦茶じゃねぇ? スコール、戦況の事で頭がいっぱいいっぱいなのに、そんなスコールの事情は「どうでもいい」ってかぃ。
そういう訳で半ば強引にスコールはリノア救出へ。その間、「ガ(略)ガーデン」への侵攻路はキスティス達が切開いておくとの事。だが、行動に移ろうとするスコールを、カドワキ先生が「もう一仕事」残っていると呼び止めた。校内放送で皆を励ましてやれ、との事。
そんなワケでスコールはガーデンの戦況とSeeD(とガーデン)の本当の役割、そしてこれからの作戦を簡単に説明しつつ皆を励ます校内放送を流すのだが、超意訳すると「みんな、オラに元気をわけてくれ!」って感じですかね孫悟空。ちなみに、スコールの放送後ガーデン同士が正面から激突するムービー挿入。こんな時になんだが、バラムガーデンってなんかサザエみたい。
ムービー後は、ゼル達が「ガ(略)ガーデン」に乗り込むシーン。今のこいつらは怖いぞー。ゼル&アーヴァインなんて「S攻撃」に「デス」付けてるから、一般兵風情だと一撃で殴りor撃ち殺されるぞー。オマケにキスティスは「くさい息」覚えてるんだぞー(笑)。
それはさておき、リノアを助ける事になったスコール。こうなったらガーデンの外壁に出るしかないかな、とデッキのある2Fに向かうと、「マークがいないの!」と女子生徒が助けを求めてきた。なに!? マークがいないだと!? 解かった、俺が探してくる……って、マークって誰?
バラムガーデン 2F通路
見知らぬマークとやらを探しに2F奥へと行くと、廊下に座りこんでいる子供を発見。こいつがマークか。少年を速やかに保護しエレベーターの方へと向かわせ、ふーやれやれなんて嘆息してたらまぁ大変。突如デッキの方から飛行兵器が突っ込んで来たかと思うと、スコールは見事なまでに後ろから吹っ飛ばされてしまった。しかも左隅に「スコール」と書かれたゲージが出てる所を見ると、ミニゲームちっくな戦闘開始?
ここでのミニゲーム(と書くと緊張感ゼロですが)は二段階になっている。先ずは2F廊下で、いかにして危機を回避するか。幾つかの選択肢から的確なものを選ぶと次の段階に進めるのだが、しくじると攻撃受けちゃう事もあるので注意。
正解は「あたりを見回す」→「非常用スイッチを押す」。
スコールが非常用スイッチを押すと、ガーデンは飛行中なので当然スコール達は外へと放り出されてしまうワケだが、ここからが第2段階。ガーデンから吹っ飛ばされた後、スコールを襲撃した兵士が乗っていた飛行兵器に仲良く敵兵とブラ下がるハメになったスコールは、敵とガチンコで殴り合いを開始するのだ。
ここでは敵の動作を見極めつつガード(□ボタン)or攻撃(○&×ボタン)するという単純なゲームになっているのだが、飛行兵器はぐんぐん飛んでいる状態を表現するためにカメラの位置も容赦無く移動していくので、時折スコールや敵兵士の姿が物影で見えなくなる事があるのが少々厄介。が、万が一負けても廊下でドツかれるところからやり直しが効くし、「やさしくして再トライ」にすれば攻撃を受けた場合のゲージの減りも少ないので、そんなに心配する事も無し。
飛行兵器から敵を叩き落としたら、そのままムービー開始。ガーデンの外壁をふよふよと飛び、未だ崖にしがみついていたリノア(凄まじい握力)を無事救出。着陸後、生徒と兵士が直接バトルしている戦場を左へ左へと駆け抜け、「ガ(略)ガーデン」本棟の裏口に到着した。
当然ながら礼を言うリノアに対し、何か言い訳じみた台詞で「いや、いいんだ」と告げるスコール。そんな彼に「スコールの大切な物」、つまり彼の指輪を預かっているから落ちるわけにはいかなかったのだと言うリノア。
この時、スコールの指輪(ペンダントにもあるよね)に付いている「想像上の生物『ライオン』」についての話になるのだが、「とても強い。……誇り高くて……強いんだ」という説明に加えて「ハーレムも作るんだ」とか言ってくれたら株上がったのになぁ(わけわからん)。
それにしても、名前を付けているか聞くリノアはまぁいいとしても、それに対し「もちろんさ」と答えるスコールはなんか変。いくら生き物を模ってるからって、アクセサリーに名前付ける人ってそんなにいないと思うんですが、どうか。
ちなみに、ここではアクセサリーのライオンさんに名前を付ける事が可能。デフォルトでは「グリーヴァ」となっている。この時点では「いちいちこんなので名前入力画面出さなくても」と思ってしまうのだが、実はこれ終盤も終盤で(重要とまではいかないが)ある演出に利用されるのでデフォルトにしておいた方が無難。簡単にネタバレすると(以下反転)ラスボス戦で出現するあるものに関係している。なので、その時に緊張感を失ってみたいなら、ヘンな名前入れるのも面白い。「ぬかみそ」とか「なまこ」とか。
それはさておき、この後、ゼルが同じ指輪を作ってくれる事になっているとリノアが告げるのだが、同じ指輪を付けていると誤解されちゃうとか言いつつ嬉しそうなリノアに対するスコールの心の声が笑える。『みんなで俺たちをくっつけようとしてるぞ。それくらいのことは、俺にもわかるんだ』、だってさ。色恋沙汰に暗いという自覚はあるのね(笑)。
ガルバディアガーデン
リノアを引きつれ「ガ(略)ガーデン」本棟に進入すると、入って直ぐの場所でキスティス達が待っていた。久々に揃ったいつものメンバーに対し「敵の名前とか事情なんかは考えるな」と告げるスコール。だが、それは同時に自分に言い聞かせている言葉でもあった。
この後は、いつもの様にパーティ編成をして「ガ(略)ガーデン」内を探索開始。一時期パーティから離脱していたセルフィのLVがかなり遅れていたので、強化の為に連れて行く事に決定。で、あと一人は雑魚退治要員のゼルを。「デス」が容赦無いのデス(←!)。
「ガ(略)ガーデン」内は要所要所のドアをロックされているので、先ずはキーを持ったガーデン生(逃げ遅れたらしい)を探し回る事になる。最初は行ける場所が限られているで、取り敢えずは2Fへと上がる階段を駆け登ったところ、登った所に風神と雷神が待っていた。
戦闘に入るのかと思いきや、何やら二人はぐったりした様子。雷神はともかく、風神までがヘコんでるとなると、余程の事なのだろう。
「……サイファーのこと頼むもんよ。もう、わけわからんもんよ」と言うところをみると、サイファーはこの二人ですら付いていけないレベルまで到達してしまった、という事なのだろう。今の彼等には、バラムで会った時の「サイファー全肯定!」モードは最早見る影も無い。……って言うか、サイファーがわけわからんのは今に始ま(以下略)
さて、キーを3つ集め行動範囲を広げたら、1Fホールにて「ケルベロス」と対決。
VS ケルベロス
倒すとG.Fとして使える様になるので何としてでも倒したいところだが、「トリプル」がドロー出来る(LVによる)貴重なモンスターでもあるので、全員100になるまで吸い取っておきたい。ついでに「ダブル」と「クエイク」も。特に「ダブル」は後々アビリティ「上クラス魔法精製」で「トリプル」に変換出来るので集めておいて損は無し。あと、「ぶんどる」で「早さの書」も入手しておきたい。
「ケルベロス」戦で厄介なのは「トリプル」を使ってくるという事。頭が3つあるのは伊達じゃない。
これをやられると、全体魔法喰らうも同然になって面倒なので、ヤツが「トリプル」を使ったら速やかに「デスペル」で解除し、あとは「メルトン」をかけボコボコにすれば楽勝なのでした。
「ケルベロス」を服従させたら後は、3Fのマスタールームに向かう。中に入ってみると、魔女の騎士&魔女が向こうに見えるワケですが、スコール達の視線は完全に手前にあるセーブポイントへ。こんなあからさまな場所に置かんでも、と思いつつセーブしたら、疲れ果てたので続きは次回。
ガルバディアガーデン マスタールーム
「ガ(略)ガーデン」マスタールームにてサイファー&魔女イデアと対峙。「おまえ、まませんせいを倒しに来たのか?」と言ってるところを見ると、サイファーも過去の事を思い出しているらしい。それはいいけど、いい加減「まませんせい」って全部平仮名は止めなさいね。ハイティーンにもなって。
それはさておき、サイファー戦直前の彼の台詞は、パーティに誰を入れているかで変わる。この時はボス戦用パーティ(別名殺戮部隊)であるゼル&アーヴァインにしていたのだが、ゼルに対する相変わらずの「チキン野郎」発言は予想通りとしても、アーヴァインへの「そこのお前、こっち側の生徒だろ? 居る場所間違ってんじゃねぇのか?」ってカンジの台詞は大笑いだった。お前様、(スコール同様)アーヴァインの事を素で忘れていらっしゃるんですの?
