「tri-Ace」が手掛けた、北欧神話がモチーフのRPG。オーディンの召喚により覚醒した戦乙女「ヴァルキリー」は、主神の命により、勇者の魂を選定すべく人間界へと降り立つ。
行動に回数制限があるシナリオ進行はある程度の計画性と適度の緊張感を与え、一見自由度が低い様に見えながらも、さほど不自由は感じさせません。また、アクション要素とターン制を融合させた戦闘では、キャラや武器の組み合わせによりプレイヤー好みの戦法を組み立てる事が可能。
また、3種類のエンディングに、難易度、クリア後に出現するボーナスダンジョン、と、やり込み要素も十二分。深過ぎず浅過ぎず楽しめるので未プレイの方は是非。現在('06年12月)は廉価版も発売されています。
「VALKYRIE PROFILE」プレイ日記スタート。現時点('06年9月)ではPSPに移植され、更にはPS2で続編も出ているが、今回プレイするのはPS版。前持っていたのが行方不明になっちゃったので、最近出た「アルティメットヒッツ」で買い直しました。たはー。
実のところは数年前に血反吐が出る程にやり込みまくっていたりするワケだが、シナリオの細かい部分やシステム面は綺麗さっぱり忘れちゃっていたりするので初プレイ同然かもしれない。
人間の記憶力の脆弱さを実感しつつ(脆弱なのはアンタだけです)、今回のプレイでは全EDクリアを目指します。前やった時はAとBしかやってなかったので。とりあえず「Bエンド(NORMAL)」→「Cエンド(EASY)」→「Aエンド(HARD)」の順番でいく予定。
そりでは、はじまりはじまりー。
電源投入後、なにげにポイント高かったのがタイトル画面前の企業ロゴ&警告画面がスキップ出来たという事(廉価版だけ?)。特に直前までFCのゲームやってたから、スイッチ入れたら即ゲーム可能というのが嬉しい(短気にも程が)。
また、プロローグとOPムービー(アニメ)がタイトルメニューに加えられ、本編から切り離してあるのも特徴的。見たい人が見たい時に……という仕様なのかしらん。
個人的にはOPムービーの方は別に必要ないが、プロローグは重要なので見ておいて損は無いかと(でもAエンドの流れじゃないと意味わからんかも)。
本編を開始すると、教会らしき建物にて、突如ウエディングドレス姿のヴァルキリーが登場。が、「何だこれ?」と思う間も無く、彼女(いつもの姿)は何事も無かったかの様に緑に覆われた天空の浮島を歩き出し、それに併せてOPクレジット開始。
そのOPクレジットが終わったところで彼女が到着したのは荘厳な王宮。ここでアース神族の主神、池田秀一……じゃなくて「オーディン」に謁見したところで物語は本題に入る。
オーディンが言うには、大昔から敵対している「ヴァン神族」とのドンパチがいよいよ本格化しそうなので「下界に行って強い人間をスカウトして来いやー」ってお話らしい。
北欧神話をご存知の方には基本事項なのだが、オーディンは強い人間の戦士を欲しがる癖(え?)がある。が、生きてるままだと連れて行けないため、一度ぶっ殺し、魂だけを連れて行くというそれはもう強引なやり方。ワンマン社長の様だ(根拠不明)。
で、戦争するために上質の戦士(「エインフェリア」という)の魂を欲した今作のオーディンは、魂の選定者としてヴァルキリーを地上に遣わす事に決定。そして、どこぞに封印されていたらしいヴァルキリーは目覚め、主神から与えられた役割を全うすべく人間界「ミッドガルド」へと降り立つ事になった。
「ミッドガルド」に到着したら、先ずは上空にて女神「フレイ」と打ち合わせ開始(笑)。フレイは「覚醒したばかりのヴァルキリーを一人にするのも心配」だからという理由で一緒に来てくれている事になってはいるが、要はチュートリアル要員。この後暫くの間は、ストーリーを進めつつ所々でフレイから(システム上の)ヒントを聞く、という形になる。
で、先ず最初に行うのは、精神集中。
フレイが言うに、レナス(ヴァルキリーのことね)は『死を間近にした人間の悲しみ、怒り、願い、あらゆる魂の律動を感じ取る力』があり『死者の人格や人生そのものを共有することができる』らしい。そこで精神集中を行う事により、もうすぐ死ぬであろう(エインフェリア候補の)人間の居場所を探るというワケだ。
精神集中の結果、「アルトリア」方面から死者の気配。そこでワールドマップ(上空)を移動し目的地に入ると、そこで一旦ヴァルキリーから視点が離れ、各エインフェリア達の死亡イベントに突入する。……あんまりな言い方だが、だって死んでくれない事には仲間に出来ないんだもん(笑)!
さて、「アルトリア」で仲間に出来るのは2人。無敵の傭兵アリューゼとアルトリア王女ジェラードだ。
この2人の直接の死因だけを言うと、アリューゼは「自害」、ジェラードは「アリューゼから殺害」。これだけだと非常にギスギスした感じなので(笑)もうちょい補足すると、家臣(敵国スパイだった)の陰謀により魔物と化したジェラードをアリューゼが殺し(救い)、その後アリューゼはレナスの手を借りてその家臣を倒し、自害するという流れ。
個人的に、レナスを死神呼ばわりしたアリューゼを「無礼者!」と叱るジェラードが好き。この娘、あんなに悲惨な最期を遂げたのに凹んで無いのが良いなぁ。
ちなみに、2人のイベント終了後、フレイが心の中で「(因果律の流れとは言っても皮肉なものね)」と呟くのだが、この意味はもっと先、しかもAエンディングルートじゃないと解からないのが残念。
2人を無事仲間にしたら、今度は仲間の強化をするため「アルトリア山岳遺跡」へ。
このダンジョンから本格的な戦闘が始まるワケだが……うわ、戦闘の仕方完全に忘れてーら。前プレイした時なんて「セラフィックゲート」(隠しダンジョン)を20周近くクリアしてたのに。いかんなぁ。
それはともかく、フレイの決め技止め時の台詞「我が名はフレイ、来世の生地でも憶えておきなさい」が格好良すぎてたまらん。某NHKのスプーの声の人(川村万梨阿)だとは到底思えない。
アルトリア山岳遺跡
ダンジョン最深部で待ち構えているのは「エルダーヴァンパイア」。初のボス戦という事になるのだが、その直前、フレイはパーティを離脱してしまう。その代わりに強力な剣を貸してもらえる(くれるワケでは無いらしい/笑)ので、極端に戦力が下がるという事は無いのだが。
「エルダーヴァインパイア」を撃破したら、恒例行事(?)となる「アーティファクト」回収。この「アー」なんたらというのは所謂「超貴重品」(笑)で、入手直後にオーディンに献上するか手元に残すかを選ぶ事が出来る。献上すればレナスに対するオーディンの評価がちょっとだけ(+1)上がり、着服したら評価が下がる(-5)仕組み。
評価が下がり過ぎるとフレイから粛清されてしまうという恐ろしい結末が待っているが(Cエンディング)、他の部分で帳尻合わせが出来るので気にしない気にしない。……が、別に要らんモノ貰ってもしょうがないので、2つのアーティファクトのうち「封印の小箱」なるものは献上。一方「宝剣グリム・ガウディ」は頂きました。
そんなこんなで「アルトリア山岳遺跡」をクリアしたワケだが、実はここからが本番。遺跡から出たところで「Chapter1」が開始され、自力で魂集めに奔走しつつオーディンのご機嫌も取らなければならない。詳しくは次回。
chapter1
chapter1開始。このゲームは物語を8つの章(chapter)に分けてあり、各章毎に「period」という数字が割り当ててある。この数字はヴァルキリーが行動する毎に消費されていき(町に入ると1period、ダンジョンに入ると2period、など)、これが全て消費されるとその章が終了、フレイからの定期連絡と称した「神界フェイズ」に移行する。
ヴァルキリーはこの「章」の間にエインフェリアを見付け、彼等を育てつつアーティファクトを回収し、なおかつフレイの要求を満たすエインフェリアを神界に転送しなければならないのでもう大変。行動に無駄は許されない。何だか中間管理職の悲哀だ(ちがう)。
そんなお仕事を背負ったレナスだが、早速精神集中。魂の波動(?)を感じたのは「クレルモンフェラン」。「大陸東部のほぼ全域を領土に収める大国。民衆の徹底した意識操作が行われており、自らが行う戦いを奉神戦争と称して、独善的に侵略行為を繰り広げている」んだそうです。
その国で仲間になるのは「ラウリィ」という青年(少年に近いけども)。将来を誓い合った婚約者がいた彼だったが、海兵として徴兵され呆気なく戦死。一方で一人遺された少女は婚約者の死を受け入れられず精神的に追い詰められていたが、レナスに尻を叩かれたラウリィ(霊体)により、前を向いて生きていく様に励まされたのでした。めでたしめでたし……って、あんまり目出度くは無いよな。
で、次のエインフェリアがいたのは「ラッセン」。「ジュラルベン領に属する衛星都市。商業の中心で、特に奴隷売買が盛ん。ヴィルノアの侵攻に備えて防衛隊が徐々に終結しつつある」……そうな。