余談だが、セルフィのHPの友達紹介コーナーで「強引にバラムガーデンに転校してきた」みたいな事を書いてたなぁ。アーヴァイン。
VS サイファー
話は戻りサイファー戦。丁度「ヘイスト」が少なくなっていたので、お隣からお醤油を借りるノリでドローし、ついでに各々に「はなつ」。そして「S攻撃」に「ペイン」を付けていた(流石にボス戦で「デス」は無理)ゼルが殴ったところ見事に沈黙+暗闇という可哀想な状態に。オマケに「ぶんどる」で「メガフェニックス」も強奪でますます哀れ。
それでも気丈なサイファー君は「スコール、とどめをさしてやるぜ。魔女の騎士の力とくと味わいな」とか言いつつ「鬼斬り」を披露。エフェクトすっかり忘れちゃってたが、久々に見て大爆笑してしまった。なんかすっごい回ってるんですよ、この子。おいおい回りすぎだろってぐらいに。でもって吹っ飛ばされたスコールは真っ逆さまに、しかも頭から下に激突。普通死にます。
ひとしきり笑わせて貰ったのは良いが、沈黙+暗闇で頑張ったのに「鬼斬り」の効果はあまり無し。そしてダメージを喰らう(サイファーがね)につれ上部に表示される彼の台詞が弱々しく(?)なってくるのが涙を誘う。
だが、一番可哀想なのは戦闘終了後、魔女イデアに「役立たずめ」なんて言われちゃう点か。合掌。
頑張ったサイファーに冷たい一言を浴びせた魔女イデア。おし、かかって来い! と身構えたのは良かったが、床を擦りぬけて下に降りて行ってしまった。ぬ、この下は確か「大講堂」だったよな、と踵を返して魔女を追う……前に、器用にも邪魔にならない所に転がってくれているサイファーの死体をつんつん。
「おまえら……まませんせいには勝てねぇな……」って、ありゃ、生きてた。
ガルバディアガーデン 2F大講堂
マスタールームを出たらイデアを追って2Fの大講堂へ。2Fホールの大講堂入口付近には隠しセーブポイントがあるので、アビリティ使ってしっかりとセーブ。そして直ぐには大講堂へ入らず、そのまま2Fホールで「トライフェイス」狩り。コイツって出現場所が少ないからネ。
目的は「ペイン」のドローと「ぶんどる」による「呪いの爪」入手。特に後者は100個集めとくと後から便利だったりするのです。
さて、やる事やったらいよいよ大講堂に突入。勝負! ……と飛び込んだものの中には誰もおらず、しかも何故かリノアが一人で後を追って来ちゃうし。
それはそうとイデアは何処に、と思ってたら、妙な気配。む、何か来るのか!? と警戒していると突如天井部のディスプレイ(?)を突き破って無表情の魔女が飛び降りて来たーッ! に、人間技じゃ無い!
大講堂の演壇に立った魔女イデアは、スコールに向かって「お前が『伝説のSeeD』だったのか」と漏らす。更に、イデアがスコール達に宣戦布告した所で、どうやって降りて来たのかサイファー再登場。そんな彼を一瞥したイデアの台詞はと言うと「……役立たずめ」。
……サイファー! もういいからこっち来なさい! 後ろの椅子で寝てていいから(´;ω;`)!
VS サイファー
だがしかし。サイファーは哀しいまでに魔女の騎士にこだわる男。そのまま戦闘に突入し「自分がいる限りイデアには指一本触れさせない」と満身創痍でスコール達に挑んでくる。そんな彼を早く楽にしてやりたい一心のスコール達は「ぶんどる」で「聖戦の薬」をゲットし、更に「ヘイスト」を「はなつ」によって各々にかけると、あとは全力でボコッてあげたのでした。
今回サイファーにとどめを刺したのはアーヴァインだったのだが、撃たれた直後の「ぐはっ!!」というサイファーの台詞が実に生々しくてイヤン。なんか喀血してそうだ。
サイファーが倒れたら、次はいよいよイデア戦。実際はサイファーと同時に出現しているのだが、サイファーを倒すまでは攻撃出来ないし、イデアも攻撃してこない。
VS イデア
サイファーに「使えぬ男」と吐き捨てたイデアは、やっぱりそれなりに強い。特に「メイルシュトローム」(「カーズ」+割合ダメージ)が厄介なので、回復のタイミングを間違えない様にしたいところ。また、イデアはG.F「アレクサンダー」を持っているので忘れずにドロー。
戦闘終了後、呻きながら崩れ落ちる魔女イデア。直後、画面が白く濁ったと思うと、倒れている(演台から落ちたの?)サイファーの方へフラフラ近付いて行くリノアの姿があった。
身動きが取れず凝視することしか出来ないスコールを尻目に、リノアは倒れたままのサイファーの側へと歩み寄って行く。そしてその傍らで膝を折ると、彼の上体を抱き起こし、自らの顔をサイファーの顔へ寄せたのだ。
その突然の行動に驚愕したのも束の間、サイファーは突如立ち上がると、夢遊病者の如き足取りでフラフラと何処かへ立ち去ってしまった(゚ω゚;)
このシーンを見る度に思うのだが、どうしても、リノアがサイファーにちゅうしている様に見えてしまう。ただでさえサイファーはリノアの「元カレ」疑惑があるので(ΘωΘ)
それともう一つ。サイファーが立ち去った後リノアの身体はその場で崩れ落ちてしまうのだが、その際、思いっきり頭から倒れ込んでいるのが素敵。見てて痛いっての。
倒れ込んでしまったリノアにキスティスが駆け寄る一方、情報の演壇ではイデアが立ち上がっていた。畜生、未だやる気か! ……と思いきや、なんだか様子が変。
スコール達一人一人の名前を呼んだかと思うと、『大きくなりましたね』?『私はエルオーネを守りましたか!?』? ……も、もしかして。
もしかするともしかして、イデアは元のイデアに戻ったのかな……? と薄々勘付いていると、リノアの側に駆け寄ったキスティスが、切羽詰った声を響かせるのでありました……。
……ってな感じで、ここでDISC2が終了し、DISC3へ。
シナリオ的には中盤から終盤へとすこーし移動し始めたくらいかな。
さて、リノアが昏睡状態に陥ってしまった事により、かつて無かった程に落ち込むスコール。
が、現実の流れは容赦無い。休む間もなくイデアが戻っているらしい孤児院へと向かう事になってしまった。
この後は「石の家」に向かうとシナリオが進むのだが、色々準備しておきたい事もある。先ずはゲットしたばかりのG.F「アレクサンダー」にアビリティ「上クラス魔法精製」を覚えさせるため、「石の家」近辺でAP稼ぎの戦闘をば。
森に入って「ルブルムドラゴン」とヒィヒィ言いながら戦うのもオツなもんです。LV次第では「メテオ」「フレア」をドロー出来るしね。
石の家
目的を果たしたらいざ「石の家」。長い事主のいない状態が続いていたからか(もしくはイデアが自ら破壊したか)無残に荒れ果ててしまっている。そんな想い出の家で先ず遭遇したのは、シド学園長だった。あれ、なんでこんな所に?
軽く驚く一行を尻目に力無く笑う学園長。彼の立場としては、スコール達が勝てば最愛の妻を失う事になるし、魔女が勝てばスコール達を失う事になる。彼はそれが耐え切れずガーデンから逃げ出してしまっていたというのだが……ご、ごめん。そう言われてみれば居なかったね、学園長。不在に気付かなかったよ……。
シドに従う様にして奥に進むと、そこにはイデアが。感動の再会といきたいところだが手放しで喜べない部分も多いためか空気は重い。
そんな中でイデアが語った真実とは以下の様なものだった。今回も箇条書き。
・イデアの心を乗っ取っていたのは遠い未来の魔女「アルティミシア」。
・アルティミシアの心は怒りに満ち溢れている。
・魔女アルティミシアの目的は、不思議な力を持つエルオーネを探し出す事だった。
・エルオーネの事を知っているイデアは、エルオーネを守るためにアルティミシアに心を心を明け渡し、自分を無くした(←そうする事によってエルオーネの居場所を隠した?)
・イデアが魔女になったは5歳の時。先代の魔女から力を受け継いだのであり過去エスタに君臨していた「魔女アデル」の後を継いだのではない。(←魔女って一時代に一人ってワケでもないのね)
・魔女アデルはまだ生きていて、アルティミシアはアデルの中に入ろうと目論んでいると思われる(←だから必要なくなったイデアを解放した)
・魔女アデルの中にアルティミシアが入ったら、マジヤバイ、バリヤバイ(←どっちもシャレにならないぐらいおっかないから)。
イデアの話は大体こんな感じなのだが、今のスコール君はリノアの事しか頭にない状態。今までの論理的な彼が嘘の様だ。そんなもんだから、ママ先生の話を勝手にさて置き、リノアの身に何が起こったのかを尋ねるのだ……が、答を得られないと解かった途端「……じゃあ、いいです」って、いきなりガキのリアクションすな。
だが、スコールの静かなる暴走(笑)はこの程度では終わらない。少年の切羽詰った様子に気付いたのだろう、シドが「今はリノアだけでなく共に戦ったガーデンの皆の事も考えなさい」的なプチ説教をし、更にスコールの反論を封じ込めたところ、ツカツカとシドの側から離れて行ったかと思うと石壁を殴り始め、挙句に名台詞「(…………黒くなれ)」が炸裂(笑)。自分の台詞で画面を真っ暗にしてしまった。要するに内に篭っちゃった、ってコトね。
一方、そんな彼は放置プレイで仲間&イデアの会話は続く。
アルティミシアがエルオーネを探す理由は彼女が持つ「人の意識を過去へと送り込む」力にある。この力を使い、この時代から更なる過去へと自分の意識を送るのがアルティミシアの目的なのだ。そして、過去の世界で時間魔法である「時間圧縮」(過去現在未来が圧縮される)を使用するつもりらしいのだが、その結果かどうなってしまうかは未だ謎。
さて、仲間達が頭を捻っている最中スコールは何をしているのかと言うと、真っ暗な画面のままリノアの事ばかり考えていた。「初めて会ったのはSeeDになった夜」だとか「目が合うと微笑んだ」とか。いなくなって初めて気付いたこの気持ち、ってか。ついさっきまでは「みんなが俺とリノアをくっつけようとしている」なんて警戒してたクセに。
取り敢えず我々は、色恋沙汰に奥手というか敢えて避けていた少年が、見事にオトされる現場を目の当たりにしているワケなのです(ΘωΘ)。最初の頃にかけられていた洗脳(←あんまり)が今頃になって効いてきたらしい。リノアにとっちゃあ嬉しい誤算?
……どのみち、いきなり感は拭えないけどな。
全然話を聞いていなかったスコール君ですが、仲間にツッコまれた時点で真っ暗状態終了。「エルオーネをアルティミシアに渡さなきゃいいんだろうがよ。じゃ、これからガーデンに戻って皆に報告しますんで」(意訳)と半ばヤケッパチ。その様子があからさまに拗ねてるモンだから、アー公が「リノアの事は自分達も気になっている」とフォロー(言い訳?)したところ、「だったらもう少しくらい!」と本音を半分漏らしてしまうのでありました。
皆がリノアの事を二の次にしてるモンだから、怒ってるみたいですよ。昔は「わからない事は考えてもしょうがない」とか「どうして俺に聞くんだ」とか言ってたクセにー。この別人28号め。
バラムガーデン
ガーデンに戻ったスコールは、校内放送にて「エルオーネ探索が当面の目的」だと発表。更に「彼女は『白いSeeDの船』に乗っていると思われるので、先ずはその船の場所を探す方向でひとつヨロシク。そいでもって魔女イデアは自分の家に帰ってるけど、もう敵じゃないのでそっとしておく様に。くれぐれもピンポンダッシュや無言電話はやらないこと」(超意訳&一部嘘)と告げる。
この後は、保健室にいるリノアの元に行くとシナリオが先に進んでしまうので、ちょっと本編を中断し、細々としたサブイベントを消化する事にして、続きは次回。
各地でカード収集
先ずは「石の家」に再度向かってイデアとカード。□ボタンで話しかけると「あら……まあ……ほんとに?」にと言われるのが辛い。「この非常時に何してんじゃクソガキ」というのを1000倍に希釈してある気さえする。でもイデアのカードはがっちりゲット。
次に向かったのは図書館。相変わらず図書委員の娘共は何かを企んでいる。「彼女の気持ちが伝わってきた!」……って、そんなのいら(以下略)
ちなみにゼルは『鈍感君』だそうです。仮に彼女の気持ちに気付いたとしても、何も出来ないとか言われちゃって。いいのかゼル、男として! こうなったら殺られる前に殺っちまえ!(←?)
サブイベント消化ついでに、カード絡みのイベント(という程でもないけど)にも着手。バラム駅前に立たせたままにしている「カードクイーン」関連のイベントだ。今回カードのコンプも目指しているので、このイベントは避けて通れない。
簡単に説明すると、カードクイーンはカードバトルでレアカードを入手もしくは奪取されると、「この町は飽きた」とか言って他の町へ移動する習性(笑)がある(移動先は現在地によって異なり何処に行くかはランダム)。で、その習性を利用して彼女を「ドール」の町へと移動させると、その時に限り通常会話時の選択肢の中に彼女の父親(ドールの老画家)の話が出現。それを選択すると「○○のカードがあれば画家の父が新たなカードを描けるのにー」と特定のレアカードを要求してくるので、それをクイーンに取らせてやると、新しいカードが特定の場所に出現するという流れになっている。
クイーンに取らせたレアカードは彼女の息子(つまり老画家の孫)が持っているので、そこで奪取可能。
このイベントで面倒なのは、クイーンはレアカードを取らせる度に移動してしまうという事と、彼女がドールに戻らないと新たなカードが流通しないという事。彼女にカードを取らせる場所は何処でもいいが、流通するのはドールにいる彼女と話した時のみなのだ(彼女がドールに移動した時点で流通?)。
なので、彼女をドールに移動させる手間を少しでも省くため、最初に「コモーグリ」「セクレト」「コチョコボ」の3枚を取らせておいて(彼女の欲しがるカード全5種のうち、現段階で入手可能なのはこの3種のみ)、3枚目ゲット時の移動でドールに向かわせよう……と企んでいたら。
手抜きしようとしたバチが当たったのか、うっかり彼女が未だ見ぬ都市「エスタ」に行った状態でセーブしてしまいまひた(涙)。シナリオ進めない事にはどうしようもないよぅ。
余談だが、クイーンを追って「デリングシティ」に行った際、サイファーのその後に関する話を聞けた。どうやらサイファーは魔女アルティミシアと新たに契約を取り交わし、ガルバディア軍は全権を「騎士」サイファーに預けたらしい。
で、その騎士は何をしてくれちゃっているのかというと、軍を指揮して遺跡の調査に躍起になっているとの事。……まぁた、ロクでもない事しでかしそうな予感。
更に「サイファーが指導者になってもカーウェイ大佐は軍からほされたまま」という話を聞いたので、早速カーウェイ邸へひやかし励ましに。すると、「お手並拝見だね……フン」だってさ(笑)。勿論リノアの事は言ってませんよ。言えるもんですか。いっそ玄関先に置いといたらビックリするだろうか。
クイーン戦はお預けになったものの、脱線はまだまだ続く。アイテム変化用のLV7カードを収集すべくシュウに勝負を挑んだら、何をどうしたのかルールに地獄の「ランダムハンド」が採用されていた。なので、一目散にバラムに向い、港で油売ってるガーデン生にリセットさせた。
冗談じゃねぇ、あんな効率悪いルールでカード収集出来るかッ(←へたれ)。
で、その際に発覚した事なのだが「三つ編みの女の子がゼルの家を探していた」らしい。あれ、もう例のイベント発生するのか……というのは心の声って事でひとつ(笑)。
ゼルの家に何用か! と無駄に力強くディンさん家に飛び込んだものの、女子は来ていないと言うお母様。一体どういう事だと頭を捻りつつバラムのホテルで一泊してみると(超不自然な行動/笑)……朝、目が覚めた際、ゼルの姿が無いではないか。
「そう言えば、ゼルもなにげに問題児だったのよね〜」とボヤくキスティスを引き連れ部屋を出ると、今度は慌てた様子でスコールを制止するキスティス。
「あれ見てよ」と言われ目を凝らすと……ゼルと例の図書委員が向い合っていた。それもよりによってフロントのまん前で。おねーさんそこに居るっちゅーに(笑)。
この時のゼルと図書委員の少女の会話を聞き取れるかどうかは過去(図書委員絡みの)イベントをいくつ見ていたかで決まるのだが、最後の最後の辺りは全部見ていても聞く事が出来ないっぽいが、断片的に聞ける単語で大体何言ってるのかは解かる。ストレートな告白では無いが、限り無く告白に近い激励、と言おうか。
ついでに「格闘王003」も頂戴出来ます。ってか、コレを渡したかったらしい。
それにしても何でバラムのホテルで? と思ったのだが、そういや占いでベストプレイスだとか何とか出てた様な記憶があるなぁ。
バラムガーデン 保健室
予想外に発生させてしまったサブイベントも終了し、いよいよ本編復帰。保健室で絶賛昏睡中のリノアの元に向かったスコールは、一向に目覚める気配の無い彼女の前でメソメソしていたものの、久々にエルオーネの必殺技(?)に巻き込まれ意識は過去のラグナの中へ。
ラグナ編
今回のラグナ編はウォード抜きらしい……って、あれ? 前回プレイした時はウォード居た筈だぞ? と疑問に思い調べてみたところ、シュミ族の集落のホテルで「ティンバーマニアックス」読んでるとウォードが登場しない模様。
……読んじゃったよぅ。思いっきり。ウォード、過去組の中で一番好きなのにー(←ゴツイ親父好き)
それはさておき、今回ラグナさんがやらかすのは何と映画の主人公。甲冑を着せられたその役どころは「魔女の騎士」。そいでもって同行していたキロスは着ぐるみ(ルブルムドラゴン)の中の人。どうやって4本足のを1人で動かせと言うのか。
結局、キロスだと思っていたドラゴンが本物である事が発覚し、ドラゴンVSラグナのミニゲームを経て、今度こそキロスと合流。改めて「ルブルムドラゴン」とのバトルになる。
VS ルブルムドラゴン
注意点としては「ルブルム〜」は火属性と風属性を吸収しちゃうという事ぐらいか。うっかりラグナの属性攻撃にファイガ付けちゃってたのは私です。トホホ。
余談だが、サイファーが「魔女の騎士」に憧れる切っ掛けとなったのはこの映画だそうな。「メモリアルアルバム」によると「その『魔女の騎士』という役どころは、奇しくも後世の少年に夢を与えることになった」という記述があり、攻略本(「アルティマニア」)のサイファーのページにもハッキリ書いてある。ついでに言えばこの時のラグナのガンブレードの構えと、サイファーの構えが同じだそうで。こ、細かい(笑)。
……たぶん、このドタバタの後でちゃんと撮り直したんだろうな。そう思いたいなっ。
そんなこんなでドラゴンを退け、且つ戦線離脱したラグナ達は、遥か遠くの空中に浮かぶ謎の物体を発見する。そこでラグナ編は終わる筈が……何か様子がおかしい。「接続(スコールをラグナの中へと送る事)が切れない」と言うエルオーネ。どうやら彼女の本体が眠っているせいで力がコントロール出来ない状態らしい。
「もう帰してくれ」とボヤくスコールを尻目に「接続」は続き、場面は一転、雨の中。
「石の家」の軒下で、エスタ兵に誘拐されたエルオーネを探すラグナがイデアと会話しているのだが(この時は未だエルオーネは孤児院にいないらしい)、「エルオーネの声が聞きたい」というラグナに呼応するかの様に「リノアの声が聞きたい。動いているリノアが見たい」などと我儘と言うか無茶を言い出すスコール。が、「過去は変えられない」というのがエルオーネの答だった。
実のところ、彼女も過去を変えようとしてスコール達を過去へと送り込んでいたっぽいのだ。
エルオーネの話をまとめると、こういう流れになるみたい。
・エルオーネ、エスタ兵に誘拐される
↓
・ラグナ、エルオーネを探す旅に出発。ウィンヒルを離れる
↓
・レイン出産(この時点でエルオーネはレインの元に戻っていた? ラグナはいなかったらしい)
↓
・レイン死去
気になるのはレインが死んだ理由。出産の後で死んでしまった様だが、事故なのか病気なのかは不明。ただ、スコールが現在のウィンヒルに行った際「よそ者(ラグナ)と関わったせいで死んだ」みたいな事を言う人物が居たので、「よそ者と関わった」=「ラグナの子供を産んだ」と考えると、産後の肥立ちが悪かったとか、その辺りなのだろうか?