奴隷売買がキーワードであるこの町に居るのはベリナス。中世ヨーロッパ的風貌を持つリアクションが少々やかましいヒゲの37歳で、貴族である彼の死亡イベントはちょっと昼メロチック。
要点だけ述べると、彼には若い頃から密かに想っている(且つ限りなく両想い)召使の女性がいたが、彼の妻がその召使に嫉妬し、召使を呪殺するための儀式を行う。
結果、妻は呪法を用いた後に呪の理に則り死亡し、それから暫くの後に召使も呪いにより死亡。が、ベリナスは自分の命と引き換えに召使を蘇らせるよう、戦乙女に依頼するのでありました。
…………早い話が、奥さん蔑ろにしてたベリナスがそもそもの元凶では。
ゾルデ地下墓地
さて、仲間を集めたところで、お次はLV上げを兼ねたダンジョン攻略。先ずは「ゾルデ地下墓地」へ。
ダンジョンの中にあるでっかい石碑には、
「すべての守護者を破壊せよ。守護者が滅びし時、墳墓は新たなる姿をみせる。死者に相応しい葬具を捧げよ」
……と書いてあるのだが、早い話が、所々にある魔法陣みたいなのの上に乗っている魔物の像をブチ壊し、その代わりに、離れた場所に置いてある墓石を引っ張って来て乗っけなさい、という事だ。回りくどい言い方しないで解りやすく書いてくれりゃあ良いのにねー。
この地下墓地のボスは「ドロウシャーマン」2体。えらくカタい猿のモンスターを盾にし、自分達はその後ろからチクチク……どころかドカバキと魔法を放って来る。遠距離攻撃が出来る弓や魔法でとっとと始末しないと瞬く間に殺られてしまうという、のっけからしんどい戦闘。唯一の救いは戦闘中にヴァルキリーがヒントを教えてくれる事か。
ともかく、ヴァルキリーの装備を弓に変更し、ヴァルキリー、ラウリィ、ジェラードの3人の攻撃をメインにどうにか撃破した。
この地下墓地で入手出来るアーティファクトは「青灰色の首飾り」「宝冠フェルマー」「ダマスクス製法書」。それらを全部着服したところで(笑)今回のプレイは終了なのであります。
……だって、全部欲しかったんだもん。
前回に引き続きchapter1でのダンジョン探索。今回は「凶禍の森」へ。
凶禍の森
ここはヒジョーに単純な構造のダンジョンで、敵も大した事はない。首尾良く戦闘のコツも思い出して来た事も手伝って、サクサク進む。
そんな現時点でのスタメンはジェラード、ラウリィ、ベリナスの3人。特にベリナスはこのチャプター中に神界転送するつもりなので集中的に育成中。
補欠にいるアリューゼも育てておきたいところだが、どうせ奴は神界転送不可(仕様)なので優先順位低め。
……それにしても、何故にベリナスは全てにおいて気合が入っているのだろう。戦闘終了時の「これは魂を冒涜した者への〜」という台詞を始め、熱いとウザいの境界線を行ったり来たりだ。頑張るなぁ、おっちゃん(笑)。
さて、ダンジョン最深部で暴れ猿を倒したら恒例のアーティファクト回収。モノは「エクストリームガード」と「不死鳥の羽」。なんかどっちも使えそうなので躊躇無く着服。え? 評価値? ああ、後でベリナス神界送りにすっから大丈夫大丈夫。アーティファクト横領での評価値の減少なんて微々たるモンです。
…………塵も積もれば山となる、って言葉もありますがね。
「凶禍の森」をクリアしたら、キャラ育成はお休みしてラウリィ&ベリナスの遺品を探し。先ずは「クレルモンフェラン」の森の中に行き「戦女神のペンダント」を、続いて「ラッセン」のベリナス宅で「押し花」入手。前者は闇属性攻撃を50%防御、後者は毒攻撃を90%防御。どちらも、装備アイテムに乏しい序盤ではなかなか有用。
この章でやるべき事は全てやったので、残りperiodはキャラ育成に費やす。入手経験値が多い「ゾルデ地下墓地」を2回程度クリアし(3回だったかな)、残りperiodが1になったところで人格矯正した(笑)ベリナスを神界へと転送。その後1periodを消費して休息し、いよいよ神界フェイズへ突入。
神界フェイズでは、先ず今さっき神界に送ったばかりのベリナスの活躍をチェック。攻略本見ながら人格矯正したお陰でなかなかの活躍をした模様。フレイからもそれなりの誉め言葉を頂戴した。
神界フェイズでは、本当にフレイのリアクションが気になる。喜んで頂けている間は誉め殺し状態だが、働きが悪いと露骨に言葉責めされるのが素敵。今からCエンディングが楽しみで楽しみで仕方無いです(笑)。
さて、働きに対する褒章としてオーディンからアイテムを貰った後、フレイが次のチャプターで送って欲しいエインフェリアの条件を提示してくる。ええと、勇者適正値が50以上で「Tactics」「Leadership」「Identify」のスキルを持つ戦士が欲しいのだそうな。はいはい、前向きに検討しときますわ。
そういうワケで、次回はチャプター2へ。
chapter2
神界フェイズも終わりchapter2へ。精神集中の結果「アルトリア」と「海藍」にエインフェリア反応(勝ってに命名)があったので急行する。
先ず向かったのは「アルトリア」。アリューゼ&ジェラードの死亡イベントの舞台でもあったこの国にいるのは、「ロウファ」という青年。彼は騎士団長の息子で貴族出身だったが、アリューゼを強く尊敬していた。それ故にアリューゼの事件(というか行動)に疑念を抱き、事件直後に投獄されてしまったアリューゼの弟を脱獄させてしまう。
実際にはアリューゼの弟が脱獄するシーンは描かれず(攻略本等を見ないと解からない気が)、更にはロウファが死ぬ場面も無いので死因が解からないのが残念。ロウファの心情をメインに置き過ぎて、状況の説明が圧倒的に不足している。その点はロウファ以外のキャラにも少々言える事だが「不足」とまではいかないかなぁ。
とりあえず気になったのは、なんか「魁! クロマティ高校」を彷彿とさせる場面があった事か(それはアンタだけの感想だ)。
さて、次のお仲間は「那々美」。彼女は倭人(日本人みたいな外見)で「海藍」(古い時代の沖縄チックな町)に暮らす。
「昴后神社」神主夫妻を養父母に持つ彼女は、養父母の亡き一人娘「美那代」の怨霊が抱く底知れぬ痛みに触れ、ヴァルキリーに魂の交換を願い出た。
こうして仲間になった那々美は魔術士キャラ。今まで魔術士はジェラードしかいなかったので、ここでひとまず交替させ、暫くは那々美を育てる事に。更にはもう一度海藍に入り、昴后神社前にいる美那代(外見は那々美)から「護神刀"竜仙"」を貰う遺品イベント……って、ちょっと待て。竜仙ってこの神社に祀っとかなきゃマズいんでないかい? でも貰っとく。魔法攻撃力上がりまくるから。
さて、この章で仲間に出来る2人が揃ったところで、オーディンから貰っていたMP(マテリアライズポイント)を使いアイテム生成。新入り二人様に装備品をこさえる。イメージ的には「給料貰ったので必要なアイテムをお買い物」って感じだろうか。
那々美の場合はジェラードの装備を与えるので十分なので、主にロウファの武器などを。
また、ロウファはこの章で神界送りにしようと目論んでいるので、勇者適正値を見るために人物特性をチェックしたら……ちょっと、「美形」って何よ。個人的にね、こう公式で「美形」とかやられると反発するよね。私はね(笑)。
ちなみに、何気なくラウルィの特性もチェックしてみたら「金づち」がある事に気付いた。海軍に徴兵されて金づちって事は……彼の正確な死因は溺死か! もしかして!
それはさておき、ここで登場するダンジョンは「ネルソフ湿地帯」「竜宮洞窟」「忘却の洞窟7」の3つ。最後のものは特殊なダンジョンなので今は置いておくとして、先ずは「ネルソフ湿地帯」へ。
ネルソフ湿地帯
この湿地帯、やたらと広く、沼や段差、はたまた隠し通路の様なものまであるので意外と攻略に手間がかかる。オマケにボスはドラゴンゾンビで、ヴァルキリーも吃驚。
ドラゴンゾンビは異様に防御力が高く、弱点意外の攻撃では微々たるダメージしか与える事が出来ない難敵……なのだが、弱点の一つが雷属性であるため、雷属性の敵を一撃で屠る「宝剣グリム・ガウディ」があれば楽勝だったりする。しかしここは一つ少しでも経験値を多く稼ぎたいところなので、最初は普通の装備で魔晶石を稼ぎ、気が済んだらヴァルキリーあたりの装備を変えて屠ればよろしいかと。
ただ、流石にドラゴンゾンビの攻撃力も高いので、気を抜いちゃマズイのだけれども。
そんなワケで今回はここまで。次回は「竜宮洞窟」に行ってみようかの。
竜宮洞窟
今回は「竜宮洞窟」から。敵をなぎ倒しつつ下に降りたり上に昇ったりを繰り返していると間もなく出口発見。やれやれ、大変なダンジョンだったなぁ……ってちょっと待て。まだアーティファクト回収してないしボスにも遭遇してないっつの。
道を間違えたのは明白なので、今度は下へ下へと降りて行く。すると沢山宝箱のある部屋に出たのでウハウハ言いつつ宝箱回収。そして長い梯子を昇って行くと漸く出口が…………って、2回目か!