更に「レインは生まれたばかりの赤ちゃんをラグナに見せたがっていた」という事実をエルオーネが知っているという事は、既に彼女はレインの元へと戻っていたという事でもあり、その辺の状況がよく掴めないのだが……それは後々に判明するでしょう。
スコール編 バラムガーデン 保健室
今度こそラグナ編が終わり、場面は保健室。エルオーネの力でリノアの過去へと入る事が出来れば、魔女イデア戦後、彼女の身に何が起こったのか知る事が出来るのではないかと考え付く。
が、その場で必死にそれを訴えてもエルオーネの返事は無く、それ以前に、エルオーネは自分が会ったの事のある人間の中にしか意識を送れない。……って事で、スコールはエルオーネが居ると思われる「白いSeeD」の船を探す事に決めたのだった。
恋に目覚めた少年の行動力は実に半端無い。その行動力が真っ当な方向に向く事を切に願って、続きは次回。
石の家
イデアなら「白いSeeD」の船の居場所を知っているだろうと踏んだスコールは、早速「石の家」へ。すると、多分セントラの入り江のどっかに居るんじゃね? という回答を得、更には彼等宛に手紙まで書いてくれた。
一方、シド学園長が言う事にゃ「白いSeeD」の船は当初エルオーネをエスタ兵から守るために入手し、イデアが船長として乗っていたのだという。
更にイデアは各地で子供(孤児)を拾い船自体を孤児院にし、その子供達にも教育を施してSeeDと呼ぶ様にしたらしいのだが……孤児院からエルオーネがいなくなったというのは、学園長夫妻がエルオーネを船に移したからという解釈でOKなのだろうか。で、その船にイデアも乗ってしまった事により「石の家」の子供達はバラけて(養子orガーデン入学)しまった、って事かしらん。
でも、トラビアガーデンでの回想イベントを見るに、エルオーネがいなくなってからスコール達が石の家を離れるまでには多少の時間が置いてある様な気がしないでもない。むぅ。
さて、イデアから手紙を貰ったスコール達は、彼女の助言通りにセントラの入り江をくまなく探索。臨場感を出すため(?)に自力で探してみたワケだが、数十秒後には「チンタラ飛んでんじゃねぇぞバラムガーデン!」と吼えてしまいましていやはや恥ずかしい所をお見せしましたな、ってな具合。
白いSeeDの船
それでもどうにかそれらしき船を見つけ出し、接触したところで画面切替。白いSeeDの船のデッキに乗り込んだスコール達は、イデアはもう悪い魔女じゃ無いからダイジョブダイジョブ、などと言いつつエルオーネとの面会を求めたものの、「信じる理由が無い」とあっさり門前払いを喰らってしまった。片言がマズかったか。
……それ以前に、何でそこで先ずイデアの手紙を見せないかなァ、主人公君は。
まともに口を聞いてくれない白いSeeD達ではあるが、お引取り願おう、とか言ってた割に船内探索は自由(笑)。そこでその辺にいた子供を人質に取って「エルオーネ出せやコラ」……とかやっちゃあいけないよ。この船の事を色々と聞き出しつつ、船の奥へと行ってみる事に。
キャビンの方へと向かったところ、思わぬ2人と再会した。ティンバーでリノアと共にレジスタンス活動をしていたゾーンとワッツだ。
ガルバディア兵に追われ海に逃げたところをこの船に救われたのだという2人は、当然ながらリノアの事を尋ねて来た。が、リノアの現状を伝え、謝罪したところ、ゾーンが激怒。リノアに何かあったら許さない……って、気持ちは5割は解るんだけども、コイツにはあんまり言われたくねーな、という気持ちも3割程。で、残り2割は、折角パスくれたのに徒歩でティンバー脱出してごめんなさい、と土下座の精神が(笑)。
ワッツがフォローしてくれた事もあり、取り敢えずは怒りを鎮めてくれたゾーン。が、やっぱり「今度こそリノアに何かあったら許さない」と宣言してその場を去ってしまう。そんな彼が向かった先は操舵室なのだが、このイベント以降スコールに対してつっけんどん……かと思えば全然そんな事は無い。さっきまで怒っていたのが幻だったかの様に、普段の軽いノリの彼に戻っていたりするのだ。
ちなみに、操舵室にいるゾーンに話しかけていると「となりのカノジョ」を持っている場合に限りギルor「シヴァ」のカード+「リネームカード」と交換してくれる。ここはやっぱりシヴァのカードでしょう。
また、甲板にいるワッツは「アンジェロ」のカードを持っているので、ワッツのすぐ側にある隠しセーブポイントを利用し、ここでがっちり入手しておきたいところ。
ここでのワッツと言えば、カードだけではない。細々とした情報も教えてくれる。それによると、エルオーネは……エスタらしき船に乗って行っちゃった? それも、にこにこして? ついでに、ガルバディアが巨大な石柱を海から拾い上げたとな? ……そういや、サイファーがなんか海に沈んだ遺跡かなんかを探してるって話が出てたっけか。それか?
ワッツの情報により、エルオーネが船に乗っていないらしい事を知ったスコール。「エルオーネが絡むといつもより厳しくなる」というリーダーの元へと向かい、「てめぇエルオーネ奪われたクセに偉そうなクチきいてんじゃねぇぞ!」と心の中で怒鳴りながら手紙をそっと差し出してみると、漸く信用してくれた。だから最初から手紙を見せておけば。
で、リーダーが語ったエルオーネ不在の理由をまとめるとこんな具合。
「F.H.」でエルオーネをバラムガーデンから返して貰った船は東へ航行
↓
ガルバディアの船団(海を探っていた?)と遭遇、発見されてしまう
↓
追い掛け回された挙句、船が故障
↓
戦闘準備をしていると、エスタの船が出現
↓
エスタとガルバディア間でドンパチ開始
↓
白いSeeDの船にエスタ船が横付けし(エスタ船へ)避難するよう勧告されるも、信用ならんので拒否
↓
エスタ兵、暫く説得するも、周囲の戦闘が激化したため撤退準備
↓
エルオーネ、何か叫びながらエスタ船へと飛び移ってしまい、エスタ船は彼女を乗せたまま戦闘海域から離脱
この説明の間、リーダーの回想シーンが挟まれるのだが、エルオーネったら本当にあっさり飛び移ってしまっていた。そりゃ、SeeD達も困惑しますわ。何か事情があるにしろ、せめて何か一言言ってから行けばいいのにさ。
ともかく、リーダーの推測によれば、エルオーネはエスタに居る可能性が高いらしい。なら、俺もそのエスタとやらに行ってやろうじゃないかい、と一人静かに闘志を燃やしたスコールは、早速ガーデンに戻って運ちゃん(ニーダとも言う)に「エスタにやってくれぃ」と指示したものの、彼の第一声は「うひゃ……」だった。
エスタは今でこそ沈黙を保っているものの、かつては「世界の問題児」であった国であるし、そもそも、地形的な問題でガーデンでエスタに向かうのは難しいのでは、との事。
更に、キスティスせんせの補足説明によれば、エスタのある大陸は高山で囲まれていて、ガーデンの飛行高度では山々を乗り越えるのは無理らしい。
んー。じゃあ「F.H.」行ってガーデンを改造して貰おう。成層圏ぐらいまで飛べる様に……って、え? 費用と時間が無い? じゃあさ、でっかいランチャー砲付けるってのは? 一発で山吹き飛ばせる威力の……えー? それもダメー?
結局、エスタに入るには「F.H.」から伸びている線路を進むしか方法が無いらしい事が判明するのだが、それも確証があるワケではないっぽい。しょうがないなー、なら、暫く「サボテンダー」狩りに行ってるから残った人で何かイイ方法見つけといて、と他人任せな我がスコールは、G.F育成のために「カシュクバール砂漠」の南東部にて「サボテンダー」を狩りまくるのでありました。
数え切れない程の「サボテンダー」を乱獲し、G.Fのアビリティがある程度揃ったところで、「タル山脈」の海岸に停めていたガーデンへと帰還。お土産は「サボテンのトゲ」100本。
何か良いアイデア浮かんだー? と言いたいところだが、実はスコールが行動を起こさない限りシナリオは先に進まない。
可能性があるんならそれに賭けるっきゃねぇだろ! あぁ!? ……って事で「F.H.」に行くor保健室に向かうと、イベントが発生するのです。
流石にセントラから「F.H.」に行くのはかったるいので(地図上では近いんだけどねぇ)、今回は保健室へGO。
バラムガーデン 保健室
保健室では、相変わらずリノアが眠っていた。そんな彼女にスコールは「エルオーネに会いに行こう。エルオーネが俺たちを会わせてくれる」などと事情を知らない人が聞いたら電波スレスレな事を(心の内で)呟いたかと思うと、おもむろに彼女をおんぶしてしまった。
保健室を出たスコールは「このままじゃ、俺、何もできないんだ」と心の中で皆に謝罪しつつも2F廊下を進み、そのままデッキ方面へ。本当は直前までゼルとアーヴァインをパーティに加えてた筈なのに、いつの間にかいない事になっているこの不思議。
フィッシャーマンズ・ホライズン
2Fデッキを出るとそこは「F.H.」。さっきまでセントラに居た筈じゃ……とか無粋な事は言わないのッ。
「ちょっと遠いけどなんとかなるだろ」と、行き当たりばったり振りを露呈させつつ「F.H.」からエスタへと続く長〜い線路へと出るスコール。物言わぬリノアを背負ったまま歩き続け、辺りが夕焼けに染まる頃、線路端に彼女を下ろして一休み。
この休憩中、スコールは誰もいない事を幸いに独白を始めてくれちゃうのだが、要するに、彼は「本当はみんなが自分の事どう思ってるか気になって仕方無いんだけど、そんな事気にしてる自分が嫌。だから、みんなにそういう嫌なトコ隠しておきたいから、わざと無愛想にしちゃう」って事らしい。
……まぁ、今迄心の中ではやたらとベラベラ喋ってくれていたので、大方そんなところだろうと予想は付いていたが……。心配すんな、スコール。そういうのって大人になれば大体治るから(ΘωΘ)
休憩も終わり、再び線路を歩き始めたスコール。そんな彼が駅らしき場所に到着すると……そこに居たのはゼル、キスティス、そしてイデアだった。い、一体どうやってスコールの先回りが出来たのか? まさか休憩している間にこっそり追い抜いて行ったとか? あの時、スコールったら海の方向いて喋ってたから。
それはともかく、イデアの護衛としてエスタに向かうというキスティス達は、スコールと一緒に行くと言ってくれるのだが、受け止め方によっては「スコールと一緒に行くのはついで」の様に聞こえなくもない(いくら何でもそりゃ捻くれ過ぎ)。
さて、イデアがエスタに向かう目的はと言うと「オダイン博士」なる人物に会う事。オダイン……って誰だっけ、とゼルに聞いてみたところ、「オダインブランドは有名だろ? そのオダイン博士だぜ。魔女に関しては、あの博士が一番ってな」と、いまいち答になってない様な回答が。
そういや魔女暗殺作戦の時、リノアが父親の部屋から「オダインバングル」とかいうのを持って来てたけど、そのオダインか。
で、イデアはオダインに会ってどうするつもりかというと、このままだと魔女アルティミシアにまた身体を乗っ取られる可能性があるので、とっとと魔女の力を捨てたい、との事。オダイン博士ならばその方法を知っているかもしれない、ってワケだ。
エルオーネに会ってリノアを救う術を見つけたいスコールに、オダインに会って魔女の力を捨てたいイデア。どちらも不確実な賭けって事が共通してるのね。
スコールが皆と共にエスタに行くことを決めた時、偵察に出ていたアーヴァインとセルフィが戻って来た。彼等の報告によると、エスタは相当大きな国であるにも関わらず、まったくそれらしきものが見当たらないらしい。
北と南は調べたとの事なので、一行は東へ進路を取る事に決定。いよいよ未知の大陸に足を踏み入れたのでありました。
余談だが、ここから暫くの間はイデアをパーティに加える事が出来る。LVこそは低いが魔法ジャンクションさえ万全なら何ら問題は無いので、是非使ってみたいところ。
それにしても、何で誰もイデアを着替えさせようとしなかったのだろう。百歩譲って胸元が大胆に開いたドレスは良いとしても、背中の、あのわけのわからん飾りは要らんでしょう。あれって何だ。アンテナかなんかか?
大塩湖
エスタが存在していると思われる大陸を東に進み、直ぐにブチ当たったのは「大塩湖」。塩の結晶に白く輝くその地面は、まるで雪が覆っているかの様だが舐めるとしょっぱい。こんだけ塩があるんだからサバイバルには最適な場所ネ。
余談だが、FF8の世界に流通している塩の90%はこの「大塩湖」で生産されていたりするとかいうのは所詮私の妄想なので信じないように。
果てしなく続いていそうな塩の谷を目の当たりにし、長い旅を覚悟する一行。そんな中、イデアがキスティス達にエスタ同行を頼んだのは護衛のためではなく、万が一の時……つまり、彼女が再び「悪の魔女」となってしまった場合を想定しての事だったという事実が判明。
その途端、雰囲気がネガティヴ方面に向い始めたのを敏感に察知したセルフィが周囲を盛り上げ、スコールまでもが珍しく「悪い事は言葉にすると本当になるから何も言わないでおこう」といった意味のコメントを。……そうだよママ先生! ドレスの裾が塩の結晶塗れの「悪の魔女」なんて有り得ないんだから大丈夫だよ!
さて、前述の小イベントの後は「大塩湖」を進んで行く事になるのだが、えらく広いマップと見せかけて、実際に行ける範囲はかなり狭い(理由はシナリオを追って行けば解るので割愛)。また、入口近くにあるでっかい恐竜の骨を登って行けちゃうというのは思わぬ盲点。背骨を伝って行った次のマップにでは隠しドローポイントで「メテオ」を入手出来るので、個人的には背骨ルート推奨。
ここで出現するモンスター「バイセージ」(巨顔)「ゴーマニ」(左手)「ドロマニ」(右手)は特殊攻撃や魔法が実に鬱陶しいのだが、沈黙+毒+暗闇が効きやすいのでS攻撃に「ペイン」あたりを付けておくと楽勝。あと、LVにもよるが「ゴーマニ」の「クエイク」をドローしておけばそこそこの強化が期待出来る。
背骨ルートと通常ルートが合流するマップ(サンダガのドローポイントがあるマップ)を更に先に進むと、進路が左右にあるマップに出る。ここで左行ってしまうとボス戦が待っているので(ある程度進んだ後)、セーブしたいならば先ず右へ行く事。
VS アドバン
ここで出現するボスは「アバドン」。久々に復活したスコ先生が教えてくれた通りアンデッドモンスターなので、回復系の魔法やアイテムでいぢめたら簡単なのだが、こやつは「ケアルガ」「エスナ」「デスペル」そして「フレア」とそこそこドローし甲斐がある魔法を持っているので、先ずは戦闘前にS防御(混乱・沈黙・暗闇)の準備を。そして戦闘に突入したら相手を暗闇状態にし、あとはゆっくりまったりドローをエンジョイ(?)すると良い。
もし呪われちゃったら「エスナ」を「ドロー→はなつ」すりゃあいいのです。
無事に「アバドン」を撃破したら、一旦戻ってセーブ。そして改めて先に進むと、世にも不思議な場所に出た。
眼下に広がっているのは確かに「大塩湖」なのだが……断続的にノイズが走っているのだ。それも空中に。
何だこりゃ、と困惑しつつ目をひん剥いて凝視していると、何やらスイッチらしきものを発見。スコールが躊躇う事なくポチっとな、とやってみたところ……今度は空中に穴が開いたではないか。
幸か不幸か「大塩湖」が行き止まりである事でもあるし、スコール達は意を決して穴に入ってみる事に。ノイズの中、うっすらと浮かび上がる梯子を登って穴の中に入ると、そこは何だかメカニカルな建物の内部の様だった。そんな中をおっかなびっくり進むと、左手に六角形のでっかいパネルを発見。その近くには端末らしきものがあり、またしても何の躊躇いも無く触ってみるスコール。わ、罠だとか考えろ少しは!
端末のディスプレイに表示されたのは「OCS表示テストメニュー」なる文字。表示された幾つかの選択肢をテキトーに選んでみたところ、目の前にあった六角形のパネルが青空になったりカラフルになったり。
何がなんだか解らないスコールがリノアを背負ったまま「?」を顔中に貼り付けていると、「なるほど、そういうことか。オレたちが何もないと思っていたところには、このパネルがしきつめてあったってわけか」と納得するゼル。要するに「大塩湖」で見えていた青空はこのパネルを使ってのカモフラージュだったって事らしい。
……そ、そうなんだよ! 俺も今そう言おうと思ってたんだ! と、滝の様な汗を流しつつ強がるスコールなのでありました。
正体不明の建物を奥へ奥へと進んで行くと、行き止まりに出てしまった。が、そこは実はリフトだったらしく、突如横へと移動開始したかと思うと、お次は上昇開始。一体何処に向かっているのかさっぱり解らない一行だが、ここまで来たらもう引き返せないとスコールが腹を括ったところでリフトが漸く停止。意を決して先へと進んで行くと……ムービーが始まった。
建物から外に出たスコール達の目の前には、やっぱり果てしない青空と「大塩湖」が広がる。ところが、次の瞬間景色は一変。青空に代わり姿を現したのは、見た事も無い巨大な街並だったのだ。
現代的を通り越して未来的な都市の姿にびっくらこいていたのも束の間。またしても足元が大きく揺らいだかと思うとやっぱりリフト地獄。今度は急降下し、街中を滑る様に走り抜けた後、どこぞの建物の中へ入った所で停止した。
余談だが、街中をリフトが走ってる最中のスコール達は何だかステキ。オロオロというかキョロキョロしていて、おのぼりさん全開って感じ(笑)。
さて、これまた謎の建物内でリフトを降りた一行。スコールが警戒するよう指示を出した……までは良かったが、最悪のタイミングで始まったのは、エルオーネの「接続」。あのなぁ、少しはこっちの都合も考えてくれよ! と憤る暇も無く、強制的にラグナ編の開始となってしまった。
ラグナ編
今回のラグナ編の舞台は、どこかの機械的な建物の中。エスタ兵が居る所を見ると、エスタ軍が絡んでいる施設である事は間違い無い。
ラグナとキロス、そしてウォードの3人はそんな場所で労働者として働かされているらしいのだが、そこでラグナは「反アデル派」のメンバーである男性と接触。ラグナをいたく気に入ったらしい彼の話を聞いていると、謀略を練っていると勘違いし(1/10くらいは当たってるけど/笑)たエスタ兵との戦闘に突入するハメに。
ここではラグナと警備兵の1対1の戦闘になる(キロス&ウォードはその場にいない)のだが、私の場合は、久々の戦闘のせいかいきなりG.F「オーディン」が登場。建物の中だと言うのに勝手に暗雲立ち込めさせるわ水溜り作るわ斬鉄剣だわで容赦無かった。少しは空気読め(笑)。
戦闘後、反アデル派の男とムンバ(一緒に作業してたの)を逃がし、更にキロス&ウォードと合流。その直後に発生する戦闘を経てエレベーターで脱出したところ、モニタールームの様な場所でオダインと遭遇した(向こうは気付いてない)。
今まで名前しか出て来ていなかったオダイン博士の姿はここで初めて見る事になるのだが、その姿は……「間違った殿様ファッション」とでも言うべきか。なんかね、頭はチョンマゲで服は裃(たぶん)なんだけど、襟のところがなんか天草四郎チックな襟になってて(あれ、なんて言うんだ/笑)、それが旭日旗みたいな柄なの。紅白縞々。あと、ちょっと自信無いんだけど、よーく見たら剣道の胴防具みたいなのを付けてる気が。
「〜でおじゃる」と喋るこの博士を見ていると、「ああ、やっぱりこのゲームはFFなんだなぁ」と安心出来る(笑)。やっぱり、この位突き抜けたイロモノキャラがいないとFFじゃないよな(←わけわからん)!