出口が2つあるこの洞窟、うっかりするとアーティファクト回収する前に脱出しちゃう怖れがあるから困りもの。
洞窟最奥にある長い竪穴を落下し更に進むと、この洞窟のボスである「レッサードラゴン」登場。「この洞窟は血を吸い過ぎたから、そろそろ静かにさせよっかなー」(意訳)というヴァルキリーの言葉に対し「他者の寝床で騒ぎを起こしてその台詞か」とドラゴンご立腹。そりゃごもっとも。
ところで「レッサー」って付くとレッサーパンダのせいか可愛いイメージが湧いちゃうと思わないか? ……思わないか、やっぱり。
「レッサードラゴン」を撃破したら、いそいそとアーティファクト回収。今回のお宝は「黒槍"鬼哭天使"」と「名刀"緋蓮"」。一見強そうにも見えるこれらの武器だったが、今回は大人しくオーディンに献上しようかと思う。
能力値を見る限り、前者は現在ロウファに装備させている「スピニング・スピア」と大差無いし、何より「スピニング〜」はLVup時に獲得CPが増加するって事で手放せない。更には槍を装備出来るのは現時点でロウファだけだし、そのロウファも後で神界送りにする予定なのであんまり持ってる意味も無い。
一方後者については、確かに現時点では良い刀だが装備出来るキャラがいないし、装備可能キャラが出て来ても直ぐにもっと良い刀が出て来そうな気配なので、これもビミョー。
結局、神界転送の際の装備用として「黒槍"鬼哭天使"」は貰い、「名刀"緋蓮"」は献上してしまった。これでいいのだ。
さて、この章で出現したダンジョン2つはこれで制覇した。なので残りのperiodは経験値稼ぎに当てる……前に、前章で出現した「忘却の洞窟4」へ向かう。前章の段階では全滅しそうな気がしたので挑戦出来なかったのだが、今のパーティなら変な色気さえ出さなければどーにかなるでしょ。
忘却の洞窟4
この、挑戦するもしないも自由のダンジョンに挑む理由は、出現モンスター「ハルピュイア」から「生命の腕輪」を奪取したいから。これはLVup時に増加HPが+300されるという優れモノ。入手するにはコンボを上手く決めて宝箱を落とさせなければならないのがちょっと大変だが、那々美の「ライトニングボルト」を起点にしてロウファでラウリィとロウファでドツき上げたところ1ターン目で落としてくれた。ラッキー。
で、腕輪さえ入手すれば用は無いので、速やかに「ハルピュイア」を倒し出口を目指す。多分出口は長〜い竪穴の先にあるんだろうな、と思いひょいっと飛び込んだところ、落下途中で浮遊型敵シンボルにブチ当たり見事にエンカウント。「モンストラス・バーミン」という鳥サンの群れに遭遇し………………気付けば全滅していた。あれ?
そんなこんなで攻撃力が半端無い殺人鳥のせいでまた腕輪を取る所からやり直し、2回目はどうにかシンボルを回避する事に成功。そのまま下へと着地し、すたこらさっさとダンジョンから脱出したのでありました。
参考までに言うと、前述の「ハルピュイア」の攻撃力は650、でもって殺人鳥は5500。死んで当たり前っつーの。
無事に「忘却の洞窟4」から生還した後は、ロウファを神界送りにする最後の準備として「ネルソフ湿地帯」でLV上げ。そして、フレイの要求をクリアしているかどうか確認し、「黒槍"鬼哭天使"」を装備させ、晴れてロウファを神界送りにしてやった。
……正直、彼を送るとなると、コンボの組み立てを考え直さなきゃならないのが面倒だなぁ。
ロウファを神界送りにし、periodを1つ消費して回復したらいざ神界フェイズ。ベリナスとロウファが元気にやっているのを確認し、フレイから「すばらしいわ」とお褒めを頂いたら次の章へとGO。
ちなみに、フレイが次に要求してきたのは「Find Trap」「survival」を覚えている弓兵。……それって、ラウリィしかいないじゃん!
chapter3
さて、ここからはchapter3。精神集中したところ、声が聞こえたのは「カミール村」と「青藍」2回の計3箇所。
先ずは「カミール村」に行き、大剣を携えた若き傭兵「カシェル」の死亡イベントを見る事に。
ロウファのイベントでもちょろっと登場していたカシェルは、相棒の女剣士セリアと共に赴いた「カミール村」にて、村人が石化し且つ破壊されてしまっているという惨状を目の当たりにする。そしてそれが村に封印してあった魔物の仕業だと気付くものの、その直後、突然出現した魔物により命を奪われてしまうのだった。
個人的に、カシェルのこのイベントは好き。嫌になる程呆気なく殺されてしまう事に凄くリアリティがある。単純に「強い戦士」がエインフェリア足るというのならカシェルはヴァルキリーに選ばれる事は無かったんだろうけど、大事なのはその精神って所がよく現れているような。
さて、カシェルを仲間にしたらお次は「海藍」。前章で那々美のイベントが起きたこの都市では、今回2人分のイベントが発生する。
先ず1人目は、人間と人魚という敵対種族を両親に持つ少女「夢瑠」。
彼女は母親(人魚)の死を契機に、人間と人魚の心が通い合った時に生まれる(=父と母が愛し合っていたという証明になる)という「玉瑠璃」、そして自分の父親を探すため「海藍」を訪れる。が、「玉瑠璃」の存在は噂に過ぎず、更には父親が既に死去しているという現実を目の当たりにし、絶望。その後海に発生した大渦へと身を投げてしまう。
だが、賦之(夢瑠のために「玉瑠璃」の情報を探ってくれていた少年)が夢瑠の涙から生まれた「玉瑠璃」に幸福な彼女の「死」を願った事により、夢瑠の魂はヴァルキリーによって導かれる事となった。
……最初このイベントを見た時、夢瑠が死ぬために海へと戻ったとは思わなかったので、思わず賦之に「お前、夢瑠を殺す気か!」と突っ込んでしまったのはイイ思い出(笑)。
次に仲間になったのは、若き剣士「洵」。盲人である双子の妹を持つ彼は、妹の目を治す手段を探して旅を続けていたが、「魔鏡窟」に住む鬼が万病に効く薬を持っているらしいという噂を聞き付け、それを退治に向かう。そして難無く鬼を倒すに至ったものの、洞窟の呪いか、今度は自らが鬼へと変化。ヴァルキリーによって解放されるまで、徒に冒険者の目を奪い続けていたのだった。
……なんか夢瑠に比べて随分簡単な紹介になっちゃった(笑)。
そんなワケで、新たな仲間に3人を加えたヴァルキリー様ご一行。どうせこの章でラウリィを神界送りにしちゃうので、今のうちにパーティを組み直しておく事に。結果、ヴァルキリーと洵、夢瑠、カシェルの4人でいく事に。ラウリィは勿論、那々美もある程度は育っているので、神界転送する直前にちょろっと仕上げをすればいいかなと。
この面子でやり難いのは、カシェル。装備している武器にもよるが、コンボに持っていくためのタイミングは計り難いので、ロウファがいた頃に比べ、コンボが続き難い。アリューゼもそうだが、大剣使いを扱うのはどうも苦手だなぁ。
パーティが決定したら、お次はダンジョン攻略。この章で出て来たのは「ゴーラ教団本部」と「忘却の洞窟6」、そして「奇岩洞窟」。このうち前者の2つは独立したダンジョンとして登場するが、最後の「奇岩洞窟」はカミール村内部にある。カシェルのイベントの際に封印があった場所だ。
カミール村にはカシェルの形見イベントがある事だし、先ずはこの「奇岩洞窟」から攻めていく事に。
奇岩洞窟
この洞窟で厄介なのは、冷凍ビームを撃って来る謎の目玉と、触れたら凍ってしまう謎の自走式石像。前者の方は先に進むための仕掛けに利用しなければならないのでまだ許せるが、後者はただ単に邪魔なのが頭にクる。……要するに、トロいから避けきれないんだよ! あの像を!(←問題外)
さて、アンデッドだらけのダンジョン内を駆け回り、2箇所ほどにいるドラゴンゾンビを宝剣グリム・ガウディで叩きのめしたら、いよいよ最奥でボス戦。その名は「グレーターデーモン」、カシェルを殺した張本人だ(たぶん)。こいつはこちらの攻撃をその厚い胸板でガードしてくるヤな敵だが、この手の敵の対処方法は解っている。弓矢or魔法でガードを崩し、続け様に攻撃を叩きこんでやれば良し。
いまいち育てが足りなかったのか、一時はちょっと苦しい展開になりかけたりしたものの、どうにか撃破に成功。「デーモンスレイヤー」使うハメにならなくて本当に良かった。
ボス戦を制したら、お楽しみの時間。今回のアーティファクトは何かなぁ〜、と開けてみたところ、先ずあったのは「黄金の鶏」。これは各章毎にステータスUPアイテムを生む素敵な鶏なので、パーティで責任をもって飼育する事にする。そしてもう一つは「蒼剣グラン・スティング」だが、どうしようか小一時間悩んだ末、面倒なので手元に置いておく事にした。壊れない大剣欲しかったところだし、どうせ献上したところでさっ引かれる評価値は微々たるモンだし。
あのケチんぼ主神がもうちょっと評価値くれるんなら、喜んで献上したんですがネ。
こんなカンジでさりげなく上司批判をやったところで、また次回。
ゴーラ教団本部
今回先ず攻略するのはここ。ゴーラ教ってのは悪魔崇拝主義教団で、既に何か呼び出しちゃってる気配濃厚。そこで、厄介な事になる前に壊滅させとけってお話。
教団本部だけあり、ダンジョンの雰囲気は教会そのもの。音楽もパイプオルガンを模した曲が荘厳に響く……のは良いのだが、人の気配は一切無し。ただ、所々に落ちている茶色の塊が実に嫌な予感を醸し出しているのだけれど、今は気付かない振りして宝箱回収。
このダンジョンで異変が起こるのは、ある程度進んだ地点にある礼拝堂らしき場所。そこに居たのはローブをまとった男だった。彼こそがゴーラ教祖なのだが、その正体は不死者。正体を見破られた教祖はアンデッド(道中落ちていた茶色の塊が敵シンボルに変化)をヴァルキリー達にけしかけ、自らはダンジョンの更に奥へと逃亡。「アンデッド達との戦いで疲れきっているところを倒しちぇえ★」という算段らしい。
だが、我が戦女神がそんなんでヘコむ筈も無し。望むところよ! とばかりにダンジョン内を駆け回り、アンデッドを一匹残らず狩ってやりましたわワハハハハ。
この教祖との初対面イベント後、戦闘を7回程繰り返す事により教祖の正体であるボス「ノーブルヴァンパイア」と戦える様になる。で、7回目の戦闘が終了した直後ボス出現の合図として不気味な音程の鐘の音が聞こえ始めるのだが、それが異様に心臓に悪いでやんの。心臓止まるかと思ったわ!
ボスの間に入ると、またしても鐘が鳴るムービーが挿入。「(私が)こういうの苦手だって知っててワザとやってるだろ!」と馬鹿丸出しの言がかりを付けつつ戦闘突入、あっさりと撃破。
……だってボス戦そのものは割と楽なんですもの。
ここで入手したアーティファクトは2つ。「ガーゴイルの像」と「ダリスの香炉」だ。
この2つ、そのままでは大した効果も無いので速攻オーディンにくれてやる所だが、後者の方はアイテム変換すると素敵アイテムになるらしいので、横領上等。
さぁさぁボスも倒したし、とっととこんな薄気味悪い所はおサラバ……といきたい所だったが、そうもいかない。ボスの間の上部に宝箱がある事が判明し、何が何でもゲットする事になったのだが……なかなか宝箱の元まで辿り付けないのだ。
簡単な方法としては、先ず床に晶石(Lサイズ)を作り、その上に晶石のかけら(これもLサイズ)をのっけて足場にし、その上からジャンプで上部に渡してある鎖に掴まれば良い……筈なのだが、何故か全然届かない。
「何で!? 完全に触ってるじゃん!」とヒステリー気味に晶石の上を跳ね回ってたら当然ながら晶石は砕け、また作業を1からやり直すハメに。
……まぁ、実のところは掴まる鎖を間違えてただけなんスけどね。はっはっはっはっ…………はぁ。
とりあえず、晶石Lサイズの上に晶石のかけらLサイズを4個ばかし(3個かも)乗せたら楽勝で届きます。かけらは左右にズラして重ねるのがやり易いかな。
途中取り乱しつつも教団本部をクリア。後は神界送りにするキャラを育てるためもう一度「奇岩洞窟」へ……行こうとしたら、見慣れぬダンジョンが出現している事に気付いた。「ブラムス城」の事だ。
この城には不死者の王「ブラムス」が居るのだが、今回はAエンディングを目指していないので謁見しても意味が無い。……って事で、宝箱を根こそぎ取ってトンズラこく事に決定(笑)。
ブラムス城
「ブラムス城」は夜にしか姿を現さないという設定に従い、ダンジョン攻略には4分という時間制限有り。戦闘時やメニュー画面を開いている時はカウントダウンもストップするが、「ブラムス城」はなかなかどうして複雑でややこしい構造なので、スピーディな探索を要求される。正直、攻略マップが無いと4分で全部の宝箱を回収するのはしんどい。
今回の場合、最後の宝箱がある部屋に到達したのは残り時間が1分切ったか切らないかの頃だったので「楽勝じゃん」と余裕ぶっこいていたのだが、最後に取った「名剣ムーンファルクス」の宝箱が、「ユニコーンの角」の宝箱のせいでギリギリまで取れずに焦った。「邪魔じゃー!」と叫びつつ「ユニ〜」の入っていた宝箱を遠くに投げ飛ばし事なきを得たが、残り時間が10秒を切っていて、心臓止まるかと思ったよ……。
その後は、折角なので猛ダッシュで出口まで走り強制退場だけは免れました。めでたしめでたし。
「ブラムス城」攻略後、当初の予定通り「奇岩洞窟」にてせっせとLV上げ。
果てしなくどうでもいい話だが、「奇岩」というとどうしても「のび太の海底奇岩城」を思い出してしまう。バギーが、バギーちゃんが……!(うるさい)
そうやってしんみり想い出に浸っている間にLV上げも完了。フレイ様御所望のラウリィを神界送りにし、そのまま神界フェイズへ移行。
フレイの報告によると戦況はかなり有利らしい。そりゃそうだ、攻略本見ながら抜け目なく(以下略)。
ええと、次の章で送って欲しいのは「適正値80」で「Trick」「Demon Int」「「Hear Noise」持ちの「交渉上手な勇者」……って、あのな。だんだん我儘な内容になってきてませんか?
chapter4
そんなこんなで第4章。ここで仲間になるのは「エイミ」「ジェイクリーナス」「ロレンタ」の3人。
先ずは冒険者の女性であるエイミをスカウトするため「ヴィルノア」へ……行ったら、のっけから拷問されているエイミ。どひゃー。
エイミを拷問していたのはヴィルノアの宰相「ガノッサ」。ヴィルノアと言えばジェラードを(結果的に)謀殺した国で、そこの宰相やってるぐらいだから、ガノッサも野心溢れる爺さんだったりする。
で、事もあろうにエイミはこの爺さんに「クソヤロウ」とかそんな感じの事を言っちゃったもんだからさぁ大変。逆上した爺さんによりそのまま殺害されてしまいましたとさ。
ちなみにこの短気爺は後で仲間になるのでした(Aルートだけだっけか?)。
次の仲間はジェイクリーナス。隻眼弓使い40歳男性で声は若本規夫氏!(←おちつけ)
彼は以前「クレルモンフェラン」の騎士団に居たらしいのだが、無実の罪を被り騎士の位を剥奪。更には不名誉な噂まで流され国を追われた。で、10年程経った後、国に残した老父が心配になり戻って来たものの、実家は荒れ果ててるわ酒場では殴られるわ城では暗殺されるわと踏んだり蹴ったりのところを、ヴァルキリーが保護しましたとさ。
……こんな説明じゃあ誤解生みそうだが(笑)。
ジェイクリーナスに限った事では無いが、この作品、仲間になるに至るイベントに関しては極端に情報を出してくれない。攻略本等を読んではじめて背景やら裏事情が解る場合が殆どだ。
確かに攻略情報が無いと真クリアは難しいゲームではあるのだが、かと言って、別売りのものを買って初めて補完出来るってのもどうかと思う。
キャラの細かい事とかシナリオなんてどーでもいい、システムが全て! ……というプレイヤーなら全然問題無いのですが。
途中話が逸れたが、この章の最後の仲間は「ロレンタ」。「フレンスブルグ」の魔術学院長である彼女は、誕生日の晩……と続けていきたいところだが、彼女の死亡イベントはちょいと特殊な展開になるので後回しにする事に。
サッカス侵食洞
仲間集めはひとまず置いておいて、お次はダンジョン探索。先ずは「サッカス侵食洞」へ。
ここは魔導実験などで生じた汚水を封印している場所で、歳月を経てその封印が弱まっているという。そこでヴァルキリー達が様子を見に行く事になったのだが……道中、死体&幽霊とご対面してしまった。
ヴァルキリーinfoによると、この死体はフレンスブルグの魔導師らしい。封印を施しに来たもののここで力尽きてしまったため、成仏出来ずにいる様だ。
そこで、自分が封印を施すと約束しつつ魔導師の遺体から封印道具らしきものをゲットしたヴァルキリー。これも戦女神のお仕事なのです。たぶん。
奥に進んでいくと、天井から水がドカドカと流れ落ちている場所を発見。その側では謎の球体がプカプカ浮かんでいる。
見るからにあの球体が怪しい、とジャンプして斬りかかろうとしたものの、途中にあった水流に阻まれた挙句ダメージまで受ける始末。その後、どうにかして水流の向こうに行こうとしたものの全然効果は無く、ここはひとまず違う方法を考えて見るか、と水流の元だと思われる上の通路へと向かってみると……ありました、何かでっかい装置の様なものが。
装置の前にはコントロールパネルの様なものがあり、これを操作すれば水流も止ま……らない。というか、「反応しない」という就き放すようなメッセージ。叩いても晶石撃っても全然駄目で、フライングボディアタックかましたらどうだろう、と思いきりジャンプしたら装置通り越してその先にあったミニ貯水池に落下、そのまま水と共に下へ叩き落とされ、例の球体を再度拝むハメに。
結局、ここでの正しい手順は何かと言うと「球体を晶石で固まらせる」→「上のコントロールパネルを操作し水流をストップ」だった。先刻魔導師から入手した(らしい)封印の為の道具はここで使った模様。
水流が止まれば後は簡単。更に奥に進みでっかい封印装置とご対面、再封印となる。
が、再封印を施すには一旦今の封印を解除しなければならないって事でヴァルキリーが解けかかっていた封印を解除したところ、当然ながら、装置からは汚水がドバー(笑)。更に、それに混じってイカ……もとい「クラーケン」なんかも飛び出して来ちゃって、早い話がボス戦なのです。
戦闘の相手は「クラブ・ジャイアント」3体と「クラーケン」。もっと解りやすく言えば巨大イカと巨大ガ二3匹。ここは一つ美味しく頂きたいところだが、汚水の生け簀で育ってるので大却下。速やかに廃棄処分にしたい。
先ずは行動選択画面で「バーンストーム」を使いカニを一瞬にして焼き、その後はイカを斬りつつ焼いていけばあっさり戦闘終了。再度封印を施し汚水の流入を止めた後、アーティファクトである「生命の腕輪」と「幸せのコイン」を横領した。
だって前者はLVアップ時にDME(一般的に言うHPのこと)が+300だし、後者は獲得経験値がアップするし。
何はともあれ汚水を再封印しアーティファクトを取ったら後は脱出するだけなのだが、帰り道に魔導師の幽霊に話しかけると、思い残す事は無いと成仏してくれる。オマケにイベント経験値をちょびっとくれるのが嬉しい。
「サッカス侵食洞」をクリアしたら、お次は「黒夢塔」。
「黒夢」つったらアレな。清春が昔所属してた(無関係につき強制終了)
黒夢塔
解説によると、黒夢塔とは「目を背けたくなうほど醜悪な外見を持つ塔。常人なら近付くだけで生気を奪われる程」らしい。一体どんなモノなのかと実際に入ってみたら、何だか納得。明らかに「人間埋め込んでます」ってな感じで、毒々しい色をしている。嫌な意味で生命の息吹を感じます。
この塔は別段仕掛けもなく、ひたすらにボスの所を目指すのみ。が、各フロアの背景が似通っている上に構造もやや面倒なので、全宝箱を回収&全モンスターを撃破、とやっていると予想外に時間を要した。