それはさておき、ここではオダインの研究についていくつか盗み聞きする事が出来るのだが、その中で、世界各地で起こっているエスタ兵による少女誘拐事件の元凶はこのオダイン博士であるらしい事が判明する。やはり魔女の研究のためらしいのだが、本人に悪気はさっぱり無いらしいのだからタチが悪い。
そんなこんなでこの後は一旦建物から脱出し、再会した反アデル派の男と会話するイベントを経て漸くセーブする隙を与えて貰えるのだが(笑)、キリの良いところで今回はここまで。
研究室で助手とあーだこーだ言ってるオダイン博士を尻目に建物(「ルナティックパンドラ研究所」。略して「ルナ研」)を脱出したラグナ達を出迎えたのは、先に逃がしていた反アデル派の男&ムンバ、そして男の仲間であるらしいオダインの助手だった。
その助手によると、オダインの興味はでっかい箱物である「ルナティックパンドラ」から、幼い一人の少女……エルオーネへと移り始めている事が判明。更にオダインならエルオーネの居場所を知っているとの事。
それを知った瞬間、ラグナは踵を返して「ルナ研」に戻ろうとするのだが、その間際、反アデル派のリーダーになる約束をしてしまった。成り行きと勢いで。
ちなみに、ここで反アデル派の男と会話するとエルオーネが起こした「Jの悲劇」についてラグナとキロスが話し出すのだが、その内容はプレイした時のお楽しみ(笑)。ちなみのちなみに、個人的にはJは苦手。
ルナティックパンドラ研究所〜オダイン研究所
オダインを締め上げるために研究所に戻ってみたものの、そこにチョンマゲの姿は無し。そこで、最初作業させられていた場所へと戻ったところ、オダインを発見したのは良かったが、こちらも警備兵に発見されてしまい戦闘開始と相成った。
ここでの敵は「警備兵」+「インビシブル」。後者と言えば「鉄パイプ」事件で大変お世話になりました。未だに根に持ってます(←第13〜14回参照)。でも、攻撃方法がなんだか素敵なので許す。なんかね、対象キャラの真上に被さる様に立ってね、4本の足を折り曲げて上部の球体でべっこんべっこんキャラをドツくの。頭から。
戦闘終了後は引き続きオダインを追跡。結局「ルナ研」の外へと逃げたオダインは、エルオーネが「魔法研究所」(通称「オダ研」)に居る事を白状する。……って事で早速「オダ研」へと向かったラグナ達は、研究所にいた兵士と戦闘し、更には端末を弄り倒してエルオーネが捕まっている部屋のロックを外す事に成功。晴れて、愛しい少女と再会する事が出来たところでラグナ編は終了。ついでに言うとこれが最後のラグナ編だったりする。
余談だが、兵士との戦闘後、端末のある部屋の奥の方へと進むと、ガラス(?)越しにエルオーネの姿を見下ろす事が可能。端末を弄ってロックを解除した後でも見る事は出来る様なので、泣きじゃくってるエルを見てみたい人は是非。
エスタ
さて、スコール達が目を覚ますと、謎の乗り物がスコール達の元へと到着。中から出て来たエスタ人と思われる男性にイデアがオダインと面会したい旨を伝える一方、スコールはエルオーネに会わせろと強く主張。完全に礼儀知らずになっとります(笑)。
どうどう、とイデアがスコールを宥めた後は、車に乗り込みエスタの街をひた走るシーンが。前後左右に広がる巨大なビル群を見たゼルの「すげー」とか「でけー」とかいうリアクションは実に解り易い。君をパーティに入れてて良かった(*´ω`*)
エスタ 大統領官邸
連れて行かれた場所は「大統領官邸」。言うまでもなくエスタ大統領の官邸で、一際でっかい建物だ。
イデアはそこでオダインに魔力をどーにかして貰える事になったからイイとして……問題(児)はスコール。話を振られるなり、「俺とリノアはエルオーネに会わなくちゃならない」とか「あんたたちは断ることができない」とか言い出してオダインを人質に取る気満々。実に輝いてるよ、今の君。SeeD試験の際に暴走していたサイファーと同じ周波を感じる(笑)。それとも一つ、オダインとの掛け合いがなんか可愛かった。
「バカでおじゃる」
「バカでもなんでもいいから、エルオーネに会わせろ」。
……うわ、本当にバカだコイツ。
暴走しまくった甲斐あって、エルオーネと会える事になったスコール。が、条件としてエルオーネに会う準備が整うまでリノアをオダインに預けなければならなくなった。
イデアに促された事もあってスコールが渋々承諾すると、オダインは早速リノアに興味津々。そんなチョンマゲを尻目に、大統領補佐官(スコール達を車で連れてきたおっちゃん)はエスタ市街の見学を勧めてきた。どうやら、知らない間にエスタは魔女の支配から解放されていたらしい。え? それって17年も前の事だったの?
リノアをチョンマゲに預けたスコール達は、ひとまず大統領官邸から出……って、うわ! カードクイーン、官邸内にいやがった(笑)!
だが、今は彼女に構っている心の余裕が無いので、超未来機械(何だそれ)のリフトに乗ってとっとと官邸外へ。官邸に出入りする度にリフトのムービーが挿入されるのは正直鬱陶しい。だが、鬱陶しく感じるほど官邸に出入りする自分の方がおかしいので、声高に批判するのは止めておく。馬鹿なのがバレるから。
官邸から出ると、エスタ国民の皆様にたいそう珍しがられるものの、官邸から出て来たという事で怪しまれる事は無い。だが、悪目立ちしているのは間違い無いので、人目が気になるスコールにとっては顔から火が出る程辛い事ではなかろうか。ヒヒヒ(←?)。
広大なエスタの街を散策していると、ラグナ編でエルオーネが捕まっていた「オダ研」発見。前に立っていた警備兵が「オダイン博士、人のこと考えない人だから、気をつけた方がいいよ」と今更なアドバイスをし、俄かにリノアの事が心配になるスコール。
その後はショッピングモールに繰り出し「格闘王」「月刊武器」「ペット通信」の欠番を買い、各ショップで貰えるアイテムは全てゲット。勿論「ロゼッタ石」(入手確率4.8%)も粘って入手。物欲の鬼と呼べ(ΘωΘ)
街を隅々まで探索した後は、大統領官邸に戻……らない。実は補佐官から「気が済んだら街を出て東方にある『ルナゲート』って所まで行きなさいね、リノアは自分らが送っとくからね」と指示を受けていたのだ。
そういうワケでひとまずエスタの出口へと向かうのだが、街から出入り口になっている建物へと入る直前、スコールはエスタの街並振り返ると、『しかし……本当にすごい街だな』、などとしみじみ思うのでありました。
さて、これからは指示通り街を出て「ルナゲート」なる場所を目指すのだが、フィールドを自力で行くには結構な距離がある。何しろ、フィールドになっているエスタ市街の外周部から抜け出すのも一苦労だ。
そのためレンタカーを借りた方が全然楽ではあるのだが、LVを上げたいのならば自力で行くのも良いかもしんない。
但し、自力で行く場合は注意点が一つ。この「エスタ大平原」は「メズマライズ」の大繁殖地帯らしく、飽きるほど「メズマライズ」とエンカウントするのだが、時折思い出したかの様なタイミングで「モルボル」が出現する事がある。S防御が万全でない状態で「くさい息」なんてかまされた日にゃあ全滅必至なので……いや、告白します。一回全滅しました。なので、最低でも全員S防御に「コンフュ」を付け、最低1人は「バーサク」も防いでおきたい。あと、毒と石化の回復アイテムを持ってりゃどーにかなる。
その他のコツとしては、全員のステータスを正常に戻しちゃうと再度「臭い息」を吐きやすくなる様なので(確証はないけど)、1人ぐらいはステータス異常のまま放っておくのも手かも。おススメはスコール。とりあえず毒だけ回復してやれば、暗闇でも攻撃を当ててくれるので(命中率が255%だと暗闇でも攻撃が当たる&スコールは素で命中率255%)。石化はカウントダウンがヤバくなってきてから回復すれば良し。
「モルボル」の陰に怯えつつ東へと進んでいると、何やら建物発見。おお、これが「ルナゲート」か!? ……と思いつつ入ってみたら、何だか見覚えのある建物。……なんだ「ルナ研」じゃないのさ。
今は何の研究もされていないという「ルナ研」前にて、ムンバと犬の愛らしい戯れを眺めた後は、再びエスタ大平原を征く。
当初「ルナゲート」を目指していたのだが、、南方にある「ティアーズポイント」にあるアイテムがあったのを思い出し、急遽南下開始。
道中は「モルボル」に警戒しつつ「メズマライズ」を狩り、入手した「メズマライズの刃」は「回復薬精製」で片っ端から「メガポーション」に。金に困ってるならそれを売れば結構な儲けになるのだこれが。
ティアーズポイント
「ティアーズポイント」に到着したら一番奥のマップに行き、不自然なまでに堂々と落ちている「ソロモンの指輪」をゲット。実はこの指輪、条件が揃った上で使用するとG.F「グラシャラボラス」を入手出来るのだが、その条件がちと面倒。「万能薬改」「鉄パイプ」「モルボルの触手」をそれぞれ6個以上所持しておかなければならないのだ。