さて、塔の最上階に居たのは魔導師風の男。オーディンの熱狂的な信者だと自称する彼は、オーディンからの御使いだという少女の言うままに人を殺しこの塔を築き上げたと誇らしげに語り、戦女神であるヴァルキリーに自分をオーディンの元に連れていけそれ連れて行けと訴える。だが、実はその御使いの正体は悪魔ですから! 残念!(古ッ)というオチが待っていた。
この後、騙されちゃった魔導師「ワイズ・ソーサリア」と騙しやがった悪魔「ドラゴン・トゥースウォーリア」とのボス戦に突入。
戦闘開始直後に入った解説によれば「ドラゴントゥースウォーリア」とは「竜の牙に憑依した、呪われた庶子の魂」らしく、倒しても他に憑依しちゃうらしい。ならば、先に憑依先となる「ワイズ・ソーサリア」を倒しちゃえって事で、弓と魔法を駆使しつつ敵の後衛にいた「ワイズ(略)」を手早く撃破。その後、一匹生き残った「ドラゴン(略)」をボコって戦闘終了。お疲れ様でしたー。
ここで手に入るアーティファクトは「妖艶な彫像」と「妖精の瓶詰め」の2つ。揃いも揃ってダンジョンに相応しいブツですな。
前者は大した事には使えそうもないエロ像(あんまり)なのでオーディンにくれてやり、後者は激しく確保。このダンジョンの存在目的はコレの為にあると言っても過言じゃあ無いの。詳しくはまた後日。
塔を脱出したら今回はこれまで。次回はいよいよロレンタを仲間に……って言うか、あの希代の変態魔導師(笑)が登場します。
ロレンタを仲間にするため「フレンスブルグ」へ。
彼女を仲間にするイベントは特殊で、どっちかと言うと彼女より「彼女を死に至らしめた人物」へとスポットが当たる。
イベント詳細を詳しく説明すると長くなりそうなので適当にまとめると……魔導学院長であったロレンタの弟子の中に「レザード・ヴァレス」という超優秀な青年がいたが、色々あって(たぶレザードが妙な研究してたから)ロレンタは彼を学院から追放。
一方の彼は自分の造った塔に引き篭もって研究を続けていたものの、偶然見掛けたヴァルキリーに超絶一目惚れしてしまい、神(=魂、というのが彼の持論)たる彼女を入れる「器」とすべくエルフを拉致ったり、それをベースにホムンクルス作りまくったり。
で、最後の仕上げとしてヴァルキリーを自分の塔へと呼び寄せる事にしたワケだが、それに利用されたのがロレンタ夫妻だった。夫をロレンタの目の前で不死者に変えた挙句彼女を殺害させ、夫婦間の愛と哀しみが放つ慟哭を、戦女神のアンテナに引っ掛けてやろうって魂胆らしい。
特に「不死者」を作り出すという神に対して最大の冒涜もやらかしてるから「こうかは ばつぐんだ!」(ポケモン風)
そして、レザードの思惑通りにヴァルキリーは姿を現した。妻を絞め殺した不死者の首を切り飛ばし、既に絶命していたロレンタの魂を保護。そのまま、レザードにお灸を据えるため「レザード・ヴァレスの塔」内部へと殴り込む事にしたのだ。
ちなみに、何故ロレンタ夫妻が犠牲になったかと言うと「これまで長く愛を育み、これからも育み続けるだろう存在」だったからであり「退学にされた事は恨んでいない」というのがレザードの主張であるのだが……絶対恨みも多少あったと思うね、ぼかぁ。
さて、ここで初登場する事になったレザード・ヴァレスだが、彼を一言で言うなら「変質者」。
これに関しては天才も凡愚も関係無い。多分彼の頭の中はヴァルキリーに対する放送禁止な想いで一杯だと思われます。あながち冗談でもないから怖い。
個人的に一番ウケた彼の台詞は、ロレンタに対するそれ。
「愛したいんだ……だから死ね!」
……完全に人格が破綻しております、この人。
レザード・ヴァレスの塔
話は戻り「レザード・ヴァレスの塔」攻略。ロレンタのイベントから自動的に突入する事になるが、実は一旦外に出て再度入りなおす事も可能。が、そうするとperiodを無駄に消費してしまうので出来ればイベントから突入した方が良いみたい。
塔の内部はループするエレベーターはあるわ似たような部屋が続くわと一筋縄ではいかないのだが、それ以上にしんどいのは敵の強さ。ボス級の敵がフツーに出て来るので、各弱点に対応した武器&魔法は必須。特に「ドラゴン・スレイヤー」が無いと辛い。
個人的に、一番苦労したのは転移方陣がある辺りのエリア。「ワイズ・ソーサリア」やら「フェイテルグリマー」あたりの厄介なモンスターが密集しているので、気を抜くと全滅必死だったからだ。こいつらに比べりゃ「ドラゴントゥースウォーリア」が可愛く見えるってモンです。うっかり「ワイズ・ソーサリア」に憑依されたら地獄だが。
そんなこんなで全アイテムを回収し、経験値を稼ぎの為に敵を一匹残らず殲滅させる覚悟で進んで行くワケだが、このダンジョン、重要なアイテムが結構普通に配置してある。
特に取っておきたいのは「配列変換の宝珠」。これは「上級配列変換」を行う為には必須のアイテムである割に、アーティファクト扱いでもなくしれっと置いてあるから油断出来ない。うっかりすると取り損なう場合もありそうだ。
さて、塔内でやる事やったらいよいよレザードの部屋へ。自己陶酔しつつ己の愛を語るレザード&レザードにムカっ腹立てまくりのヴァルキリーのイベントを見た後、漸くレザード戦。こやつは「ドラゴントゥースウォーリア」2体を前衛に置きやがって下さっているので、非常に厄介。下手に「ドラゴン(略)」を先に倒してレザードに憑依されちゃうと大事なので、先ずは後衛にいるレザードを狩る事に。
先ずは洵に道具で適当なクリスタルを使用させ大雑把にダメージを与えておき、その後夢瑠の「ファイアランス」を皮切りに、弓装備のヴァルキリーとジェイクリーナスに続けざまに攻撃させる、という手法。この塔の雑魚敵を一掃出来るパーティならば、これで大体レザードが死んでくれると思われる。
その後は2体の「ドラゴン(略)」を倒すのみだが、憑依が面倒と言えば面倒なので、出来れば2体を同ターン内に倒せるよう攻撃していくといいかも。
ボス戦が終わったら、いつもの様に自力で塔を脱出……というパターンでは無いのが今回。
あれだけボコったにも関わらずレザードはピンピンしていて、ヴァルキリーの存在について意味深な言葉を残し塔から姿を消してしまう。
その後ヴァルキリーはレザードの研究室に乱入し、自分そっくりのホムンクルスが入っている培養ポッドを破壊。が、最後に目にしたホムンクルスに何を見たというのか、苦悩する様に俯いたところでイベント終ー了ー。自動的に塔を脱出するのでありました。
こんな感じで「レザード・ヴァレスの塔」は攻略終了になるのだが、この後、レザードの塔は自由に出入り出来る様になる。経験値持ってるモンスターが多いので、LV上げには最適かと。
レザードの塔をクリアしたら、エイミに「天使の唇」を装備させ、えいやっと神界送り。
仲間にしたばかりで悪いのだが、侵食洞&黒夢塔&レザードの塔で十分過ぎる程育ってくれたので、何の問題もナッシング。
実のところは槍使いなので手元に置いておきたかったのだが、決め技の竜変身がいまいち使えないので。
エイミを送った時点で、残りperiodはたったの4。通常のダンジョンなら2回、町や奇岩洞窟なら4回入れる。
とりあえず経験値稼ぎのつもりでこの章で出現した「忘却の洞窟5」へ向かう事にしたが、その前に、レザードの塔で取ったアイテムを駆使して「上級配列変換の宝珠」を作成し、これまでケチ臭く溜め込んできたアイテムを一斉に変換しまくってみた。
戦闘のコツをどうにか思い出して以来、モンスターから宝箱を略奪する事に腐心して来た所為もあり、「折れた」「壊れた」シリーズ(笑)が予想以上に溜まっている事が発覚。それらから「アイシクルソード」「グレアー・ガード」などを激しく生成し、余ったらMPに変えてムハー。
その他は「ブラムス城」でゲットしていた「ユニコーンの角」を「聖杖ユニコーンズ・ホーン」に変え、これで大魔法使いまくりよ! あと、「ドラゴンゾンビ」から取った「首の無い人形」から「生成の珠」、「鉄鉱石」から「活性の珠」を作り「敵から奪えるものは皆奪っちゃう体制」を確立したのでありました。
忘却の洞窟5
アイテムの整理が終わったら、改めて「忘却の洞窟5」攻略。メンバーはレナスに加えジェイクリーナス+洵+ロレンタ。ロレンタには「クロス・エアレイド」をセットアップさせておく。
この洞窟には宝箱が無いらしく、純粋に経験値稼ぎが目的。「ドラゴンゾンビ」が結構出るが、「クロス・エアレイド」をブチ込めばあっさり終了。「ドラゴン・スレイヤー」を装備させるまでも無し。
この洞窟でちょいと厄介だったのは「インフェリア・アイ」。いろんなRPGでよく見掛ける「でっかいお目々の上部に触手」型モンスターなのだが、やったら固いので倒すのに一苦労。攻撃力も何か高いし。
とりあえずは魔法を起点に上手くコンボを繋ぎ、全員決め技が発動出来る状態にすると、まず1ターンで倒せるんじゃないかと(装備次第だが)。私の場合「セレスティアルスター」→「ギルティブレイク」→「ニーベルン・ヴァレスティ」→「千光刃」の順でいくと、大体そのターンで落とせる。ポイントは「千光刃」を最後に持って来る事か。どうも「千光刃」は決め技ゲージの伸びが悪いので。
「忘却の洞窟5」が終わったら、残りperiodは2。「奇岩洞窟」に2回潜ろうとも思ったのだが、流石にここまで来るとレザードの塔に1回入るだけでも「奇岩洞窟」×2回より遥かに高い経験値が稼げるので、素直にレザードの塔に籠もったのでした。
レザードの塔内でせっせとLV上げ。厄介な「ワイズ・ソーサリア」×3は「セレスティアルスター」を発動させれば怖いモン無し……って言うか、大概の敵はそれで屠れる。
そんな調子塔内の敵を殲滅し外に出てみると、丁度4章のperiodを全部使いきり。お次は神界フェイズと相成ります。
フレイの報告によれば、現在の戦況はこちら側が圧倒的に有利だそうな。送ったエインフェリア達もそれなりに活躍しているし……って、あらラウリィ、カナヅチの所為でちょっと心証悪くしちゃったのか。まぁ死なない程度に頑張れ。
そんな神界フェイズもとっとと終わり、いよいよ第5章突入……と思ったら、画面にババーンとオーディン登場。「すわ何事!?」とびっくらこいてたら、単に「DISC2に交換してね」って事だった。あーびっくり。
chapter5
第5章で仲間になるのは「メルティーナ」「ルシオ」「詩帆」の3人。
先ずはメルティーナを仲間にすべく「フレンスブルグ」へ。
天才女性魔術師であるメルティーナは、レザードと同じくロレンタの弟子。が、ロレンタとはソリが合わなかったらしい彼女は師匠の死を悼むどころかレザードに感謝すらする始末。
で、何を思ったのか彼女は幽体の状態(彼女の家にはでっかい幽体離脱用の装置がある)でレザードの塔(ヴァルキリーが解呪済)へ向かい、ヴァルキリーが破壊出来ずにいた少女型のホムンクルスを採取。家に持ち帰り一杯やっていたところ、レザードの訪問を受ける。
ホムンクルスを返す代わりに自らの望む情報をレザードから得たメルティーナは、早速目的地に向かうべく幽体離脱。ところが、彼女の存在を危険視していたレザードはその隙を突き、幽体離脱装置ごとメルティーナの本体を氷結してしまった。
結果、彼女は二度と本体に戻れなくなってしまい、事実上の『肉体の死』を迎える事となったのだ。
以上強引にまとめてみたが、このメルティーナのイベントについては、単に彼女の死亡イベントというだけでなく、オーディンが何故神の頂点に立つ事が出来たかなど、この作品自体の設定に触れてある。ここで再登場するレザードの役割も4割はメルティーナを殺す役だが、残り6割は「解説お兄さん」と言えなくもない。
が、ここでレザードが語っている内容が活きてくるのはAエンディングルートの話。Bルートの今回は、この後レザードの出番は(確か)無いのであった。
話は戻り、お次は「ジェラルベン」。ここで仲間になる「ルシオ」という名前に見覚えのある人は、プロローグをきっちり見た人です。
プロローグで「プラチナ」という幼馴染みの少女と死に別れたルシオは、ジェラルベンの貧民街で仲間達とスリ集団をやって糊口を凌いでいた。が、仲間の1人が貴族の財布に手を出し、失敗。その仲間は即処刑され、これを契機にスリ集団の一掃に乗り出した軍により貧民街は壊滅。ルシオは仲間の少女を庇い兵の矢を受け死亡した。
ちなみに、ルシオは仲間の少女を壊滅した街に一人残しては逝けない……と言うのだが、だからと言って、なんか山の上みたいな所に置いていく事は無いと思うヨ。ヴァルキリアよ(レザード風)!
さて、最後に向かうのは「海藍」。「夢瑠」「那々美」そして「洵」を仲間にしたこの都市で、次に仲間になるのは盲目の歌姫である「詩帆」。
歌姫とは言っても、彼女の唄う歌は戦士達を死を怖れない兵……つまり狂戦士にしてしまう。その罪深さに気付いた彼女は戦の真っ最中に唄うのを止めてしまい、その虚を突かれ部隊は壊滅。詩帆は敵である「百鬼衆」の侍「蘇芳」(後で仲間になる)に保護されるものの、蘇芳の上官は仲間を殺された恨みは大きいと、詩帆を斬り捨ててしまった。
こんな感じでガッチリ3人確保。特にルシオは「人間紫炎石精製機」と名付けたい程に優秀な剣士なので、出来れば手放したくない……というか、Bルートは手放す必要が無いので実に素晴らしい(Aルートは神界送りにする必要有)。
さて、ここからはいつもの様にダンジョン攻略開始。ここで唯一登場する「アークダインの遺跡」へGO。メンバーは洵とルシオを早速入れ替えてみようかしら。
この遺跡あたりから、急に宝箱のトラップがえげつなくなる。開けたらモンスターが出て来たり、混乱するガスが噴出したりと、今まで以上に手間がかかるのでもう大変。
その上、飛び交う謎の浮遊石や、入ってしまったが最後敵を倒すまで扉が開かない部屋などダンジョン自体にも仕掛けが多いので、ダンジョンの広さの割に手間取る事うけあい。
……本当はここを全クリする所までやりたかったのだが、プレイ中に猛烈に眠くなってしまったので、ボス手前のセーブ地点で終ー了ー。また次回に。
アークダインの遺跡
ここで面倒な敵は「ネクロフィリア」。単体の時はそうでもないが、4体いると脅威になり得る。「シャドウ・サーヴァント」と「アイシクルエッジ」を使ってくるのだが、一人に集中攻撃する傾向が強いので、HPに不安があるキャラは属性防御を考慮した装備をしておいた方が良いみたい。……って言うかさ。このモンスター、名前がマズいだろ。普通に。
そんなこんなでボス戦。ボスの間に入ると、でっかい水晶の中に封印されている女性を発見。そしてその前にはモンスターが3体。
ヴァルキリーが言うにこのモンスター達は冥界の女王「ヘル」の手下で、水晶の中の女性を狙っているらしい。お前等なんぞに渡してたまるかー、とお互い喧嘩腰になったところで「レイバーロード」3体と戦闘開始。いつものパターンです。
さて、このダンジョンで入手出来るアーティファクトは2つ。「聖杖アドヴェンティア」と「聖衣ブリタニアガーブ」。前者は既に「聖杖ユニコーンズホーン」を入手済みなのでとっとと献上し、後者は確保。
で、取るモン取ったらズラかるぜ! ……といきたいが、それは未だ早い。実はこのダンジョン、ある条件を満たせば外に出なくとも敵が復活するため、格好の経験値稼ぎポイントなのだ。
敵を復活させる為にやる事は、実に簡単。一旦遺跡建物の外に出て、再び入り直せばOK。
このダンジョン自体の出入り口は森の様なマップで、それを経て遺跡建物内に出入りするのだが、建物内部から外に出て再び入ると敵が復活する仕様になっている。それを利用すると、periodを消費する事なく延々と経験値稼ぎが出来るという訳だ。
だが正直、ダンジョン内を出入りしつつ敵を狩って回るのは面倒だったので、私が専ら利用したのは部屋に閉じ込められるトラップのある部屋だった。セーブポイントも近いし。
単調な作業に飽きちゃうというのが難点もありはするが、初期LVのまま放っておいている仲間が居る場合や、神界転送したいキャラがいる場合は結構有益。「ラーニングリング」と「幸せのコイン」を装備させておけば、知らぬ間に10程度は上がっていたりする。
取りあえずはここに籠もり、LV10にも達していなかったアリューゼとジェラード、そして仲間になりたての3人を「LV20程度まで育てる!」と決意したところでまた次回。
途中、「忘却の洞窟」に行ったりしつつも、相変わらず「アークダインの遺跡」でキャラ強化。
この章では「忘却〜」以外は「アークダイン〜」しかダンジョンが出現しないのでperiodが余りがちなのだが、それに加えてperiodを消費しない方法でLV上げを行っているため、よりいっそ余ってしまう。
それを勿体無く思いつつ、LV上げを一通り追えたら神界フェイズへ。
神界では、やっぱり圧倒的にアース神族が有利。もうエインフェリア送らなくても良いんじゃござーませんこと? ……と言ってはみたいが、フレイ怖いからそんな事言えるワケも無い。
案の定フレイの要求は尽きる事無く、次は「勇敢」で「魔術師」「Monster Int」「Hit」、更に勇者適正値が100以上のエインフェリアが欲しいんですか。……この条件を一人で補うのはちょっと無理だから、今度は2人送ってみるかぁ。
chapter6
そんなこんなで第6章。ここで仲間になるのは「ジェイル」「グレイ」「バドラック」の3人。先ずはジェイルを仲間にするため「クレルモンフェラン」へGO。
クレルモンフェランの騎士団員ジェイルは、実は女性。とある人物への復讐を誓い性別を偽って騎士団にいたのだが、女性とは思えない剣の腕前だったため気付かれずにいた様だ。が、何があったのか、それが騎士団長ファーンにバレる所からイベントは始まる。
利害が一致したジェイルと騎士団長ファーンはお互いの目的のために協力する事となるも、次第と惹かれ合う様に。そして共通の敵である騎士団員のマグナスを倒そうとしたが、マグナスは「J.D.ウォルス」という女ネクロマンサー(魔物?)を召喚。ファーンを始めとする騎士達はあっさりウォルスの魅了にかかり、それにかからなかったジェイルも性別がバレてしまう。
だが、我等がヴァルキリーがすかさず降臨しウォルスを撃退。これにて一件落着……と思いきや、ヴァルキリーがウォルスに気を取られている間に、ジェイルは操られっ放しだったファーンの手にかかり死亡するのでありました。
このイベントに関しては、ジェイルの死を予感して……というより、不死者(ウォルス)の波動がしたので行ってみたらその現場で人が死んじゃった、という流れの様に思えなくもない。どっちにしろ、ジェイルとファーンが不憫でならないのは確かだが。