「万能薬改」はG.F「アレクサンダー」の「薬レベルアップ」で簡単に作れるのだが(アビリティ覚えてなかったら覚えさせなきゃだけど)、他のが少々厄介。
「モルボルの触手」は「モルボル」のカードを24枚ゲット(モルボルのカード×4=「モルボルの触手」×1)するか、近辺に出現する「モルボル」から入手するしかなく、「鉄パイプ」に至っては、エスタ入りする前に6本入手しておかないと(もしくは「インビシブル」のカードを6枚以上持っていないと)、この時点で揃えるのは難しい。
もしかするとエスタ市街でのカードバトルで「インビシブル」(というかLV5のカード)を使ってくる対戦相手がいるかもしれないが、そこまでは検証してないので自信無し。でも、LV5程度なら十分有り得るなぁ。
幸い「鉄パイプ」は6本あり、「モルボルの触手」も4つ持っていたワタクシ。エスタ大平原でモルボルを狩って触手を2つ補充したところで、いざおいでませ「グラシャラボラス」! ……とやったら、「われをよびおこしたのはそなたか?」という表示が。そして更に「わが名は……」と続いた後はいつものようにネーミング画面。名前を確定したら、晴れて「グラシャラボラス」を入手出来る。「これよりおぬしの力になろう」だってさ。それにしても「グラシャラボラス」と言えばソロモン72柱なワケだが、どこをどう解釈したらこんな骨列車に(笑)。
ルナゲート
寄り道が終わったら、今度こそ「ルナゲート」へ。どういう場所なのかと思ったら何か空港みたいな感じ。職員の案内で奥の方に行こうとしたら、突然リノアの愛犬アンジェロが駆け寄って来た。そういや、リノアが昏睡状態になった後はどうしてたんだろう、この子。スコールと一緒に線路を歩いてたワケでも無さそうだし。
細かいことはさておき、アンジェロに対し「リノアは俺に任せろ」と目で語ったスコールは、仲間達と共に奥へ。すると、そこには何だかでっかい筒状のものが設置されていた。
エルオーネの元に行くためには、コールドスリープされた状態でこの筒からどっかに発射されなければならないらしい(要訳し過ぎ)。既にリノアはコールドスリープ処理を施された上で装填されているそうで、あと行けるのはスコールと仲間の内から1人だけ。
ここであと1人は誰にするかを考えなければならないのだが、イデアはオダインから魔力をどーにかして貰う必要があるので除外。更に、イデアの護衛役となるゼルも選べなくなる。
また、このイベントではゼルがイデアの護衛を買って出た際に、了承するか否かの選択肢が出現するのだが、どっちにしても結局ゼルが護衛役になる。
選択肢で直ぐ了承してやればあっさり話が進むものの、「(少々不安だな)」を選ぶと「自分がチキン野郎じゃない事を証明させてくれ」と真剣に訴えるゼルの姿を見る事が出来るので、どっちかって言うとこっちがおススメ。ただ、ゼルがちょっと傷付いちゃう感があるので罪悪感が生じるが(ΘωΘ)
ちなみに、最終的に了承した後のゼルのリアクションは選択肢で了承してあげた時のものとほぼ同じ。
さて、残る1人はアーヴァインに決め(ジャンクション付け変えるのが面倒だった)、発射され組は黄色い筒(射出装置らしい)の中へ。その後、彼等が空に向かってすんごい勢いで射出されちゃうムービーが挿入される。勿論何かのカプセルに入ってるのよ(そりゃそうだ)。
そんなワケで、巨大な装置で空へと打ち上げられたスコール達は、お空のお星様となったのでした。……で、一体、何処連れて行かれちゃったんですか? あのコ達。
スコール達がぽーんっと行っちゃった後は、地上組へと視点が移動。突然地響きが発生し「すわ、地震か!?」と慌てて外に出たイデア達が見たものは…………え、ええと、ターンテーブル付き冷蔵庫?
ともかくも、ムービーを見る限りではでっかい箱がグルグル回りながら低速で空を飛んでいるワケなのだが、その冷蔵庫はどうやらエスタ市街へと向かってるっぽい。放っておくワケにもいかないという事で、ゼル&イデアに任意の一人を加えた3人(今回はキスティスにしました。セルフィはこの場で待機)は、エスタ市街へと戻る事に。
エスタ市街を出る際にレンタカーを使わなかったため、復路も思いっきり徒歩。まともに進んでいるとエンカウントの所為で時間がかかりまくるので「エンカウントなし」を使った方が楽かもしんない。
また、スコールがパーティから外れている数少ない機会でもあるので、LV差が気になる場合は調整するのも良いかも。その際はアビリティの「〜ボーナス」を付け、基本値の底上げしとくとおトク。
エスタ市街
エスタ市街に戻ってみると、突然出現したでっかいのに街中大騒ぎ。やはり市街に向かって来ているらしい。
街に出ていた大統領補佐官が言うに、あの冷蔵庫の正体は「ルナティック・パンドラ」(以下「ルナパン」)。魔女アデルの支配下にあった頃のエスタが作ったものらしい。
アレだな、先のラグナ編でオダインが研究してたヤツだ。
更に、街の人から話を聞けば「ルナパン」は17年前に海に沈んだ筈、との事だったが……そういや、どこぞの軍の指揮官(未成年)が海を探らせてるって話を聞いたが、ソレか?
オダイン研究所
オダインならば何が起こってるのか解かるでショ、って事で「オダ研」へ。すんごく機嫌が良いらしいチョンマゲ博士と助手の会話からするに、やっぱり「ルナパン」を海中から引き上げたのは「ガルバディア」らしく、更に、どういうワケか「ルナパン」の目的は市街の攻撃では無い、という話だった。
ここでちょっとチュートリアルや攻略本等からの情報をまとめると(オダインの話だと断片的過ぎるので)、「ルナティック・パンドラ」は、かつてセントラで発見された遺跡を覆う為にエスタが作った巨大な箱らしい。言い換えれば「ルナパン」の中には謎の遺跡が入ってるってワケだ。
「ルナパン」の正体はさておき、緊急事態である事に代わりは無い。「ルナパン」自体は市街を攻撃しないとしても、中に乗ってるガルバディア兵さん達もそうだとは限らないでしょうがよ。
……って事で、無謀な気もするが「ルナパン」に直接乗り込んでみる事にしたゼル達。
予想では、「ルナパン」はエスタ市街を横断するルートで進み、市街から「ルナパン」へと乗り込めるチャンスは3回。うまく乗り込むには「ルナパン」が通過する時間帯にそのポイントへと到達しておく必要がある。
この後、博士との話を切り上げて研究所の外に出ると通過イベント開始。20分のカウントダウンが始まるので、決められた時間帯に、その時間帯に対応したポイント(マップ)に到着すればOK。
今回は、3つあるポイントのうち一番早い時間帯である「15:00〜12:00」を狙う。ぶっちゃけ、攻略情報があれば余裕で到着出来ちゃうんだけど(哀)。
予想通りガルバディア軍が侵攻して来ている中、1つ目の通過ポイントへ。「オダ研」を出たら「リフター」のあるマップを右手に進んで道なりに行き、次の「リフター」乗り場のマップに出たら今度は画面奥の道へ。その次のマップで左にある階段方面へと進むと、そこが1つ目の通過ポイントなので、時間より早く来ちゃったら、ボ〜っと突っ立ってましょう(笑)。
ポイントにいる状態で「ルナパン」が通過する時間帯になると、通過時用の画面に切り替わる。でっかい冷蔵庫を目の前にしてどうやって乗り込めば良いのかと困惑していると、突然「ルナパン」の外壁が開き、そこにはガルバディア兵の姿が。要するにバトル突入だ。
ルナティック・パンドラ
バトルに勝利すると、そのまま「ルナパン」に潜入するイベントが発生。要塞と遺跡が融合した様な「ルナパン」内部を探索する事になるのだが、何はともあれ「ルナパン」内でセーブ(隠しポイント。しかもボス近く)しておく。
ちなみに、「ルナティック・パンドラ」の中身とは、過去にラグナ達が探索した謎の遺跡。あの時にどれだけ仕掛けを弄っていたかによって今回入手出来るアイテムに差が生じる。更に、先刻の通過イベントにおいて3つあるうちのどのポイントから侵入したかで探索可能範囲が変わるらしい。そういう事は先に言っておいて欲しいものだ。
そんな調子で「ルナパン」内を探索したら、今度は隠しセーブポイントがあった場所から更に奥へと侵入。すると、突如上方から機械生命体の様なものが降りて来たかと思うと、ゼル達の身体を金縛り状態にした上、問答無用で「ルナパン」外部へと吹っ飛ばしてしまった。
普通に考えりゃあ内壁にブチ当たりそうなモンなんだけど、どういうワケか外へ通じる穴が開いてましてね。そこから3人ともビューッて。
ここで思わず「ゲームオーバー? ねぇ、ゲームオーバー!?」と焦ったものの、有り得ねぇ幸いな事に、全員無傷で近場の施設に着地。その直後ムービーが始まり、冷蔵庫は「ルナゲート」の南方「ティアーズポイント」上空に到着してしまった。どうやらここが目的地であった様だ。