ちなみに、マグナスは術から解放されたファーンにより成敗された模様です。ウォルスが撤退際に「全ての災禍を脆弱なその身に〜」とかマグナスに向けて吐いてるので。あと、ジェイルの本名が「レティシア」である事も判明。
次の仲間はバドラック。ゲーム序盤のアリューゼ&ジェラードのイベントでも登場していたお調子者の悪党ですな。
何をしでかしたのか、刺客に襲われた彼は瀕死の身で自宅アパートの前に辿り着くもそこで死亡。その際目の前に現れたヴァルキリーの姿に自分も神界に行けるのだと喜ぶものの、「冥界の女王ヘルの責め苦で永遠にのたうち回るがよかろう!!」とヴァルキリーに一蹴されてしまう。
それでも、あっさり引き下がれるかとばかりに「自分も善行をしている」と喰い下がるバドラックだったが、思い出すのは悪行ばかり。いよいよヴァルキリーに見捨てられそうになったその時、アパートの主である「ジーナ」が植えていた月下美人の花が咲き、バドラックの願い……善行を思い出す事……は成就されたのだった。
キャラ設定としてのバドラックは完全に悪党なのだが、このイベントを含めても何故だか憎めない。「こいつもしかして根は良い奴なんじゃ……」という甘い考えを本人の台詞が見事に否定してくれるのがまた面白いのだ。
さて、最後はグレイ。彼のイベントは何故か「アークダインの遺跡」で発生する上、イベントのメインはかつてカシェルと共に旅をしていたセリアという女性。
彼女のモノローグによると、どうやらカシェル、エイミ、グレイは共に旅をした冒険者仲間だった様なのだが、とある事件を境にパーティは解散。その原因を作ったのがグレイらしい。彼が、同じく仲間だったレミアという女性を殺してしまったとか何とか。
そして遺跡の奥でセリアはグレイと対峙する事になるのだが、グレイがレミアを殺したとは信じられない彼女は、グレイが否定してくれる事を期待。だが、グレイの返した答は短い謝罪の言葉と、自らの消失だった。
グレイのイベントは、事情を知らないとかなりホラー(笑)。全身甲冑に身を包んでいてただでさえ異様な風貌なのに、それが音も無く崩れ去っちゃうんだから。
ヴァルキリーとの遣り取りで語られる真実によると、「グレイ死亡→レミアが自らを犠牲にしグレイを蘇生→グレイが彼女と同じ方法を用い蘇生→蘇生失敗した上グレイの肉体も消滅」……という事らしい。
最後に消滅するんならせめてセリアに真実を話してやれば良かったろうに、何故そうしなかったかは謎。すんごく謎。
そういうワケで3人を仲間にしたら、次はダンジョン攻略……はまた次回にしましょうかね。
亡失都市ディパン
今日の冒険はここから。ダンジョン内に入るとまずはイベントがスタート。
かつてディパンの王だった「バルバロッサ」が何故か現世に出現。荒廃した国を見て嘆き悲しむ一方、ヴァルキリーが滅ぼしたのだと怒り狂う。
だが、身に覚えが無いレナスにとっては言いがかりもいい所なので反論するも、バルバロッサは既に聞く耳を持たないどころか機械の身体にへーんしん。いきなり戦闘に突入してしまった。
ここではイベントバトルとしてバルバロッサと2連戦する事になるのだが、とあるイベントを終えない限りは何度でも復活するので、戦う事だけは何度でも出来る。但し経験値等は一切入らないのでキャラの育成は不向きどころか、無理。唯一使えるのはバルバロッサのボイス収集の時ぐらいか。
ちなみに、バルバロッサ機械の身体Ver.は首から上が無いのだが、攻撃時によく見ると首を手に持っているのが解る。こわーっ。
王が何度も復活するのは何かに執念を残しているからだろうと踏んだヴァルキリーは、ひとまず彼を放置プレイにして城内へ。内部を徘徊する不死者を見た途端「綺麗事を並べた結果がこれか!」と激昂。多分、王に落ち度が無かったのなら不死者が出現しているワケがない、と言いたかったんでしょうな。
が、イベントの冒頭で「儂を愛し、敬い、儂もまた敬愛していた民は、一体?!」とか言ってるところを見ると、どうやら悪政やってた王様じゃあ無かった模様なのだが……さてはて。
不死者だらけの朽ち果てた城内には何者かが潜んでいる様だが、レナスは気付けない。何故か城内にあった時間制御装置に近付いたところ突然装置が作動し、まんまとどこぞの時間に追いやられてしまった上、「ニブい女」とか言われる始末(笑)。
レナスが飛ばされた先は……やっぱりディパン城内。しかも城は朽ちてはいない様だ。が、城内に兵士達の死体が城内に散乱しているところを見ると、異常事態である事は間違い無い。BGMがまったく無いのがより怖い。
城から町に出ると、何故か姉妹である「アーリィ」と遭遇。しかし、レナスと彼女が同時代に存在する事は有り得ないため(ヴァルキリーの精神は3つだが身体は1つしかない)、どうやら過去に……それもバルバロッサが処刑される直前に飛ばされてしまったらしい事が判明した。
その後、町にいた元王宮仕えの女性の情報をヒントに城内に隠れていた王妃を発見。元凶はバルバロッサが庇護していた3人の魔術師にあるという事を告げた王妃は、「最後まで王らしく」と、バルバロッサの王冠をレナスに託したのだった。
そんなこんなでやたら駆けずり回るハメになるのだが、王冠を託された後はイベントが進み、バルバロッサの処刑シーンを挟んで元の時間へと戻る事になる。でもって機械の身体な王様に王冠を渡したところ、無事成仏してくれたのでありました。キーワードは「時を越えた夫婦愛」ですよ。
それにしても、こんな事態になってもなお魔術師達を庇おうとしたバルバロッサはやっぱり良い王様だったみたい。
この一連のイベントで気になったのは、アーリィと共に居たラウリィ&メルティーナにしか見えない二人組と、バルバロッサを処刑する時に登場した「アリューゼ」&見た眼がロウファな人物。前者とロウファに関してはキャラ絵の使い回しかもしれないが、アリューゼはキャラ絵も同じなら名前もそのまんまって事で、実に謎。確かAルートで解明してたよーな気がするが……わ、忘れてーら。
さて、長々とイベントを書いてきたが、ディパンはここからが本番。過去に飛ぶ前は行けなかった場所に行ける様になっているので、城内を探索し宝箱回収&敵殲滅→ボス撃破&アーティファクト回収……という手順は他のダンジョンと一緒。
普通にプレイしてたらまず解からないと思われる場所に隠れている3人のムカつく魔術師共をブチ殺し、アーティファクト「吼槍ドラグーン・タイラント」を献上、「鈍色の冠」を手元に残したところでダンジョンを脱出したのでありました。
余談だが、PS2で発売された2ではバルバロッサの娘が主人公だそうな。でもってPSP版の「VPレナス」では、ディパンのイベント時にその辺のムービーが追加されてるそうです。興味のある方はPSP版をやるのも良いかと。
「〜ディパン」クリア後、「アークダインの遺跡」→「忘却の洞窟1」→「〜ディパン」の順でせっせとLV上げ。その後グレイ&那々美を神界転送し、直ぐに神界フェイズへ。
神界フェイズの最後あたりでは毎回フレイが「こーゆーエインフェリアが欲しい」とリクエストを出してくるのだが、今回はそれだけでは無かった。
火竜のところから盗ってきた「炎呪の珠」が壊れているので修復して来い、と言うのだ。何でもミッドガル(人間界)にある「精霊の森」に行けば修復出来るそうです。
chapter7
神界フェイズが終わったら、次の章。早いものでもうチャプター7に突入だ。
早速フレイのお遣いを……といきたいところだが、先ずは仲間のイベントを。「海藍」に行き「蘇芳」の死亡イベントを見る。
蘇芳は戦闘集団「百鬼衆」の侍。全身赤い鎧に身を包み、面で顔を隠している。詩帆の死亡イベントで登場した侍も彼。
「非戦闘員のふりをした偽装兵達の村」を襲撃する作戦に赴く事になった蘇芳はその情報に疑問を抱くものの、「百鬼衆」にとって重要なのは情報の正誤ではなく任務の遂行であるため、悩みながらも手を血に染める事に。
その後、村を壊滅させ撤退しようとした蘇芳は生き残りである村人の男を発見。刀を構える男を斬ろうとするも、その後ろに女子供の姿を見た瞬間「悪」は自分ではないのかという迷いが生じ、そのまま村人に斬られてしまうのだった。
この蘇芳のイベントは死亡イベントの中で一番好き。ヴァルキリーに「自分が切り捨ててきたものこそ守りたかったもの」と訴えるシーンはグッとくるのです。
……ところで、蘇芳を斬ったあの村人一家はどうなったのだろう。イベントの最後、仲間達が蘇芳の亡骸を囲むシーンがあるが、彼等が引き返して来る前に逃げられたのだろうか。でも、上官が「お前は優しすぎたのだ」とか言ってところをみると一部始終を見られてたかもしれないわけで……うーむ。
精霊の森
蘇芳を仲間にしたら、次はお遣いの時間。「精霊の森」に赴く。
敵を切り捨てつつ進むとエルフが居て、エルフの村へと案内してくれた。
本来ならば途中「迷いの森」なるループ上等のエリアがあるのだが、今回のイベント時に限っては素通りでOKらしい。
エルフの集落にて「炎呪の珠」を突き出しホレ直せやれ直せ、と力強く訴えたものの、材料が無いから直ぐには直せないという。更に材料は森の中に散らばっているらしく……早い話がお遣いイベント中のお遣いイベントって事か。おのれ。