……奥様、冷蔵庫はここに設置でよろしいですか? 大丈夫ですよ、この製品は左右からドアが開けられるタイプですので(以下略)。
どうにかして冷蔵庫の進行を止めたかったゼル達だったが、到着されてしまったものはしょうがない。
その辺は潔いのか、あっさりとエスタ市街へ帰還する事にしたのだった。
ちなみに、この一連のイベントでは、どうあがいてもゼル達は「ルナパン」から叩き出され、「ティアーズポイント」への到着を許してしまう事になる。更に言えば、どうせ「ルナパン」にはスコール帰還後もう一度乗り込む展開になるので、「今すぐアイテムを回収したい」「ゼル達の吹っ飛ばされる様を見たい」というワケでも無ければ、エスタ市街で乗り込まなくても全然OK。20分近く時間潰さなきゃならないので面倒だけど。
さて、地上居残り組のイベントはここで終わり、お次はスコール達の番。射出されたカプセルはと言うと……なんと宇宙を突っ走っていた。一体何処に居るのだエルオーネよ……と呆気にとられたところで続きは次回。
前回、謎のカプセルで射出されたスコール達。その行き先は宇宙だった。
スコール達の射出イベントの直後、一旦画面が切り替わり、宇宙服に身を包んだ謎の男が登場。何やら管制室らしき場所に居る。
男はカプセル(スコール達)の回収を命じると、「アデル見てくっから」とこれまた謎な台詞を発するのだが、その後画面は再び宇宙空間へ。
ここで、地上から飛んで来たカプセルが回収されるムービーが挿入されるのだが、個人的にはそれがえらく面白かった。
幾重にも並べられたネットの様なもので突っ込んでくるカプセルを、パパパパパと受け止め、最終的には人力で回収してくれるのだ。
ルナサイドベース
そんなこんなで回収された先は「ルナサイドベース」。早い話が宇宙基地だ。そこで解凍されたスコールは、エスタ大使からの紹介状(いつ貰ったんだろう)を見せ、リノアはひとまず医務室へ運ぶ事に。
リノアを背負ったまま医務室に行くと、ベッドのある部屋の手前の部屋にはセーブポイントが。まずはここでしっかりセーブをし、その後、白衣の男性「ピエット」とカードバトル開始(笑)。だってこの人「アレクサンダー」持ってるんだもん。
ここ「ルナサイドベース」でカードをする上で厄介なのは、初期状態では特殊ルールが全て採用されているという事。特に「ランダムハンド」(プレイの際自分で使用カードを選べない)が厄介。が、ピエットはそこまで強くないので、何回かプレイしてみてカードの出し方のクセを掴めば割と簡単にゲット出来る。
私の場合、一体何が起こったのかトレードルールが「ダイレクト」(プレイ終了後、自分の色に変えたカードしか入手出来ない)になっていたのが「ランダムハンド」よりキツかった。その上「アレクサンダー」を無事に入手した直後「ランダムハンド」がすたれてくれやがる始末。畜生、敗北する度にソフトリセットかけてた私に対する天罰なのか。
ちなみに、ピエットとのカードバトルはもう少しイベントを進めてからでも出来るのだが(それどころか地上に帰還しても出来る/笑)、この状態の時が一番プレイしやすい(セーブポイントが目の前)ので、くだらん根性出してやっちゃうワケなのですよ。
ルナサイドベース 医務室
「アレクサンダー」奪取も漸く終わり、改めてリノアを医務室奥のベッドへ。スコールってばスタッフの一人を警戒しちゃったのか、「リノアに触るな」と威嚇する始末。君、やっぱり輝いてるよ。
リノアをベッドに寝かせた後はピエットに従って制御室へ行く事になるのだが、何でもこの基地のスタッフ達は半年交代でここに滞在してるんだそうな。「一時もあのセメタリーから眼を離してはならない」からだそうですが……って、え? アデルが何だって?
何か重要ワードが出て来たような、と頭を捻りつつ制御室へ向かうと、アーヴァイン大喜び。「月だよ……スコール。こりゃすごいながめだぜ〜」って、アーの字や、君がそんな喜び方をするとわ珍しいのぅ。
その後、クルーに促されるままモニターを覗いてみたところ、そこに写っていたのは月面。わー、クレーターだー、と感動してる場合では無い。よくよく見てみると、月の表面を何やら黒い河の様なものが走っている。で、それを更に拡大してみたところ、河の正体は夥しい数のモンスターの群れだった。ウサギの運動会じゃなかったのか!
驚愕を隠せないスコール達に、クルーは「モンスターたちが月の一点に集まってきてるんだ」と教えてくれた(FF8世界では、月は「モンスターの世界」だそうです)。「月の涙」と呼ばれている現象らしい。
ここで登場した「月の涙」だが、スタッフ数人の説明をまとめると、
・「月と星の重力バランスが微妙な位置にある」時、月在住のモンスター達が異常行動を起こし、月の一点に集合する。
・集合し過ぎたモンスター達は星へ向けて落ちて行ってしまう。
・その様子から、この現象は「月の涙」と呼ばれる様になった。
・「月の涙」は何十年周期で発生している。
・「セントラ」地方があそこまで荒廃しているのは、百年以上前に発生した「月の涙」により都市が滅亡してしまったから。
手元のへぇ〜ボタンを連打していると、許可降りてるからエルオーネの部屋に行ってこいや、とピエット氏。そいじゃまお言葉に甘えて、と教えて貰った通りにエルオーネの部屋へと向かっていると、途中の通路にいた女性スタッフ2名が17年前のエスタに何が起こったか、そして現在アデルはどうなっているかを教えてくれた。
17年前、魔女アデルはパック詰めの状態(本当)で封印された。そのパッキング素材は特殊な代物で、外からの干渉を一切受け付けないよう強力な処理を施してある。地上にて謎の電波障害が発生していたのはそれが原因だったワケだが、そう言えば、電波障害が発生したのって17年前からだってどっかで聞いたっけか。
で、パック詰めされたアデルは箱詰めされスーパーに出荷……じゃなくて、宇宙空間の、月と星(スコ達のいる星)の重力バランスの取れた場所(勿論宇宙空間)に飛ばされ、エスタはその側に「ルナサイドベース」を造り、アデルが復活しないよう監視しているのだという。
ちなみに、この会話の最中、大統領が直々にアデルの状態をチェックしている様子を見る事が出来るのだが、アデルは本当に真空パックの様な状態で封印されている。そのポーズは「両腕を前で軽く交差させて前屈の姿勢を取りましょうー」をちょっとだけやった感じ……って言うか、アデル、でかっ。しかも男っ!? ……まぁ、「魔女」ってのは男も含むものなので性別は問題無いのだろうけど、こんなでっかい男性はちょっとなぁ(笑)。
ルナサイドベース エルオーネの部屋
さて、封印されているアデルを確認した後は、いよいよエルオーネの部屋へ。廊下の突き当たりにある彼女の部屋へ入り、ベッドに腰掛ける彼女の側へと声を掛けるとイベント開始となる。
「過去のリノアに入って彼女に危険を伝えたいので協力プリーズ」というスコールに対し、「知っている人に知っている人を送ることしか出来ない」とあっさり答えるエルオーネ。が、スコールはそんな事は百も承知だ。知っているからこそリノアを背負ってはるばる宇宙までやって来てしまったのだ。この行動力をナメること無かれ。今の彼には世界の危機なんてどーでもいいのだ。
リノアも宇宙に来ている事を告げたスコールが、エルオーネを伴い医務室へと戻っていると、突如エマージェンシーコール発動。医務室で異常事態が発生したらしい上に、クルーに対し武装指示まで出ちゃった。
そんなワケでアーヴァインにエルオーネを任せたスコールは超特急で医務室の方へと向かったのだが、目的の場所に近付いて行ったところ、中から凄まじい勢いでクルーが飛び出し……いや、吹っ飛ばされて来た。
うわぁ、何か嫌な予感がするから自分も管制室に行こ……ってワケにはいかないスコール君。何が起こったのかと恐る恐る医務室の方へと視線を移せば、何とそこにはリノアの姿が。
嗚呼リノア、何だか知らないけど元に戻ったんだな! ははは、変だな。お前がボヤけて見える……違う、泣いてなんかいるもんか。そんな事より皆の所に行こう。さぁリノア、俺の手を取っグハッ!
哀れ、リノアに触れようとしたスコールは見事に吹っ飛ばされてしまった。予想外の事態に思考停止してしまったのか、「どうしたんだ。リノア、無事なんだぞ」などと「そういう問題じゃない」的な事を思うスコール。君の頭は無事じゃない。
ついでに言うと、リノアの姿がボヤけているのは涙のせいなんかじゃあなく、リノアが激しく残像を残しながら移動しているからなのだよ。
スコールには目もくれず、残像を揺らめかせながら管制室方面へと向かうリノアを何とかして止めようとするスコールだったが、触れる度に吹っ飛ばされるのでそれもままならない。スコールを置いて一人行ってしまう夢遊病者の様なリノアを眺めていた少年は……取り合えず医務室でセーブして、続きはまた次回(笑)。