修理に必要なのは「金の燭台」「銀糸」「涼陰の雫」「魅了の羽」の4つ。それぞれ何に使うか説明もあったのだが、うっかりメモを忘れたので(笑)割愛。ともかく、カニを焼いたり猿を狩ったりマンドラゴラに悲鳴を上げたりしつつ森を駆け回り、無事に「炎呪の珠」を修復して貰ったのでした。
ちなみに、エルフに再度話しかけると迷いの森の入口付近までワープさせて貰えて大変便利。ただ、「炎呪の珠」の入った宝箱を取る前にエルフに話しかけちゃって大変焦っちゃうケースもあるが(私の事だ)、その場合ももう一度エルフの集落の方に向かうと、迷いの森無しで集落に到達出来ます。
「精霊の森」自体から出ちゃった場合は……どうなるんだろう。検証してないから謎。
精霊の森
「炎呪の珠」を神界に送ったら、一旦「精霊の森」を出て、再度突入。前回はイベント絡みだったので「迷いの森」を探索出来なかったが、今回からは探索可能に。ここにはアーティファクトが2つあるので避けては通れないのだ。
だが、「迷いの森」はあくまで「精霊の森」の一部分なので、先ずは他を回って敵を倒す。攻略本には「精霊の森」は経験値稼ぎには向いていない、とあったが「生成の珠」装備でコンボを繋げていくと結構稼げたので、向いてない事も無いと思う。例えばカニ(クラスタシーンモンスター)4体から3万は稼げたり。大魔法使わず通常攻撃でコツコツやるといい塩梅。
敵をあらたか倒したら迷いの森へ向い、最奥で「コッカトライス」を倒した後アーティファクト入手。ここでは「神弓エルヴン・ボウ」「精王剣アレクタリス」が回収可能だが、前者は手元に残し、後者は献上する事にしたところで、今回はおしまいなのでございます。
精霊の森クリア後は、いつもの様に残ったperiodを消化しつつLV上げ……といきたいところだったが、これまで割と真面目に経験値稼ぎに勤しんできた影響か、この段階では十二分に強くなってしまい、どうもLVが上がり難い。
という事で、少々勿体無くは思うものの、ロレンタを神界送りにした後periodを9つばかり一気に消費して神界フェイズに突入してしまった。
chapter8
神界フェイズが何の問題も無く終了したら、いよいよ最終章であるチャプター8。精神集中した限りでは仲間の反応も無く、出現したダンジョンを消化し「ラグナロク」の到来を待つのみ……って事で、先ずは「奉竜殿」に突撃ッ。
奉竜殿
このダンジョンの仕掛けは独特。
「星々の力、集めし結晶体。その力空間を超越し、新たなる地への道は開かれん」
と、ヒントにある通り、入口付近にある女性像に「石」を嵌め込む事により奥へ奥へと進める様になるワケだが、その「石」を集めるの手順が面倒臭いったら。でっかい天体装置を動かしたり、移動する像をストーキングしたりストーキングされたり弱らせたところで「石」を強奪したりともう大変。
それでも何とか最奥へ到達すると、どうやって入ったのか、ヴィルノアの宰相でありエイミを殺した張本人である「ガノッサ」登場。「四宝」の一つ「ドラゴンオーブ」を狙ってこの「奉竜殿」に来たらしいが、肝心のお宝が既に無く驚愕していたところ、ヴァルキリーに加えもフレイまで登場し更にビックリ。私だって驚いたわ……って言うか、お前等さー。こっちは必死に仕掛け解いて来たってのにさー(怒)。
愚痴はさておき、フレイは居合わせたレナスに向い「この人間(ガノッサのことね)を殺しなさい」と命令。人間が踏み入れちゃならない領域に踏み込んじゃったのがNGらしい。……が、同時に「魂を滅したらダメ」って条件が出たって事は……はいはい、そーいう事ね。
結局「奉竜殿」のボスはガノッサ。老人をいたぶるのはあまり気が進まないが、全員決め技発動させてきっちり葬る(笑)……って、え? 経験値ナシかよー! 必死に魔晶石稼いでたのにー!
戦闘後は晴れて奉竜殿クリアとなるのだが、その前に仲間イベントが発生。フレイが暗に指示した通り、ガノッサを仲間に引き入れる事になったのだ。この爺ちゃん、「神を超える」とか痴呆気味の事を言うぐらいに危険人物であるのだが、ドラゴンオーブの元まで辿り着けたその能力はホンモノ。なので、うま〜くこっちに抱き込んじゃえ、というのがお代官様……じゃなかった、オーディンの思惑らしい。
それにしても、ここでのレナスとガノッサの会話は、何だか「年老いた父とその娘」って感じがして笑える。「ワシを使役するのか」と不満気な爺さんに「ヘルの所(冥界)に行くのがいい?」とレナスが返すと「うぬぅ」と黙り込む爺。何かかわいいぞ(笑)。あと、「歪んだ精神はこの際どうでもいい」ってレナス、歯に衣着せなさ過ぎ。
余談だが、ボスの間に置いてある「剛槍ダイナソア」の取り方が解らず、小一時間ジタバタしてしまったのは秘密のお話。確か、宝箱の乗ってる台の下にある祭壇の右端あたりに晶石のかけらを積み上げ、その上に乗ってどーにかした記憶が。何でメモってないんだよ、自分……。
「奉竜殿」の後は、未踏破の「忘却の洞窟」をクリアし、いよいよラグナロクを迎える事になるのだが……それはまた次回。
チャプター8のperiodを使いきったらいつもの様に神界フェイズ突入なのだが、今回は様子が違う。
「いよいよ神界での決戦の時が来ました。人間界での任務を終了し、神界へと向います」
……というメッセージの後、神々の最終戦争である「ラグナロク」が発生しちゃうのだ。
具体的にどういう事態になるかというと、実際は大した事は無い。皆総出のお見送りを受けた後、そのままラストダンジョンである「ヨツンヘイム宮殿」へと放り込まれるだけだ。
ヨツンヘイム宮殿
最終決戦の地でありながら、「どこでもアイテム生成可能」「画面を切替えたら敵復活」「神界送りにしたキャラが戻って来る」という、非常にプレイヤーに優しい仕様なのがこのダンジョン。
これでダンジョン内にセーブポイントが無かったらゲームマゾ大喜び! ……だったのだが、やっぱり要所要所にあったりする。つまり、キャラの育てが足りないと思ったらここに籠もってみっちりLV上げが可能って事ですな。
先ず勤しんだのは、やっぱりキャラのLV上げ。LV11程度で神界送りにしていたベリナスに「ラーニングリング」&「幸せのコイン」を装備させて戦闘メンバーに組み込み、一気にLVが上がっていくのを見て楽しんだり(笑)。
更にはそれが暴走し、ロクに育てて無いキャラ引き連れて「ブラッドヴェイン」に挑戦。予想通り、最終的にはレナス以外生き残って無かったり……と、最後だからって無茶苦茶な事をやる人がここに。
そして、自分でも予想外に始めてしまったのがボイス収集。本当はこの後にやる予定のHardモードなども利用してまったり集めようと思っていたのだが、漫然とLV上げするのにも飽きて来ていたので急遽作業開始。結果、洵、グレイ、ジェイルの3人は100%達成、リセリア&レザードを除く魔術師の詠唱ボイスも全収集完了してしまった。
このダンジョンでの収集のコツとしては、何度も復活する「ミスリルゴーレム」との戦闘を利用すると結構上手くいく。決め技一発で倒せる事は先ずないので、決め技でトドメがさせなかった際のボイスが特に集め易い。魔術師のボイスの場合は、大魔法を使えない状態にしておくとより安心。
逆に、ちょっと収集し難いのが戦闘開始時の「VSザコ敵」Ver.。これはキャラのLVに依存(パーティの平均LVかもしんない)するものだが「ミスリル〜」の場合、大体LV55〜60ぐらいでザコ敵用の台詞になる様だ。
その他、意外と集め難い死亡時ボイスがあるのだが……これは、この先「セラフィックゲート」にて嫌という程収集出来そうなので、あえてここで集める事はしないでおく(笑)。
ちなみに、この時点でのボイス収集率は71%でした。
やる事やって気が済んだら、遂にラストボスに挑戦。敵はヴァン神族の王「スルト」。彼は北欧神話での「巨人」ってイメージが強いんですが、なかなかどうして渋いオジサマです。何故か、綺麗なおねーちゃんではなく屈強な兵士を玉座脇に侍らせてたりしますが。
それはともかく、スルトに向かい「剣を取り、そして死ね!」と暴言吐きまくりんぐなレナス。一方のスルトは「バーカバーカ。オーディンに騙されてるのに、バーカバーカ」(超意訳)みたいな事を口にする。
……が、今回のレナスは封印値もバッチリ高いし何のイベントも殆ど見て無いので、何のこったかさっぱり解かる筈が無い。「うるせー!」とばかりに斬りかかり、あれよあれよの内にスルトを撃退してしまったのでありました……。
スルトを倒したら、当然の様にED突入。……が、今回プレイしたBルートEDはぶっちゃけ真EDではないため(考えようによってはBADと言えなくもない)、EDはそれはそれはあっさりしたもの。
神界フェイズの時の様な画面でフレイからたっぷりとお褒めの言葉を頂戴した後、彼女の「おやすみなさい、レナス」の台詞を最後に画面は暗転、そのままスタッフロールへと突入。ENDタイトルがばば〜んと表示されて終〜了〜っ、となってしまうのだ。
これはどこをどう見ても、PS時代のRPGのEDではない。何の情報も無しにこのEDに到達してしまった人はさぞ拍子抜けした事だろう。あからさまに真EDじゃないもんなぁ。
そうは言っても、EDはED。Bエンディングルートのプレイ日記は今回で終了となる。
次回からは「EASYでのCエンディングルート」→「HARDのAエンディングルート」、そして最終的には「セラフィックゲートで神斬りまくりツアー」に雪崩れ込みたいと思っている所存なり。
どうぞ、お暇な方はよろしくお付き合い下さい。